JP2012113907A - 非常用照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力化、小型化および製造コストの低減を図ることが可能な電源別置型の非常用照明器具を提供する。
【解決手段】非常時に外部の予備電源から電力の供給を受けて器具本体1に備えた光源部3を点灯する電源別置型の非常用照明器具10であって、光源部3としてLED3aを備え該LED3aを一表面5a側に実装する配線基板5と、LED3aを点灯させる点灯回路の回路部品4を実装する回路基板4aと、該回路基板4aを内部2gに収納するとともに、外側に該外側の一面2fと配線基板5の他表面5b側と対向して配線基板5を保持する樹脂ケース2と、光源部3を露出させる開口部1aを備え樹脂ケース2を収容する器具本体1とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源の停電時に点灯する非常用照明器具に関する。
従来より、建物などには、火災や地震などの災害発生時に起きる商用電源の停電で周囲の状況を把握できなくなり避難が困難になることを防止するため、避難通路の照度を確保する非常用照明器具が設けられている。
この種の非常用照明器具には、光源部と、非常用の予備電源として機能する蓄電池(たとえば、ニッケル水素二次電池など)とを器具本体に内蔵した電源内蔵型の非常用照明器具と、商用電源が停電する非常時に外部の予備電源(たとえば、非常用の直流電源装置など)から電力の供給を受けて器具本体の光源部を点灯する電源別置型の非常用照明器具とがある。
ここで、電源別置型の非常用照明器具は、たとえば、病院、映画館、百貨店などの特殊施設やオフィスビルやマンションなどの大規模施設において数百個から数千個も設置される。各非常用照明器具は、光源部を点灯するため、耐火電線などにより外部の予備電源と電気的に接続している。電源別置型の非常用照明器具は、商用電源の停電時に予備電源が即時に起動し所定の時間(たとえば、30分)の間、予備電源から耐火電線を介して電力の供給を受け、光源部を点灯することが可能に構成している。
電源別置型の非常用照明器具は、電源内蔵型の非常用照明器具のように、各非常用照明器具の器具本体に蓄電池を内蔵していない。そのため、電源別置型の非常用照明器具は、電源内蔵型の非常用照明器具のように、蓄電池の寿命に伴い各非常用照明器具それぞれから個別に蓄電池を取り出して交換する作業が必要でない。電源別置型の非常用照明器具は、非常用照明器具に共通の外部の予備電源を保守点検などするだけで済む。そのため、電源別置型の非常用照明器具は、電源内蔵型の非常用照明器具を数百個から数千個設置させた場合と比較して、数百個から数千個にもおよぶ個別の非常用照明器具の各蓄電池を点検交換する手間を省くことが可能というメリットがある。
ところで、非常用照明器具は、一般に、光源部としてハロゲン電球やシリカ電球などの白熱電球が使用されている。そのため、非常用照明器具は、消費電力(たとえば、ハロゲン電球では、40W)が大きい。非常用照明器具を数百個から数千個も設置する場合、電源別置型の非常用照明器具と電気的に接続される予備電源は、電源容量が比較的大きなものを必要とし、電源別置型の非常用照明器具の設置時における初期費用が高くなる傾向にある。また、電源別置型の非常用照明器具と電気的に接続する電源容量が大きな予備電源は、予備電源自体の大きさが大型であるため、予備電源の設置場所を確保するのが難しいという問題も生ずる。
また、非常用照明器具を天井材に設置した場合、非常用照明器具は、器具本体直下から所定の半径内の床面の水平面照度を所定の照度以上とできるようにすることが求められる。光源部にハロゲン電球などを用いた非常用照明器具では、器具本体から照射される軸上光度が低く、且つ周囲にいくほど光度が高くなるような配光特性を得られる反射鏡が必要となる。また、光源部にハロゲン電球などを用いた非常用照明器具は、ハロゲン電球などの寿命を考慮して定期的に取り替え可能なようにソケットが必要となる。そのため、電源別置型の非常用照明器具は、電源内蔵型の非常用照明器具のように、蓄電池が内蔵されていないにもかかわらず、器具本体の高さ方向の寸法を小さくすることが難しい問題がある。
ところで、近年、ハロゲン電球などと比較して、長寿命で小型且つ、低消費電力であるLEDを光源部として備えた照明器具が開発されている。ここで、非常用照明器具ではないが、光源部としてLEDを備えた照明器具として、たとえば、図4に示すように、ランプ装置30と、ランプ装置30の口金部35が挿入される嵌合孔を備えたソケット装置13と、ソケット装置13が当接する平板部17および平板部17と繋がった反射板部18を備えた器具本体12とを有するダウンライトが知られている(たとえば、特許文献1)。
ここで、ランプ装置30は、光源部として複数個のLED32を備え、これらLED32を一表面側に実装する配線基板48と、LED32を点灯する点灯回路の回路部品50を実装する回路基板49と、配線基板48の他表面36側と回路基板49側とを密着させる平円盤状の金属部品39とを有し、熱伝導接続手段たる螺子42によって金属部品39をランプ装置本体31に螺子止めしている。
上述の特許文献1のランプ装置30は、金属部品39がランプ装置本体31の金属部38である外周部40の接触面41に当接している。ランプ装置30は、リード線51を介して回路基板49と電気的に接続したランプピン45の径大部47を、ソケット装置13の接続孔に挿入して固定するとともに電気的に接続している。このとき、ランプ装置30は、ソケット装置13と当接面43で当接している。なお、ランプピン45は、絶縁材46でランプ装置本体31と電気的に絶縁されている。また、ランプ装置30のランプ装置本体31は、放熱のためアルミダイカスト製としている。
上述の特許文献1のダウンライトを非常用照明器具に応用した場合、非常用照明器具は、光源部としてLED32を備えることで、一般の非常用照明器具におけるハロゲン電球などと比較して、光源部の寿命に伴う交換の手間を少なくすることができる。また、特許文献1のダウンライトを応用した非常用照明器具は、非常用照明器具の配光特性に合わせたハロゲン電球用の反射鏡を用ける必要もない。そのため、特許文献1のLED32を光源部としたダウンライトを電源別置型の非常用照明器具に応用した場合、非常用照明器具を小型化することが可能となる。
ここで、ランプ装置30は、光源部となるLED32の点灯に伴う発熱により、LED32自体の温度が高くなる。LED32は、LED32自体の温度が高くなり過ぎると、熱劣化してLED32の寿命が急激に短くなる特性を備えている。光源部としてLED32を備えた上述の特許文献1のダウンライトでは、LED32の寿命を長寿命(たとえば、2万時間から4万時間)とするため、LED32自体の温度を下げる放熱構造を備えている。すなわち、特許文献1のランプ装置30では、LED32の発熱により生じた熱を配線基板48と接触させた平円盤状の金属部品39および金属部品39をランプ装置本体31に螺子止めする螺子42を介してアルミダイカスト製のランプ装置本体31側に放熱させる構成としている。これにより、特許文献1のランプ装置30は、光源部のLED32の温度を所定の許容温度以下に維持することでLED32の寿命を確保している。
特開2010−129488号公報
しかしながら、上述した特許文献1の光源部としてLED32を備えたランプ装置30では、放熱のためにアルミダイカスト製のランプ装置本体31を使用しているため、製造コストの上昇を招くという問題がある。また、ランプ装置30は、LED32からの熱を外部に放出させるため、LED32からの熱を金属部品39や螺子42を介してランプ装置本体31側に熱伝導させる構造が必要となる。特に、LED32からの熱をランプ装置本体31側に効率よく熱伝導させるため、螺子42の螺子締めに注意を要する。そのため、ランプ装置30は、構造が複雑で製造に手間が掛かり製造コストの上昇を招くという問題がある。
特に、電源別置型の非常用照明器具は、大規模施設などに一度に数百個から数千個も設置されるものであり、より簡単な構造で、製造コストの上昇を招くことなく小型化が可能なものが望まれている。そのため、単純に、光源部としてLEDを備えたダウンライトを電源別置型の非常用照明器具の構成とするだけでは、十分ではない。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、低消費電力化、小型化および製造コストの低減を図ることが可能な電源別置型の非常用照明器具を提供することにある。
本発明の非常用照明器具は、非常時に外部の予備電源から電力の供給を受けて器具本体に備えた光源部を点灯する電源別置型の非常用照明器具であって、上記光源部としてLEDを備え該LEDを一表面側に実装する配線基板と、上記LEDを点灯させる点灯回路の回路部品を実装する回路基板と、該回路基板を内部に収納するとともに、外側に該外側の一面と上記配線基板の他表面側とを対向させて上記配線基板を保持する樹脂ケースと、上記光源部を露出させる開口部を備え上記樹脂ケースを収容する上記器具本体とを有することを特徴とする。
この非常用照明器具において、上記樹脂ケースは、該樹脂ケースの上記一面側から立設した立設部から上記一面と平行方向に突出する突起を備えた保持部を備え、該保持部の上記突起と上記一面との間に上記配線基板の縁部を挟持して上記配線基板を保持していることが好ましい。
この非常用照明器具において、上記配線基板は、上記配線基板の上記他表面側に上記LEDと電気的に接続されたコネクタ接続部を備え、該コネクタ接続部と、上記樹脂ケースの内部に収容した上記回路基板に設けられ上記点灯回路と電気的に接続されたコネクタとが、上記樹脂ケースの貫通孔を通して電気的および機械的に接続されてなることが好ましい。
本発明の非常用照明器具は、低消費電力化、小型化および製造コストの低減を図ることが可能な電源別置型の非常用照明器具を提供することが可能になるという効果がある。
実施形態1の非常用照明器具の概略断面図である。 実施形態2の非常用照明器具の概略断面図である。 実施形態3の非常用照明器具の概略断面図である。 従来の照明器具の概略断面図である。
(実施形態1)
以下、本実施形態の電源別置型の非常用照明器具10を図1に基づいて説明する。なお、図中において同じ部材に対しては、同じ番号を付している。
本実施形態の非常用照明器具10は、非常時に外部の図示していない予備電源(たとえば、複数個の蓄電池を直並列に接続させた非常用の直流電源装置)からの電力の供給を受けて器具本体1に備えた光源部3を点灯する。非常用照明器具10は、有底円筒状の外殻部となる器具本体1と、該器具本体1の内部に収容できるように、外周面2cが器具本体1の内周面1eと相似形で器具本体1よりも若干小さい円柱状の樹脂ケース2とを備えている。また、非常用照明器具10の樹脂ケース2は、光源部3を構成する複数個(ここでは、3個)のLED3aが一表面5a側に実装されたガラスエポキシ樹脂材料からなる配線基板5の他表面5b側を樹脂ケース2の外側の一面2fと対向させて配線基板5を保持している。
樹脂ケース2の内部2gには、LED3aを点灯するための点灯回路の回路部品4が半田などを用いて実装されている回路基板4cを収納している。ここでは、樹脂ケース2の内部2gに収納している回路基板4cは、樹脂ケース2の外側の一面2fと対向して保持させた配線基板5に対して垂直方向に配置している。非常用照明器具10は、配線基板5におけるLED3aが実装された一表面5a側の配線パターン(図示していない)と、LED3aの点灯回路を構成する回路部品4が実装された回路基板4c側とを樹脂ケース2の厚み方向に貫設した貫通孔(図示していない)を通した配線コード15aにより電気的に接続してある。また、樹脂ケース2の内部2gには、非常時に予備電源から電力の供給を受ける耐火電線(図示していない)と電気的に接続可能な端子台8が実装された実装基板8cを収納している。端子台8は、実装基板8c上の図示していない実装パターンと、半田などを用いて電気的に接続させている。実装基板8cの実装パターンは、回路基板4c側と、接続コード8aで電気的に接続させている。端子台8は、LED3aに電力を供給するため、接続コード8a、回路基板4cおよび配線コード15aを介してLED3aと電気的に接続されている。
非常用照明器具10は、樹脂ケース2の内部2gにおいて、回路基板4cと実装基板8cとを対向して配置し、それぞれ樹脂ケース2の固定部(図示していない)で固定している。
配線基板5は、配線基板5の端部側を保持部2bたる螺子により樹脂ケース2の外側の一面2f側に螺子止めして、配線基板5を樹脂ケース2に保持されている。
これにより、本実施形態の非常用照明器具10は、樹脂ケース2の外側の一面2fにLED3aが一表面5a側に実装された配線基板5と、樹脂ケース2の内部2gに収納された点灯回路の回路部品4と、端子台8が実装された実装基板8cとが樹脂ケース2で一体化して構成した光源ユニット11を備えている。また、非常用照明器具10は、光源部3から光が取り出すことができるように、光源ユニット11を器具本体1の開口部1aから器具本体1の内部に収容している。
また、非常用照明器具10は、LED3aからの光を所定の配光とするレンズ9を備えた枠体部6を、器具本体1の開口部1aを覆うように器具本体1の前面側に設けている。枠体部6は、円盤状であって中央部に開口6aが設けられている。枠体部6の開口6aにおける内端部にレンズ9を保持する保持突起部6bが一対設けられている。枠体部6は、レンズ9の外周部に設けられた鍔部9aを枠体部6の開口6aの外周に沿って設けられた一対の保持突起部6b,6bで保持している。枠体部6は、器具本体1に収容された樹脂ケース2と器具本体1との隙間に、該隙間よりも若干厚みが厚く、枠体部6からレンズ9を囲むように突出した円筒状の保持枠6cを挿入して樹脂ケース2や保持枠6cの弾性力により器具本体1と一体化している。
すなわち、本実施形態の非常用照明器具10は、有底円筒状の器具本体1と、LED3aからの光を外部に所定の配光で照射するためのレンズ9を保持する枠体部6とで、光源ユニット11の樹脂ケース2を器具本体1の内部に固定している。なお、非常用照明器具10の光源部3となる複数個のLED3aから照射される光の配光を個別に制御するため複数個の反射部(図示していない)を配線基板5の一表面5a側に別途に設けてもよい。光源部3としてLED3aを備えた非常用照明器具10は、LED3a自体が小型であるため、光源部にハロゲン電球などを用いたものと比較して、レンズ9や反射部を備えていても、小型化を比較的容易に行うことが可能となる。
非常用照明器具10の器具本体1は、器具本体1の開口部1aの開口縁から外方へ延設された外鍔部1bを備えている。また、器具本体1の外側面1cには、非常用照明器具10を造営材たる天井材Cに固定する際に用いられる複数個(ここでは、2個)の板状の取付ばね7,7を設けている。取付ばね7は、取付ばね7の幅方向の端部を挟持する器具本体1の外側面1cに設けられた挟持部(図示していない)に、外形がL字形状の取付ばね7の一端部7aを嵌め込み器具本体1側に係止させている。本実施形態の非常用照明器具10は、天井材Cに貫設された取付孔C1に挿入され、複数個(ここでは、2個)の取付ばね7,7と、器具本体1の外鍔部1bとにより、天井材Cを挟持して固定する。
本実施形態の非常用照明器具10は、外部の上記予備電源と電気的に接続された上記耐火電線を、器具本体1および樹脂ケース2に貫設された図示しない貫通孔を通して端子台8に接続させて、光源部3のLED3aに給電可能としている。
非常用照明器具10の施工にあたっては、端子台8を上記耐火電線と電気的に接続させた後、器具本体1の外側面1cに設けられた各取付ばね7,7の他端部7b,7bを、器具本体1の外側面1c側に近づけるように押し倒した状態で、天井材Cの取付孔C1に挿入する。非常用照明器具10は、器具本体1の外鍔部1bが天井材Cの取付孔C1の周部に当接するまで取付孔C1に押し込まれると、取付ばね7,7が器具本体1の外側面1cから離れる方向に開く。ここで、非常用照明器具10は、取付ばね7の一部が取付孔C1の周部に弾接し、取付ばね7の一部と、器具本体1の外鍔部1bとで天井材Cを挟持することにより、天井材Cに取り付けられる。
こうして天井材Cに取り付けられた本実施形態の非常用照明器具10は、非常時に点灯すると、非常用照明器具10直下から所定の半径内の床面の水平面照度を所定の照度とする。すなわち、非常用照明器具10は、LED3aが発光した光がレンズ9に入射され、レンズ9のレンズ効果により屈折することで、LED3aから照射された光の配光分布よりも、より広い非常用照明器具10の配光分布に適した所定の広角な光を照射するように構成している。
ところで、電源別置型の非常用照明器具10では、LED3aの寿命が、たとえば、100時間程度あればよい。そのため、非常用照明器具10は、一般照明の光源部としてLEDを備えた場合におけるLEDの目標寿命(たとえば、2万時間から4万時間)よりも短く設計することができる。したがって、非常用照明器具10は、光源部としてLEDを備えたダウンライトなどと比較して、放熱用の構造に関し、より簡易な構造とすることができる。
非常用照明器具10は、LED3aを一表面5a側に実装した配線基板5の他表面5b側を、金属材料と比較して一般に熱伝導性が低いが加工性に優れた樹脂ケース2の外側の一面2fと対向して樹脂ケース2に保持させている。すなわち、非常用照明器具10は、LED3aを一表面5a側に実装した配線基板5を樹脂ケース2に保持した場合でも、非常用照明器具10におけるLED3aの寿命を満足するLED3a自体の許容温度にすることができる。
以下、本実施形態の非常用照明器具10の各構成について、より具体的に詳述する。
本実施形態の非常用照明器具10に用いられる器具本体1は、金属材料(たとえば、アルミニウムやステンレスなど)や各種の樹脂材料で構成することができる。器具本体1を金属材料で構成する場合、非常用照明器具10の施工時などに収容する樹脂ケース2が外力により撓んで変形することを抑制することが可能となる。また、器具本体1を金属材料で構成することにより、樹脂材料で形成させたものと比較して、非常用照明器具10の耐火性を向上させることができる。器具本体1は、配線基板5や樹脂ケース2などを備えた光源ユニット11を、枠体部6を用いて器具本体1の内部側に収容させて固定することができる。また、器具本体1には、樹脂ケース2を収容する開口部1aの開口縁から外方へ延設され、非常用照明器具10の天井材C側への固定に利用することができる外鍔部1bを好適に備えているが、器具本体1を天井材Cへ直接、螺子止めする場合などでは必ずしも必要ではない。本実施形態の非常用照明器具10に用いられる器具本体1は、有底の円筒状に形成しているが、円筒状に限られず、有底の矩形筒状や椀形状であってもよい。
本実施形態の非常用照明器具10に用いられる樹脂ケース2は、LED3aが一表面5a側に実装された配線基板5を外側の一面2f側に保持するとともに内部2gに回路基板4cを少なくとも保持することが可能なものである。このような樹脂ケース2は、各種の樹脂材料(たとえば、PBTなど)を用いて射出形成などにより形成することができる。本実施形態の非常用照明器具10に用いられる樹脂ケース2は、器具本体1の内部に収容できるように、外周面2cが器具本体1の内周面1eと相似形で、器具本体1よりも若干小さい内部2gが空洞な円柱状に形成させているが、器具本体1の内部に収容可能であれば、矩形筒状など適宜の形状とすることができる。なお、樹脂ケース2は、たとえば、内部2gが空洞な円柱状の形状に形成させた場合、円柱状の形状を2分割させた一方の半円柱状のケース内に回路部品4を実装させた回路基板4cおよび端子台8を実装させた実装基板8cを収納した後、他方の半円柱状のケースと結合して形成すればよい。樹脂ケース2は、外側の一面2fに配線基板5を保持するとともに内部2gに回路基板4cを収納することで、光源ユニット11として一体に取り扱うことができ、非常用照明器具10の組み立てや設置を簡便に行うことが可能となる。
本実施形態の非常用照明器具10に用いられる光源部3を構成するLED3aは、給電により光を照射することが可能な半導体発光素子である。このようなLED3aとして、たとえば、青色光や紫外線を発するLEDチップと、該LEDチップから放射された光エネルギーにより励起されて、より長波長の光を放射する粒子状の蛍光体(たとえば、青色光により励起され発光波長域がブロードな黄色系の光を放射する蛍光体や紫外線により励起され青色、緑色および赤色をそれぞれ発光可能な3種類の蛍光体など)が含有された色変換部材とを備えることで、白色光などの混色光を照射させることができる。
LED3aの構造は、図示しないが、たとえば、LEDチップから放射された光の配光を制御するドーム状に形成され、パッケージ基板との間に、上記LEDチップを収納する形で、上記パッケージ基板の一表面側とで囲まれた空間で上記LEDチップおよび該LEDチップと電気的に接続されたボンディングワイヤを封止した透光性材料(たとえば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂やガラスなど)からなる封止部と、パッケージ基板の上記一表面側から上記封止部を覆う形で配設され上記LEDチップから放射され上記封止部を透過した光によって励起され上記LEDチップとは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料により、ドーム状に形成された色変換部材とを備えたものを用いることができる。また、上記色変換部材と上記封止部の表面との間には、空気層を備えて形成することもできる。
ここで、LED3aは、たとえば、発光層に青色光を放射するInGaNなどの窒化ガリウム系化合物半導体を用いたLEDチップと、青色光を吸収して補色となる黄色光などを放射するEuで付活された(Sr,Ba)SiOなどの希土類でドープされた珪酸塩系の蛍光体、Ceで付活されたYAl12やCeで付活されたTbAl12などの希土類でドープされたアルミネート系の蛍光体などが透光性材料中に含有された上記色変換部材とを用いることで白色光を得ることができる。
さらに、LED3aは、上記色変換部材を用いる代わりに蛍光体を含有しない透光性部材で、赤色光を発光する赤色LEDチップ、緑色光を発光する緑色LEDチップおよび青色光を発光する青色LEDチップを覆った構成として、白色光を発光させることもできる。このような、LED3aは、リフロー半田付けなどにより、配線基板5の一表面5aの上記配線パターンに表面実装するとともに電気的に接続させることができる。
このほか、LED3aは、ベアチップとなるLEDチップでもよいし、LEDチップを合成樹脂などのパッケージで被覆させ外部に給電のためのリード端子が設けられた表面実装型発光ダイオードなどを用いてもよい。
非常用照明器具10に用いられるLED3aは、所望に応じて配線基板5の一表面5a上に複数個設けることができ、各LED3aを配線基板5の一表面5a側の上記配線パターンを用いて電気的に直列接続、並列接続や直並列接続させてもよい。配線基板5の一表面5a側のLED3aは、平面視において、マトリックス状、千鳥状や円形状など適宜に配置させることができる。
本実施形態の非常用照明器具10における点灯回路の回路部品4は、外部の予備電源から供給される電力に基づいて光源部3のLED3aを点灯可能な点灯回路の構成に用いている。本実施形態の非常用照明器具10では、回路部品4が実装される回路基板4cと、端子台8が実装された実装基板8cとに分けているが、回路基板4cの実装スペースに端子台8を配置する余裕があれば、回路基板4c上に端子台8を実装して実装基板8cを設けなくともよい。回路基板4cは、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板、セラミック基板や金属ベース基板などを適宜に用いればよい。非常用照明器具10は、少なくとも商用電源などの停電時に外部の予備電源からの電力の供給を受けて、非常用照明器具10におけるLED3aの寿命を満足するLED3a自体の許容温度で点灯できればよい。したがって、非常用照明器具10は、非常用照明器具10におけるLED3aの寿命を満足するLED3a自体の許容温度であれば、非常用照明器具10が正常に点灯するかの保守点検時に外部の予備電源などを利用して光源部3のLED3aを点灯させることもできる。なお、非常用照明器具10は、非常用照明器具10におけるLED3aの寿命を満足するLED3a自体の許容温度内であるかを温度センセで検知してLED3aを自動で消灯させる検温機能を備えてもよいし、所定の時間経過後にLED3aを消灯させるタイマ機能を備えてもよい。
たとえば、非常用照明器具10は、点灯回路を構成する回路部品4として、図示していない手動のスイッチおよび該スイッチと連動するタイマを備えさせ、スイッチを操作することにより、LED3aをタイマの所定時間の間だけ点灯させてLED3aの動作を確認する機能を備えてもよい。さらに、非常用照明器具10は、外部のリモートコントローラから送信される無線信号などに基づいて、LED3aへの出力を制御してLED3aの点灯や消灯を制御させる制御回路部を備えた点灯回路の構成としてもよい。これにより、非常用照明器具10が正常に動作するか否かの点検を比較的容易に行うことができる。なお、制御回路部は、適宜の制御プログラムを搭載したマイクロコンピュータなどで構成すればよい。さらに、非常用照明器具10は、制御回路で点滅点灯することができるように点灯回路を構成してもよい。
本実施形態の非常用照明器具10における配線基板5は、LED3aが実装された一表面5a側に、LED3aに電力を供給する上記配線パターンが形成されている。また、配線基板5は、他表面5b側にLED3aを点灯させる点灯回路における回路部品4が実装された回路基板4c側と、配線コード15aを介して電気的に接続させる配線パターンが形成されている。他表面5bに上記配線パターンを備えた配線基板5を用いた場合、配線基板5は、一表面5a側の配線パターンと、他表面5b側の配線パターンとを配線基板5の厚み方向に貫設させた貫通配線で電気的に接続させればよい。このような配線基板5としては、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板だけに限られず、アルミナセラミック基板や窒化アルミニウム基板などのセラミック基板からなる絶縁性基板上に、金属材料(たとえば、Auなど)を用いた配線パターンが形成されたもの、金属ベース基板などを用いることもできる。
配線基板5は、非常用照明器具10における樹脂ケース2の外側の一面2f側で保持できればよい。したがって、配線基板5は、平面視において、円形状、楕円形状や多角形状など適宜の形状とすることができる。なお、本実施形態の非常用照明器具10に用いられる配線基板5は、たとえば、一対の保持部2b,2bに配線基板5の一表面5a側から樹脂ケース2の一面2f側に螺子締めすることにより、固定することもできるし、接着剤(図示していない)により固定させてもよい。
配線基板5は、LED3aを配線基板5の一表面5a上に設けられた上記配線パターンの一部からなるダイパッド部にAuSn、半田や銀ペーストなどの接合材料を用いて接合することができる。配線基板5の一表面5a上には、上記配線パターンを電気的や機械的に保護するため、適宜に合成樹脂などからなる保護膜を形成させてもよい。配線基板5の一表面5a側は、所望に応じて、白色塗装膜を形成させてもよい。これにより、配線基板5は、LED3aからの光を効率よく反射させることもできる。
非常用照明器具10の枠体部6は、光源ユニット11を構成する樹脂ケース2を、器具本体1の内部に収容し保持するために好適に用いられる。特に、本実施形態の非常用照明器具10に用いられる枠体部6は、天井材Cに設置する非常用照明器具10の外観に固定螺子の螺子頭などが見えることで見栄えを損なうことなく、配線基板5が保持された樹脂ケース2を器具本体1側に固定することができる。枠体部6は、たとえば、開口6aの外周に沿って設けられた一対の保持突起部6b,6bで、レンズ9の外周部に設けられた鍔部9aを保持している。このような枠体部6は、アルミニウムなどの金属材料や合成樹脂材料を用いて形成することができる。枠体部6は、たとえば、枠体部6の一対の保持突起部6b,6bの少なくとも一方に図示していない切欠部を備え、該切欠部からレンズ9の外周部に部分的に設けられた鍔部9aを挿入し、レンズ9と枠体部6とを相対的に回動させることにより、レンズ9を保持させればよい。また、枠体部6は、枠体部6やレンズ9を構成する材料の弾性を利用して、一対の保持突起部6b,6bの間に嵌め込んで保持させる構成としてもよい。
取付ばね7は、非常用照明器具10を造営材である天井材Cに貫設された取付孔C1の内側に配置させるため、器具本体1の外側面1cに複数個、好適に設けられるものであって、非常用照明器具10の設置形態によっては、必ずしも必要ではない。
端子台8は、非常時に図示していない外部の予備電源から電力の供給を受けて、器具本体1に収容した光源部3たるLED3aに電力を供給するため、外部の耐火電線(図示していない)と電気的に接続するための端子として好適に設けられている。端子台8は、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板、セラミック基板、金属ベース基板などを適宜に用いて形成された実装基板8c上の図示していない実装パターンと、半田などを用いて電気的に接続させてばよい。実装基板8cの実装パターンは、回路基板4c側と、接続コード8aで電気的に接続させればよい。
本実施形態の非常用照明器具10に用いられるレンズ9は、LED3aからの光を所定の配光にするために好適に設けられ、たとえば、レンズ9の材料として、ガラスやアクリル樹脂などを用いることができる。レンズ9は、たとえば、非常用照明器具10からの光を所望の配光が得られるように凸レンズ形状や平凸レンズ形状など適宜の形状に形成してもよい。さらに、レンズ9の代わりに、器具本体1の内部側を保護する目的で、平板状の透光性プレートを配置させるものだけでもよい。また、透光性プレートは、LED3aから照射され透光性プレートを透過する光に指向性を持たせるため、透光性プレートの表面をプリズム状に加工させてもよい。
なお、本実施形態の非常用照明器具10では、図1に示すように、LED3aから照射された光の配光を広げるために、レンズ9の厚みが中央部側で窪んだ両凹面状に形成させている。これにより、本実施形態の非常用照明器具10のレンズ9は、LED3aからレンズ9の中央部に入射する光を側方に屈折させて非常用照明器具10から照射させることができる。これにより、本実施形態の非常用照明器具10は、非常用照明器具10直下から所定の半径内の床面の水平面照度を所定の照度(たとえば、1lx)以上としている。
(実施形態2)
図2に示す本実施形態の非常用照明器具10は、図1に示した実施形態1のように、配線基板5が保持部2bとしての螺子を用いて、樹脂ケース2の一面2f側に保持した構成とする代わりに、樹脂ケース2自体に設けた保持部2bによって配線基板5を保持した点が相違する。なお、図中において実施形態1と同じ部材に対しては、同じ番号を付して説明を省略している。
以下、本実施形態の非常用照明器具10を、図2を用いて説明する。
本実施形態の非常用照明器具10は、非常時に外部の予備電源(図示していない)から電力の供給を受けて器具本体1に備えた光源部3を点灯する電源別置型の非常用照明器具10である。非常用照明器具10は、図2に示すように光源部3としてLED3aを備え該LED3aを一表面5a側に実装する配線基板5と、LED3aを点灯させる点灯回路の回路部品4を実装する回路基板4cと、該回路基板4cを内部2gに収納するとともに、外側に該外側の一面2fと配線基板5の他表面5b側とを対向させて配線基板5を保持する樹脂ケース2と、光源部3を露出させる開口部1aを備え樹脂ケース2を収容する有底筒状の器具本体1とを有している。
特に、本実施形態の非常用照明器具10は、樹脂ケース2が、該樹脂ケース2の一面2f側から立設した立設部2eから一面2fと平行方向に突出する突起2bbを備えた保持部2bを備え、該保持部2bの突起2bbと一面2fとの間に配線基板5の縁部5cを挟持して配線基板5を保持することが可能に構成している。
なお、本実施形態の非常用照明器具10に用いられる配線基板5は、たとえば、円形状の場合、樹脂ケース2の一対の保持部2b,2bで保持できるように、外径が樹脂ケース2の開口部2aの内径よりも若干小さな円形状としている。配線基板5は、樹脂材料の弾性を利用して、樹脂ケース2の一対の保持部2b,2bの間に嵌め込んで保持させればよい。また、樹脂ケース2は、たとえば、樹脂ケース2の一対の保持部2b,2bの少なくとも一方に図示していない切欠部を備え、該切欠部から配線基板5の外周部に部分的に突出した端部を挿入し、配線基板5と樹脂ケース2とを相対的に回動させることにより、配線基板5を保持させる構成としてもよい。
また、非常用照明器具10は、一表面5a側に光源部3となるLED3aが実装され、他表面5b側が外側の一面2fに保持された配線基板5を備えた樹脂ケース2を器具本体1に収容して保持している。樹脂ケース2の内部2gには、配線基板5と配線コード15aを介して電気的に接続された回路基板4cおよび回路基板4cと接続コード8aを介して電気的に接続させた実装基板8cとを収納している。また、レンズ9を保持する枠体部6は、樹脂ケース2の外周面2cと、器具本体1の内周面1eとの隙間に、枠体部6からレンズ9を囲むように突出した円筒状の保持枠6cを挿入し、樹脂ケース2や保持枠6cの弾性力により器具本体1と一体化している。LED3aより発光した光は、レンズ9に入射され、屈折することにより、LED3aから照射された光の配光分布よりも、より広い非常用照明器具10の配光分布に適した所定の広角な光を照射することが可能となる。
本実施形態の非常用照明器具10は、予め外部の耐火電線(図示していない)と実装基板8cの端子台8とを電気的に接続させた後、LED3aが実装された配線基板5を保持する樹脂ケース2を有底筒状の器具本体1に収容する。
言い換えれば、本実施形態の非常用照明器具10は、樹脂ケース2が、LED3aを実装した配線基板5の縁部5cを樹脂ケース2の一面2fと保持部2の突起2bbとで抱え込むように挟持し、配線基板5の他表面5b側と樹脂ケース2の一面2fとを互いに当接して配線基板5を保持している。すなわち、樹脂ケース2は、外部の一面2fにLED3aが実装された配線基板5、内部2gに回路基板4cおよび実装基板8cを収納して一体となった光源ユニット11を構成することができる。これにより、本実施形態の電源別置型の非常用照明器具10は、LED3aが実装された配線基板5の設置を容易とし、組立作業性を向上させることが可能となる。
(実施形態3)
図3に示す本実施形態の非常用照明器具10は、図2に示した実施形態2のように、回路基板4c側と、配線基板5側とを配線コード15aにより、樹脂ケース2の貫通孔(図示していない)を介して電気的に接続させた構成とする代わりに、配線基板5の他表面5b側に設けたコネクタ接続部15cと、回路基板4cに設けられたコネクタ15bにより接続させた点が相違する。なお、図中において実施形態2と同じ部材に対しては、同じ番号を付して説明を省略している。
以下、本実施形態の非常用照明器具10を、図3を用いて説明する。
本実施形態の非常用照明器具10は、配線基板5が配線基板5の他表面5b側にLED3aと電気的に接続されたコネクタ接続部15cを備え、該コネクタ接続部15cと、樹脂ケース2の内部2gに収容した回路基板4cに設けられ点灯回路と電気的に接続されたコネクタ15bとが、樹脂ケース2の貫通孔2dを通して電気的および機械的に接続されている。
本実施形態の非常用照明器具10は、配線基板5を樹脂ケース2側に保持させるにあたって、LED3aが一表面5a側に実装された配線基板5の他表面5bに実装されたコネクタ接続部15cと、樹脂ケース2の内部2gに収容された回路基板4cに実装されたコネクタ15bとが、樹脂ケース2の貫通孔2dを通して電気的および機械的に同時に接続されている。
これにより、本実施形態の電源別置型の非常用照明器具10は、予め回路基板4cと配線基板5とを配線コード15aを半田などにより電気的に接続させてから、樹脂ケース2に配線基板5を保持させるものと比較して、配線基板5側のコネクタ接続部15cと、回路基板4cのコネクタ15bとを接続して配線基板5を樹脂ケース2側に保持させればよいだけであるから非常用照明器具10の組立作業性を更に向上させることが可能となる。
1 器具本体
1a 開口部
2 樹脂ケース
2b 保持部
2bb 突起
2d 貫通孔
2e 立設部
2f 一面
2g 内部
3 光源部
3a LED
4 回路部品
4c 回路基板
5 配線基板
5a 一表面
5b 他表面
5c 縁部
10 非常用照明器具
15c コネクタ接続部
15b コネクタ

Claims (3)

  1. 非常時に外部の予備電源から電力の供給を受けて器具本体に備えた光源部を点灯する電源別置型の非常用照明器具であって、
    前記光源部としてLEDを備え該LEDを一表面側に実装する配線基板と、前記LEDを点灯させる点灯回路の回路部品を実装する回路基板と、該回路基板を内部に収納するとともに、外側に該外側の一面と前記配線基板の他表面側とを対向させて前記配線基板を保持する樹脂ケースと、前記光源部を露出させる開口部を備え前記樹脂ケースを収容する前記器具本体とを有することを特徴とする非常用照明器具。
  2. 前記樹脂ケースは、該樹脂ケースの前記一面側から立設した立設部から前記一面と平行方向に突出する突起を備えた保持部を備え、該保持部の前記突起と前記一面との間に前記配線基板の縁部を挟持して前記配線基板を保持していることを特徴とする請求項1に記載の非常用照明器具。
  3. 前記配線基板は、前記配線基板の前記他表面側に前記LEDと電気的に接続されたコネクタ接続部を備え、該コネクタ接続部と、前記樹脂ケースの内部に収容した前記回路基板に設けられ前記点灯回路と電気的に接続されたコネクタとが、前記樹脂ケースの貫通孔を通して電気的および機械的に接続されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非常用照明器具。
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