JP2009142144A - 異方性永久磁石型モータ - Google Patents

異方性永久磁石型モータ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、肉薄でありながらコギングトルクを低減することができる異方性永久磁石型モータを提供することを目的とする。
【解決手段】異方性永久磁石型モータのロータ8には異方性永久磁石2が備えられている。異方性永久磁石2は、その配向方向9を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有し、異方性永久磁石2の1極当たりの角度をθp°、コギングトルク1周期の角度をθc°とし、θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値をコギングトルクの許容最大値としたとき、許容最大値に等しいコギングトルク値に対応するθr/θcを求め、求めたθr/θcをPとするとき、θr/θcがP以下となるように、θrの角度を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、異方性永久磁石を有する異方性永久磁石型モータに関する。
近年、家庭用電化製品に使用される永久磁石型モータは、更なる高出力および小型化が求められてきている。これに併せて、さらに低振動、低騒音であることも求められてきている。
このような状況から、これまで使用されてきた最大エネルギー積が2MGOe(16kJ/m)程度となるフェライトボンド磁石、最大エネルギー積が5MGOe(40kJ/m)程度のフェライト焼結磁石、または、最大エネルギー積が9MGOe(72kJ/m)程度の等方性希土類ボンド磁石では、求められる仕様に間に合わなくなりつつある。そこで、最大エネルギー積が上記磁石よりも大きい異方性永久磁石の利用が考えられるようになってきている。
しかしながら、この異方性永久磁石は、配向する段階で磁束の方向が決定されてしまう。したがって、これまで異方性永久磁石を配向して着磁する場合には、ラジアル配向して着磁、または極異方配向して着磁をすることが通常であった。
図15は、従来のラジアル配向(ラジアル着磁)の場合の磁束方向と、極異方配向(極違方着磁)の場合の磁束方向とを示す概念図である。
ラジアル配向(ラジアル着磁)の場合には、配向及び着磁を単にラジアル方向に設定するだけであるため、配向や着磁が容易である。しかし、磁極間の境界部で急激に磁束が変化するために、コギングトルクが大きいという課題が生じていた。
一方、極異方配向(極異方着磁)の場合には、磁極間の境界部での磁束の変化は正弦波的であり、コギングトルクを低減することができる。しかし、磁石の厚さを1磁極の幅の1/2程度とする必要があり、磁石が肉厚化してモータが大型化するという課題が生じていた。
そこで、このような課題を回避するため、例えば、下記の特許文献1に記載の発明が提案されている。この特許文献1には、ラジアル着磁をされた磁極の中央部と、極異方着磁をされた磁極間の境界部と、で構成される異方性永久磁石を有するモータが記載されている。このようなモータによれば、コギングトルクを低減することができるとともに、モータを高トルク化することができる。
国際公開第2005/008862号パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、磁極間の境界部において極異方着磁がされるため、磁石を肉薄にすることが困難となり、モータの小型軽量化が困難という課題があった。
そこで、本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、肉薄でありながらコギングトルクを低減することができる異方性永久磁石を有する異方性永久磁石型モータを提供することを目的とする。
本発明に係る異方性永久磁石型モータは、環状のステータヨークと、前記ステータヨークから径方向に突出した複数のティースと、前記ティースの間に構成されたスロットとを有するステータコアと、前記ティースに巻回された複数のコイルとを備えたステータと、円筒状のロータヨークと、前記ロータヨークの表面に配置された異方性永久磁石とを有し、前記ティースに空隙を介して対向したロータと、を備える異方性永久磁石型モータであって、前記異方性永久磁石は、その配向方向を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有し、1極当たりの角度をθp°、前記異方性永久磁石モータに発生するコギングトルク1周期の角度をθc°、自然数をaとして、
θp/θc=3×aであり、
θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値をコギングトルクの許容最大値としたとき、
θr/θcが{(θp/θc)−2}≦θr/θc≦{(θp/θc)−1}となる範囲において、前記許容最大値に等しいコギングトルク値に対応するθr/θcを求め、求めたθr/θcをPとするとき、θr/θcが前記P以下となるように、前記θrの角度を設定したことを特徴とする。
本発明によれば、異方性永久磁石を肉薄としてモータの小型軽量化と共に、コギングトルクの低減と高効率化を実現することができる。

本発明の実施の形態に係る異方性永久磁石型モータは、環状のステータヨークと、前記ステータヨークから径方向に突出した複数のティースと、前記ティースの間に構成されたスロットとを有するステータコアと、前記ティースに巻回された複数のコイルとを備えたステータと、円筒状のロータヨークと、前記ロータヨークの表面に配置された異方性永久磁石とを有し、前記ティースに空隙を介して対向したロータと、を備える異方性永久磁石型モータであって、
前記異方性永久磁石は、その配向方向を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有し、1極当たりの角度をθp°、前記異方性永久磁石モータに発生するコギングトルク1周期の角度をθc°、自然数をaとして、
θp/θc=3×aであり、
θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値をコギングトルクの許容最大値としたとき、
θr/θcが{(θp/θc)−2}≦θr/θc≦{(θp/θc)−1}となる範囲において、前記許容最大値に等しいコギングトルク値に対応するθr/θcを求め、求めたθr/θcをPとするとき、θr/θcが前記P以下となるように、前記θrの角度を設定するものである。
この構成により、異方性永久磁石を肉薄としてモータの小型軽量化と共に、コギングトルクの低減と高効率化を実現することができる。
さらに、前記異方性永久磁石の磁極中央から両側θr/2°の範囲に対応する前記異方性永久磁石の幅をlr、前記ティースの幅をltとしたとき、lt/lr≧aの関係が成立することが好ましい。
さらに、θr/θcが{(θp/θc)−2}以下における自然数となるように、前記θrの角度を設定することが好ましい。
さらに、前記許容最大値以下の範囲でθr/θcが最大の値をとるように、前記θrの角度を設定することが好ましい。
さらに、前記ティースが径方向内側に向かって突出していることが好ましい。
以下、本発明の実施形態に係る異方性永久磁石型モータについて、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る異方性永久磁石モータの概略断面図である。
本発明の実施の形態に係る異方性永久磁石型モータは、ステータ7とロータ8を備える。
ステータ7は、ステータコア6と、このステータコア6に巻回された複数のコイル(図示を省略する)とを備える。また、ステータコア6は、環状のステータヨーク4と、このステータヨーク4から径方向内側に向かって突出した複数のティース3と、このティース3の間に構成されたスロット5とを有する。
ロータ8は、円筒状のロータヨーク1と、このロータヨーク1の外周に配置された異方性永久磁石2と、このロータヨーク1の中央に配置された回転軸10とを備える。そして、このロータ8は、ステータ7のティース3と空隙を介して対向している。
なお、以下、ステータの内周にロータが配置される図1のようなインナーロータ型のモータの一例を挙げて説明するが、本発明はこのインナーロータ型モータに限定されるものではなく、アウターロータ型モータにも適用できる。アウターロータ型モータとする場合は、ステータはステータヨークから外周側にティースが突出し、それらのティースに対向して、内周側に異方性永久磁石を備えたロータが配置される。
図2は異方性永久磁石2の1磁極に対応するティース3とロータ8とを示す断面図である。また、図3は図2の一部分を拡大して示す部分拡大図である。
異方性永久磁石2は、その配向方向9を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有する。すなわち、図2および図3に示すように、異方性永久磁石2は、磁極中央から両側θr°/2の範囲内において、外周面の法線方向となる配向方向9を有する。さらに、この両側θr°/2を超えた範囲においては、異方性永久磁石2は、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを持った配向方向9を有する。また、この傾きを持った配向方向9は、それぞれ磁極中央方向へと傾く。そして、この法線方向からの傾きは、磁極中央からθr°/2においてはゼロであり、磁極端部に向かう程次第に大きくなる。また、磁極端部におけるこの法線方向からの傾きは、90°を超えない範囲とすることが好ましい。
本実施の形態では、図2および図3に示すθr(以下、境界角と呼ぶ)を適切に設定することにより、コギングトルクの低減を図っている。以下、上述したような磁極中央から両側θr°/2の範囲を決定するための境界角θrについて説明する。
まず、異方性永久磁石の磁極数とスロット数とに基づくコギングトルクの1周期あたりの角度であるコギング角θc、異方性永久磁石の1極当たりの角度である磁極角θpについて、磁極数とスロット数と組み合わせが異なる数例を挙げて説明する。
コギングトルクは、1回転(360°)につき極数とスロット数との最小公倍数だけ発生する。このため、例えば、16極12スロットの場合には1回転(360)°につき48回発生する。12極18スロットの場合には1回転(360)°につき36回発生する。10極12スロットの場合には1回転(360)°につき60回発生する。また、8極9スロットの場合には1回転(360)°につき72回発生する。
すなわち、16極12スロットのモータの場合、コギングトルク1周期の角度であるコギング角θcは、7.5°である。同様に、12極18スロットの場合、コギング角θcは10°であり、10極12スロットの場合のコギング角θcは6°であり、8極9スロットの場合のコギング角θcは5°である。
また、16極12スロットのモータの場合、1極当たりの角度である磁極角θpは22.5°である。同様に、12極18スロットの場合の磁極角θpは30°であり、10極12スロットの場合の磁極角θpは36°であり、8極9スロットの場合の磁極角θpは45°である。
次に、本実施の形態における境界角θrについて説明する。なお、以下、境界角θrについて、コギング角θcに対する境界角θrであるコギング角―境界角度比(以下、適宜、単に角度比と呼ぶ)θr/θcを主に用いて説明する。
図4は異方性永久磁石型モータを16極12スロットとした場合のコギングトルクと角度比θr/θcとの関係を示す図である。図5は12極18スロットとした場合のコギングトルクと角度比θr/θcとの関係を示す図である。図6は10極12スロットとした場合のコギングトルクと角度比θr/θcとの関係を示す図である。図7は8極9スロットとした場合のコギングトルクと角度比θr/θcとの関係を示す図である。なお、図4乃至図7に示す角度比θr/θcがPやQとなる点については、以下で説明する。
ここで、図4乃至図7をみると、16極12スロットの場合および12極18スロットの場合には、角度比θr/θcが1のときにコギングトルクが極小となることが分かる。同様に、10極12スロットの場合には角度比θr/θcが1、2、3、4のときにコギングトルクが極小となる。8極9スロットの場合には角度比θr/θcが1、2、3、4、5、6、7のときにコギングトルクが極小となっていることが分かる。すなわち、図2および図3に示すような構成において、コギングトルクの低減を図るには、このようにコギングトルクが極小となる角度比θr/θcを選択することが最適である。例えば、16極12スロットの場合には、角度比θr/θcが1のときにコギングトルクが極小となるため、境界角θrがコギング角θcと等しくなるように設定すればよい。一方、8極9スロットの場合には、境界角θrは、コギング角θcの1、2、3、4、5、6あるいは7倍のいずれかでよい。
ところで、このように、コギングトルクが極小となる個数が磁極数とスロット数と組み合わせによって異なっている。このため、コギングトルクが極小となる角度比θr/θcは次のようにして求めることができる。
すなわち、本実施の形態の異方性永久磁石2は、上述したように1極当たりの角度を磁極角θp°、異方性永久磁石モータに発生するコギングトルク1周期の角度をコギング角θc°とし、自然数をaとすると、下記の関係が成立する。
θp/θc=3×a
θr/θc≦{(θp/θc)−2}
θr/θc=自然数
まず、コギング角θcに対する磁極角θpにおいて、θp/θc=3×aとしている。すなわち、本実施の形態では、θp/θcが3の倍数となるような磁極数とスロット数とを有したモータに適用される。このため、例えば、8極4スロットの場合にはθp/θc=2となるため適用外である。一方、図4乃至図7の場合は、θp/θcが3の倍数となるため、本発明に適用される。
次に、角度比θr/θcをθr/θc≦{(θp/θc)−2}とする範囲とし、その範囲において自然数とする角度比θr/θcを選択することで、コギングトルクが極小となる角度比θr/θcを求めることができる。
すなわち、上記の磁極角θpおよびコギング角θcの値から角度比θr/θcを求めると、16極12スロットおよび12極18スロットの場合には角度比θr/θcが1となる。また、10極12スロットの場合には角度比θr/θcが1、2、3、4となる。また、8極9スロットの場合には角度比θr/θcが1、2、3、4、5、6、7となる。
これにより、角度比θr/θcを自然数として、θr/θc≦{(θp/θc)−2}の条件の場合には、コギングトルクが極小となることが分かる。
なお、いずれの場合においても角度比θr/θcがゼロのときにコギングトルクがゼロとなっている。しかし、この場合にはその配向方向9を異方性永久磁石2の外周面の法線方向とする領域がないため、磁束量を多く獲得することができない。このため、角度比θr/θcがゼロの場合には、この発明の効果を得ることができない。このため、角度比θr/θcを、0<θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲における自然数とすることがより好ましい。
以上説明したように、本実施の形態の異方性永久磁石型モータは、θp/θcが3の倍数となるような磁極数とスロット数とを有したモータである。そして、角度比θr/θcが0を超え、かつ{(θp/θc)−2}以下となる範囲において、自然数となる角度比θr/θcを選択する。本モータは、この選択に基づき異方性永久磁石2の境界角θrを設定しており、これによって、コギングトルクが最小となるようにコギングトルクを抑制できる。
なお、本実施の形態において、コギングトルクを抑制するための好適な条件について、さらに、以下説明する。
ここで、もう1度図4乃至図7をみると、16極12スロットの場合および12極18スロットの場合には角度比θr/θcが1以下のときにコギングトルクが低減し、10極12スロットの場合には角度比θr/θcが4以下のときにコギングトルクが低減し、8極9スロットの場合には角度比θr/θcが7以下のときにコギングトルクが低減していることが分かる。すなわち、コギングトルクは、角度比θr/θcが各図に示すP以下となる領域では低く抑えられているが、角度比θr/θcがPを超えると急激に増加していることがわかる。
したがって、16極12スロットの場合および12極18スロットの場合には、コギングトルクが、角度比θr/θcが1以下のときのコギングトルクの極大値以下であれば、十分にコギングトルクを低減できる。また、10極12スロットの場合には角度比θr/θcが4以下のときのコギングトルクの極大値、8極9スロットの場合には角度比θr/θcが7以下のときのコギングトルクの極大値に対しても同様のことが言える。図4乃至図7に、0<θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値を許容最大値Cmaxとし、その極大値に対応する角度比θr/θcを極大角度比Qとして示す。
このようなコギングトルクが許容最大値Cmax以下となる角度比θr/θcの範囲は、図4乃至図7から分かるように、0<θr/θc≦Pとなる。すなわち、図4に示す12極18スロットの場合、角度比θr/θcがゼロ以上P以下の範囲では、コギングトルクは許容最大値Cmax以下に抑制されている。よって、角度比θr/θcがゼロ以上かつP以下となる範囲においての境界角θrを設定すれば、コギングトルクを許容値以下となるように好適に抑制することができ、本発明の効果を達成することができる。
このようなPとなる角度比θr/θcは、次のようにして求めることができる。まず、上述した0<θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値を求める。次に、{(θp/θc)−2}<θr/θc≦{(θp/θc)−1}範囲において、コギングトルク値がこの極大値に等しい許容最大値Cmaxとなる角度比θr/θcを求める。このようにして求めた角度比θr/θcが、角度比における許容最大値を示す許容最大角度比Pとなる。
以上説明したように、角度比θr/θcが{(θp/θc)−2}≦θr/θc≦{(θp/θc)−1}となる範囲において、許容最大値Cmaxに等しいコギングトルク値に対応する角度比θr/θcを求め、求めた角度比θr/θcを許容最大角度比Pとするとき、角度比θr/θcがこの許容最大角度比P以下となるように、境界角θrの角度を設定することにより、肉薄でありながらコギングトルクを低減することができる。さらに、角度比θr/θcが許容最大値Cmax以下の範囲で最大の値をとるように境界角θrの角度を設定することにより、ステータに鎖交する磁束量を増大させ高トルク化とすることができ、モータの効率を上げることができる。
また、図2に示すように、異方性永久磁石2の磁極中央から両側θr°/2の範囲に対応する異方性永久磁石2の外周部の幅をlrとし、ティース3の幅をltしたとき、異方性永久磁石2は、lt/lr≧aとなることが好ましい。このようにlt/lr≧aが好ましいとする理由について説明する。
図8は16極12スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図である。図9は12極18スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図である。図10は10極12スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図である。図11は8極9スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図である。
これら図8乃至図11をみると、16極12スロットの場合および12極18スロットの場合にはlt/lrが1以上のときにコギングトルクが極小となることが分かる。また、10極12スロットの場合にはlt/lrが2以上のときにコギングトルクが極小となり、8極9スロットの場合にはlt/lrが3以上のときにコギングトルクが極小となっていることが分かる。
ここで、上記の磁極角θpおよびコギング角θcの値から自然数aを求めると、16極12スロットおよび12極18スロットの場合には1、10極12スロットの場合には2、8極9スロットの場合には3となる。これにより、lt/lr≧aの場合には、コギングトルクが極小となることが分かる。
次に、この発明に係る異方性永久磁石2の製造工程について説明する。図12および図13は、製造段階の異方性永久磁石2を示す断面図である。
まず、図12のように、一様な配向磁界Hを施しておく。そして、異方性永久磁石2を製造するための材料を、磁極中央部周辺においては配向方向が外周面の法線方向に、磁極端部においては配向方向が外周面の接線方向に配向するように配置する。そして、圧延等により荷重Fにて、図13のような円弧状の磁極に変形する。これにより、配向方向9を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有するように調製できる。ただし、図12および図13は磁極の中心から右半分の断面形状を表している。
次に、本発明の実施の形態に係る異方性永久磁石型モータと、従来型のモータとを比較する。図14は、比較例と本発明の実施の形態に係る異方性永久磁石型モータとを比較した図である。
図14においては、比較例とは16極12スロットのラジアル配向および着磁をした永久磁石を用いたモータである。一方、実施例1とは16極12スロット、角度比θr/θcが1、lt/lrが1の異方性永久磁石を用いたモータである。実施例2とは8極9スロット、角度比θr/θcが1、lt/lrが3の異方性永久磁石を用いたモータである。更に、実施例3とは8極9スロット、角度比θr/θcが6、lt/lrが3の異方性永久磁石を用いたモータである。
実施例1と比較例とを比較すると、コギングトルクについては実施例1が比較例に対して95%程度低減していることが分かる。また、トルク定数については実施例1が比較例に対して2%程度向上していることが分かる。
次に、実施例2と比較例とを比較すると、コギングトルクについては実施例2が比較例に対して99.9%程度低減していることが分かる。
次に、実施例3と比較例とを比較すると、コギングトルクについては実施例3が比較例に対して99.5%程度低減していることが分かる。また、トルク定数については実施例3が比較例に対して12%程度向上していることが分かる。
以上から、本発明に係る異方性永久磁石2は、肉薄でありながらコギングトルクを低減することができる。
ここで、上記の角度比θr/θcの条件により、コギングトルクが低減されていることについて、以下の式により確認する。式1は、磁極の非対称性に起因するコギングトルクの発生条件を示す式である。なお、μoは真空の透磁率、lgは空隙長、lsは軸長、rgは空隙の半径、θはロータの回転角、φは空隙部の周方向位置、(Λ2kZstはΛ2(φ)の空間第k・Zst次成分の振幅、δkZstはΛ2(φ)の空間第k・Zst次成分の初期位相、(F2)jは空隙部起磁力分布の空間第j次成分の振幅、Zstはステータのスロット数を表す。
(式1)





















この式1から、cos(j−k・Zst)=1が成立するときに、コギングトルクが発生することがわかる。つまり、j=k・Zstのとき、コギングトルクが発生する。
そこで、図14において、実施例1と比較例とを比較すると、j=1・Zst次の起磁力成分については比較例が235.0であるのに対し、実施例1が1.0であり、比較例に対し実施例1の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=2・Zst次の起磁力成分については比較例が52000.0であるのに対し、実施例1が3000.0であり、比較例に対し実施例1の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=3・Zst次の起磁力成分については比較例が1740.0であるのに対し、実施例1が128.0であり、比較例に対し実施例1の方が飛躍的に低減していることがわかる。j=4・Zst次の起磁力成分については比較例が210000.0であるのに対し、実施例1が600.0であり、比較例に対し実施例1の方が飛躍的に低減していることがわかる。そして、コギングトルクについては実施例1が比較例に対して95%程度低減していることが分かる。また、トルク定数については実施例1が比較例に対して2%程度向上していることが分かる。
次に、実施例2と比較例とを比較すると、j=1・Zst次の起磁力成分については比較例が235.0であるのに対し、実施例2が0.4であり、比較例に対し実施例2の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=2・Zst次の起磁力成分については比較例が52000.0であるのに対し、実施例2が106.0であり、比較例に対し実施例2の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=3・Zst次の起磁力成分については比較例が1740.0であるのに対し、実施例2が0.1であり、比較例に対し実施例2の方が飛躍的に低減していることがわかる。j=4・Zst次の起磁力成分については比較例が210000.0であるのに対し、実施例2が9.4であり、比較例に対し実施例2の方が飛躍的に低減していることがわかる。そして、コギングトルクについては実施例2が比較例に対して99.9%程度低減していることが分かる。
次に、実施例3と比較例とを比較すると、j=1・Zst次の起磁力成分については比較例が235.0であるのに対し、実施例3が2.8であり、比較例に対し実施例3の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=2・Zst次の起磁力成分については比較例が52000.0であるのに対し、実施例3が188.0であり、比較例に対し実施例3の方が飛躍的に低減していることがわかる。また、j=3・Zst次の起磁力成分については比較例が1740.0であるのに対し、実施例3が0.9であり、比較例に対し実施例3の方が飛躍的に低減していることがわかる。j=4・Zst次の起磁力成分については比較例が210000.0であるのに対し、実施例3が14.8であり、比較例に対し実施例3の方が飛躍的に低減していることがわかる。
そして、コギングトルクについては実施例3が比較例に対して99.5%程度低減していることが分かる。また、トルク定数については実施例3が比較例に対して12%程度向上していることが分かる。
以上から、上記の角度比θr/θcの条件により、コギングトルクが低減されていることが確認できる。
本発明に係る異方性永久磁石型モータは、コギングトルクの低減と高効率化が求められるモータに適している。
本発明の実施の形態に係るモータの概略断面図 本発明の実施の形態に係るモータの異方性永久磁石の1磁極に対応するティースとロータとを示す断面図 図2の一部分を拡大して示す部分拡大図 本発明の実施の形態に係るモータの16極12スロットとした場合のコギングトルクとθr/θcとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの12極18スロットとした場合のコギングトルクとθr/θcとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの10極12スロットとした場合のコギングトルクとθr/θcとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの8極9スロットとした場合のコギングトルクとθr/θcとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの16極12スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの12極18スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの10極12スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの8極9スロットとした場合のコギングトルクとlt/lrとの関係を示す図 本発明の実施の形態に係るモータの製造段階の異方性永久磁石を示す部分断面図 本発明の実施の形態に係るモータの製造段階の異方性永久磁石を示す部分断面図 比較例と本発明の実施の形態に係るモータとを比較した図 従来のラジアル配向、着磁の場合の磁束方向と、極異方配向、着磁の場合の磁束方向とを示す概念図
符号の説明
1 ロータコア
2 異方性永久磁石
3 ティース
4 ステータヨーク
5 スロット
6 ステータコア
7 ステータ
8 ロータ
9 配向方向

Claims (5)

  1. 環状のステータヨークと、前記ステータヨークから径方向に突出した複数のティースと、前記ティースの間に構成されたスロットとを有するステータコアと、前記ティースに巻回された複数のコイルとを備えたステータと、円筒状のロータヨークと、前記ロータヨークの表面に配置された異方性永久磁石とを有し、前記ティースに空隙を介して対向したロータと、を備える異方性永久磁石型モータであって、
    前記異方性永久磁石は、その配向方向を磁極中央から両側θr°/2の範囲において外周面の法線方向に有し、磁極端部に向かって連続的に外周面の法線方向から傾きを有し、1極当たりの角度をθp°、前記異方性永久磁石モータに発生するコギングトルク1周期の角度をθc°、自然数をaとして、
    θp/θc=3×aであり、
    θr/θc≦{(θp/θc)−2}の範囲におけるコギングトルクの極大値をコギングトルクの許容最大値としたとき、
    θr/θcが{(θp/θc)−2}≦θr/θc≦{(θp/θc)−1}となる範囲において、前記許容最大値に等しいコギングトルク値に対応するθr/θcを求め、求めたθr/θcをPとするとき、θr/θcが前記P以下となるように、前記θrの角度を設定したことを特徴とする異方性永久磁石型モータ。
  2. 請求項1に記載の異方性永久磁石型モータにおいて、
    前記異方性永久磁石の磁極中央から両側θr/2°の範囲に対応する前記異方性永久磁石の幅をlr、前記ティースの幅をltとしたとき、
    lt/lr≧aの関係が成立する異方性永久磁石型モータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の異方性永久磁石型モータにおいて、
    θr/θcが{(θp/θc)−2}以下における自然数となるように、前記θrの角度を設定したことを特徴とする異方性永久磁石型モータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の異方性永久磁石型モータにおいて、
    前記許容最大値以下の範囲でθr/θcが最大の値をとるように、前記θrの角度を設定したことを特徴とする異方性永久磁石型モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の異方性永久磁石型モータにおいて、
    前記ティースが径方向内側に向かって突出していることを特徴とする異方性永久磁石型モータ。
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