JP2000139814A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2000139814A JP10319185A JP31918598A JP2000139814A JP 2000139814 A JP2000139814 A JP 2000139814A JP 10319185 A JP10319185 A JP 10319185A JP 31918598 A JP31918598 A JP 31918598A JP 2000139814 A JP2000139814 A JP 2000139814A
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準 長谷川
Daisaku Negoro
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    • A61B1/12Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
    • A61B1/121Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use
    • A61B1/123Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use using washing machines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗滌消毒に関するデータを表示することによ
り、内視鏡の洗滌データを確認することができる内視鏡
システムを提供すること。 【解決手段】 被検体内に挿入して該被検体の内部を観
察するための内視鏡2と、内視鏡2を洗滌する洗滌消毒
装置1aと、少なくとも洗滌消毒装置1aにて行なわれ
た内視鏡2の洗滌消毒に関する情報を表示するモニタ6
3とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡を洗滌及び
消毒するための内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内視鏡は体腔内の検査および
治療に広く利用されており、その内部には送気、送水、
吸引等を行なうための各種の管路が組み込まれている。
そして、感染を防止するため、内視鏡は、使用する毎
に、その外表面および内部管路を洗滌消毒する必要があ
る。
【0003】内視鏡には、胃用内視鏡、十二指腸内視
鏡、大腸用内視鏡、気管支用内視鏡など多種類で、その
種類によって構造が全く異なっている。また、内視鏡は
次々新しい製品が開発されるため、同じ種類の内視鏡で
も、製造年月日等に応じて内視鏡の太さ、形状、構造が
変化することがある。
【0004】このような問題に対処するために、内視鏡
の種類、製造年月日、出荷時期等のデータを内視鏡に付
しておき、そのデータを認識して当該内視鏡に応じた条
件で洗滌消毒するようにした内視鏡洗滌消毒装置が出願
されている(特願平10−85895号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この出願のも
のは、洗滌消毒に関するデータを内視鏡内に記録してい
ないため、使用している内視鏡がどのような洗滌消毒を
行なったものかを確認することは難しかった。
【0006】これは、通常内視鏡の洗滌消毒を行なう人
と実際に内視鏡を使用する人が異なっているからであ
る。このように、内視鏡がどのような洗滌消毒を行なっ
たものかが確認できないと、洗滌消毒の効果が充分な内
視鏡を使用して患者の診察を行なうことができないとい
う問題がある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、洗滌消毒に関するデータを表示するこ
とにより、内視鏡の洗滌データを確認することができる
内視鏡システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の内視鏡シ
ステムは、被検体内に挿入され、該被検体の内部を観察
するための内視鏡と、前記内視鏡を洗滌する洗滌消毒装
置と、少なくとも前記洗滌消毒装置にて行なわれた前記
内視鏡の洗滌消毒に関する情報を表示する表示装置とを
具備したことを特徴とする。内視鏡の洗滌消毒に関する
データを表示装置に表示するようにしたので、内視鏡が
どのような洗滌消毒を行なったものかを確認することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の第1
の実施の形態について説明する。図1は本発明に係わる
内視鏡洗滌消毒装置1aの全体の概略的な構成図であ
る。
【0010】同図中、1は洗滌槽である。この洗滌槽1
の中には洗滌・消毒対象の内視鏡2が設置されている。
この洗滌槽1の底面部には例えばランジュバン型の超音
波振動子3の振動板4が取り付けられている。
【0011】この超音波振動子3により振動板4を振動
させることにより、洗滌槽1内に貯留された洗滌に超音
波振動を与え、その液中に浸漬した内視鏡2を超音波洗
滌するようになっている。さらに、先滌槽1内の中央部
にはその槽1内に貯留する液量を削減する塔5が設けら
れている。
【0012】洗滌槽1には液流噴出口7と循環液吸引口
8が設けられている。この液流噴出口7と循環液吸引口
8は装置本体内に設けた流液洗滌用管路9を通じて接続
されている。
【0013】この液流洗滌用管路9の途中には液流洗滌
用ポンプ10が設けられている。この液流洗滌用ポンプ
10により循環吸引口8から洗滌槽1内の洗滌液を吸引
し、この洗滌液を高圧にして液流噴出口7から洗滌槽1
内へ噴射させ、洗滌槽1内に液流を生成して内視鏡2の
外表面を洗滌するようになっている。
【0014】さらに、装置本体内にはスコープ管路内洗
滌用管路11が設けられている。スコープ管路内洗滌用
管路11の一端は上記循環液吸引口8に接続されてお
り、スコープ管路内洗滌用管路11の他端は逆止弁12
を介してチャンネル接続口13に接続されている。スコ
ープ管路内洗滌用管路11の途中にはスコープ管路内洗
滌用ポンプ14が設けられている。チャンネル接続口1
3に通じる管路部分15には逆止弁16を介して、コン
プレッサ17に通じるエアー供給管路18が接続されて
いる。
【0015】また、チャンネル接続口13には内視鏡管
路洗滌用チューブ19が接続されていて、このチューブ
19の他端は洗滌槽1内の内視鏡2のチャンネル口部に
接続され、コンプレッサ17からの圧縮空気をチャンネ
ル接続口13及びチューブ19を通じて内視鏡2のチャ
ンネル内に送り込み、そのチャンネル内の除水を行うよ
うになっている。
【0016】一方、洗滌槽1の比較的上部には給水口2
1と消毒液注入口22が設けられ、洗滌槽1の底部には
排液口23が設けられている。排液口23には管路切換
弁24を介して消毒液タンク25に通じる戻し管路26
と排液管路27が接続されている。
【0017】管路切換弁24は排液口23を閉塞遮断す
る状態と、排液口23を戻し管路26に連通させる状態
と、排液口23を排液管路27に連通させる状態のいず
れかに切り換えるものである。
【0018】上記排液管路27の途中には排液ポンプ2
8が設けられており、管路切換弁24を排液管路27側
へ切換えて排液ポンプ28を運転することにより洗滌槽
1内の液体を装置外へ排出するようになっている。
【0019】消毒液タンク25の底部には消毒液供給管
路31の一端が接続されている。消毒液供給管路31の
他端は上記消毒液注入口22に接続されている。消毒液
供給管路31の途中には消毒液注入ポンプ32が設けら
れている。
【0020】上記給水口21には給水管路35が接続さ
れている。この給水管路35は給水弁36を介して、例
えば水道系等の給水源の蛇口37に接続されている。内
視鏡2は、内視鏡用通信ケーブル68にて洗滌槽1の側
面に設けられた内視鏡用通信コネクタ67と電気的に接
続される。
【0021】図2は、図1の洗滌消毒装置1aの制御を
行う制御部の概略的な構成を示すブロック図である。図
2において、38は機器の制御を司るさどるCPU(中
央処理装置)である。このCPU38は、演算回路、R
OM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)、パラレル通信ポート、シリアル通
信ポート、A/Dコンバータ、カウンタを内蔵してい
る。
【0022】CPU38には日付を管理するRTC(時
計回路)39、機器のパラメータを記録するEEPRO
M(Electrically Erasable Programmable Read Only M
emory )はフラッシュROMなどの書き換え可能な不揮
発性メモリ40、洗滌消毒装置と、図示しないマイクロ
コンピュータを接続するためのコネクタ41、電源電圧
の変動、低下を検出してリセット信号を出力することに
よりシステムの暴走を防止するリセット回路42、機器
の状態を監視し、連続的な電気信号に変換するアナログ
式センサ43、アナログ式センサ43を制御し、その出
力を増幅してCPU38に供給するアナログ回路44、
洗滌消毒工程終了時にデータを出力する出力手段として
のプリンタ45、機器の状態を監視し、二値化して電気
信号に変換するデジタル式センサ46、弁・ポンプ類4
7aを駆動するドライバ47、ユーザーが上記洗滌消毒
装置を操作するための操作パネル48、超音波振動子3
を駆動するUS基板49、内視鏡2と接続するための内
視鏡用通信コネクタ67が接続される。
【0023】CPU38内部のROMには、機器を制御
するためのプログラムが記録されており、CPU38は
このプログラムに従って自動洗滌消毒工程を行う。次
に、図3を参照して本発明に係る内視鏡2及び画像処理
装置50の詳細を示すブロック図について説明する。
【0024】図3に示すように、内視鏡2は、被検体を
撮像して電気信号に変換する為に挿入部51の先端に配
置された対物レンズ52及びCCD(個体撮像素子)5
3、内視鏡2と洗滌消毒装置1a、もしくは画像処理装
置50とを電気的に接続するためのコネクタ54、内視
鏡2の種類、CCD53の種類、累積された通電回数な
どの内視鏡2に関する複数のデータを記録保持するEE
PROM又はフラッシュROMなどの書き換え可能な不
揮発性メモリ55、演算回路、ROM、RAM、パラレ
ル通信ポート、シリアル通信ポート、A/Dコンバー
タ、カウンタを内蔵したCPU56、電源電圧の変動、
低下を検出してリセット信号を出力することによりシス
テムの暴走を防止するリセット回路57から構成されて
いる。
【0025】CPU56内部のROMには、機器を制御
するためのプログラムが記録されている。CPU56は
このプログラムに従ってメモリ55へのデータの書き込
み及び読み出し処理、及びそのデータを画像処理装置5
0へ送受信する処理を行う。
【0026】また、画像処理装置50は、内視鏡2内の
CCD53に電圧を供給するためのCCD駆動電源5
8、CCD53により光電変換された映像信号の画像処
理及び日付、患者データ等の文字信号の合成/切換えを
行う映像信号処理/切換回路59、演算回路、ROM、
RAM、パラレル通信ポート、シリアル通信ポート、A
/Dコンバータ、カウンタを内蔵し、画像処理装置の制
御を行うCPU60、内視鏡2より送られてきたデータ
を記録保持するEEPROM又はフラッシュROMなど
の書き換え可能な不揮発性メモリ61、画像処理装置5
0と内視鏡2とを電気的に接続するためのコネクタ6
2、内視鏡2より送られ、映像信号処理/切換回路59
により処理された映像信号を表示するためのモニタ63
とを電気的に接続するためのコネクタ64、ユーザーが
画像処理装置50を操作するための操作パネル65、画
像処理装置50と洗滌消毒装置とを電気的に接続するた
めのコネクタ66及び図示しない調光制御部及び光源部
から構成される。
【0027】CPU60内部のROMには、機器を制御
するためのプログラムが記録されており、CPU60は
このプログラムに従って画像処理装置50の制御を行
う。次に、上記のように構成された本発明の第1の実施
の形態の動作について説明する。本内視鏡システムによ
る内視鏡2の洗滌消毒から、内視鏡2を使用するまでの
作用について説明する。
【0028】まず、洗滌槽1に内視鏡2をセットし、チ
ャンネル接続口13に接続した内視鏡管路洗滌用チュー
ブ19の他端の内視鏡2のチャンネル入り口に接続する
とともに、内視鏡用通信コネクタ67に接続した内視鏡
用通信ケーブル68の他端を内視鏡2のコネクタ54に
接続する。
【0029】その後、図示しない各種操作スイッチの操
作を行って、洗滌消毒装置1aの運転を行う。この洗滌
消毒装置1aの運転に伴ない以下の如くの洗滌、消毒、
すすぎ、送気の各工程が行われる。
【0030】まず、CPU38は、内視鏡用通信コネク
タ67及び内視鏡用通信ケーブル68を介して内視鏡2
内のCPU56と通信を行って、メモリ55内のデータ
を読み取る処理を行なう。
【0031】ここで、メモリ55内には内視鏡の種類及
び過去の使用状況に関するデータが記録されており、そ
れに基づいて以後の洗滌消毒工程の最適化をはかってい
る。データの内容としては、例えば内視鏡の種類、型
番、製造番号、適合する洗滌チューブの型名、使用した
日付、使用した患者を表す記号、使用部位、洗滌指示内
容、施設名、使用したドクターを表す記号、内視鏡を本
洗滌消毒機にかけた人を表す記号、合計使用回数、合計
洗滌消毒回数などがあげられる。
【0032】まず、最初の洗滌工程において、次のよう
な動作が行われる。初めに給水弁36が開かれ、給水源
の蛇口37から給水管路35及び給水フィルタ38を通
して洗滌水を給水口21に導かれて洗滌槽1内に供給さ
れる。
【0033】そして、一定時間後、洗滌槽1内に洗滌水
が貯留され、その水位が一定になると給水が停止され
る。この給水が停止される直前から液流洗滌用ポンプ1
0及びスコープ管路内洗滌用ポンプ14の動作が開始さ
れ、液流洗滌とチャンネル内洗滌が開始される。
【0034】つまり、液流噴出口7から高圧の洗滌水が
洗滌槽1内に噴射され、洗滌槽1内に液流が生成されて
内視鏡2の外表面が洗滌される。この洗滌工程では内視
鏡2に付着した大きな汚れ、柔らかい汚れ、軽い汚れ等
が洗滌される。
【0035】予め設定された液流洗滌の工程時間が経過
すると、続いて、超音波洗滌が行われる。この超音波洗
滌では内視鏡2に付着した堅い汚れや、複雑形状部の汚
れ等が強力に落とされる。この超音波洗滌工程では、超
音波洗滌によってふやけて内視鏡2から剥がれかかった
汚れが落とされる。
【0036】以上のような洗滌工程が終了すると、管路
切換弁24が排液側に切り換えられると同時に排液ポン
プ28が作動され、洗滌槽1内の洗滌液は排水管路27
を通じて外部へ排出される。
【0037】その後、再び、給水弁36が開かれて、新
しい水が給水管路35及び給水フィルタ38を通して洗
滌槽1内に供給されると共に、液流洗滌用ポンプ10及
びスコープ管路内洗滌用ポンプ14が作動され、液流及
びチャンネル内送水により内視鏡2のすすぎが行われ
る。
【0038】このすずき工程の後半ではスコープ管路内
洗滌用ポンプ12が停止されると共にコンプレッサ17
が運転され、チャンネル接続口13を介して内視鏡2の
各種チャンネル内にエアーが送り込まれ、そのチャンネ
ル内の水切りが行われる。
【0039】このすすぎ工程が終了した後、続いて消毒
工程が行われる。この消毒工程では注入ポンプ32を運
転することにより、初めに消毒液タンク25内に収納さ
れている消毒液が、消毒液供給管路31を通じて消毒液
注入口22から洗滌槽1内に供給される。
【0040】そして、洗滌槽1内に溜められた消毒液中
に内視鏡2全体を完全に浸漬させるとともに、スコープ
管路内洗滌用ポンプ14のオン操作により洗滌槽1内の
消毒液の一部をチャンネル接続口13及び内視鏡管路洗
滌用チューブ19を通じて内視鏡2のチャンネル内に供
給して消毒を行う。そして、所定時間が経過すると、管
路切換弁24が消毒液回収側に切り換わり、洗滌槽1内
の消毒液が消毒液タンク25内に回収される。
【0041】消毒工程の終了後、再びすすぎ工程が行な
われる。つまり、給水弁36が開いて給水管路35及び
給水フィルタ38を通して新しい水が洗滌槽1内に供給
されると共に、液流洗滌用ポンプ10及びスコープ管路
洗滌用ポンプ14が作動され、液流及びチャンネル内送
水により内視鏡2の内外のすすぎが行われる。
【0042】その後、コンプレッサ17が運転されて、
内視鏡2のチャンネル内の水切りが行なわれる。さら
に、一定時間経過後、排水ポンプ28が停止される。そ
して、洗滌消毒工程が終了されると、洗滌消毒装置1a
は、前記同様、内視鏡用通信コネクタ67及び内視鏡用
通信ケーブル68を介して内視鏡2内のCPU56と通
信が行われ、メモリ55内に洗滌消毒に関するデータが
書き込まれる。データ内容としては、例えば洗滌消毒時
間、洗剤の有無、使用した消毒液の種類・温度、日付、
洗滌開始及び終了時間、漏水検知結果、合計洗滌消毒回
数等があげられる。
【0043】同時にCPU38は、プリンタ45を駆動
して上記データをプリントアウトする。図8にそのプリ
ントアウト例を示す。このように、プリンタ45に内視
鏡2の洗滌消毒に関するデータを印刷するようにしたの
で、使用者は洗滌消毒の効果が充分な内視鏡を使用して
患者の診察を行なうことができる。
【0044】ところで、洗滌消毒を終えた内視鏡2を使
用する際、内視鏡2は、図3の様に画像処理装置50及
び図示しない光源と接続される。画像処理装置50は、
内視鏡2が接続されると、内視鏡2内のメモリ55内の
データを読み取り、モニタ63に表示する。前記のよう
にメモリ55内には内視鏡の種類及び過去の使用状況に
関するデータが記録されている。
【0045】表示するデータの内容としては、例えば内
視鏡の種類、型番、製造番号、先に行った洗滌消毒時
間、洗剤の有無、使用した消毒液の種類・温度、日付、
洗滌開始及び終了時間、漏水検知結果、合計洗滌消毒回
数、内視鏡を本洗滌消毒機にかけた人を表す記号などが
あげられる。図4にその例を示す。
【0046】このように、モニタ63に内視鏡2の洗滌
消毒に関するデータを表示できるようにしたので、使用
者は洗滌消毒の効果が充分な内視鏡を使用して患者の診
察を行なうことができる。
【0047】この際、洗滌消毒に関するデータが入力さ
れていない場合、洗滌消毒が行われていないと判断し、
モニタ63及び操作パネル65上に警告信号を表示する
とともに、図示しない音響手段を動作させることによ
り、ユーザーに注意を促す。図5にその例を示す。
【0048】また、洗滌消毒に関するデータより、洗滌
消毒が不十分である、あるいは洗滌消毒の効果が期待で
きないと判断された場合、前記同様にモニタ63及び操
作パネル65上に警告信号を表示するとともに、図示し
ない音響手段を動作させることにより、ユーザーに注意
を促す。音響手段としては、例えば電子ブザー、ベル等
があげられる。
【0049】次に、図6を参照して本発明の第2の実施
の形態について説明する。図7は洗滌消毒装置1aと画
像処理装置50とを直接電気的に接続した図である。洗
滌消毒装置1aのコネクタ41と画像処理装置のコネク
タ66は専用のケーブル69により接続される。
【0050】内視鏡2を洗滌消毒装置1aにかけると前
記同様にCPU38は内視鏡2内のCPU56と通信を
行い、メモリ55内のデータを読み取り、洗滌消毒を行
う。洗滌消毒工程が終了すると、CPU38は自己のメ
モリ40内に洗滌消毒に関するデータを書き込む。
【0051】洗滌消毒を終えた内視鏡2が、前記同様画
像処理装置50及び図示しない光源と接続されると、画
像処理装置50内のCPU56は、内視鏡2内のメモリ
55内のスコープ種類に関するデータを読み取る。
【0052】次にケーブル69を介して洗滌消毒装置1
aにスコープ種類に関するデータを送信する。洗滌消毒
装置1a内のCPU38は当該スコープ種類に関するデ
ータをもとに自己のメモリ40内のデータを検索し、該
当する内視鏡に関する洗滌消毒に関するデータを画像処
理装置50に返送する。
【0053】画像処理装置50は、返送されたデータを
モニタ63に表示する。また、前記同様、洗滌消毒に関
するデータより、モニタ63及び操作パネル65上に警
告信号を表示するとともに、図示しない音響手段を動作
させることにより、ユーザーに注意を促すようにしてい
る。
【0054】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、洗滌消毒装置1aにスコープ種類に関するデータ
を送信すれば、洗滌消毒装置1aは、メモリ40内のデ
ータを検索し、該当する内視鏡2の洗滌消毒に関するデ
ータを画像処理装置50に返送するようにしたので、内
視鏡2内に洗滌消毒に関する情報を記憶しておくメモリ
を持ち必要がないので、第1の実施の形態に比べて内視
鏡2のメモリ容量は少なくて済む。従って、安価な内視
鏡2を提供することができる。
【0055】また、内視鏡2内に保持させる必要もない
ため、例えば図7のように内視鏡2表面に固有の認識コ
ードとしてのバーコードラベル71を取り付け、これを
洗滌消毒装置1a及び画像処理装置50に設けられた図
示しないバーコードリーダーで読み取ってもよい。
【0056】また、データ通信は内視鏡2によらないた
め、所持している内視鏡を画像処理装置50に入力し、
画像処理装置50上でその管理を行ってもよい。以上の
如く、洗滌消毒装置が行った洗滌消毒に関するデータを
画像処理装置が読み取り、表示することによって洗滌消
毒の効果を確認できない内視鏡を誤って使用することを
防止することができる。
【0057】前述した実施の形態によれば、次のような
構成が得られる。 (付記1)被検体内に挿入して該被検体の内部を観察す
るための内視鏡と、前記内視鏡を洗滌消毒する洗滌消毒
装置と、前記洗滌消毒手段にて行われた、前記内視鏡の
洗滌消毒に関する情報を記録する記録手段と、前記記録
手段に記録された、前記内視鏡の洗滌消毒に関する情報
を出力する出力手段と、少なくとも前記出力手段より出
力された前記内視鏡の洗滌消毒に関する情報を表示する
表示装置とを有することを特徴とする内視鏡システム。
【0058】(付記2)被検体内に挿入して該被検体の
内部を観察するための内視鏡と、前記内視鏡を洗滌消毒
する洗滌消毒装置と、前記洗滌消毒手段にて行われた前
記内視鏡の洗滌消毒に関する情報を記録する記録手段
と、前記記録手段に記録された前記内視鏡の洗滌消毒に
関する情報を読み取る手段と、前記読み取り手段にて読
み取った前記内視鏡の洗滌消毒に関する情報に基き、前
記内視鏡を洗滌消毒するための条件を設定する設定手段
と、前記設定手段にて設定された条件に基いて前記洗滌
消毒装置による前記内視鏡の洗滌消毒を制御する制御手
段とを有することを特徴とする内視鏡システム。
【0059】(付記3)内視鏡と洗滌消毒装置と画像処
理装置からなる内視鏡システムにおいて、洗滌消毒機が
行った洗滌消毒に関するデータを画像処理装置に表示さ
せることを特徴とする。
【0060】(付記4)前記内視鏡は、固有の認識コー
ドを持つことを特徴とする付記3記載の内視鏡システ
ム。 (付記5)前記洗滌消毒装置及び画像処理装置は前記内
視鏡のコードを読み取る手段を持つことを特徴とする付
記3記載の内視鏡システム。
【0061】(付記6)前記内視鏡システムは、システ
ムを構成する内視鏡、洗滌消毒装置、画像処理装置間相
互間で通信機能を持つことを特徴とする付記3記載の内
視鏡システム。
【0062】(付記7)前記内視鏡システムは、システ
ム内の機器のいずれかに内視鏡の認識コード、及び洗滌
消毒に関するデータを保持するメモリ手段を持つことを
特徴とする付記3記載の内視鏡システム。
【0063】(付記8)前記メモリ手段は電源の有無に
関わらず、その内容を保持することを特徴とする付記7
記載の内視鏡システム。 (付記9)上記内視鏡システムは印刷手段を持つことを
特徴とする付記3記載の内視鏡システム。 (付記10)前記印刷手段は前記認識コードとともに対
応する内視鏡の洗滌消毒に関するデータを印刷すること
を特徴とする付記9記載の内視鏡システム。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内視鏡を
洗滌消毒する洗滌消毒装置で行なわれた内視鏡の洗滌消
毒に関する情報及び内視鏡にて得られた内視鏡像を表示
装置に表示するようにしたので、内視鏡の洗滌消毒の効
果を確認することができる。つまり、洗滌消毒の効果が
充分な内視鏡を使用して患者の診察を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる内視鏡洗滌消毒装置の全体的な
構成図。
【図2】同洗滌消毒装置の制御を行なう制御部の概略的
な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡及び
画像処理装置の詳細な構成を示すブロック図。
【図4】同モニタへの表示内容を示す図。
【図5】同モニタへの表示内容を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる洗滌消毒装
置と画像処理装置とを直接接続した状態を示す図。
【図7】内視鏡の表面にバーコードを印刷した状態を示
す図。
【図8】プリンタの出力内容を示す図。
【符号の説明】
1…洗滌装置、 2…内視鏡、 38…CPU(中央処理装置)、 40…不揮発性メモリ、 50…画像処理装置、 55…不揮発性メモリ、 60…CPU(中央処理装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根来 大作 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中西 信之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 DA03 DA22 EA01 GA02 GA11 4C058 AA12 AA14 BB02 CC04 4C061 AA01 AA04 AA07 BB02 CC06 DD03 FF21 FF42 FF43 GG07 GG09 GG10 JJ11 JJ17 JJ18 LL02 NN05 NN07 WW11 WW14 YY14 YY18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に挿入され、該被検体の内部を
    観察するための内視鏡と、 前記内視鏡を洗滌する洗滌消毒装置と、 少なくとも前記洗滌消毒装置にて行なわれた前記内視鏡
    の洗滌消毒に関する情報を表示する表示装置とを具備し
    たことを特徴とする内視鏡システム。
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