JP2009142332A - 架台移動型x線ct装置 - Google Patents

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【課題】架台移動型X線CT装置が走行するレールを保護するためのレールカバーを補強するようにする。
【解決手段】X線CT装置本体2は、X線管、X線検出器、およびこれらを回転させる回転機構などを内蔵しており、架台移動部3の上に固定される。架台移動部3は、駆動モータの回転によって駆動輪が回転し、X線CT装置本体2を、図中の黒矢印が示す方向に移動させることができる。レールカバー4は、レールが配設された床の掘り込み部分をカバーする。レールカバー補強板5は、大型顕微鏡や簡易移動型X線CT透視装置などの補助装置がレールカバー4上を通過する位置近傍に設けられ、補助装置の重量によりレールカバー4が変形するのを防止するようになされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、架台移動型X線CT装置に関する。
架台移動型X線CT(Computed Topography:コンピュータ断層撮影)装置は、X線CT装置本体、その本体下部に一体に取り付けられた架台移動部、および、床の掘り込みに配設されたレール部から構成される。また、掘り込まれた床をカバーするためにレールカバーが設けられている。レールカバーは、X線CT装置本体が自走するため、装置内で自在に屈曲する構造がとられている。例えば、レールカバーは樹脂等からなり、薄く、フレキシブルに構成されているが、操作者や患者を乗せたストレッチャーなどを支持するための十分な強度を有している。
一般に、架台移動型X線CT装置においては、重量のあるX線CT装置を移動させるために、駆動源にサーボモータが使用され、減速比の大きな減速機を介して駆動する構成がとられている。このような構成により、駆動源の慣性モーメントが減らされて大きなトルクが得られ、容易にX線CT装置を移動させることができる。
ところが、停電時にはサーボモータ自体の回転抵抗が減速機により増幅され、ブレーキがかかったような状態となり、人手で容易に移動させることができなくなる。そこで、例えば、特許文献1には、駆動輪の他に補助輪を設け、停電時に補助輪を使用することにより、容易にX線CT装置を移動させることができる技術が提案されている。
特開2002−85394号公報
近年の医療の発達に伴い、X線CT装置を取り巻く補助装置が充実してきている。補助装置には、例えば、手術場で使う大型顕微鏡や簡易移動型X線CT透視装置などがある。補助装置は、X線CT装置とは別体で構成され、装置重量が増える傾向にある。しかしながら、現在のレールカバーでは、剛性が足りないため、大重量の補助装置がレールカバー上を移動することで、変形するなどの不具合が起こる。さらに、レールカバーが変形したままの状態で架台移動型X線CT装置を動作させると、X線CT装置が異常停止する恐れがある。そこで、レールカバーの強度を高めるためにレールカバーを厚くしてしまうと、駆動部が大きくなったり、駆動をスムーズにするための設置面積が大きくなったり、柔軟性に富んだレールカバーのメリットがなくなってしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、架台移動型X線CT装置が走行するレールを保護するためのレールカバーの構造を保ちつつ、大型で重量の大きな補助装置が通過することができるように補強部材を設けた架台移動型X線CT装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、X線CT装置本体と、X線CT装置本体を移動させる架台移動部と、X線CT装置本体が走行するレールと、レール上に設けられたレールカバーとを備える架台移動型X線CT装置において、レールカバーを覆うための補強部材と、補強部材の位置を検出する検出手段とを備える。
本発明によれば、レールカバーの構造を保ちつつ、大型で大重量の補助装置が通過することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明における第1の実施の形態について図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した架台移動型X線CT装置1の構成例を示す図である。
図1に示す架台移動型X線CT装置1は、X線CT装置本体2、および架台移動部3から構成される。また、X線CT装置本体2が走行するレール上には、レールカバー4a乃至4cが設けられ、レールカバー4a乃至4cの近傍には、レールカバー補強板5a乃至5cが設けられている。以下において、レールカバー4a乃至4cを個々に区別する必要が無い場合、単にレールカバー4と称し、レールカバー補強板5a乃至5cを個々に区別する必要が無い場合、単にレールカバー補強板5と称する。このレールカバー補強版5が補強部材として機能する。
X線CT装置本体2は、図示しないX線管、X線検出器、およびこれらを回転させる回転機構などを内蔵しており、架台移動部3の上に固定される。X線管およびX線検出器は、回転機構により被検体の周りを回転移動する。X線管は、被検体の周囲を回転移動しながらX線を被検体に曝射する。X線検出器は、被検体を透過したX線を検出する。架台移動部3は、図示しない駆動モータの回転によって駆動輪を回転させて、X線CT装置本体2を、図中の黒矢印が示す方向に移動させることができる。
レールカバー4は、レールが配設された床の掘り込み部分をカバーする。レールカバー補強板5は、大型顕微鏡や簡易移動型X線CT透視装置などの補助装置がレールカバー4上を通過する位置の近傍に設けられ、補助装置の重量によりレールカバー4が変形するのを防止するようになされている。
図2は、図1のA−A線拡大断面図である。
レールカバー補強板5aは、床に固定されるレールカバー補強下板5a−1、および、このレールカバー補強下板5a−1とスライド可能に係合されるレールカバー補強上板5a−2から構成されている。レールカバー補強下板5a−1は、板厚分だけ掘り込まれた溝に配設され、ねじ5a−3によって床に固定される。レールカバー補強上板5a−2は、矢印で示す方向にスライドさせることで、レールカバー4aを覆う。架台動作スイッチ(SW)6は、レールカバー補強板5aの近傍に設けられ、レールカバー補強上板5a−2の位置を検出する。この架台動作スイッチ6が検出手段として機能する。図2に示すようにレールカバー補強上板5a−2がレールカバー補強下板5a−1の上に位置するとき、ONされる。制御部7は、架台動作スイッチ6がONされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができるようにインターロックを解除する。
レールユニット8は、レールや駆動部などを有し、レールカバー4aの下方に配設されている。このレールユニット8を構成するレールや駆動部により、架台移動部3が走行可能になされている。
図3は、レールカバー補強板5の詳細な構成例を示す図である。図4は、図3の一部を示す拡大斜視図である。
板ユニット10は、レールカバー補強下板5a−1、レールカバー補強上板5a―2、レールガイド11、ガイドホルダ12、およびマグネットロック13,14などにより構成されている。
レールカバー補強下板5a−1は、レールカバー補強上板5a−2をスライド可能にするために、表面に滑りを良くする処理が施されている。レールカバー補強上板5a−2の下方には、レールガイド11が設けられている。ガイドホルダ12には、レールガイド11が係合される。これにより、レールガイド11は、ガイドホルダ12によって板ユニット10の短手方向にスライド可能に保持される。
マグネットロック13は、レールカバー補強上板5a−2が、レールカバー4aを覆うような位置にスライドされた場合、マグネットロック14と吸着する。これにより、レールカバー補強上板5a−2がレールカバー4aを覆うような位置で固定され、不用意に動いてしまうことを防止することができる。
図5は、架台移動型X線CT装置1のレールカバー補強板5をレールカバー4を覆うようにスライドさせた場合の構成例を示す図である。
レールカバー補強板5a−2乃至5c−2は、レールカバー4a乃至4cを覆うような位置に、それぞれ矢印で示す方向にスライドさせることができる。
図6は、図5のB−B線拡大断面図である。
架台動作スイッチ6は、レールカバー補強上板5a−2がレールカバー4aを覆うような位置にスライドされると、OFFされる。制御部7は、架台動作スイッチ6がOFFされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができないようにインターロックする。すなわち、制御部7は、架台動作スイッチ6のON/OFFに基づいて、X線CT装置本体2の移動範囲を変更することができる。
このように、レールカバー補強板5は、レールカバー4の近傍に位置し、大重量の補助装置を通過させる場合にレールカバー4を覆うことができる。これにより、レールカバー4の変形を防止するだけでなく、インターロックを構築した安全スイッチを動作させることができる。また、レールカバー補強板5は、設置面積が小さく、スライド移動量が少なく、かつ、床に溝を設ける必要もないため、低コストで実現可能であるとともに、設置後の管理がし易くなる。
なお、レールカバー補強板5をスライドさせる手段として、手動以外にも、例えばコンピュータにより制御することも勿論可能である。図示は省略するが、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびHDD(Hard Disc Drive)などを実装したシステムであり、操作者の指示に応じて、架台移動型X線CT装置1のCT撮影処理や架台駆動処理などを制御したり、レールカバー補強板5のスライド動作を制御したりする。
図7は、レールカバー補強板5のスライド動作を行うコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。
操作部21は、トラックボール、スイッチ、ボタン、キーボード、およびマウスなどの入力デバイスで構成される。操作部21が操作者により用いられることによって、X線CT装置本体2のCT撮影処理の開始や終了の操作、架台移動部3の移動や停止の操作などが行われる。操作部21は、操作者の操作の内容を表わす信号を制御部7に出力する。
ボタン22は、例えば、架台移動型X線CT装置1が設置された室内の壁などに設けられる。ボタン22が操作者により用いられることによって、レールカバー補強板5のスライド動作の指示が行われる。ボタン22は、操作者の操作の内容を表す信号を制御部7に出力する。
制御部7は、架台動作スイッチ6および操作部21からの入力信号に基づいて架台駆動部24を制御したり、ボタン22からの入力信号に基づいてCT撮影制御部25を制御する。また制御部7は、架台動作スイッチ6からの入力信号に基づいて補強板駆動部23を制御する。
補強板駆動部23は、制御部7の制御に基づいて、レールカバー補強板5のスライド処理を制御する。架台駆動部24は、制御部7の制御に基づいて、架台移動部3の移動処理や停止処理、およびインターロックを制御する。CT撮影制御部25は、制御部7の制御に基づいて、X線CT装置本体2のCT撮影処理を制御する。
次に、図8のフローチャートを参照して、架台駆動部24が実行するインターロック制御処理について説明する。
ステップS1において、架台駆動部24は、制御部7からの制御信号に基づいて、架台動作スイッチ6がOFFされているか否かを判定する。架台駆動部24は、ステップS1において、架台動作スイッチ6がOFFされていると判定した場合、ステップS2に進み、架台移動型X線CT装置1をインターロックする。すなわち、レールカバー補強上板5a−2が、図6に示すようにレールカバー4aの上に位置するため、X線CT装置本体2の移動を行うことができないようにインターロックされる。
一方、ステップS1において、架台駆動部24は、架台動作スイッチ6がOFFされていない、つまり架台動作スイッチ6がONされていると判定した場合、ステップS3に進み、インターロックを解除する。すなわち、レールカバー補強上板5a−2が、図2に示すようにレールカバー補強下板5a−1の上に位置するため、X線CT装置本体2の移動を行うことができるようにインターロックが解除される。
ステップS2またはステップS3の処理の後、ステップS1に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。このように、架台動作スイッチ6のON/OFFに応じて、架台移動型X線CT装置1の移動が行われないようなインターロックを構築することができる。
以上においては、レールカバー補強板5をスライドさせるようにしたが、これに限らず、レールカバー4を覆うことができれば、レールカバー補強板5の形状や設置方法は特に問わない。また、架台動作スイッチ6を用いてレールカバー補強板5の位置を検出するようにしたが、例えば、光センサ等の検出手段を用いるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について図9乃至図12を参照して説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してあり、重複する説明は省略する。第1の実施の形態におけるレールカバー補強板5は、レールカバー4に対してスライド自在に設けられているのに対し、図9に示す第2の実施の形態におけるレールカバー補強板5は、折りたたみ可能に設けられている。
図10は、図9のC−C線拡大断面図である。
レールカバー補強上板5a−2は、蝶番5a−4を介して、レールカバー補強下板5a−1に回動自在に連結されている。レールカバー補強上板5a−2は、矢印で示す方向に回動させることで、レールカバー4aを覆う。架台動作スイッチ6は、レールカバー補強上板5a−2が、図10に示すようにレールカバー補強下板5a−1の上に位置するとき、ONされる。制御部7は、架台動作スイッチ6がONされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができるようにインターロックを解除する。
図11は、架台移動型X線CT装置1のレールカバー補強板5をレールカバー4を覆うように開いた場合の構成例を示す図である。
レールカバー補強板5a−2乃至5c−2は、レールカバー4a乃至4cを覆うような位置に、それぞれ矢印で示す方向に回動させることができる。これにより、レールカバー補強板5を折りたたまれた状態から開いた状態にすることができる。
図12は、図11のD−D線拡大断面図である。
架台動作スイッチ6は、レールカバー補強上板5a−2がレールカバー4aを覆うような位置に回動されると、OFFされる。制御部7は、架台動作スイッチ6がOFFされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができないようにインターロックする。
このように、レールカバー補強板5は、レールカバー4の近傍に設けられ、大重量の補助装置を通過させる場合に容易にレールカバー4を覆うことができる。これにより、レールカバー4の変形を防止するだけでなく、インターロックを構築した安全スイッチを動作させることができる。また、レールカバー補強板5は、設置面積が小さく、スライド移動量が少なく、かつ、床に溝を設ける必要もないため、低コストで実現可能であるとともに、設置後の管理がし易くなる。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について図13乃至図15を参照して説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1および第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してあり、重複する説明は省略する。図13に示す第3の実施の形態におけるレールカバー補強板5は、レールカバー4に対してスライド自在に設けられている。図14に示すように、レールカバー補強板5a乃至5cは、レールカバー4a乃至4cを覆うような位置に、それぞれ矢印で示す方向にスライドさせることができる。
図15は、図14のE−E線拡大断面図である。
レールカバー補強板5aは、レールカバー4aを覆うような位置にスライドされる。図示は省略するが、架台動作スイッチ6は、レールカバー補強板5aの近傍に設けられている。図14に示すように、レールカバー補強板5aは、レールカバー4の近傍に位置し、大重量の補助装置を通過させる場合にレールカバー4を覆うことができる。これにより、レールカバー4の変形を防止するだけでなく、インターロックを構築した安全スイッチを動作させることができる。また、レールカバー補強板5は、設置面積が小さく、スライド移動量が少なく、かつ、床に溝を設ける必要もないため、低コストで実現可能であるとともに、設置後の管理がし易くなる。
(第4の実施の形態)
次に本発明における第4の実施の形態について図16乃至図19を参照して説明する。なお、第4の実施の形態において、上述の第1乃至第3の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してあり、重複する説明は省略する。図16に示す第4の実施の形態におけるレールカバー補強板5は、床に収納可能に設けられている。
図17は、図16のF−F線拡大断面図である。
レールカバー補強板5aは、レールカバー4aの近傍に形成された溝に収納されている。レールカバー補強板5aは、矢印で示す方向に引き出すことで、レールカバー4aを覆う。架台動作スイッチ6は、レールカバー補強板5aが、図17に示すように溝に収納されているとき、ONされる。制御部7は、架台動作スイッチ6がONされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができるようにインターロックを解除する。
図18は、架台移動型X線CT装置1のレールカバー補強板5をレールカバー4を覆うように引き出した場合の構成例を示す図である。
レールカバー補強板5a乃至5cは、レールカバー4a乃至4cを覆うような位置に、それぞれ引き出すことができる。
図19は、図18のG−G線拡大断面図である。
架台動作スイッチ6は、レールカバー補強上板5aがレールカバー4aを覆うような位置に引き出されると、OFFされる。架台動作スイッチ6がOFFされると、X線CT装置本体2の移動を行うことができないようにインターロックされる。
このように、レールカバー補強板5は、レールカバー4の近傍に位置し、大重量の補助装置を通過させる場合にレールカバー4を覆うことができる。これにより、レールカバー4の変形を防止するだけでなく、インターロックを構築した安全スイッチを動作させることができる。また、レールカバー補強板5は、設置面積が小さく、スライド移動量が少なく、かつ、床に溝を設ける必要もないため、低コストで実現可能である。
前述の第1乃至第4の実施の形態においては、架台動作スイッチ6は、レールカバー補強板5aの近傍に設けられるものとしたが、これに限らず、例えば、図20に示すように、架台移動型X線CT装置1の架台移動部3の下方にスイッチ31を設けるようにしてもよい。図21は、図20のH−H線拡大断面図である。スイッチ31は、レールカバー補強板5に当接するときONされる。すなわち、スイッチ31は、レールカバー4を覆う位置にレールカバー補強板5がスライドされた場合に、レールカバー補強板5に当接するような位置に設けられる。
スイッチ31がONされた場合、X線CT装置本体2の移動を行うことができるようにインターロックが解除され、OFFされた場合、X線CT装置本体2の移動を行うことができないようにインターロックされる。このように、レールカバー補強板5aの近傍に設けられた架台動作スイッチ6と同様に、インターロックを構築した安全スイッチを動作させることができる。
なおこの発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る架台移動型X線CT装置の構成例を示す図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 レールカバー補強板5の詳細な構成例を示す図である。 図3の一部を示す拡大斜視図である。 レールカバー補強板をレールカバーを覆うようにスライドさせた場合の構成例を示す図である。 図5のB−B線拡大断面図である。 コンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 インターロック制御処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る架台移動型X線CT装置の構成例を示す図である。 図9のC−C線拡大断面図である。 レールカバー補強板をレールカバーを覆うように回動させた場合の構成例を示す図である。 図11のD−D線拡大断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る架台移動型X線CT装置の構成例を示す図である。 レールカバー補強板をレールカバーを覆うようなにスライドさせた場合の構成例を示す図である。 図14のE−E線拡大断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る架台移動型X線CT装置の構成例を示す図である。 図16のF−F線拡大断面図である。 レールカバー補強板5をレールカバー4を覆うように引き出した場合の構成例を示す図である。 図18のG−G線拡大断面図である。 架台移動部の下方にスイッチを設けた場合の構成例を示す図である。 図20のH−H線拡大断面図である。
符号の説明
1 架台移動型X線CT装置
2 X線CT装置本体
3 架台移動部
4 レールカバー
5 補強部材(レールカバー補強板)
6 検出手段(架台動作スイッチ)
7 制御手段(制御部)

Claims (6)

  1. X線CT装置本体と、前記X線CT装置本体を移動させる架台移動部と、前記X線CT装置本体が走行するレールと、前記レール上に設けられたレールカバーとを備える架台移動型X線CT装置において、
    前記レールカバーを覆うための補強部材と、
    前記補強部材の位置を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする架台移動型X線CT装置。
  2. 前記補強部材は、前記レールカバーの近傍に前記レールカバーに対してスライド可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の架台移動型X線CT装置。
  3. 前記補強部材は、前記レールカバーの近傍に前記レールカバーに対して折りたたみ可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の架台移動型X線CT装置。
  4. 前記補強部材は、前記レールカバーの近傍に収納可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の架台移動型X線CT装置。
  5. 前記検出手段が検出する前記補強部材の位置に基づいて、前記X線CT装置本体の移動範囲を変更する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の架台移動型X線CT装置。
  6. 前記検出手段が、前記レールカバーを覆う位置に前記補強部材が存在することを検出したとき、前記制御手段は、前記X線CT装置本体が移動しないように前記架台移動部を制御することを特徴とする請求項5に記載の架台移動型X線CT装置。
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