JP2009135762A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体にあまり動きがないような撮影シーンを取り逃すことなく、記憶容量の節約を図ること。
【解決手段】被写体の像を連続して撮影する撮像素子15と、撮像素子15により連続して撮影された2枚の画像の差分を算出する画像比較部21と、画像比較部21により算出された差分が所定の閾値以下の場合には、所定の閾値より大きい場合より撮像素子15による撮影のフレームレートを小さく設定する全体制御部25とを備えるカメラ1を提供する。
【選択図】図4
【解決手段】被写体の像を連続して撮影する撮像素子15と、撮像素子15により連続して撮影された2枚の画像の差分を算出する画像比較部21と、画像比較部21により算出された差分が所定の閾値以下の場合には、所定の閾値より大きい場合より撮像素子15による撮影のフレームレートを小さく設定する全体制御部25とを備えるカメラ1を提供する。
【選択図】図4
Description
本発明は、カメラに関するものである。
従来、連写により撮像された静止画像を記憶するメモリの節約を図るカメラが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1のカメラによれば、前回の静止画像に対する今回の静止画像の差分を算出し、予め設定された所定の差分値以上の動きの変化が検出された静止画像を記録することで、メモリ容量の節約が図られるようになっている。
特開平6−153143号公報
特許文献1のカメラによれば、前回の静止画像に対する今回の静止画像の差分を算出し、予め設定された所定の差分値以上の動きの変化が検出された静止画像を記録することで、メモリ容量の節約が図られるようになっている。
しかしながら、特許文献1に開示されている手法では、予め定められた差分値以上の被写体の動きをトリガとして画像を記録するため、定められた差分値未満の動きがある撮影シーンでのベストショットを取り逃がしてしまう可能性がある。また、定められた差分値以上の画像を一定の間隔で無条件に記録してしまうため、メモリ容量が過剰に必要となる可能性がある。さらに、被写体の動きが速い撮影シーンであっても一定間隔で画像を記録することにより、ベストショットを取り逃がす可能性があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被写体にあまり動きがないような撮影シーンを取り逃すことなく、記憶容量の節約を図ることができるカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、被写体の像を連続して撮影する撮像素子と、該撮像素子により連続して撮影された2枚の画像の差分を算出する画像比較部と、該画像比較部により算出された差分が所定の閾値以下の場合には、所定の閾値より大きい場合より前記撮像素子による撮影のフレームレートを小さく設定する撮影間隔設定部とを備えるカメラを提供する。
本発明は、被写体の像を連続して撮影する撮像素子と、該撮像素子により連続して撮影された2枚の画像の差分を算出する画像比較部と、該画像比較部により算出された差分が所定の閾値以下の場合には、所定の閾値より大きい場合より前記撮像素子による撮影のフレームレートを小さく設定する撮影間隔設定部とを備えるカメラを提供する。
本発明によれば、撮影間隔設定部により、画像比較部によって算出された連続する2枚の画像の差分が所定の閾値以下の場合、すなわち、被写体の動きの変化が小さい場合には撮影の時間間隔が長く設定され、一方、差分が所定の閾値を超える場合、すなわち、被写体の動きの変化が大きい場合には撮影の時間間隔が短く設定される。
つまり、被写体の動きの変化の大きさに応じた時間間隔で連写撮影が行われるので、被写体に特徴的な変化があるシーンだけでなくあまり変化がないシーンも撮影しつつ、記憶容量の節約を図ることができる。
つまり、被写体の動きの変化の大きさに応じた時間間隔で連写撮影が行われるので、被写体に特徴的な変化があるシーンだけでなくあまり変化がないシーンも撮影しつつ、記憶容量の節約を図ることができる。
上記発明においては、前記画像比較部が、異なる複数の閾値を備えていることとしてもよい。
このように構成することで、撮影間隔設定部により、画像比較部によって検出された差分が各閾値以下になると、その閾値を超える差分よりもフレームレートが小さく設定されるので、複数設けられた閾値の数だけ撮像素子による撮影のフレームレートを切替えることが可能となる。したがって、被写体の動きの変化の大きさに合わせて、より詳細に撮影したり撮影を省いたりすることができる。
このように構成することで、撮影間隔設定部により、画像比較部によって検出された差分が各閾値以下になると、その閾値を超える差分よりもフレームレートが小さく設定されるので、複数設けられた閾値の数だけ撮像素子による撮影のフレームレートを切替えることが可能となる。したがって、被写体の動きの変化の大きさに合わせて、より詳細に撮影したり撮影を省いたりすることができる。
本発明によれば、被写体にあまり動きがないような撮影シーンを取り逃すことなく、記憶容量の節約を図ることができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るカメラについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るカメラ1は、図1に示すように、ユーザにより撮影条件の設定等が行われる操作部3と、略直方体形状に形成されたカメラ本体5と、該カメラ本体5の前面に設けられ、外部からの光を集めて被写体の像を結像させる撮像光学系7と、前記カメラ本体5の背面に設けられ、前記撮像光学系7により結像された被写体の像の画像データや撮影条件などを表示するLCD等の表示部9と、カメラ本体5の上端面に設けられた電源ボタン11およびシャッタボタン13とを備えている。なお、カメラ1は、図示しない撮影モード切替手段を備え、単写撮影モードと連写撮影モードとを切替可能になっている。
以下、本発明の第1の実施形態に係るカメラについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るカメラ1は、図1に示すように、ユーザにより撮影条件の設定等が行われる操作部3と、略直方体形状に形成されたカメラ本体5と、該カメラ本体5の前面に設けられ、外部からの光を集めて被写体の像を結像させる撮像光学系7と、前記カメラ本体5の背面に設けられ、前記撮像光学系7により結像された被写体の像の画像データや撮影条件などを表示するLCD等の表示部9と、カメラ本体5の上端面に設けられた電源ボタン11およびシャッタボタン13とを備えている。なお、カメラ1は、図示しない撮影モード切替手段を備え、単写撮影モードと連写撮影モードとを切替可能になっている。
操作部3は、連写撮影モードにおいては、連写撮影のフレームレートや連写撮影枚数等の設定を行うために操作されたり、取得された画像データを表示部9に再生させるために操作されたりするようになっている。また、操作部3は、撮影時間的に前後で被写体の動きの変化が大きいか小さいかの基準となる閾値を設定するために操作されるようになっている。なお、閾値は、定常的に設定されていることとしてもよいし、連写撮影の組ごとに設定されることとしてもよい。
カメラ本体5には、図4に示すように、撮像光学系7により結像された被写体の像を撮影して画像データを取得するCCD等の撮像素子15と、該撮像素子15により取得された画像データの画像処理を行う画像処理部17と、該画像処理部17により画像処理された画像データを記憶する記憶部19と、該記憶部19に記憶されている画像データのうち、撮影時間が隣接する2枚の画像データの差分を算出する画像比較部21と、記憶部19に記憶されている画像データを読み出して表示部9に表示させる再生部23と、撮像光学系7、撮像素子15、画像処理部17、画像比較部21、再生部23を制御する全体制御部25とが備えられている。
画像処理部17は、撮像素子15から送られてきた画像データに対して、γ補正、色分離および色マトリクス等の高画質化の画像処理を行い、画像処理後の画像データを記憶部19に出力するようになっている。
記憶部19は、画像処理部17から送られてきた画像データ(以下、「現画像データ」という。)とその直前に撮影されて既に記憶されている画像データ(以下、「直前画像データ」という。)とを画像比較部21に出力するようになっている。
画像比較部21には、操作部3において設定された閾値が全体制御部25を介して入力されるようになっている。画像比較部21は、記憶部19から送られてきた現画像データと直前画像データの差分を算出し、算出された差分が閾値以下か否かの比較結果を全体制御部25に通知するようになっている。
再生部23は、記憶部19に記憶されている画像データを読み出してフォーマット変換を行い、フォーマット変換後の画像データを表示部9に出力して画面上に再生させるようになっている。また、再生部23は、連写撮影のフレームレート、連写撮影枚数等の通知画面を作成し、作成した通知画面を表示部9に出力して画面上に表示させるようになっている。
全体制御部25は、操作部3において設定された連写撮影のフレームレートや連写撮影枚数等に応じて、撮像光学系7、撮像素子15および画像処理部17をそれぞれ制御するようになっている。また、全体制御部25は、操作部3の操作に基づいて、記憶部19に記憶されている画像データの再生指示等を再生部23に出力するようになっている。
また、全体制御部25は、画像比較部21から通知された比較結果に基づいて、撮像素子15による撮影のフレームレートを高フレームレートと低フレームレート間の2段階に切り替えるようになっている。具体的には、全体制御部25は、高フレームレート設定時に差分が閾値以下であるという通知を受け取ると、撮影のフレームレートを低フレームレートに変更し、一方、低フレームレート設定時に差分が閾値を超えるという通知を受け取ると、撮影のフレームレートを高フレームレートに変更するようになっている。
なお、変更しようとするフレームレートに既に設定されている場合には、そのフレームレートが維持されるようになっている。ここで、高フレームレートおよび低フレームレートは、それぞれユーザが任意の大きさに設定することとしてもよいし、自動的に所定の大きさに設定されることとしてもよい。
このように構成された本実施形態に係るカメラ1の作用について説明する。
電源ボタン11をONにしてカメラ1を起動させると、撮像光学系7により撮像素子15の撮像面に結像される被写体の像が撮像素子15によって撮影されて画像データが取得される。撮像素子15により取得された画像データは、画像処理部17へ出力されて、γ補正、色分離および色マトリクス等の高画質化の画像処理が行われる。
電源ボタン11をONにしてカメラ1を起動させると、撮像光学系7により撮像素子15の撮像面に結像される被写体の像が撮像素子15によって撮影されて画像データが取得される。撮像素子15により取得された画像データは、画像処理部17へ出力されて、γ補正、色分離および色マトリクス等の高画質化の画像処理が行われる。
画像処理部17により画像処理された画像データは、記憶部19を介して再生部23へと送られてフォーマット変換された後、表示部9へと送られる。表示部9においては、例えば、1秒間に30枚の画像データが連続表示されることにより、動きのある画像として表示される。これにより、ユーザは撮像素子15を介して被写体を表示部9に表示される画像によって見ることができる。
単写撮影モードにおいては、この状況でシャッタボタン13が押されると、操作部3から全体制御部25にシャッタ信号が出力され、全体制御部25により適正露光になるように撮像光学系7および撮像素子15等が制御されて、撮像素子15により被写体の画像データが取得される。撮像素子15により取得された画像データは、画像処理部17によって画像処理された後、記憶部19に送られて記憶されるとともに再生部23を介して表示部9に送られて一時的に表示される。
次に、本実施形態に係るカメラ1の連写撮影時の動作について、図5に示すフローチャート図を用いて詳細に説明する。
撮影モード切替手段が連写撮影モードに設定され、操作部3において、被写体の動きの変化の大きさの基準となる閾値が設定されると、全体制御部25を介してその閾値が画像比較部21へ通知される。
撮影モード切替手段が連写撮影モードに設定され、操作部3において、被写体の動きの変化の大きさの基準となる閾値が設定されると、全体制御部25を介してその閾値が画像比較部21へ通知される。
また、操作部3においては、撮像素子15による連写撮影開始時のフレームレートが設定される。例えば、ユーザが高フレームレートに設定すると(ステップSA1)、全体制御部25により、撮像素子15による撮影のフレームレートが高く設定される。
この状況で、シャッタボタン13が押されると、撮像素子15においては、撮像光学系7により結像された被写体の像が短い撮影の時間間隔で撮影される(ステップSA2)。そして、撮像素子15によって取得された連続する画像データが画像処理部17によって画像処理され、その後、記憶部19へと送られて順次記憶される。
記憶部19においては、画像処理部17から送られてきた1枚目の現画像データについては、そのまま記憶される。そして、2枚目以降の現画像データについては、その直前に撮影されて既に記憶されている直前画像データとともに記憶部19から画像比較部21へ出力される。そして、画像比較部21により、現画像データと直前画像データとの差分が算出され(ステップSA3)、算出された差分が閾値以下か否かの比較結果が全体制御部25に通知される。
全体制御部25においては、例えば、差分が閾値より大きいという通知を受け取ると(ステップSA4「YES」)、撮像素子15による撮影のフレームレート、すなわち、現在設定されている高フレームレートがそのまま維持される。これにより、差分が閾値より大きい、すなわち、被写体の動きの変化が大きいシーンに対して、短い撮影の時間間隔で多く詳細に撮影することができる。
続いて、記憶部19により現画像データが記憶され(ステップSA6)、連写撮影が終了するまでステップSA2〜ステップSA6の動作が繰り返される(ステップSA7「NO」)。
そして、差分が閾値以下であるという通知を全体制御部25が受け取ると(ステップSA4「NO」)、撮像素子15による撮影のフレームレートが高フレームレートから低フレームレートに変更される(ステップSA5)。これにより、差分が閾値以下、すなわち、被写体の動きの変化が小さく同じような情景のシーンに対して、時間間隔をあけて無駄を省きながら撮影することができる。
このように、連続して撮影された2枚の画像間の差分に応じて、すなわち、被写体の動きの変化の大きさに応じて撮影の時間間隔が変更されて、連続する画像データが取得される。そして、予め設定された総撮影枚数の撮影が行われるか、あるいは、シャッタボタン13の押込みが途中で解除されると連写撮影モードによる撮影が終了する(ステップSA7「YES」)。
以上説明したように、本実施形態に係るカメラ1によれば、被写体の動きの変化が小さいシーンでは撮影のフレームレートが大きく設定され、被写体の動きの変化が大きいシーンでは撮影のフレームレートが小さく設定されるので、被写体の動きの変化の大きさに応じた時間間隔で連写撮影を行うことができる。したがって、図6に示すように、被写体にあまり動きがないような撮影シーンであっても、被写体の大きい動きのみを撮影する方法のように撮りたいシーン(例えば、同図に示す画像n+3とn+4)を取り逃してしまうことなく撮影し(図7参照)、かつ、記憶部19の容量の節約を図ることができる。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明の第2の実施形態に係るカメラについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るカメラ1は、画像比較部21が、算出された差分を異なる複数の閾値と比較する点と、全体制御部25が、撮像素子15による撮影のフレームレートを各閾値間に対応する大きさに設定する点で、第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の第2の実施形態に係るカメラについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るカメラ1は、画像比較部21が、算出された差分を異なる複数の閾値と比較する点と、全体制御部25が、撮像素子15による撮影のフレームレートを各閾値間に対応する大きさに設定する点で、第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
操作部3においては、例えば、3つの閾値A,B,C(以下、閾値の大きさを、閾値A<閾値B<閾値Cとする。)が設定されるようになっている。なお、各閾値は、ユーザが任意の値を設定することとしてもよいし、自動的に所定の値に設定されることとしてもよい。
画像比較部21には、操作部3において設定された3つの閾値A,B,Cが全体制御部25を介して入力されるようになっている。画像比較部21は、算出された差分が閾値A,B,Cのいずれの閾値より大きく、かつ、いずれの閾値以下かの比較結果を全体制御部25に通知するようになっている。
全体制御部25は、撮像素子15による撮影のフレームレートをフレームレートa,b,c,d(以下、フレームレートの大きさを、フレームレートa<フレームレートb<フレームレートc<フレームレートdとする。)の4段階に切替え可能になっている。
そして、全体制御部25は、画像比較部21から送られてきた比較結果により、差分が閾値A以下の場合にはフレームレートa、差分が閾値Aより大きく閾値B以下の場合にはフレームレートb、差分が閾値Bより大きく閾値C以下の場合にはフレームレートc、差分が閾値Cより大きい場合にはフレームレートdに設定するようになっている。
このように構成された本実施形態に係るカメラ1の作用について説明する。
全体制御部25において、画像比較部21からの比較結果を受け取ると、図8に示すように、撮像素子15による撮影のフレームレートをいずれの大きさに設定するかが判断される。
全体制御部25において、画像比較部21からの比較結果を受け取ると、図8に示すように、撮像素子15による撮影のフレームレートをいずれの大きさに設定するかが判断される。
例えば、撮像素子15による撮影のフレームレートがフレームレートaに設定されている場合に、差分が閾値A以下であるという通知を受け取ると(ステップSB1「YES」)、現在設定されているフレームレートaがそのまま維持されて連写撮影が続けられる。これにより、例えば、図9に示すように、駅のホームで撮影者に近づいてくる電車を撮影する場合においては、電車と撮影者との距離が離れていて電車の動きの変化が小さい間は、時間間隔を大きくあけて無駄を省きながら撮影することができる。
一方、差分が閾値Aより大きいと判断され(ステップSB1「NO」)、かつ、閾値B以下であるという通知を受け取ると(ステップSB2「YES」)、全体制御部25により、フレームレートaがフレームレートbに変更される(ステップSB2−2)。また、差分が閾値Bより大きいと判断され(ステップSB2「NO」)、かつ、閾値C以下であるという通知を受け取ると(ステップSB3「YES」)、全体制御部25により、フレームレートbがフレームレートcに変更される(ステップSB3−2)。
さらに、差分が閾値Cより大きいと判断されると(ステップSB3「NO」)、全体制御部25により、フレームレートcがフレームレートdに変更される(ステップSB3−3)。これにより、電車が撮影者に近づいて動きの変化が大きくなるにつれて撮影の時間間隔を徐々に短くして撮影を行うことができ、電車の動きの変化を多く詳細に撮影することができる。また、均一の撮影時間間隔で撮影する場合に比べて、被写体の動きの変化を効率よく撮影し、かつ、記憶部19の容量の節約を図ることができる(図9参照)。
以上説明したように、本実施形態に係るカメラ1によれば、差分が、各閾値A,B,C閾値を超えると、その閾値以下の差分よりもフレームレートが大きく設定されるので、複数設けられた閾値の数だけ撮像素子による撮影のフレームレートを切替えることが可能となる。したがって、被写体の動きの変化の大きさに合わせて、より詳細に撮影したり撮影を省いたりすることができる。
また、被写体の動きが所定の大きさより大きい動きであれば無条件で全て撮影してしまう撮影方法と比べて、記憶部19の容量の過剰な使用を防ぐことができる。
また、被写体の動きが所定の大きさより大きい動きであれば無条件で全て撮影してしまう撮影方法と比べて、記憶部19の容量の過剰な使用を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、予め最低のフレームレートに設定して徐々にフレームレートを高くしていくこととしたが、これに代えて、予め最高のフレームレートに設定して徐々にフレーンムレートを下げていくこととしてもよい。また、連写撮影中に、差分の大きさに応じてフレームレートを高くしたり低くしたりすることとしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記各実施形態においては、画像処理部17による画像処理後の画像データの差分を算出することとしたが、これに代えて、画像処理前の画像データの差分を算出することとしてもよい。この場合、現画像データに対する画像処理前の直前画像データを記憶部19に保存しておくこととすればよい。
例えば、上記各実施形態においては、画像処理部17による画像処理後の画像データの差分を算出することとしたが、これに代えて、画像処理前の画像データの差分を算出することとしてもよい。この場合、現画像データに対する画像処理前の直前画像データを記憶部19に保存しておくこととすればよい。
1 カメラ
15 撮像素子
21 画像比較部
25 全体制御部(撮影間隔設定部)
15 撮像素子
21 画像比較部
25 全体制御部(撮影間隔設定部)
Claims (2)
- 被写体の像を連続して撮影する撮像素子と、
該撮像素子により連続して撮影された2枚の画像の差分を算出する画像比較部と、
該画像比較部により算出された差分が所定の閾値以下の場合には、所定の閾値より大きい場合より前記撮像素子による撮影のフレームレートを小さく設定する撮影間隔設定部と
を備えるカメラ。 - 前記画像比較部が、異なる複数の閾値を備えている請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
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