JP2009173166A - カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】カシメ工程を必要としない簡便な方法でカーテンエアバッグを車両に取付可能であり、予めタブにブラケットを装着しておく工程も省略可能な、カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグを提供する。
【解決手段】
背板部210aおよび背板部の両端から突出した2つの突出部210b、210cを有するブラケットであって2つの突出部210b、210cにはそれぞれ貫通孔220b、220cが設けられているブラケット210を車両50の室内の側面部に取り付け、カーテンエアバッグ100の上縁に配設されたループ状のタブ200を、2つの突出部210b、210cの間に配置し、一方の貫通孔220b、ループ状のタブ200、他方の貫通孔220c、に連続してボルト230を挿通し、挿通したボルト230の抜けをナット240で防止する。
【選択図】図3
【解決手段】
背板部210aおよび背板部の両端から突出した2つの突出部210b、210cを有するブラケットであって2つの突出部210b、210cにはそれぞれ貫通孔220b、220cが設けられているブラケット210を車両50の室内の側面部に取り付け、カーテンエアバッグ100の上縁に配設されたループ状のタブ200を、2つの突出部210b、210cの間に配置し、一方の貫通孔220b、ループ状のタブ200、他方の貫通孔220c、に連続してボルト230を挿通し、挿通したボルト230の抜けをナット240で防止する。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿うように膨張展開する、カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグに関するものである。
車両が側面衝突からロールオーバに移行しても乗員の頭部を保護可能なカーテンエアバッグは、例えば特許文献1に記載の方法で車両に取り付けられる。特許文献1によれば、カーテンエアバッグの上縁に間隔をおいて配設された、一般的にカーテンエアバッグと同じ布製の耳部(タブ)を取付金具(ブラケット)と押さえ片とで挟み、これらに円筒状部材を挿通してカシメにより固着する。複数のタブに対して、それぞれブラケットを固着し、ブラケットを車両室内の側面に取り付けることで、カーテンエアバッグが取り付けられている。
特開2007−83781号公報
しかし特許文献1に記載のような取付方法では、カシメ工程を要するため、予めブラケットを固着させたタブを、カーテンエアバッグの上縁部に縫製等で接合しておくことが必要である。
本発明は、このような課題に鑑み、カシメ工程を必要としない簡便な方法でカーテンエアバッグを車両に取付可能であり、それゆえ、予めタブにブラケットを装着しておく工程も省略可能な、カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグ取付方法の代表的な構成は、背板部および背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットを車両室内の側面部に取り付け、カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、2つの突出部の間に配置し、貫通孔の一方、ループ状のタブ、貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止することを特徴とする。
かかる構成によれば、カシメ工程を必要とせず、ごく簡便な方法でカーテンエアバッグを車両に取付可能である。しかも、カシメ工程が不要であるため、カーテンエアバッグのタブに予めブラケットを装着しておく必要もない。ブラケットは、単体の状態で車両に取り付けておくことが可能である。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグ取付方法の他の構成は、カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、背板部および背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットの2つの突出部の間に配置し、貫通孔の一方、ループ状のタブ、貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止し、ブラケットの背板部を車両室内の側面部に取り付けることを特徴とする。
かかる構成によれば、予めタブにブラケットを装着しておく手順ではあるものの、カシメ工程が不要であるため、エアバッグ製造時の作業が格段に簡便化される。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグ取付方法の他の構成は、カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、車両室内の側面部に配設され貫通孔が設けられている2つの突出部の間に配置し、貫通孔の一方、ループ状のタブ、貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止することを特徴とする。
かかる構成によれば、ブラケット自体を必要とせずにカーテンエアバッグを車両に取付可能である。
上記課題を解決するために、本発明にかかるエアバッグ装置の代表的な構成は、車両室内の側面部に沿うように膨張展開するカーテンエアバッグと、カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブと、車両に取り付けられる背板部および背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットと、貫通孔の一方、2つの突出部の間に配置されたループ状のタブ、貫通孔の他方、に連続して挿通される棒軸部材、および、挿通された棒軸部材の抜けを防止する抜け防止部材を有し、タブをブラケットに装着する装着手段と、を含むことを特徴とする。
かかる構成によれば、タブとブラケットとの装着に棒軸部材を使用するため、カーテンエアバッグの展開や車両の振動等に起因して生じる応力、タブとブラケットの特にカシメ点にかかっていた応力を分散可能である。したがってエアバッグのタブへの振動、展開時の反力等に対するタブの耐性の向上が図られる。
その他、上記カーテンエアバッグ取付方法における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該エアバッグ装置にも適用可能である。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグの代表的な構成は、車両室内の側面部に沿うように膨張展開するカーテンエアバッグにおいて、カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを含み、ループ状のタブは、タブに挿通される棒軸部材を介して車両に取付可能であることを特徴とする。
上記カーテンエアバッグ取付方法における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該カーテンエアバッグにも適用可能である。
本発明によれば、カシメ工程を必要とせず、ごく簡便な方法でカーテンエアバッグを車両に取付可能である。しかも、カシメ工程が不要であるため、カーテンエアバッグのタブに予めブラケットを装着しておく必要もない。ブラケットは、単体の状態で車両に取り付けておくことが可能である。
本発明によれば、タブとブラケットとの装着に棒軸部材を使用するため、カーテンエアバッグの展開や車両の振動等に起因して生じる応力、特にタブとブラケットのカシメ点にかかっていた応力を分散可能である。したがってエアバッグのタブへの振動、展開時の反力等に対するタブの耐性の向上が図られる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(カーテンエアバッグ)
図1は、本実施形態にかかるエアバッグ装置に含まれるカーテンエアバッグを例示する図である。カーテンエアバッグ100は、インフレータ(図示は省略)からガスが供給されると、車両50の室内の側面部に沿うように膨張展開する。
図1は、本実施形態にかかるエアバッグ装置に含まれるカーテンエアバッグを例示する図である。カーテンエアバッグ100は、インフレータ(図示は省略)からガスが供給されると、車両50の室内の側面部に沿うように膨張展開する。
カーテンエアバッグ100は、車両側面部の上方に取り付けられ、例えばルーフサイドレール110(図3)に取り付けてよい。
(エアバッグ装置)
図2は図1のカーテンエアバッグを含むエアバッグ装置の構造を例示する図であり、図2(a)は膨張展開前の状態を例示する図、図2(b)は膨張展開後の状態を例示する部分断面図である。エアバッグ装置130に含まれるカーテンエアバッグ100は、膨張展開前、図2(a)に例示するようにハウジング120内に折り畳まれている。インフレータからガスが供給されるとカーテンエアバッグ100は膨張し、ハウジング120が破断し、図2(b)に例示するように膨張展開する。
図2は図1のカーテンエアバッグを含むエアバッグ装置の構造を例示する図であり、図2(a)は膨張展開前の状態を例示する図、図2(b)は膨張展開後の状態を例示する部分断面図である。エアバッグ装置130に含まれるカーテンエアバッグ100は、膨張展開前、図2(a)に例示するようにハウジング120内に折り畳まれている。インフレータからガスが供給されるとカーテンエアバッグ100は膨張し、ハウジング120が破断し、図2(b)に例示するように膨張展開する。
カーテンエアバッグ100は、その表面を構成する基布を表裏で縫製して袋状に形成するとよい。また、例えば、OPW(One-Piece Woven)を用いて紡織により袋状に形成してもよい。
インフレータからのガスは吸気口140、142から導入される。カーテンエアバッグ100は図2(b)の部分断面図に例示するように、斜線で示す隔壁150、160、170、180で区画され、これら隔壁の内部は非膨張領域である。非膨張領域以外はガスを供給されて膨張するチャンバ領域190である。
(タブ)
図3(a)は図2(a)のA−A断面図である。カーテンエアバッグ100の上縁にはループ状の複数のタブ200が配設されている。タブ200はハウジング120内部で折り畳まれている状態のカーテンエアバッグ100に、縫製等によって取り付けられていて、カーテンエアバッグ100の膨張展開前から、ハウジング120の外に露出している。
図3(a)は図2(a)のA−A断面図である。カーテンエアバッグ100の上縁にはループ状の複数のタブ200が配設されている。タブ200はハウジング120内部で折り畳まれている状態のカーテンエアバッグ100に、縫製等によって取り付けられていて、カーテンエアバッグ100の膨張展開前から、ハウジング120の外に露出している。
(ブラケット)
図3(b)〜(d)は図3(a)のタブが装着されるブラケットの構造、および、タブとブラケットとが装着される手順を例示する図である。ブラケット210は、車両50のルーフサイドレール110に取り付けられる背板部210aおよび背板部210aの両端から車両50の室内に向かって突出した2つの突出部210b、210cを有する。2つの突出部210b、210cにはそれぞれ貫通孔220b、220cが設けられている。貫通孔220b、220cの系は等しく、一直線上に設けられている。
図3(b)〜(d)は図3(a)のタブが装着されるブラケットの構造、および、タブとブラケットとが装着される手順を例示する図である。ブラケット210は、車両50のルーフサイドレール110に取り付けられる背板部210aおよび背板部210aの両端から車両50の室内に向かって突出した2つの突出部210b、210cを有する。2つの突出部210b、210cにはそれぞれ貫通孔220b、220cが設けられている。貫通孔220b、220cの系は等しく、一直線上に設けられている。
(装着手段)
図3(d)に例示するように、一方の貫通孔220b、2つの突出部210b、210cの間に配置されたループ状のタブ200、他方の貫通孔220cには、この順に連続してボルト230が挿通されている。
図3(d)に例示するように、一方の貫通孔220b、2つの突出部210b、210cの間に配置されたループ状のタブ200、他方の貫通孔220cには、この順に連続してボルト230が挿通されている。
挿通されたボルト230の端部には、突出部220cの外側から、ボルト230の抜けを防止するナット240が装着される。このようにボルト230、ナット240の結合によってタブ200はブラケット210に装着されている。
従来、車両の側面部に対向して打ち込まれる部材に対してカシメ工程を施していたのと比較して、本実施形態では、車両の進行方向に実質的に平行に棒軸部材を挿通する点に構造的な特徴がある。ボルト230は、本実施形態では、進行方向に挿通しているが、反対方向から挿通してもよい。
図4は装着手段の他の例を例示する図である。図3に例示した実施形態ではボルト230、ナット240を用いているが、それら以外の棒軸部材、抜け防止部材を用いてもよい。例えば図4(a)に例示する、抜け防止用のスリワリ加工252が施されたボルト250を用いてもよい。あるいは図4(b)に例示するように、ボルト260に溝270を設け、抜け防止部材としてCリング280を溝270に嵌めてもよい。図4(c)は図4(b)のCリング280の斜視図である。
本実施形態では、以上のように、タブ200とブラケット210との装着に、ボルト230、250、260などの棒軸部材を使用する。そのため、カーテンエアバッグ100の展開や車両50の振動等に起因して生じる応力、特にタブ200とブラケット210のカシメ点にかかっていた応力を分散可能である。
ボルト230、250、260は、いずれも丸軸である。カーテンエアバッグ100のタブ200への振動、展開時の反力等に対するタブ200の耐性の向上が図られるからである。
(カーテンエアバッグ取付方法:ブラケットを先に車両に固定)
図5は本実施形態におけるカーテンエアバッグ取付方法の手順を例示するフローチャートである。本実施形態では、図3(b)に例示するように、ブラケット210を車両室内の側面部、より具体的には、側面部のルーフサイドレール110に取り付ける(ステップS300)。
図5は本実施形態におけるカーテンエアバッグ取付方法の手順を例示するフローチャートである。本実施形態では、図3(b)に例示するように、ブラケット210を車両室内の側面部、より具体的には、側面部のルーフサイドレール110に取り付ける(ステップS300)。
次に、図3(c)に例示するように、カーテンエアバッグ100の上縁に配設されたループ状のタブ200を、ブラケット210の2つの突出部210b、210cの間に配置する(ステップ310)。そして、一方の貫通孔220b、ループ状のタブ200、他方の貫通孔220cに、この順で連続してボルト230を挿通する(ステップ320)。挿通したボルト230の抜けは、ナット240で防止する(ステップ330)。
かかる構成によれば、カシメ工程を必要とせず、ごく簡便な方法でカーテンエアバッグ100を車両50に取付可能である。しかも、カシメ工程が不要であるため、カーテンエアバッグ100のタブ200に予めブラケット210を装着しておく必要もない。ブラケット210は、図3(b)に例示したように、単体の状態で車両50に取り付けておくことが可能である。
(カーテンエアバッグ取付方法:タブとブラケットを先に装着)
図6は本実施形態におけるカーテンエアバッグ取付方法の他の手順を例示するフローチャートである。本実施形態では、先にタブ200とブラケット210を装着してから、ブラケット210を車両50に取り付ける。
図6は本実施形態におけるカーテンエアバッグ取付方法の他の手順を例示するフローチャートである。本実施形態では、先にタブ200とブラケット210を装着してから、ブラケット210を車両50に取り付ける。
本実施形態は図6のフローチャートのみで説明する。まず、カーテンエアバッグ100の上縁に配設されたループ状のタブ200を、ブラケット210の2つの突出部210b、210cの間に配置し(ステップ400)、ボルト230を挿通する(ステップ410)。挿通したボルト230の抜けをナット240で防止し(ステップS420)、最後にブラケット210の背板部210aを車両50の室内の側面部に取り付ける(ステップS430)。
かかる構成によれば、予めタブ200にブラケット210を装着しておく手順ではあるものの、カシメ工程が不要であるため、カーテンエアバッグ100製造時の作業が格段に簡便化されている。
(カーテンエアバッグ取付方法:ブラケットなし)
図7(a)〜(c)は、ブラケットがない場合にカーテンエアバッグが車両に装着される手順を例示する図である。図8は図7の実施形態においてカーテンエアバッグ取付方法の手順を例示するフローチャートである。まず、車両50の室内の側面部に、貫通孔520b、520cが設けられている2つの突出部510b、510cを配設する(ステップS600)。これら突出部510b、510cの間にループ状のタブ200を配置する(ステップS610)。一方の貫通孔520b、ループ状のタブ200、他方の貫通孔520c、に連続してボルト230を挿通し(ステップS620)、挿通したボルト230の抜けをナット240で防止する(ステップS630)。このように、ブラケットがなくとも、カーテンエアバッグ100を車両50に取付可能である。
図7(a)〜(c)は、ブラケットがない場合にカーテンエアバッグが車両に装着される手順を例示する図である。図8は図7の実施形態においてカーテンエアバッグ取付方法の手順を例示するフローチャートである。まず、車両50の室内の側面部に、貫通孔520b、520cが設けられている2つの突出部510b、510cを配設する(ステップS600)。これら突出部510b、510cの間にループ状のタブ200を配置する(ステップS610)。一方の貫通孔520b、ループ状のタブ200、他方の貫通孔520c、に連続してボルト230を挿通し(ステップS620)、挿通したボルト230の抜けをナット240で防止する(ステップS630)。このように、ブラケットがなくとも、カーテンエアバッグ100を車両50に取付可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグを自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿うように膨張展開する、カーテンエアバッグ取付方法、エアバッグ装置およびカーテンエアバッグに利用することができる。
50 …車両
100 …カーテンエアバッグ
110 …ルーフサイドレール
120 …ハウジング
130 …エアバッグ装置
140 …吸気口
150、160、170、180 …隔壁
190 …チャンバ領域
200 …タブ
210 …ブラケット
210a …背板部
210b、210c、510b、510c …突出部
220b、220c、520b、520c …貫通孔
230 …ボルト
240 …ナット
100 …カーテンエアバッグ
110 …ルーフサイドレール
120 …ハウジング
130 …エアバッグ装置
140 …吸気口
150、160、170、180 …隔壁
190 …チャンバ領域
200 …タブ
210 …ブラケット
210a …背板部
210b、210c、510b、510c …突出部
220b、220c、520b、520c …貫通孔
230 …ボルト
240 …ナット
Claims (5)
- 背板部および該背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって該2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットを車両室内の側面部に取り付け、
カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、前記2つの突出部の間に配置し、
前記貫通孔の一方、前記ループ状のタブ、前記貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、
前記挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止することを特徴とするカーテンエアバッグ取付方法。 - カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、背板部および該背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって該2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットの該2つの突出部の間に配置し、
前記貫通孔の一方、前記ループ状のタブ、前記貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、
前記挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止し、
前記ブラケットの背板部を車両室内の側面部に取り付けることを特徴とするカーテンエアバッグ取付方法。 - カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを、車両室内の側面部に配設され貫通孔が設けられている2つの突出部の間に配置し、
前記貫通孔の一方、前記ループ状のタブ、前記貫通孔の他方、に連続して棒軸部材を挿通し、
前記挿通した棒軸部材の抜けを抜け防止部材で防止することを特徴とするカーテンエアバッグ取付方法。 - 車両室内の側面部に沿うように膨張展開するカーテンエアバッグと、
前記カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブと、
前記車両に取り付けられる背板部および該背板部の両端から突出した2つの突出部を有するブラケットであって該2つの突出部にはそれぞれ貫通孔が設けられているブラケットと、
前記貫通孔の一方、前記2つの突出部の間に配置された前記ループ状のタブ、前記貫通孔の他方、に連続して挿通される棒軸部材、および、該挿通された棒軸部材の抜けを防止する抜け防止部材を有し、前記タブをブラケットに装着する装着手段と、
を含むことを特徴とするエアバッグ装置。 - 車両室内の側面部に沿うように膨張展開するカーテンエアバッグにおいて、
前記カーテンエアバッグの上縁に配設されたループ状のタブを含み、
前記ループ状のタブは、該タブに挿通される棒軸部材を介して前記車両に取付可能であることを特徴とするカーテンエアバッグ。
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