JP2007261293A - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Tatsuhiko Nakamura
達彦 中村
Kenichi Kamio
建一 神尾
Shingo Yanagibashi
真吾 柳橋
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Abstract

【課題】 従来技術では、複数点在するブラケットの取付孔を車体取付孔に位置合わせして順次ネジ止めをした後、別部品をさらに車体に取り付けるという作業を行う。つまり、狭い車室内で長尺なエアバッグを取付点が肩から上の作業姿勢を長時間続けながら組み付けするため、作業効率が悪く、作業者の身体への負担も大きい。
【解決手段】 折り畳んだエアバッグ2を固着した内装材の一端をヒンジ部材5で回動自在に車体に固着すると共に、他端に固着手段を形成して、前記固着手段により車体に固着したカーテンエアバッグ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体衝突時に乗員の頭部を保護するための車体側方に設置するエアバッグ装置において、車体への取り付け作業を容易にするモジュール化したカーテンエアバッグ装置に関するものである。
従来、例えば車体側部のカーテンエアバッグ装置を取り付ける際は、先ずカーテンエアバッグを車体にネジ止めで固着する。そして、エアバッグカバーに埋設固着したピンをスライドさせて係合させるとともに、車体にネジにて固着後マスクで蓋をする。そして、ルーフ内装材(天井材)でエアバッグを覆うという作業で取り付けるエアバッグカバー(例えば、特許文献1参照)が存在している。
また、エアバッグ前部はドアガラスの車室内側面に対して略直角方向に蛇腹状に折り畳まれ状態で配置されており、更に適宜間隔で設けられたヒレ状の固定部が、基材の座部とピラーインナパネルの凸部との間に挿入され、この状態で固定部がピラーガーニッシュの基材の座部とともにピラーインナパネルの凸部にボルト及びナットで共締めされ、剛性の低いバッグ収納部を弾性変形させてオープニングトリムに係止しているエアバッグ装置(例えば特許文献2参照)が存在している。
特開平11−321521号公報(特許請求の範囲、発明の詳細な説明の欄の{発明の実施の形態}における段落{0042}〜{0058}、及び図1〜図3、図5〜図7を参照) 特開平11−115674号公報(発明の詳細な説明の欄の{発明の実施の形態}における段落{0018}〜{0023}、及び図1を参照)
しかしながら、前記従来技術では、複数点在するブラケットの取付孔を車体取付孔に位置合わせして順次ネジ止めをした後、別部品をさらに車体に取り付けるという作業を行う。つまり、狭い車室内で長尺なエアバッグを取付点が肩から上の作業姿勢を長時間続けながら組み付けするため、作業効率が悪く、作業者の身体への負担も大きい。
また、特許文献2に示されているように、カーテンエアバッグ装置をモジュール化しているエアバッグ装置が開示されているが、エアバッグ装置が特殊な形状でなくてはならず、汎用性がなく、本発明のようにモジュール化したエアバッグ装置にヒンジ部材を備え、このヒンジ部材を回動自在に構成していないため、車体とエアバッグ装置を取り付ける際の内部での作業スペースが狭小になってしまう。
本発明は、上記問題点を解決した、カーテンエアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのカーテンエアバッグ装置であり、次のようなものである。
折り畳んだエアバッグを固着した内装材の一端をヒンジ部材で回動自在に車体に固着すると共に、他端に固着手段を形成して、前記固着手段により車体に固着する構成である。
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのカーテンエアバッグ装置であり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記ヒンジ部材は開及び閉状態を維持できるようにする構成である。
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りのカーテンエアバッグ装置であり、次のようなものである。
請求項1、または請求項2に記載の発明に加えて、前記ヒンジ部材は、開時において、内装材の一端を車室内側に移動可能に形成する構成である。
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りのカーテンエアバッグ装置であり、次のようなものである。
請求項1〜請求項3のうち、いずれか1項に記載の発明に加えて、カーテンエアバッグを下方に向ける反力板を前記内装材に離脱可能に固着する構成である。
本発明に係るカーテンエアバッグ装置は、上記説明のような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
(1)カーテンエアバッグを車体装着前に内装材に固着して、モジュール化することで、長尺で腰のないカーテンエアバッグに剛性を付与できるので、作業中にカーテンエアバッグが曲がってしまったりせずに作業性が格段に向上する。
(2)エアバッグの展開時にアシストグリップが車内に飛び出してしまうことがない。
(3)ヒンジ部材によりエアバッグ装置が大きく開いた状態で作業ができるので、組み付け効率が良く、作業者への負担が少ない。
(4)カーテンエアバッグの車体取り付け時にヒンジ部で仮止めができるので、カーテンエアバッグ取り付けの最終位置決めを容易に行える。
折り畳んだエアバッグを固着した内装材の一端を開及び閉状態を維持できるようにしたヒンジ部材で回動自在に車体に固着すると共に、他端に固着手段を形成して、前記固着手段により車体に固着し、カーテンエアバッグを下方に向ける反力板を前記内装材に離脱可能に固着したカーテンエアバッグ装置。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明であるカーテンエアバッグ装置を示す斜視図、図2は、本発明であるカーテンエアバッグ装置を分解して示す概略構成図、図3は、本発明であるカーテンエアバッグ装置のヒンジ部材を分解して示した構成図、図4は、本発明であるカーテンエアバッグ装置を組み付け途中の状態を示した概略断面図、図5は、本発明であるカーテンエアバッグ装置を組み付け完了時のヒンジ部材の状態を示した概略断面図、図6は、本発明であるカーテンエアバッグ装置の展開時のヒンジ部材の状態を示した概略断面図、図7は、本発明であるカーテンエアバッグ装置の取り付け完了時の反力板とアシストグリップと車体本体との取付関係を示した概略断面図、図8は、本発明であるカーテンエアバッグ装置の展開時の反力板とアシストグリップと車体本体との関係を示した概略断面図である。
先ず、図1〜図3に基づいて、本発明であるカーテンエアバッグ装置1の構成について説明する。
図1に示すように、本発明は、車体の内装材3に折り畳んだカーテンエアバッグ2を反力板4で覆って固着し、車体との接続部にヒンジ部材5を取り付けた構成であり、カーテンエアバッグ2を内装材3と一体にし、モジュール化したものである。
その構成部品は、図2、図3からも理解できるように、カーテンエアバッグ2、反力板4、ヒンジ部材5、アシストグリップ7と本体を接続するためのゴム部材6、アシストグリップ7、車体との係止部材8から構成されている。
ヒンジ部材5は、ブラケット9、ブラケット取付用ビス10、シャフト11、シャフトを取り付けるEリング12、バネ13により構成され、本発明のカーテンエアバッグ装置1内のヒンジ部材5をシャフト11とEリング12によって取り付け、シャフト11にバネ13を取り付けるものである。なお、バネ13の他端は、ブラケット9に取り付けられており、ブラケット9に設けられた略鉤型のシャフト移動孔14をシャフト11が移動することによって、バネ13が伸び縮みをするようになっているものである。
次に、本発明のカーテンエアバッグ装置1の取付方法について図4、図5、図7に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明であるカーテンエアバッグ装置1のヒンジ部材5に設けられたブラケット9の車体取付側をネジ等で取り付ける。この際、ヒンジ部材5のシャフト11は略鉤型のシャフト移動孔14の鉤部に相当する部位Aに移動させる。これにより、バネ13は伸びた状態で固定され、車体部を押さえにして開いた状態で固定されることになり、カーテンエアバッグ装置1を車体に取り付けるための内装材が車体側壁に対して、略平行に移動して作業スペースを大きく取ることができ、作業をし易くする(図4参照)。
つまり、従来のようにエアバッグ装置を車体に押し付けながらの取り付け作業ではなくなるため、長時間同じ作業を行う作業者への負担を軽減させることができることになる。
そして、車体上部とカーテンエアバッグ装置1の取り付けが終了した後、カーテンエアバッグ装置1の係止部材8を車体に取り付けるためにカーテンエアバッグ装置1を略45度回転させるようにすると、ヒンジ部材5のシャフト11を略鉤型のシャフト移動孔14の棒部位Bに移動するように、バネ13が縮んでいき、弾性部材である係止部材8が車体に取り付けられた時にバネ13が完全に縮んだ状態になるように構成されている(図5参照)。
そして、最後にゴム部材6とアシストグリップ7と反力板4を車体側に設置してある取付部15に一体に取り付けてカーテンエアバッグ装置1を車体に取り付けるものである(図7参照)。
次に、図6、図8に基づいて、本発明のカーテンエアバッグ装置1のエアバッグ展開動作について説明する。
カーテンエアバッグ装置1は、エアバッグ展開時にインフレータからガスが放出され、カーテンエアバッグ2が膨張を始め、内装材3を車内側に押し出す。この際、係止部材8が車体から外れ、ヒンジ部材5のシャフト11が略鉤型のシャフト移動孔14の棒部位Bから棒部位Cに移動するようにバネ13が伸び、取り付け時の反対に略45度回転しながら内装材2が開き、カーテンエアバッグ2が展開される(図6参照)。
このエアバッグ展開時、カーテンエアバッグ2が正確な位置に展開されるようにするために反力板4は、取り付け完了時と同じ位置に固定する必要がある。そのために反力板4の一部は車体側に設置している取付部15に取り付けられており、また、エアバッグ展開時には内装材3側からは外れるように係止片16による固定方法を取っている。
また、エアバッグ展開時にアシストグリップ7が内装材3と共に開いてしまい、乗員に当ってしまわないように、アシストグリップ7を車体側に設置している取付部15に取り付けており、さらに内装材3との取り付けには、ゴム部材6を介して取り付けているので、エアバッグ展開時には内装材3からアシストグリップ7がスムーズに外れ、エアバッグ展開動作に支障をきたさないものである(図8参照)。
なお、本発明のカーテンエアバッグ装置1は、柔らかいカーテンエアバッグ2をモジュール化して剛性を持たせているので、作業をロボット化し、作業者に負担を与えず、効率の良い取り付けが可能となる。
各種車両のカーテンエアバッグ装置に利用することができる。
本発明であるカーテンエアバッグ装置を示す斜視図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置を分解して示す概略構成図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置のヒンジ部材を分解して示した構成図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置を組み付け途中の状態を示した概略断面図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置を組み付け完了時のヒンジ部材の状態を示した概略断面図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置の展開時のヒンジ部材の状態を示した概略断面図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置の取り付け完了時の反力板とアシストグリップと車体本体との取付関係を示した概略断面図である。 本発明であるカーテンエアバッグ装置の展開時の反力板とアシストグリップと車体本体との関係を示した概略断面図である。
符号の説明
1・・・・カーテンエアバッグ装置 2・・・・カーテンエアバッグ
3・・・・内装材 4・・・・反力板
5・・・・ヒンジ部材 6・・・・ゴム部材
7・・・・アシストグリップ 8・・・・係止部材
9・・・・ブラケット 10・・・・ブラケット取付用ビス
11・・・・シャフト 12・・・・Eリング
13・・・・バネ 14・・・・略鉤型のシャフト移動孔
15・・・・取付部 16・・・・係止片
A・・・・鉤部に相当する部位 B・・・・シャフト移動孔の棒部位
C・・・・シャフト移動孔の棒部位

Claims (4)

  1. 折り畳んだエアバッグを固着した内装材の一端をヒンジ部材で回動自在に車体に固着すると共に、他端に固着手段を形成して、前記固着手段により車体に固着したことを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記ヒンジ部材は開及び閉状態を維持できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記ヒンジ部材は、開時において、内装材の一端を車室内側に移動可能に形成したことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置。
  4. カーテンエアバッグを下方に向ける反力板を前記内装材に離脱可能に固着したことを特徴とする請求項1〜請求項3のうち、いずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137395A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用エアバッグの収納構造
JP2009143352A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Nippon Plast Co Ltd カーテンエアバッグのルーフサイドモジュール
JP2009173166A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグ
JP2012179922A (ja) * 2009-09-25 2012-09-20 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ装置

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