JP2009136397A - 静脈内カテーテル挿入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】針カニューレをバレル内に引き込むことができ、且つ、バレル内に吸い込まれた血液が針カニューレから射出されない注射器式静脈内カテーテル挿入装置を提供する。
【解決手段】管状に形成されたバレル手段と、針カニューレと針カニューレを包囲して固持する針座と針座を包囲するようバレル手段内に保持する保持リングとを備えてなる針カニューレ手段と、後方からバレル手段の後端開口に差し込まれ、バレル手段に対する前方への移動で針座と保持リングとの保持関係を解除でき、且つ針座に当接して接続できる収容ユニットを有しているプランジャ手段と、針座と保持リングとの保持関係が解除されると、針カニューレを露出しないようにバレル手段内に収容するよう、収容ユニットと針座とをプランジャ体の後端へ移動する付勢力を提供する付勢手段とを有する静脈内カテーテル挿入装置を提供する。
【選択図】図3
【解決手段】管状に形成されたバレル手段と、針カニューレと針カニューレを包囲して固持する針座と針座を包囲するようバレル手段内に保持する保持リングとを備えてなる針カニューレ手段と、後方からバレル手段の後端開口に差し込まれ、バレル手段に対する前方への移動で針座と保持リングとの保持関係を解除でき、且つ針座に当接して接続できる収容ユニットを有しているプランジャ手段と、針座と保持リングとの保持関係が解除されると、針カニューレを露出しないようにバレル手段内に収容するよう、収容ユニットと針座とをプランジャ体の後端へ移動する付勢力を提供する付勢手段とを有する静脈内カテーテル挿入装置を提供する。
【選択図】図3
Description
本発明は静脈内カテーテル挿入装置に関し、特に、安全や衛生上の観点においてより優れた静脈内カテーテル挿入装置に関する。
図1に示すのは静脈内カテーテル挿入装置の基本的な構成である。該静脈内カテーテル挿入装置9は、本体91に針カニューレ94が設けられている本体手段9Aと、カテーテルハブ92に可撓性カテーテル93が取り付られているカテーテル手段9Bとを備えてなる。
針カニューレ94が可撓性カテーテル93に包まれるように本体手段9Aに取り付けられている使用待ち状態では、可撓性カテーテル93を針カニューレ94と共に患者の血管内に導入することができる。それから、カテーテル手段9Bの可撓性カテーテル93を患者の血管内に残したまま、本体手段9Aを抜き取れば、輸液器具または中空バレル(いずれも図示せず)をカテーテルハブ92に接続して薬剤の注射または採血を行うことができる。
しかし、上記従来の静脈内カテーテル挿入装置9では、カニューレ94が確かに患者の静脈に入ったか否かを確認する術がなく、操作を行う医療スタッフの経験で判断するしかない。従って、経験が足らない医療スタッフが操作ミスを犯す恐れがある。
更には、該従来の静脈内カテーテル挿入装置9を使用する際、抜き出されたカニューレ94及び本体91を隣に置いているトレー(図示せず)に置く必要があるが、この時露出しているカニューレ94の針先に刺される事故が発生する恐れがある。
更には、該従来の静脈内カテーテル挿入装置9を使用する際、抜き出されたカニューレ94及び本体91を隣に置いているトレー(図示せず)に置く必要があるが、この時露出しているカニューレ94の針先に刺される事故が発生する恐れがある。
また、特開2005−312895号公報では、本発明者が前に発明した注射器を開示している。この注射器は、図2に示すように、透明材料からなるバレル手段81と、針カニューレ手段82と、プランジャ手段83とからなる。針カニューレ手段82は、針カニューレ821を保持する針座822及び針座822とバレル手段81の前端部811の間に介在する保持リング部823によって、バレル手段81の前端部811の管内に保持されている。プランジャ手段83のバレル手段81の後端にある開口から挿入する前端部831には、保持リング部823を前方へ押圧することによって保持リング部823と針座822の保持関係を解除できるように形成される押圧端831aと、針座822の後端と結合できるように形成され、且つプランジャ手段83の管内に取り付けられている結合ブロック831bとを有している。また、プランジャ手段83には針座822の後端と結合した結合ブロック831bを、針座822及び針カニューレ821をプランジャ手段83の後端側へ引き込むことができるばね832が取り付けられている。
上記基本的な構成の静脈内カテーテル挿入装置の問題点に対して、本発明者はこの特開2005−312895号公報に開示された注射器を静脈内カテーテル挿入装置の本体手段として利用すれば、上記2つの問題点を解決できるのではないかと考えた。
即ち、該注射器をプランジャ手段83の前端が針座822の近くに配置された状態で静脈内カテーテル挿入装置の本体手段として利用し、プランジャ手段83の後端にある操作端833を後方へゆっくり引きながら患者の体内に挿入する。患者の血液が針カニューレ821を経由して該注射器をプランジャ手段83の前端と針座822の間にあるチャンバー812内に吸入されると視認できれば、針カニューレ821が確実に患者の血管内に進入したと判断できる。
即ち、該注射器をプランジャ手段83の前端が針座822の近くに配置された状態で静脈内カテーテル挿入装置の本体手段として利用し、プランジャ手段83の後端にある操作端833を後方へゆっくり引きながら患者の体内に挿入する。患者の血液が針カニューレ821を経由して該注射器をプランジャ手段83の前端と針座822の間にあるチャンバー812内に吸入されると視認できれば、針カニューレ821が確実に患者の血管内に進入したと判断できる。
また、前記静脈内カテーテル挿入装置9と同じ構成を有していて可撓性カテーテル841が該注射器の針カニューレ821を包むように取り付けられるカテーテル手段84は、前記可撓性カテーテル841を患者の血管内に残して本体手段としての該注射器を抜き取り、そしてプランジャ手段83を前方へ押し進み保持リング部823と針座822の保持関係を解除して針座822の後端と結合ブロック831bを結合させたら、ばね832はバレル手段81外に露出していた針カニューレ821を針座822及び結合ブロック831bと共にプランジャ手段83の後端側へ引き込むことができる。
しかし、この考案は基本的な構成の静脈内カテーテル挿入装置の問題点を解決できた一方、また新たな問題点が生じる。それが。針カニューレ821を引き込むには、針座822の後端と結合ブロック831bを結合させる必要があるが、これではプランジャ手段83の前端(結合ブロック831b)と針座822の間にあるチャンバー812内に吸入されたけ血液を収容する空間がなくなってしまい、行き場のない血液は唯一の出口である針カニューレ821の先端開口から射出されて環境を汚染する欠点が避けられない。
従って、本発明は基本的な構成の静脈内カテーテル挿入装置の問題点と、本体手段として利用される針カニューレ引き込み式注射器が生み出す問題点を一斉に解決できる静脈内カテーテル挿入装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、所定の軸線方向をしてその前端(132)に開口が形成された管状の小径部(134)と、同軸線方向をして後端(131)に開口が形成された管状の大径部(133)と、前記小径部の後端と前記大径部の前端の間に介在して前記大径部から前記小径部へ縮径する接合部(135)とにより形成された管状のバレル手段(1)と、前端が針先端(231)として鋭く形成された針カニューレ(23)と、略管状に形成されて前記針カニューレを外周より固持し、前記バレル手段に対する更なる前方への移動が所定範囲内に制限されるように、前記バレル手段内の前端近くに配置されている針座(22)と、前記針座を嵌挿させるようにリング状に形成されて前記針座の外周面と前記バレル手段の内周面の間に介在し、前記針座の前記バレル手段に対する更なる後方への移動を制限するように前記針座を保持し、後方からの押圧力を受けて前記バレル手段に対して前方へ押し進まれると、前記針座の前記バレル手段に対する後方へ移動を可能にするようになる保持リング(21)と、を備えている針カニューレ手段(2)と、前記バレル手段の軸線方向に沿って前記バレル手段の大径部内に前後摺動可能に嵌挿し、その前端に開口を有する中空の管状体で、後方から前記バレル手段の後端開口に差し込まれ、前端面が前記保持リングに当接して前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進むことができるプランジャ体(32)と、前記プランジャ体に対する更なる前方への移動が制限されるよう、そして前方からの押圧力を受けて前記プランジャ体に対して後方へ押されると、前記プランジャ体から取り外されるように前記プランジャ体内の前端近くに取り付けられると共に、その前端部が前記プランジャ体のバレル手段に対する相対運動に従って前進して前記針座の後端部に当接して接続できる後接続端部として形成されており、前記後接続端部に設けられて前記プランジャ体の前端開口と連通する開口と、前記プランジャ体の管内空間と連通して気体の行き来だけを許す第1の通気口とを有するように中空の管状体に形成される収容ユニット(34)と、を備えているプランジャ手段と、前記プランジャ手段のプランジャ体がユーザの操作によって前記バレル手段に対して前進し、前記プランジャ体の前端面が前記保持リングに当接して前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進んで前記針座の前記バレル手段に対する後方への移動を可能にし、そして前記プランジャ手段が引き続き前進して前記収容ユニットの後接続端部が前記針座の後端部に当接し、そして前記収容ユニットが前方への移動が所定範囲に到達して前進できなくなる前記針座に突き当てられて前記プランジャ体から外されると、前記針座に固定されている前記針カニューレを露出しないように前記バレル手段内に収容するよう、前記収容ユニットと前記針座とを前記プランジャ体の後端へ移動する付勢力を提供する付勢手段(4)とを有していることを特徴とする静脈内カテーテル挿入装置を提供する。
(共通・図3、5参照)上記静脈内カテーテル挿入装置において、前記保持リング(21)の前記針座(22)の外周面と接する内周面と、前記バレル手段(1)の内周面と接する外周面には、それぞれ第1のリング溝(211)と第2のリング溝(212)が形成されており、そして前記針座(22)の外周面の後端近くと前記バレル手段(1)の大径部(133)の内周面の前端近くには、それぞれ前記第1のリング溝と前記第2のリング溝に対応して嵌め込むことによって前記針座を前記バレル手段に対して後方へ移動できないように保持することができる第1のリング条(222)と第2のリング条(137)が形成されていることが好ましい。
上記静脈内カテーテル挿入装置において、前記バレル手段には、前記小径部の内周面から内側に突出させた段部(139)を有しており、前記針座の前端には、前記段部に対応して前方に面して、該段部に当接すると前記バレル手段に対する更なる前方への移動が制限される針座当接段部(221)が形成されていることが好ましい。
上記静脈内カテーテル挿入装置において、その前端(411)が前記バレル手段の前記小径部の先端壁の内側後方に面したバレル当接段部(141)に当接し、その後端(412)が前記針座の針座当接段部に当接するように縮設されているコイルスプリング(41)を前記付勢手段として、該コイルスプリングの伸張力を前記付勢力として利用することができる。
また、その両端が前記バレル手段の前記大径部の前端近くと、前記収容ユニットの外周面の後端近くとの間に縮設されるコイルスプリングを前記付勢手段として、該コイルスプリングの伸張力を前記付勢力として利用することもできる。
更に、その前端(421)が前記収容ユニットの前端近くに取り付けられ、後端(422)が前記バレル手段の前記大径部の後端近くに取り付けられるように配置されている引張りコイルスプリング(42)を前記付勢手段として、該引張りコイルスプリングの収縮力を前記付勢力として利用することもできる。
更にまた、前記プランジャ手段には、前記プランジャ体の後端部に取り付けられている操作端キャップ(37)を更に有し、その前端が前記収容ユニットの外周面の前端近くに取り付けられ、後端が前記プランジャ手段の前記操作端キャップ(37)に取り付けられるように配置されている引張りコイルスプリングを前記付勢手段として有し、該引張りコイルスプリングの収縮力を前記付勢力として利用することもできる。
上記静脈内カテーテル挿入装置において、前記プランジャ手段の収容ユニットが有する前記第1の通気口(344)が気体の行き来だけを許すことができるように、前記第1の通気口を覆うように取り付けて液体を通さず気体だけ通過させるフィルター(35)を更に備えていることが好ましい。
上記静脈内カテーテル挿入装置において、前記バレル手段の大径部の筒内は、前記プランジャ体の外周面との間に、前記プランジャ体の自在な前後摺動を可能にする隙間が確保されており、そして前記プランジャ体の前端部には、該隙間を水密に塞ぐと共に、前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進んで前記針座の前記バレル手段に対する後方への移動を可能にする前端面を有しているシール部材(36)が取り付けられていることが好ましい。
上記静脈内カテーテル挿入装置において、前記プランジャ手段のプランジャ体には、該プランジャ体管内空間を外部と連通し、且つユーザによって自由に塞ぐことができる第2の通気口(33)を有するように形成されていることが好ましい。
また、前記第2の通気口は、前記プランジャ体の後端近くに、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されることもできる。
更に、前記第2の通気口は、前記プランジャ体の後端に後方に向けて開口し、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されることもできる。
更に、前記第2の通気口は、管状体に形成された前記プランジャ体の後端開口として、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されることができる。
また、前記第2の通気口が管状体に形成された前記プランジャ体の後端開口として形成される静脈内カテーテル挿入装置については、ユーザの操作により該第2の通気口を自由に塞ぐことができる取外し可能のカバーを更に有するように形成されることが好ましい。
また、前記第2の通気口が管状体に形成された前記プランジャ体の後端開口として形成される静脈内カテーテル挿入装置において、前記プランジャ体の後端開口近くの内周面には、前記付勢手段の付勢力により移動して来た前記収容ユニットが該第2の通気口から出られないよう、内側に突起して前記収容ユニットの移動を阻止できるストッパー(327)が更に形成されることが好ましい。
更に、本発明の静脈内カテーテル挿入装置において、前記バレル手段に取り外せるように装着されているカテーテルハブ(51)と、前記カテーテルハブに設けられ、前記針カニューレのバレル手段から露出する根元の部分を把持して針先端を露出させる可撓性カテーテル(52)とを備えているカテーテル手段(5)を更に有することが好ましい。
また、本発明の静脈内カテーテル挿入装置において、前記プランジャ手段には、前記プランジャ体の外周面からわずかに外側に突起するように形成されたリング突起(325)を有し、前記バレル手段の大径部の内周面には、前記リング突起に対応して前記リング突起との係合によって前記プランジャ手段の前記バレル手段に対する後退移動を阻止することができるリング溝(136)を有することが好ましい。
また、本発明の静脈内カテーテル挿入装置において、前記プランジャ手段が前記バレル手段に対して前記収容ユニットが前記針座に突当てられて前記プランジャ体から抜けるよう前進したのち、前記バレル手段の後端開口周縁に当接して前記プランジャ体の更なる前進を制限するよう、前記プランジャ体の外周面から外側に突起するように形成される制限リング条(324)を更に有することが好ましい。
上記構成によれば、本発明は通常の注射器と同じように針カニューレが患者の血管に進入したかどうかを、血液のバレル内に流れ込むことを見て確認することができ、そして使用後にバレル手段外に露出していた針カニューレをバレル手段内に引き込むことによって針カニューレの針先に刺される事故の発生確率を抑えることができる。その上、バレル手段内におけるプランじゃ手段と針カニューレ手段の間に吸い込まれた血液を収容ユニット内に収容すると共に、収容しきれなかった空気をプランジャ管壁や後端の第2の通気口から排出することができるので、血液が針カニューレの先端開口から射出して環境を汚染する恐れもなくなる。
以下は図面を参照しながら本発明の各実施形態について詳しく説明する。
まず、図3〜図5は本発明の第1の実施形態の静脈内カテーテル挿入装置の構成を示している。図3は該静脈内カテーテル挿入装置の組み立てる前の分解断面図で、図4は組み立てた全体の状態を示す断面図で、図5は針カニューレ手段の周辺構成を示す拡大断面図である。
図3〜図5に示すように、該第1の実施形態の静脈内カテーテル挿入装置は、主に、各部材を収容するまたは取り付けられる本体部としてのバレル手段1と、針カニューレ23と針カニューレ23をバレル手段1に取り付けるための各部材からなる針カニューレ手段2と、ユーザが操作する操作端を有して各部材の作動を制御するプランジャ手段3と、針カニューレ23をバレル手段1内に引き込んで収容する付勢力を提供する付勢手段4と、バレル手段1及び針カニューレ手段2に取り付けられるカテーテル手段5とを備えてなる。
バレル手段1は図3に示すように、所定の軸線方向を包囲して前端132に針カニューレ23が前方へ延伸して露出する開口が形成された管状の小径部134と、同じく前記軸線方向を包囲して後端131にプランジャ手段3が挿入する開口が形成された管状の大径部133と、小径部134の後端と大径部133の前端の間に介在し、大径部133から小径部134へ縮径して形成される接合部135とを有する管状体に形成されている。
その他、大径部133の内周面の前端近くに形成されて針カニューレ手段2と係合して針カニューレ手段2を一時的に固定するための第2のリング条137と、大径部133の内周面の後端近くに形成されてプランジャ手段3と係合することによって、プランジャ3のバレル手段1に対する後方への移動を制限して再利用を防ぐリング溝136と、大径部133の後端131から外側に張り出して形成される指当てフランジ138と、小径部134の内周面の接合部135に近い位置から内側に張り出して後方に面するように形成されるて針カニューレ手段2の針座22(後述)に当接するための段部139とを有している。
針カニューレ手段2は、図3と図4に示すように、前端が針先端231として鋭く形成される針カニューレ23と、略管状に形成されて針カニューレ23の後端部を包囲して固持し、外周面に形成されて保持リング21(後述)と係合するための第1のリング条222と、プランジャ手段3の収容ユニット34(後述)と接続して結合できるように後端部に形成される前接続端部223と、バレル手段1の小径部に形成される段部139に対応して前方に面するように前端に形成される針座当接段部221と、該針座当接段部221の内側から前方へ突起するように形成されてバレル手段1の小径部134の内周面と共に付勢手段4としてのコイルスプリング41(後述)の位置を固定する管状部224とを有している針座22と、リング状に形成され、そのリングの内周面に針座22の第1のリング条222と係合できるように形成される第1のリング溝211を有すると共に、外周面にバレル手段1の大径部133に形成される第2のリング条137と係合できるように形成される第2のリング溝212を有している保持リング21とを備えている。
針座22は、図4と図5に示す使用前の状態において、針座当接段部221がバレル手段1の小径部に形成される段部139と所定距離の間隔を開けるように配置されており、そして後方からの押圧力を受けて前進して該段部139と当接すると、バレル手段1に対する更なる前進が出来なくなる。また、保持リング21は第1のリング条222と第1のリング溝211との係合で針座22を保持する一方、第2のリング条137と第2のリング溝212との係合でバレル手段1の大径部133内に保持されている。そして、保持リング21は、針座22及び大径部133との係合によって、大径部133内における保持リング21の前側と後側の空間を連通しないようにするシールとしての役割も果たしている。
この構成によって、保持リング21が後方からの押圧力を受けてバレル手段1に対して前方に移動すると、針座22も保持リング21と共に前進するが、バレル手段1の小径部に形成される段部139と当接するとバレル手段1に対する更なる前方への移動が制限される。一方、保持リング21の直前には障害物がなく、まだ前進できるので、第1のリング条222と第1のリング溝211との係合が解除されるようになり、針座22のバレル手段1に対する後方へ移動が許されるようになる。
プランジャ手段3は、バレル手段1の軸線方向に沿ってバレル手段の大径部133の後端131から大径部133内に挿し込まれて前後摺動できる前後両端にを開口を有する中空の管状体に形成されるプランジャ体32と、プランジャ体32に対する更なる前方への移動が制限され、そして前方からの押圧力を受けてプランジャ体32に対して後方へ押されると、プランジャ体32から取り外されるようにプランジャ体32内の前端近くに取り付けられる収容ユニット34と、プランジャ体32の後端開口を塞ぐことができる操作端キャップ37とを備えている。
また、プランジャ体32は、大径部133内の自在な前後摺動を可能にする隙間を確保するため、バレル手段1の大径部133の内周面よりやや小径に形成され、そしてその前端部には、該隙間を水密に塞ぐと共に、前方に配置されている保持リング21をバレル手段1に対して前方へ押し進んで針座22のバレル手段1に対する後方への移動を可能にする前端面361を有しているシール部材36が取り付けられ、更に後端に取り付けられているキャップ37の近くには、管内空間31を外部と連通し、且つユーザの指(図6参照)によって自由に塞ぐことができる第2の通気口33を有するように形成されている。
更に、プランジャ体32の外周面には、バレル手段1の後端131の開口周縁に当接すると、プランジャ体32のバレル手段1に対する更なる前進を制限する制限リング条324が突起するように形成されている。
また、収容ユニット34は前後両端にそれぞれプランジャ体32の前端開口と、プランジャ体32の管内空間31と連通する開口を有する管状体に形成され、そして前端部に形成されて針座22の前接続端部223を受け入れて接続結合できる後接続端部343と、中段部に形成されてプランジャ体32と係合してプランジャ体32に対する前方への移動を制限する係合突起341と、プランジャ体32の管内空間31と連通する開口で、液体を通さず気体だけ通過させるフィルター35により覆われている第1の通気口344とを有している。
この構成によって、プランジャ手段3のバレル手段1に対する前進行程において、バレル手段1内のプランジャ手段3の前方にある液体や気体はプランジャ体32及び収容ユニット34の前端開口を経由して収容ユニット34の管内に進入して収容されるようになる。そして、気体だけ更にフィルター35を通過してプランジャ手段3の管内空間31と第2の通気口33とを経由して外部に排出することができる。
ちなみに、プランジャ体32のバレル手段1に対する更なる前進を制限する制限リング条324は、プランジャ手段3の収容ユニット34がバレル手段1の段部139に当接するため前進できない針座22に阻まれて針座22に突き当てられてプランジャ体32から取り外されるまで前進すると、ちょうどバレル手段1の後端131の開口周縁に当接できる位置に設けられている。
付勢手段4として取り付けられるコイルスプリング41は、前端411がバレル手段1の前端132の近くに後方に面するように形成されるバレル当接段部141に当接するように取り付けられ、後端412が針座22の管状部224と小径部134の内周面の間に入り込んで針座当接段部221に当接するようにバレル手段1の小径部134内に縮設されている。
この構成によって、針座22の保持リング21との係合と収容ユニット34のプランジャ体32との係合とが両方解除されてバレル手段1に対する後方への移動が許されると、コイルスプリング41の後端412も解放されるようになってその伸張力を用いて針座22と収容ユニット34と針カニューレ23を後方へ移動することができる。
カテーテル手段5は、バレル手段1の小径部に取り外せるようにキャップ状に装着されているカテーテルハブ51と、カテーテルハブ51の前端に設けられ、カテーテルハブ51がバレル手段1に取り付けられている状態において、針カニューレ23のバレル手段1から露出する根元の部分を包んで針先端231を露出させる可撓性カテーテル52とからなる。
また、この実施形態では使用前状態でバレル手段1の前端外に露出している針カニューレを保護するするキャップ状で取り外し可能のプロテクター26を有している。
続いて、図6から図10を参照して本実施形態の使用方法について詳しく説明する。
図6に示すように、プランジャ手段3の前端が保持リング21の近くに配置される状態で、針カニューレ23の針先端231が患者の皮膚に刺し込んで、ユーザが指てプランジャ手段3の第2の通気口33を塞いでゆっくりプランジャ手段3をバレル手段から引き抜くように操作すると、バレル手段1の大径部133内における保持リング手段21の後側の圧力は容積の増大と共に下がるので、針カニューレ23に経由してバレル手段1の大径部133内に吸い込んだ血液の勢いで針カニューレ23の針先端231が確かに患者の血管内に挿入したか否かを判断することができる。また、この操作で採血を行うこともできる。
針カニューレ23の針先端231が確かに患者の血管内に挿入したと判断したら、針カニューレ23をカテーテル手段5の可撓性カテーテル52も血管内に挿入するまで挿入し、そして図7示すように、カテーテル手段5のカテーテルハブ51をバレル手段1から取り外し、カテーテル手段5の可撓性カテーテル52を患者の血管内に残したまま、針カニューレ23を患者の皮膚から抜き取る。患者の皮膚から抜き取った静脈内カテーテル挿入装置のプランジャ手段3をシール部材36が保持リング21に当接するまで押し込むと、大径部133内における保持リング21とプランジャ手段3の間にあった空気と血液は、プランジャ体32及び収容ユニット34の前端開口を経由して収容ユニット34の管内に進入して収容されるようになる。プランジャ体32の管内と収容ユニット34が収容し切れなかった空気は、図7における矢印が示すルート、即ち、プランジャ手段3の管内空間31及び第2の通気口33を経由して外部に排出することができる。よって、大径部133内における保持リング21とプランジャ手段3の間に吸い込まれた血液が逆に針カニューレ23から射出されて環境を汚染する恐れもなくなる。
更に、ユーザが引き続けてプランジャ手段3をバレル手段1に押し込むと、図8に示すように、保持リング21はプランジャ体32の前端部に取り付けられるシール部材36の前端面361によって前方へ押し進まれて針座22の後方への移動を許し、一方、前方への移動が針座22によって阻まれた収容ユニット34は、前端部に形成される後接続端部343が針座22の後端部に形成される前接続端部223と接続すると共に、プランジャ体32に対して後方へ移動して取り外される。更に、プランジャ体32の外周面の後端近くからわずかに外側に突起するように形成されるリング突起325は、大径部133の内周面の後端近くに形成されるリング溝136に嵌めこんでプランジャ体32のバレル手段1に対する更なる後方への移動を制限し、そして一方制限リング条324はバレル手段1の後端131の開口周縁に当接することによってプランジャ体32のバレル手段1に対する更なる前進を制限しているので、プランジャ体32のバレル手段1に対する前進も後退も出来なくなり、該静脈内カテーテル挿入装置の再利用を防ぐことができる。
図8に示す状態になると、針座22のバレル手段1に対する後方への移動が許され、そして針座22の後側にある収容ユニット34のプランジャ体32に対する後方への移動も許されるので、付勢手段4として取り付けられるコイルスプリング41の針座22の針座当接段部221に当接する後端412は、図9に示すように、その回復伸張力を用いて針座22と収容ユニット34と針カニューレ23を、収容ユニット34の後端がプランジャ体32の後端に取り付けられている操作端キャップ37に当接するまで後方へ移動して、針カニューレ23の針先はし231までバレル手段1内に収容することによって、針カニューレ23の針先はし231に刺される事故の発生確率を下げるように図る。また、この状態において、更に操作端キャップ37をプランジャ体32から取り外すと、収容ユニット34をバレル手段1及びプランジャ体32から取り出して処理することができる。
次いで、図10、11に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第2の実施形態である。この第2の実施形態は第1の実施形態と類似する構成を有するが、付勢手段4として取り付けられるコイルスプリング41は、前端411がプランジャ手段3のプランジャ体32に取り付けられ、後端412がプランジャ手段3の収容ユニット34の後端から外側に張り出して形成されると共に、プランジャ体32と解除可能に係合する当接フランジ342に当接するようにプランジャ体32の管内に縮設されている。
この構成によると、図11に示すように、針座22の後端部に形成される前接続端部223が収容ユニット34の前端部に形成される後接続端部343とが接続して結合する上、針座22の保持リング21との係合と収容ユニット34の当接フランジ342のプランジャ体32ととが両方解除されてバレル手段1に対する後方への移動が許されると、コイルスプリング41の後端412も解放されるようになって第1の実施形態と同じくその伸張力を用いて針座22と収容ユニット34と針カニューレ23を後方へ移動することができる。
次いで、図12、13に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第3の実施形態である。この第3の実施形態は第1の実施形態と類似する構成を有するが、付勢手段4として取り付けられる引張りコイルスプリング42は、引っ張られた状態で、前端421がプランジャ手段3の収容ユニット34の前端近くに設けられる係合突起341に固定され、後端422がプランジャ手段3のプランジャ体32の後端近くに固定されるようにプランジャ体32の管内に配置されている。
この構成によると、図13に示すように、針座22の後端部に形成される前接続端部223が収容ユニット34の前端部に形成される後接続端部343とが接続して結合する上、針座22の保持リング21との係合と収容ユニット34のプランジャ体32との係合とが両方解除されてバレル手段1に対する後方への移動が許されると、引張りコイルスプリング42の前端421も解放されるようになってその収縮力を用いて針座22と収容ユニット34と針カニューレ23を後方へ移動することができる。
この構成によると、図13に示すように、針座22の後端部に形成される前接続端部223が収容ユニット34の前端部に形成される後接続端部343とが接続して結合する上、針座22の保持リング21との係合と収容ユニット34のプランジャ体32との係合とが両方解除されてバレル手段1に対する後方への移動が許されると、引張りコイルスプリング42の前端421も解放されるようになってその収縮力を用いて針座22と収容ユニット34と針カニューレ23を後方へ移動することができる。
次いで、図14に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第4の実施形態である。この第4の実施形態は第3の実施形態と類似する構成を有するが、付勢手段4として取り付けられる引張りコイルスプリング42の後端422が、プランジャ手段3の操作端キャップ37に固定されている。
次いで、図15に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第5の実施形態である。この第5の実施形態は第4の実施形態と類似する構成を有するが、第2の通気口33はプランジャ体32のではなく、操作端キャップ37に設けられている。
次いで、図16に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第6の実施形態である。この第6の実施形態は第5の実施形態と類似する構成を有するが、操作端キャップ37はユーザの操作により第2の通気口33を自由に塞ぐことができる取外し可能のカバー38を更に有している。
次いで、図17に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第7の実施形態である。この第7の実施形態は第2の実施形態と類似する構成を有するが、操作端キャップを有しておらず、そしてプランジャ体32の後端開口をユーザが指で自由に塞ぐことができる第2の通気口33として開放し、そしてプランジャ体32の後端開口近くの内周面には、付勢手段4の付勢力により移動して来た収容ユニット34が第2の通気口33から出られないよう、プランジャ体32の内周面から内側に突起して収容ユニット34の移動を阻止できるストッパー327が形成されている。
次いで、図18に示すのは本発明の静脈内カテーテル挿入装置の第8の実施形態である。この第8の実施形態は第1の実施形態と類似する構成を有するが、第7の実施形態と同じく操作端キャップを有しておらず、そしてプランジャ体32の後端開口をユーザが指で自由に塞ぐことができる第2の通気口33として開放し、そしてプランジャ体32の後端開口の近くには、付勢手段4の付勢力により移動して来た収容ユニット34が第2の通気口33から出られないよう、プランジャ体32の内周面から内側に突起して収容ユニット34の移動を阻止できるストッパー327が形成され、その上第6の実施形態と同じく第2の通気口33を自由に塞ぐことができる取外し可能のカバー38を更に有している。
上記構成によれば、本発明は通常の注射器と同じように針カニューレが患者の血管に進入したかどうかを、血液のバレル内に吸い込まれる勢いで視認して確認することができ、そして使用後にバレル手段外に露出していた針カニューレをバレル手段内に引き込むことによって針カニューレの針先に刺される事故の発生確率を抑えることができる。その上、バレル手段内におけるプランじゃ手段と針カニューレ手段の間に吸い込まれた血液を収容ユニット内に収容すると共に、収容しきれなかった空気を第1の通気口と第2の通気口から排出することができるので、血液が針カニューレの先端開口から射出されて環境を汚染する恐れもなくなるので、実用性が高くて多機能な静脈内カテーテル挿入装置を提供することができる。
1 バレル手段
131 バレル手段の後端
132 バレル手段の前端
133 大径部
134 小径部
135 接合部
136 リング溝
137 第2のリング条
138 指当てフランジ
139 段部
141 第1のバレル当接段部
2 針カニューレ手段
21 保持リング
211 第2のリング溝
212 第1のリング溝
221 針座当接段部
222 第1のリング条
223 前接続端部
224 管状部
23 針カニューレ
231 針先端
26 プロテクター
3 プランジャ手段
31 プランジャ手段の管内空間
32 プランジャ体
324 制限リング条
327 ストッパー
33 第2の通気口
34 収容ユニット
341 係合突起
343 後接続端部
344 第1の通気口
35 フィルター
36 シール部材
361 前端面
37 操作端キャップ
38 カバー
4 付勢手段
41 コイルスプリング
411 コイルスプリングの前端
412 コイルスプリングの後端
42 引張りコイルスプリング
421 引張りコイルスプリングの前端
422 引張りコイルスプリングの後端
5 カテーテル手段
51 カテーテルハブ
52 可撓性カテーテル
131 バレル手段の後端
132 バレル手段の前端
133 大径部
134 小径部
135 接合部
136 リング溝
137 第2のリング条
138 指当てフランジ
139 段部
141 第1のバレル当接段部
2 針カニューレ手段
21 保持リング
211 第2のリング溝
212 第1のリング溝
221 針座当接段部
222 第1のリング条
223 前接続端部
224 管状部
23 針カニューレ
231 針先端
26 プロテクター
3 プランジャ手段
31 プランジャ手段の管内空間
32 プランジャ体
324 制限リング条
327 ストッパー
33 第2の通気口
34 収容ユニット
341 係合突起
343 後接続端部
344 第1の通気口
35 フィルター
36 シール部材
361 前端面
37 操作端キャップ
38 カバー
4 付勢手段
41 コイルスプリング
411 コイルスプリングの前端
412 コイルスプリングの後端
42 引張りコイルスプリング
421 引張りコイルスプリングの前端
422 引張りコイルスプリングの後端
5 カテーテル手段
51 カテーテルハブ
52 可撓性カテーテル
Claims (18)
- 所定の軸線方向をしてその前端(132)に開口が形成された管状の小径部(134)と、同軸線方向をして後端(131)に開口が形成された管状の大径部(133)と、前記小径部の後端と前記大径部の前端の間に介在して前記大径部から前記小径部へ縮径する接合部(135)とにより形成された管状のバレル手段(1)と、
前端が針先端(231)として鋭く形成された針カニューレ(23)と、略管状に形成されて前記針カニューレを外周より固持し、前記バレル手段に対する更なる前方への移動が所定範囲内に制限されるように、前記バレル手段内の前端近くに配置されている針座(22)と、前記針座を嵌挿させるようにリング状に形成されて前記針座の外周面と前記バレル手段の内周面の間に介在し、前記針座の前記バレル手段に対する更なる後方への移動を制限するように前記針座を保持し、後方からの押圧力を受けて前記バレル手段に対して前方へ押し進まれると、前記針座の前記バレル手段に対する後方への移動を可能にするようになる保持リング(21)と、を備えている針カニューレ手段(2)と、
前記バレル手段の軸線方向に沿って前記バレル手段の大径部内に前後摺動可能に嵌挿し、その前端に開口を有する中空の管状体で、後方から前記バレル手段の後端開口に差し込まれ、前端面が前記保持リングに当接して前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進むことができるプランジャ体(32)と、前記プランジャ体に対する更なる前方への移動が制限されるよう、そして前方からの押圧力を受けて前記プランジャ体に対して後方へ押されると、前記プランジャ体から取り外されるように前記プランジャ体内の前端近くに取り付けられると共に、その前端部が前記プランジャ体のバレル手段に対する相対運動に従って前進して前記針座の後端部に当接して接続できる後接続端部として形成されており、前記後接続端部に設けられて前記プランジャ体の前端開口と連通する開口と、前記プランジャ体の管内空間と連通して気体の行き来だけを許す第1の通気口とを有するように中空の管状体に形成される収容ユニット(34)と、を備えているプランジャ手段と、
前記プランジャ手段のプランジャ体がユーザの操作によって前記バレル手段に対して前進し、前記プランジャ体の前端面が前記保持リングに当接して前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進んで前記針座の前記バレル手段に対する後方へ移動を可能にし、そして前記プランジャ手段が引き続き前進して前記収容ユニットの後接続端部が前記針座の後端部に当接し、そして前記収容ユニットが前方への移動が所定範囲に到達して前進できなくなる前記針座に突き当てられて前記プランジャ体から外されると、前記針座に固定されている前記針カニューレを露出しないように前記バレル手段内に収容するよう、前記収容ユニットと前記針座とを前記プランジャ体の後端へ移動する付勢力を提供する付勢手段とを有していることを特徴とする静脈内カテーテル挿入装置。 - 前記保持リング(21)の前記針座(22)の外周面と接する内周面と、前記バレル手段(1)の内周面と接する外周面には、それぞれ第1のリング溝(211)と第2のリング溝(212)が形成されており、そして前記針座(22)の外周面の後端近くと前記バレル手段(1)の大径部(133)の内周面の前端近くには、それぞれ前記第1のリング溝と前記第2のリング溝に対応して嵌め込むことによって前記針座を前記バレル手段に対して後方へ移動できないように保持することができる第1のリング条(222)と第2のリング条(137)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記バレル手段には、前記小径部の内周面から内側に突出させた段部(139)を有しており、前記針座の前端には、前記段部に対応して前方に面して、該段部に当接すると前記バレル手段に対する更なる前方への移動が制限される針座当接段部(221)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- その前端が前記バレル手段の前記小径部の先端壁の内側後方に面したバレル当接段部(141)に当接し、その後端が前記針座の針座当接段部に当接するように縮設されているコイルスプリングを前記付勢手段として、該コイルスプリングの伸張力を前記付勢力として利用することを特徴とする請求項3に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- その両端が前記バレル手段の前記大径部の前端近くと、前記収容ユニットの外周面の後端近くとの間に縮設されるコイルスプリングを前記付勢手段として、該コイルスプリングの伸張力を前記付勢力として利用することを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- その前端が前記収容ユニットの前端近くに取り付けられ、後端が前記バレル手段の前記大径部の後端近くに取り付けられるように配置されている引張りコイルスプリングを前記付勢手段として、該引張りコイルスプリングの収縮力を前記付勢力として利用することを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ手段には、前記プランジャ体の後端部に取り付けられている操作端キャップ(37)を更に有し、その前端が前記収容ユニットの外周面の前端近くに取り付けられ、後端が前記プランジャ手段の前記操作端キャップ(37)に取り付けられるように配置されている引張りコイルスプリングを前記付勢手段として有し、該引張りコイルスプリングの収縮力を前記付勢力として利用することを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ手段の収容ユニットが有する前記第1の通気口が気体の行き来だけを許すことができるように、前記第1の通気口を覆うように取り付けて液体を通さず気体だけ通過させるフィルター(35)を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記バレル手段の大径部の筒内は、前記プランジャ体の外周面との間に、前記プランジャ体の自在な前後摺動を可能にする隙間が確保されており、そして前記プランジャ体の前端部には、該隙間を水密に塞ぐと共に、前記保持リングを前記バレル手段に対して前方へ押し進んで前記針座の前記バレル手段に対する後方への移動を可能にする前端面を有しているシール部材(36)が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ手段のプランジャ体には、該プランジャ体管内空間を外部と連通し、且つユーザによって自由に塞ぐことができる第2の通気口を有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記第2の通気口が、前記プランジャ体の後端近くに、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記第2の通気口が、前記プランジャ体の後端に後方に向けて開口し、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記第2の通気口が、管状体に形成された前記プランジャ体の後端開口として、ユーザが指で自由に塞ぐことができるように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- ユーザの操作により前記第2の通気口を自由に塞ぐことができる取外し可能のカバー(38)を更に有していることを特徴とする請求項13に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ体の後端開口近くの内周面には、前記付勢手段の付勢力により移動して来た前記収容ユニットが該第2の通気口から出られないよう、内側に突起して前記収容ユニットの移動を阻止できるストッパー(327)が更に形成されていることを特徴とする請求項13に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記バレル手段に取り外せるように装着されているカテーテルハブと、前記カテーテルハブに設けられ、前記針カニューレのバレル手段から露出する根元の部分を把持して針先端を露出させる可撓性カテーテルとを備えているカテーテル手段を更に有していることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ手段には、前記プランジャ体の外周面からわずかに外側に突起するように形成されたリング突起(325)を有し、前記バレル手段の大径部の内周面には、前記リング突起に対応して前記リング突起との係合によって前記プランジャ手段の前記バレル手段に対する後退移動を阻止することができるリング溝(136)を有していることを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
- 前記プランジャ手段が前記バレル手段に対して前記収容ユニットが前記針座に突き当てられて前記プランジャ体から抜けるよう前進したのち、前記バレル手段の後端開口周縁に当接して前記プランジャ体の更なる前進を制限するよう、前記プランジャ体の外周面から外側に突起するように形成される制限リング条(324)を更に有することを特徴とする請求項1に記載の静脈内カテーテル挿入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007313899A JP2009136397A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | 静脈内カテーテル挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009136397A true JP2009136397A (ja) | 2009-06-25 |
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|---|---|
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Cited By (2)
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