JP2009138736A - 噴射ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】直動式圧電噴射器に装着されると、エネルギー効率を改善することができる噴射ノズルを提供する。
【解決手段】圧縮点火型内燃機関用の噴射ノズル10であって、ノズル本体12と弁座18と係合して、第1及び第2吐出口20、22を通る燃料の送出を制御することができる弁針14であって、第1弁領域30と、第2弁領域32と、第1座領域31とを含んでおり、第1座領域31は弁針14とを備えている噴射ノズル10において、弁針14は第3弁領域34と、第2及び第3弁領域34、36の間の移行部によって画定される逃げ領域33であって、弁針14が弁座18から持ち上げられる時に、第1出口容積部42を画定している逃げ領域33と、逃げ領域33よりも穴16に近接している少なくとも一部分を有している第4弁領域36であって、第2吐出口は第4弁領域36の下流に配置されている、第4弁領域36とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関用の燃料噴射システムに使用するための噴射ノズルに関する。本発明は、特に、これに限定するわけではないが、内燃機関用のコモンレール式燃料噴射システムに使用するための噴射ノズルに、そして噴射ノズルの弁針が圧電アクチュエータを用いて制御されているものに関する。
コモンレール式燃料噴射システムでは、燃料をエンジンのシリンダの中へ高圧で噴射するため、複数の噴射器が設けられている。各噴射器は、弁針を有する噴射ノズルを含んでおり、この弁針は、噴射器による燃料送出を制御するため、アクチュエータによって弁座に向かってそして弁座から離れる方向に動くよう操作される。噴射の開始及び終了時それぞれでの噴射率の上昇と下降をできるだけ高速で行えば、最適な排気放出物が実現され、そのためには、噴射ノズル弁針を高速で動かす必要のあることが分かっている。間動式噴射器は、弁針の動作を制御するのをサーボ弁に依存しているため、通常、高速な針の応答を提供するものではない。しかしながら、直動式圧電噴射器は、高速な針の応答を提供することが知られている。直動式圧電噴射器では、アクチュエータは、油圧式及び/又は機械式動作増幅器を介して直接弁針に作用する。欧州特許EP第0995901号は、先に述べた型式の直動式圧電噴射器について説明している。
直動式噴射器の1つの欠点は、針を高く持ち上げるために大量の電気エネルギーを必要とするため、電気的に比較的非効率なことである。エネルギーの直接的損失の問題に加えて、圧電アクチュエータの寿命は、駆動に必要とされる大量のエネルギーのため悪影響を被る。
本発明の目的は、上に述べた問題に取り組んで、例えば直動式圧電噴射器に装着されると、エネルギー効率を改善することができるようにする噴射ノズルを提供することである。
欧州特許EP第0995901号
本発明の第1の態様によれば、圧縮点火型内燃機関のための噴射ノズルが提供されており、この噴射ノズルは、
一個の弁針が主弁針軸(A−A)に沿って中を動くことのできる穴が設けられているノズル本体と、この穴によって画定されている弁座と係合して、第1及び第2吐出口を通る燃料の送出を制御することができるようになっている弁針であって、第1弁領域と、第2弁領域と、第1及び第2弁領域の間の移行部によって画定される第1座領域と、を含んでおり、第1座領域は、ノズルが非噴射状態にある時には弁座に押し付けられて着座している、弁針と、を備えており、
弁針は、第3弁領域と、第2及び第3弁領域の間の移行部によって画定される逃げ領域であって、弁針が弁座から噴射状態へと持ち上げられる時に、弁針と、第1吐出口に隣接する穴との間に第1出口容積部を画定している、逃げ領域と、逃げ領域よりも穴に近接している少なくとも一部分を有している第4弁領域であって、第2吐出口は第4弁領域の下流に配置されている、第4弁領域と、を備えていることを特徴としている。
上記構成を有する噴射弁を提供することにより、第1及び第2吐出口を通る好都合な大流量の燃料が、比較的少量の針の持ち上げによって実現される。従って、噴射弁を駆動するのに必要なエネルギーを最小限に抑えることができ、弁針の被る磨耗及び引裂きが低減される。更に、上記利点は、単純な構造を有する一個の弁針によって実現することができる。而して、製造コストは、もっと複雑な可変オリフィスノズルに付帯するコストと比較して少なくなる。
第4弁領域は、ノズルが非噴射状態にある時は、穴の内面との第2座領域を画定することが望ましい。
第4弁領域は、2つの区画で形成されており、各区画は、実質的に円錐台形状でできていると好都合である。
代替的には、噴射ノズルは、第4弁領域の下流で弁針と穴の間に画定される第2出口容積部であって、弁針が噴射状態にある時に、燃料が第4弁領域を通過した後に流れ込む、第2出口容積部を備えており、第4弁領域は、部分的回転楕円面形状をしており、第2出口容積部に流れ込む分岐燃料流のために滑らかな移行部を画定して、第2出口容積部内の乱流を最小限に抑えている。
第1、第2、及び第3弁領域の少なくとも1つは、実質的に円錐台形状でできていてもよい。
第1及び第2弁領域の間の移行部によって画定される第1座領域は、部分的回転楕円面形状をしており、第1出口容積部へ流れ込む分岐燃料流のための滑らかな移行部を画定して、第1出口容積部内での乱流を最小限に抑えるようになっていることが望ましい。
第1及び/又は第2吐出口は、ノズル本体に、主針軸(A−A)に対して半径方向に間隔を空けて配置されている複数の直線的な開口部を備えていることが望ましい。第1及び第2吐出口は、平行に、発散するように、又は収束するように配置してもよい。
本発明の別の態様によれば、アクチュエータと本発明の噴射ノズルとを有している直動式燃料噴射が提供されており、アクチュエータは、ノズルの弁針の、弁座に向かう、及び弁座から遠ざかる運動を制御するように作られている。
前記アクチュエータは圧電アクチュエータであることが望ましい。
本発明の第1の態様の好適な及び/又は随意的な特徴は、単独で、又は適切に組み合わせて、第2の態様の燃料噴射器の中に組み込んでもよい。
以下、本発明を、単なる例を挙げて、添付図面を参照しながら説明する。
本発明の噴射ノズルは、噴射ノズル弁針の動きを制御するための圧電アクチュエータを有している噴射器の中に装着するのに適した型式の噴射ノズルである。噴射器は、内燃機関(例えば、圧縮点火式ディーゼルエンジン)用のコモンレール式燃料噴射システムで通常使用される型式の噴射器である。ノズルを直動式圧電噴射器に使用することができ、圧電アクチュエータが、直接動作で、油圧式又は機械式増幅器又は連結器を介して、又は直接的接続の何れかで、弁針の動きを制御するのは、本発明の特別の利点である。
図1と図2に示すように、噴射ノズル10は、ノズル本体12と弁針14を備えている。ノズル本体12には止まり穴16が設けられ、その中で、弁針14を、穴16の止まり端部で画定される弁針座18と可動的に係合及び係合解除させることができるようになっている。弁座18は、当技術では既知のように、実質的に円錐台形状をしている。
ノズル本体12は、更に、第1及び第2組のノズル吐出口20、22それぞれを含んでおり、弁針14がその座18から持ち上げられた状態で、それらの吐出口を通して、関係付けられたエンジンシリンダ又は燃焼空間の中へ燃料を噴射することができる。穴16の止まり端部は、第2組のノズル吐出口22の入口端部が通じている嚢容積部24を画定している。
図1では、各組の吐出口20、22で1つの吐出口だけを示しているが、通常、各組20、22は、ノズル本体12の周囲に半径方向に間隔を空けて配置された複数の吐出口を含んでいる。従って、この明細書の目的としては、「吐出口」に言及する場合、1つ又はそれ以上の吐出口を意味しているものと解釈して頂きたい。
第1及び第2吐出口20、22は、同じ大きさ及び数で構成されていてもよいし、異なる大きさ及び/又は数で構成されていてもよい。更に、図1に示すように、第1及び第2吐出口は、それぞれ、ノズル本体12に形成された直線的な開口部を備えていてもよい。第1及び第2吐出口20、22は、それぞれ、フレア状の吐出口端部(図示せず)を有していてもよい。第1及び第2吐出口20、22は、互いに平行に、収束するように、又は発散するように配置されていてもよい。
弁針14は、円筒形状の上部領域26を含んでおり、この上部領域は、弁座18の上流の内部穴面と共に、注入口(図示せず)からノズルがその一部を形成している噴射器までの高圧燃料を受け取るための送出室28を画定している。上部領域26に隣接して更に下流側には、針は、実質的に円錐台形状の第1領域30(ノズルの入口領域30と呼ぶ)と、更に下流側に、実質的に円錐台形状の第2領域32を含んでいる。弁針14の入口領域30は、穴16と共に、送出室28と連通する燃料のための入口容積部40を画定している。第1領域30と第2領域32の間の移行縁部は、第1座領域31を形成し、この第1座領域は、針が非噴射状態にある時には、弁座18に押し付けられて着座している。
第2領域32に隣接してその下流側に、針は、第3及び第4領域34、36を含んでいる。第3弁領域34は、実質的に円錐台形状をしている。第4弁領域36は、部分的回転楕円面でできている。針は、第4領域36の下流側の弁先端部38で終端している。
第1及び第2領域30、32の間の移行部は、穴16の表面から間隔を空けて形成され、針14に逃げ領域又は溝33を画定している。第1出口容積部42は、弁針14の逃げ部33と穴16の表面の間の空間によって画定されている。逃げ部33は、弁針14が図3に示すような噴射状態にある時に、第1出口容積部42が、第1吐出口20の入口端部に隣接して配置されるように、配設されている。
第4領域36は、逃げ領域33よりも穴16の表面に近接している。第2出口容積部46は、弁先端部38と穴16の表面の間の空間によって画定されている。
図1に示す本発明の実施形態では、第4領域36は、弁針14が非噴射状態にある時、穴16の表面との第2座44を好都合に形成する。この構成では、弁針14が非噴射位置へと動く時に弁針14に掛かる衝撃力は、第1及び第2領域30、32の間の移行縁部により形成される第1座領域31と、第4領域36により形成される第2座44とに分配される。第2座44は、更に、ノズルの死空間が確実に最小になるようにしている。より具体的には、噴射後に第1座領域31の下流側に残存する未燃焼燃料は、その後吐き出され、炭化水素排出物を増すのに寄与する。従って、弁座18の自由容積を最小限に保つことにより、望ましくない炭化水素排出物が低減される。第2座44の更に別の利点は、第1吐出口20の入口端部が、弁針14が非噴射位置にある時には、第2吐出口22の入口端部から隔離されていることである。これにより、燃焼ガスが、燃焼後に噴射ノズル10の中へ逆流する機会を最小限に抑えることができる。
図3に示すように、弁針14が、圧電アクチュエータによって弁座18から持ち上がるように動かされると、送出室28と入り口容積部40へ送出された燃料は、覆われていない弁座18を通過し、第1出口容積部42の中へ流れ込むことができる。燃料の一部は、第1出口容積部42から第1吐出口20を通って流れる。例えば、第1出口容積部42の50%の燃料が、第1吐出口20を通って流れる。燃料の残存部分は、第1出口容積部42から、第4領域36を通過し、第2出口容積部46へ流れ込み、そこから、嚢容積部24の中に入り、第2吐出口22を通って流れ出る。
第1出口容積部42の燃料の一部は、第1吐出口20を通って流れ出るので、燃料の残存部が、第1出口容積部42から弁針の第4領域36を通過し、嚢容積部24へ流れるのに必要な流れ面積は、小さくて済む。従って、第4領域36は、燃料が第1出口容積部42から流出する際に不必要な燃料の拡散を回避できるように、穴16の表面に十分近接して配置されている。先に述べたように、第4領域36を穴16の表面に近接して設けることにより、弁針14の周囲の死空間は、最小限に抑えられる。弁針先端部38は、第2吐出口22における圧力損失を最小限に抑えるため、第2出口容積部46を通って嚢容積部24へ流れる燃料の流速を最適化するような形状になっている。
従って、ノズル10は、一体の、又は一個の弁針を利用して、比較的低い針の持ち上げ値で高流量水準を可能にすることが分かった効率的な流れの幾何学を提供している。結果的に、噴射器に関するエネルギー要求量は少なくなるので、ノズルは、先に述べた型式の直動式噴射器内に装着すると際立った利点を提供する。
本発明の代替実施形態では、第4領域36は第2座として機能せず、弁針14が非噴射位置にある時には、第4領域36と穴16の表面の間に間隙が存在する。
効率を最適にするため、第4領域36は、(図1、2、3に示すように)回転楕円面として、燃料が第2出口容積部46の中へ流れ込むための滑らかな流路を提供している。回転楕円面により、第4領域36の外面、即ち、上方の第3領域34との交点から下方の弁先端部38まで伸長する領域は、弁針の主軸(A−A)上の点に中心を有する回転楕円面の一部を形成していることを意味している。第4領域36が回転楕円面である場合、弁針が噴射状態に持ち上げられる時、第2出口容積部46へ流れ込む燃料の圧力損失は最小限に抑えられ、これは、燃料が第4領域36を通過して流れる時には燃料の流れに対する急激な移行部が無く、従って、座18を通過する流れには、流れの面積と方向には滑らかで漸進的な変化しか生じないためである。第4領域36を通過して第2出口容積部46へ、次いで後嚢容積部24へと流れ込む燃料は、従って、第2吐出口22に到達する前に、効率的な方法で比較的高い圧力水準を回復することができる。第4領域36は、代わりに、2つの円錐台形状の区画で形成してもよく、その場合、この2つの区画の間の移行縁部は、第2座44を形成する。
本実施形態の第1座領域31は、図1と図2では円錐台形状区画同士の交差又は移行縁部として図示しているが、第1座領域31は、第4領域36と同様に、回転楕円面で形成してもよい。第1座領域31が回転楕円面である場合、弁針が噴射状態に持ち上げられる時には、第1出口容積部42へ流れ込む燃料の圧力損失は最小限に抑えられ、これは、燃料が覆われていない弁座18を通過して流れる時には、燃料流れに対する急激な移行部が無く、従って、座18を通過する流れには、流れの面積と方向には滑らかで漸進的な変化しか生じないためである。弁座18を通過して第1出口容積部42へ流れ込む燃料は、従って、第1吐出口20に到達する前に、効率的な方法で比較的高い圧力水準を回復することができる。
逃げ領域33は、円錐区画の交差部として図示しているが、円筒形、回転楕円面、放射状、及び/又は円錐台区画の適切な組み合わせの交差部で形成してもよい。
弁先端部38は、円錐状に図示しているが、回転楕円面、放射状、又は円錐台区画で形成してもよい。弁先端部は、面取りをした先端部で形成してもよい。
非噴射状態にある噴射ノズルの一部分の断面図である。 図1の弁座の拡大図である。 噴射状態にある時の図1の噴射ノズルの断面図である。
符号の説明
10 噴射ノズル
12 ノズル本体
14 弁針
16 穴
18 弁座
20 第1吐出口
22 第2吐出口
24 嚢容積部
26 上部領域
28 送出室
30 第1領域
31 第1座領域
32 第2領域
33 逃げ領域
34 第3領域
36 第4領域
38 弁先端部
40 入り口容積部
42 第1出口容積部
44 第2座
46 第2出口容積部

Claims (10)

  1. 圧縮点火型内燃機関用の噴射ノズル(10)であって、
    一個の弁針(14)が主弁針軸(A−A)に沿って中を動くことのできる穴(16)が設けられているノズル本体(12)と、
    前記穴(16)によって画定されている弁座(18)と係合して、第1及び第2吐出口(20、22)を通る燃料の送出を制御することができるようになっている弁針(14)であって、第1弁領域(30)と、第2弁領域(32)と、前記第1及び第2弁領域(30、32)の間の移行部によって画定される第1座領域(31)と、を含んでおり、前記第1座領域(31)は、前記ノズルが非噴射状態にある時には前記弁座(18)に押し付けられて着座している、弁針(14)と、を備えている噴射ノズル(10)において、
    前記弁針(14)は、第3弁領域(34)と、前記第2及び第3弁領域(34、36)の間の移行部によって画定される逃げ領域(33)であって、前記弁針(14)が前記弁座(18)から噴射状態へと持ち上げられる時に、前記弁針(14)と、前記第1吐出口(20)に隣接する前記穴(16)との間に第1出口容積部(42)を画定している、逃げ領域(33)と、前記逃げ領域(33)よりも前記穴(16)に近接している少なくとも一部分を有している第4弁領域(36)であって、前記第2吐出口(22)は前記第4弁領域(36)の下流に配置されている、第4弁領域(36)と、を備えていることを特徴とする噴射ノズル(10)。
  2. 前記第4弁領域(36)は、前記ノズルが前記非噴射状態にある時は、前記穴(16)の内面との第2座領域(44)を画定する、請求項1に記載の噴射ノズル。
  3. 前記第4弁領域(36)の下流で、前記弁針(14)と前記穴(16)の間に画定される第2出口容量(46)であって、前記弁針(14)が前記噴射状態にある時に、燃料が前記第4弁領域(36)を通過した後に流れ込む、第2出口容量(46)を備えており、前記第4弁領域(36)は、部分的回転楕円形状をしており、第2出口容積部(46)に流れ込む分岐燃料流のために滑らかな移行部を画定して、前記第2出口容積部(46)内の乱流を最小限に抑えている、請求項1又は2に記載の噴射ノズル。
  4. 前記第4弁領域(36)は、2つの区画で形成されており、各区画は、実質的に円錐台形状をしている、請求項1又は2に記載の噴射ノズル。
  5. 前記第1、第2、及び第3弁領域(30、32、34)の少なくとも1つは、実質的に円錐台形状をしている、請求項1、2、3又は4の何れかに記載の噴射ノズル。
  6. 前記第1及び第2弁領域(30、32)の間の前記移行部によって画定される前記第1座領域(31)は、部分的回転楕円形状をしており、第1出口容積部(42)へ流れ込む分岐燃料流のための滑らかな移行部を画定して、前記第1出口容積部(42)内での乱流を最小限に抑えている、請求項1、2、3又は4の何れかに記載の噴射ノズル。
  7. 前記第1及び/又は前記第2吐出口(20、22)は、前記ノズル本体(12)に、前記主針軸(A−A)に対して半径方向に間隔を空けて配置されている複数の直線的な開口部を備えている、請求項1、2、3、4、5又は6の何れかに記載の噴射ノズル。
  8. 前記第1及び第2吐出口(20、22)は、平行に、発散するように、又は収束するように配置されている、請求項7に記載の噴射ノズル。
  9. アクチュエータと、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の何れかに記載の噴射ノズルとを有する直動式燃料噴射器であって、前記アクチュエータは、前記ノズル(10)の前記弁針(14)の、前記弁座(18)に向かう、及び前記弁座(18)から遠ざかる運動を制御するように作られている、燃料噴射器。
  10. 前記アクチュエータは、圧電アクチュエータである、請求項9に記載の直動式燃料噴射器。
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