JP2009141594A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コピー処理において、プレスキャンデータの解析結果によりスループット向上させることを目的とする。
【解決方法】 原稿の中のデータが存在する領域のみ、読取センサを高速移動するように制御する。
【選択図】 図5
【解決方法】 原稿の中のデータが存在する領域のみ、読取センサを高速移動するように制御する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、コピー処理に関するものである。特に、原稿が存在する領域のみ読み取り動作を行うようにする画像形成装置に関する。
従来、コピー処理において、原稿のプレスキャンを行い読み取りデータを解析し、その解析結果をもとにコピー時の処理を変える手法が行われている。これらの例としては、原稿がモノクロデータかカラーデータかを判断し、画像処理方法を変える手法がある。また、原稿の濃度を解析し濃度調整を行うような手法等もある。
また、コピーとは異なるがFAXとしては、例えば特許文献1のような提案がされている。この提案では、白データ以外の画像データブロックを抜き出し、かつ、その画像データブロックの位置のみを送信することにより、送信データ量を減少させ、通信効率を向上させる手法が提案されている。
特開平07-023233
しかしながら、従来例では以下のような問題があった。
従来例で述べられているコピー処理において、プレスキャンデータの解析結果により画像処理等のコピー処理を変える手法は存在するが、本発明で説明するような手法でスループット向上を行っているものは見当たらない。
上記、問題を解説するために本発明では、以下のような処理を行いコピーのスループットを向上させる。
すなわち、画像形成装置において、コピー処理において、原稿のプレスキャンを行い読み取りデータを解析し、原稿の中のデータが存在する領域を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された領域のみを読み取る読取手段と、前記読取手段を構成するセンサの移動を制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記決定手段によって決定された領域において前記センサの高速移動するように制御する。
前記制御手段は、前記決定手段によって決定された領域において前記センサの高速移動するように制御する。
本発明による画像形成装置では、プレスキャンにより原稿のどの位置にデータがあるかを解析し、コピー時のスキャンではデータの存在する領域のみ読み取り動作を行い、データの存在しない領域は読み取り動作を行わずスキャナセンサの高速移動を行う。更に、コピー時のプリント処理もデータの存在する領域のみを画像処理してプリントするため、コピーのスループットアップが可能となる。
本発明の実施例を図1〜図10を使用して説明する。
図1は、画像形成装置本体を示している。
図1において、1−1は操作パネル、1−2はスキャナ部、1−3はプリンタ部の給紙部、1−4はプリンタ部の排紙部、1−5はスキャナ部の原稿台である。
図2は画像形成装置のスキャナ部の内部構成を簡単に説明した図である。
図2において、2−1は原稿を載せる原稿台でガラスを使用する。2−2はスキャナラインセンサ、2−3はスキャナラインセンサを副走査方向に移動させるスキャナモーターからの駆動を伝えるプーリーである。
図3は画像形成装置のプリンタ部の内部構成を簡単に説明した図である。
図3において、3−1はインクを吐出する記録ヘッドとインクタンクを搭載しているキャリッジ(CR)である。3−2はCRを主走査方向に移動させるモーターからの駆動を伝えるプーリーである。3−3は記録用紙を副走査方向に搬送する搬送ローラーであり、図示しない搬送モーター(LFモーター)により駆動される。3−4は記録ヘッドの回復等を行う回復ユニットである。
図4は画像形成装置の構成図を表している。
図4において、4−1はMPU、4−2はASIC、4−3はRAMである。4−4はROMで本発明の制御プログラムが格納されている。4−5は操作パネルである。4−6は外部I/Fで4−7ホストコンピュータ、4−8デジタルカメラとの通信を行う。4−9はメモリカードI/Fで4−10メモリカードとの通信を行う。4−11はバス、I/Oを表している。4−12はヘッドドライバで、4−13記録ヘッドを駆動する。4−14はCRモータードライバで4−15CRモーターを駆動する。4−16はLFモータードライバで、4−17LFモーターを駆動する。4−18はスキャナセンサドライバで、4−19スキャナラインセンサを駆動する。4−20はスキャナモータードライバで4−21スキャナモーターを駆動する。
図5はコピーを行う原稿の例を示している。
図5において、X11,Y11等は後の処理で説明する原稿上の座標を表している。
図6はコピー時の処理フローである。
図6において、6−1でユーザーによりコピー開始される。6−2でプレスキャンを行い、原稿を読み取ったデータをメモリに格納する。6−3では、6−2でメモリに格納されたプレスキャンデータを解析し、データの存在する領域を決定する。6−4では、6−3で解析した結果を元にコピー処理を行う。6−5で終了する。なお、6−2で行うプレスキャンで読取る解像度はコピー時のスキャン解像度よりも低いのが一般的である。例としては、プレスキャンが75dpi程度、コピー時は600dpi程度である。これは、プレスキャン時には解析を行う必要があるため、原稿1ページ分のデータをメモリに格納する必要があるため、メモリ容量を削減するためである。
図7は図5の原稿を6−2プレスキャンし、6−3で解析を行った結果を表す管理テーブルの例である。7−1は図5の“ABCD”の領域の開始点座標(左上端)と終了点座標(右下端)を示している。同様に7−2は“EFG”の領域の開始点座標と終了点座標、7−3は“HIJKLMN”の領域の開始点座標と終了点座標を示している。図5の例ではデータの存在する領域数であるデータ領域数は3となる。管理テーブルは後の処理が行いやすいように、原稿の上端から下端にデータ領域が並ぶように配置する。
図8は図5の原稿を6−3で解析を行った後、図7をもとに6−4コピー処理時のスキャン動作をスケジューリングした例で、副走査方向の位置に対するスキャナセンサの移動速度を表した図である。図8を見ると分かるように、データ領域以外の部分では読み取り動作を行わず高速移動を行うことがわかる。
図9は図5の原稿を6−3で解析を行った後、図7をもとに6−4コピー処理時のプリント処理部のフローを表した図である。9−1でプリント処理を開始する。9−2でプリント処理の副走査方向の位置カウンタYを初期化する(Y=0)。9−3でデータ領域番号Dを初期化する(D=1)。9−4ですべてのデータ領域のプリント処理が終了したかどうかを判断する。このときの判断は、図5の例では、データ領域数3とデータ領域番号Dとの比較で判断する。9−5でプリント処理を行う範囲を示す第D番目のデータ領域の座標の開始点座標(X1,Y1)(左上端)と終了点座標(X2、Y2)(右下端)を設定する。9−6で現在のプリント処理の副走査方向位置が第D番目のデータ領域内にあるかどうかを判断する。プリント処理の副走査方向位置が第D番目のデータ領域に達していない場合、画像処理を行う必要がないため、9−7でプリント処理の副走査方向位置を進める。プリント処理の副走査方向位置が第D番目のデータ領域に達した場合、9−8で画像処理を行う。9−9でプリント処理の副走査方向位置を進め、9−10でプリント処理の副走査位置が第D番目のデータ領域内にあるかどうかを判断する。9−10でまだ、プリント処理の副走査位置が第D番目のデータ領域内にある場合は、9−8に戻り画像処理を行う。9−10でプリント処理の副走査位置が第D番目のデータ領域を越えた場合、第D番目のデータ領域のプリント処理が終了と判断し、次のデータ領域の処理に移るため、9−11でDを進め(D=D+1)、9−4に戻る。
図10はスキャナ処理部とプリント処理部のデータ入出力方法を説明した図である。10−1はスキャナ処理部を表している。10−2はプリント処理部を表している。10−3はスキャナ処理部とプリント処理部の間の中間バッファ(メモリ)を表している。10−3では図5の原稿をスキャンしたときの例を図示しており、データ領域のみ中間バッファにデータを入力しており、データがない部分は中間バッファへのデータの入力も行わないことが図示されている。10−4はスキャナ処理部が出力したデータを格納する位置を示した入力ポインタを表している。10−5はプリント処理部が画像処理を行うためにデータを取り出す位置を示した出力ポインタを表している。10−3の中間バッファの構成はリング形式になっており、ポインタがバッファの一番下端まで行った後は、一番上端に戻る仕組みとなっている。10−3中間バッファの幅は読み取りデータの主走査方向のデータ幅以上が必要となる。10−3中間バッファの高さ(ライン数)は、多いほど効率よく処理できるが、装置のメモリ容量に依存する。
スキャナ処理部は中間バッファに空きがあるか確認しながら読み取り動作を行う。中間バッファに空きがない場合は、一旦、読み取り動作を停止しバッファに空きが出るまで待ち、空きが出た時点で読み取り動作を再開するような処理を行う。中間バッファの空きライン数は、10−4と10−5の2つのポインタと中間バッファの高さ(ライン数)から算出する。
プリント処理部は中間バッファにデータがあるかを確認し、データがない場合はデータが入力されるまで待つ。現在の中間バッファに貯まっているデータのライン数も10−4と10−5の2つのポインタと中間バッファの高さ(ライン数)から算出する。
Claims (1)
- コピー処理において、原稿のプレスキャンを行い読み取りデータを解析し、原稿の中のデータが存在する領域を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された領域のみを読み取る読取手段と、
前記読取手段を構成するセンサの移動を制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記決定手段によって決定された領域において前記センサの高速移動するように制御することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007314867A JP2009141594A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007314867A JP2009141594A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009141594A true JP2009141594A (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=40871784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007314867A Pending JP2009141594A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009141594A (ja) |
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2007
- 2007-12-05 JP JP2007314867A patent/JP2009141594A/ja active Pending
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