JP2009142076A - 低ノイズ電力変換装置 - Google Patents

低ノイズ電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009142076A
JP2009142076A JP2007316058A JP2007316058A JP2009142076A JP 2009142076 A JP2009142076 A JP 2009142076A JP 2007316058 A JP2007316058 A JP 2007316058A JP 2007316058 A JP2007316058 A JP 2007316058A JP 2009142076 A JP2009142076 A JP 2009142076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
inverter circuit
ground terminal
wiring
capacitors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007316058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5134934B2 (ja
Inventor
Tadahiko Senda
忠彦 千田
Akira Mishima
彰 三島
Komei Mo
江鳴 毛
Tomoya Kamezawa
友哉 亀澤
Masahiro Hiraga
正宏 平賀
Satoshi Ibori
敏 井堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2007316058A priority Critical patent/JP5134934B2/ja
Publication of JP2009142076A publication Critical patent/JP2009142076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5134934B2 publication Critical patent/JP5134934B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/12Arrangements for reducing harmonics from ac input or output
    • H02M1/126Arrangements for reducing harmonics from ac input or output using passive filters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/12Arrangements for reducing harmonics from ac input or output
    • H02M1/123Suppression of common mode voltage or current

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】ノイズ対策部品の大型化を伴わず、小型かつ安価な方式でノイズ電流を低減する電力変換装置。
【解決手段】整流回路1と、整流回路の直流出力側に設けた平滑コンデンサ2と、平滑コンデンサの後流側に接続されたインバータ回路3と、を備えた電力変換装置において、電力変換装置をアースする第1のアース端子G1と、モータへのシールドケーブルのシールド被覆又はモータアース線を接続する第2のアース端子G2と、を有し、第1のアース端子G1と第2のアース端子G2は配線で電気的に接続され、第1のアース端子G1と整流回路1の交流入力側は第1のコンデンサCx,Cyを介した配線で接続され、第2のアース端子G2とインバータ回路3は、第2のコンデンサCnと抵抗Rnとを介した配線で接続され、第2のコンデンサCnの容量は第1のコンデンサCx,Cyの容量より小さく構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、伝導ノイズの低減方式を採用した電力変換装置に関する。
インバータに代表される電力変換装置は、IGBTなど半導体素子のスイッチング動作で発生させた方形波電圧により、モータへ供給する電力を制御する。方形波電圧は高い周波数成分を含んでおり、その電圧がモータやモータケーブルに印加されると、それらとグランド間の浮遊容量を通して漏れ電流が発生する。このグランドへ漏洩した電流はコモンモードノイズ電流と呼ばれ、インバータ等の電力変換装置が発生する伝導ノイズの主原因である。コモンモードノイズ電流は電源へ回り込み、他の電子・電気機器の誤作動等の障害を与え課題となり得る。
前記のコモンモードノイズ電流への対策を講じた従来インバータとそのインバータを使用したシステムの全体構成の例を図9に示す。インバータ(電力変換装置)は、交流入力を直流出力に変換する整流回路1と、この整流回路1の直流出力側の平滑コンデンサ2と、この平滑コンデンサ2の後流側のインバータ回路3と、から構成される。さらに、図9に示すように電源入力三相線に、コンデンサCxとコンデンサCyから成るフィルタコンデンサ部分4を接続することで電源へ回り込むノイズ電流の低減を図っている。
モータ12やモータケーブル14の浮遊容量を介してグランドへ漏洩したコモンモード電流Itの一部は、電流Iyとしてフィルタコンデンサ部分4によって直接インバータへ回収される。このフィルタコンデンサ部分4を低インピーダンスとして、より多くの電流を回収できれば、電源へ回り込むノイズ電流Irは低減される。図9では示していないが、フィルタコンデンサ部分4の電源側にコモンモードチョークを追加する場合もある。これにより、電源へ回り込みインバータに戻る経路のインピーダンスを高くし、この経路に流れるノイズ電流Irをさらに低減することができる。
前述したように、フィルタコンデンサ部分4やコモンモードチョークを用いれば、課題となる電源へ回り込むノイズ電流Irは容易に低減可能と思える。しかし、モータ12およびモータケーブル14のグランドに対するインピーダンスが極小となる周波数(モータ12およびモータケーブル14のグランドに対する浮遊容量とモータケーブル14のインダクタンスできまる共振周波数)では、大量のコモンモードノイズ電流が発生する。そのため、この共振周波数において、電源へ回り込むノイズ電流Irを十分に低減するには、コンデンサやチョークなどの対策部品を大きくしなければならず、コストや体積の上昇を招いてしまう。さらに、コモンモードチョークの周波数特性やフィルタコンデンサ部分4の配線インダクタンスの影響で、高周波域では十分なノイズ低減効果が得られない場合もある。
そこで、前述した共振周波数でのコモンモードノイズ電流を抑制するための従来技術として、例えば特許文献1に記載されるダンピングインピーダンスを使用する方法が提案されている。また、電源へ回りこむノイズ電流を低減できる従来からの方法として、例えば、特許文献2に記載される平滑コンデンサの負極側にバイパス経路を追加する方法が提案されている。
特許第3432505号公報 特開2003−235269号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す方法を適用する場合には、モータとグランドとの間の経路にダンピングインピーダンスとして抵抗を挿入しなければならない。しかし、この抵抗には発生したコモンモードノイズ電流Itのすべての周波数成分が通るため、この抵抗の発熱が課題となる。特に、モータケーブル14(図9を参照)が長い(浮遊容量が大きい)場合には大量のコモンモードノイズ電流が発生するので、抵抗の発熱が大きくなる。
また、上記特許文献2に示す方法を適用して前述した共振周波数でのコモンモードノイズ電流を抑制するためには、上記特許文献1と同様に、バイパス経路に抵抗を用いなければならない。そのため、上記特許文献1と同様に、このバイパス経路に大量の電流が流れる場合には抵抗が発熱する課題が生じる。また、バイパス経路のインピーダンスが大きい場合には、高周波ノイズに対するノイズ低減効果は小さくなる。
そこで、本発明は、ノイズ対策部品の大型化を伴わず、小型かつ安価な方式でノイズ電流を低減した電力変換装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
交流入力を直流出力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流出力側に設けた平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに接続され前記整流回路と反対側に設けられたインバータ回路と、を備えた電力変換装置において、
前記電力変換装置をアースするための第1のアース端子と、モータへのシールドケーブルのシールド被覆又はモータアース線を接続するための第2のアース端子と、を有し、前記第1のアース端子と前記第2のアース端子は配線で電気的に接続され、前記第1のアース端子と前記整流回路の交流入力側は第1のコンデンサを介した配線で接続され、前記第2のアース端子と前記インバータ回路は、第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサと直列の抵抗とを介した配線で接続され、前記第2のコンデンサの容量は前記第1のコンデンサの容量より小さい構成とする。
また、前記電力変換装置において、前記第1のアース端子と前記第2のアース端子を接続する配線にインダクタを挿入する構成とする。さらに、前記電力変換装置において、グランドへの漏洩電流であるコモンモードノイズ電流の高周波成分を、前記第1のコンデンサを介して回収する他に、前記第2のアース端子、第2のコンデンサ及び前記抵抗を介して前記インバータ回路に回収し、さらに、前記コモンモードノイズ電流の高周波域に含まれる共振周波数でのコモンモード電流を前記抵抗によってダンピングして低減する構成とする。
本発明によれば、ノイズ対策部品の大型化を伴わず、小型かつ安価な方式で高周波ノイズ電流を低減した電力変換装置を提供することができる。また、抵抗の発熱等の課題も生じないことから、信頼性を向上できる。
本発明の第1〜第6の実施形態に係る電力変換装置について、図1〜図8を参照しながら以下詳細に説明する。
「第1の実施形態」
図1は本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。図2は本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置が適用されるシステムの全体構成を示す図である。図1と図2に示す本実施形態に係る電力変換装置が、図9に示す従来の電力変換装置と異なる点は、次のとおりである。
第一の点は、電力変換装置(インバータ)が、電力変換装置のアース端子G1の他に、シールケーブルのシールド被覆11あるいはモータアース線を接続するためのアース端子G2を備えていることである。このアース端子G2とアース端子G1は電力変換装置のケース5内部の配線9で電気的に接続されている(以下、G1−G2線9と記す)。第二の点は、アース端子G2とインバータ回路3のN側配線はコンデンサCnと抵抗Rnを介した配線8で接続されている(以下、G2−N線8と記す)。さらに、コンデンサCnの容量の大きさが、フィルタコンデンサ部分4のコンデンサCxとコンデンサCyの容量より小さく設定されているのが特徴である。具体的には、CxとCyの小さい方の値よりもCnを小さく設定する。例示として示すと、CxとCyが1μFであるのに対してCnは0.01〜0.1μFであるという程度である。
図2には、図1に示す実施形態に係る電力変換装置を使用した場合のシステム全体の構成とその作用を模式的に示す。インバータ動作により発生したコモンモードノイズ電流Itは、G1−G2線9を通る電流IgとG2−N線8を通りインバータ回路3へ帰還する電流Inに分かれる。電流Igの大部分は、フィルタコンデンサ部4を通り、整流回路1を介してインバータ回路3へ帰還する電流Iyと成る(ここで回収されなかった電流Irは電源10へ回り込み解決すべき課題となる)。
本発明の第1の実施形態では、CxとCyはCnよりも容量が大きいため、低周波域(約1MHz以下)においてフィルタコンデンサ部分4のインピーダンスは、G2−N線8のインピーダンスより低くなっている。逆に、高周波域(約1MHz以上)ではフィルタコンデンサ部分4の容量がコンデンサCnの容量より大きいので寄生インダクタンスが大きくなり、さらに、フィルタコンデンサ部分4の設置場所の長さの関係で配線インダクタンスが大きくなって、フィルタコンデンサ部分4のインピーダンスは高くなっている。したがって、フィルタコンデンサ部分4の電流Iyには、低周波ノイズ電流が多く、高周波ノイズ電流は少ない。
これに対して、Cnの容量が小さいため、低周波域においてはG2−N線8のインピーダンスが高く低周波ノイズは非常に小さく、高周波域においては、フィルタコンデンサ部分4の高インピーダンスのために電流Inには高周波ノイズ電流が多く含まれる。
したがって、本発明の第1の実施形態では、フィルタコンデンサ部分4のみでコモンモードノイズ電流を回収するのではなく、高周波成分に関してはG2−N線8を介してもインバータ回路3へ回収できる。これによって、図9に示す従来技術と比較して、電源10へ回りこむノイズ電流Irの高周波成分を低減できる。換言すると、第1の実施形態は、低周波ノイズは図9に示す従来技術と同程度であるが、高周波ノイズは本実施形態に設けたG2−N線8を通して回収できるので電源10側に流れ難くなる。
さらに、第1の実施形態では背景技術で述べた共振周波数でのコモンモードノイズ電流を大幅に抑制することが可能である。この共振周波数は、モータの種類やモータケーブル長にも依存するが、比較的高い周波数(例えば、3MHz)となる。そのため、この共振周波数のコモンモードノイズ電流(共振電流)は、G2−N線8を通ることができる。G2−N線8を通りインバータ回路3へ至る経路には、抵抗Rnがあるため、共振電流はダンピングされる。その結果、共振周波数でのコモンモード電流は大幅に低減される。
さらに、第1の実施形態ではCnの容量をCxとCyよりも小さく設定しているので、G2−N線と通るノイズ電流はこの共振電流を含め高周波成分が大部分で低周波成分を殆ど含まない。このため、抵抗Rnで消費される電力は小さく、この抵抗の発熱は小さい。したがって、抵抗の発熱は解決すべき課題の対象とならない。なお、図1と図2に示すY結線の3つのコンデンサCxは、その中点でコンデンサCyと直列接続されていて、各コンデンサCx,Cyの耐圧を小さく設計できるようにしている。
「第2の実施形態」
図3は本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。図4は本発明の第1と第2の実施形態に係る電力変換装置が奏する効果を実験検証した結果を示す図である。
本発明の第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の動作及び作用について改良、改善したものであり、具体的には、上述の第1の実施形態において、G1−G2線9にインダクタLgを追加したものである。このインダクタLgを追加することにより、高周波域において、図2の電流Igが減少し、電流Inが増加する。その結果、電流Irの高周波成分をさらに低減することができる。
本実施形態における効果を実験検証した結果を示す図4において、横軸は周波数、縦軸は雑音端子電圧である。雑音端子電圧は電源へ回り込むノイズ電流を評価するための一般的指標であり、擬似電源回路網を用いて測定される量である。図4(a)は図9の従来技術での雑音端子電圧の測定結果を、図4(b)は図1の第1の実施形態での雑音端子電圧の測定結果をそれぞれ示している。さらに、図4(c)は図3に示す第2の実施形態での雑音端子電圧の測定結果である。
図4(a)において、3MHzのピークは上述した共振周波数に対応しており、雑音端子電圧レベルが高くなっている。しかしながら、本発明の第1の実施形態と第2の実施形態を適用した図4(b)と図4(c)においては、3MHzの雑音端子電圧のピークは大きく低減しており、各実施形態の有効性を示している。また、3MHz以上の周波数帯でも、5dB程度の低減が見られ、高周波域での各実施形態の有効性も確認できる。なお、図示するように、図4(c)に示した第2の実施形態での雑音端子電圧レベルの方が、図4(b)に示した第1の実施形態のものより、低減効果が大きくなっている。
「第3の実施形態」
図5は本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。第3の実施形態では、第2アース端子G2とインバータ回路3を接続する配線8におけるインバータ回路3側の接続先が、図3に示すインバータ回路3のN側に代えて、インバータ回路3のP側であるように変形したものである。第3の実施形態におけるインバータ回路側のP側接続先とする回路構成はその基本的な作用、効果が、第2の実施形態のN側接続先とするものと同等である。
「第4の実施形態」
図6は本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。第4の実施形態では、第2アース端子G2とインバータ回路3を接続する配線8におけるインバータ回路3側の接続先を、インバータ回路3のP側とN側の両方に接続するものである。すなわち、インバータ回路3のP側とN側の間に直列の2つのコンデンサCn1とCn2とを設け、これらのコンデンサCn1とCn2との中点が、配線8のインバータ回路3側の接続先となるものである。
図6に示す第4の実施形態におけるインバータ回路側の接続先をP側及びN側の双方に接続する回路構成はその基本的な作用、効果が、第2の実施形態のN側接続先のものと同等である。
「第5の実施形態」
図7は本発明の第5の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。図7に示す第5の実施形態は、図3に示す上述した第2の実施形態を改良、改善したものである。本実施形態では、整流回路1の電源入力側にコモンモードチョークLcを追加したものである。これにより、電源10(図2を参照)へ回り込むノイズ電流を一層小さくすることが可能である。また、このコモンモードチョークLc自体は従来技術でも使用されているが、本発明の第2の実施形態に示す回路構成に適用することで、従来技術で使用されるチョークLcのインダクタンス値を小さくすることができる。
「第6の実施形態」
図8は本発明の第6の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。図8に示す第6の実施形態は、上述した第2の実施形態を単相電源の場合に適用したものである。第6の実施形態を提示することで、本発明は、三相電源だけでなく単相電源で駆動するインバータにも適用可能である。
単相電源では、フィルタコンデンサ部分4と整流回路1は、図8に示すような回路構成となる。すなわち、フィルタコンデンサ部分4と整流回路1でのコンデンサCxとダイオード6が3対から2対の構成になる。上述した第3の実施形態、第4の実施形態、第5の実施形態に関しても、単相電源で適用する場合は、フィルタコンデンサ部分4と整流回路1は、図8に示すような回路構成となる。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置が適用されるシステムの全体構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の第1と第2の実施形態に係る電力変換装置が奏する効果を実験検証した結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 従来技術に関する電力変換装置が適用されるシステムの全体構成を示す図である。
符号の説明
1 整流回路
2 平滑コンデンサ
3 インバータ回路
4 フィルタコンデンサ部分
5 電力変換装置ケース
6 ダイオード
7 IGBT
8 インバータ回路N側とG2端子を結ぶ配線
9 G1端子とG2端子を結ぶ配線
10 電源
11 シールド被覆
12 モータ
13 グランド
14 モータケーブル
G1,G2 端子
Cx,Cy,Cn,Cn1,Cn2 コンデンサ
Rn 抵抗
It,In,Ig,Iy,Ir ノイズ電流
Lg インダクタ
Lc コモンモードチョーク

Claims (12)

  1. 交流入力を直流出力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流出力側に設けた平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに接続され前記整流回路と反対側に設けられたインバータ回路と、を備えた電力変換装置において、
    前記電力変換装置をアースするための第1のアース端子と、モータへのシールドケーブルのシールド被覆又はモータアース線を接続するための第2のアース端子と、を有し、
    前記第1のアース端子と前記第2のアース端子は配線で電気的に接続され、
    前記第1のアース端子と前記整流回路の交流入力側は第1のコンデンサを介した配線で接続され、
    前記第2のアース端子と前記インバータ回路は、第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサと直列の抵抗とを介した配線で接続され、
    前記第2のコンデンサの容量は前記第1のコンデンサの容量より小さい
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1のアース端子と前記第2のアース端子を接続する配線にインダクタを挿入することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第2のアースと前記インバータ回路を接続する前記配線の前記インバータ回路側の接続先が、前記インバータ回路のN側配線であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記第2のアース端子と前記インバータ回路を接続する前記配線の前記インバータ回路側の接続先が、前記インバータ回路のP側配線であることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1または請求項2において、
    前記インバータ回路のP側とN側の間に直列のコンデンサを設け、前記第2のアース端子と前記インバータ回路を接続する前記配線の前記インバータ回路側の接続先が、前記直列に設けられたコンデンサの中点である
    ことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1または請求項2において、
    前記整流回路の交流入力側は三相線であり、前記三相線間にはY結線の3つのコンデンサを有し、
    前記Y結線の3つのコンデンサの中点と前記第1のアース端子との間に他のコンデンサを接続し、
    前記第1のコンデンサが、前記3つのコンデンサと前記他のコンデンサとからなる
    ことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6において、
    前記整流回路の交流入力側の三相線にコモンモードチョークを接続することを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項7において、
    前記コモンモードチョークは前記Y結線の3つのコンデンサより入力電源側に接続することを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項1又は請求項2において、
    前記整流回路の交流入力側は単相線であり、前記単相線間には2つのコンデンサを有し、
    前記2つのコンデンサの中点と前記第1のアース端子との間に他のコンデンサを接続し、
    前記第1のコンデンサが、前記2つのコンデンサと前記他のコンデンサとからなる
    ことを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項9において、
    前記整流回路の交流入力側の単相線にコモンモードチョークを接続することを特徴とする電力変換装置。
  11. 請求項10において、
    前記コモンモードチョークは前記2つのコンデンサより入力電源側に接続することを特徴とする電力変換装置。
  12. 請求項1または請求項2において、
    グランドへの漏洩電流であるコモンモードノイズ電流の高周波成分を、前記第1のコンデンサを介して回収する他に、前記第2のアース端子、第2のコンデンサ及び前記抵抗を介して前記インバータ回路に回収し、
    さらに、前記コモンモードノイズ電流の高周波域に含まれる共振周波数でのコモンモード電流を前記抵抗によってダンピングして低減する
    ことを特徴とする電力変換装置。
JP2007316058A 2007-12-06 2007-12-06 低ノイズ電力変換装置 Expired - Fee Related JP5134934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316058A JP5134934B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 低ノイズ電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316058A JP5134934B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 低ノイズ電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009142076A true JP2009142076A (ja) 2009-06-25
JP5134934B2 JP5134934B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=40872134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007316058A Expired - Fee Related JP5134934B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 低ノイズ電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5134934B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119682A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Asml Netherlands Bv アクチュエーションシステムおよびリソグラフィ装置
CN103368409A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 三菱电机株式会社 功率转换装置
JP2014225965A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2016119747A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 株式会社デンソー モータ制御装置
KR20200106394A (ko) * 2019-03-04 2020-09-14 손광만 누설 전류 차단 및 온도 변화 감지 기능이 구비된 산업용 노이즈 필터
EP3540925B1 (en) * 2016-12-14 2021-08-18 Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. Electric tool

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069762A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp インバータ式駆動装置の漏洩電流低減フィルタ
JP2001268890A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 電力変換システム
JP2003235269A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置のノイズ低減装置
JP2007236137A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd ノイズフィルタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069762A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp インバータ式駆動装置の漏洩電流低減フィルタ
JP2001268890A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 電力変換システム
JP2003235269A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置のノイズ低減装置
JP2007236137A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd ノイズフィルタ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119682A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Asml Netherlands Bv アクチュエーションシステムおよびリソグラフィ装置
US9748682B2 (en) 2010-12-03 2017-08-29 Asml Netherlands B.V. Actuation system and lithographic apparatus
CN103368409A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 三菱电机株式会社 功率转换装置
JP2014225965A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2016119747A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 株式会社デンソー モータ制御装置
EP3540925B1 (en) * 2016-12-14 2021-08-18 Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. Electric tool
KR20200106394A (ko) * 2019-03-04 2020-09-14 손광만 누설 전류 차단 및 온도 변화 감지 기능이 구비된 산업용 노이즈 필터
KR102183319B1 (ko) 2019-03-04 2020-11-26 손광만 누설 전류 차단 및 온도 변화 감지 기능이 구비된 산업용 노이즈 필터

Also Published As

Publication number Publication date
JP5134934B2 (ja) 2013-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2416867C1 (ru) Устройство преобразования электроэнергии для электромобиля
JP5134934B2 (ja) 低ノイズ電力変換装置
JP6041583B2 (ja) 電力変換装置
CN107404218B (zh) 电力转换装置
JP2012044812A (ja) ノイズフィルタ及びこれを使用したemcフィルタ
TWI478473B (zh) 電源供應裝置
CN108631630B (zh) 电力转换装置以及电力转换系统
JP5560024B2 (ja) 高調波フィルタ
JP5235820B2 (ja) 電力変換装置
JP2010288381A (ja) 電力変換装置のノイズ低減回路
JP2007068311A (ja) ノイズフィルタおよびモータ駆動装置
JP6207751B2 (ja) 電力変換装置
JP2008295126A (ja) 電力変換器システム
JP6797748B2 (ja) 電力変換装置及び電力変換システム
JP2012165487A (ja) 漏れ電流抑制回路
JP6254779B2 (ja) 電力変換装置
JP2010028942A (ja) 電力変換装置
JP2006020389A (ja) ノイズフィルタおよびそれを搭載したモータ駆動装置
JP2006020389A5 (ja)
JP2007236137A (ja) ノイズフィルタ
JP5721772B2 (ja) 電力変換装置
JP2016052155A (ja) 医療装置
JP2009148045A (ja) 漏洩電流低減装置
JP2008067534A (ja) フィルタ装置および電力変換装置
JPH0522985A (ja) ノイズ防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5134934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees