JP2009141722A - Oob検出回路およびシリアルataシステム - Google Patents

Oob検出回路およびシリアルataシステム Download PDF

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Abstract

【課題】アナログ回路に特性変動が生じた場合でも、正確な信号判定を可能とし、製品の歩留まりを低下させないOOB検出回路を提供する。
【解決手段】振幅判定回路1には、振幅判定回路1に設けられているバーストとスケルチを区別するための振幅閾値調整機構の設定を変える特性調整レジスタ12が接続され、当該特性調整レジスタ12は、自己判定回路13によって制御される。そして、振幅判定回路1の出力は時間判定回路2に与えられるとともに、自己判定回路13にも与えられ、自己判定回路13は、振幅判定回路1の出力に基づいて、特性調整レジスタ12を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、シリアルATA(SATA:Serial Advanced Technology Attachment)を用いるシステムの、ホストとデバイスにおけるOOB(Out Of Band)検出回路に関する。
コンピュータのホストとデバイスの通信規格であるシリアルATA(以下SATAと呼称)において、ホストとデバイスが消費電力を低減したパワーマネージメント(以下PMと呼称)状態から復帰をするとき、およびリセットを行うときに、ホストとデバイスのどちらかから相手側に対して特定のパターン(OOBパターン)を送信する。そして、受信側は送られてきたパターンがOOBパターンであることを認識する必要がある。
OOB信号の検出は、そのバースト期間とスペース期間(スケルチ期間)とを検出することにより行われる。なお、従来のOOB検出回路の構成については、特許文献1の図7に開示されている。
特開2007−4587号公報
特許文献1に示されるように、OOB信号検出回路はアナログ回路で構成されるが、アナログ回路はウエハープロセスのばらつき、温度、電源電圧の変動により、特性が変動し、SATAで定められた信号判定のための規格を満たさない場合があり、製品の歩留まりを低下させる原因となる。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、アナログ回路に特性変動が生じた場合でも、正確な信号判定を可能とし、製品の歩留まりを低下させないOOB検出回路を提供することを目的とする。
本発明に係る1の実施の形態においては、OOB検出回路内において、振幅判定回路、時間判定回路のそれぞれの特性を調整するための調整機構と、振幅判定回路および時間判定回路のそれぞれの出力を検出して、それぞれの調整機構を制御するフィードバック機構とを有した自己調整機構を備えている。
上記実施の形態によれば、自己調整機構により、アナログ回路である振幅判定回路および時間判定回路に特性変動が生じている場合であっても、フィードバック制御により変動を吸収した閾値および反応時間に設定することができ、正確な信号判定を可能とし、製品の歩留まりを低下させないOOB検出回路を得ることができる。
<前提技術の説明>
本発明の説明に先立って、図1〜図6を用いて、SATAにおけるOOB信号の検出についての前提技術を説明する。
図1は、ホストHSとデバイスDVとの接続関係を示す図であり、ホストHSからデバイスDVにOOBパターンを出力している状態を模式的に示している。ホストHSはコンピュータのマザーボード等に相当し、デバイスDVはハードウエアディスクドライブ(HDD)やDVD(digital versatile disc)のドライブに相当する。
SATAは+/−の差動信号で通信を行い、ホストHS、デバイスDVTそれぞれが、Tx+ポート、Tx−ポート、Rx+ポート、Rx−ポートの4つのポートを有し、Tx+ポート、Tx−ポートが送信側ポートとなり、Rx+ポート、Rx−ポートが受信側ポートとなる。
図2は、OOBパターンを示す図であり、差動信号の振幅が小さいスケルチ区間(時間T2)と、振幅が大きいバースト区間(時間T1)とが交互に繰り返す。
図3には、バースト区間およびスケルチ区間のそれぞれの時間T1およびT2の規格を、各種OOBパターンごとに示している。
すなわち、OOBパターンには、COMWAKE、COMINITおよびCOMRESETの3種類があり、ホストあるいはデバイスから相手に対してPMモードから復帰したい場合にCOMWAKEを出力し、デバイスからホストに対してハードウエアリセットをかけたい場合にCOMINITを出力し、ホストがデバイスに対してハードウエアリセットをかけたい場合にCOMRESETを出力する。
図3に示されるように、COMWAKEの場合、T1およびT2の時間は106.7nsであり、COMINITおよびCOMRESETでは、T1の時間は106.7ns、T2の時間は320nsである。
図4には、受信側においてOOBパターンを認識するOOB検知回路の構成を示しており、スケルチ区間とバースト区間とを判定するための振幅判定回路1と、スケルチ区間の時間を判定するための時間判定回路2とを備えている。
図4に示されるように、振幅判定回路1には、Rx+ポートおよびRx−ポートを介してOOBパターンが入力され、振幅判定を行った後、時間判定回路2を介すことで、COMWAKEあるいはCOMINITおよびCOMRESETの何れであるかの判定がなされる。
振幅判定回路1および時間判定回路2には、それぞれOOBパターンを判定するための規格値が存在しており、それぞれの規格値を図5および図6に示す。
図5に示すように、バーストと判定しなければならない振幅範囲は200mVppd以上、バースト、スケルチのどちらに判定しても良い振幅範囲は75mV以上、200mV未満、スケルチと判定しなければならない振幅範囲は75mVppd未満である。なお、ppdとは、peak to peak differentialを表し、差動信号の信号振幅の単位である。
図6に示すように、COMWAKEのスケルチ時間規格では、COMWAKEと判定しても良いスケルチ時間は35ns以上175ns未満であり、COMWAKEと判定しなければならないスケルチ時間は101.3ns以上112ns未満であり、COMWAKEと判定してはならないスケルチ時間は35ns未満、175ns以上である。
また、COMINITおよびCOMRESETのスケルチ時間規格では、COMINIT/COMRESETと判定しても良いスケルチ時間は175ns以上525ns未満であり、COMINIT/COMRESETと判定しなければならないスケルチ時間は304ns以上336ns未満であり、COMINIT/COMRESETと判定してはならないスケルチ時間は175ns未満、525ns以上である。
デバイスDVは、PM状態では基準クロックも停止する場合があるため、振幅判定回路1および時間判定回路2はいずれも基準クロックを必要としないアナログ回路で構成する必要がある。
<発明の技術思想>
以上説明したように、振幅判定回路1および時間判定回路2はいずれも基準クロックを必要としないアナログ回路で構成する必要があるので、特性変動により、SATAで定められた信号判定のための規格を満たさなくなる場合がある。本発明は、振幅判定回路1および時間判定回路2のそれぞれの回路特性を調整するための調整機構(以下調整レジスタ)をOOB検出回路内に設け、さらに回路内に、振幅判定回路1および時間判定回路2のそれぞれの出力を検出して、その結果に基づいて上記調整機構を制御するフィードバック機構を設けることで、回路特性が規格内に収まるように調整レジスタを自動調整するという技術思想に基づいている。以下、実施の形態について説明する。
<A.実施の形態1>
<A−1.振幅判定回路の自己調整機構>
図7は、本発明に係る実施の形態1のOOB検出回路100の構成を示すブロック図であり、特に、振幅判定回路1の自己調整機構を示す図である。
図7に示すように、Rx+ポートおよびRx−ポートは、それぞれ信号経路P1およびP2を介して振幅判定回路1に接続されるが、信号経路P1と接地との間には、スイッチSW1Aおよび終端抵抗RTAが介挿され、また、信号経路P2とグランドGNDとの間には、スイッチSW1Bおよび終端抵抗RTBが介挿されている。
また、信号経路P1およびP2は、それぞれスイッチSW2AおよびSW2Bを介して、DC振幅生成回路10に接続されている。
DC振幅生成回路10は、電源VCCとグランドGNDとの間を複数の抵抗R1で分圧し、種々の電圧を生成する電圧生成部VGと、電圧生成部VGで生成されたどの電圧を信号経路P1およびP2に出力するかを選択するセレクタスイッチSLとを有している。そして、当該セレクタスイッチSLの設定は、DC振幅調整レジスタ11に格納されたデータによって決められている。
また、振幅判定回路1には、振幅判定回路1に設けられているバーストとスケルチを区別するための振幅閾値調整機構の設定を変える特性調整レジスタ12(調整機構)が接続されている。すなわち、振幅閾値調整機構は、Rx+ポートおよびRx−ポートから入力される信号の振幅と比較するためのDCリファレンス電圧をスイッチによって切り替えることで、振幅判定の閾値を調整する構成であるが、そのスイッチの設定データが特性調整レジスタ12に格納されている。なお、特性調整レジスタ12は、デジタル回路で構成される自己判定回路13(フィードバック機構)によって制御される構成となっている。
そして、振幅判定回路1の出力は時間判定回路2に与えられるとともに、自己判定回路13にも与えられ、自己判定回路13は、振幅判定回路1の出力に基づいて、特性調整レジスタ12を制御する構成となっている。
次に、動作について説明する。通常のSATA通信動作時はスイッチSW1AおよびSW1Bがオン状態にあり、スイッチSW2AおよびSW2Bがオフ状態となっているので、DC振幅生成回路10の出力は振幅判定回路1には与えられない。
自己調整を行うに際しては、スイッチSW1AおよびSW1Bをオフ状態とし、スイッチSW2AおよびSW2Bがオン状態とすることで、Rx+ポートおよびRx−ポートからの信号の代わりに、DC振幅生成回路10から出力されるDC電圧が差動電圧として振幅判定回路1に入力される。
通常動作時に入力されるOOBパターンのバースト区間は1.5Gbpsのスピードでハイ、ローするデータパターンであるが、自己調整で用いるのは単純なDC信号であり、例えばRx+側に100mV、Rx−側に0mVなどのように出力するため、振幅判定回路1が判定するバーストとスケルチの閾値とDC信号の振幅の大きいものと小さいものの閾値とには差がある。
すなわち、振幅判定回路1のバーストとスケルチの閾値を125mVppdとなるようにした場合、DC振幅での閾値が何mVppdになるかを予め評価しておき、そのDC振幅になるようにDC振幅調整レジスタ11を設定する。通常の場合、バーストとスケルチの閾値を125mVppdとすれば、DC信号の振幅の大きいものと小さいものとを判定する閾値は75mVppd程度になる。
振幅判定回路1は、例えば入力振幅が閾値よりも小さい場合はハイを出力し、大きい場合はローを出力するように構成されているが、自己調整を行うときは、DC振幅生成回路10が出力するDC電圧の振幅が、例えば75mVppdになるようにDC振幅調整レジスタ11を設定した状態で、スイッチSW1AおよびSW1Bをオフし、スイッチSW2AおよびSW2Bをオンして、DC電圧を振幅判定回路1に入力する。
自己判定回路13は、特性調整レジスタ12を制御して、まず振幅判定回路1におけるDC信号の判定閾値を最低になるように設定する。そして、振幅判定回路1の出力を受けて、それがハイかローかを判定する。
最初は、判定閾値を最低にしているので、振幅判定回路1の出力はローになるが、自己判定回路13は、振幅判定回路1の出力がハイになるまで段階的に特性調整レジスタ12の設定を上げていき、振幅判定回路1の出力がローからハイに転じたレジスタ値で設定の変更をストップする。
この時のレジスタ値によって設定される振幅判定回路1におけるDC信号の判定閾値が、バーストとスケルチの閾値を125mVppdとする場合の実際の閾値となる。この値は、振幅判定回路1の特性変動を吸収した値であるので、この時の特性調整レジスタ12のレジスタ値を通常通信動作時に使用する。これにより、バーストとスケルチの閾値を目標とする125mVppd付近に設定することができる。
このように、OOB検出回路100内に、DC電圧により任意の振幅を有するDC信号を生成する振幅生成回路10を備え、そこで生成したDC信号をテスト信号として振幅判定回路1に入力し、フィードバックにより判定閾値を調整することで、振幅判定回路1の回路特性が変動している場合であっても、その変動を吸収した閾値を得ることができる。
なお、上記においては特性調整レジスタ12の設定値を、DC信号の判定閾値が最低になるように設定して、そこから段階的に特性調整レジスタ12の設定を上げる例を示したが、DC信号の判定閾値が最高になるように設定し、そこから段階的に特性調整レジスタ12の設定を下げるようにしても良い。また、DC信号の判定閾値が最高と最低の中間値になるように設定し、そこから段階的に特性調整レジスタ12の設定を上げる、または下げるようにしても良い。
<A−2.時間判定回路の自己調整機構>
図8は、本発明に係るOOB検出回路100のうち、時間判定回路2の自己調整機構を示すブロック図である。
図8に示すように、振幅判定回路1からの出力信号は入力セレクタSL1を介して時間判定回路2に与えられる。時間判定回路2内にはアナログ回路で構成されたスケルチ時間測定回路21とデジタル回路で構成されたスケルチ区間カウント回路22を有している。
スケルチ時間測定回路21は、振幅判定回路1からの出力信号を受けて、WAKE_SHORT信号、WAKE_LONG信号、INIT_SHORT信号およびINIT_LONG信号の何れかをハイにしてスケルチ区間カウント回路22に与えるとともに、自己判定回路15(フィードバック機構)の時間測定カウント回路154にも与える。このスケルチ時間測定回路21での反応時間は、例えば内部のRC回路の時定数を規定する抵抗の抵抗値、もしくは容量の容量値を特性調整レジスタ14(調整機構)の設定値を変更することで変更できるように構成することで、調整可能となっている。
スケルチ区間カウント回路22は、規定の時間のスケルチ区間が3回以上入力されたことをカウントするデジタル回路であり、スケルチ区間が3回以上入力された信号を、COMWAKE、COMINITおよびCOMRESETの何れかと判定して所定のロジック回路に与える。なお、スケルチ区間カウント回路22には、入力セレクタSL1の出力が直接与えられる構成となっている。
自己判定回路15は、WAKE_SHORT信号、WAKE_LONG信号、INIT_SHORT信号およびINIT_LONG信号を受け、クロックを用いて、各信号のロー期間を測定する時間測定カウント回路154と、時間測定カウント回路154のカウント値と、比較用カウント値レジスタ151に格納された比較用カウント値とを比較するカウント値比較回路153と、自己判定用入力パターン(パルスパターン)を生成するパターン生成回路152とを有している。パターン生成回路152から出力される自己判定用入力パターンは、入力セレクタSL1に与えられるが、通常動作時には選択されることはない。
そして、カウント値比較回路153での比較結果に基づいて特性調整レジスタの値を設定する構成となっている。
次に、動作について説明する。
OOB検出回路100では、Rx+ポートおよびRx−ポートから入力されたOOBパターンを、COMWAKE、COMINITおよびCOMRESETの何れであるかを判定しなければならないが、判定すべきパターンのスケルチ区間の長さには、短い側と長い側にそれぞれ規格が設定されている。
すなわち、OOBパターンは図6を用いて説明したように、COMWAKEであれば、入力されたパターンがCOMWAKEであるか否かの判断をするスケルチ時間の閾値は、短い側は35ns以上101.3ns未満の領域にある必要があり、長い側は112ns以上175ns未満の領域にある必要がある。
スケルチ時間測定回路21から出力されるWAKE_SHORT信号は、ローの場合は、短い側の閾値までスケルチ時間が到達していないことを表し、ハイになった場合は、短い側の閾値をスケルチ時間が越えたことを表している。従って、WAKE_SHORT信号は、スケルチ区間が始まってから(入力がハイになってから)、35ns以上101.3ns未満の時間でハイになるべき信号である。
また、WAKE_LONG信号は、ローの場合は、長い側の閾値までスケルチ時間が到達していないことを表し、ハイになった場合は、長い側の閾値をスケルチ時間が越えたことを表している。従って、WAKE_LONG信号は、スケルチが始まってから112ns以上175ns未満にハイになるべき信号である。
従って、WAKE_SHORT信号がハイであり、かつ、WAKE_LONG信号がローの場合は、入力されているパターンがCOMWAKEであるということになる。
スケルチ時間測定回路21から出力されるINIT_SHORT信号およびINIT_LONG信号は、COMINITおよびCOMRESETの判定に使用され、入力されたパターンが、COMINIT/COMRESETであるか否かの判断をするスケルチ時間の閾値は、短い側は175ns以上304ns未満の領域にある必要があり、長い側は336ns以上525ns未満の領域にある必要がある。
INIT_SHORT信号は、ローの場合は、短い側の閾値までスケルチ時間が到達していないことを表し、ハイになった場合は、短い側の閾値をスケルチ時間が越えたことを表している。従って、INIT_SHORT信号は、スケルチ区間が始まってから(入力がハイになってから)、175ns以上304ns未満の時間でハイになるべき信号である。
また、INIT_LONG信号は、ローの場合は、長い側の閾値までスケルチ時間が到達していないことを表し、ハイになった場合は、長い側の閾値をスケルチ時間が越えたことを表している。従って、INIT_LONG信号は、スケルチが始まってから336ns以上525ns未満の時間でハイになるべき信号である。
従って、INIT_SHORT信号がハイであり、かつ、INIT_LONG信号がローの場合は、入力されているパターンがCOMINITまたはCOMRESETであるということになる。
ただし、スケルチ時間測定回路21はアナログ回路であるので、プロセス、温度、電圧で動作が変動し、何れの信号も規格内に収まらない場合がある。この回路特性の変動による影響を吸収する構成が、自己調整機構である。
自己調整を行なう場合には、自己判定回路15のパターン生成回路152で生成された自己判定用入力パターンが入力セレクタSL1で選択されてスケルチ時間測定回路21に入力される。
図9には、自己判定用入力パターンとスケルチ時間測定回路21から出力される4種類の出力信号の信号波形の一例を示す。
図9において、自己判定用入力パターンは、既知の時間T3の期間(第1の期間)がローとなったパターンであり、WAKE_SHORT信号は、時間T4の期間(第2の期間)がローとなったパターンであり、WAKE_LONG信号は、時間T5の期間(第2の期間)がローとなったパターンであり、INIT_SHORT信号は、時間T6(第2の期間)の期間がローとなったパターンであり、およびINIT_LONG信号は、時間T7の期間(第2の期間)がローとなったパターンであり、時間T3が最も短く、時間T7が最も長くなっている。なお、上記では時間T3〜T7は信号の電位がローの期間を示すものとしたが、時間T3〜T7をハイの期間で示しても良い。
時間測定カウント回路では図9に示す時間T4〜T7をクロックでカウントして時間測定を行う。
例えばWAKE_SHORT信号であれば、時間T4には、自己判定用入力パターンで与えられる既知の時間T3と、スケルチ時間測定回路21の回路特性で決まる時間(35ns以上101.3ns未満)が足された時間になっている。時間T4がこれよりも長くなるということは、スケルチ時間測定回路21の回路特性が変化し、反応時間が長くなって、規格に適合していないことを意味している。
そこで、規格に適合する場合の時間T4〜T7のカウント値を、予め比較用カウント値レジスタ151に格納しておき、カウント値比較回路153において時間測定カウント回路154でのカウント値と比較用カウント値レジスタ151に格納された値とを比較することで、規格に適合しているか否かを確認し、適合していない場合には、特性調整レジスタ14の設定値を変更して、スケルチ時間測定回路21の反応時間を調整する。
具体的には、まず、特性調整レジスタ14をスケルチ時間測定回路21の反応時間が最短となるように設定にした状態で、パターン生成回路152から自己判定用入力パターンをスケルチ時間測定回路21に入力する。
そして、スケルチ時間測定回路21から出力された4つの信号(WAKE−SHORT、WAKE−LONG、INIT−SHORTおよびINIT−LONG)のT4〜T7の時間を時間測定カウント回路154でカウントする。
なお、実際には、4つの信号の全てをカウントせずとも、WAKE−LONGの時間T5およびINIT−LONGの時間T7をカウントすれば良い。
そして、カウント比較回路153において、カウント結果を比較用カウント値レジスタ151の値と比較する。
スケルチ時間測定回路21の反応時間を最短に設定しているため、カウント値はレジスタ値よりも小さくなる。この場合は特性調整レジスタ14の設定を変更して、スケルチ時間測定回路21の反応時間を一段階長くするというフィードバック制御を行う。
ここで、スケルチ時間測定回路21の反応時間の一段階は、時間T4〜T7でそれぞれ異なり、例えば、時間T4について3ns程度、時間T5については8ns程度、時間T6について12ns程度、時間T7については25ns程度となる。
なお上述したように、時間T5および時間T7のみをカウントする場合には、時間T5について一段階設定を変えれば、時間T4についても一段階設定が変わり、時間T7について一段階設定を変えれば、時間T6についても一段階設定が変わるように、特性調整レジスタ14を構成すれば、特性調整レジスタ14の構成を簡略化できる。
特性調整レジスタ14の設定を変更した後、再び自己判定用パターンをスケルチ時間測定回路21に与え、スケルチ時間測定回路21から出力された4つの信号の時間T5〜T7のカウントと、カウント値比較を繰り返し、カウント値がレジスタ値を越えた時のレジスタ値で設定の変更をストップする。この時のレジスタ値によって設定されるスケルチ時間測定回路21の反応時間が、回路特性の変動による影響を吸収した反応時間となる。
従って、この時の特性調整レジスタ14の設定値を通常通信動作時に使用することで、スケルチ時間測定回路21からの4つの出力信号(WAKE−SHORT、WAKE−LONG、INIT−SHORT、INIT−LONG)はいずれも規格に適合する反応時間に設定することができる。
このように、OOB検出回路100内で自己判定用入力パターンを生成し、該自己判定用入力パターンを時間判定回路2のスケルチ時間測定回路21に与え、フィードバック制御によりスケルチ時間測定回路21の反応時間を調整することで、時間判定回路2の回路特性が変動している場合であっても、その変動を吸収した反応時間を設定することができる。
なお、上記においては特性調整レジスタ14の設定値をスケルチ時間測定回路21の反応時間が最短となるように設定し、そこから段階的に特性調整レジスタ14の設定を変える例を示したが、スケルチ時間測定回路21の反応時間が最長となるように設定し、そこから段階的に特性調整レジスタ14の設定を変えるようにしても良い。スケルチ時間測定回路21の反応時間が最短と最長の中間値になるように設定し、そこから段階的に特性調整レジスタ14の設定を変えるようにしても良い。
なお、スケルチ時間測定回路の後段のスケルチ区間カウント回路22は、規定の時間のスケルチ区間が3回以上入力されたことをカウントする従来からのデジタル回路であり、今回の自己調整の対象ではないので、説明は省略する。
<A−3.効果>
以上説明したように本発明に係る実施の形態1のOOB検出回路100によれば、振幅判定回路1および時間判定回路2にそれぞれ自己調整機構を付加することで、アナログ回路である振幅判定回路1および時間判定回路2に特性変動が生じている場合であっても、フィードバック制御により変動を吸収した閾値および反応時間に設定することができ、正確な信号判定を可能とし、製品の歩留まりを低下させないOOB検出回路を得ることができる。
なお、以上の説明では、振幅判定回路1および時間判定回路2がそれぞれ自己調整機構有するものとして説明したが、どちらか一方だけに自己調整機構が付加された構成であっても良い。より、特性変動の生じやすい方に自己調整機構を設けることで、上記と同様の効果を奏することができる。
なお、OOB検出回路の自己調整動作は、LSIの動作開始時や動作中の適切なタイミングで実施すれば良い。
<B.実施の形態2>
実施の形態1において説明したOOB検出回路100を有するSATAシステムにおいて、OOB検出回路100の振幅判定回路1および時間判定回路2の自己調整を行い、CPU(Central Processing Unit)が自己調整結果を確認してSATA通信を開始する構成を、本発明に係る実施の形態2として説明する。
図10は、OOB検出回路100を有するSATAシステムの一例として、マイクロコンピュータ200の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、マイクロコンピュータ200はMPU(Micro Processing Unit)モジュールMPと、MPUモジュールMP内のバス制御部52を介して、CPU51との間で所定の設定値を授受するレジスタ群RSと、バス制御部52に対するプログラムを格納するコードメモリ(RAMやROMで構成)CMと、SATAモジュールSMとを有している。
図7および図8を用いて説明したOOB検出回路100の自己判定回路13(15)は、SATAモジュールSMに含まれ、自己判定回路13(15)とレジスタ群RSとが接続されている。レジスタRS群には、SATA通信開始ビットレジスタRS1と、自己調整実行フラグレジスタRS2と、図7および図8に示した特性調整レジスタ12および14が含まれ、これらはバス制御部52を介してCPU51からアクセス可能である。
また、SATAモジュールSMには、Tx+ポート、Tx−ポートに対して、SATA_Tx信号を出力するためのTxドライバ16を示している。
また、MPUモジュールMPには、自己判定回路13(15)から出力される自己調整完了割り込みパルス信号PSを受ける割り込みポートP1が設けられている。
次に、マイクロコンピュータ200における自己調整結果確認動作について、図10を参照しつつ、図11に示すタイミングチャートを用いて説明する。
CPU51がSATA通信開始ビットレジスタRS1にSATA通信開始ビットをセットするまでは、Rx+ポートおよびRx−ポートからSATA_Rx信号を受けても応答しないようにSATAモジュールSMが構成されているので、SATA通信は開始されない。
一方、SATA通信開始ビットレジスタRS1をセットすると、Tx+ポート、Tx−ポートに対してSATA_Tx信号としてCOMRESET/COMINITを送信し、SATA通信を開始するようにSATAモジュールSMが構成されている。
従って、SATA通信開始ビットレジスタRS1にSATA通信開始ビットをセットする前に自己調整作業を実行することで、SATA通信開始前にOOB検知回路100を調整することができる。
すなわち、SATA通信開始ビットをセットする前に、CPU51がプログラムに基づいて、自己調整実行フラグレジスタRS2に自己調整実行フラグをセットすることで、図7および図8を用いて説明した自己判定回路13および15が、それぞれ振幅判定回路1および時間判定回路2を調整する。自己調整の実行中は特性調整レジスタ12および14の設定値は処理の進行に伴って刻々と変わり、例えば、自己調整前は設定値aであったものが、設定値bからcに、さらにdに変わり、最終的に設定値eとなる。
自己判定回路13および15には、自己調整シーケンスがデジタル回路で組まれており、当該シーケンスが最後の処理に達することで自己調整が完了するので、自己判定回路13および15が自動的に自己調整実行フラグレジスタRS2の自己調整実行フラグをクリアすると共に、MPUモジュールMPに対して、自己調整完了割り込みパルスPSを出力する。
CPU51は自己調整完了割り込みパルスPSを検出した後、自己調整結果である特性調整レジスタ12(14)の設定値eを確認することができ、問題がないと判断した場合は、SATA通信開始ビットレジスタRS1のSATA通信開始ビットをセットしてCOMRESET/COMINITを送信し、SATA通信を開始する。
なお、調整結果に問題がある場合、CPU51が特性調整レジスタ12(14)の設定値を書き換えることも可能である。
以上説明したように、OOB検出回路100の振幅判定回路1および時間判定回路2の自己調整を行い、CPU51が自己調整結果を確認してSATA通信を開始する構成を採ることで、SATA通信に先だって、自己調整を自動的に行うことが可能となり、振幅判定回路1および時間判定回路2の特性変動に起因して通信不具合が発生することを防止できる。
<C.実施の形態3>
実施の形態2において説明したマイクロコンピュータ200においては、CPUが自己調整結果を確認してSATA通信を開始する構成を採用していたが、実施の形態3においては、CPUが自己調整結果を確認することなく、SATA通信を開始することが可能な構成について説明する。
図12は、実施の形態3に係るマイクロコンピュータ300の構成を示すブロック図である。なお、図10に示したマイクロコンピュータ200と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示すように、マイクロコンピュータ300においては、CPU51からアクセス可能なレジスタとしてSATA通信開始ビットレジスタRS1を有している。また、図7および図8を用いて説明したOOB検出回路100の自己判定回路13(15)には、自己調整実行フラグレジスタRS2と、図7および図8に示した特性調整レジスタ12(14)を有している。なお、特性調整レジスタ12(14)は、図7および図8に示したように、自己判定回路13(15)の外部に設けていても良い。
また、CPU51からSATA通信開始ビットレジスタRS1への設定を受けて、自己調整実行フラグレジスタRS2に自己調整実行フラグをセットするSATAロジック回路LGを有している。
次に、マイクロコンピュータ300における自己調整動作について、図12を参照しつつ、図13に示すタイミングチャートを用いて説明する。
CPU51が、SATA通信開始ビットレジスタRS1にSATA通信開始ビットをセットすると、ハードウエアで構成されるSATAロジック回路LGが、自動的に自己調整実行フラグレジスタRS2に自己調整実行フラグをセットすることで、図7および図8を用いて説明した自己判定回路13および15が、それぞれ振幅判定回路1および時間判定回路2を調整する。自己調整の実行中は特性調整レジスタ12および14の設定値は処理の進行に伴って刻々と変わり、例えば、自己調整前は設定値aであったものが、設定値bからcに、さらにdに変わり、最終的に設定値eとなる。
なお、自己調整実行フラグレジスタRS2の自己調整実行フラグがクリアされるまでは、Rx+ポートおよびRx−ポートからSATA_Rx信号を受けても応答しないようにSATAモジュールSMが構成されているので、SATA通信は開始されない。
SATAロジック回路LGは、自己判定回路13および15での自己調整シーケンスが終了したことを受けて、自動的に自己調整実行フラグレジスタRS2の自己調整実行フラグをクリアする機能を有し、自己調整実行フラグをクリアした後に、Tx+ポート、Tx−ポートに対してSATA_Tx信号としてCOMRESET/COMINITを送信するように構成されている。
このように、マイクロコンピュータ300においては、CPU51はSATA通信開始ビットをセットした後は、自己調整作業には関わらず、所定期間の間に、SATAモジュールSM内で自己調整作業の終了を判断し、自己調整が終わり次第SATA通信を開始するので、コードメモリCMに格納するプログラムには、自己調整作業に関連したプログラムを含ませる必要がなく、ユーザにとってプログラム開発が容易となる。
ホストとデバイスとの接続関係を示す図である。 OOBパターンの信号波形を示す図である。 OOBパターンのスケルチ区間の時間の規格を示す図である。 OOB検出回路の構成を示すブロック図である。 OOB検出回路の信号振幅に関する規格を示す図である。 OOB検出回路のスケルチ区間の時間に関する規格を示す図である。 本発明に係る実施の形態1の自己調整機構を有した振幅判定回路の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の自己調整機構を有した時間判定回路の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の自己調整機構を有した時間判定回路の信号波形を示す図である。 本発明に係る実施の形態2のSATAシステムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態2のSATAシステムの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明に係る実施の形態3のSATAシステムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態3のSATAシステムの動作を説明するタイミングチャートである

Claims (5)

  1. シリアルATAにおけるOOBパターンを検出するOOB検出回路であって、
    前記OOBパターンのスケルチ区間とバースト区間とを判定するための振幅判定回路および、前記スケルチ区間の時間を判定するための時間判定回路の少なくとも一方に、その回路特性を調整するための調整機構と、その出力を検出して前記調整機構を制御するフィードバック機構とを有した自己調整機構を備える、OOB検出回路。
  2. 前記自己調整機構は、前記振幅判定回路に設けられ、
    自己調整動作時には、通常通信動作時の入力信号の代わりに直流電圧の差動信号を前記振幅判定回路に与えるDC振幅生成回路を有し、
    前記調整機構は、
    前記振幅判定回路における振幅判定の閾値を調整するデータを格納したレジスタを含み、
    前記フィードバック機構は、
    前記直流電圧の差動信号を前記振幅判定回路に与えた状態で、前記レジスタの前記データを変化させて前記閾値を変え、前記閾値ごとの前記振幅判定回路の出力を受けて、前記出力の状態が変化した時点で前記レジスタの前記データを固定する、請求項1記載のOOB検出回路。
  3. 前記自己調整機構は、前記時間判定回路に設けられ、
    前記調整機構は、
    前記時間判定回路内に設けられ、前記スケルチ区間の前記時間を測定するスケルチ時間測定回路での反応時間を調整するデータを格納したレジスタを含み、
    前記フィードバック機構は、
    自己調整動作時には、通常通信動作時の入力信号の代わりに、電位がローまたはハイの既知の第1の期間を有するパルスパターンを生成して前記時間判定回路に与えるパターン生成回路と、
    前記スケルチ時間測定回路の出力信号を受け、前記パルスパターンの前記第1の期間に前記スケルチ時間測定回路の回路特性で決まる反応時間が加わった前記第1の期間と同じ電位の第2の期間を測定する時間測定回路と、
    前記時間測定回路で測定された前記第2の期間と、予め準備された前記シリアルATAの規格に適合する規格値とを比較する比較回路とを有し、
    前記第2の期間が、前記規格値に適合していない場合には、前記レジスタの前記データを変化させて前記反応時間を調整し、前記第2の期間が前記規格値に適合した時点で前記レジスタの前記データを固定する、請求項1記載のOOB検出回路。
  4. 請求項1記載のOOB検出回路を有するシリアルATAシステムであって、
    演算処理装置が、前記自己調整機構での自己調整動作を制御し、該自己調整動作の終了を確認して通常通信動作を開始する、シリアルATAシステム。
  5. 請求項1記載のOOB検出回路を有するシリアルATAシステムであって、
    演算処理装置が、通常通信動作の開始を設定した後、前記自己調整機構が自己調整動作を実行し、その終了を確認することで前記通常通信動作が開始される、シリアルATAシステム。
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