JP2009135001A - ランプ装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面状に配置された発光源を有するランプを用いて小形かつ薄型の平面的な光源を実現できるとともに、本体の内部圧力を調整することが可能なランプ装置及び照明器具を提供する。
【解決手段】平面状に配置された発光源11aを有するランプ11と;このランプを点灯させる点灯装置16と;前記ランプが取り付けられるホルダ13、点灯装置を収容する空間部Sを形成する収容部T、この収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体30bからなる圧力調整手段30および口金部15gを備えた本体12と;を具備するランプ装置10および照明器具1を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、平面状のランプと、ランプを点灯させる点灯装置とを備えたランプ装置及び照明器具に関する。
従来、屈曲されたバルブを備えた発光管を有する蛍光ランプと、この発光管を点灯させる点灯装置とを一体的に備えた蛍光ランプ装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このような蛍光ランプ装置において、近年、より小型で平面的な光源を得るため、扁平な円盤状の本体内に点灯装置を収容し、この本体の上面に口金体を設けるとともに、本体の下面に沿って平面状に屈曲された発光管を配置し、さらに、これら本体の下面と発光管とをグローブで覆った扁平な円盤状の蛍光ランプ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−283139号公報 特開2007−294428号公報
しかしながら、特許文献2に示される蛍光ランプ装置のように、平面状に屈曲された発光管と点灯装置とを、本体内空間部に収納する構成においては、点灯装置を構成する回路部品、特に寿命末期における回路部品においては、動作中に温度が過度に上昇する場合があり、同部品から構成材料が変質した蒸気が噴出する等の原因により、本体内部の圧力が急激に上昇し、本体が破損、分離する等の不具合が発生する場合がある。
このため、本体に通気孔を設けることで内圧の上昇を抑えることが提案されている。しかし、急激な圧力上昇時には十分な圧力調整が機能しない場合があり、また、圧力調整機能が発揮されるように通気孔を大きくする方法もあるが、塵埃などが侵入し回路部品によるトラッキングなどの新たな問題が発生する恐れがある。
このため、この種、平面状に配置された発光源を有するランプと、ランプを点灯させる点灯装置を扁平な本体内に収納するランプ装置においては、本体内の温度上昇による内部圧力を調整し、如何にして本体の破損、分離等の不具合の発生を防止するかが重要な課題となっている。
本発明は、平面状に配置された発光源を有するランプを用いて小形かつ薄型の平面的な光源を実現できるとともに、本体の内部圧力を調整することが可能なランプ装置及び照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のランプ装置の発明は、平面状に配置された発光源を有するランプと;このランプを点灯させる点灯装置と;前記ランプが取り付けられるホルダ、点灯装置を収容する空間部を形成する収容部、この収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体からなる圧力調整手段および口金部を備えた本体と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、平面状に配置された発光源を有するランプと、このランプを点灯させる点灯装置と、ランプが取り付けられるホルダ、点灯装置を収容する収容部および口金部を備えた本体により、小形かつ薄型の平面的な光源を実現できる。また、点灯装置を収容する収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体からなる圧力調整手段により、本体の内部圧力を調整することが可能となる。
平面状に配置される発光源は、蛍光ランプバルブや発光ダイオードチップ、EL素子等が用いられ、発光源を有するランプとしては蛍光ランプ、LEDユニット、ELユニット等が許容される。
点灯装置は、例えば、10kHz以上の高周波電力を印加して蛍光ランプを点灯させる電子部品を主体としたインバータ回路からなる回路基板で構成してもよい。
本体は、ホルダ、口金体および口金部により構成され、ホルダは、導電性及び熱伝導性の良好なアルミニウム(Al)、銅(Cu)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)の少なくとも一種を含む金属、あるいは窒化アルミニウム(AlN)、シリコーンカーバイト(SiC)などで構成してもよい。さらには高熱伝導樹脂等の合成樹脂で構成してもよい。
口金体は、電気及び熱絶縁性を有する合成樹脂、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の安価なエンジニアリングプラスチックで構成することが好ましいが、上記に列記した金属で構成してもよい。
圧力調整手段は、点灯装置を収容する収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると空間部を開放して圧力を低下させるもので、例えば、空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通するように収容部に設けられた蓋体からなる手段が許容される。収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れる手段は、例えば、凹部と凸部、または、凹溝と凸状部との係合部により形成し、これらの係合が所定の内部圧力値を超えると解除されることにより構成してもよい。また、係合部はネジ結合で構成されていても、さらには接着剤で結合されたものであってもよい。
ランプを覆う グローブは、透明あるいは光拡散性を有する透光性のガラスや合成樹脂により構成されることが許容される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のランプ装置において、前記圧力調整手段は、蓋体が空間部が外部と連通して開放するように外された状態で、蓋体を係止する係止手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、圧力調整手段により蓋体が外された状態で、蓋体を係止する係止手段により、蓋体が飛び出して脱落することが防止される。
蓋体が外された状態で、蓋体を係止する係止手段は、上述した凹部と凸部、または凹溝と凸状部との係合により構成された係合部を、2重構造とし、内部圧力の上昇で1段目の係合部が外れて圧力を低下させると共に、2段目の係合部で、外れた状態の蓋体を係止して蓋体が脱落することを防止するようにしてもよい。また、蓋体を覆うように係合部とは別個に構成されたストッパー部材等で構成してもよい。
請求項3記載の照明器具の発明は、請求項1または2記載のランプ装置と;口金部に電気的に接続されるソケット部を備えるソケット装置と;を具備することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、平面状に配置された発光源を有するランプと、このランプを点灯させる点灯装置と、ランプが取り付けられるホルダ、点灯装置を収容する収容部および口金部を備えた本体により、小形かつ薄型の平面的な光源を有するランプ装置を提供することができる。また、点灯装置を収容する収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体からなる圧力調整手段により、本体の内部圧力を調整することができ、寿命末期等において、本体の破損、分離等の不具合の発生を防止することが可能なランプ装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、圧力調整手段により蓋体が外された状態で、蓋体を係止する係止手段により、蓋体が飛び出して脱落することが防止されるランプ装置を提供することができる。
請求項3記載の照明器具によれば、請求項1または2記載のランプ装置を備えたため、小形かつ薄型の平面的な光源を有する照明器具を実現できると共に、ランプ装置本体の内部圧力を調整することが可能な照明器具を提供することができる。
以下、本発明のランプ装置及び照明器具の一実施形態につき、図1〜図5に従い説明する。
図1において、1は照明器具で、この照明器具は、光源となるランプ装置としての、蛍光ランプ装置10と、この蛍光ランプ装置を、例えば、被設置部である天井面Xに直付するためのソケット装置20を備えている。なお、以下、上下方向などの方向は、照明器具1を水平な天井面Xに取り付けた状態を基準として説明し、口金体側を上側、グローブ側を下側として説明する。
まず、蛍光ランプ装置10の構成につき説明する。蛍光ランプ装置は、いわゆる安定器を内蔵した蛍光ランプで、平面状に配置された発光源としての発光管を有する蛍光ランプ11と、扁平な円形をなす本体12からなり、本体はホルダ13、仕切板14、口金体15及び点灯装置16で構成し、さらに蛍光ランプ11を覆う透光性のグローブ17を有する。
蛍光ランプ11は、全体として平面状をなす発光管11aを備え、この発光管は、3本のU字状に屈曲されたバルブ11b、11c、11dを連通管11eで順次接続し、1本の連続した放電路を形成している(図2)。放電路は複数の放電路を構成していてもよい。
各バルブは、ガラス製の断面略円形で筒状の管体が中間部で屈曲された屈曲部と、この屈曲部に連続する互いに平行な一対の直管部とを備え、各直管部が互いに平行で、かつ、同一平面上に位置するように配置される。なお、中央のバルブ11cの直管部の長さが最も長く、両側のバルブ11b、11dの外側の直管部の長さは最も短く形成される。蛍光ランプ11の輪郭は、その中央領域で大きく、周縁方向に小さくなるように、本体12の扁平な円形に近似させるように、略円板状で平面状の光源を構成するように形成される。
各バルブの内面には、例えば3波長形の蛍光体が設けられ、内部にアルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、あるいはクリプトン(Kr)などの希ガスや水銀などを含むガスが封入される。
放電路の両端に位置する両側のバルブ11b、11dの各端部には、ステムシールあるいはピンチシールによって一対の電極11f、11fが封装される。また、両側のバルブ11b、11dの各一端部には、排気管が形成されている。
さらに、電極を有しない中央のバルブ11cの一端部には、排気管よりも長く、例えば5〜20mm直線状に延設されたガラス管であるアマルガム専用細管11gが設けられている。このアマルガム専用細管11gの先端部には、アマルガムが封入され、両側のバルブ11b、11dの一端部の電極のウエルズには、水銀吸着放出作用を有する補助アマルガムが取り付けられて封入されている。上記構成の各バルブは、シリコーン樹脂等の耐熱性の接着剤であるランプ接着手段Bで後述するホルダ13下面のランプ取付面13cに沿い、平面状をなすように取り付けられる。
本体12は、平面略円形で、互いに組み合わされるホルダ13、仕切板14および口金体15を備え、内部に後述する点灯装置16を収容するための空間部Sを形成する収容部Tを構成する。ホルダ13は上記構成の発光管11aを取り付けるための部材で、熱伝導率が約170W/m・Kの熱伝導性の良好な金属であるアルミニウムで構成した略円盤形状をなし、円板状をなすカバー基板部13aと、このカバー基板部の外周部に連続するカバー縁部13bとを一体に形成する。カバー基板部の下面が平面状のランプ取付面13cとなる。
カバー基板部13aの上面には、円筒状の3本のねじ受けを等間隔に一体に形成し、後述する口金体15を支持するための支持部13dを形成する。カバー縁部13bの上面には、全周にわたり段部13eを形成し、この段部の内面を下方に段状に凹設して内周面に空間を形成する。この環状をなす空間は、後述する口金体15の係合受部15cを嵌合するための口金体保持部13fを構成する。カバー縁部13bの下方は、下面を開口した断面略逆V字状をなす環状の溝をなし、外周面は上面の段部13eに向かって径寸法が小さくなるように上方に傾斜させる。断面略逆V字状をなす環状の溝は、グローブ17が取り付けられる取付受部13gを形成している。
なお、カバー縁部13bにおける段部13eの高さは、後述する口金体15の口金体基板部15aの上面に沿った面a−a以下とし、段部の上端部が口金体基板部の上面から突出しないようにする。段部13eと口金体15の口金体基板部15aの上面に沿った面a−aとの間隔寸法hは、5mm以上にするとよい。
これにより、蛍光ランプ装置10のソケット装置20への装着に際して、段部13eがソケット装置に干渉することを防止して装着作業を支障なく円滑に行うことができる。
仕切板14は、耐熱性で電気及び熱絶縁性を有する材料、本実施例ではPBT(ポリブチレンテレフタレート)で形成された略皿状の円盤状の樹脂絶縁仕切部材をなすもので、円板状をなす仕切板基板部14aと、この仕切板基板部の上面の中央部に設けられた点灯装置取付部14bからなる。仕切板基板部14aには、その上面に、上記ホルダ13の円筒状のねじ受けをなす支持部13dに嵌合される円筒状をなす3本の取付部14cを一体に形成し、さらに仕切板基板部の外周部に仕切板縁部14dを一体に形成する。仕切板基板部14aは、ホルダ13のカバー基板部13aの上面に密着し、あるいは所定の間隔を介して対向して配置され、本実施例では、カバー基板部13aの上面に断熱用の空間Pを形成し、周辺部が密着して重ねられるようになっている。
口金体15は、外囲ホルダをなす部材で、耐熱性で電気及び熱絶縁性を有するPBT(ポリブチレンテレフタレート)で形成された略椀状をなす円盤状で、円環板状をなす口金体基板部15aと、この口金体基板部の内側の縁部から円筒状をなして上側中央に突設された天板部を有する内筒部15bとを一体に形成する。この口金体15の天板部は、蛍光ランプ装置10を、例えば、天井面Xに直付するためのソケット装置20に設置した場合、被設置部である天井面Xに対向する面となる。
この天板部に、本体12の収容部T内の空間部Sが所定の内部圧力値を超えると空間部が外部と連通し、圧力を低下させるための圧力調整手段30が設けられる。圧力調整手段は、空間部Sが所定の内部圧力値を超えると係合部30aの係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体30bで構成する。
蓋体30bは、天板部と別体構成の皿状をなす形状に構成し、外側面全周に係合部30aの一方を構成する凹溝30cを一体に形成する。この凹溝は上端に鍵状をなす第1の係合段部30c1を形成すると共に、この係合段部の下方に連続して第2の係合段部30c2を形成する。
この第2の係合段部30c2は、蓋体30bの下端部に形成された傾斜部からなるガイド部30dに連続して鍵状に形成される。
係合部30aの他方は、口金体15の内筒部15bの上端部内周面全周に突出して一体に形成された凸状部30eで構成する。この凸状部は、断面が鍵状をなし、係合部30aの一方を構成する第1の係合段部30c1と第2の係合段部30c2に係合する。
すなわち、蓋体30bの傾斜したガイド部30dを内筒部15bの凸状部30eに当てながら押し込み、凸状部を第1の係合段部30c1に係合させて蓋体30bを口金体15の内筒部15に嵌め込み固着する(図1(b))。
また、本体の空間部Sの内部圧力が所定値を超えた際に、その圧力で凸状部30eと第1の係合段部30c1との係合が解除されて蓋体30bが外れ空間部の圧力を低下させる。このとき同時に凸状部30eが第2の係合段部30c2に係止して係止手段31が形成され、外れた蓋体30bが上方に飛び出して口金体15から脱落することが防止される(図1(c))。
また、皿状をなす蓋体の上端周面に、内周面から外周面に貫通するスリット状の通気孔30fを形成する。通気孔は周面に等間隔に3箇所程度設ける。この通気孔30fは、蓋体30bを口金体15の内筒部15bに嵌め込み固着した状態では内筒部15bによって塞がれ(図1(b))、係合部30aの係合が外れて蓋体30bが上方に飛び出した際に、収容部Tの空間部Sと外部を連通させるように位置させて形成し、空間部Sと外部をより確実に連通させる作用をなす(図1(c))。
また、口金体15の口金体基板部15aの下面の外周部からは、ホルダ13の環状の空間からなる口金体保持部13fに嵌合される円筒状の係合受部15cが一体に形成され、さらに、係合受部15cの内周側には、ホルダ13のねじ受けをなす支持部13d及び仕切板14の取付部14cに対向してねじ挿入部15dを一体に形成する。すなわち、ホルダ13のねじ受部となる支持部13dに仕切板14の円筒状の取付部14cを嵌合し、さらに口金体15のねじ挿入部15d先端のボス部分を上方から取付部14cの穴に嵌合し、支持部13dの上端面に当接する。
この状態で固定手段であるネジ15eをねじ挿入部15dから挿入してねじ込み、ホルダ13と口金体15を、仕切板14を挟んだ状態で固定する。同時に、口金体基板部15a外周に形成された係合受部15cが口金体保持部13fに嵌め込まれ、仕切板14を挟持した状態で、ホルダ13と口金体15とがネジ15eの締め付けで一体化される。この状態で収容部Tの空間部Sが気密状態に閉塞されると共に、ホルダ13のカバー縁部13bと段部13eが外部に露出した状態で固定される。
また、本体12には、上記ネジに15eによる固定手段を、さらに補強する補助固定手段40を設ける。すなわち、口金体15の口金体基板部15aには、3本のねじ挿入部15dおよび後述する口金ピン15gを避けた位置3箇所に、接着剤挿入用の注入孔40aを形成する(図1(a)、図4)。注入孔40aは、口金体基板部15aの下面に一体に筒状をなして形成され、また、この注入孔に対向する仕切板14に一体に筒状をなして挿入孔40bが形成される。この挿入孔40bに注入孔40aを構成する筒部を挿入して、注入孔から挿入孔さらに仕切板14を支持したホルダ13の板面に至る連続した接着用の孔を形成する。
この孔にシリコーン樹脂などの耐熱性の接着剤を、注入孔からホルダの板面に至るまで十分に注入する。これにより、口金体15、仕切板14およびホルダ13が接着剤で強固に固着され、上記ネジ15eによる固定手段を、さらに補強する補助固定手段40が構成される。
上記により、蛍光ランプ装置10の本体12を簡易かつ強固な構造で構成でき、蛍光ランプ装置の品質を向上することができる。
また、口金体15の口金体基板部15aには3本のねじ挿入部15dおよび接着剤の注入孔40aを避けた位置に、径方向に口金ピン装着部15f一対を一体に形成する(図3、図4)。各口金ピン装着部は口金ピン15gを装着するもので、上下に貫通する円孔状をなすが、段部を有して上側部よりも下側部の径寸法が大きく、下側から挿入された口金ピン15gは上側に抜けずに保持される。
口金ピン15gは本発明の口金部を構成するもので、導電性を有する金属により構成され、円柱状をなす軸部15hが口金体15の口金ピン装着部15fに挿入され、プラグ部15iは口金体15の口金体基板部15aの上側に突出し、ソケット装置20の給電孔に挿入されて接続金具に電気的及び機械的に保持されるようになっている。
なお、口金体の内筒部15bの外径寸法Aは、ソケット装置20の本体収容部内に挿入可能に形成されている。また、内筒部15bの外周面には、ソケット装置20の係合保持部に係脱可能に係合して保持される略L字状の係合保持受部(図示せず)が凹設して形成されている。
点灯装置16は、本体12の収容部Tの空間部Sに収納されもので、回路基板16aと、この回路基板の片面あるいは両面に実装された電気部品16bとを備えてインバータ回路である安定器を構成している。電気部品16bは、回路基板の上面に配置されるコンデンサやインダクタなどの高さのある部品と、回路基板の下面に実装される図示しない高さの低い面実装部品とを備えている。電気部品16bを実装した回路基板16aは、仕切板14の点灯装置取付部14bに上側から圧入し係合して機械的に支持される。なお、この点灯装置16の入力端子は口金ピン15gと電気的に配線接続され、出力端子は上述の発光管11aの各電極に接続される。
グローブ17は、光拡散性を有する透光性を有する乳白色のガラスで構成され、上側に開口部17aを設けた扁平な曲面形状に形成されている。開口部17aを囲む縁部は、上側に向かう側壁部17bとなるとともに、この開口部の下方に対向する正面は、滑らかな曲面状に形成されている。これら側壁部17bと正面を連設する外周部は、開口部17aよりも外周側に膨出して形成され、膨出部の外面は下方から上方に向かい径寸法が上方に向かって小さくなる傾斜面になっている。
次に、上記に構成された蛍光ランプ装置10の組み立て方法につき説明する。
まず、ホルダ13のカバー基板部13aの上側に仕切板14を被せ、必要に応じて接着する。次に、仕切板14に点灯装置16を支持し、仕切板14の上側から口金ピン15gを圧入し、口金ピンを仕切板に機械的に取り付けるとともに、口金ピン15gと点灯装置16の入力端子部とを電気的に接続する。
次に、ホルダ13のカバー基板部13a下面のランプ取付面13cに沿って蛍光ランプ11を配置し、ランプ接着手段Bであるシリコーン樹脂などの耐熱性の接着剤を用いて発光管のバルブ11b、11c、11dをランプ取付面13cに接着し固定する。そして、蛍光ランプ11の電極のリードワイヤをホルダ13及び仕切板14の上側に導出用の孔を介して導出し、点灯装置16の出力端子に接続する。
次いで、ホルダ13の上側から口金体15を被せ、係合受部15cをホルダの環状の空間をなす口金体保持部13fに嵌合する。この状態で、各口金ピン15gのプラグ部15iが口金体の口金体基板部15aの上側に突出してセットされる。また、この状態で、本体12の内側に空間部Sを形成する収容部Tが構成され、この空間部に点灯装置16が収容される。
この状態でネジ15eをねじ挿入部15dから挿入してねじ込み、ホルダ13と口金体15を、仕切板14を挟んだ状態で固定する。さらに、口金体15の口金体基板部15aに形成した3箇所の注入孔40aにシリコーン樹脂などの耐熱性の接着剤を注入し固化させて口金体15、仕切板14およびホルダ13を強固に固着する。
さらに、ホルダ13の下側からグローブ17を被せ、側壁部17bの上端部分を取付受部13gに挿入してシリコーン樹脂などの耐熱性の接着剤で接着する。
このようにして、例えば、外径寸法Aは70mm、高さ寸法は38mm、ホルダ13の段部13eと口金体基板部15aの上面に沿った面a−aとの間隔寸法hを5mm、口金部23はGX53形式、蛍光ランプ11の定格出力は12Wである安定器を内蔵した平面状の蛍光ランプ装置10が構成される。ここで外径寸法Aは、65〜75.2mmにするとよい。
上記に構成された蛍光ランプ装置10は、天井面Xに取り付けられたソケット装置20に装着されて照明器具1を構成する。すなわち、図5に示すように、ソケット装置20は、円筒状をなすケース体20aを備え、このケース体がネジなどで天井面Xに固定されている。また、このケース体20aには、ソケット部を構成する図示しない一対の接続金具が収容され、これら接続金具にそれぞれ天井部に配線された商用交流電源のFケーブルの芯線が電気的に接続されている。
さらに、ケース体20aの下面には、各接続金具に沿って、ソケット部を構成する給電孔20bが形成されている。各給電孔は、ケース体の中心に対して回転対称に位置し、長孔状の溝部の一端に円孔状の拡径部20cが設けられている。ケース体20aの中央部には、上下に貫通する円孔状の本体収容部20dが形成され、この本体収容部の内側壁には中心に向かい、一対の係合保持部20eが突設されている。
上記に構成されたソケット装置20に蛍光ランプ装置10が装着される。すなわち、ソケット装置20の本体収容部20dに、口金体15の内筒部15bを下側から位置合わせして挿入し、さらに、口金部15の口金ピン15gのプラグ部15iを各給電孔20bの拡径部20cに挿入して、蛍光ランプ装置10を所定方向(図5中右回り)に回動させる。
これにより、圧力調整手段30を構成する蓋体30bが、被設置部である天井面Xに対向した状態で、各口金ピン15gのプラグ部15iがソケット装置20の接続金具に電気的及び機械的に接続されると共に、口金体15の係合保持受部がソケット装置の係合保持部20eに係合し機械的に保持される。また、上記取付時の動作と反対方向に蛍光ランプ装置10を回動させることにより、蛍光ランプ装置はソケット装置から容易に取り外すことができる。
次に上記に構成された照明器具の作動につき説明する。上記のように蛍光ランプ装置10をソケット装置20に装着すると、蛍光ランプ装置に商用交流電源が供給され、内蔵した点灯装置16のインバータ回路により蛍光ランプ11の発光管11aが高周波で点灯される。
蛍光ランプが点灯すると、発光管11aの温度が上昇し、発生した熱は、ホルダ13のランプ取付面13cから口金体15に収納された点灯装置16側に伝達される。しかし、ホルダ13は、カバー縁部13bと段部13eが外部に露出した状態で支持されているので放熱フィンとしての機能をなし、常に外気により冷却されホルダに伝達された熱は順次外部に放出され、点灯装置16の回路部品側にはあまり伝達されずに温度上昇が抑制される。
これら作用により、点灯装置16の電気部品16bが発光管11aの直上に配置されて点灯装置16と発光管11aとが構造上近接し、電気部品の温度が高くなりやすい、平面的な蛍光ランプ装置においても、ホルダ13を放熱構造として兼用することにより、発光管11aから伝わる熱を効率良く外部に放熱し、点灯装置16の部品温度を低下させ、点灯装置の寿命が短くなることが抑制される。
また、蛍光ランプ11の出力を大きくした場合にも、効率良く放熱して点灯装置16の部品温度を十分に低下させることができ、点灯装置を収納する口金体15の全体を金属で形成するよりも、点灯装置の部品温度を十分に低下できる。その結果、口金体15を安価な樹脂で構成することが可能となり、加工性を良好にして製造コストを低減できる。
本実施例の蛍光ランプ装置10は、上記のように寿命が長く長期間にわたり使用することができるが、特に寿命末期における回路部品においては、動作中に温度が過度に上昇する場合があり、同部品から構成材料が変質した蒸気が噴出する等の原因により、本体内部の圧力が急激に上昇し、本体が破損、分離する等の不具合が発生する恐れがある。
しかし、本実施例の蛍光ランプ装置によれば、本体12の天板部に、点灯装置を収容する収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体からなる圧力調整手段30が設けられ、口金体15と蛍光ランプ11を支持するホルダ13との嵌合が外れる恐れがない。
すなわち、寿命末期に万一、回路部品16bの温度が異常に上昇して本体12の空間部Sが所定の内部圧力値を超えると、本実施例では、引っ張り強度90〜150Nの圧力値を超えた場合、その圧力で圧力調整手段30を構成する蓋体30bの内面が押圧される。これにより、係合部30aの凸状部30eと第1の係合段部30c1との係合が解除されて蓋体30bが外れて空間部Sの空気が抜け、圧力を低下させる。このとき同時に、通気孔30fにより空間部Sと外部が連通されて空間部の圧力を確実に低下させる。また、凸状部30eが第2の係合段部30c2に係止して、外れた蓋体30bが天井面Xなどに飛び出すことが防止される(図1(c))。
この際、本体を構成する口金体15とホルダ13は、ネジ15eによる固定手段と、接着剤による補助固定手段40で強固に固着されているので、圧力調整手段30のみが作動し、口金体15とホルダ13の結合部が内部圧力で圧力調整手段30の作動より先に外れることはない。
以上、本実施例によれば、蛍光ランプ11の輪郭は、その中央領域で大きく、周縁方向に小さくなるように、本体12の扁平な円形に近似させるように、略円板状で平面状の光源を構成するように形成し、このランプを点灯させる点灯装置と、点灯装置を収容する口金体を備えた扁平な本体により、小形かつ薄型の平面的な光源を有する蛍光ランプ装置を提供することができる。
本体12の天板部には、本体12の空間部Sにおける所定の内部圧力値以上で空間部を開放し、圧力を低下させるための圧力調整手段30を設けたので、蛍光ランプ装置本体の内部圧力を調整することが可能となり、寿命末期等に、万一、回路部品16bの温度が異常に上昇しても、口金体15とホルダ13との結合が外れたりする恐れがない。この際、通気孔30fにより空間部Sと外部が連通されて空間部の圧力を確実に低下させることができる。
同時に圧力調整手段30を構成する係合部30aの凸状部30eが第2の係合段部30c2に係止して外れた蓋体30bが天井面Xなどに飛び出すことが防止され寿命末期等においても安全な蛍光ランプ装置を提供することができる。
本体12を構成する口金体15とホルダ13は、ネジ15eによる固定手段と、接着剤による補助固定手段40で強固に固着されているので、口金体15とホルダ13の結合部は、内部圧力で圧力調整手段30の作動より先に外れることがなく、圧力調整をより確実に作動させることができる。
圧力調整手段30は、被設置部である天井面Xに対向する面となる天板部に設けたので、圧力調整手段を構成する蓋体30bが、万一外れて飛び出した場合でも、天井面に当たる程度であり室内等の外方に飛び散ることがなく安全である。
圧力抜きのための大きな通気孔を形成する必要がなく、長期の使用にわたっても塵埃などが本体内の侵入することがなく回路部品によるトラッキングなどの問題が発生する恐れもない。収容部Tの空間部Sと外部を連通して空間部の圧力を確実に低下させるための通気孔30fは、通常は閉塞されているので塵埃等が本体内に侵入する恐れがない。
さらに、蛍光ランプ11の発光管11aは、本体12とグローブ17との間の狭い空間に配置され、さらに、点灯装置16に近接してランプ取付面13cに沿って配置されているため、温度が上昇しやすくなるが、ホルダ13は熱伝導性の良好な材料であるアルミニウムで形成され、さらに、発光管11aを接着して保持するカバー基板部13aに一体に形成されたカバー縁部13bと段部13eが、本体外部に露出するように構成され放熱フィンとしての機能をなしている。
このため、発光管11aで発生した熱は効果的に外部に放熱され、蛍光ランプ装置10全体の温度を低下させることができる。同時に点灯装置16の電気部品側にはあまり伝達されずに温度上昇が抑制され、点灯装置の上限規格温度を容易に満足させることができ、電気部品の信頼性を向上させることができる。
ホルダ13のカバー縁部13b外周面は、傾斜面としたため表面積が向上し、放熱性をより一層向上させることができる。
また、蛍光ランプ11と点灯装置16との間に、熱伝導性の低い合成樹脂からなる仕切板14を配置したため、蛍光ランプの熱による点灯装置への熱的影響を、さらに抑制することができ、点灯装置16の上限規格温度をさらに容易に満足させ、より一層の信頼性向上を図ることができる。
蛍光ランプ11の発光管11aとホルダ13をシリコーン樹脂製のランプ接着手段Bで接着したため、蛍光ランプ11の熱を効率良くホルダ13に伝えることができる。
このように、点灯装置16に実装されている各種電気部品の上限規格温度を容易に満足し、本体12の温度を低下させるなど、熱的な問題を解決できるため、さらに高出力の蛍光ランプ装置を構成することも容易になる。
また、本実施例のホルダ13のカバー縁部13bは、全周にわたり段部13eを形成し、図7に示す従来例のように、全周にわたり上方に一体にフィン状をなすエッジ部50を形成していない。このため、ホルダ13の上面を開放させることができ、効率よく放熱することができる。合わせて使用材料の削減も可能となる。同時に段部13eと口金体基板部15aの上面に沿った面a−aとの間隔寸法hを5mm以上とすることができ十分な間隔寸法を確保することができる。これにより、蛍光ランプ装置10のソケット装置20への装着に際してホルダ13がソケット装置に干渉することが確実に防止される。
これに対し、図7に示す従来例では、フィン状をなすエッジ部50が口金体15の点灯装置16を収容する部分を覆うため、点灯装置部の温度低減には十分な効果が得られない。また、エッジ部50先端と口金体基板部15aの上面に沿った面a−aとの間隔寸法hは、約1.78mmで十分な間隔寸法を確保することが難しくなり、ホルダ13がソケット装置20に干渉する恐れがある。なお、従来例を示す図7には、図1〜図6と同一部分に同一符号を付し、詳細な説明は省略した。
蛍光ランプ11に近接して配置されるホルダ13は、導電性を有する金属製であるため、蛍光ランプに対して近接導体として機能し、蛍光ランプの始動特性も向上させることが可能となる。
本体12における口金体15などの温度を容易に低下させることができるため、蛍光ランプ装置10を天井面Xなどに設置した場合、被設置面に対する熱による変色などの影響を抑制できる。
本体12は、ホルダ13と口金体15とで外郭が構成される、いわゆる2ピース構成であり、構造を簡略化できるとともに組み立て作業を簡略化でき、製造コストを低減できる。
以上、本実施例において、外部に連通する小さい貫通孔からなる通気口を口金体15などに設けることにより、点灯装置16、口金体15、ホルダ13などの温度を低減するようにしてもよい。また、この小さい通気孔により、通常点灯時の温度上昇による本体内部の圧力調整を行い、寿命末期等の急激な温度上昇による圧力調整を蓋体30bからなる圧力調整手段30によって行うようにしてもよい。
本実施例において、圧力調整手段30を構成する係合部30aの凹溝30cは、蓋体30bの外側面全周に、また凸状部30eは口金体15の内筒部15bの上端部内周面全周に形成したが、図6(a)に示すように、複数に分割した凹溝30c´および凸状片30e´で構成してもよい。
補助固定手段40を構成する接着剤の注入孔40aは、円形の貫通孔で構成したが、図6(b)に示すように、長孔(長溝)40a´で構成し、注入する接着剤の量を多くできるようにして固定強度をさらに増すようにしてもよい。また、補助固定手段は、接着剤による固定手段に限らず、例えば、ネジによる固定手段のネジ数を増加させる等の手段で構成してもよい。
図6(c)に示すように、放熱作用を行うホルダ13の段部13eの上面全周に、凹溝aを形成し放熱面積を増加させるように構成してもよい。
また、発光管11aを保持するホルダ13を熱伝導率170W/m・Kのアルミニウムで構成したが、8W/m・K以上を有している樹脂で構成してもよい。さらに、ホルダ13の材料は、熱伝導率10W/m・K以上の材料を使用するのが好ましい。例えば、銅(Cu)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)の少なくとも1種を含む金属あるいはセラミック等、さらには高熱伝導樹脂等の合成樹脂でホルダ13を構成することにより、温度を低減する効果を確保できる。
さらに、ホルダ13のカバー縁部13bおよび段部13eの外周面に放熱性を向上する処理を施し、各部の温度低下を図ることができる。例えば、アルミニウム製のホルダ13の全面に白色のメラニンフェノールを塗布することにより、ホルダ13のカバー縁部13bおよび段部13eの外周面では、輻射を効率良く行い各部の温度低下を図ることができるとともに、グローブ17に覆われたランプ取付面13cなどの部分については、反射率を向上して効率良く照明できる。
断熱手段である仕切板14は、ガラスウールや発泡ウレタン等の断熱性材料で構成することにより、点灯装置16及び口金体15などの温度を低減する効果を確保できる。
蛍光ランプ11の発光管11aなどの形状は、3本のU字状のバルブ11b、11c、11dを連通管11eで順次接続した、所謂3Uの構成にしたが、4U、6U等でも、さらには渦巻き形状など種々の形状を採ることができる。
本実施例では、天井面Xの下面に直付け設置される照明器具1について説明したが、この構成に限らず、天井面に形成された円孔に埋込設置されるソケット装置を用い、ダウンライト式の照明器具を構成することもできる。また、天井面への取り付けに限らず、壁面取り付け、あるいはソケット装置を天井面から吊り下げることもできる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の一実施形態における蛍光ランプ装置を備えた照明器具を示し、(a)は縦断面図、(b)は圧力調整手段(図1(a)のA部)を拡大して示す断面図、(c)は圧力調整手段が作動した状態を示す断面図。 同じく照明器具を示す横断面図。 同じく照明器具を示す図2A−A線に沿う断面図。 同じく照明器具を示す上面図。 同じく照明器具の蛍光ランプ装置をソケット装置から取り外した状態を示す斜視図。 同じく蛍光ランプ装置の変形例を示し、(a)は圧力調整手段の変形例を示す斜視図、(b)は補助固定手段の変形例を示す斜視図、(c)はホルダの放熱部分の変形例を示す断面図。 従来例における蛍光ランプ装置の一部を拡大して示す断面図。
符号の説明
1 照明器具
10 ランプ装置
11 ランプ
11a 発光源
12 本体
13 ホルダ
15 口金体
15g 口金部
16 点灯装置
17 グローブ
20 ソケット装置
30 圧力調整手段
30b 蓋体
30a 係合部
31 係止手段
40 補助固定手段
X 被設置部
T 収容部
S 空間部

Claims (3)

  1. 平面状に配置された発光源を有するランプと;
    このランプを点灯させる点灯装置と;
    前記ランプが取り付けられるホルダ、点灯装置を収容する空間部を形成する収容部、この収容部内の空間部が所定の内部圧力値を超えると係合が外れて空間部が外部と連通して開放するように収容部に設けられた蓋体からなる圧力調整手段および口金部を備えた本体と;
    を具備することを特徴とするランプ装置。
  2. 前記圧力調整手段は、蓋体が空間部が外部と連通して開放するように外された状態で、蓋体を係止する係止手段を有することを特徴とする請求項1記載のランプ装置。
  3. 請求項1または2記載のランプ装置と;
    口金部に電気的に接続されるソケット部を備えるソケット装置と;
    を具備することを特徴とする照明器具。

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JP2014063755A (ja) * 2013-12-05 2014-04-10 Toshiba Lighting & Technology Corp ランプ装置および照明装置

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