JP4929237B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。特に読取装置により読取られた画像に対してクロップ処理を行う画像処理装置に関する。
最近は、スキャナやプリンタが一体になっているマルチファンクションプリンタ(以下「MFP」という)が普及しており、PC等を使用せずに写真のコピー等の画像処理を手軽に実行することができる。
このMFPの機能として読取った画像の一部を切出すクロップ処理があり、たとえば原稿台全面を読取った画像から、原稿台に置かれた原稿に対応する領域を切出して画像を得ることができる。
このクロップ処理を用いた機能として、例えばクロップ処理により切出して得られた画像の傾きを補正する傾き補正機能がある。また他にも、原稿台の上に写真等の小さな原稿が複数枚置かれたときに、原稿台全面を読取った画像から上記の複数枚の原稿それぞれに対応する領域を切出すことができるマルチクロップスキャン機能がある。加えて、マルチクロップスキャン機能で得られた複数の画像をそれぞれ用紙に印刷するマルチクロップコピー機能がある。さらに、これらの機能を組み合わせた技術として特許文献1には、原稿台上に複数の原稿が置かれたときに、マルチクロップスキャン機能により切出されたそれぞれの画像の傾きを揃える技術が記載されている。
このような技術を実現するために、原稿台全面を読取った画像を記憶できるメモリ(フレームメモリ)を備え、メモリに記憶された画像にクロップ処理を行うことが考えられるが、コスト等の理由により装置が十分な容量のメモリを備えない場合がある。
このようなMFPにおいてもクロップ処理を実現するために、2回の読取動作を行うことが一般的となっている。具体的には、まずプレスキャンと呼ばれる低解像度での読取を行って画像を取得して、取得された画像を解析して切出す領域を検出する。そのあと、検出された領域に対して高解像度の読取を行うことで、切出された画像を得ることができる。さらに特許文献2は、切出す領域を検出する際の処理速度を向上させるための技術が記載されている。具体的には、まずプレスキャンで得られた画像を更に低解像度にした画像を解析して切出す領域を検出する。さらに、プレスキャンで得られた画像の解像度に基づき、検出された領域の境界の位置を調整している。
特開2002−10059号公報 特開2004−96489号公報
上記の2回の読取を行うことでクロップ処理を行う技術では、様々な問題があった。
例えば2回の読取動作を行うために、画像を得るまでに時間を要するという問題がある。また1回目と2回目のスキャンの間に振動などの影響により、原稿台の原稿が動いてずれてしまう可能性があり、その場合、ずれた位置を切出してしまう。さらには、走査機構の精度によって1回目と2回目の走査位置がずれるため、ずれた位置を切出してしまうという問題があった。
また読取装置の中には原稿台に載置された原稿を読取るだけでなく、複数枚の原稿を連続して自動で供給することのできるオートドキュメントフィーダ(以下「ADF」という)を使用して原稿を読取るものもある。このADFを用いて比較的小さな原稿を読取る場合でも、クロップ処理が必要となる。しかし2回の読取動作によるクロップ処理では同じ原稿を2回続けて読取る必要があるにも関わらず、ADFでは同じ原稿を自動的に続けて読取ることができない装置が多い。このため、ADFを用いて複数の原稿を連続して読取る場合、クロップ処理が行えないという課題があった。
したがって、本来1回の読取動作でクロップ処理が行えるのが望ましいにも関わらず、メモリの容量不足が課題となっていた。
よって本発明は、読取画像が原稿を読み取ることで得られた読取画像のうちの、原稿に対応する領域の画像を、迅速に出力することができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、読取装置が原稿における読取対象領域を切り替えながら当該原稿を順次読取ることで得られた当該読取対象領域に対応する読取画像を、メモリに順次記憶させる記憶制御手段と、前記記憶制御手段により前記メモリに記憶されている前記読取画像を解析して、当該読取画像のうち前記原稿に対応する領域を特定する特定手段と、前記読取画像における前記特定手段により特定された領域の座標に基づき、当該読取画像の読取対象領域と、当該読取対象領域に隣接する読取対象領域に共通の原稿が含まれるか判断し、当該判断の結果、複数の読取対象領域に共通の原稿が含まれる場合に、当該複数の読取対象領域に対応する複数の読取画像のそれぞれにおいて前記特定手段により特定された領域が連結された画像を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明により、読取画像が原稿を読み取ることで得られた読取画像のうちの、原稿に対応する領域の画像を、迅速に出力することができる。
(実施例)
以下、本発明実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るMFP1の概観斜視図である。なお、このMFP1は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能、スキャナとしての機能を有している。またMFP単体で動作する機能として、スキャナで読取った画像をプリンタで印刷するコピー機能を有している。さらにはメモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷する機能や、デジタルカメラからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
図1のように、MFP1はフラットベッドスキャナなどの読取装置34、インクジェット方式や電子写真方式などによる印刷装置33、およびLCD等の表示パネル39や各種キースイッチ等を備える操作部35により構成されている。コピー動作時は、原稿台に置いた原稿を読取って得られた画像データをMFP内部でデータ処理し、印刷装置33で印刷する。
読取装置34はCCD、密着型イメージセンサ(CIS)等のセンサを備えており、原稿画像を読取ると、赤(R)、緑(G)および青(B)色のアナログ輝度データを出力する。なお、後述のADF31を備えれば、連続で原稿を読取る事ができ、更に簡便である。またMFP1は不図示の駆動部を備え、給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータ、モータの駆動力を伝達するギヤなどから構成され、上述した印刷装置33や読取装置34を使用する際に動作する。
操作部35が有するキースイッチとしては、記憶媒体に記憶された画像データを選択し、記録をスタートするためにフォトダイレクトプリントスタートキー、オーダーシートをプリントさせるキー、原稿を読取らすキーがある。加えて、モノクロコピー時やカラーコピー時におけるコピースタートキー、コピー解像度や画質などのモードを指定するモードキー、コピー動作などを停止するためのストップキー、並びに、コピー数を入力するテンキーや登録キーなどがある。また、MFP1の背面にはPCと通信するためのUSBポート(不図示)が設けられ、PCとの通信が行われる。
MFP1は上記の構成に加え、各種メモリカードが挿入されるカードスロット42やデジタルカメラが接続されるカメラポート43を有する。さらに、自動で原稿を原稿台にセットするためのオートドキュメントフィーダ(以下ADF)31を有する。更にMFPは、不図示の画像処理装置が制御部として備えられており、操作部35が操作されるとユーザによる指示が制御部に入力され、入力した指示に基づく制御部の制御により各種の装置が動作する。またPC、メモリカード、デジタルカメラとのデータ通信も制御部による制御に基づき行われる。
図2には制御部の構成を示すブロック図である。
指示入力部15は、操作部35で行われた操作に応じた信号が入力される。
CPU11は、指示入力部15への入力に従い、ROM16に記憶されたプログラムを実行することで、制御部が備える各機能を制御する。
ROM16にはオペレーティングシステムも格納されており、これによりプログラムの実行単位であるタスクを複数生成することができる。CPU11はそれぞれのプログラムを時分割して実行することができるため、複数のプログラムをあたかも同時に処理するように実行できる。また、オペレーティングシステムは、メッセージやイベントなどの手段を提供してタスク間の同期を行うことができ、これによりCPU11を効率的に使用できるようになっている。
画像処理部12においては、後述する画像解析、変換特性の算出、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等画像処理が行われ、それによって得られるデータは、RAM17に格納される。このようにRAM17に格納されたデータが記録するのに必要な所定量に達すると、図1の印刷装置33により記録動作が実行される。また不揮発性RAM18は、バッテリバックアップされたSRAMなどで、画像処理装置に固有のデータなどを記憶する。
印刷制御部13は印刷装置33を制御し、CPU11の制御により、RAM17に格納されている記録データを読み出して印刷装置33に出力して印刷を行わせる。また読取制御部14は読取装置34を制御し、センサを駆動させて画像を読取り、読取装置34から入力した画像データをRAM17に格納する。
カードインターフェイス22は、カードスロット42に挿入されたメモリカードに記録された画像データを、指示入力部15へ入力されたユーザの指示に従い読み込み、RAM17に格納する。また指示入力部15への入力に従って、画像データをメモリカードに書き込む。なお、カードインターフェイス22を介して読み込まれた画像データの色空間は、必要ならば、画像処理部12により、デジタルカメラの色空間(例えばYCbCr)から標準的なRGB色空間(例えばNTSC−RGBやsRGB)に変換される。カメラインターフェイス23は、デジタルカメラが備えるメモリカードなどに記録された画像データを、指示入力部15への入力に従いカメラポート43を介して読み込み、RAM17に格納する。PCインターフェイス24はUSBポートを介してPCから入力された画像をRAM17に格納する。これらのインターフェイスで読み込まれた画像データは、有効な画素数への解像度変換など、アプリケーションに必要な様々な処理が必要に応じて施される。
表示制御部19は例えばLCDドライバ等であり、CPU11の制御に基づき画像を表示パネル39に表示させる。またメモリカードに記録されていた画像データのサムネイルを表示する。センサ部20は、記録紙幅センサ、記録紙有無センサ、原稿幅センサ、原稿有無センサおよび記録媒体検知センサなど各種のセンサの入力をCPU11に通知する。CPU11は、これらの情報に基づき、原稿および記録紙の状態を検知する。
JPEGエンコーダ25はCPU11の指示に基づき、RAM17に格納されているビットマップ形式のデータを圧縮符号化であるJPEG形式に変換した後、RAM17に格納する。JPEGデコーダ26はCPU11の指示に基づき、RAM17に格納されているJPEGデータをビットマップ形式のデータに変換した後、RAM17に格納する。
図3は本実施例における制御プログラムの構成図である。
この図のスキャンタスク801、解析タスク802、プリントタスク803の3つのタスクがそれぞれ、オペレーティングシステムの提供する手段によって同期を取りながら動作する。
スキャンタスク801は入力画像処理とエンコード処理を実施し、またクロップ位置情報を参照してJPEGバンド画像を作成するプログラムである。解析タスク802はスキャンタスクによって読み込まれた画像を変倍し画像の解析を行ってクロップ位置情報を作成するプログラムである。プリントタスク803はJPEGバンド画像とクロップ位置情報を参照して、JPEG画像データを作成するプログラムである。またプリントタスク803には回転、切出し、連結、エンコード、デコードの各処理が含まれる。これらスキャンタスク801、解析タスク802、プリントタスク803の各動作の詳細は後述する。
なお本発明の実施の形態はこれに限定されるものではなく、他の様々な実行単位に分割したり、別の手段を用いて同期をとったりしてもよい。また制御の一部または全てをハードウェアで構成してもよい。
次に、読取装置がフラットベッドスキャナの場合のマルチクロップについて説明する。
図4は、本実施例のフラットベッドスキャナによる読取動作を示す図であり、図4(a)は、実施例1でユーザが原稿台に原稿をセットした様子をあらわしている。ここで、原稿台の上には原稿601、602、603が重ならないように隙間をあけて置かれている。原稿の大きさはそれぞれ異なっていても良い。また原稿は原稿台に対して傾いていてもよい。ユーザは原稿台の上に原稿を置いた後、表示パネル39の表示に従って操作部35を操作すると読取動作を開始する。すると読取られた画像全てが一度に制御部に入力されるのではなく、バンド毎に入力される。
図4(b)は原稿台全面を読取った画像をバンド毎に分割した様子を示している。詳細は図8のSTEP101で後述する。
この図においては、1バンドに16ラインが含まれており、実際には各バンドの短辺は長辺よりも十分に短いが、説明のため実際よりもバンドの短辺を大きく表現している。またRAM17にはバンド画像単位で記憶されるため、1バンドに含まれるライン数はRAMのサイズや画像処理部12の一度に処理できるデータ量によって決まり、実際には8ラインないし32ライン程度が適当と考えられる。この場合、600dpiの解像度で読み込みすると、1バンドの幅はおよそ0.34ミリメートルないし1.35ミリメートルとなる。これは原稿台に置かれる通常の原稿の大きさと比較すれば十分に小さいので、原稿のデータは複数のバンドに分割される。
図4(c)は後述の図3のスキャンタスク801で扱うバンド単位の画像データを表した模式図である。なお、このバンド単位の画像データをここではバンド画像という。
バンド画像610ないし613は、後述の図8のSTEP101において読取制御部14に入力され、RAM17に記憶される画像データである。なお本実施例のRAM17はフレームメモリではないので、原稿台全面を読取った画像を構成する全てのバンドを記憶することはできない。したがってRAM17の所定のメモリ領域が埋まった場合、バンド画像は上書きされて記憶されることになる。また図の各画素に付された座標は、解析タスク802で検出された各点の座標であり、図における左上の画素の座標を(0、0)としたときの座標である。この座標がクロップ位置情報となる。
図5はエンコード対象領域を示す図である。
図5(a)は解析タスク802の検出結果を示す表であり、図4(c)に示した座標に対応して、各バンド内に含まれる画像の位置を示すクロップ位置情報が記載されている。例えばバンド番号0には4つの点で囲まれる1つの閉領域が存在し、バンド番号1には4つの点で囲まれる2つの閉領域が存在することを表している。またバンド番号3には4つの点で囲まれる1つの閉領域と、5つの点で囲まれる一つの閉領域が含まれることを表している。さらにバンド番号4には3つの点で囲まれる一つの閉領域が含まれることを表している。加えて、このような閉領域にそれぞれに対応したIDが付されている。
図5(b)は各バンドのJPEGエンコード対象領域を示す表である。表の各行は各バンドでのエンコード対象となる領域のX座標と、その領域の幅であり、これらの領域は図5(a)で示した各バンドの閉領域を含むように設定される。
ただし、このようなエンコード対象領域は各種の制限の下に設定されており、結果として対象領域とクロップ位置情報の示す領域は一致しないことがある。例えば本実施例において、画像はJPEG形式にエンコードされるため、JPEGのエンコード単位であるMinimum Coded Unit(以下MCUという)の倍数になるようにエンコード対象領域が選択される。なおJPEGのMCUとしては幅8ピクセル高さ8ピクセルが代表的である。
またJPEGエンコーダによっては、読取制御部14が入力した画像データが格納されているRAM17のアドレスに制限がある場合がある。例えば入力する画像データは32バイトの倍数アドレスから始まっていなければならない、といった制約がある場合、この制約を満たすようにJPEGエンコード領域を選択する。この場合、入力する画像データがRGB各8ビットの形式である場合、1ピクセルあたり3バイトの情報量が必要なので、3と32の最小公倍数である96バイトの倍数で一つのラインが構成されることが望ましい。従って、JPEGエンコードの開始位置のX座標と、エンコード対象のX座標方向の幅は32ピクセルの倍数で構成されるとその後の処理が簡単になる。
また後述するように、読取ノイズやエッジ検出処理、その他の理由によって、各バンドのクロップ位置情報に含まれる閉領域を連結した場合に、四辺形にならない場合がある。この場合、四辺形になるように画像領域を調整するが、JPEGエンコード領域を大きめに取っておくことで、調整の範囲をあらかじめ確保しておくこともできる。
本実施例ではJPEGエンコードの開始位置のX座標と、エンコード対象領域のX座標方向の幅が32ピクセルの倍数となる。なお、ここでは上述の理由により、領域が若干大きめになるよう求める。この領域は、各バンドで検出された図5(a)の各点の座標のX座標から次の計算で求めることができる。
(JPEGエンコード領域の開始X座標)=Max([バンド内で検出された各点のうち最小のX座標/32]×32−32、0)・・・・・・式(1)
(JPEGエンコード領域の終了X座標)=Min([((バンド内で検出された各点の最大のX座標+31)/32)]×32+31、1ラインのピクセル数−1)・・・・・・式(2)
なお[]はガウス記号であり、囲まれた値を超えない最大の整数をあらわす。この式(1)で求められたX座標から式(2)で求められたX座標までがJPEGエンコーダの対象領域となる。なお、本実施例では符号化形式としてJPEGを例に挙げるが、JPEG以外の符号化形式を採用しても構わない。
図6はJPEGエンコード対象領域の一例を示す図であり、図4に示した画像に対してクロップ処理を行うと、このように各バンド画像のうち原稿台に置かれた原稿を含む画像をエンコードの対象とすることができる。なおここでは、バンド画像のうち、このエンコードされる画像を部分画像と呼ぶ。
また図7は原稿ごとに設定されたJPEGエンコード対象領域の一例を示す図である。このように1つのバンド内においても原稿に対応した領域ごとにJPEGエンコードを行うように設定すれば、JPEGエンコードした結果を記憶するのに必要なメモリ容量をより削減することができる。
図8は、スキャンタスクの動作を説明するためのフローチャートである。
スキャンタスク801は、MFPに必要な画像処理のうち、スキャナ部が読取った画像データに対する画像処理を実行する。
STEP101では、読取制御部14に入力された16ライン分の画像データ、つまりはバンド画像を取得すると、一時的に記憶させるためのバッファメモリ領域としてRAM17に記憶して、STEP102に進む。
STEP102では、STEP101でバンド画像を取得したことを示すメッセージを解析タスクに送信して、STEP103に進む。
STEP103では、STEP101で取得した画像データの入力画像処理を行う。入力画像処理には、ガンマ変換、スキャナのデバイス色空間から標準色空間へのルックアップテーブルの適用、下地除去処理、などがある。これらの画像処理は画像処理部12で行われる。
なおSTEP102において、STEP101でバンド画像を解析タスクに送信する代わりに、STEP103で画像処理されたバンド画像を送信してもよい。しかし、ガンマ変換や下地除去処理を行った後の画像に対しては、図9のSTEP202で後述する解析タスクでのクロップ位置検出処理が難しくなる。そのため、解析タスクに送信する画像はSTEP103で画像処理をしたバンド画像ではなく、STEP101で取得したバンド画像であることが望ましい。
次にSTEP104では、解析タスクからJPEGエンコード対象領域を示すメッセージを受信する。メッセージを受信したら、STEP105に進む。
STEP105では、STEP104で受信したメッセージに従って、STEP103で画像処理を行ったバンド画像のJPEGエンコーダ対象領域を、JPEGエンコーダ25でエンコードしてJPEGバンド画像を生成する。さらに生成したJPEGバンド画像をRAM17に記憶させる記憶制御を行う。
なお、図8の説明では、STEP101での画像と、STEP105での画像は、共にRAM17に記憶されるが、それぞれ別のメモリに記憶するものであってもよい。例えばSTEP101では画像を一時的に記憶する領域であるバッファメモリ領域に記憶させれば良く、その記憶先は問わない。
図5(b)によればバンド0に対応するエンコード開始位置は448、終了位置は2079であるので、X座標が448から2079の1632ピクセル幅の領域をJPEGエンコーダ25でエンコードする。なお、エンコードされない部分に関してはRAM17から削除される。またバンド画像内にJPEGエンコード対象領域がない、つまりは原稿に対応する画像を含まない場合はエンコードを行わない。このようにJPEGバンド画像を生成したら、STEP106に進む。
STEP106では、原稿台全面をスキャンしたかどうかを判定する。
もし原稿台全面をスキャンし終えていたら、スキャン終了である。スキャンの終了処理には、スキャナヘッドをホームポジションに戻すなど、機構上必要な処理が含まれる。STEP106で、もし原稿台全面をスキャンし終えていないと判断されたなら、STEP101に戻り、次のバンドをスキャンする。
以上のSTEP101からSTEP106がスキャンタスク801により繰り返し処理されることによって、バンド毎に順次読取りが行われ、JPEGバンド画像がRAM17に順次記憶される。したがってこの処理により、原稿台に置かれた原稿の部分を含むJPEGバンド画像を生成することができる。
このように原稿に対応する画像を含まないバンドや、バンド内の原稿を含まない部分に関してはエンコードしないことで、原稿台全面を読取ったバンド全てをエンコードする場合と比較して必要なRAM使用量が少なくなるという効果がある。またJPEGで圧縮することによって、RGBのデータをそのままRAMに格納する場合と比較して、必要なRAM使用量が少なくなるといった効果がある。
なお、このフローチャートではSTEP103でガンマ変換をかけた後にS105でJPEGエンコードを行っている。これはJPEGエンコードを行った後にガンマ変換をかけると、階調性が失われてしまうからである。というのも読取制御部14で入力した画像は1画素のRGB各色あたり8ビット(256階調)より多い階調を持っているが、JPEGではフォーマットの仕様上、YCbCrの各色256階調より多い階調は失われてしまう。よってJPEGエンコードを行うことでYCbCr256階調にしてしまい、256階調にした後でガンマ変換をかけると、それと見てわかるほど階調性が失われてしまうことがある。
したがってエンコードするデータをSTEP103で画像処理を施した後のデータとすることで、JPEG化による階調性の劣化を抑えることができる。
図9は、解析タスクの動作を説明するためのフローチャートである。
STEP201で、スキャンタスクがSTEP102で送信したメッセージを受信する。このように解析タスクは、スキャンタスクがSTEP102で送信したメッセージを受信してから次のステップに進むことで、スキャンタスクの処理の進み具合に同期して解析タスクの処理を進めることができる。
つまり解析タスクは、メッセージが受信できるまで待ちつづけ、メッセージを受信したらSTEP202に進む。
STEP202では、スキャンタスクがSTEP101でRAM17に保存した画像データから、クロップ位置情報を生成する。まず解析タスクは、スキャンタスクがSTEP101でRAM17に保存した画像データの解像度を変換し、第二解像度の画像を作成してRAM17に保存する。スキャンタスクが作成する画像解像度は600dpi程度であるので、これを150dpi程度に小さくすることにより、CPU11が処理する画素数を少なくできる。第二の解像度を小さくすることで、解析結果の精度が低下するといった問題はあるものの、結果として解析タスクが画像解析に要する時間を短縮することができる。
またこの第二の解像度によって解析タスクが画像解析に要する時間を調整することができる。読取装置の動作が速いモードではより小さな解像度(例えば100dpi)に、読取装置の遅いモードではより大きな解像度(例えば300dpi)に指定することで、読取装置に合わせた処理速度に調整することができる。
このように解像度が変換され縮小された画像に対してエッジ検出処理を行ったあと2値化し、ラベリング処理を実行することでバンド画像のうち、原稿に対応する領域を検出する。なおエッジ検出処理には、ソーベルフィルタなど既知の様々なフィルタが利用可能である。さらにラベリング処理に加えて、濃度判定を行うことにより、原稿台の圧板の色が白であることを利用して、原稿領域と原稿領域外(すなわち圧板)を判別してクロップ位置情報を得ることができる。
またSTEP202では前述した式(1)、式(2)を用いてクロップ位置情報からJPEGエンコード対象領域を求める。このようにクロップ位置情報を生成したら、STEP203に進む。
STEP203では、スキャンタスクへJPEGエンコード対象領域を示す情報を含むメッセージを送信する。メッセージを送信したら、STEP204へ進む。
STEP204では、画像が完成したかを判定する。この画像が完成したか否かの判定は、クロップ位置情報が示す座標のうちバンドの下端に届いていない座標があれば、連結した閉領域の終わりと判断できる。例えば図4(c)に示す第3バンドの画像領域では、最も大きなY座標値が13であることから一つの画像が完成したとみなすことができる。また最も大きなY座標値が15である場合でも、次のバンドの判定時に連結する画像領域が存在しない場合にも一つの連結した閉領域の終わりと判断できる。このようにバンド画像の中に原稿画像の端点(原稿の角)が含まれ、その端点が原稿の下端である場合に原稿が完成したと判断することができる。
画像が完成したと判断されれば、STEP205へ進む。また画像が完成したと判断されなければSTEP201へ戻り、スキャンタスクが次のバンドを読取ってメッセージを送信するのを待つ。
STEP205では、クロップ位置情報を含むメッセージをプリントタスクへ送信して、JPEGバンド画像とクロップ位置情報とに基づいて印刷することを指示する。メッセージを送信したらSTEP201に戻る。
図10は、プリントタスクの動作を説明するためのフローチャートである。
STEP301では、解析タスクがSTEP205で送信したメッセージを受信する。このメッセージを受信したということは、RAM17に原稿に対応する画像のJPEGバンド画像が記憶されており、この情報をもとに原稿に対応する画像を切出すことが可能であるということである。
またSTEP301では、隣接するJPEGバンド画像に含まれる原稿に対応する画像の一部を一つの領域として連結する。連結する際には解析タスクから受信したクロップ位置情報に基づき連結する領域を検出する。例えば、図5(a)において、ID=0の行にあるバンド番号0の線分(505,15),(2021,15)と、ID=1の行にあるバンド番号1の線分(2021,0)、(505,0)は1517ピクセルにわたって接していることがわかる。したがってID=0とID=1の領域を一つのまとまった領域と判断することができる。同様に、ID=0とID=1とID=2とID=3が一つの連結した領域と判断できる。同様にID=2とID=4とID=6とID=7が一つの連結した領域と判断できる。
さらに連結した領域が、長方形となるように、座標の調整をおこなってもよい。連結した領域は、そのままでは連結した多角形であり、長方形とは限らないため、その後の印刷や表示などの処理に不向きである。画像領域情報の座標力最小二乗法などを用いて、一つの直線を近似する方法が考えられる。このように、メッセージを受信して複数の領域を連結するとSTEP302に進む。
STEP302では、STEP301で連結された領域を含む各バンドのJPEGバンド画像をデコードし、RGB値を持つビットマップデータに変換してRAM17に記憶する。なおこのとき、後述のSTEP304でエンコードに必要な画素を計算して、必要なMCU分だけデコードするようにすると、RAM17のメモリ使用量が少なくてすむ。
STEP303では、STEP302でデコードされたRGBデータから、STEP301で連結された長方形領域に対応する部分を切出して回転する。回転時の補間方法としては、最近傍法や線形補間法などを使うことができる。
STEP304では、STEP303で回転された画像をJPEG形式にエンコードし、連結した長方形領域に対応するJPEG画像データを生成する。次にSTEP305へ進み、STEP304で生成したJPEG画像データを印刷する。印刷が終了したら、処理を終了する。
なお印刷対象となるJPEG画像データは原稿一枚分に相当するJPEG画像データであるため、印刷の処理は、いわゆるカードダイレクトやカメラダイレクト機能で一般に実施されているものと同じである。
以上、図10に示した処理により、RAM17に記憶された複数のJPEGバンド画像から、原稿に相当するJPEG画像データを切出して印刷することができる。なお、解析タスクにおいて原稿に対応する画像が完成したと判断され(図9のSTEP204でYES)、解析タスクからプリントタスクにメッセージが送信されると再び図10で示した処理が行われる。
以上の実施例によれば、原稿台全面を読取った画像をバンド画像毎に記憶して、そのバンド画像内で原稿領域を検出する。また複数バンドを記憶した結果、記憶した複数バンドが原稿画像を含む場合、原稿画像を切出す。
これにより、原稿領域を含まないバンド画像、またはバンド画像内で原稿領域ではない領域を記憶する必要がなくなるので、1回の読取動作によるクロップ処理を、従来と比較してメモリ容量を抑えて行うことができる。したがってフレームメモリを有さない装置においても2回以上スキャンする必要がなくなるために、動作完了までの時間が短くなるといった効果がある。また2回以上スキャンすることが原因でおこる、ずれた位置を切出してしまうという問題がなくなるといった効果がある。さらに、バンド単位でスキャンと解析処理をするので、スキャンが完了しなくとも読取った画像が完成したかを判定して順次印刷を開始できる。そのため、動作完了までの時間が短くなるといった効果がある。
加えて、以上の実施例に拠れば、中間のデータをJPEGバンドとして保存するので、原稿台全面を覆うような原稿を入力した場合においても、メモリ削減効果が得られるといった効果がある。
また、以上の実施例では本発明のクロップ処理で得られたJPEG画像データを印刷用途に使用する場合を説明したが、本発明の適用はこれに限られるものではない。例えば、カードインターフェイス22を介してメモリカードにJPEG画像データを保存したり、PCインターフェイス24を介してPCへ転送したりすることにも利用可能である。
以上の実施例では複数の原稿が原稿台に置かれた場合のマルチクロップを例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、原稿が1枚であるときのクロップ処理でもよい。さらに原稿が原稿台に載置されて読取られる場合だけでなく、ADFにより読取られて得られた画像にクロック処理を行う場合であってもよい。
通常ではADFには積み重ねられた原稿を一枚ずつ紙送りしながら読取るため、ある時点で読取られている原稿は一枚だけである。またADFでは、一度紙の端まで読取りした原稿は読取りローラから外れてしまうため、もう一度原稿の最初から戻って2度目のスキャンができない構造となっている。したがって、ADFを使用して原稿を連続して読取る場合、2回の読取動作が必要なクロップ処理は行えないため、ADFはあるがフレームメモリを有さない装置において本発明は特に有効である。
他にも、本発明によりADFにより読取られた画像の傾き補正を行うことができる。つまり、ADFには原稿が傾かないように原稿給紙ガイドが設けられているが、ユーザが原稿給紙ガイドを正しく設定しなかったなどの原因で、まっすぐに原稿が給紙されず、傾いて読取られてしまう場合がある。このような場合に、本発明のクロップ処理を用いて読取られた画像から原稿に対応する領域を切出して、傾きを補正することができる。
また本発明の目的は、前述した実施形態の制御部の機能を実現するプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給することによっても達成される。その場合、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)がそのプログラムコードを読出して実行することによって実現できる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコードが前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体、及びそのプログラムコード自体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどがある。
MFP1の概観斜視図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 制御プログラムの構成図である。 フラットベッドスキャナによる読取動作を示す図である。 エンコード対象領域を示す図である。 JPEGエンコード対象領域の一例を示す図である。 原稿ごとに設定されたJPEGエンコード対象領域の一例を示す図である。 スキャンタスクの動作を説明するためのフローチャートである。 解析タスクの動作を説明するためのフローチャートである。 プリントタスクの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 MFP
31 オートドキュメントフィーダ
33 印刷装置
34 読取装置
35 操作部
11 CPU
12 画像処理部
13 印刷制御部
14 読取制御部
15 指示入力部
16 ROM
17 RAM
18 不揮発性RAM
19 表示制御部
20 センサ部
25 JPEGエンコーダ
26 JPEGデコーダ

Claims (6)

  1. 読取装置が原稿における読取対象領域を切り替えながら当該原稿を順次読取ることで得られた当該読取対象領域に対応する読取画像を、メモリに順次記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段により前記メモリに記憶されている前記読取画像を解析して、当該読取画像のうち前記原稿に対応する領域を特定する特定手段と、
    前記読取画像における前記特定手段により特定された領域の座標に基づき、当該読取画像の読取対象領域と、当該読取対象領域に隣接する読取対象領域に共通の原稿が含まれるか判断し、当該判断の結果、複数の読取対象領域に共通の原稿が含まれる場合に、当該複数の読取対象領域に対応する複数の読取画像のそれぞれにおいて前記特定手段により特定された領域が連結された画像を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記出力手段は、隣接する2つの読取対象領域に対応する2つの読取画像のそれぞれにおいて前記特定手段により既に特定されている2つの領域が、共通の原稿に対応する領域であるか判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力手段は、1つの読取画像において前記特定手段により特定された領域の座標に基づき、当該読取画像の読取対象領域に隣接する読取対象領域に、当該読取画像と共通の原稿が含まれるか判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記読取画像のうちの前記特定手段により特定された領域の画像と、当該領域の座標を示す情報とをメモリに記憶させる第2の記憶制御手段を有し、
    前記出力手段は、前記第2の記憶制御手段により記憶された前記情報に基づき、前記第2の記憶制御手段により記憶された、複数の読取対象領域に対する複数の画像を連結して、当該連結された画像を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 読取装置が原稿における読取対象領域を切り替えながら当該原稿を順次読取ることで得られた当該読取対象領域に対応する読取画像を、メモリに順次記憶させる記憶制御工程と、
    前記記憶制御工程において前記メモリに記憶されている前記読取画像を解析して、当該読取画像のうち前記原稿に対応する領域を特定する特定工程と、
    前記読取画像における前記特定工程において特定された領域の座標に基づき、当該読取画像の読取対象領域と、当該読取対象領域に隣接する読取対象領域に共通の原稿が含まれるか判断し、当該判断の結果、複数の読取対象領域に共通の原稿が含まれる場合に、当該複数の読取対象領域に対応する複数の読取画像のそれぞれにおいて前記特定工程において特定された領域が連結された画像を出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項5に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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