JP2009138930A - 電磁クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成で空転トルクの増大や異音の発生を防止した電磁クラッチ1を提供する。
【解決手段】駆動モータによって駆動されるウオームホイール2と、ウオームホイール2に連動して回転するアーマチャ3と、アーマチャ3と同軸心で回転可能なロータ4と、ロータ4に磁力を発生させて、磁力によりロータ4とアーマチャ3とを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイル5と、ロータ4とアーマチャ3との間に介装され、一方がロータ4及びアーマチャ3のうち何れか一方の側に固定され、他方がロータ4及びアーマチャ3のうち何れか他方の側に摺接して、ロータ4とアーマチャ3とを離間させる方向に付勢する弾性部材6とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動モータによって駆動されるウオームホイールと、当該ウオームホイールに連動して回転するアーマチャと、前記アーマチャと同軸心で回転可能なロータと、前記ロータに磁力を発生させ当該磁力により前記ロータと前記アーマチャとを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイルとを備えた電磁クラッチに関する。
この種の電磁クラッチは、電磁コイルへの通電を行うことにより、ロータにアーマチャが吸着され、アーマチャとロータとが一体回転し、駆動モータからの動力がロータ側に伝達される。
一方、電磁コイルへの通電を行っていない場合には、アーマチャとロータとが相対回転可能である。
特許文献1には、上述のような電磁クラッチにおいて、アーマチャを当該アーマチャとともに回転する部材に皿バネにより懸下し、ロータとの間に間隔を設けて対向させたものが記載されている。
この電磁クラッチにおいて、駆動モータの動力をロータに伝達する場合、電磁コイルに通電して発生させた磁力によって、皿バネの弾性力に抗してアーマチャをロータに吸着させる。
一方、ロータへの動力の伝達を遮断する場合には、電磁コイルへの通電を遮断して、皿バネの弾性力によりアーマチャをロータから離間させる。このように、動力の伝達を遮断した際に、アーマチャをロータから離間させることにより、アーマチャとロータとが相対回転する際に、アーマチャとロータとが接触摺動することによる空転トルクの増大や異音の発生を防止する。
特開2007−78103号公報
しかし、上述の電磁クラッチでは、アーマチャを、皿バネを介して懸下する構造のため、ロータとアーマチャとの隙間寸法に関係する部品点数が多く、隙間の寸法誤差が大きくなる。このため、アーマチャとロータとを確実に離間させるためには、寸法誤差を見越してアーマチャとロータとの間の隙間寸法を大きく設定する必要があった。
また、アーマチャとロータとの間の隙間を大きくする必要があるため、アーマチャを確実にロータに吸着させるために大きな磁力が必要であり、電磁コイルを大型化する必要があった。このため、空転トルクの増大や異音の発生を防止するためには、電磁クラッチの大型化が避けられないという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな構成で空転トルクの増大や異音の発生を防止した電磁クラッチを提供することにある。
本発明の第1特徴構成は、駆動モータによって駆動されるウオームホイールと、当該ウオームホイールに連動して回転するアーマチャと、前記アーマチャと同軸心で回転可能なロータと、前記ロータに磁力を発生させて、当該磁力により前記ロータと前記アーマチャとを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイルと、前記ロータと前記アーマチャとの間に介装され、一方が前記ロータ及び前記アーマチャのうち何れか一方の側に固定され、他方が前記ロータ及び前記アーマチャのうち何れか他方の側に摺接して、前記ロータと前記アーマチャとを離間させる方向に付勢する弾性部材とを備えた点にある。
本構成のように、アーマチャとロータとの間に弾性部材を介装することにより、アーマチャ及びロータの何れか一方を基準として、他方との間の隙間を設定することになる。このため、隙間寸法に対する部材の寸法誤差や組み付け誤差の影響を低減することができ、隙間寸法をそれほど大きく設定しなくても、アーマチャとロータとの接触を防止することができる。また、アーマチャとロータとの間の隙間寸法をそれほど大きくしなくてよいので、電磁コイルを大型化する必要がない。この結果、コンパクトな構成で空転トルクの増大や異音の発生を防止した電磁クラッチを得ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記ロータのうち前記アーマチャとの対向面に、前記電磁コイルを収納する凹部が形成され、当該凹部と前記アーマチャとの間の空間に前記弾性部材が設けられている点にある。
本構成によれば、電磁コイルを収納する凹部を利用して弾性部材を介装させることになるので、別途に弾性部材を介装させるためのスペースを設ける必要がなく、一層のコンパクト化を図ることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記凹部及び前記弾性部材が環状に構成されている点にある。
本構成により、アーマチャ及びロータの間に全周に亘って弾性部材が介装されることになるので、アーマチャとロータとの位置関係を確実に保持することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記弾性部材が、外周端から径方向内側又は内周端から径方向外側に延在する複数のスリットを備えた点にある。
環状の弾性部材、例えば、皿バネは、環状形状の中心軸方向に力が作用したとき、径方向の中間部分が撓んで弾性変形する。外周端又は内周端が環状に繋がっていると、外周部又は内周部の径方向の変位が規制されている。このため、作用力が大きくなると、中間部分がオーバーセンターして反対側に反り返り、該反り返りによる異音が生じる虞がある。
本構成のように、弾性部材が、外周端から径方向内側又は内周端から径方向外側に延在する複数のスリットを備えると、環状形状の中心軸方向に力が作用したとき、外周部が径方向外側へ変位すること又は内周部が径方向内側へ変位することが許容される。したがって、中間部分がオーバーセンターし難くなり、反り返りによる異音の発生を抑制することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記弾性部材が、前記ロータ及び前記アーマチャのうちの少なくとも何れか一方の外周部の近傍に沿って設けられている点にある。
本構成により、アーマチャ及びロータの外周部の近傍に沿って全周に亘って弾性部材が介装されることになるので、弾性部材の弾性変形量に対するアーマチャ及びロータの角変化量を小さくすることができる。この結果、アーマチャ及びロータアーマチャとロータとの位置関係をより確実に保持することができる。
本発明の第6特徴構成は、前記弾性部材が、前記ロータ又は前記アーマチャに摺接する低摩擦層を備えた点にある。
本構成のように、弾性部材がロータ又はアーマチャに摺接する低摩擦層を備えると、ロータとアーマチャとが相対回転しても、ロータ又はアーマチャに対して弾性部材が円滑に摺動することができる。このため、ロータとアーマチャとの相対回転が阻害されず、摺動による異音の発生と部材の磨耗とを抑制することができると共に、電磁クラッチを好適に動作させることができる。
本発明に係る電磁クラッチの一実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係る電磁クラッチは、例えば自動車のパワースライドドアのアクチュエータAに適用することができる。
アクチュエータAは、図1、図2及び図3に示すように、ギア側カバー部材91と給電機構側カバー部材92からなるカバー部材9の内部に、駆動モータMの動力を伝達するウオームギア103と、駆動モータMの動力を断続する電磁クラッチ1と、カバー部材9に設けたベアリング101,102によりカバー部材9に対して回転可能に支持されたシャフト100と、このシャフト100と一体回転しスライドドア(図示せず)を開閉させる出力ドラム(図示せず)と、電磁クラッチの断続を制御する制御部E等とを備えて構成される。
駆動モータMの動力がシャフト100に伝達されると、出力ドラムが回転し、スライドドアが開閉される。一方、電磁クラッチ1が駆動モータMからの駆動伝達を遮断した場合には、シャフト100及び出力ドラムはホイールギアに対し相対回転可能となり、スライドドアは手動開閉が可能になる。
図3に示すように、電磁クラッチ1は、ウオームギア103と噛合するウオームホイール2と、当該ウオームホイール2に連動して回転するアーマチャ3と、アーマチャ3と同軸心で回転可能なロータ4と、ロータ4に磁力を発生させ当該磁力によりアーマチャ3とロータ4とを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイル5と、電磁コイル5に対して給電を行う給電機構Sとを備える。
本実施形態では、ボビン50に巻回された電磁コイル5がロータ4に固定され、電磁コイル5とロータ4とが一体的に回転する。
また、この電磁クラッチ1において、ウオームギア103及びアーマチャ3は、シャフト100に対して相対回転自在に支持されている。一方、ロータ4は、シャフト100と伴に一体回転するように支持されている。
図3及び図4に示すように、アーマチャ3とロータ4との間に、一方がロータ4の側に固定され、他方がアーマチャ3の側に摺接する弾性部材6が介装されている。本実施形態では、弾性部材6としての皿バネ60が、ロータ4と一体的に回転するボビン50に固定されるとともに、アーマチャ3に摺接する。これにより、皿バネ60によって、アーマチャ3とロータ4とが互いに離間する側に付勢される。
上述のアーマチャ3、ロータ4、皿バネ60、及び、給電機構Sは円環形状を有し、シャフト100と同心上に配置されている。
アーマチャ3は、鉄などの磁力により吸着可能な材質で構成されている。また、図5に示すように、アーマチャ3は、ウオームホイール2に形成された円弧状の突起部21と係合する円弧状の穴部31を備える。これにより、ウオームホイール2の回転に連動して回転可能であるとともに、シャフト100の軸心方向に沿って、ロータ4に対する近接・離間方向への移動が可能である。
図5に示すように、ロータ4は、電磁コイル5に通電した際に、アーマチャ3に対して磁力による吸着力が発生するように、磁性材料で構成されている。ロータ4には、アーマチャ3との対向面の外周付近に沿って電磁コイル5が巻回されたボビン50を収納する環状の凹部41が形成されている。この凹部41は、底部から上方に行くに従って、凹部41の内周壁部42の内径が小さくなるように、内周壁部42が傾斜して形成されている。一方、凹部41の外周壁部43は略垂直に立設されている。これにより、底部から上方に行くに従って、凹部41の幅が大きくなるように構成されている。
このロータにおいて、磁場の通過面積が、外周壁部43の側と内周壁部42の側とで等しくなるように、外周壁部43のアーマチャ3と対向する端面43aの面積と、内周壁部42のアーマチャ3と対向する端面42aの面積とが等しく設定されている。つまり、端面42aの径方向の幅が、端面43aの径方向の幅よりも大きく設定されている。
また、この種の電磁クラッチでは、回転トルクを一定に保つために、アーマチャ3とロータ4との当接部位を一定に保つ必要がある。一方で、ロータ4の全体をアーマチャ3に当接させるよう構成すると、製造誤差等により製品ごとに当接部位が異なり、回転トルクがばらつく可能性がある。そこで、このロータ4では、ロータの外周部近傍の所定領域のみがアーマチャ3と当接するように構成されている。具体的には、このロータ4では、外周壁部43が内周壁部42よりも高く形成され、アーマチャ3を吸着した際に、外周壁部43の端面43aのみが、アーマチャ3と当接するように構成されている。ロータ4をこのように形成することにより、アーマチャ3とロータ4との当接部位を一定に保ち、回転トルクを一定に保つことができる。
さらに、アーマチャ3とロータ4とを周方向において均一に当接させる必要があり、ロータ4のアーマチャとの当接部位には研磨加工が施される。このとき、アーマチャとの当接部位が、端面43aのみであるので、研磨加工が必要な部位を減少させることができ、製造コストを削減することができる。
図5に示すように、ボビン50は、樹脂製で円環形状を有し、外周部の両側の端部に沿ってフランジ部が立設され、両フランジ部の間に電磁コイル5が巻回される。本実施形態では、ボビン50は、凹部41の形状に合わせて、周方向に垂直な方向の断面視でテーパ形状を有している。
また、ボビン50には、内周側の部分に後述する皿バネ60の爪部63を挿入する溝部51(又はスリット状穴部)が周方向に沿って複数(本実施形態では2箇所)形成されている。また、前記対向面の裏面には、ボビン50をロータ4に固定する突起部52及び、電磁コイル5に電力を供給する端子部53が設けられている。
皿バネ60は、例えばリン青銅等の弾性材料で構成されている。また、図5に示すように、皿バネ60は、アーマチャ3に摺接する環状の摺接部61と、当該摺接部61の内周部分から下方に向かって、径が小さくなるようにテーパ状に延在するテーパ部62と、テーパ部62の下端に形成された爪部63とを備える。
また、摺接部61のアーマチャ3との対向面には、低摩擦層61aが形成されている。低摩擦層61aは、耐磨耗性及び低摩擦性を有するものであれば特に限定はされないが、例えばポリアセタール等の耐磨耗性及び低摩擦性を有する樹脂材料層により形成することができる。なお、低摩擦層61aは、皿バネ60の側ではなくアーマチャ3の側の皿バネ60との摺接部位に設けても良い。このように構成すると、アーマチャ3とロータ4とが相対回転しても、アーマチャ3に対して皿バネ60が円滑に摺動することができる。このため、アーマチャ3とロータ4との相対回転が阻害されず、摺動による異音の発生と部材の磨耗とを抑制することができると共に、電磁クラッチ1を好適に動作させることができる。
図5に示すように、ロータ4の凹部41に電磁コイル5を巻回したボビン50が収納される。このとき、ボビン50の突起部52が凹部41の底部に形成された穴部44aに挿入されるとともに、端子部53が、凹部41の底部に形成された穴部44bに挿入されて、電磁コイル5がロータ4に一体回転可能に固定される。突起部52及び端子部53は、穴部44a,44bを介してロータ4の裏面から突出して延在する。
また、ボビン50の溝部51(又はスリット状穴部)に皿バネ60の爪部63が挿入され、皿バネ60がボビン50に固定される。スリット状穴部形状の場合は、皿バネ60の脱落防止がより確実になる。皿バネ60は、凹部41の内周壁部42の近傍の固定箇所から径方向外側に延在して、摺接部61の外周部分が外周壁部43の内周側近傍に位置し、アーマチャ3に摺接する。
ここで、図3及び図4に示すように、凹部41にボビン50を収納した際に、ボビン50の上面の位置よりも凹部41の外周壁部43の端面43aの位置の方が高くなるよう、ボビン50の厚さ及び外周壁部43の高さが設定されている。これにより、アーマチャ3と凹部41との間の空間に皿バネ60が設けられることとなる。ここで、上述のように、内周壁部42を傾斜させて凹部をテーパ状に構成することにより、皿バネ60を設けるためのスペースを確実に設けることができる。
この電磁クラッチ1において、図4(a)に示すように、電磁コイル5への通電を行っていない場合には、皿バネ60の付勢力によりアーマチャ3とロータ4とが離間している。この状態で、アーマチャ3と皿バネ60の摺接部61に形成した低摩擦層61aとが摺動して、アーマチャ3とロータ4とが相対回転可能である。
一方、図4(b)に示すように、電磁コイル5への通電を行っている場合には、電磁コイルからの電磁力により、皿バネ60の付勢に抗してロータ4にアーマチャ3が吸着される。この状態で、アーマチャ3とロータ4の外周壁部43の端面43aとが吸着し、アーマチャ3とロータ4とが一体回転可能となり、駆動モータMからの動力がロータ4に伝達される。
上述のように、アーマチャ3とロータ4との間に皿バネ6を介装することにより、アーマチャ3及びロータ4の何れか一方を基準として、他方との間の隙間を設定することになる。このため、隙間寸法に対する部材の寸法誤差や組み付け誤差の影響を低減することができ、隙間寸法をそれほど大きく設定しなくても、アーマチャ3とロータ4との接触を防止することができる。また、アーマチャ3とロータ4との間の隙間寸法をそれほど大きくしなくてよいので、電磁コイル5を大型化する必要がない。この結果、コンパクトな構成で空転トルクの増大や異音の発生を防止した電磁クラッチ1を得ることができる。
次に、電磁コイル5への給電を行う給電機構Sの一例について説明する。この給電機構Sにおいて、図3に示すように、制御部E(図1を参照)を介して電源(図示せず)に電気的に接続されたスリップリング87,88と、電磁コイル5に電気的に接続されたブラシ部材76とを接触させることによって、電磁コイル5への電力の供給が行われる。つまり、電磁コイル5(ロータ4)の回転に伴い、ブラシ部材76がスリップリング87,88の上を摺動することにより、電磁コイル5(ロータ4)の回転位相に拘らず電磁コイル5に電力が供給される。
図6に示すように、この給電機構Sは、上述のスリップリング87,88及びブラシ部材76に加えて、スリップリング87,88を固定するスリップリング固定部材8、及び、ブラシ部材76を固定するブラシ固定部材7等を備える。スリップリング固定部材8とブラシ固定部材7とは、スリップリング87,88とブラシ部材76とを対向させた状態で、互いに相対回転可能であるとともに、軸方向の抜止めがされてユニット化される。
図6に示すように、スリップリング固定部材8のブラシ固定部材7との対向面には、同心上に配置された二つの環状の凹部83,84が形成され、夫々の凹部83,84にスリップリング87,88が固定される。夫々の凹部83,84の側部には、スリップリング87,88の爪部87a,88aを挿入する円弧状のスリット83b,84bが形成されている。本実施形態では、小径の凹部83の内周側にスリット83bが形成され、大径の凹部84の外周側にスリット84bが形成されている。これらスリット83b,84bは、夫々ブラシ固定部材7との対向面の側に開口する開口部83a,84aと連通するとともに、対向面の裏面にも連通する。また、対向面の側には、スリップリング固定部材8の内周に沿って内周壁部81が形成され、外周に沿って外周壁部82が形成されている。内周壁部81の外周面及び外周壁部82の内周面には、ブラシ固定部材7との間の抜けを防止するための円弧形状の複数の抜止突起81a,82aが周方向に沿って形成されている。
一方、対向面の裏面側には、給電機構側カバー部材92に形成された穴部92aに係合する係合部86及び給電機構側カバー部材92に形成された穴部92eに挿入されて給電機構Sの回転方向の位相決めをする位相決め突起85が形成されている。
図6に示すように、ブラシ固定部材7のスリップリング固定部材8との対向面には、ブラシ部材76を取り付ける固定部74が形成されている。固定部74は、ブラシ固定部材7の径方向に延在するスリット74a、このスリット74aの径方向内側端部近傍に周方向に沿って延在するスリット74bを有する。また、この固定部は、スリット74aの径方向外側端部の近傍に周方向に延在して設けられた突起部74d及び、スリット74aに対向して径方向に延在して設けられた突起部74cを有する。また、固定部74の近傍に、後述するブラシ部材76の端子部76bが挿入される穴部75が形成されている。夫々のブラシ部材76に対応して固定部74及び穴部75が形成されている。
また、図6に示すように、ブラシ固定部材7には、内周壁部72及び外周壁部73が形成されている。内周壁部72の内周側及び外周壁部73の外周側には、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8との間で軸方向の抜止めをする環状の抜止突起72a,73aが形成されている。
さらに、図8に示すように、ブラシ固定部材7の前記対向面の裏面には、ロータ4を一体回転可能に保持する凹状のロータ保持部71が形成されている。
ブラシ部材76は、導電性の弾性材料で形成され、スリップリング87,88に接触するブラシ部76a、コイルボビン50に形成された端子部53に接触する端子部76b、及びブラシ固定部材7に取り付けられる被固定部76cを備える。
また、この給電機構Sは、スリップリングとして小径のスリップリング87と大径のスリップリング88の2つのスリップリングを備える。これら二つのスリップリング87,88が同心状に配置されて一方が電源の一方の極に接続され、他方が他方の極に接続される。これらのスリップリング87,88は、導電性を有する弾性材料で形成され、ブラシ部材76が摺接する環状部と、当該環状部から径方向に突出する爪部87a,88aとを備える。爪部87a,88aは、周方向に沿って複数(本実施形態では3つ)設けられ、これらのうち一つの爪部87a,88aには、端子部87b,88bが、当該爪部87a,88aの先端部を屈曲して形成されている。これら端子部87b,88bは、後述する導電部材92cを介して電源と電気的に接続される。また、本実施形態では、大径のスリップリング88では外径側に爪部88aが形成され、小径のスリップリング87では爪部87bが内径側に形成されている。
次に、給電機構Sの組付けについて説明する。
先ず、スリップリング固定部材8へのスリップリングの取り付けについて説明する。図6に示すように、スリップリング87,88の爪部87a,88aを、上方から開口部83a,84aに挿入し、スリップリング87,88を回転させることにより、爪部87a,88aがスリット83b,84bに挿入される。このとき、爪部87a,88aを折り返して形成した端子部87b,88bがスリットから裏面の側へ突出する。
なお、スリップリング87,88は、スリップリング固定部材8にインサート成形にて固定してもよい。
次に、ブラシ固定部材7へのブラシ部材76の取り付けについて説明する。図6に示すように、被固定部76cをスリット74a及び突起部74cに沿って径方向外側から径方向内側に向かってスライド移動させ、被固定部76cの径方向内側端面部をスリット74bに係合させる。また、被固定部76cの弾性変形により被固定部76cの径方向外側端部に突起部74dを乗り越えさせて、被固定部76cの端面と突起部74dの端面とを当接させる。これにより、スリット74a及び突起部74cにより被固定部76cの周方向の移動が規制され、スリット74bと突起部74dとにより被固定部76cの径方向の移動が規制され、ブラシ固定部材7にブラシ部材76が取り付けられる。この状態で、図8に示すように、端子部76dが穴部75に挿入され、ロータ保持部71の側に突出する。
なお、ブラシ部材76は、ブラシ固定部材7にインサート成形にて固定してもよい。
次に、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8との組み付けについて説明する。図6に示すように、ブラシ固定部材7をスリップリング固定部材8の内周壁部81と外周壁部82との内部へ挿入することにより、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8とがユニット化される。ここで、ブラシ固定部材7の抜止突起72aと抜止突起73aとの間隔が、スリップリング固定部材8の抜止突起81aと抜止突起82aとの間隔よりやや大きく設定されている。樹脂の弾性変形により抜止突起72aと抜止突起81aと及び抜止突起73aと抜止突起82aとを互いに乗り越えさせる。これにより、図7及び図8に示すように、ブラシ部材76のブラシ部をスリップリング87,88に接触させた状態で、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8とがユニット化される。
ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8とは、相対回転可能である一方、軸方向の移動が制限される。従って、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材とは、ブラシ部材76の付勢力により、互いに離間する方向に付勢されるが、抜止突起72a,73aと抜止突起81a,82aとにより抜けが防止される。
ここで、図7に示すように、ブラシ部材76のブラシ部76aが、スリップリング87,88の同一の直径上に配置されるように構成するとよい。このように構成することにより、ブラシ部材76による付勢力を周方向に略均一に伝えることができ、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8との相対回転が滑らかになる。
上述のようにユニット化された給電機構Sは、電磁クラッチ1に組み付けられる。図8に示すように、給電機構Sのスリップリング固定部材8が、給電機構側カバー部材92の内部に取り付けられる。給電機構側カバー部材92の内部には、溝部92bが形成され、この溝部92bには、給電機構側カバー部材92の外部の端子部92dから延在する導電部材92cが設けられている。
スリップリング固定部材8に形成されて係合部が給電機構側カバー部材92に形成された穴部92aに係合して、スリップリング固定部材8が固定される。このとき、スリップリング固定部材8に形成された位相決め突起85が給電機構側カバー部材92に形成された穴部92eに挿入されることにより、導電部材92cとスリップリング87,88の端子部87b、88bとの回転位相とが一致する。これにより、導電部材92cとスリップリング87,88とが互いに接触し、電気的に接続される。
また、図3に示すように、給電機構Sのブラシ固定部材7の側のロータ保持部71にロータ4が固定される。このとき、ロータ4から突出する突起部52が穴部71aに挿入されて、ブラシ固定部材7とロータ4とが一体回転可能に固定される。また、ロータ4から突出する端子部53が、穴部75aに挿入されて、端子部53とブラシ部材76の端子部76bとが電気的に接続される。
給電機構Sのうち、スリップリング固定部材8は、給電機構側カバー部材92に固定されるとともに、ブラシ固定部材7はロータ4と一体回転可能である。これにより、ロータ4の回転時には、ブラシ部材76がスリップリング87,88上を摺動して、電磁コイル5に電力が供給される。
上述したように、スリップリング固定部材8とブラシ固定部材7とは、軸方向に所定範囲で相対移動可能である。従って、相対移動により、装置全体の組み付け誤差を吸収する。一方、ブラシ部材76は、弾性材料で構成されているので、スリップリング87,88に押し付けられることにより、スリップリング固定部材8とブラシ固定部材7とを、互いに離間する方向に付勢する。これにより軸方向のガタが防止される。
[別実施形態]
(1)上述の実施形態において、内周壁部42を傾斜させて凹部41をテーパ状に構成する例を説明した。しかし、例えば、内周壁部42も外周壁部43と同様に、略垂直に立接する等上述以外の構成であってもよい。
(2)上述の実施形態では、弾性部材6をロータ4と一体的に回転するボビン50に固定する例を示したが、弾性部材6をロータ4自体に固定してもよい。
また、弾性部材6はアーマチャ3又はアーマチャ3と一体回転する部材に固定するとともに、ロータ4の側に摺接させてもよい。
(3)上述の実施形態では、弾性部材6として、図5に示すごとき皿バネ60を備えているが、これに限定されるものではない。図5に示す皿バネ60では、環状形状の中心軸方向に力が作用したとき、摺接部61とデーパー部62との中間部分周辺が撓んで弾性変形する。このとき、皿バネ60の外周端が環状に繋がっていると、外周部66の径方向の変位が規制される。このため、作用力が大きくなると、中間部分がオーバーセンターして反対側に反り返り、該反り返りによる異音が生じる虞がある。
例えば、図9に示すごとく、外周端から径方向内側に延在する複数のスリット65を外周部66に備えると良い。このように構成すると、外周部66の径方向の変位が許容される。したがって、環状形状の中心軸方向の力が皿バネ60に対して作用したとき、中間部分がオーバーセンターし難くなり、反り返りによる異音の発生を抑制することができる。この皿バネ60は、ロータ4に固定される側に環状のベース部64を備え、ベース部64の内周端に爪部63を備えてある。さらに、ベース部64から径方向外側にテーパ部62及び摺接部61を形成し、テーパ部62から摺接部61に亘ってスリット65を形成してある。このため、皿バネ60は安定してロータ4に固定される。
スリット65は、図9(a)のごとく、径方向に沿った放射状であっても、図9(b)のごとく、径方向内側へ渦状に収束する形状であっても良い。放射状であると、スリット65の形成が簡便である。渦状であると、同じ外形、同じ板厚の皿バネ60を使用した場合でも、スリット65の長さを変更することにより、弾性係数を多段階に調整することができる。
本実施形態においては、図9に示すごとく、摺接部61の全周に亘って環状の低摩擦層61aを形成しても良い。この場合は、摺接部61の径方向の変位を阻害せぬよう、低摩擦層61aを摺接部61に部分的に固着すると好適である。また、図10に示すごとく、スリット65によって周方向に分断された摺接部61に、各々低摩擦層61bを形成しても良い。この場合は、摺接部61に低摩擦層61bを先行して形成してから、スリット65を形成すれば良い。なお、図11に示すごとく、環状であって断面コの字形状の低摩擦層61cを摺接部に装着しても良い。
(4)上述の実施形態では、弾性部材6として皿バネ60を用いる例を示したが、弾性部材6としては、例えば波バネなど皿バネ60以外のものであってもよい。また、弾性部材6は、必ずしも環状のものではなくても良く、例えば、アーマチャ3及びロータ4の周方向に沿って断続的に設ける構成であってもよい。
(5)また、給電機構Sは、上述のものに限られるものではなく、例えばロータ4に直接、ブラシ部材76を設け、給電機構側カバー部材92に直接、スリップリング87,88を設けるなど上述以外の構造であってもよい。さらに、ブラシ部材76及びスリップリング87,88の取り付け構造についても、上述の構成に限られるものではなく、例えばビスによる固定など上述以外のものであってもよい。
また、ハーネスを用いた給電機構など、ブラシ部材76及びスリップリング87,88を用いた給電機構S以外の給電機構であってもよい。
(6)上述の実施例では、電磁コイル5がロータ4と一体的に回転する例を示したが、例えばロータ4のアーマチャ3との対向面と反対の側の空間に電磁コイル4を固定し、ロータ4のみが回転するように構成してもよい。
(7)上述の実施形態では、本発明に係る電磁クラッチ1を、自動車のパワースライドドアのアクチュエータAに適用したが、この電磁クラッチ1は、自動車のパワースライドドアのアクチュエータA以外にも適用可能である。
本発明に係る電磁クラッチを適用したアクチュエータを示す正面図 本発明に係る電磁クラッチを適用したアクチュエータを示す側面図 本発明に係る電磁クラッチを適用したアクチュエータを示す断面図 本発明に係る電磁クラッチの動作を示す図 本発明に係る電磁クラッチの分解斜視図 給電機構の分解斜視図 ブラシ部材とスリップリングとの当接状態を示す図 給電機構の組み付けを示す図 スリットを備えた弾性部材を示す斜視図で、(a)は放射状にスリットを備えた場合、(b)は渦状にスリットを備えた場合を示す スリットに合わせて分断した低摩擦層を示す断面斜視図 断面コの字形状の低摩擦層を示す断面斜視図
符号の説明
1 電磁クラッチ
2 ウオームホイール
3 アーマチャ
4 ロータ
41 凹部
5 電磁コイル
6 弾性部材
61a 低摩擦層
65 スリット
M 駆動モータ

Claims (6)

  1. 駆動モータによって駆動されるウオームホイールと、
    当該ウオームホイールに連動して回転するアーマチャと、
    前記アーマチャと同軸心で回転可能なロータと、
    前記ロータに磁力を発生させて、当該磁力により前記ロータと前記アーマチャとを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイルと、
    前記ロータと前記アーマチャとの間に介装され、一方が前記ロータ及び前記アーマチャのうち何れか一方の側に固定され、他方が前記ロータ及び前記アーマチャのうち何れか他方の側に摺接して、前記ロータと前記アーマチャとを離間させる方向に付勢する弾性部材とを備えた電磁クラッチ。
  2. 前記ロータのうち前記アーマチャとの対向面に、前記電磁コイルを収納する凹部が形成され、当該凹部と前記アーマチャとの間の空間に前記弾性部材が設けられている請求項1に記載の電磁クラッチ。
  3. 前記凹部及び前記弾性部材が環状に構成されている請求項2に記載の電磁クラッチ。
  4. 前記弾性部材が、外周端から径方向内側又は内周端から径方向外側に延在する複数のスリットを備えた請求項3に記載の電磁クラッチ。
  5. 前記弾性部材が、前記ロータ及び前記アーマチャのうちの少なくとも何れか一方の外周部の近傍に沿って設けられている請求項3又は4に記載の電磁クラッチ。
  6. 前記弾性部材が、前記ロータ又は前記アーマチャに摺接する低摩擦層を備えた請求項1から5の何れか一項に記載の電磁クラッチ。
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