JP5627796B2 - エレベータのかご室の手すり装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかご室に設けられるエレベータのかご室の手すり装置に関する。
例えば、従来のエレベータかご室の手すりは、手すり支持体と、手すり支持体の一端に支持される手すり本体とを備え、手すり支持体の他端側は、雄ネジ部に形成され、雄ネジ部は、かご室の側壁に挿通されて、かご室の裏側からナットを雄ネジ部に螺着されることにより、手すり支持体が、かご室の側壁に支持されている(例えば、特許文献1参照)。
従来のエレベータかごの手すりは、手すり本体を着脱するには、その都度、かご室の外側から、ナットを着脱する必要がある。当該作業は、かご室の外側で行われるため、十分に安全対策をとるなどの必要があり、ナットの着脱作業に際しての負担が大きい。
また、従来のエレベータのかご用手すり取付構造は、スタット部材と、手すりと、手すりに溶接され、スタット部材が嵌められて、手すりをスタット部材に支持する保持部材と、保持部材をスタット部材に固定するネジとを備え、スタット部材は、予めかごの側壁板の裏面に固定されたナットに、かご内から着脱可能に螺合させて、かご内に突出させて配置可能になっている(例えば、特許文献2参照)。
また、スタット部材は、軸線方向を含む断面において、等脚台形状となる係合溝が構成される壁面形状を有し、当該係合溝を含む主要部が、かご内側に配置される。
さらに、スタット部材に嵌合される保持部材には、係合溝に対応する位置に、ネジ孔が形成されている。
ネジの先端がスタット部材の係合溝の一対の傾斜面に当接させるまで、保持部材にネジをねじ込むことで、保持部材がスタット部材に固定される。
従来のエレベータのかご用手すり取付構造では、手すりの着脱をかご室内からネジを着脱するだけで行うことが可能になる。
特開2006−117364号公報 実開平7−4474号公報
しかしながら、従来のエレベータのかご用手すり取付構造では、ネジの形成位置やスタットボルトの製造誤差により、ネジの外周面が、係合溝を構成する一方の傾斜面のみにしか当接しないことがある。この場合、手すりが引っ張られたりすると、手すりがガタついてしまうという課題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、かご室内から、手すり支持部材を介して手すり部材を側壁に取り付け可能なエレベータのかご室の手すり装置において、手すり部材を安定した状態に保つことができるエレベータのかご室の手すり装置を得ることを目的とする。
この発明は、かご床、及びかご床に立設される側壁を有するエレベータのかご室に設けられるエレベータのかご室の手すり装置であって、側壁に相対配置される手すり部材、及び互いに離間して側壁に取り付けられて、手すり部材を支持する複数の手すり支持手段を備え、手すり支持手段のそれぞれが、筒状をなし、一端を側壁に向けて配置され、外周部にネジ挿通穴が形成された支持本体部を有する壁側ブラケットと、壁側ブラケットを側壁に、かご室内から着脱可能に保持する保持手段と、支持本体部の内側に嵌められて壁側ブラケットに支持され、ネジ挿通穴に一端を向けて形成されたネジ穴を有し、手すり部材が固定される手すり側ブラケットと、頭部、及び頭部から突出され、ネジ挿通穴に挿通されてネジ穴に螺合される軸部を有し、手すり側ブラケットを壁側ブラケットに締着固定する締着部材とを備え、ネジ穴は、一端から他端に向かって側壁から離れるように、側壁に対して傾斜する角度をもって延在し、締着部材の締め付け時に頭部が接する部位を含む上記支持本体部の外周面の所定領域は、ネジ穴の穴方向に直交する平面により構成されている。
この発明に係るエレベータのかご室の手すり装置によれば、ネジ穴は、ネジ挿通穴に向けられた一端から他端に向かって側壁から離れるように延在し、締着部材の締め付け時に頭部が接する部位を含む支持本体部の外周面の所定領域は、ネジ穴の穴方向に直交している。
これにより、締着部材の軸部をネジ穴に螺合し、頭部を支持本体部の所定領域に当接させた状態において、手すり部材が側壁から離れる方向に引っ張られる力は、締着部材を、支持本体部の外周面の所定領域により構成される壁面に食い込ませる方向に作用する。このため、締着部材の移動が規制されるので、手すり側ブラケットがガタつくことを防止でき、手すり部材を安定した状態に保つことができる。
この発明の一実施の形態に係るエレベータのかご室内手すり装置が設けられたかご室内を示す上面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図2のA部拡大図である。 図2のIV−IV矢視断面図である。 図2のB方向から見た側面図である。 図4のVI−VI矢視断面図である。 比較例のエレベータのかご室の手すり装置の要部断面図である。 この発明の一実施の形態に係るエレベータのかご室の手すり装置において、手すり部材が引っ張られたときに固定ネジに作用する力について説明する図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係るエレベータのかご室内手すり装置が設けられたかご室内を示す上面図である。
図1において、エレベータのかご室1は、外周形状が略正方形のかご床2、出入り口3が設けられるかご床2の一辺を除いたかご床2の3辺に沿って立設される側壁4、及び出入り口3の両側のかご床2に立設される袖壁5を有している。
そして、エレベータのかご室の手すり装置10が、かご床2の3辺に立設された側壁4のそれぞれに配設されている。
次いで、かご室の手すり装置10の具体的な構成について図面を参照しつつ説明する。
図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図2のA部拡大図、図4は図2のIV−IV矢視断面図、図5は図2のB方向から見た側面図、図6は図4のVI−VI矢視断面図である。
図1〜図6において、かご室の手すり装置10は、側壁4と相対して配置される長尺の手すり部材11、及び手すり部材11を支持する複数の手すり支持手段20を備えている。
手すり部材11は、断面円形の長尺体に形成されている。
さらに、手すり部材11の一端及び他端近傍の部位には、図2及び図4に示されるように、手すり部材11の長手方向に互いに離間する一対の手すり貫通穴11aが形成されている。
また、キャップ12が、図4に示されるように、手すり部材11の開口を塞ぐように手すり部材11の両端のそれぞれに取り付けられている。
キャップ12の表面は、裏面と逆側に凸となる所定の曲率を有する湾曲面に形成されており、キャップ12は、手すり部材11の外側に凸となるように、手すり部材11の端部に取り付けられている。
図2〜図6において、各手すり支持手段20は、壁側ブラケット21と、壁側ブラケット21をかご室1内から着脱自在に保持する保持手段27と、壁側ブラケット21に嵌められて側壁ブラケット21に支持される手すり側ブラケット30と、壁側ブラケット21に手すり側ブラケット30を締着する締着部材としての固定ネジ35と、手すり側ブラケット30と手すり部材11とを連結固定する手すり固定手段40と、壁側ブラケット21をカバーする化粧カバー50とを備えている。
壁側ブラケット21は、断面円の筒状をなす支持本体部22と、支持本体部22の一端縁部の全域から支持本体部22の内側に向かって延出され、中央に貫通穴25aが形成されたリング平板状の側壁当接底部25と、側壁当接底部25の外壁面のうち、外周側に位置する所定部位から突出される位置決め突起26とを有する。即ち、位置決め突起26は、壁側ブラケット21の一端から支持本体部22の軸線方向に突出されている。
また、支持本体部22の他端から一端に向かって、支持本体部22の内径が漸次小さくなるように変化されている。
また、支持本体部22の外周壁部には、図3に示されるように、軸方向に関して概略中間部、周方向に関して所定の位置に形成される凹部23、及び凹部23の底面と支持本体部22の内側の空間とを連通するネジ挿通穴24が形成されている。
なお、支持本体部22の周方向に関し、位置決め突起26とネジ挿通穴24及び凹部23は、概略同じ位置に形成されている。
ここでは、深さ方向に直交する凹部23の断面、及びネジ挿通穴24の穴方向に直交する断面は円であり、ネジ挿通穴24と凹部23とで、穴径がステップ状に変化している。
凹部23の底面、即ち、ネジ挿通穴24の開口縁部を含む支持本体部22の外周面の所定領域は、支持本体部22の一端側に位置する部位から他端側に位置する部位に向かうにつれて、支持本体部22の軸線方向に直交する方向との間に所定の角度αをもって支持本体部22の外側に向かって傾斜する平面であるネジ当接面23aにより構成されている。
また、ネジ挿通穴24は、図4に示されるように、長穴であり、ネジ挿通穴24と相対する方向からみて、長軸方向を支持本体部22の軸線方向に直交させて支持本体部22に形成されている。
手すり側ブラケット30は、断面円の筒状の被支持本体部31と、被支持本体部31の一端及び他端の開口のうち、他端の開口縁部の全域から被支持本体部31の全周に亘って被支持本体部31の内側に向かって延出され、中央に貫通穴33aが形成されたリング平板状の手すり当接底部33とを備えている。
被支持本体部31の一端から他端に向かって、被支持本体部31の外径が、漸次大きくなるように変化されている。
このとき、被支持本体部31の一端での外径は、支持本体部22の一端の内径よりやや大きく形成されている。
このため、手すり側ブラケット30は、被支持本体部31を支持本体部22に嵌め込むと、被支持本体部31の一端の縁部全域が、支持本体部22の内壁面に接したところで、それ以上、手すり側ブラケット30を押し込まれることが規制される。このとき、被支持本体部31の一端と、側壁当接底部25との間には、所定の間隔が開けられる。
被支持本体部31には、図3に示されるように、被支持本体部31を支持本体部22に嵌め合わせた状態で、被支持本体部31及び支持本体部22の軸線方向に関し、ネジ挿通穴24に対応する位置に、被支持本体部31の内外を連通するネジ穴32が形成されている。ネジ挿通穴24は、穴方向の一端をネジ挿通穴24に向けてネジ挿通穴24と相対している。
ネジ穴32の穴方向は、被支持本体部31の軸線方向に直交する平面に対して所定の角度αだけ傾いている。また、被支持本体部31の内周側のネジ穴32の端部の位置は、外周側のネジ穴32の端部の位置よりも、被支持本体部31の軸線方向の他端側、言い換えれば、手すり当接底部33に近い側に位置している。
支持本体部22に被支持本体部31が押し込まれた状態では、手すり当接底部33の他端面と支持本体部22の他端面とは、手すり部材11の外径に対応する曲率半径を有する連続した湾曲面の一部を構成する。
これにより、手すり部材11は、その外周面を手すり側ブラケット30及び支持本体部22の他端面に接するように配置することが可能となる。
以上のように構成された壁側ブラケット21と手すり側ブラケット30では、支持本体部22と被支持本体部31とを嵌め合わせて、ネジ挿通穴24とネジ穴32を相対させたときに、ネジ穴32の穴方向にネジ当接面23aが直交する。
化粧カバー50は、支持本体部22の外径に対応する内径を有する断面円の筒状である。
化粧カバー50には、凹部23の直径より大きな直径を有する貫通穴51が、化粧カバー50の内外を連通するように形成されている。
なお、凹部23の深さと貫通穴の長さを足した長さが、おおよそ頭部36の厚みに一致される。
手すり側ブラケット30に化粧カバー50を嵌め合わせた後、化粧カバー50の外周面から見て、貫通穴51が凹部23を内包する位置にくるように、壁側ブラケット21まわりに化粧カバー50を回転させて配置することが可能になっている。
保持手段27は、予め、支持本体部22が取り付けられる側壁4の所定部位の裏側に固定される固定ナット28と、着脱用ネジ29とを備えている。
また、固定ナット28の雌ネジに対応する側壁4の部位には、側壁側ネジ挿通穴4aが形成されている。
また、側壁側ネジ挿通穴4aの下方の近傍に位置する側壁4の部位には、被嵌合部としての位置決め穴4bが形成されている。なお、位置決め穴4bと側壁側ネジ挿通穴4aとの間の距離は、壁側ブラケット21の貫通穴25aと位置決め突起26との間の距離に対応している。
固定ネジ35は、頭部36及び頭部36から突出される軸部37を有し、軸部37の周囲に位置する頭部36の平面が当接面を構成する。
手すり固定手段40は、ネジ41及びナット42により構成される。
次いで、手すり部材11の手すり支持手段20を介した側壁4への取付構造について説明する。
ここでは、例えば、出入り口3の間口方向の一方に位置する側壁4に、手すり部材11を手すり支持手段20を用いて取り付ける構造について説明するが、他の側壁4に、手すり部材11を手すり支持手段20を用いて取り付ける構造も同様である。
図1において、手すり支持手段20は、かご室1の奥行き方向に互いに離間して側壁4に一対設けられている。
手すり部材11は、その長手方向をかご室1の奥行き方向に一致させて配置されている。
手すり部材11は、長手方向の両端のそれぞれの近傍を、側壁4に設けられた一対の手すり支持手段20のそれぞれに支持される。
図2〜図6において、壁側ブラケット21は、取り付け対称となる側壁4の表面の部位に、支持本体部22の一端から延出される側壁当接底部25を当接させて配置されている。
このとき、位置決め突起26が、側壁4に形成された位置決め穴4bに嵌められて、壁側ブラケット21が側壁4に押し付けられている。これにより、壁側ブラケット21が所定の取り付け位置に位置決めされて、所定の姿勢に保たれ、側壁4の表面に沿って移動されることが防止される。
また、凹部23の開口は、下方に向けられるようになっている。
さらに、着脱用ネジ29が、側壁当接底部25に形成された貫通穴25a、及び側壁4に形成された側壁側ネジ挿通穴4aに挿入されて、側壁4の裏面に予め固定された固定ナット28に螺着されている。これにより、壁側ブラケット21は、着脱用ネジ29及び固定ナット28からなる保持手段27により側壁4に締着固定され、支持本体部22の軸線方向が、側壁4に直交する方向に一致する方向に向けられる。
また、長穴であるネジ挿通穴24は、長軸方向が手すり部材11の長手方向に一致するように、ネジ挿通穴24及び凹部23は、下方に向けられた支持本体部22の部位に来ている。
なお、着脱用ネジ29は、かご室1内から緩めて取り外すこと可能であり、壁側ブラケット21は、かご室1内から、着脱可能に保持手段27により保持される。
また、化粧カバー50は、支持本体部22に外嵌されている。
さらに、手すり部材11には、手すり当接底部33の貫通穴33aに手すり部材11の手すり貫通穴11aが合わせられている。そして、貫通穴33a及び手すり貫通穴11aに、被支持本体部31の内側に頭部を配置されるネジ41の軸部が挿入されて、手すり部材11の内側に突出されるネジ41の軸部の先端が、ナット42に螺着されている。これにより、ネジ41の頭部とナット42の間に手すり当接底部33と手すり部材11とが締め付けられて、手すり部材11と手すり側ブラケット30が一体化されている。
また、被支持本体部31が、支持本体部22の突出端の開口から挿入されて、被支持本体部31と支持本体部22とが嵌め合わされ、手すり側ブラケット30が、壁側ブラケット21に支持される。
このとき、被支持本体部31の一端側の縁部全域が、支持本体部22の内壁面との間に略隙間なく配置されている。また、被支持本体部31の略全域が、支持本体部22に挿入されている。
これにより、手すり部材11が、手すり側ブラケット30を介して、壁側ブラケット21に支持される。
また、被支持本体部31の軸線は、支持本体部22の軸線と重なっており、それらの軸線の方向は、側壁4に直交する方向に一致する。
このとき、ネジ穴32は、ネジ挿通穴24に向けられる一端から他端に向かうにつれて側壁4から離れるように、側壁4に対して傾斜される角度をもって延在し、固定ネジ35の締め付け時に頭部36が当接されるネジ当接面23aが、ネジ穴32の穴方向に直交する。
即ち、ネジ当接面23aは、側壁4に直交する方向との間に所定の角度をもって支持本体部22の一端寄りに位置する部位から他端寄りに位置する部位に向かうにつれて、支持本体部22の内側から外側に傾斜される平面により構成されている。
ここでは、ネジ当接面23aは、下方に向けられるので、図3に示されるように、ネジ当接面23aは、側壁4に直交する水平面に対して、所定の角度αをもって、支持本体部22の一端寄りに位置する部位から他端寄りに位置する部位に向かって、支持本体部22の内側から外側に傾斜される平面により構成されている。
また、ネジ挿通穴24と相対する位置に、ネジ穴32の一端部の開口が配置されるようになっている。
さらに、化粧カバー50の貫通穴51が凹部23の開口に重なるように、化粧カバー50を支持本体部22のまわりに回転させる。
また、化粧カバー50の内径は、支持本体部22の外径に対応しているので、化粧カバー50と支持本体部22との間は略隙間なく配置される。
そして、固定ネジ35の軸部37を、貫通穴51、凹部23、及びネジ挿通穴24に挿通させてネジ穴32に螺合させ固定ネジ35を締め付けることで、支持本体部22と被支持本体部31とが互いに締め付けられる。
このとき、凹部23を下方に向けて配置しているので、固定ネジ35は、乗客がかご室1内に乗り込んだときに、乗客の視野から外れる。また、凹部23の深さと貫通穴51の穴方向の長さを足した距離が、おおよそ頭部36の厚みに一致されており、固定ネジ35の頭部36が、化粧カバー50の表面から大きく突出されることが防止される。
以上により、固定ネジ35が乗客から見えなくなるので、意匠性が向上される。また、化粧カバー50を見栄えのよいものとすることで、さらに意匠性が向上される。
なお、図6に示されるように、被支持本体部31に押し付けられる支持本体部22の壁面を除いて、支持本体部22の内周面と被支持本体部31の外周面との間に隙間55が形成される。
隙間55は、手すり部材11の手すり貫通穴11aの形成位置の製造誤差、側壁4への側壁側ネジ挿通穴4aや位置決め穴4bの形成位置の製造誤差に起因する手すり側ブラケット30と壁側ブラケット21の据え付け位置の誤差を考慮して設定される。
支持本体部22に被支持本体部31が嵌められたときに、軸線方向の一端が他端に向かって側壁4から離れるように穴方向を設定されたネジ穴32を被支持本体部31に形成し、固定ネジ35の締め付け時に頭部36が当接されるネジ当接面23aを、ネジ穴32の穴方向に直交させることにより得られる効果について、比較例のエレベータのかご室の手すり装置との対比により説明する。
図7は比較例のエレベータのかご室の手すり装置の要部断面図、図8はこの発明の一実施の形態に係るエレベータのかご室の手すり装置において、手すり部材が引っ張られたときに固定ネジに作用する力について説明する図である。
図7において、比較例のエレベータのかご室の手すり装置は、ネジ穴60がネジ穴32に代えて被支持本体部31に形成され、凹部53が、凹部23に代えて支持本体部22に形成されている他は、エレベータのかご室の手すり装置10と同様に構成される。
ネジ穴60の穴方向は、被支持本体部31の軸線方向に直交している。
凹部53の底面は、支持本体部22の軸線方向と平行となるネジ当接面53aとして構成されている。
まず、比較例のエレベータのかご室の手すり装置において、手すり部材11が側壁4に直交する水平方向に側壁4から離れるように引っ張られたときの動作について説明する。
固定ネジ35を締め付けることで、ネジ当接面53aと固定ネジ35の頭部36との間に摩擦力が働く。白抜きの矢印で示されるように、手すり部材11の引っ張り力は、手すり側ブラケット30を介して固定ネジ35に伝達されるが、この摩擦力により、壁側ブラケット21に対し、手すり側ブラケット30が壁側ブラケット21の軸線方向に移動されることが防止される。
しかしながら、手すり部材11の引っ張り力が、ネジ当接面と固定ネジ35の頭部との間に摩擦力より大きいと、ネジ挿通穴24と固定ネジ35の軸部37との間には、遊びが形成されているので、図7の一点鎖線で示されるように、ネジ挿通穴24の内壁面に軸部37が当接されるまで、手すり部材11が、手すり側ブラケット30及び固定ネジ35とともに移動される。
即ち、手すり部材11がガタついてしまう。
次いで、エレベータのかご室の手すり装置10において、手すり部材11が側壁4に直交する水平方向に側壁4から離れるように引っ張られたときの動作について説明する。
図8において、ネジ穴32は、上述したように、一端から他端に向かうにつれて、穴中心が側壁4から離れるように延在している。そして、ネジ穴32の穴方向に直交するネジ当接面23aは、支持本体部22の一端側に位置する部位から他端側に位置する部位に向かうにつれて、側壁4に直交する方向に対し、所定の角度αで支持本体部22の内側から外側に傾斜されることになる。
この場合、手すり部材11が引っ張られると、図8の一点鎖線により示されるように、固定ネジ35の頭部36が、ネジ当接面23aに食い込む方向に移動される。
図8では、便宜上、固定ネジ35の頭部36がネジ当接面23aの内側に配置されるように示しているが、実際には、固定ネジ35の頭部36の移動方向にネジ当接面23aが位置するので、固定ネジ35の移動がネジ当接面23aにより規制されるくさび効果が働き、固定ネジ35が移動されることはない。
以上のように、エレベータのかご室の手すり装置10では、くさび効果が働くので、手すり部材11が強い力で引っ張られたときでも、手すり部材11がガタつくことが防止され、手すり部材11が安定して手すり支持手段20に保持される。
なお、予め、支持本体部22に手すり側ブラケット30を押し付けた状態で、支持本体部22と手すり側ブラケット30とを固定ネジ35で連結固定するので、手すり部材11を押し込んだときにも、手すり部材11がガタつくことが防止されている。
次いで、エレベータのかご室の手すり装置10の側壁4への取付方法について説明する。
まず、位置決め突起26が位置決め穴4bに嵌め合わされるように支持本体部22の底部を取り付け対象の側壁4に押し付けて、側壁4の表面に支持本体部22を配置する。
次いで、着脱用ネジ29を、側壁側ネジ挿通穴4aに挿通させて、固定ナット28に締め付け、支持本体部22を側壁4に固定する。
次いで、化粧カバー50を、支持本体部22に外嵌しておく。
さらに、手すり当接底部33の貫通穴33aに手すり部材11の手すり貫通穴11aを合わせ、被支持本体部31の一端側から被支持本体部31内にネジ41を入れる。さらに、貫通穴33a及び手すり貫通穴11aにネジ41の軸部を挿通させて手すり部材11の内側に突出される軸部の部位にナット42を螺合し、手すり部材11と手すり側ブラケット30を予め一体化し、さらにキャップ12を手すり部材11に装着する。
被支持本体部31を支持本体部22に嵌め合わせ、支持本体部22の内周面に被支持本体部31の一端が当接されるまで、手すり側ブラケット30を支持本体部22内に押し込み、ネジ挿通穴24とネジ穴32とを相対させる。
次いで、化粧カバー50の貫通穴51が、凹部23と重なるように、化粧カバー50の支持本体部22まわりの位置を調節し、固定ネジ35の軸部37を貫通穴51、凹部23、及びネジ挿通穴24に挿通させて、ネジ穴32に螺合し、被支持本体部31と支持本体部22とを連結固定する。
以上により、エレベータのかご室の手すり装置10の側壁4への取付が完了する。
なお、手すり部材11を取り外すときには、固定ネジ35を外すことで、手すり部材11を手すり側ブラケット30とともに、壁側ブラケット21から外すことができる。
この発明にかかるエレベータのかご室の手すり装置10によれば、ネジ穴32は、ネジ挿通穴24に向けられた一端から他端に向かって側壁4から離れるように延在し、固定ネジ35の締め付け時に頭部36が当接される部位を含むネジ当接面23aが、ネジ穴32の穴方向に直交している。
従って、固定ネジ35の軸部37をネジ穴32に螺合し、頭部36を支持本体部22の所定領域に当接させた状態では、手すり部材11が側壁4から離れる方向に引っ張る力は、手すり部材11が取り付けられた手すり側ブラケット30に螺合される固定ネジ35を、ネジ当接面23aに食い込ませる方向に作用する。このため、固定ネジ35の移動が規制されるので、予め、手すり側ブラケット30を壁側ブラケット21に当接させるように押し込んでおけば、手すり側ブラケット30がガタつくことを防止できる。
また、被嵌合部としての位置決め穴4bが、壁側ブラケット21が取り付けられる側壁4の所定部位に形成されている。そして、壁側ブラケット21は、側壁4に向けられる端面部に位置決め突起26を有し、位置決め突起26と位置決め穴4bとを嵌め合わせて壁側ブラケット21を側壁4に配置させることで、壁側ブラケット21が、所望の取り付け位置に即座に位置決めされる。
これにより、壁側ブラケット21の側壁4への取り付け作業の労力を大きく軽減できる。
ネジ挿通穴24は、長軸方向を手すり部材11の長手方向に一致させて上記支持本体部の外周部の所定部位に形成された長穴である。これにより、手すり部材11の手すり貫通穴11aの形成位置の製造誤差、側壁4への側壁側ネジ挿通穴4aや位置決め穴4bの形成位置の手すりの長手方向についての製造誤差に起因して、手すり側ブラケット30と壁側ブラケット21の据え付け位置の誤差が発生しても、隙間55分だけ、手すり側ブラケット30を長穴の長軸方向に移動させることができるので、手すり側ブラケット30を壁側ブラケット21に支持させることが可能になる。
また、化粧カバー50が、支持本体部22に着脱自在に設けられるので、化粧カバーの交換は、支持本体部22等を交換することなく安価に行え、意匠性も向上する。
また、手すり部材11の端部には、滑らかに湾曲されるキャップ12を設けたので、手すり部材11の端部に荷物等に損傷を負わせることを極力防止できる。
また、手すり支持手段20を手すり部材11の長手方向の端部を支持するように設けることで、荷物等が引っかかることが極力防止される。
なお、この実施の形態によれば、ネジ当接面23aは、凹部23の底面により構成されるものとして説明したが、凹部23は必ずしも形成する必要はない。例えば、ネジ挿通穴24を、支持本体部22の内外を連通するように形成した場合には、ネジ当接面23aは、ネジ挿通穴24の開口縁部の周囲に位置する支持本体部22の外周面の所定領域に形成される。
また、化粧カバー50を設けるものとして説明したが、化粧カバー50は、省略してもよい。
また、手すり側ブラケット30は、略全体が、支持本体部22に嵌められるものとして説明したが、手すり側ブラケット30は、支持本体部22に一部を嵌められるものであってもよい。
1 かご室、2 かご床、4 側壁、4b 位置決め穴(被嵌合部)、10 エレベータのかご室の手すり装置、11 手すり部材、20 手すり支持手段、22 支持本体部、21 壁側ブラケット、24 ネジ挿通穴、26 位置決め突起、30 手すり側ブラケット、32 ネジ穴、35 固定ネジ(締着部材)、36 頭部、37 軸部。

Claims (3)

  1. かご床、及び上記かご床に立設される側壁を有するエレベータのかご室に設けられるエレベータのかご室の手すり装置であって、
    上記側壁に相対配置される手すり部材、及び互いに離間して上記側壁に取り付けられて、上記手すり部材を支持する複数の手すり支持手段を備え、
    上記手すり支持手段のそれぞれが、
    筒状をなし、一端を上記側壁に向けて配置され、外周部にネジ挿通穴が形成された支持本体部を有する壁側ブラケットと、
    上記壁側ブラケットを上記側壁に、上記かご室内から着脱可能に保持する保持手段と、
    上記支持本体部の内側に少なくとも一部を嵌められて上記壁側ブラケットに支持され、上記ネジ挿通穴に一端を向けて形成されたネジ穴を有し、上記手すり部材が固定される手すり側ブラケットと、
    頭部、及び上記頭部から突出され、上記ネジ挿通穴に挿通されて上記ネジ穴に螺合される軸部を有し、上記手すり側ブラケットを上記壁側ブラケットに締着固定する締着部材と
    を備え、
    上記ネジ穴は、一端から他端に向かって上記側壁から離れるように、上記側壁に対して傾斜する角度をもって延在し、上記締着部材の締め付け時に上記頭部が接する部位を含む上記支持本体部の外周面の所定領域は、上記ネジ穴の穴方向に直交する平面により構成されている
    ことを特徴とするエレベータのかご室の手すり装置。
  2. 被嵌合部が、上記壁側ブラケットが取り付けられる上記側壁の所定部位に形成されており、
    上記壁側ブラケットは、上記側壁に向けられる端部に位置決め突起を有し、上記位置決め突起と上記被嵌合部とを嵌め合わせることにより、上記壁側ブラケットが所定の取り付け位置に位置決めされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご室の手すり装置。
  3. 上記ネジ挿通穴は、長軸方向が上記手すり部材の長手方向に一致する長穴であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータのかご室の手すり装置。
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