JP5627796B2 - エレベータのかご室の手すり装置 - Google Patents
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Description
さらに、スタット部材に嵌合される保持部材には、係合溝に対応する位置に、ネジ孔が形成されている。
ネジの先端がスタット部材の係合溝の一対の傾斜面に当接させるまで、保持部材にネジをねじ込むことで、保持部材がスタット部材に固定される。
そして、エレベータのかご室の手すり装置10が、かご床2の3辺に立設された側壁4のそれぞれに配設されている。
図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図2のA部拡大図、図4は図2のIV−IV矢視断面図、図5は図2のB方向から見た側面図、図6は図4のVI−VI矢視断面図である。
さらに、手すり部材11の一端及び他端近傍の部位には、図2及び図4に示されるように、手すり部材11の長手方向に互いに離間する一対の手すり貫通穴11aが形成されている。
キャップ12の表面は、裏面と逆側に凸となる所定の曲率を有する湾曲面に形成されており、キャップ12は、手すり部材11の外側に凸となるように、手すり部材11の端部に取り付けられている。
また、支持本体部22の他端から一端に向かって、支持本体部22の内径が漸次小さくなるように変化されている。
また、ネジ挿通穴24は、図4に示されるように、長穴であり、ネジ挿通穴24と相対する方向からみて、長軸方向を支持本体部22の軸線方向に直交させて支持本体部22に形成されている。
このとき、被支持本体部31の一端での外径は、支持本体部22の一端の内径よりやや大きく形成されている。
これにより、手すり部材11は、その外周面を手すり側ブラケット30及び支持本体部22の他端面に接するように配置することが可能となる。
化粧カバー50には、凹部23の直径より大きな直径を有する貫通穴51が、化粧カバー50の内外を連通するように形成されている。
なお、凹部23の深さと貫通穴の長さを足した長さが、おおよそ頭部36の厚みに一致される。
また、固定ナット28の雌ネジに対応する側壁4の部位には、側壁側ネジ挿通穴4aが形成されている。
また、側壁側ネジ挿通穴4aの下方の近傍に位置する側壁4の部位には、被嵌合部としての位置決め穴4bが形成されている。なお、位置決め穴4bと側壁側ネジ挿通穴4aとの間の距離は、壁側ブラケット21の貫通穴25aと位置決め突起26との間の距離に対応している。
手すり固定手段40は、ネジ41及びナット42により構成される。
ここでは、例えば、出入り口3の間口方向の一方に位置する側壁4に、手すり部材11を手すり支持手段20を用いて取り付ける構造について説明するが、他の側壁4に、手すり部材11を手すり支持手段20を用いて取り付ける構造も同様である。
手すり部材11は、その長手方向をかご室1の奥行き方向に一致させて配置されている。
手すり部材11は、長手方向の両端のそれぞれの近傍を、側壁4に設けられた一対の手すり支持手段20のそれぞれに支持される。
また、凹部23の開口は、下方に向けられるようになっている。
なお、着脱用ネジ29は、かご室1内から緩めて取り外すこと可能であり、壁側ブラケット21は、かご室1内から、着脱可能に保持手段27により保持される。
さらに、手すり部材11には、手すり当接底部33の貫通穴33aに手すり部材11の手すり貫通穴11aが合わせられている。そして、貫通穴33a及び手すり貫通穴11aに、被支持本体部31の内側に頭部を配置されるネジ41の軸部が挿入されて、手すり部材11の内側に突出されるネジ41の軸部の先端が、ナット42に螺着されている。これにより、ネジ41の頭部とナット42の間に手すり当接底部33と手すり部材11とが締め付けられて、手すり部材11と手すり側ブラケット30が一体化されている。
このとき、被支持本体部31の一端側の縁部全域が、支持本体部22の内壁面との間に略隙間なく配置されている。また、被支持本体部31の略全域が、支持本体部22に挿入されている。
また、被支持本体部31の軸線は、支持本体部22の軸線と重なっており、それらの軸線の方向は、側壁4に直交する方向に一致する。
また、ネジ挿通穴24と相対する位置に、ネジ穴32の一端部の開口が配置されるようになっている。
また、化粧カバー50の内径は、支持本体部22の外径に対応しているので、化粧カバー50と支持本体部22との間は略隙間なく配置される。
以上により、固定ネジ35が乗客から見えなくなるので、意匠性が向上される。また、化粧カバー50を見栄えのよいものとすることで、さらに意匠性が向上される。
隙間55は、手すり部材11の手すり貫通穴11aの形成位置の製造誤差、側壁4への側壁側ネジ挿通穴4aや位置決め穴4bの形成位置の製造誤差に起因する手すり側ブラケット30と壁側ブラケット21の据え付け位置の誤差を考慮して設定される。
凹部53の底面は、支持本体部22の軸線方向と平行となるネジ当接面53aとして構成されている。
固定ネジ35を締め付けることで、ネジ当接面53aと固定ネジ35の頭部36との間に摩擦力が働く。白抜きの矢印で示されるように、手すり部材11の引っ張り力は、手すり側ブラケット30を介して固定ネジ35に伝達されるが、この摩擦力により、壁側ブラケット21に対し、手すり側ブラケット30が壁側ブラケット21の軸線方向に移動されることが防止される。
即ち、手すり部材11がガタついてしまう。
図8では、便宜上、固定ネジ35の頭部36がネジ当接面23aの内側に配置されるように示しているが、実際には、固定ネジ35の頭部36の移動方向にネジ当接面23aが位置するので、固定ネジ35の移動がネジ当接面23aにより規制されるくさび効果が働き、固定ネジ35が移動されることはない。
なお、予め、支持本体部22に手すり側ブラケット30を押し付けた状態で、支持本体部22と手すり側ブラケット30とを固定ネジ35で連結固定するので、手すり部材11を押し込んだときにも、手すり部材11がガタつくことが防止されている。
まず、位置決め突起26が位置決め穴4bに嵌め合わされるように支持本体部22の底部を取り付け対象の側壁4に押し付けて、側壁4の表面に支持本体部22を配置する。
次いで、着脱用ネジ29を、側壁側ネジ挿通穴4aに挿通させて、固定ナット28に締め付け、支持本体部22を側壁4に固定する。
次いで、化粧カバー50を、支持本体部22に外嵌しておく。
以上により、エレベータのかご室の手すり装置10の側壁4への取付が完了する。
なお、手すり部材11を取り外すときには、固定ネジ35を外すことで、手すり部材11を手すり側ブラケット30とともに、壁側ブラケット21から外すことができる。
これにより、壁側ブラケット21の側壁4への取り付け作業の労力を大きく軽減できる。
また、手すり支持手段20を手すり部材11の長手方向の端部を支持するように設けることで、荷物等が引っかかることが極力防止される。
また、手すり側ブラケット30は、略全体が、支持本体部22に嵌められるものとして説明したが、手すり側ブラケット30は、支持本体部22に一部を嵌められるものであってもよい。
Claims (3)
- かご床、及び上記かご床に立設される側壁を有するエレベータのかご室に設けられるエレベータのかご室の手すり装置であって、
上記側壁に相対配置される手すり部材、及び互いに離間して上記側壁に取り付けられて、上記手すり部材を支持する複数の手すり支持手段を備え、
上記手すり支持手段のそれぞれが、
筒状をなし、一端を上記側壁に向けて配置され、外周部にネジ挿通穴が形成された支持本体部を有する壁側ブラケットと、
上記壁側ブラケットを上記側壁に、上記かご室内から着脱可能に保持する保持手段と、
上記支持本体部の内側に少なくとも一部を嵌められて上記壁側ブラケットに支持され、上記ネジ挿通穴に一端を向けて形成されたネジ穴を有し、上記手すり部材が固定される手すり側ブラケットと、
頭部、及び上記頭部から突出され、上記ネジ挿通穴に挿通されて上記ネジ穴に螺合される軸部を有し、上記手すり側ブラケットを上記壁側ブラケットに締着固定する締着部材と
を備え、
上記ネジ穴は、一端から他端に向かって上記側壁から離れるように、上記側壁に対して傾斜する角度をもって延在し、上記締着部材の締め付け時に上記頭部が接する部位を含む上記支持本体部の外周面の所定領域は、上記ネジ穴の穴方向に直交する平面により構成されている
ことを特徴とするエレベータのかご室の手すり装置。 - 被嵌合部が、上記壁側ブラケットが取り付けられる上記側壁の所定部位に形成されており、
上記壁側ブラケットは、上記側壁に向けられる端部に位置決め突起を有し、上記位置決め突起と上記被嵌合部とを嵌め合わせることにより、上記壁側ブラケットが所定の取り付け位置に位置決めされる
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご室の手すり装置。 - 上記ネジ挿通穴は、長軸方向が上記手すり部材の長手方向に一致する長穴であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータのかご室の手すり装置。
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