JP2009139048A - 湯沸器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、二次熱電対の取り外しや不正改造がなされた場合に、二次熱電対が異常状態であると検知できる湯沸器を提供する。
【解決手段】
湯沸器では、点火操作から一定時間経過後(S5:YES)、二次熱電対の起電力vが異常状態判断基準値Vab以上であるか否かが判断される(S9)。二次熱電対の起電力vが異常状態判断基準値Vab以上ではないと判断された場合(S9:NO)、LEDによる点滅が開始され(S23)、マグネット駆動回路によるガス電磁弁の閉弁が行われる(S30)。このように、二次熱電対の異常状態を確実に検出することにより、不完全燃焼が検出できない状態のままメインバーナの燃焼が継続されることを未然に防止して、安全性を向上させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、湯沸器に関し、詳しくは、室内の換気不良又は熱交換器のフィンの目詰まり等に起因して不完全燃焼を起こす前に、ガス通路を遮断してガスバーナを消火する湯沸器に関する。
従来、燃焼に必要な空気を室内から取り込むとともに、ガスバーナの燃焼排気をそのまま室内に排出する元止め式湯沸器が利用されている。この湯沸器では、室内の換気が不十分な場合(酸欠状態)や、熱交換器が汚れてフィンの目詰まりを起こした場合(排気閉塞状態)等では、燃焼に必要な空気が器具内に取り込まれ難くなる。燃焼に必要な空気が器具内に取り込まれないと、器具内では不完全燃焼が生じるため、事故の原因となるおそれがある。そこでこのような湯沸器には、不完全燃焼防止装置が取り付けられているのが一般的である。この不完全燃焼防止装置によって危険な状態になる前にガスが遮断されるようになっている。
不完全燃焼防止装置としては、バーナ燃焼室の側壁に設けた開口部に燃焼室外より臨ませた熱電対と、ガスバーナの燃焼熱を受ける位置に設けた熱電対との合成出力(合成起電力)の変動によって、燃料弁を制御する制御部とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この不完全燃焼防止装置では、例えば、ガスバーナに設けられた一次熱電対と、燃焼室の開口部に設けられた二次熱電対とが起電力のプラス・マイナスの極性が逆向きになるように直列に接続されている。そして、一次熱電対の第1起電力vから、二次熱電対の第2起電力vを差し引いた合成起電力v(1−2)が常時監視され、合成起電力v(1−2)が、あらかじめ設定した基準値以下になった場合に、ガスの供給が遮断される。例えば、室内の酸素濃度が低下してきた場合、ガスバーナの炎がリフトするので、一次熱電対から発生する第1起電力vが低下し、合成起電力v(1−2)は基準値以下となる。また、燃焼室の上部に設けられた熱交換器のフィンが詰まってきた場合、燃焼排気が燃焼室の開口部から漏れ出るので、開口部に設けられた二次熱電対の第2起電力vが高くなる。この場合にも、合成起電力v(1−2)は基準値以下となる。このように、合成起電力v(1−2)が基準値以下となった場合、バーナが不完全燃焼を起こしている可能性がある。そのため、合成起電力v(1−2)が基準値以下であると判断された場合には、燃料弁が閉じられ、ガスの供給が遮断される構成としているのである。
また、二次熱電対から発生する第2起電力vを単独で監視して、排気閉塞による不完全燃焼状態を検出する不完全燃焼防止装置も知られている。上述したように、排気閉塞状態で燃焼を続けた場合、二次熱電対から発生する第2起電力vは燃焼排気熱によって上昇する。そのため、第2起電力vがあらかじめ設定した異常判断値以上になった場合に、排気閉塞による不完全燃焼が生じていると判断するのである。
実開昭61−18358号公報
しかしながら、このような不完全燃焼防止装置では、二次熱電対の取り外しや短絡などの不正改造が、ユーザによってなされてしまうと、二次熱電対は湯沸器内の燃焼状態に応じた起電力を出力しなくなってしまう。すなわち、排気閉塞が生じて二次熱電対近傍が高温になっても、二次熱電対から生ずる第2起電力vは、ほぼ0を保ってしまい、上述の異常判断値以上にはならない。また、一次熱電対で発生した第1起電力vから、二次熱電対で発生した第2起電力vを差し引いた合成起電力v(1−2)も、第2起電力vが0を保ってしまうことにより、第1起電力v以下に低下することがない。この場合には、不完全燃焼状態が生じているにもかかわらず、不完全燃焼状態と判断されないまま燃焼が継続されるために、事故につながる恐れがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、二次熱電対の取り外しや不正改造がなされた場合に、異常状態と判断して安全性を確保する湯沸器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の湯沸器は、ガスバーナと、前記ガスバーナの燃焼排気熱を利用して伝熱管の通水を加熱する熱交換器と、前記ガスバーナと前記熱交換器との間に挟まれ、燃焼空間を形成する燃焼室と、前記燃焼室の側壁に形成される開口部と、前記開口部に設けられる二次熱電対と、前記ガスバーナの点火時からの時間を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記二次熱電対の起電力が所定の第1基準値未満の場合には、前記二次熱電対が異常状態であると判断する二次熱電対異常状態判断手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の湯沸器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、前記ガスバーナへのガス供給を禁止するガス供給禁止手段を備えている。
また、請求項3に係る発明の湯沸器は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記二次熱電対の起電力が、前記第1基準値以上である所定の第2基準値よりも高い場合には、前記ガスバーナが排気閉塞による不完全燃焼状態であると判断する排気閉塞状態判断手段とを備えている。
また、請求項4に係る発明の湯沸器は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記ガスバーナに設けられ、前記ガスバーナの燃焼状態に応じた起電力を生じる一次熱電対と、前記一次熱電対の起電力と前記二次熱電対の起電力との差分である合成起電力を算出する合成起電力算出手段と、前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記合成起電力算出手段により算出された前記合成起電力が、予め設定された所定の不完全燃焼判断基準値未満である場合には、前記ガスバーナが不完全燃焼状態であると判断する不完全燃焼状態判断手段とを備えている。
また、請求項5に係る発明の湯沸器は、請求項1から4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、異常を報知する異常報知手段を備えている。
請求項1に係る発明の湯沸器では、二次熱電対が燃焼室の側壁に形成される開口部の温度に応じた起電力を出力し、計測手段がガスバーナ点火時からの時間を計測する。そして、二次熱電対異常状態判断手段が、計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、二次熱電対の起電力が第1基準値よりも低い場合には、二次熱電対が異常状態であると判断する。そのため、二次熱電対の取り外しや不正改造がなされた場合には、確実に二次熱電対が異常状態であると検出することができる。二次熱電対の異常状態を確実に検出することにより、不完全燃焼が検出できない状態のまま燃焼が継続されることを未然に防止して、器具の安全性を向上させることができる。
また、請求項2に係る発明の湯沸器では、請求項1に記載の発明の効果に加え、ガス供給禁止手段が、前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、前記ガスバーナへのガス供給を禁止する。二次熱電対が異常状態である場合に、ガスバーナの燃焼を強制的に停止することにより、不完全燃焼が検出できない状態のまま燃焼が継続されることを確実に防止できる。このため、器具の安全性をいっそう向上させることができる。
また、請求項3に係る発明の湯沸器では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、
排気閉塞状態判断手段が、計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、二次熱電対の起電力が第2基準値よりも高い場合には、ガスバーナが排気閉塞による不完全燃焼状態であると判断する。そのため、排気閉塞によりガスバーナが不完全燃焼状態となった場合には、確実に検出できる。従って、安全性の高い湯沸器を提供することができる。
また、請求項4に係る発明の湯沸器では、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果に加え、一次熱電対が、ガスバーナの燃焼状態に応じた起電力を発生し、合成起電力算出手段が、一次熱電対の起電力と二次熱電対の起電力との差分である合成起電力を算出する。そして、不完全燃焼状態判断手段が、前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記合成起電力算出手段により算出された前記合成起電力が不完全燃焼判断基準値よりも低い場合には、ガスバーナが不完全燃焼状態であると判断する。これにより、湯沸器内の不完全燃焼を確実に検出することができる安全性の高い湯沸器を提供することができる。
また、請求項5に係る発明の湯沸器では、請求項1から4のいずれかに記載の発明の効果に加え、異常報知手段が、前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、異常を報知する。そのため、ユーザは、二次熱電対が異常状態であることを認識することができる。従って、ユーザが異常状態を認識できないまま燃焼が継続されることを防止できる、安全性のいっそう高い湯沸器を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である湯沸器1について、図面を参照して説明する。図1は、湯沸器1の縦断面図であり、図2は、湯沸器1の電気的構成を示すブロック図である。また、図3は、燃焼状態が正常である場合と不完全燃焼が生じている場合との合成起電力v(1−2)を比較したグラフであり、図4は、正常状態および異常状態における二次熱電対60の起電力vを比較したグラフである。また、図5は、CPU71によるガス電磁弁36の制御動作を示すフローチャートである。なお、図1に示す湯沸器1は、給水管16の元に設けられた給止水栓20を開くことによって給湯する元止め式の湯沸器である。
はじめに、湯沸器1の全体構造について説明する。図1に示すように、湯沸器1は、金属製の筐体(図示外)を備え、この筐体内の中段よりやや上側には、ガスを燃焼させるメインバーナ14が設けられている。このメインバーナ14には、連続スパークによってメインバーナ14に点火する点火電極44が設けられ、その点火電極44にはイグナイタ43(図2参照)が接続されている。また点火電極44の隣りには、メインバーナ14の炎を検知するためのフレームロッド45が設けられている。そしてメインバーナ14の上方には、メインバーナ14の燃焼空間である燃焼室13が設けられ、燃焼室13の上方には、メインバーナ14の燃焼排気熱によって伝熱管12aの通水を加熱する熱交換器12が設けられている。また器具の正面下部には操作パネル(図示外)が設けられ、その操作パネルには操作ボタン54が設けられている。
また、筐体には、ガスが流入するガス口21と、水が流入する水入口25と、湯が流出する出湯口28とが各々設けられている。そしてガス口21とメインバーナ14との間にはガス管22が接続され、水入口25と熱交換器12の入口との間には給水管16が接続され、出湯口28と熱交換器12の出口との間には出湯管18が接続されている。
さらに、給水管16の元には給止水栓20が設けられている。この給止水栓20には、水栓パイロットバルブ26が設けられている。さらに水栓パイロットバルブ26と操作ボタン54との間には、操作ボタン54の操作によって動く連動レバー30,32が介設されている。つまり操作ボタン54が押下されると、連動レバー30,32は水栓パイロットバルブ26を開くように作用する。これにより給水管16に水が流れるようになっている。
他方、ガス管22の元には給ガス栓24が設けられている。この給ガス栓24には、給水管16に水が流れると連動して開く水圧応動弁34と、点火トラブル等を未然に防止するためのマグネット式のガス電磁弁36と、そのガス電磁弁36を開閉するマグネット開弁機構37と、給ガス栓24内の給ガス流路を操作ボタン54の操作によって開閉するための器具栓38とが各々設けられている。そして水栓パイロットバルブ26と水圧応動弁34とは、突棒40を介して連結されている。この突棒40には、突棒40の移動に伴ってオン/オフ信号を出力する水圧スイッチ50,51が各々設けられている。さらに給ガス栓24の下流側には、供給ガス圧の変動を調整するガスガバナ29が設けられている。
また、図1,図2に示すように、メインバーナ14には、メインバーナ14の立ち消え又は酸欠を検知するための一次熱電対58と、一次熱電対58を直接加熱するためのセンシングバーナ53とが併設されている。例えば、酸欠によりメインバーナ14およびセンシングバーナ53の炎がリフト現象を起こしている場合、一次熱電対58からセンシングバーナ53の炎が遠ざかる。すると、一次熱電対58近傍の温度が低下するので、一次熱電対58から出力される起電力vは低下する。このようにして、室内が酸欠状態であることがわかる。
さらに、燃焼室13の側壁15には、フィン12bの目詰まりを検知する二次熱電対60が設けられている。二次熱電対60は、燃焼室13の側壁15に設けられた開口部61に臨む位置に、燃焼室13の外側から配置されている。例えば、熱交換器12のフィン12bにススや異物が詰まると、側壁15の開口部61から燃焼排気熱が流出する。この場合、二次熱電対60近傍の温度が上昇するので、二次熱電対60から出力される起電力vは上昇する。このようにして、熱交換器12のフィン12bが詰まっていることがわかる。このような判断は、後述する制御基板62に設けられたCPU71によってなされる。
次に、図2を参照し、制御基板62の構成について説明する。図2に示すように、制御基板62には、中央演算処理装置としてのCPU71と、各種制御プログラム、各種データの初期値等を記憶したROM72と、CPU71の演算処理中に発生するデータ等を一時的に記憶するRAM73と、カウンタやパラメータ等を記憶する不揮発性の記憶素子であるEEPROM74とが設けられる。また、制御基板62には、CPU71を駆動するためのクロックを供給する発振子75と、メインバーナ14の燃焼時間を計測するためのタイマ90とが設けられている。また、制御基板62には、熱電対回路78と、イグナイタ43を制御するイグナイタ回路79と、ガス電磁弁36を制御するマグネット駆動回路80と、フレームロッド45からの出力信号を検知するフレームロッド回路82と、熱電対回路78とフレームロッド回路82から出力される検出信号により駆動する安全回路81とが設けられている。また、制御基板62には、使用者に対してメンテナンスの必要性を報知するためのLED77や、水圧スイッチ50、51が接続されている。さらに、制御基板62には、これらを駆動するために必要な電力供給する電池76が接続されている。
次に、図3のグラフを参照して、酸欠による不完全燃焼が生じた場合の検出方法を説明する。図3は、正常な燃焼状態の場合における合成起電力v(1−2)と不完全燃焼状態の場合における合成起電力v(1−2)とを比較したグラフである。なお、合成起電力v(1−2)とは、上述したように、一次熱電対58の起電力vと二次熱電対60の起電力vとの差分である。図3に示す曲線Vは、正常な燃焼状態における、一次熱電対58の起電力vの経時変化である。曲線V1aは、酸欠により不完全燃焼状態が生じている場合の、一次熱電対58の起電力vの経時変化である。また、曲線Vは、二次熱電対60の起電力vの経時変化である。また、曲線V(1−2)は、正常な燃焼状態における、合成起電力v(1−2)の経時変化である。曲線V(1−2)aは、酸欠により不完全燃焼状態が生じている場合の、合成起電力v(1−2)の経時変化である。また、値VS(1−2)は、湯沸器1が酸欠による不完全燃焼状態であるか否かを判断するための不完全燃焼判断基準値であり、例えば本実施形態では数mv程度である。
湯沸器1に取り込まれる燃焼用空気の量が十分で、燃焼状態が正常である場合、一次熱電対58の起電力v(曲線V)と二次熱電対60の起電力v(曲線V)の差分である合成起電力v(1−2)(曲線V(1−2))は、点火操作時(時間0秒)から7秒が経過するまでに、基準値VS(1−2)以上となる。一方、湯沸器1の内部に燃焼用空気が十分に取り込まれず、燃焼用空気中の酸素濃度が低下すると、メインバーナ14およびセンシングバーナ53は不完全燃焼状態となり、火炎はリフト現象を起こす。センシングバーナ53の火炎がリフト現象を起こすと、一次熱電対58近傍の温度は低下し、一次熱電対58の起電力vは低下する(曲線V1a)。なお、酸欠による不完全燃焼が生じ、メインバーナ14及びセンシングバーナ53の火炎がリフト現象を起こした場合であっても、燃焼室13の開口部61付近の温度は大きくは変わらない。そのため、酸欠による不完全燃焼が生じた場合でも、二次熱電対60の起電力vは、正常な燃焼状態の場合と大きくは変わらない。このように、一次熱電対58の起電力vが低下し、二次熱電対60の起電力vが大きくは変わらないことにより、合成起電力v(1−2)(曲線V(1−2)a)は、点火から7秒経過後であっても、基準値VB(1−2)以上とはならない。つまり、酸欠により不完全燃焼が生じた場合には、合成起電力v(1−2)は、不完全燃焼判断基準値VS(1−2)未満となるのである。
次に、図4を参照して、排気閉塞による不完全燃焼が生じた場合の不完全燃焼状態の検出方法、および二次熱電対60の異常検出方法を説明する。図4は、正常状態の二次熱電対60の起電力vと異常状態の二次熱電対60の起電力vとを比較したものである。曲線Vは、燃焼状態が正常である場合の二次熱電対60の起電力vの経時変化である。曲線V2aは、排気閉塞により不完全燃焼状態が生じている場合の二次熱電対60の起電力vの経時変化である。そして、曲線V2bは、異常状態の二次熱電対60から生じる起電力vの経時変化である。また、値Vabは、二次熱電対60が異常状態であるか否かを判断するための異常状態判断基準値である。異常状態判断基準値Vabは、上述した不完全燃焼判断基準値VS(1−2)(数mv)よりも低い値に設定され、前記数mvと0mvの間の値である。また、VS2は、湯沸器1が排気閉塞状態か否かを判断するための排気閉塞判断基準値である。排気閉塞判断基準値VS2は、上述した不完全燃焼判断基準値VS(1−2)値よりもさらに高い値に設定され、例えば本実施形態では十数mvである。尚、この一例での二次熱電対60の「異常状態」とは、「正常に装着されていない状態や短絡などの不正改造をされた状態」のことを指すものとする。
まず、排気閉塞による不完全燃焼が生じた場合の不完全燃焼状態の検出方法について説明する。メインバーナ14の燃焼排気がスムーズに湯沸器1の外部に排出される正常な燃焼状態では、燃焼排気熱は、開口部61(図1参照)から漏れることなくフィン12bを通過して外部に排出される。この場合、燃焼室13の開口部61近傍の温度は一定に保たれるので、開口部61に設けられた二次熱電対60の起電力vは基準値VS2以下で一定値を保つ(曲線V)。一方、熱交換器12のフィン12bにススや異物が詰まると、正規の燃焼排気通路が狭くなり(排気閉塞)、開口部61から燃焼排気熱が流出する。この場合、開口部61に設けられた二次熱電対60は、燃焼排気熱によって加熱されるので、点火から7秒経過後には、二次熱電対60の起電力vは基準値VS2を越える(曲線V2a)。このように、排気閉塞による不完全燃焼が生じた場合には、二次熱電対60の起電力vは、排気閉塞基準値VS2を超えるのである。
次に、二次熱電対60の異常検出方法を説明する。二次熱電対60が、正常に装着されていなかったり短絡などの不正改造をされていたりすると、二次熱電対60は、開口部61の温度に応じた起電力を出力しない。この場合には、湯沸器1の燃焼が開始されても、正常状態、不完全燃焼状態に関わらず、二次熱電対60の起電力vは変化しない。つまり、点火から7秒経過後にも、二次熱電対60の起電力vはVab以上とならない(曲線V2b)。このように、二次熱電対60が異常状態である場合には、点火操作時から7秒経過後にも、二次熱電対60の起電力vは、異常状態判断基準値Vab未満のままである。
次に、不完全燃焼状態および二次熱電対60の異常状態を検知するCPU71の制御動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザによって操作ボタン54が押下されると、連動レバー30,32を介して水栓パイロットバルブ26が開かれる。すると、給水管16に水が流れ、その水圧によって突棒40が押されて、水圧応動弁34が開かれる。さらに突棒40に係止されたマグネット開弁機構37によって、ガス電磁弁36が開かれる。これと同時に水圧スイッチ50がオンされ、マグネット駆動回路80によりガス電磁弁36が開放状態に保持される(S1)。
他方、器具栓38は操作ボタン54が押されることによって開かれる。これによって給ガス栓24内の給ガス流路が完全に開かれ、メインバーナ14にガスが供給される。そして突棒40が押されると同時に水圧スイッチ51がオンされる。すると、イグナイタ43が駆動され、点火電極44が連続スパークされることによって、メインバーナ14及びセンシングバーナ53が点火される(S2)。このときメインバーナ14の燃焼時間を計測するタイマ90はリセットされ、同時に7秒間の計測を開始させる処理が行われる(S3)。
次いで、メインバーナ14の炎が検知されたか否かが判断される(S4)。メインバーナ14の炎が失火するとフレームロッド45(図1,図2参照)に電流が流れなくなるため、この変化がフレームロッド回路82を介してCPU71によって検出される。メインバーナ14が失火を起こし、炎が検出されない場合は(S4:NO)、マグネット駆動回路80によりガス電磁弁36が閉じられ(S30)、処理は終了する。一方、メインバーナ14の点火に成功し、炎が検出された場合(S4:YES)、タイマ90による7秒間の計測が終了したか否かの判断が行われる(S5)。タイマ90による7秒間の計測が終了しておらず、7秒間が経過していないと判断された場合(S5:NO)、S4に戻り、タイマ90による計測が終了するまで、繰り返しS4,S5の処理が行われる。
一方、タイマ90による7秒間の計測が終了したと判断された場合には(S5:YES)、入力された一次熱電対58の起電力vと二次熱電対60の起電力vから、一次熱電対58の起電力vと二次熱電対60の起電力vとの差分である合成起電力v(1−2)が演算される(S6)。そして、演算された合成起電力v(1−2)が不完全燃焼判断基準値VS(1−2)以上であるか否かが判断される(S7)。
メインバーナ14、センシングバーナ53近傍が酸欠状態で、火炎がリフト現象を起こしている場合、一次熱電対58の起電力vが低下することにより、合成起電力v(1−2)も低下する。合成起電力v(1−2)が不完全燃焼判断基準値VS(1−2)以上ではないと判断された場合(S7:NO)、LED77による点滅が開始されて(S21)、ユーザにメンテナンスの必要性を報知する。具体的には、S21では、50msecの点灯時間と50msecの消灯時間とが1サイクルの中に存在する点滅パターン1での点滅が開始される。つまり、LED77は点灯と消灯を50msecずつ繰り返すのである。次いで、マグネット駆動回路80が制御されることによって、ガス電磁弁36が閉じられ(S30)、処理が終了する。
一方、S7で、合成起電力v(1−2)が不完全燃焼判断基準値VS(1−2)以上であると判断された場合(S7:YES)、二次熱電対60の起電力vが排気閉塞判断基準値VS2以下であるか否かが判断される(S8)。熱交換器12のフィン12bに目詰まりが生じ、排気閉塞が生じている場合、上述したように、二次熱電対60の起電力vは上昇し、排気閉塞判断基準値VS2を越えてしまう。二次熱電対60の起電力vが排気閉塞判断基準値VS2以下ではないと判断された場合(S8:NO)、LED77による点滅パターン2での点滅が開始される(S22)。点滅パターン2では、50msecの点灯、20msecの消灯、50msecの点灯、2.5secの消灯を1サイクルとする。すなわち、点滅パターン2において、LED77は、50msecの点灯、20msecの消灯、50msecの点灯、2.5secの消灯を繰り返すのである。次いで、マグネット駆動回路80が制御されることによって、ガス電磁弁36が閉じられ(S30)、処理が終了する。
一方、S8で、二次熱電対60の起電力vが排気閉塞判断基準値VS2以下であると判断された場合(S8:YES)、二次熱電対60の起電力vが異常状態判断基準値Vab以上であるか否かが判断される(S9)。二次熱電対60が、正常に装着されていなかったり短絡などの不正改造をされていたりすると、二次熱電対60の起電力vはVab以上とならない。そのため、二次熱電対60の起電力vが異常状態判断基準値Vab以上ではないと判断された場合(S9:NO)、LED77による点滅パターン3での点滅が開始される(S23)。点滅パターン3では、50msecの点灯、2.5secの消灯を1サイクルとする。すなわち、点滅パターン3において、LED77は、50msecの点灯、2.5secの消灯を繰り返すのである。次いで、マグネット駆動回路80が制御されることによって、ガス電磁弁36が閉じられ(S30)、処理が終了する。
一方、二次熱電対60の起電力vが異常状態判断基準値Vab以上であると判断された場合(S9:YES)、再度、フレームロッド45を介してメインバーナ14の炎が検知されたか否かが判断される(S10)。これまでの制御の途中でメインバーナ14が失火し、炎が検出されない場合は(S10:NO)、マグネット駆動回路80によりガス電磁弁36が閉じられ(S30)、処理が終了する。一方、炎が検知された場合(S10:YES)、S6に戻り、S6からS10の処理が繰り返される。
以上の説明において、タイマ90が本発明の「計測手段」に相当し、図5に示すS9の判断処理を実行するCPU71が本発明の「二次熱電対異常状態判断手段」に相当し、S6の演算処理を実行するCPU71が本発明の「合成起電力算出手段」に相当する。また、S7の判断処理を実行するCPU71が本発明の「不完全燃焼状態判断手段」に相当し、S8の判断処理を実行するCPU71が本発明の「排気閉塞状態判断手段」に相当する。また、S30の閉弁処理を実行するCPU71が本発明の「ガス供給禁止手段」に相当し、S21,S22,S23の処理を実行するCPU71が本発明の「異常報知手段」に相当する。また、異常状態判断基準値Vabが本発明の第1基準値に相当し、排気閉塞判断基準値VS2が、本発明の第2基準値に相当する。
以上説明したように、合成起電力v(1−2)が不完全燃焼判断基準値VS(1−2)よりも低い場合に、CPU71は、酸欠による不完全燃焼状態が生じていると判断する。また、二次熱電対60の起電力vが排気閉塞判断基準値VS2よりも高いと判断された場合、CPU71は、排気閉塞による不完全燃焼状態が生じていると判断する。これらより、酸欠により不完全燃焼状態が生じた場合でも、排気閉塞により不完全燃焼状態が生じた場合でも、異常状態を検知できる安全性の高い湯沸器を提供することができる。
しかも、二次熱電対60の起電力vが異常状態判断基準値Vabよりも低い場合に、CPU71は、二次熱電対60が異常状態であると判断する。そのため、二次熱電対60の取り外しや不正改造がなされた場合には、確実に二次熱電対60が異常状態であると検出することができる。二次熱電対60の異常状態を確実に検出することにより、不完全燃焼が検出できない状態のままメインバーナ14の燃焼が継続されることを未然に防止することができる。そのため、不完全燃焼状態を確実に検知できる安全性の高い湯沸器を提供することができる。
しかも、湯沸器1では、不完全燃焼が生じた場合および二次熱電対60が異常状態である場合に、ガス電磁弁36を強制的に閉じる。そのため、不完全燃焼が継続されることを確実に防止するだけでなく、不完全燃焼を検出できない状態で燃焼が継続されることまでも確実に防止できる。このため、湯沸器1の安全性をいっそう向上させることができる。
さらに、不完全燃焼が生じた場合や二次熱電対60が異常状態である場合には、CPU71は、LED71を点滅させてユーザに報知する。そのため、ユーザは、不完全燃焼が生じたことや、二次熱電対60が異常状態であることを認識することができる。従って、異常状態が生じているにもかかわらず、ユーザが気づかずに、湯沸器1の燃焼が継続されてしまうことを防止できる。これにより、湯沸器1の安全性をいっそう向上させることができる。
また、CPU71は、不完全燃焼や二次熱電対60の異常など、湯沸器1に異常が発生した場合、原因に応じてLED77を点滅させる。そのため、ユーザは、湯沸器1の異常原因を迅速且つ容易に把握することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態では、点火から7秒後に、不完全燃焼や二次熱電対60の異常などが生じているか否かの判断を開始する構成としたが、判断開始のタイミングは点火から7秒後に限定されない。また、不完全燃焼等が生じた場合、本実施形態では、LED77を点滅させてユーザに報知したが、報知の形態はLED77の点滅に限定されず、例えば、スピーカを用いてアラーム音を発する構成としても良い。さらに、LED77の点滅パターンも、本実施形態に限定されない。また、本実施形態では、不完全燃焼判断基準値VS(1−2)を、異常状態判断基準値Vabよりも高い値に設定したが、低い値に設定することも可能である。さらに、本実施形態をインタロック機能を備える湯沸器に適用することも可能である。インタロック機能を備える湯沸器では、不完全燃焼や二次熱電対60の異常が一定回数以上続けて検出された後は、ユーザによって点火操作がなされても、点火電極44はスパークされず、メインバーナ14やセンシングバーナ53へのガス供給もなされない。つまり、不完全燃焼を生ずる恐れや、不完全燃焼を検知できない恐れのある湯沸器1については、燃焼動作を全面的に禁止する。この場合には、湯沸器1の安全性をいっそう向上させることができる。
本発明の湯沸器は、不完全燃焼を防止するための熱電対を備える湯沸器に適用可能である。
湯沸器1の断面図である。 湯沸器1の電気的構成を示すブロック図である。 正常な燃焼状態の場合における合成起電力v(1−2)と不完全燃焼状態の場合における合成起電力v(1−2)とを比較したものである。 正常状態の二次熱電対60の起電力vと異常状態の二次熱電対60の起電力vとを比較したものである。 不完全燃焼状態および二次熱電対60の異常状態を検知するCPU71の制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 湯沸器
12b フィン
12a 伝熱管
12 熱交換器
13 燃焼室
14 メインバーナ
15 側壁
53 センシングバーナ
58 一次熱電対
60 二次熱電対
61 開口部
78 熱電対回路
71 CPU
90 タイマ

Claims (5)

  1. ガスバーナと、
    前記ガスバーナの燃焼排気熱を利用して伝熱管の通水を加熱する熱交換器と、
    前記ガスバーナと前記熱交換器との間に挟まれ、燃焼空間を形成する燃焼室と、
    前記燃焼室の側壁に形成される開口部と、
    前記開口部に設けられる二次熱電対と、
    前記ガスバーナの点火時からの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記二次熱電対の起電力が所定の第1基準値未満の場合には、前記二次熱電対が異常状態であると判断する二次熱電対異常状態判断手段と
    を備えたことを特徴とする湯沸器。
  2. 前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、前記ガスバーナへのガス供給を禁止するガス供給禁止手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の湯沸器。
  3. 前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記二次熱電対の起電力が、前記第1基準値以上である所定の第2基準値よりも高い場合には、前記ガスバーナが排気閉塞による不完全燃焼状態であると判断する排気閉塞状態判断手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の湯沸器。
  4. 前記ガスバーナに設けられ、前記ガスバーナの燃焼状態に応じた起電力を生じる一次熱電対と、
    前記一次熱電対の起電力と前記二次熱電対の起電力との差分である合成起電力を算出する合成起電力算出手段と、
    前記計測手段により計測された時間が所定時間を越えたときに、前記合成起電力算出手段により算出された前記合成起電力が、予め設定された所定の不完全燃焼判断基準値未満である場合には、前記ガスバーナが不完全燃焼状態であると判断する不完全燃焼状態判断手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の湯沸器。
  5. 前記二次熱電対異常状態判断手段によって、前記二次熱電対が異常状態であると判断された場合には、異常を報知する異常報知手段
    を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の湯沸器。
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