JP2009142490A - 内視鏡用漏水検知装置 - Google Patents

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直也 田谷
Keisuke Nozaki
桂輔 野崎
Masahiko Tomita
雅彦 冨田
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Kenichi Kobayashi
健一 小林
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Abstract

【課題】排気弁を不要にできると共に、漏水検知時のリリーフ弁による解放圧力を調整可能にして、精度の高い漏水検知を行える内視鏡用漏水検知装置を提供する。
【解決手段】エアポンプ21により管路22を介して内視鏡2内に注入された場合のエアの圧力を、管路22に連通した管路24に設けた圧力センサ25により検知し、その検知出力に基づいて制御部27のCPUは、規定の圧力となるように解放圧力値が可変のリリーフ弁26による解放圧力を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡の内部が漏水する状態であるか否かを検知する内視鏡用漏水検知装置に関する。
近年、内視鏡は医療分野等において広く用いられるようになった。内視鏡は繰り返し使用されるため、次回も清浄な状態で内視鏡検査に使用できるように、(内視鏡検査の)使用後に、洗浄消毒が行われる。
また、内視鏡検査に繰り返し使用されると、例えば挿入部の外皮を覆う外皮チューブが摩耗などのために防水機能が十分確保できない状態になり得る。このため、内視鏡は、洗浄消毒される前に、内視鏡の内部が漏水する状態であるか否かを検知する内視鏡漏水検知の工程が行われる。
内視鏡には、この内視鏡漏水検知工程のために、気密構造の後端に漏水検知用のコネクタ口金が設けられている。
図14は従来における内視鏡用漏水検知装置の一部を示す。漏水検知するための空気(エア)を送り出すエアポンプ21から送気されるエアは、このエアポンプ21に接続された漏水検知用管路(以下、単に管路と略記)22を介して、図示しない内視鏡が接続される漏水検知口金に供給される。この管路22の途中にはこの管路22を締め切る締切弁23が配置されている。
また、締切弁23を通した管路22の途中に分岐した管路24は、この管路24内のエアの圧力を計測(検知)する圧力センサ25と、所定の圧力値を超えるとエアを解放する機能を備えたリリーフ弁26′と介して外部に開口している。
このリリーフ弁26′は、管路24内の圧力が所定の圧力値を超える過剰圧力を外部に解放する。但し、このリリーフ弁26′は、解放する圧力値が固定されたものである。
また、管路22には、この管路22内のエアを外部に排気する排気弁20が設けられている。
従来例では、上記リリーフ弁26′として、減圧量を測定することにより、その測定結果から漏水検知を行う減圧量測定式、目視による気泡の発見により漏水検知を行う気泡発見式のいずれの方式の場合でも、リリーフ圧力が固定された構造のものであった。
そのため、
1.温度、気圧や固体誤差などの外乱要素に対応する事ができない。
2.内視鏡の種類によって、漏水検知圧力を調整することができない。
3.内視鏡内部へ加圧を行った場合の圧力変化の要因として、本来検知すべき微少な穴やひび割れ等の他に、内視鏡の材質や経時劣化、温度といった要素が加わる。
上記1〜3は、主に初期の圧力変化に影響を及ぼすため、減圧量測定式では初期の圧力変化のみでなく全体の圧力変化量からの判断が必要である。
登実3109201号公報
しかし、減圧量測定式で漏水検知を行おうとした場合、本来検知すべき微少な孔やひび割れ等による圧力変化量は、加圧直後からの初期圧力変化量に比べて、一定時間経過後の圧力変化量が小さくなる傾向にある。
このため、従来の内視鏡用漏水検知装置においては、リリーフ圧力が固定であったため、微少な漏水箇所については、検知が難しくなるといった課題があった。
なお、登実3109201号公報には、内視鏡に送気する管路の途中に調圧弁を設け、調圧弁が故障して内視鏡に送り込まれるエアの圧力が規定値を超えた場合には、圧力センサによる検知圧力でエアポンプの駆動を停止させる構成が開示されている。
しかし、この公報の従来例は、気泡発見式の内視鏡用漏水検知装置であり、管路内のエアの圧力データを取得して漏水検知を行うものでない。
また、従来例においては管路の圧力を解放するために、排気弁が必要になっていたが、これを不要にできるとさらに低コスト化することが可能となる。
(発明の目的)
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、漏水検知時のリリーフ弁による解放する圧力値を調整可能にして、精度の高い漏水検知を行える内視鏡用漏水検知装置を提供することを目的とする。
さらに排気弁を不要にして、漏水検知時のリリーフ弁による解放する圧力値を調整可能にして、精度の高い漏水検知を行える内視鏡用漏水検知装置を提供することも目的とする。
本発明の内視鏡用漏水検知装置は、内視鏡内部に漏水検知用管路を介して気体を注入するためのポンプと、
前記ポンプにより加圧された漏水検知用管路を締め切る締切弁と、
前記漏水検知用管路内の圧力を計測する圧力センサと、
前記漏水検知用管路を内視鏡に接続する口金と、
前記漏水検知用管路に一端が接続され、該漏水検知用管路内の圧力が所定以上の圧力値になった場合、前記所定の圧力値以上の気体を外部に解放する、複数の異なる圧力値に調整可能なリリーフ弁と、
前記リリーフ弁による前記複数の異なる圧力値から前記所定の圧力値に設定すると共に、前記圧力センサにより計測された圧力データを取得して、前記内視鏡の漏水検知のための制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、漏水検知時のリリーフ弁による解放する圧力値を調整可能にして、精度の高い漏水検知を行える。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
図1ないし図7は本発明の実施例1に係り、図1は本発明の実施例1の内視鏡用漏水検知装置の構成を示し、図2は内視鏡用漏水検知装置における制御部による制御系の構成を示し、図3はリリーフ弁の概略の構成を断面図で示し、図4は図3の平面図を示し、図5は回動弁体を回動して排気弁の機能を持つ状態に設定した場合の平面図を示し、図6は実施例1における動作のタイミング図を示し、図7はリリーフ弁のリリーフ圧力調整の制御ループを示す。
図1に示すように本発明の実施例1の内視鏡用漏水検知装置1は、内視鏡2を洗浄消毒する洗浄槽3を備えた図示しない洗浄消毒装置に設けられている。この洗浄槽3内に載置される内視鏡2は、洗浄消毒を行う前に、内視鏡2に設けられた漏水検知用口金4が漏水検知チューブ5を介して洗浄槽3の壁面に設けた漏水検知口金6に接続される。
内視鏡2は、体腔内等に挿入される挿入部7と、この挿入部7の後端に形成された操作部8と、この操作部8から延出されたユニバーサルケーブル9とを有し、このユニバーサルケーブル9の端部には、図示しない光源装置に接続されるコネクタ10が設けられている。
このコネクタ10には、内視鏡2の挿入部7の外皮チューブ等、内視鏡2の外装部材の内側の中空部分に連通する管路11の開口端となる漏水検知用口金4が設けてある。そして、この漏水検知用口金4は、漏水検知口金6を介して内視鏡用漏水検知装置1に接続される。
なお、内視鏡2は、例えばRFID12による固有の識別情報(ID)発生部を備えており、そのIDを読み取ることにより、そのIDを有する内視鏡2が固有に持つ各種の情報、つまり内視鏡情報を取得することが可能になる(IDを自動で取得する説明は実施例2で後述)。
内視鏡用漏水検知装置1は、漏水検知を行うための気体としての空気(エア)を内視鏡2内に注入するためのエアポンプ21を有する。このエアポンプ21から送り出されるエアは、このエアポンプ21に一端が接続された漏水検知用管路(以下、単に管路と略記)22を介してその他端の漏水検知口金6に供給される。この管路22の途中にはこの管路22を締め切る或いは開閉する締切弁23が配置されている。
また、締切弁23を通した管路22の途中(或いはこの管路22から分岐した管路24)に圧力センサ25が配置されている。図1では後者の例で示す。この圧力センサ25は管路22(或いはこの管路22と連通している管路24)内のエアの圧力を検知或いは計測する。
また、この圧力センサ25が介挿された管路24は、所定の圧力値を超えるとエアをリーク(解放)する機能を備えたリリーフ弁26を介して外部に開口している。つまり、このリリーフ弁26は、管路24内の圧力が所定の圧力値を超える過剰圧力を外部に解放する。なお、このリリーフ弁26は、図3〜図5を参照して説明するように外部に解放する圧力値が調整可能なリリーフ弁である。
また、本実施例においては、エアポンプ21、圧力センサ25、リリーフ弁26は、制御部27と接続されている。この制御部27は、圧力センサ25により検知される圧力に基づいて、エアポンプ21、締切弁23、リリーフ弁26の動作を制御する。
図2は、制御部27の構成を示す。
この制御部27は、漏水検知の制御動作を行うCPU31と、このCPU31と接続された情報格納手段としての例えば不揮発性メモリ32と、エアポンプ21、締切弁23及びリリーフ弁26を駆動するドライブ回路33とを有する。
さらに、この制御部27は、圧力センサ25のセンサ出力信号からその圧力を検知する圧力検知回路34と、キーボード35等の入力部と、CPU31の制御により各種の情報を表示する表示部36と、を備える。なお、入力部は、キーボード35に限らずマウスその他のデバイスでも良い。
なお、RFID12のIDを読み取る識別情報読取手段としてのRFIDリーダ37(図2において点線で示す)は、実施例2で使用する。
ユーザは、漏水検知を行う場合、キーボード35等の入力部から温度や気圧や個体誤差等の外乱要素を考慮して、漏水検知への影響を軽減するようにリリーフ弁26のリリーフ指示圧力値(或いは解放圧力値)をCPU31に指示入力する。CPU31は、指示入力されたリリーフ指示圧力値がリリーフ弁26がリリーフ(解放)すべき所定の圧力値としての解放圧力値となるように調整(設定)する制御動作を行う。
具体的には、CPU31は、圧力センサ25による計測(検知)された圧力がリリーフ指示圧力値となるように(圧力センサ25による検知圧力により)リリーフ弁26のリリーフ圧力を設定する制御を行う。
この制御により、リリーフ弁26による実際に外部に解放する圧力値を指示入力されたリリーフ指示圧力値に設定することが可能になる。
なお、不揮発性メモリ32には、内視鏡の種類等に応じて、漏水検知を行う場合に適正なリリーフ指示圧力値等の情報が予め格納されている。また、この不揮発性メモリ32には、漏水検知を行う場合における温度、気圧等の外乱要素の影響を軽減してリリーフ指示圧力値を設定する情報も予め格納されている。
そして、ユーザは、漏水検知を行う場合、その情報を参照してリリーフ指示圧力値として採用するようにCPU31に指示入力する。
なお、ユーザは、リリーフ指示圧力値を指示入力する代わりに、内視鏡を認識する記号(機種名や、病院が独自に割り当てた管理記号等)を入力するようにしても良い。そして、その入力により、CPU31は、不揮発性メモリ32内に予め格納されている情報(漏水検知圧力の対応データ)をもとに、リリーフ圧力を自動的に選択するようにしても良い。
これにより、CPU31は内視鏡の種類や、外乱要素の影響を軽減できるリリーフ指示圧力値に設定して漏水検知を行うように制御する。なお、内視鏡の種類の他に、内視鏡の固有の情報も利用して、個体差による影響も軽減できるリリーフ指示圧力値に設定して漏水検知を行うようにしても良い。
図3から図5は、リリーフ弁26の概略の構成例を示す。このリリーフ弁26は、管路24にその一方の開口が連通し、他端が外部に開口する円環41に、固定弁体42と回動弁体43とが設けられている。
そして、回動弁体43を回動可能にすることにより、両弁体42,43に設けられた例えばスリット42a,43aとの重なり部分により、解放する圧力値を調整可能な構成になっている。また、さらに排気用圧力値に設定可能な開口42b、43bも形成されている。以下、より詳細に説明する。
図3に示すように管路24に一方(図3では下端側)の開口端に設けられた口金部41aにより連結される円環41内には例えば固定弁体42が第1の弁体として設けられている。
この固定弁体42には、図4の点線で示すように例えば周方向に延びるスリット42aとその端部には例えば円形の開口42bとが形成されている。
また、図3に示すようにこの固定弁体42の中心に設けた突起に、その中心の孔が嵌合して円板形状の回動弁体43が第2の弁体として回動自在に設けられている。この回動弁体43は、固定弁体42aに密着して回動自在である。固定弁体42及び回動弁体43は、例えば伸縮するゴム等の弾性部材により形成されている。なお、固定弁体42及び回動弁体43の外周部分は、硬質の部材で形成されていても良い。
図4に示すようにこの回動弁体43にも、実線で示すように周方向に延びるスリット43aとその端部に円形の開口43bとが形成されている。また、この回動弁体43の外周の一部にギヤ部43cが設けられ、モータ44の回転軸に取り付けられたギヤ45と噛合している。
そして、モータ44を回転させて回動弁体43の回動と共に、スリット43a及び開口43bを移動させることにより、両スリット42a,43aの重なり部分のスリットの長さ(或いは大きさ)を、段階的に或いは無段階的に調整することができる。
例えば両スリット42a,43aは、管路24側の圧力が外部の圧力との差が殆ど無い場合には、各スリット間が密着して気密を保ち、圧力差が大きくなると、その圧力差による押圧で変形してスリット間に小さな開口が形成される。
この場合、重なり部分のスリットの長さが長い程、圧力差による押圧で変形し易くなる。そして、その重なり部分のスリットの長さを調整することにより、外部の圧力よりも高く設定された場合における管路24内のエア圧力を、任意の圧力差で解放することができる、つまり、このリリーフ弁26には、両スリット42a,43aの重なり部分の長さ調整により、解放圧力或いはリリーフ圧力の調整手段が形成されている。
従来のリリーフ弁においては、例えば弁体にピンホールを設けて固定のリリーフ圧力値を実現していた。
これに対して、本実施例は、そのピンホールのサイズを少し小さくし、その代わり周方向に長くした2つのスリット42a,43aにしてその重なり位置を調整して、実質的にピンホールの大きさを調整可能にしている。2つのピンホールの重なりを調整可能にしても良いが、上記のようにスリット形状にした場合には、位置決めの精度を緩和できるようになる。
また、図5に示すように両開口42b,43bとが殆ど一致するように重ねた状態の場合には、管路24内のエアを、外部の大気圧と同じ圧力となるまで解放する、つまり外部の大気圧との圧力差0となるまで排気する排気弁の機能を持つように設定されている。
図4に示すように回動弁体43は、初期値の設定位置としては、スリット42a,43aとの重なりが十分に小さくなる位置に設定されている。そして、この位置から後述するCPU31の制御により、モータ44の回転により矢印で示すように、スリット43a、開口43b側の位置を移動させることになる。
そして、CPU31は、圧力センサ25の検出信号により、リリーフ弁26を構成する モータ44をドライブ回路33を介して制御する(図2参照)。この場合、CPU31は、後述するようにリリーフ弁26をそのリリーフ弁の機能を果たすように制御する他に、管路22内のエアを大気状態まで排気しようとする場合には図5に示す状態に調整(設定)して、排気弁の機能を果たすように制御する。
従って、本実施例の特徴の1つとして、従来例においては図14に示すように排気弁20が必要であったのに対し、本実施例では排気弁20を不要にしている。従って、低コスト化することが可能になる。
また、本実施例は、リリーフ弁26を複数の異なる圧力値で外部に解放可能なと構成にすると共に、内視鏡の種類、外乱要素を考慮して、漏水検知への影響を軽減できるような解放圧力値に設定して漏水検知を行うことにより、精度の高い漏水検知(具体的には穴の有無の検知)ができる特徴を持つ。
次に本実施例の動作を図6を参照して説明する。内視鏡検査に使用された内視鏡2を洗浄消毒する場合、図1に示すように洗浄槽3内に載置し、内視鏡2に設けられた漏水検知用口金4が漏水検知チューブ5を介して洗浄槽3の例えば壁面に設けられた漏水検知口金6に接続する。
そして、図示しない電源スイッチをONし、内視鏡用漏水検知装置1を動作状態に設定する。すると、CPU31は動作状態になる。ユーザは、キーボード35から内視鏡2の種類を特定する入力を行い、CPU31は入力された内視鏡2に対応する漏水検知に関する情報を不揮発性メモリ32から読み出し、表示部36に表示する。
ユーザは、表示部36に表示された情報から、その内視鏡2の種類や、温度、気圧等の外乱要素とを考慮して、その場合の漏水検知に適したリリーフ指示圧力値をCPU31に指示入力する。そして、ユーザは、漏水検知の動作を開始させる。
すると、CPU31は、例えば図6に示すタイミング図のように各部を制御する。
CPU31は、例えば時間t0の開始時に、エアポンプ21をOFFからONに、締切弁23を開から閉にする。また、CPU31は、圧力センサ25からの検知圧力を入力して、リリーフ弁26の解放圧力を、一定値となるように(ドライブ回路33を介してモータ44を)制御することを開始する。
エアポンプ21がONにされてエアの送流(送気)の開始により、管路22を経て内視鏡2内の管路11側にエアが注入され、内視鏡2内部は時間tの経過と共に、加圧される。
この加圧に応じて圧力センサ25により、検出される圧力値は増大する。この加圧される加圧工程において、図7に示すようなリリーフ弁26の弁圧力或いは解放圧力調整制御ループにより、CPU31は、圧力センサ25による検知圧力を圧力検知回路34(図7では簡略化して省略)を介して取り込む。
そして、CPU31は、この圧力が所定の圧力値(リリーフ指示圧力値)に一致するようにリリーフ弁26(のモータ44を介して両スリット42a,43aの重なりのスリット長)を調整する。
例えば、所定の圧力値に達していない状態では、初期値の状態に設定され、加圧が進行して、圧力センサ25による検知圧力が所定の圧力値に達した場合には、CPU31はその時の圧力センサ25の検知圧力を受けてその所定の圧力値を保つような位置までモータ44を駆動してリリーフ弁26を調整する。
そして、このリリーフ弁圧力の調整制御ループにより、使用時にリリーフ弁26の圧力値が適当でない設定値の場合にも、所定の圧力値を維持する状態にリリーフ弁26の解放圧力値を設定することができる。
このようにして、例えば図6の時間t1の時に圧力センサ25による検知圧力が所定の圧力値、つまり漏水検知を行うのに適した圧力値に達した時、CPU31は加圧工程から漏水検知(単に検知と略記)の工程に進む制御を行う。具体的には、CPU31は、エアポンプ21をONからOFFに、また締切弁23を開から閉に、リリーフ弁26は時間t1の加圧工程の終了時の状態を維持するように制御する。
そして、CPU31は、時間t1以降時間t2までの間、圧力センサ25により検知(計測)された圧力を時間tと共に計測する。この場合、CPU31は、計測された圧力データを例えば不揮発性メモリ32に格納する。
この計測を時間t2まで行った後、CPU31は締切弁23を閉から開に制御すると共に、リリーフ弁26のモータ44を駆動して、リリーフ弁26を図5に示した状態、つまり排気弁の状態にする。これにより、管路22内のエアは、大気圧となるまで排気され、漏水検知の計測データを取得する工程が終了する。
CPU31は、時間t1から時間t2までの検知工程で取得した圧力データの特性から漏水検知、具体的には穴の有無を判定する。
図6には、漏水検知対象と同じ種類の内視鏡2における代表的な特性例を示す。図6には、穴無しの場合、小さな穴或いはひび割れがある(以下、単に穴の有無でひび割れの場合も含む意味とする)場合、大きな穴がある場合の代表的な特性例が示してある。
具体的には、穴無しの場合には、時間tの経過と共に殆ど圧力は下がらないか、僅かに下がる傾向を示す。
これに対して、穴が有る場合には、その穴が大きい程時間tの経過と共に、圧力が下がる、つまり減圧量が大きくなる傾向を示す。
このような代表的なデータ特性が、予め不揮発性メモリ32に格納されている。
そして、CPU31は、実際に計測して取得されたデータ特性を、代表的なデータ特性と比較し、その比較により漏水検知された内視鏡2の場合に対して、その漏水検知の判定結果を表示部36に表示する。
CPU31は、穴無しと判定した場合には、洗浄消毒を続けて行うように制御することになる(洗浄消毒を続けて行うように設定されている場合)。
このような動作を行う本実施例によれば、リリーフ弁26が排気弁の機能も有するので、排気弁を必要としないで低コスト化できる。
また、リリーフ弁26として、解放する圧力値を調整可能にしているので、内視鏡の種類や温度、気圧等の外乱要素の影響を考慮して、その解放圧力値を適切に設定することができ、精度の高い漏水検知を行うことが可能になる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2を説明する。図8Aは実施例2におけるエアの流量調整及びリリーフ圧力調整機構部分の構成を示し、図8Bは図8Aの変形例を示し、図9は漏水検知の動作手順の代表例を示し、図10は加圧工程の際にその特性から穴の有無を判定する説明図を示す。
本実施例の内視鏡用漏水検知装置1は、基本的には図1に示した構成と同じである。この場合、制御部27は、図2の点線で示したRFIDリーダ37を備え、本実施例2は、内視鏡2に設けられたRFID12のIDにより、漏水検知が行われる内視鏡に固有の内視鏡情報を自動で取得することができる構成にしている。
このため、不揮発性メモリ32には、IDと関連付けてそのIDを有する内視鏡2に関連する内視鏡情報が予め格納されている。RFIDリーダ37は、洗浄槽3内に載置された内視鏡2のRFID12から読み取ったIDをCPU31に送り、CPU31は、送られたIDに対応した内視鏡情報を不揮発性メモリ32から読み出す。
なお、RFID12を有しない内視鏡2の場合には、ユーザが例えばキーボード35からその内視鏡2のIDを入力することもできる。
また、CPU31は、不揮発性メモリ32から読み出した内視鏡情報により、洗浄槽3内にセットされた内視鏡2に対して漏水検知の動作条件を設定する。
不揮発性メモリ32には、代表的な内視鏡の種類、外皮等の材質、その内視鏡に対して漏水検知を行う動作条件として、例えば漏水検知を行う場合に設定すべき標準的な解放圧力値(リリーフ指示圧力値)と、内視鏡用漏水検知装置1での使用回数、使用期間等に応じて(解放圧力値から)変更すべき補正圧力値等の情報が予め書き込まれている。
なお、補正圧力値でなく、使用回数、使用期間に応じて補正した結果の解放圧力値の情報を不揮発性メモリ32に格納するようにしても良い。
そして、CPU31は、読み出した内視鏡情報から漏水検知の動作条件を決定し、その決定した動作条件に従って漏水検知を行うようにドライブ回路33を介して、リリーフ弁26の解放する圧力値(解放圧力値)を設定する。
本実施例におけるリリーフ弁26は、実施例1において説明した外部に解放する圧力値が調整可能なリリーフ弁が採用されている。
また、本実施例においては、CPU31は、さらにエアポンプ21から送気されるエアの流量を調整可能にしている。この場合、図8Aに示すようにエアポンプ21は、固定の流量として、管路22の途中に設けた送気の流量を調整可能とする流量調整弁51を制御してエアの流量を調整する構成にしても良い。
或いは図8Bに示す変形例のように流量調整弁51を設けないで、エアポンプ21がその機能を備えた構成にしても良い。この場合には、エアポンプ21はCPU31の制御下でそのエアポンプ出力(つまり送気の流量)を調整可能である。
次に本実施例の動作を図9を参照して説明する。内視鏡検査に使用された内視鏡2を洗浄消毒する場合、図1に示すように洗浄槽3内に載置し、内視鏡2に設けられた漏水検知用口金4が漏水検知チューブ5を介して洗浄槽3の例えば壁面に設けた漏水検知口金6に接続する。
そして、図示しない電源スイッチをONし、内視鏡用漏水検知装置1を動作状態に設定する。すると、CPU31は動作状態になる。そして、CPU31は、最初のステップS1において内視鏡2の認識動作(或いは識別動作)を開始する。例えばCPU31は、RFIDリーダ37により、内視鏡2のRFID12から、そのIDを読み取り、そのIDをCPU31に送る。
ステップS2においてCPU31は、取得したIDを用いて不揮発性メモリ32から、IDに対応する内視鏡情報を読み出す。
また、次のステップS3においてCPU31は、不揮発性メモリ32から現在の動作環境の情報を読み出す。
次のステップS4においてCPU31は、内視鏡情報に含まれる漏水検知の動作条件と、現在の動作環境の条件とを参照して、漏水検知の動作条件を決定する。
具体的には、内視鏡の種類、材質やそれらの(漏水検知の)使用回数、使用期間による特性の変化やさらに現在の動作環境、例えば温度、湿度、気圧、個体差などの条件を考慮して漏水検知を行う場合の所定の圧力値にした動作条件として決定する。そして、その動作条件の情報を表示部36に表示する。
次のステップS5において、ユーザに対して、漏水検知の動作条件で漏水検知の動作を開始OKか否かの確認を求める。
ユーザは、表示された漏水検知の動作条件で良い場合には、キーボード35等から開始OKの指示入力を行う。漏水検知の動作条件の一部を修正したい場合には、NOを選択して、ステップS6において一部の動作条件を修正し、ステップS4に移る。
ステップS5において開始OKを選択すると、CPU31は、表示された漏水検知の動作条件でステップS7に示すように漏水検知の動作を開始する。この場合の動作のタイミング図は図6と類似したものとなる。
但し、本実施例においては、IDにより実際に漏水検知された内視鏡2の内視鏡情報に適した漏水検知の条件で漏水検知を行う。
例えば、漏水検知対象の内視鏡2がその種類が同じである場合には、その使用回数や、使用期間等に応じてエアポンプ21による加圧のレートを下げる、換言すると圧力上昇を緩やかになるように制御する。つまり、使用回数や、使用期間が小さい場合に比較して、その値が大きくなる程、エアポンプ21による送気の流量を下げ、加圧レートを下げるように制御する。
また、使用回数や、使用期間が大きい程、リリーフ圧力を下げるように制御する。
この制御は、図8A、図8Bに示したようにCPU31によるエアポンプ21による送気の流量を調整することで行われる。
このように調整することにより、内視鏡2の例えば湾曲部の外皮を形成するゴム部分が内視鏡検査回数(これは漏水検知の使用回数と殆ど同じ)や、使用期間により特性が変化したような場合にも、漏水検知による(その内視鏡に与える)負荷の影響を最小限に抑制できる。
また、漏水検知対象の内視鏡2の管路11に連通する内視鏡中空部の容量の大きさに応じてもエアポンプ21による送気の流量を調整する。
ステップS7の漏水検知の動作が開始し、図6の加圧工程を経て、検知工程に移ると、ステップS8に示すようにCPU31は、時間と共に圧力センサ25により検知される圧力データを取得する。
そして、ステップS9の検知工程が終了か否かの判定により、検知工程が終了するまで圧力データを取得する。このようにして、圧力データの取得が終了した後、ステップS10に示すようにCPU31は、取得した圧力データの特性から漏水検知の判定を行う。 次のステップS11においてCPU31は、判定結果を表示部36で表示し、ユーザに告知する。また、CPU31は、例えば不揮発性メモリ32に、今回の使用により古い使用回数を更新すると共に、使用期間の情報も更新する。
このような動作を行う本実施例によれば、実施例1の効果の他に、さらに、使用回数や、使用期間等や内視鏡の種類、材質等に応じて、漏水検知に適した解放圧力値に設定して漏水検知を行うことができる。従って、より精度の高い漏水検知が可能となると共に、内視鏡に対して漏水検知による負荷の影響を軽減できる。
また、内視鏡2のID情報を識別して、そのID情報に基づいてそのID情報を有する内視鏡2の内視鏡情報により、漏水検知に適した解放圧力値に自動的に設定して漏水検知を行う場合には、ユーザの手間を軽減することができる。
なお、本実施例においては、内視鏡の種類等の情報も漏水検知に利用しているので、その種類の内視鏡の場合における小さな穴(やひび割れ)の有無をより判断し易くなる。このため、例えば加圧工程においても時間と共に圧力データを取得して、圧力上昇の時間的な変化の特性から穴の有無を判定するようにしても良い。なお、この場合、送気の流量を一定に保つか、そのデータ値も判定に使用できるように測定しておくと良い。
図10はこの加圧工程における圧力センサ25による検知特性例を示す。図10に示すように内視鏡の中空部の容量が大きい種類の内視鏡の場合には、圧力上昇のカーブの傾き(勾配)が小さく(緩やかに)なるのに対して、中空部の容量が小さい種類の内視鏡の場合には、圧力上昇のカーブの傾き(勾配)が大きく(急に)なる(但し、送気の流量は、例えば両者で同じであるとする)。
このため、中空部の容量が小さい種類の内視鏡の場合において、図10に示すように圧力上昇のカーブの傾き(勾配)が小さくなる場合には、穴(やひび割れ)があると判定できる。この場合には、引き続いて、検知工程を行うことなく、穴が有ると判定できる。従って、本変形例を利用すると、漏水検知結果を得る時間を短縮できる。
次に本発明の実施例2の第2変形例を説明する。本変形例は、実施例2における制御部27による制御を変更する。そして、変更した制御を行うことにより、小さな穴の有無をより精度良く検出する目的を達成する。
このためにまず、穴がある内視鏡の場合に検出される圧力低下の特性を説明する。図11は、エアポンプ21による送気の動作を停止し、締切弁23を閉にして穴がある内視鏡の場合に検知工程で検知される圧力低下の特性を示す。
この特性に示すように検知工程の初期においては圧力の低下量が大きいが、それに引き続く後期側においては低下量が小さくなる。
この場合、初期における圧力の低下の原因として、穴の原因の他に、湾曲部などを覆うゴム部分のなじみ等による要因がある。このため、穴が小さい場合には、初期における圧力の低下量が、小さな穴によるものか、なじみ等による原因か区別或いは判定が困難になる。
一方、後期部分においては、初期において圧力が低下してしまうため、この後期部分での圧力低下量は小さく、この部分で穴の有無の判定を行いにくい。このような理由から、本変形例においては、締め切った状態での圧力低下を検出するのでなく、圧力センサ25の検知圧力に基づいてエアポンプ21の出力(送気の流量)とリリーフ圧力を調整して管路22内の圧力を一定に保つように制御する。
そして、その制御状態における制御量、具体的にはエアポンプ出力の大小、リリーフ圧力の変化により穴の有無を判定する。
図12は本変形例における流量制御機構周辺部の構成を示す。図12に示す構成は、例えば図8Bの構成と類似している。但し、図12においては、CPU31は検知工程において、上記のようにエアポンプ21の出力(送気の流量)とリリーフ圧力を調整して管路22内の圧力を一定に保つように制御する。
また、この場合、CPU31は、エアポンプ21によるエアポンプ出力値を検出する(この場合、エアポンプ出力の制御値でも良い)。なお、エアポンプ21による送気の流量を固定にした場合には、図8Aのように流量調整弁51を用いた構成にしても良い。その場合には、流量調整弁51による流量(或いはその制御値)を検出すれば良い。
図13は本変形例により得られるエアポンプ出力とリリーフ圧力の代表的な特性例を示す。
圧力センサ25の検知圧力に基づいてリリーフ弁26が所定の圧力値に達して加圧工程の終了時から、検知工程に移行する場合、エアポンプ出力は、穴有りの場合には実線で示すように上昇し、穴無しの場合には、少なくとも上昇しないで、点線で示すように例えば若干低下する。
この場合、リリーフ圧力も、穴有りの場合には実線で示すように上昇し、穴無しの場合には、点線で示すように変化しない。
従って、このように穴有りと穴無しの場合とで、エアポンプ出力及びリリーフ圧力の時間的な特性が異なるため、この特性を測定することにより穴有りと穴無しを検出することができる。
この特性は、穴有りと穴無しの場合とで大きく異なるため、小さい穴の場合にも、その穴の有無を精度良く判定できる。
なお、リリーフ弁26として図3〜図5に示したものは、外部に解放する圧力値を無段階的或いは段階的に調整可能な例で示しているが、これに限定されるものでなく、少なくとも複数の異なる圧力値に調整できるものであれば良い。また、管路抵抗を無段階的或いは段階的に調整可能な構成にしても良い。
なお、実施例1においても、漏水検知或いは内視鏡検査の使用回数、使用期間(使用年数)を考慮して、リリーフ弁26による解放の圧力を設定することにより、使用回数、使用期間(使用年数)が異なる場合にも、より精度の高い漏水検知を行うことが可能になる。
内視鏡検査に使用される内視鏡を清浄にすることにより、内視鏡を繰り返しの内視鏡検査に使用できる状態にする。
図1は本発明の実施例1の内視鏡用漏水検知装置の構成図。 図2は内視鏡用漏水検知装置における制御部の構成を示すブロック図。 図3はリリーフ弁の概略の構成を断面図。 図4は図3の平面図。 図5は回動弁体を排気弁の状態に設定した場合の平面図。 図6は実施例1における動作のタイミング図。 図7はリリーフ弁のリリーフ圧力調整の制御ループを示す図。 図8は本発明の実施例2におけるCPUによる流量調整及びリリーフ圧力調整機構部分を示すブロック図。 図8Bは図8Aの変形例を示すブロック図。 図9は漏水検知の動作手順の代表例を示すフローチャート。 図10は実施例2の第1変形例における動作の説明図。 図11は管路を締め切った状態にして、穴がある内視鏡の場合に検知工程で検知される圧力低下の特性を示す図。 図12は実施例2の第2変形例における流量制御機構周辺部の構成を示すブロック図。 図13はエアポンプ出力とリリーフ圧力の代表的な特性例を示す図。 従来例における内視鏡用漏水検知装置の一部の構成図。
符号の説明
1…内視鏡用漏水検知装置、2…内視鏡、3…洗浄槽、6…漏水検知口金、12…RFID、21…エアポンプ、22、24…管路、23…締切弁、25…圧力センサ、26…リリーフ弁、27…制御部、31…CPU、32…不揮発性メモリ、37…RFIDリーダ、43…回動弁体、44…モータ、42a、43a…スリット、42b、43b…開口

Claims (6)

  1. 内視鏡内部に漏水検知用管路を介して気体を注入するためのポンプと、
    前記ポンプにより加圧された漏水検知用管路を締め切る締切弁と、
    前記漏水検知用管路内の圧力を計測する圧力センサと、
    前記漏水検知用管路を内視鏡に接続する口金と、
    前記漏水検知用管路に一端が接続され、該漏水検知用管路内の圧力が所定以上の圧力値になった場合、前記所定の圧力値以上の気体を外部に解放する、複数の異なる圧力値に調整可能なリリーフ弁と、
    前記リリーフ弁による前記複数の異なる圧力値から前記所定の圧力値に設定すると共に、前記圧力センサにより計測された圧力データを取得して、前記内視鏡の漏水検知のための制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡用漏水検知装置。
  2. 前記リリーフ弁は、複数の異なる圧力値に調整可能な他に、さらに該リリーフ弁の他端の開口が臨む大気との圧力差がゼロに相当する排気用圧力値に調整可能であり、前記制御部は、前記リリーフ弁を前記排気用圧力値に設定する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用漏水検知装置。
  3. 前記制御部は、前記圧力センサにより計測された圧力に基づいて前記リリーフ弁による前記複数の異なる圧力値からその1つの圧力値を前記所定の圧力値に設定する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡用漏水検知装置。
  4. さらに前記口金に接続される内視鏡の種類と、漏水検知の使用期間もしくは使用回数の情報を格納した情報格納部を有し、前記制御部は、前記情報に応じて前記リリーフ弁の前記複数の異なる圧力値からその1つの圧力値を前記所定の圧力値に設定する制御を行うことを特徴とする請求項1から3におけるいずれか1つの請求項に記載の内視鏡用漏水検知装置。
  5. さらに、前記内視鏡に設けられた固有の識別情報を発生する識別情報発生部から、前記識別情報を読み取る識別情報読取部を有し、読み取った識別情報に関連付けて前記情報格納部に格納された前記情報に応じて、前記制御部は前記リリーフ弁の前記複数の異なる圧力値からその1つの圧力値を前記所定の圧力値に設定する制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用漏水検知装置。
  6. 前記制御部は、前記所定の圧力値を常に一定に保つように前記ポンプによる漏水検知用管路に送気する流量の制御と、リリーフ弁による圧力値を制御し、両方における少なくとも一方の制御量から内視鏡の穴やひび割れを検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡用漏水検知装置。
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