JP2009143352A - カーテンエアバッグのルーフサイドモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 ルーフサイドガーニッシュの扉部側における拡開をスムーズに行わせることができるとともに、ルーフサイドの前後方向おいて湾曲部を有する車両に対しても有効に適用することができるカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールを提供する。
【解決手段】 カーテンエアバッグを内側に収納したルーフサイドガーニッシュ7の湾曲部18に長手方向に沿った長孔8aを形成する。長孔8aは、ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aを拡開させるときの回動中心となる図示せぬヒンジ部に沿って形成されている。カーテンエアバッグのカーテン部材が膨張展開するとき、扉部7aが長孔8aを変形させながら膨張変形することで、扉部7aの下端部側を大きく拡開させることができ、拡開した扉部7aの下端側からカーテン部材を下向きにカーテン状に展開させることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両のルーフサイドに配設されるカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールに関する。
近年においては、側面衝突時等における乗員の保護を目的として、カーテンエアバッグを設けた自動車が、数多く使用されている。カーテンエアバッグは、自動車の車体側部側において、センタピラーを越えて自動車の前後方向に延びた状態でルーフサイドの形状に沿って配設されている。
車両側方からの追突事故またはロールオーバ等が発生したことが検知されると、あるいはこれらの発生が予測されると、インフレータのガスがエアバッグ内に噴射されて、カーテンエアバッグは膨張展開を行う。このとき、カーテンエアバッグの膨張展開に伴って、ルーフサイドガーニッシュの下端部側(ルーフサイドガーニッシュの扉部側)を車室内側上方に押し開き、押し開かれた開口を通ってカーテンエアバッグは、下方へ向ってカーテン状に展開する。膨張展開したカーテンエアバッグによって、乗員の頭部を保護することができる。
カーテンエアバッグをルーフサイドに取り付ける取り付け構造としては、特許文献1の頭部保護エアバッグ装置に記載されている取り付け構造や、特許文献2の衝突用エアバッグ装置、特許文献3の乗員の頭部保護装置において、それぞれ開示されている取り付け構造などが提案されている。
特許文献1に記載された頭部保護エアバッグ装置では、ルーフサイドに対してカーテンエアバッグとルーフサイドガーニッシュ(特許文献1では、エアバッグカバーと記載されている。)とを一緒に、一度で取り付ける構成になっている。
このため、長くて撓み易いカーテンエアバッグを、ルーフサイドの形状に沿った状態に支持しておかなければルーフサイドへの取り付けを行うことができず、カーテンエアバッグをルーフサイドに取り付けるための取り付け作業には、困難性を有していた。
これを解決するものとして、カーテンエアバッグを裏カバー部材とルーフサイドガーニッシュとの間に収納したモジュール構造として構成したものが、特許文献2、特許文献3に提案されている。カーテンエアバッグをモジュール構造化することによって、カーテンエアバッグの取り付け作業を容易にすることができる。
特許文献2に記載されている衝突用エアバッグ装置では、ルーフサイドガーニッシュがその長手方向に対して略直線状の形状を有した構成となっている。このように構成されているので、ルーフサイドガーニッシュが拡開するときには、ルーフサイドガーニッシュの長手方向に沿って形成した薄肉のヒンジ部を中心として、ルーフサイドガーニッシュの扉部側を拡開させることが容易となるように構成されている。
また、特許文献3に記載されている乗員の頭部保護装置におけるルーフサイドガーニッシュの構造では、長手方向におけるルーフサイドガーニッシュの前端部側と後端部側に、前記長手方向に延びた湾曲部を備えた構成となっている。
特開2001−322525号公報 特開2005−280530号公報 特開2005−145361号公報
ルーフサイドの前後方向おいて湾曲部を有する車両に対して、特許文献2に記載されている衝突用エアバッグ装置をそのまま適用しようとしても、長手方向に対して略直線状に構成されているルーフサイドガーニッシュでは、二箇所の湾曲部をカバーするように配設することは難しい。
そこで、特開2005−14629号公報に記載されている頭部保護エアバッグ装置のように、ルーフサイドガーニッシュを長手方向の前後において二分割とした構成にすれば、特許文献2に記載されている衝突用エアバッグ装置を、ルーフサイドの前後方向おいて湾曲部を有する車両に対して配設することは可能となる。
しかし、二分割したルーフサイドガーニッシュが車室内において露呈した構造になってしまい、車室内において外観不良が発生して意匠的にも問題が生じてしまうことになる。二分割したルーフサイドガーニッシュ同士が当接する当接部を目立たなくさせることは可能であるかも知れないが、その場合においても、ルーフサイドガーニッシュの加工精度、取り付け精度としては高度のものが要求されることになる。しかも、カーテンエアバッグの取り付け作業には長時間を要することになると共に、車両の製造単価が上昇してしまうことになる。
特許文献3に記載されている乗員の頭部保護装置では、ルーフサイドガーニッシュの前端部側と後端部側とに、前記長手方向に延びた湾曲部を備えた構成となっている。このように構成されているので、ルーフサイドの前後方向おいて湾曲部を有する車両に対して、特許文献3に記載されたカーテンエアバッグを適用することはできる。
しかし、ルーフサイドガーニッシュの長手方向に沿って形成した薄肉のヒンジ部を中心として、ルーフサイドガーニッシュの扉部側を拡開させるときには、前記湾曲部において扉部側の拡開が妨げられてしまうことになる。
即ち、前記ヒンジ部を中心としてルーフサイドガーニッシュの扉部側をそのまま拡開させようとすると、拡開前の状態よりも扉部側を長手方向に大きく広げることができなければ、前記湾曲部の外方側に向かって扉部側を拡開させることはできない。このため、ルーフサイドガーニッシュの扉部側を前記湾曲部において拡開させようとすると、ルーフサイドガーニッシュの挙動に大きなギャップを生じてしまい、前記湾曲部における扉部側の拡開が妨げられてしまうことになる。
この問題に対しての解決策は、特許文献3には開示されていないが、カーテンエアバッグが膨張展開するときに、特許文献3におけるルーフサイドガーニッシュの湾曲部よりも先端側及び後端側では、カーテンエアバッグの非膨張部が展開する構成となっている。そして、略直線状に構成されている湾曲部間の部位において、カーテンエアバッグの膨張部が展開する構成となっている。
この構成によって、湾曲部においてルーフサイドガーニッシュの扉部側が大きく拡開しなくても、その間からカーテンエアバッグの非膨張部を展開させることができるようになり、カーテンエアバッグとしての膨張展開を行わせることができるものではないかと考えることができる。しかし、この場合においても、湾曲部におけるルーフサイドガーニッシュの扉部側での拡開の度合いは狭い状態のままであるので、湾曲部間においてカーテンエアバッグの膨張部自体を大きく膨らませておくことは難しいものと考えられる。
ところで、低温時においてカーテンエアバッグを膨張展開させるときには、ルーフサイドガーニッシュにおいて膨張しなければならない部位の状態と膨張できない部位の状態との間で、ルーフサイドガーニッシュの挙動に大きなギャップを生じてしまう。この大きなギャップによって、膨張しなければならない部位であるのにもかかわらず、低温時において変形し難い部位においては、板厚を薄くして、変形量の調整等を行う必要があった。
また、ルーフサイドに固定されるルーフサイドガーニッシュの構成として、自由度を持って変形できるようには構成されていない部位、即ち、剛体状に変形できないように構成されている部位では、カーテンエアバッグの膨張に伴う反力を同部位における変形で吸収することはできない。このような部位においては、曲げ弾性の大きな材料を選定する必要があった。
本願発明では、従来におけるこれらの問題点を解決し、ルーフサイドガーニッシュにおける割れの発生を防止することができ、しかも、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における拡開をスムーズに行わせることができるとともに、ルーフサイドの前後方向おいて湾曲部を有する車両に対しても有効に適用することができるカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールを提供することにある。
本願発明の課題は請求項1〜4に記載された各発明により達成することができる。
即ち、本願発明では、ルーフサイドに配設されるカーテンエアバッグと、前記カーテンエアバッグの裏カバー部材と、前記カーテンエアバッグを覆い車室内側に配されるルーフサイドガーニッシュと、ルーフサイドへの取り付け用のベースブラケットと、をサブアッセンブリーとして構成したカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールにおいて、
前記ルーフサイドガーニッシュの扉部が、前記ルーフサイドガーニッシュの長手方向に沿って形成した薄肉のヒンジ部を中心として拡開可能に構成され、前記カーテンエアバッグの展開時に、前記ルーフサイドガーニッシュに加わる衝撃エネルギーを緩和させるエネルギー吸収部が、前記ヒンジ部に沿った前記ルーフサイドガーニッシュの部位に形成されてなることを最も主要な特徴となしている。
また、本願発明では、エネルギー吸収部が、前記ヒンジ部に沿って形成された長孔であることを主要な特徴となしている。
更に、本願発明では、カーテンエアバッグモジュールが、その長手方向に延びた湾曲部を有し、前記長孔が、ルーフサイドガーニッシュにおける前記湾曲部に沿って形成されてなることを主要な特徴となしている。
更にまた、本願発明では、ルーフサイドガーニッシュの拡開時に、拡開側となるルーフサイドガーニッシュの扉部側と、前記ルーフサイドに固定される前記ルーフサイドガーニッシュの取り付け部側とを連結する連結部材が、前記長孔の形成部位又は前記長孔の端部近傍に配設され、前記連結部材が、前記ルーフサイドガーニッシュの拡開を妨げない部材構造にて構成されてなることを主要な特徴となしている。
本願発明に係わるカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールの構成によって、カーテンエアバッグの膨張展開に伴ってルーフサイドガーニッシュに加わる衝撃エネルギーを、エネルギー吸収部によって緩和させることができる。しかも、エネルギー吸収部をヒンジ部に沿ったルーフサイドガーニッシュの部位に形成しているので、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における拡開をスムーズに行わせることができるようになる。
また、低温時の作動環境下においても、ルーフサイドガーニッシュの扉部側をスムーズに拡開させることができ、拡開部の開口面積を広くさせることができ、カーテンエアバッグを円滑に膨張展開させることができる。
本願発明ではエネルギー吸収部を、ヒンジ部に沿って形成した長孔として構成としておくことができる。ヒンジ部に沿った長孔を形成しておくことにより、ルーフサイドガーニッシュの扉部側とルーフサイドガーニッシュの取り付け部側との間に、長孔を介在させておくことができる。そして、ルーフサイドガーニッシュとして、ポリカーボネート(PC)、ABS、ポリプロピレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂材で構成しておくことにより、前記衝撃エネルギーが加わっても前記長孔を挟んでルーフサイドガーニッシュの扉部側を大きく変形させることができる。
これによって、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における開口面積を広く拡開させることができる。また、カーテンエアバッグの膨張展開に伴ってルーフサイドガーニッシュに加わった衝撃エネルギーを、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における長孔近傍や扉部の下端部側が大きく変形することによって吸収することができる。
しかも、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における長孔近傍や扉部の下端部側を大きく変形させても、ルーフサイドガーニッシュに割れを生じさせることがなくなる。また、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における開口面積を大きく開口させることができるようになるので、カーテンエアバッグを十分に、しかも均一に下方に向けて膨張展開させることができる。
本願発明ではエネルギー吸収部として構成した長孔を、ルーフサイドガーニッシュにおける湾曲部に沿って形成しておくことができる。この構成により、湾曲部におけるルーフサイドガーニッシュの扉部側での拡開の度合いを大きくすることができ、湾曲部を有するルーフサイドにルーフサイドモジュールを設けたとしても、湾曲部におけるルーフサイドガーニッシュの扉部側での開口面積を大きく開口させることができる。
しかも、ルーフサイドガーニッシュを上述したような合成樹脂材で構成しておくことにより、ルーフサイドガーニッシュを構成している材質によってもたらされる効果を相乗的に発揮させることができる。これにより、湾曲部におけるルーフサイドガーニッシュの扉部側での開口面積をより広く開口させることができ、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における拡開をスムーズに行わせることができる。しかも、ルーフサイドガーニッシュの扉部側を拡開させるときにおいても、ルーフサイドガーニッシュに割れを生じさせることがない。
本願発明では、ルーフサイドガーニッシュの拡開時に、拡開側となるルーフサイドガーニッシュの扉部側と、前記ルーフサイドに固定される前記ルーフサイドガーニッシュの取り付け部側とを連結部材によって連結しておくことができる。しかも、連結部材をエネルギー吸収部として構成した長孔の形成部位又は同長孔の端部近傍に配設しておくことができ、連結部材としては、記ルーフサイドガーニッシュの拡開を妨げない材質又は構造にて構成しておくことができる。
このように構成した連結部材を用いることによって、ルーフサイドガーニッシュの扉部側を拡開させることをスムーズに行わせることができ、しかも、ルーフサイドガーニッシュの扉部側が、ルーフサイドガーニッシュの取り付け部側から分離してしまうのを連結部材によって防止できる。
連結部材を構成する材質としては、弾性体等を含む可撓性を有する材質を用いることができる。また、連結部材の構造としては、ルーフサイドガーニッシュの扉部側における拡開を妨げないように、連結部材に対して薄肉状の溝等を形成しておくことができる。
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明に係わるカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールの構成としては、以下で説明する形状、配置構成に限定されるものではない。以下で説明する構成以外であっても、本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を本願発明のカーテンエアバッグのルーフサイドモジュールの構成として採用することができる。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1〜図7を用いて、本願発明に係わるルーフサイドモジュール1の構成について説明する。図1に示すルーフサイドモジュール1は、図示せぬセンサ部、制御部の構成とともにカーテンエアバッグ装置を構成している。
ルーフサイドモジュール1は、車両側方部のルーフサイド14(図3参照)に設けられている。車両側方における追突事故またはロールオーバ等の発生を図示せぬセンサが検知すると、あるいはこれらの発生が制御装置によって予測されると、図示せぬセンサからの検出信号あるいは図示せぬ制御装置からの制御信号に応じてインフレータ12が作動する。インフレータ12が作動してガスが発生すると、発生したガスによって、ルーフサイドモジュール1内のカーテン部材4bは拡張展開することになる。
カーテン部材4bは、蛇腹状に折畳まれた状態でルーフサイドモジュール1内に収納されており、図2の分解組立て図で示すようにガス導入部材13を介して、インフレータ12と接続している。カーテン部材4bには、複数の支持片4aが構成されており、各支持片4aは、樹脂製のパネル間に接着剤を介して挟持された構成となっている。カーテン部材4bとインフレータ12等とによって、カーテンエアバッグ4が構成されている。
そして、カーテン部材4bに構成した各支持片4aを、裏カバー3に形成した挟持部3b内に挿入することで、カーテンエアバッグ4を裏カバー3に取り付けることができる。
裏カバー3は、ネジ等の固着手段を介してベースブラケット2に取り付けられる構成になっている。また、裏カバー3に支持されたカーテン部材4b及びインフレータ12を表面側から覆うルーフサイドガーニッシュ7は、図4、図6を用いて後述する取り付けピン23を介してベースブラケット2に取り付けられている。また、ルーフサイドガーニッシュ7は、係合部28に形成した係合片28aを裏カバー3に形成した係合孔3cに係合させることで、ルーフサイドガーニッシュ7と裏カバー3とを一体的に構成することができる。
そして、図2で示すベースブラケット2、裏カバー3、カーテンエアバッグ4及びルーフサイドガーニッシュ7を一体的に組み立てることによって、図1で示すルーフサイドモジュール1が構成されている。このように、カーテンエアバッグ4はルーフサイドモジュール1内に収納されているので、ベースブラケット2をルーフサイド14に取り付けるだけで簡単にカーテンエアバッグ4を車室内に配設することができる。
しかも、ルーフサイドモジュール1としては、コンパクトでしかも所定の剛性を有した構造として構成しておくことができる。このため、ルーフサイドモジュール1をルーフサイド14に取り付ける工程において、取り付け用ロボットを用いて取り付け作業を自動化させることも可能となる。
図1で示したルーフサイドモジュール1の構成について更に詳述すると、ルーフサイドモジュール1には、符号18で示した部位において湾曲部が形成されている。ルーフサイドモジュール1の湾曲部18は、ルーフサイドモジュール1を取り付けるルーフサイド14の形状に対応して構成されている。ルーフサイドの前方側と後方側とに湾曲部が形成されているルーフサイドに対して、本願発明に係わるルーフサイドモジュール1を配設する場合には、ルーフサイドに形成されている前記両方の湾曲部を覆っておけるように、ルーフサイドモジュール1の前方側と後方側とにおいても、湾曲部18を形成しておくことができる。
そして、ルーフサイドガーニッシュ7の湾曲部18には、後述するように湾曲部18でのルーフサイドガーニッシュ7の扉部7a側が拡開し易くなるように、エネルギー吸収部としての長孔8aを形成しておくことができる。
図1、図2に示すように裏カバー3には、一対のフランジ部17が立設されており、フランジ部17は、図示せぬアシストグリップを取り付ける取り付け部として構成されている。フランジ部17に形成した係合孔3a、及びベースブラケット2に形成した取り付け孔2aを介して、図示せぬアシストグリップを車室内に取り付けることができる。
図3、図5は、ルーフサイド14のインナーパネル16に対して、ベースブラケット2をボルト25a、ナット25bを介して取り付けた状態を示すルーフサイドモジュール1の断面図である。図3では、カーテンエアバッグ4が膨張展開する前の状態を模式的に示しており、図5では、図3の状態からカーテンエアバッグ4が膨張展開している状態を模式的に示している。
図3、図5に示すように、カーテンエアバッグ4は、裏カバー3とルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aとの間に形成された空間部内に収納されている。ルーフサイドガーニッシュ7におけるカーテンエアバッグ4を収納した面とは反対側の面側が、車室内側となっている。図3、図5では図示していないが、カーテンエアバッグ4は、裏カバー3に支持されており、裏カバー3及びルーフサイドガーニッシュ7は、ベースブラケット2に取り付けられている。
ルーフサイドガーニッシュ7の取り付け部7bには、ヒンジ部10が形成されており、ヒンジ部10は、ルーフサイドガーニッシュ7の長手方向に沿って、図3の紙面に垂直な方向に延びた溝形状として構成されている。ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aは、図5で示すようにカーテンエアバッグ4の膨張展開に伴って、ヒンジ部10を中心として上方に回動することができる。即ち、ヒンジ部10を中心としてルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aの下方を拡開させることができ、拡開させた開口部からカーテン部材4bを膨張展開させることができる。
ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aと取り付け部7bとの間には、連結部材としての連結板20が配設されており、連結板20は、取り付けピン23を介してルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aと取り付け部7bとの間を連結する形で配設されている。図3、図5で示している連結板20は、図4、図6、図7を用いて後述する長孔8aの端部近傍に配した構成例を示しているものであるが、カーテン部材4bの膨張展開時にヒンジ部10に亀裂等が発生し易い部位がルーフサイドガーニッシュ7に存在すれば、当該部位に連結板20を配設しておくこともできる。また、長孔8aを跨いだ状態に連結板20を配設しておくこともできる。
連結板20としては、弾性体や布等の可撓性を有する部材、あるいは、ヒンジ部10と平行な切り溝を有した形状に構成しておくことができる。そして、図5で示すようにカーテンエアバッグ4が膨張展開するときには、扉部7aがヒンジ部10を回動中心として上方に回動するのを許容することができるように連結板20を構成しておくことができる。
図4には、ルーフサイドモジュール1の湾曲部18における断面図を模式的に示しており、図6には、カーテンエアバッグ4が膨張展開していない図4の状態から、カーテンエアバッグ4が膨張展開した状態を模式的に示している。図1、図4で示すように、ルーフサイドモジュール1の湾曲部18には、エネルギー吸収部としての長孔8aが、ヒンジ部10に沿って形成されている。ルーフサイドガーニッシュ7の取り付け部7bは、取り付けピン24を介してベースブラケット2に取り付けられている。
また、図7(a)、(b)には、ルーフサイドモジュール1の湾曲部18における部分斜視図を示しており、図7(a)には、カーテンエアバッグ4の膨張展開前の状態を模式的に示し、図7(b)には、カーテンエアバッグ4が膨張展開している状態を模式的に示している。図7(a)、(b)に示すように、ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aと取り付け部7bとの間には、連結部材としての連結板20が配設されている。連結板20の配設部位としては、長孔8aの両端部近傍又は、長孔8aを架橋する形で配設しておくことができる。
図4、図7(a)の状態から、インシュレータ12が作動してカーテンエアバッグ4が膨張展開すると、カーテンエアバッグ4の膨張展開に伴う衝撃エネルギーは、ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aの扉部7a側に作用し、ヒンジ部10を回動中心として扉部7aを上方に回動させる。カーテンエアバッグ4の膨張展開時には裏カバー3に対しても膨張展開に伴う衝撃エネルギーが作用することになるが、裏カバー3はベースブラケット2に支持固定されているので、膨張展開時の衝撃エネルギーの大部分は扉部7aに作用することになる。
扉部7aに作用する衝撃エネルギーによって、扉部7aはヒンジ部10を回動中心として上方に回動することになる。また、ルーフサイドモジュール1の湾曲部18においては、ヒンジ部10を回動中心として扉部7aが上方に回動でき易くするように長孔8aが形成されている。長孔8aによって、図7(b)に示すように、扉部7aは長孔8a形状を変形させながら、車室内側に向かって膨張するように変形することが可能となる。
特に、ルーフサイドガーニッシュとして、ポリカーボネート(PC)、ABS、ポリプロピレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂材で構成しておくことにより、前記衝撃エネルギーが加わっても長孔8aを挟んでルーフサイドガーニッシュ7の扉部7a側を大きく変形させることができる。
また、図7(a)、(b)に示すように、扉部7aの下端部側を切断した開放部29を形成しておくことにより、扉部7aの下端部側における拡開をスムーズに行わせることができ、拡開した扉部7aの下端部側からカーテン部材4bを下方へ向ってカーテン状に展開させることが容易となる。
更に、扉部7aの膨張変形に伴って、図6で示すように扉部7aと取り付け部7bとの間を連結していた部位のうちで薄肉状に形成していた部位を破断させることができる。
このような扉部7aの膨張変形、扉部7aと取り付け部7bとの間の薄肉状の連結部位に破断を生じさせることによって、湾曲部18においても扉部7aの下端部側を大きく開口させることができる。しかも、扉部7aの膨張変形、扉部7aと取り付け部7bとの間の薄肉状の連結部位に破断によって、ルーフサイドガーニッシュ7が破損しないように衝撃エネルギーの吸収を行わせることができる。
そして、扉部7aと取り付け部7bとの間の薄肉状の連結部位が破断したとしても、長孔8aの形成部位または長孔8aの端部近傍の部位に、連結板20を配設しているので、扉部7aが取り付け部7bから完全に分離したりして、下方に垂れ下がってしまうのを防止できる。
しかも、連結板20としては、上述したように扉部7aの上方への回動を妨げないような部材又は構造で構成しておくことができるので、湾曲部18を含めて扉部7aの下端部側が大きく開口するのを妨げない。
このように本願発明に係わるルーフサイドモジュール1は構成されているので、インフレータ12が作動してガスが発射されたとき、カーテン部材4bを均一にしかも迅速に膨張展開させることができる。
尚、ヒンジ部10をルーフサイドガーニッシュ7の上部側に形成した例について説明を行ったが、図7(a)を利用して説明すると、ヒンジ部10をルーフサイドガーニッシュ7の側面部側である扉部7aの中間部の高さ位置等に、ヒンジ部10を形成しておくこともできる。ヒンジ部10をルーフサイドガーニッシュ7の上部側に形成しておいた方が、車室内から長孔8aが視認することが難しくなるので、意匠上の面からすると好ましい構成となる。
図8(a)、(b)には、本願発明に係わる第2実施例としたルーフサイドモジュール1の湾曲部18における部分斜視図を示しており、図8(a)には、カーテンエアバッグ4の膨張展開前の状態を示し、図8(b)には、カーテンエアバッグ4が膨張展開している状態を示している。
第2実施例においては、湾曲部18に形成した長孔8aの端部近傍に配した連結板21の構成例として、ヒンジ部10と平行となる溝22を形成した構成を用いている。そして、溝22を形成した連結板21以外の構成としては、実施例1における構成と同様の構成を備えている。そのため、実施例2において、実施例1と同様の構成については、実施例1において用いた部材符号と同じ部材符号を用いることでその説明を省略する。
図8(a)に示すように、連結板21の上面にヒンジ部10と平行な溝22を形成している。溝22を構成している溝22の両側面は、扉部7aの上方への回動時に互いに当接する当接部22aとして機能し、図8(b)に示すように扉部7aの上方への回動量を規制することができる。これにより、扉部7aの下端部側を所定量だけ開口させることができるようになり、必要量以上に開口面積が増大してしまうように扉部7aを上方に大きく回動するのを防止できる。従って、インフレータ12によって発射されたガスをカーテン部材4bの膨張展開に有効利用することができ、カーテン部材4bの膨張展開をスムーズにしかも迅速の行わせることができる。
本願発明の技術思想を他のエアバッグの構成においても適用することができる。
ルーフサイドモジュールの全体構成を示す斜視図である。(実施例1) ルーフサイドモジュールの組立て前の分解斜視図である。(実施例1) ルーフサイドに設けたルーフサイドモジュールの要部断面図である。(実施例1) ルーフサイドに設けたルーフサイドモジュールの他の部位における要部断面図である。(実施例1) 図3の状態からカーテンエアバッグが膨張展開した状態を示す要部断面図である。(実施例1) 図4の状態からカーテンエアバッグが膨張展開した状態を示す要部断面図である。(実施例1) カーテンエアバッグの膨張展開前後におけるルーフサイドモジュールの要部斜視図である。(実施例1) カーテンエアバッグの膨張展開前後におけるルーフサイドに設けたルーフサイドモジュールの要部断面図である。(実施例2)
符号の説明
1・・・ルーフサイドモジュール、2・・・ベースブラケット、3・・・裏カバー部材、4・・・ カーテンエアバッグ、4b・・・カーテン部材、7・・・ルーフサイドガーニッシュ、7a・・・扉部、7b・・・取り付け部、8a・・・長孔、10・・・ヒンジ部、12・・・インフレータ、14・・・ ルーフサイド、18・・・湾曲部、20、21・・・連結板。

Claims (4)

  1. ルーフサイド14に配設されるカーテンエアバッグ4と、
    前記カーテンエアバッグ4の裏カバー部材3と、
    前記カーテンエアバッグ4を覆い車室内側に配されるルーフサイドガーニッシュ7と、
    ルーフサイド14への取り付け用のベースブラケット2と、をサブアッセンブリーとして構成したカーテンエアバッグのルーフサイドモジュール1において、
    前記ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7aが、前記ルーフサイドガーニッシュ7の長手方向に沿って形成した薄肉のヒンジ部10を中心として拡開可能に構成され、
    前記カーテンエアバッグ4の展開時に、前記ルーフサイドガーニッシュ7に加わる衝撃エネルギーを緩和させるエネルギー吸収部が、前記ヒンジ部10に沿った前記ルーフサイドガーニッシュ7の部位に形成されてなることを特徴とするカーテンエアバッグのルーフサイドモジュール。
  2. 前記エネルギー吸収部が、前記ヒンジ部10に沿って形成された長孔8aであることを特徴とする請求項1記載のカーテンエアバッグのルーフサイドモジュール。
  3. 前記ルーフサイドモジュール1が、その長手方向に延びた湾曲部18を有し、
    前記長孔8aが、前記ルーフサイドガーニッシュ7における前記湾曲部18に沿って形成されてなることを特徴とする請求項2記載のカーテンエアバッグのルーフサイドモジュール。
  4. 前記ルーフサイドガーニッシュ7の拡開時に、拡開側となる前記ルーフサイドガーニッシュ7の扉部7a側と、前記ルーフサイド14に固定される前記ルーフサイドガーニッシュ7の取り付け部7b側とを連結する連結部材20,21が、前記長孔8aの形成部位又は前記長孔8aの端部近傍に配設され、
    前記連結部材20,21が、前記ルーフサイドガーニッシュ7の拡開を妨げない部材構造にて構成されてなることを特徴とする請求項3記載のカーテンエアバッグのルーフサイドモジュール。
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