JP2009137660A - エレベータの敷居装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、多くのボルトを用いることなく、追加敷居を安定して支持することができるエレベータの敷居装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】敷居本体3の前端部には、敷居支持部材1の上面1aを内壁面の一部とし敷居本体3の前面に開口する断面矩形の凹部3bが設けられている。追加敷居4は、敷居本体3の前端部に隣接して設けられ、乗場敷居とかご敷居との間の敷居隙間寸法を縮小する。追加敷居4は、敷居本体3の前端部に隣接する追加敷居本体4aと、凹部3bに嵌合される嵌合部4bとを有している。嵌合部4bは、凹部3bの上面3cと敷居支持部材1の上面1aとの間に配置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、乗場敷居とかご敷居との間の敷居隙間寸法を縮小する追加敷居が敷居本体の前端部に隣接して設けられるエレベータの敷居装置に関するものである。
従来のエレベータの敷居装置では、かご側敷居本体の前端部に隣接してかご側追加敷居が設けられている。また、乗場側敷居本体の前端部に隣接して乗場側追加敷居が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−347728号公報
上記のような従来の敷居装置では、追加敷居に作用する荷重を追加敷居を取り付けている取付ボルトで受ける構造であるため、台車等の重量物が積載されるエレベータでは、取付ボルトの径を大きくしたり取付ボルトの本数を多くしたりする必要があった。しかし、スペース上の制約のため、取付ボルトの径を大きくするのには限界があり、また取付ボルトの本数を多くすると、加工時間が増加するとともに、据付に手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、多くのボルトを用いることなく、追加敷居を安定して支持することができるエレベータの敷居装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの敷居装置は、出入口の床部に設けられた敷居支持部材、エレベータドアの下端部を案内する敷居溝を有し、敷居支持部材上に取り付けられている敷居本体、及び敷居本体の前端部に隣接して設けられ、敷居隙間寸法を縮小する追加敷居を備え、敷居本体の前端部には、敷居支持部材の上面を内壁面の一部とし敷居本体の前面に開口する凹部が設けられており、追加敷居は、敷居本体の前端部に隣接する追加敷居本体と、凹部に嵌合される嵌合部とを有している。
この発明のエレベータの敷居装置は、嵌合部が凹部の上面と敷居支持部材の上面との間に配置されているので、追加敷居に作用する荷重が敷居支持部材及び敷居本体に直接伝わり、多くのボルトを用いることなく、追加敷居を安定して支持することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。図において、かご出入口の床部には、断面コ字形の敷居支持部材(敷居受け梁)1がかご出入口の幅方向に沿って設けられている。敷居支持部材1上には、複数の敷居本体取付ボルト2により、敷居本体3が取り付けられている。
敷居本体取付ボルト2は、かご出入口の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。また、各敷居本体取付ボルト2は、敷居支持部材1を貫通して、敷居本体3の底面に設けられたねじ穴に螺着されている。敷居本体3の上面には、エレベータドア(ここではかごドア)の下端部を案内する敷居溝3aが設けられている。敷居溝3aは、かご出入口の幅方向、即ちエレベータドアの開閉方向に沿って連続して設けられている。
敷居本体3の前端部(乗場敷居に対向する側の端部)には、敷居支持部材1の上面1aを内壁面の一部とし敷居本体3の前面に開口する断面矩形の凹部(切り欠き)3bが設けられている。凹部3bは、かご出入口の幅方向に沿って連続して設けられている。
追加敷居4は、敷居本体3の前端部(先端部)に隣接して設けられ、乗場敷居とかご敷居との間の敷居隙間寸法を縮小する。また、追加敷居4は、敷居本体3の前端部に隣接する追加敷居本体4aと、凹部3bに嵌合される嵌合部4bとを有している。嵌合部4bは、追加敷居本体4aに一体に形成されている。また、嵌合部4bは、凹部3bの上面3cと敷居支持部材1の上面1aとに接している。
追加敷居4の凹部3bからの抜けは、複数本の追加敷居取付ボルト5により阻止されている。追加敷居取付ボルト5は、かご出入口の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。また、各追加敷居取付ボルト5は、敷居支持部材1を貫通して、追加敷居4の底面に設けられたねじ穴に螺着されている。
このようなかご敷居装置では、嵌合部4bが凹部3bの上面3cと敷居支持部材1の上面1aとの間に嵌合されているので、追加敷居4に作用する荷重が敷居支持部材1及び敷居本体3に直接伝わる。即ち、追加敷居4に台車等の重量物による荷重が作用しても、鉛直荷重は敷居支持部材1の上面1aで受けられ、回転力は凹部3bの上面3cで受けられ、追加敷居取付ボルト5に応力が発生しない。このため、多くのボルトを用いることなく、追加敷居4を安定して支持することができる。
実施の形態2.
次に、図2はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。図において、凹部3bには、実施の形態1の追加敷居4に代わって凹部3bの開口を塞ぐ塞ぎ部材6が嵌合されている。凹部3bには、追加敷居4及び塞ぎ部材6のいずれか一方が選択的に取り付けられる。塞ぎ部材6を凹部3bに取り付けた場合の敷居隙間寸法は、追加敷居4を凹部3bに取り付けた場合の敷居隙間寸法よりも大きい。
この例では、塞ぎ部材6は、凹部3bと同一の断面形状・断面寸法を有しており、塞ぎ部材6により凹部3bの全体が埋められている。また、塞ぎ部材6の凹部3bから露出している端面は、敷居本体3の前端面と面一になっている。従って、塞ぎ部材6を凹部3bに取り付けた場合、敷居隙間寸法は縮小されない。さらに、各追加敷居取付ボルト5は、塞ぎ部材6の底面に設けられたねじ穴に螺着されている。
このような塞ぎ部材6は、敷居隙間寸法を縮小する必要のないエレベータにおいて、追加敷居4に代わって凹部3bに取り付けられる。これにより、追加敷居4を適用する場合と適用しない場合とで敷居本体3の構造を共通化しつつ、追加敷居4を適用しない場合の見栄えの低下及び強度の低下を防止することができる。
また、追加敷居4を部分的に取り付ける場合、取り付けない部分に塞ぎ部材6を取り付けてもよく、その部分の強度の低下を防止できる。
さらに、かご敷居装置と乗場敷居装置との敷居本体3の構造を共通化した場合であって、乗場敷居装置に追加敷居4を適用しない場合にも、塞ぎ部材6を用いることにより、見栄えの低下及び強度の低下を防止することができる。
実施の形態3.
次に、図3はこの発明の実施の形態3によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。この例では、嵌合部4bの厚さ寸法(上下方向寸法)が、凹部3bの上下方向寸法よりも若干大きくなっている。追加敷居4を取り付ける際には、敷居本体取付ボルト2を緩めてから嵌合部4bを凹部3bに嵌合させ、敷居本体取付ボルト2が再度締め付ける。これにより、嵌合部4bは、凹部3bの上面3cと敷居支持部材1の上面1aとの間に押さえ付けられ挟持される。
このような構成によれば、追加敷居取付ボルト5を省略することができ、構成を簡素化しコストを低減することができる。
実施の形態4.
次に、図4はこの発明の実施の形態4によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。図において、凹部3bの内壁面、ここでは上面3cには、断面半円状の窪み(溝)3dが設けられている。嵌合部4bには、窪み3dに挿入される抜け止め突起(ダボ)4cが設けられている。嵌合部4bの先端面と下面との間には、面取り部4dが設けられている。
このような構成によれば、凹部3bの内壁面に窪み3dが設けられており、嵌合部4bに抜け止め突起4cが設けられているので、追加敷居取付ボルト5を省略しつつ、凹部3bからの追加敷居4の抜けを防止することができる。
また、窪み3dを凹部3bの上面3cに設けるとともに、嵌合部4bの先端面と下面との間に面取り部4dを設けたので、敷居本体取付ボルト2を緩めることなく、追加敷居4を容易に着脱することができる。
実施の形態5.
次に、図5はこの発明の実施の形態5によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。図において、凹部3bの上面3cは、凹部3bの開口から奥へ向けて徐々に下がるように傾斜している。また、嵌合部4bの上面も凹部3bの上面3cに対応して同様に傾斜している。即ち、凹部3b及び嵌合部4bには、テーパが付されている。そして、嵌合部4bは、凹部3bに圧入されている。
このような構成によれば、嵌合部4bを凹部3bに圧入することにより、追加敷居取付ボルト5を用いずに追加敷居4を凹部3bに容易に取り付けることができる。
なお、凹部3bの上面3cと嵌合部4bの上面とを実施の形態5とは逆向きに傾斜させてもよく、この場合、追加敷居4の取付には敷居本体取付ボルト2を緩める必要があるが、凹部3bからの追加敷居4の抜けをより確実に防止することができる。
また、追加敷居4は、かご出入口の幅方向に複数に分割されていてもよい。
さらに、追加敷居4は、かご出入口の幅方向全体に設ける必要はなく、例えば戸閉装置の係合部材と干渉する場合には、係合部材を避けて設ければよい。
さらにまた、この発明は、乗場敷居装置に適用してもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータのかご敷居装置を示す側面図である。
符号の説明
1 敷居支持部材、1a 上面、3 敷居本体、3a 敷居溝、3b 凹部、3c 上面、3d 窪み、4 追加敷居、4a 追加敷居本体、4b 嵌合部、4c 抜け止め突起、4d 面取り部、6 塞ぎ部材。

Claims (5)

  1. 出入口の床部に設けられた敷居支持部材、
    エレベータドアの下端部を案内する敷居溝を有し、上記敷居支持部材上に取り付けられている敷居本体、及び
    上記敷居本体の前端部に隣接して設けられ、敷居隙間寸法を縮小する追加敷居
    を備えているエレベータの敷居装置であって、
    上記敷居本体の前端部には、上記敷居支持部材の上面を内壁面の一部とし上記敷居本体の前面に開口する凹部が設けられており、
    上記追加敷居は、上記敷居本体の前端部に隣接する追加敷居本体と、上記凹部に嵌合される嵌合部とを有していることを特徴とするエレベータの敷居装置。
  2. 上記追加敷居に代わって上記凹部に嵌合される塞ぎ部材をさらに備え、
    上記塞ぎ部材を上記凹部に取り付けた場合の敷居隙間寸法は、上記追加敷居を上記凹部に取り付けた場合の敷居隙間寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のエレベータの敷居装置。
  3. 上記凹部の内壁面には窪みが設けられており、
    上記嵌合部には、上記窪みに挿入される抜け止め突起が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの敷居装置。
  4. 上記窪みは、上記凹部の上面に設けられており、
    上記嵌合部の先端面と下面との間に面取り部が設けられていることを特徴とする請求項3記載のエレベータの敷居装置。
  5. 上記凹部の上面は、上記凹部の開口から奥へ向けて徐々に下がるように傾斜しており、
    上記嵌合部の上面も上記凹部の上面に対応して傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータの敷居装置。
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WO2020208733A1 (ja) * 2019-04-10 2020-10-15 三菱電機株式会社 エレベーターの気密材保護体

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