JP2007089635A - 内視鏡用洗浄消毒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給水に掛かる時間を短縮化する。
【解決手段】内視鏡用洗浄消毒装置2は、水を貯留する貯水タンク42と、水供給源から洗浄槽12に水を供給する第1給水口16、第1給水路40、および第1電磁弁41と、貯水タンク42から洗浄槽12に水を供給する第2給水口17、第2給水路44、および第1ポンプ45と、水供給源、および貯水タンク42から洗浄槽12に同時給水を行うように、第1電磁弁41、および第1ポンプ45を作動させるCPU60とを備える。CPU60は、第1電磁弁41を作動させて、第1給水路40側を開、第3給水路46側を閉とし、水供給源からの水道水が第1給水口16から洗浄槽12に供給されるようにするとともに、第1ポンプ45を作動させて、貯水タンク42内の水が第2給水口17から洗浄槽12に供給されるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗浄槽に収容された内視鏡を洗浄・消毒する内視鏡用洗浄消毒装置に関する。
従来から、医療分野において、内視鏡を利用した医療診断が盛んに行われている。医療診断で使用された内視鏡は、看護師などによる予備洗浄後、内視鏡用洗浄消毒装置(特許文献1参照)の洗浄槽内にて、洗浄、消毒、すすぎ、乾燥などの各種処理が施され、洗浄・消毒滅菌される。
特開2001−299697号公報
内視鏡用洗浄消毒装置では、洗浄やすすぎの際に、洗浄槽に水を貯めて内視鏡を完全に水に浸漬させた状態とするために、洗浄槽内への給水を頻繁に行う必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の装置では、水道の蛇口から洗浄槽に直接水を供給していて、給水量が一定であるため、給水に時間が掛かり、延いては内視鏡用洗浄消毒装置による処理時間が長くなるという問題があった。
上記のように処理時間が長くなると、被験者が複数いた場合には使用済みの内視鏡が消毒滅菌されるまで検査を待たなければならず、検査効率が悪くなる。逆に、被験者に即座に対応するためには、内視鏡を複数台用意しなければならず、コストが嵩むという問題が生じていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、給水に掛かる時間を短縮化することができる内視鏡用洗浄消毒装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、洗浄槽に収容された内視鏡を洗浄・消毒する内視鏡用洗浄消毒装置において、水を貯留する貯水タンクと、水供給源から前記洗浄槽に水を供給する第1給水手段と、前記貯水タンクから前記洗浄槽に水を供給する第2給水手段と、前記水供給源、および前記貯水タンクから前記洗浄槽に同時給水を行うように、前記第1、第2給水手段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記制御手段は、前記洗浄槽に水を貯めて前記内視鏡を完全に水に浸漬させた状態とする際に、前記同時給水を行わせることが好ましい。
前記制御手段は、前記洗浄槽への給水を行っていないときに、前記水供給源から前記貯水タンクに水を供給する第3給水手段を作動させることが好ましい。
前記制御手段は、電源がオンされたときに、前記水供給源から前記貯水タンクに水を供給する第3給水手段を作動させることが好ましい。
前記貯水タンクに貯留された水に含まれる雑菌を滅菌する滅菌手段を設けることが好ましい。
前記制御手段は、電源がオフされたときに、前記貯水タンクに貯留された水を排水する排水手段を作動させることが好ましい。
前記洗浄槽の手前で、前記水供給源と前記洗浄槽とを繋ぐ第1給水路に、前記貯水タンクと前記洗浄槽とを繋ぐ第2給水路を繋げ、1つの給水口から前記洗浄槽に給水を行うようにすることが好ましい。
前記貯水タンクを別ユニットで設けることが好ましい。
本発明の内視鏡用洗浄消毒装置によれば、水を貯留する貯水タンクと、水供給源から洗浄槽に水を供給する第1給水手段と、貯水タンクから洗浄槽に水を供給する第2給水手段と、水供給源、および貯水タンクから洗浄槽に同時給水を行うように、第1、第2給水手段を作動させる制御手段とを備えたので、給水に掛かる時間を短縮化することができる。したがって、検査効率を上げることができ、内視鏡を複数台用意する必要がなくなるので、コストダウンを図ることができる。
図1において、内視鏡用洗浄消毒装置2は、箱状の装置本体10と、装置本体10にヒンジで開閉自在に取り付けられた蓋11とから構成される。この内視鏡用洗浄消毒装置2は、装置本体10の上面に設けられた洗浄槽12に使用済みの内視鏡30(図2参照)を収容し、洗浄、消毒、すすぎ、乾燥などの各種処理を施して、内視鏡30を洗浄・消毒滅菌するものである。
装置本体10の上面手前には、操作パネル13、および表示パネル14が配されている。操作パネル13は、上記各種処理の内容に関する設定や洗浄開始/停止などを指示するための多数のボタンからなる。表示パネル14は、各種設定画面、処理の残り時間、トラブル発生時の警告メッセージなどを表示する。
蓋11は、洗浄槽12に使用済みの内視鏡30を収容する際や、消毒滅菌後の内視鏡30を取り出す際に開閉操作される。消毒滅菌を行っている際には、蓋11により洗浄槽12の開口部が覆われ、外部に洗浄水や消毒液が飛散しないようになっている。また、蓋11の上面は、透明なのぞき窓となっており、洗浄や消毒滅菌の様子を視認することが可能となっている。
洗浄槽12内には、噴射装置15、洗浄水を供給する第1、第2給水口16、17、消毒液を供給する消毒液供給口18、および洗浄水、消毒液を排出する排液口19などが設けられている。
噴射装置15は、洗浄槽12の略中央に配されており、円筒状の回転体20と、回転体20の周面に複数設けられたノズル21とからなる。内視鏡30の洗浄時には、回転体20が回転されるとともに、ノズル21から洗浄水が噴射される。
図2に示すように、使用済みの内視鏡30は、手元操作部31が洗浄槽12の側面に設けられたカプラ32の近傍に載置され、回転体20の周辺に巻き回された状態で洗浄槽12内に収容される。カプラ32は、手元操作部31の吸引ボタンの装着口33、送気・送水ボタンの装着口34、および鉗子口35にチューブ36を介して接続されている。このカプラ32からチューブ36を経由して、洗浄水や消毒液が内視鏡30内部の送気・送水チューブ、吸引チューブ、および鉗子挿通用チューブに供給され、これにより内視鏡30の内部管路の洗浄・消毒滅菌が行われる。
図3において、装置本体10の上部には、水道の蛇口などの水供給源とホースなどで接続され、第1給水口16に繋がる第1給水路40が配されている。第1給水路40は、その途中に配された第1電磁弁41によって開閉される。
第1電磁弁41が開かれると、第1給水路40に水供給源からの水(水道水)が流れ、この水道水が第1給水口16から洗浄水として洗浄槽12に供給される。
装置本体10の下部には、貯水タンク42と、消毒液タンク43とが配設されている。貯水タンク42には、第2給水口17に繋がる第2給水路44が接続されている。第2給水路44の途中には、貯水タンク42内の水を洗浄槽12に向けて吸い上げる第1ポンプ45が配されている。
第1ポンプ45が作動されると、第2給水路44に第1ポンプ45によって吸い上げられた貯水タンク41内の水が流れ、この水が第2給水口17から洗浄水として洗浄槽12に供給される。なお、図示はしていないが、第2給水路44には、ノズル21やカプラ32が繋がれており、これらの箇所にも第1ポンプ45によって洗浄水が供給されるようになっている。
貯水タンク42には、第2給水路44の他に、第3給水路46が接続されている。第3給水路46は、第1給水路40と第1電磁弁41を介して接続され、第1電磁弁41によって開閉される。
第1電磁弁41が作動されて、第1給水路40側が閉、第3給水路46側が開となると、水供給源からの水道水が第3給水路46を経由して貯水タンク42に流れ込む。これにより、貯水タンク42内に水が貯留される。
貯水タンク42内には、紫外線殺菌灯47が設けられている。紫外線殺菌灯47は、貯水タンク42の内壁に取り付けられた水密な透明ケース48内に収容されている。この紫外線殺菌灯47は、貯水タンク42内の水に紫外線を照射して、水に含まれる雑菌を滅菌する。
消毒液タンク43には、内視鏡30の消毒に使用する薬液(例えば、グルタラール、過酢酸、酸性水、二酸化塩素、過酸化水素など)が貯留され、消毒液供給口18に繋がる消毒液供給路49と、排液口19に繋がる消毒液回収路50とが接続されている。消毒液供給路49の途中には、消毒液タンク43内の消毒液を洗浄槽12に向けて吸い上げる第2ポンプ51が配されている。
第2ポンプ51が作動されると、消毒液供給路49に第2ポンプ51によって吸い上げられた消毒液タンク43内の消毒液が流れ、この消毒液が消毒液供給口18から洗浄槽12に供給される。なお、図示はしていないが、消毒液供給路49には、第2給水路44と同様に、ノズル21やカプラ32が繋がれており、これらの箇所にも第2ポンプ51によって消毒液が供給されるようになっている。
消毒液回収路50は、第2電磁弁52を介して、排液口19と外部排液口53とを繋ぐ排液路54に接続されている。消毒液回収路50、および排液路54は、第2電磁弁52によって開閉される。
第2電磁弁52が作動されて、消毒液回収路50側が開、排液路54側が閉となると、排液口19から排液された消毒液が、消毒液回収路50を経由して消毒液タンク43に回収される。
排液路54の第2電磁弁52の下流側には、第3電磁弁55が配されている。排液路54は、この第3電磁弁55によっても開閉され、循環系(図示せず)側と外部排液口53側とに流路が切り替えられる。
第2電磁弁52の消毒液回収路50側が閉、排液路54側が開の状態で、第3電磁弁55が作動されて、排液路54側が開となり、循環系側が閉となると、排液口19から排液された洗浄水や効力が失活した消毒液が、外部排液口53から外部に排液される。
洗浄槽12の裏面には、超音波振動子56が固着されている。超音波振動子56は、洗浄槽12に洗浄水を貯めて内視鏡30が完全に洗浄水に浸漬された状態で作動され、洗浄水に超音波を放射して内視鏡30に付着した汚れを超音波洗浄する。なお、図示はしていないが、洗浄槽12、および貯水タンク42には、上限水位を検知するための水位センサやオーバーフローなどの安全装置が設けられており、洗浄水や消毒液が溢れることを防止している。
図4において、CPU60は、内視鏡用洗浄消毒装置2の各部の動作を統括的に制御する。ROM61には、内視鏡用洗浄消毒装置2を動作させるために必要なプログラムやデータが記憶されている。CPU60は、このROM61から、プログラムやデータを作業用メモリであるRAM62に読み出し、各種処理に応じた制御を実行する。また、CPU60は、操作パネル13の操作入力に応じて各部を動作させ、表示パネル14に画面を表示させる。
CPU60は、洗浄槽12に水を貯めて内視鏡30を完全に水に浸漬させた状態とする際には、水供給源、および貯水タンク42から洗浄槽12に同時に給水を行うように、第1電磁弁41、および第1ポンプ45の動作を制御する。すなわち、CPU60は、第1電磁弁41を作動させて、第1給水路40側を開、第3給水路46側を閉とし、水供給源からの水道水が第1給水口16から洗浄槽12に供給されるようにするとともに、第1ポンプ45を作動させて、貯水タンク42内の水が第2給水口17から洗浄槽12に供給されるようにする。
また、CPU60は、内視鏡用洗浄消毒装置2の電源がオンされたときや、内視鏡30を浸漬させて洗浄する前、あるいは消毒するときなど、洗浄槽12への給水を必要としない場合に、第1電磁弁41を作動させて、第1給水路40側を閉、第3給水路46側を開とし、第3給水路46を経由して、水供給源から貯水タンク42に水が供給されるようにする。
さらに、CPU60は、内視鏡用洗浄消毒装置2の電源がオフされたときに、第1ポンプ45を作動させて、貯水タンク42内の水を全て洗浄槽12に吸い上げさせるとともに、第2、第3電磁弁52、55を作動させて、流路を排液路54側とし、排液口19から外部排液口53に貯水タンク42内の水が排水されるようにする。
次に、上記構成を有する内視鏡用洗浄消毒装置2による内視鏡30の洗浄・消毒滅菌の処理手順を、図5のフローチャートを参照して説明する。内視鏡30による検査の終了後、作業者は、まず、内視鏡用洗浄消毒装置2の電源をオンし、使用済みの内視鏡30をシンクなどで軽く水洗い(予備洗浄)して、内視鏡30に付着している汚物などを洗い流す。このとき、内視鏡用洗浄消毒装置2では、CPU60により第1電磁弁41が作動されて、第1給水路40側が閉、第3給水路46側が開となり、第3給水路46を経由して、貯水タンク42に水が貯留される。
予備洗浄後、作業者は、手元操作部31がカプラ32の近傍に位置するように、内視鏡30を回転体20の周辺に巻き回して洗浄槽12内に収容し、吸引ボタンの装着口33、送気・送水ボタンの装着口34、および鉗子口35にチューブ36を接続した後、蓋11を閉めて操作パネル13を操作し、洗浄・消毒滅菌工程を開始させる。
洗浄・消毒滅菌工程の開始が指示されると、内視鏡用洗浄消毒装置2では、CPU60の制御の下に、噴射装置15および第1ポンプ45が作動され、回転体20を回転させながらノズル21から水を噴射して、内視鏡30の外表面を洗浄する前洗浄が行われる。また、カプラ32、およびチューブ36を介して、内視鏡30の内部管路に水が導入され、内部管路が洗浄される。この前洗浄で使用された水は、排液口19を介して外部排液口53に排水される。なお、このときも電源オン時と同様に、貯水タンク42に水が貯留される。
前洗浄後、CPU60により第1電磁弁41が作動されて、第1給水路40側が開、第3給水路46側が閉となり、水供給源からの水道水が第1給水口16から洗浄槽12に供給される。また、これと同時に、第1ポンプ45が作動されて、貯水タンク42内の水が第2給水口17から洗浄槽12に供給される。
上記のように第1、第2給水口16、17から洗浄槽12に同時給水が行われ、内視鏡30が完全に洗浄水に浸漬された状態とされた後、CPU60の制御の下に、超音波振動子56が作動され、洗浄水に超音波を放射して内視鏡30に付着した汚れを落とす超音波洗浄が行われる。超音波洗浄で使用された水は、排液口19を介して外部排液口53に排水される。なお、超音波洗浄を実施しているときも、電源オン時、前洗浄時と同様に、貯水タンク42に水が貯留される。
超音波洗浄後、前洗浄時と同様に、内部管路が洗浄される。そして、超音波洗浄前と同様に、第1、第2給水口16、17から洗浄槽12に同時給水が行われ、内視鏡30の外表面および洗浄槽12の汚れを洗い流すすすぎが行われる。すすぎに使用された水は、排液口19を介して外部排液口53に排水される。
すすぎ後、CPU60により第2ポンプ51が作動され、消毒液供給口18から洗浄槽12に消毒液が供給され、内視鏡30が消毒液に完全に浸漬された状態とされる。また、カプラ32、およびチューブ36を介して、内視鏡30の内部管路に消毒液が導入され、内部管路が消毒される。
内視鏡30を消毒液に所定時間浸漬させた後、CPU60により第2電磁弁52が作動されて、排液路54側が閉、消毒液回収路50側が開となり、排液口19から消毒液回収路50を経由して、消毒液タンク43に消毒液が回収される。なお、消毒を実施しているときも、電源オン時、前洗浄時、および超音波洗浄時と同様に、貯水タンク42に水が貯留される。
消毒後、超音波洗浄後のすすぎと同様のすすぎが2回行われ、ノズル21やカプラ32から図示しない機構でエアー、またはアルコールが供給される乾燥工程を経て、内視鏡30の洗浄・消毒滅菌工程が終了する。
以上詳細に説明したように、内視鏡用洗浄消毒装置2は、水供給源、および貯水タンク42から洗浄槽12に同時給水を行うようにしたので、短時間で内視鏡30が完全に洗浄水に浸漬された状態とすることができ、洗浄やすすぎの工程を飛躍的に短縮化することができる。
また、洗浄槽12への給水を必要としない場合に、貯水タンク42に給水するようにしたので、同時給水が必要なときに貯水タンク42に水が貯留されていないといった不具合の発生を防止することができる。
さらに、貯水タンク42内に水に含まれる雑菌を滅菌する紫外線殺菌灯47を配し、また、電源がオフされたときに、貯水タンク42に貯留された水を排水するようにしたので、貯水タンク42内の水を常に雑菌のない清潔な状態に保つことができる。
上記実施形態では、第1給水路40と第2給水路44とを別々に設けているが、図6に示すように、第1給水路40と第2給水路44とを第1電磁弁41の下流側で繋げて、1本の給水路70とし、1つの給水口71を介して、水供給源、および貯水タンク42から水を洗浄槽12に供給するようにしてもよい。このようにすると、給水口を2つ設ける手間が省ける。なお、符号72は、第2給水路44の水が貯水タンク42に戻らないようにする逆止弁である。
また、図7に示すように、貯水タンク42を内視鏡用洗浄消毒装置2とは別ユニットで設けてもよい。この場合、第1ポンプ45も別のユニットとすることが好ましい。このように貯水タンク42や第1ポンプ45を内視鏡用洗浄消毒装置2とは別にユニット化すれば、内視鏡用洗浄消毒装置2自体が大型化することがない。また、既存の内視鏡用洗浄消毒装置に上記ユニットを取り付けるだけで、上記実施形態と同様の効果を奏する装置に改良することができる。
上記実施形態では、前洗浄用の装置として噴射装置15を設けているが、この代わりに、若しくはこれに加えて、洗浄槽12の四囲にスプレーノズルを設けてもよい。また、洗浄槽12に酵素洗剤を供給する機構やミクロバルブを発生させる機構を設けてもよく、装置の仕様に応じて適宜追加変更することができる。
上記実施形態では、貯水タンク42内の水を一旦洗浄槽12に吸い上げて、排液口19、排液路54を介して外部排液口53から排水しているが、貯水タンク42に専用の排水路を接続し、この排水路を介して直接外部に排水するようにしてもよい。
上記実施形態では、紫外線殺菌灯47を用いて貯水タンク42内の水に含まれる雑菌を滅菌しているが、例えば第1給水路40や第3給水路46に、滅菌用のフィルタを設けてもよい。
内視鏡用洗浄消毒装置の概略構成を示す斜視図である。 洗浄槽に内視鏡を収容した様子を示す平面図である。 装置本体内部の構成を示す平面図である。 内視鏡用洗浄消毒装置の電気的構成を示すブロック図である。 洗浄・消毒滅菌工程の処理手順を示すフローチャートである。 第1給水路と第2給水路とを繋げた例を示す部分平面図である。 貯水タンクを別ユニットで設けた例を示す部分平面図である。
符号の説明
2 内視鏡用洗浄消毒装置
10 装置本体
12 洗浄槽
16 第1給水口
17 第2給水口
19 排液口
30 内視鏡
40 第1給水路
41 第1電磁弁
42 貯水タンク
44 第2給水路
45 第1ポンプ
46 第3給水路
47 紫外線殺菌灯
52 第2電磁弁
53 外部排液口
54 排液路
55 第3電磁弁
60 CPU
70 給水路
71 給水口

Claims (8)

  1. 洗浄槽に収容された内視鏡を洗浄・消毒する内視鏡用洗浄消毒装置において、
    水を貯留する貯水タンクと、
    水供給源から前記洗浄槽に水を供給する第1給水手段と、
    前記貯水タンクから前記洗浄槽に水を供給する第2給水手段と、
    前記水供給源、および前記貯水タンクから前記洗浄槽に同時給水を行うように、前記第1、第2給水手段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡用洗浄消毒装置。
  2. 前記制御手段は、前記洗浄槽に水を貯めて前記内視鏡を完全に水に浸漬させた状態とする際に、前記同時給水を行わせることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  3. 前記制御手段は、前記洗浄槽への給水を行っていないときに、前記水供給源から前記貯水タンクに水を供給する第3給水手段を作動させることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  4. 前記制御手段は、電源がオンされたときに、前記水供給源から前記貯水タンクに水を供給する第3給水手段を作動させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  5. 前記貯水タンクに貯留された水に含まれる雑菌を滅菌する滅菌手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  6. 前記制御手段は、電源がオフされたときに、前記貯水タンクに貯留された水を排水する排水手段を作動させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  7. 前記洗浄槽の手前で、前記水供給源と前記洗浄槽とを繋ぐ第1給水路に、前記貯水タンクと前記洗浄槽とを繋ぐ第2給水路を繋げ、1つの給水口から前記洗浄槽に給水を行うようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
  8. 前記貯水タンクを別ユニットで設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の内視鏡用洗浄消毒装置。
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