JP2009134215A - 警告制御方法、複写装置、警告制御サーバ及び警告制御プログラム - Google Patents

警告制御方法、複写装置、警告制御サーバ及び警告制御プログラム Download PDF

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JP2009134215A
JP2009134215A JP2007312062A JP2007312062A JP2009134215A JP 2009134215 A JP2009134215 A JP 2009134215A JP 2007312062 A JP2007312062 A JP 2007312062A JP 2007312062 A JP2007312062 A JP 2007312062A JP 2009134215 A JP2009134215 A JP 2009134215A
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Nobuaki Tsukamoto
伸明 塚本
Nobuyuki Hiraoka
信之 平岡
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】原稿の取り忘れを防止することができる警告制御方法、複写装置、警告制御サー
バ及び警告制御プログラムを提供する。
【解決手段】ラインセンサ2a又は紙検出センサ2dから検出データ入力するCPU11
を用いて、原稿の取り忘れを警告する複合装置の警告制御方法であって、CPU11が、
ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断するとともに、ラインセンサ2a又は紙検出
センサ2dに基づき、プラテン又はADFに取り忘れの原稿があるか否かを判断するとと
もに、ユーザの複写作業が終了であって、且つプラテン又はADFに原稿がある際に、終
了画面をディスプレイ8に表示し、ユーザの複写作業が終了であって、且つプラテン又は
ADFに原稿がある際に、終了画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変
更した警告画面をディスプレイ8に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、警告制御方法、複写装置、警告制御サーバ及び警告制御プログラムに関する
複写装置でコピーを行う際、ガラスからなるプラテンと原稿カバーとの間に原稿を載置
し、フラットベッド方式により原稿を読みとる場合と、自動的に原稿を紙送りするオート
シートフィダーにより原稿を読みとる場合がある。フラットベッド方式の場合には、原稿
が原稿カバーによって隠されるとともに、ユーザの注意が印刷物や精算機での釣り銭の受
け取りに向けられるため、原稿を取り忘れることが多い。また、オートシートフィダーを
用いた場合にも、排紙トレイが給紙トレイの下に配置されているため排紙された原稿が見
えにくくなり、取り忘れが発生する。
これに対し、コピーや課金処理が終了してもプラテン等に原稿が載置されている場合に
、警告音を出力したり、操作パネルに「原稿を取ってください」等の案内表示を行う複写
装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−272128号公報
ところが、複写装置は、紙詰まり、印刷終了時、設定ミス等の場合にも、警告音を出力
するため、ユーザが警告音に慣れ、警告音を出力しても原稿の取り忘れに気付かないこと
がしばしばある。また、操作パネルに案内表示を出力しても、通常の画面との差異が小さ
い場合には、ユーザがその案内表示を見落とし、警告に気付かない場合がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、原稿の取り忘れを防
止することができる警告制御方法、複写装置、警告制御サーバ及び警告制御プログラムを
提供することにある。
本発明は、原稿を載置する載置領域の原稿を検出する用紙検出センサから検出データを
入力する入力手段と、警告制御コンピュータとを用いて、原稿の取り忘れを警告する警告
制御方法であって、前記警告制御コンピュータが、ユーザの複写作業が終了であるか否か
を判断するとともに、前記用紙検出センサに基づき、前記載置領域に取り忘れの原稿があ
るか否かを判断するとともに、ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原
稿がない際に、終了案内画面を表示手段に表示し、ユーザの複写作業が終了であって、且
つ前記載置領域に原稿が残されている際に、前記終了案内画面の図柄の色調、明度、形状
のうち少なくとも一つを変更した警告画面を前記表示手段に表示する。
これによれば、ユーザの複写作業が終了した状態で、載置領域に原稿がある場合、通常
時に表示される終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つが変更され
た警告画面が表示手段に表示される。即ち、原稿を取り忘れた場合に、表示手段に見慣れ
ない画面を表示するので、ユーザの注意を警告画面に向けさせることができる。そして、
警告画面を視認させることにより、載置された原稿に気付かせることができる。
本発明は、原稿の取り忘れを警告する複写装置において、原稿の読み取り面を走査して
、複写データを生成する読み取り手段と、前記複写データに基づき、前記原稿を複写した
印刷物を出力する複写手段と、原稿を載置する載置領域に原稿があるか否かを判断する用
紙検出手段と、ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断する作業終了判断手段と、ユ
ーザの複写作業が終了である際に終了案内画面を表示手段に表示する第1出力制御手段と
、ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に前記原稿が残されている際に、
前記終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面を
前記表示手段に表示する第2出力制御手段とを備えた。
これによれば、ユーザの複写作業が終了した状態で、載置領域に原稿がある場合、通常
時に表示される終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つが変更され
た警告画面が表示手段に表示される。即ち、原稿を取り忘れた場合に、表示手段に見慣れ
ない画面を表示するので、ユーザの注意を警告画面に向けさせることができる。そして、
警告画面を視認させることにより、載置された原稿に気付かせることができる。
この複写装置において、前記第2出力制御手段は、互いに異なる複数の前記各警告画面
のうち、各出力時点で一つの警告画面を選択し、選択した前記警告画面を出力する。
これによれば、複数の警告画面から、一つの警告画面が各時点で選択される。このよう
に複数のパターンの警告画面を表示することにより、原稿の取り忘れがある場合に常に見
慣れない画面を表示することができる。
この複写装置において、前記第2出力制御手段は、選択した前記警告画面を出力した回
数を計数し、その計数した回数が所定回数を超えた際に、新たな前記警告画面を出力する
これによれば、第1の警告画面を出力した回数を計数し、その計数した回数が所定回数
を超えた場合に、第2の警告画面を新たに表示する。このため、原稿の取り忘れがある場
合に常に見慣れない画面を表示することができる。
この複写装置において、前記第2出力制御手段は、前記終了案内画面と前記警告画面を
交互に表示する。
これによれば、終了案内画面と警告画面とを交互に出力することにより、終了案内画面
と警告画面とを対比させることができる。このため、見慣れない画面にすぐに気が付くこ
とができる。
この複写装置において、前記作業終了判断手段は、前記表示手段に表示した終了確認画
面において、終了操作部が入力操作された際に、複写作業終了であると判断する。
これによれば、ユーザが作業終了と判断するタイミングと、作業終了判断手段が作業終
了であると判断するタイミングとを一致させることができる。このため、ユーザが作業を
継続しているにも関わらず、原稿の取り忘れを警告する警告画面を表示することなく、的
確なタイミングで原稿の取り忘れの警告を行うことができる。
この複写装置において、前記作業終了判断手段は、該複写装置に接続された人感センサ
装置が、該複写装置の前に存在するユーザを検出している状態から未検出状態に移行した
際に、複写作業終了であると判断する。
これによれば、人感センサ装置が人を検出した状態から、未検出状態に移行した際に、
複写作業終了であると判断する。このため、ユーザが作業を継続しているにも関わらず、
原稿の取り忘れを警告する警告画面を表示することなく、的確なタイミングで原稿の取り
忘れの警告を行うことができる。
この複写装置において、複写作業を行うユーザを撮影可能な撮影装置から画像データを
入力し、前記画像データを画像処理して前記ユーザの顔の向きを検出する画像処理手段を
さらに備え、前記作業終了判断手段は、前記ユーザの顔が該複写装置の方向以外の方向に
なった際に、複写作業終了であると判断する。
これによれば、画像処理手段によりユーザの顔の向きが検出され、ユーザの顔の向きが
複写装置以外を向いた場合に、複写作業終了であると判断する。このため、ユーザが複写
装置に原稿を置き忘れた状態で、その場を離れる前に原稿の取り忘れの警告を行うことが
できる。
この複写装置において、前記作業終了判断手段は、該複写装置に接続された精算装置か
ら精算完了信号を入力した際に、複写作業終了であると判断する。
これによれば、精算装置から精算完了信号を入力した際に、複写作業終了であると判断
する。このため、ユーザが作業終了と判断するタイミングと、作業終了判断手段が作業終
了であると判断するタイミングとを一致させることができる。このため、ユーザが作業を
継続しているにも関わらず、原稿の取り忘れを警告する警告画面を表示することなく、的
確なタイミングで原稿の取り忘れの警告を行うことができる。
この複写装置において、前記作業終了判断手段は、前記印刷物を印刷した後からの経過
時間を計測するとともに、前記印刷物を印刷した後の入力操作の有無を判断し、入力操作
が無く、且つ前記経過時間が所定時間以上となった際に、複写作業終了であると判断する
これによれば、印刷物を印刷した後、ユーザによる入力操作が所定時間以上無い場合に
、複写作業終了であると判断する。このため、ユーザが複写装置を操作中にもかかわらず
、原稿の取り忘れを警告する警告画面を表示することなく、的確なタイミングで原稿の取
り忘れの警告を行うことができる。
本発明は、原稿の取り忘れを警告する警告制御サーバにおいて、原稿を載置する載置領
域に原稿があるか否かを判断する載置検出手段と、ユーザの複写作業が終了であるか否か
を判断する作業終了判断手段と、ユーザの複写作業が終了である際に終了案内画面を表示
手段に表示する第1出力制御手段と、ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領
域に原稿が残されている際に、前記終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なく
とも一つを変更した警告画面を前記表示手段に表示する第2出力制御手段とを備えた。
これによれば、ユーザの複写作業が終了した状態で、載置領域に原稿がある場合、通常
時に表示される終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つが変更され
た警告画面が表示手段に表示される。即ち、原稿を取り忘れた場合に、表示手段に見慣れ
ない画面を表示するので、ユーザの注意を警告画面に向けさせることができる。そして、
警告画面を視認させることにより、載置された原稿に気付かせることができる。
本発明は、原稿を載置する載置領域の原稿を検出する用紙検出センサから検出データを
入力する入力手段と、警告制御コンピュータとを用いて、原稿の取り忘れを警告する警告
制御プログラムであって、前記警告制御コンピュータを、ユーザの複写作業が終了である
か否かを判断する作業終了判断手段と、前記用紙検出センサに基づき、前記載置領域に取
り忘れの原稿があるか否かを判断する載置判断手段と、ユーザの複写作業が終了であって
、且つ前記載置領域に原稿がない際に、終了案内画面を表示手段に表示する第1出力制御
手段と、ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿が残されている際に
、前記終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面
を前記表示手段に表示する第2出力制御手段として機能させる。
これによれば、ユーザの複写作業が終了した状態で、載置領域に原稿がある場合、通常
時に表示される終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つが変更され
た警告画面が表示手段に表示される。即ち、原稿を取り忘れた場合に、表示手段に見慣れ
ない画面を表示するので、ユーザの注意を警告画面に向けさせることができる。そして、
警告画面を視認させることにより、載置された原稿に気付かせることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、本実施形態の複写装置1の全体を示す概略図、図2は複写装置1の電気的構成
を示すブロック図である。複写装置1は、読み取り手段としてのスキャナ2、複写手段と
してのプリンタ3、載置領域としての原稿自動送り装置(以下、ADF(Auto Document
Feeder)という)4を備えている。また、複写装置1は、表示手段及び終了操作部として
のディスプレイ8に接続されている。
図2に示すように、複写装置1は、スキャナ2及びプリンタ3を制御するコントローラ
10を備えている。このコントローラ10は、作業終了判断手段、第1出力制御手段、第
2出力制御手段、入力手段、載置判断手段としてのCPU11、ASIC12、ROM1
3、RAM14、フレームメモリ15、外部入力I/F16、タイマ17を有している。
CPU11は、ROM13に記憶された専用プログラムに従って、各種画面の表示、原稿
の取り忘れの検出及び警告処理等を行う。ROM13には、ディスプレイ8に各種画面を
表示するための画像データが格納されている。
ASIC12は、複写装置1専用のLSIであって、スキャナ駆動回路18を介して、
スキャナ2を駆動する。図2に示すように、スキャナ2は、フォトダイオードを配列した
用紙検出手段としてのラインセンサ2a、光源、ミラー、レンズ等を含む光学機構2b、
入力信号処理部2c(図2参照)及び用紙検出手段としての紙検出センサ2dと、ガラス
板からなる載置領域としてのプラテン5(図1参照)とを備えている。光源から、プラテ
ン5を介して、プラテン5上に載置された原稿に光が照射されると、ラインセンサ2aは
、原稿の読み取り面に反射した反射光を検出して電気信号に変換する。そして、主走査方
向に移動しながら走査を繰り返し、複写データを生成する。複写データは、入力信号処理
部2cによってA/D変換され、印刷データとしてASIC12に出力される。ASIC
12は、入力信号処理部2cから入力した印刷データをフレームメモリ15に格納する。
また、ラインセンサ2aは、主走査方向に移動しながら反射光を検出し、プラテン5上に
原稿があるか否かを検出するとともに、原稿を検出した場合にはその原稿サイズも検出す
る。
図1に示すように、スキャナ2の上方には、ADF4が設けられている。ADF4は、
原稿をセットする給紙部4aと、スキャナ2により読み取られた原稿を排紙する排紙トレ
イ4bとを有している。給紙部4aにセットされた原稿は、ADF4が有する排紙ローラ
(図示略)によって、スキャナ2側に順次紙送りされ、ラインセンサ2aによって読み取
られた後、排紙トレイ4bに排紙される。排紙トレイ4bには、赤外線センサ等の紙検出
センサ2dが設けられ、排紙トレイ4bに原稿があるか否かを検出する。
また、ASIC12は、フレームメモリ15に格納された印刷データと、ユーザによっ
て指定された出力サイズ、枚数等とに基づき印刷ジョブを生成し、その印刷ジョブに基づ
きプリンタ駆動回路19を介してプリンタ3を駆動する。図2に示すように、プリンタ3
は、紙送り機構3a及び印刷機構3bを備えている。紙送り機構3aは、給紙ローラ、排
紙ローラ等を備え、印刷用紙を印刷機構3b側に搬送する。印刷機構3bは、スキャナ2
によって生成された印刷データに基づき、感光ドラムを露光して、ドラム表面に潜在画像
を生成し、感光ドラムにトナーを付着させ、印刷用紙にそのトナーを転写する(いずれも
図示略)。複写画像が転写された印刷物P(図1参照)は、プリンタ3の上に設けられた
排紙トレイ6に排紙される。
また、コントローラ10のCPU11は、外部入力I/F16を介して、ディスプレイ
8及び精算装置としての精算機9とデータを送受信可能に接続されている。ディスプレイ
8は、感圧式又は静電式のタッチパネルであって、CPU11の主制御に従ってコピー設
定画面、請求料金画面等の各種画面を表示する。
また、CPU11は、一つの印刷ジョブが終了すると、ディスプレイ8に終了ボタンを
表示する。終了ボタンが押釦されると、CPU11は、プラテン5又はADF4の排紙ト
レイ4bに原稿があるか否かをラインセンサ2a又は紙検出センサ2dからの検出データ
に基づき判断し、原稿がある場合には、取り忘れであると判断して警告を行う。また、デ
ィスプレイ8で設定された出力サイズ、枚数、カラーコピー又は白黒コピー等のコピー種
類に基づき、コピーの請求料金を演算し、請求料金をディスプレイ8に出力するとともに
、精算機9に送信する。
図1に示すように、精算機9は、カード挿入口9a、返金レバー9b、返金口9c、図
示しない紙幣投入口及びコイン投入口、コントローラを備えている。精算機9のコントロ
ーラは、カード挿入口9aに、プリペイドカード等が挿入されると、そのプリペイドカー
ドのIC等に記憶された残金から、複写装置1から指定された請求金額を差し引く課金処
理を行う。また、紙幣投入口及びコイン投入口に紙幣又はコインが投入されると、コント
ローラは、投入金額と請求金額とを比較し、釣り銭が必要であるか否かを判断する。そし
て返金レバー9bが押釦された場合に、釣り銭を返金口9cから返金する。
また、CPU11は、外部入力I/F16を介して、人感センサ装置S(図2参照)と
接続されている。人感センサ装置Sは、人体から発せられる赤外線を検知し、人が接近し
たことを検出する。複写装置1が省電力状態であるときに、人感センサ装置Sが人の接近
を検出すると、CPU11は複写装置1を起動する。
次に、本実施形態の処理手順について図3及び図4に従って説明する。まず、CPU1
1は、コピーが開始されるのを待機する(ステップS1)。本実施形態では、コピーを開
始するためのタッチパネル操作、複写装置1に設けられた操作スイッチの押釦操作等が行
われると、CPU11はコピー開始であると判断し(ステップS1においてYES)、原
稿の読み取り及び印刷を行う(ステップS2)。このとき、ASIC12は、スキャナ駆
動回路18を介してスキャナ2を駆動し、原稿の読み取りを行い、印刷データを生成する
。そして、生成された印刷データをフレームメモリ15に記憶する。また、ASIC12
は、プリンタ駆動回路19を介してプリンタ3を駆動し、フレームメモリ15に記憶され
た印刷データと、ユーザによって指定された出力サイズ及び印刷枚数に基づき印刷ジョブ
を生成し、その印刷ジョブに基づき印刷物P(図1参照)を生成する。
一つの印刷ジョブが終了すると、CPU11は、ユーザがコピー作業を終了するか否か
を判断する(ステップS3)。本実施形態では、CPU11は、印刷ジョブが終了した時
点で、ROM13に格納された画面を表示するための画像データを読出し、図5に示す終
了確認画面30を表示する。そして、この終了確認画面30の終了実行部30aがユーザ
によって入力操作された際に、コピー作業が終了したと判断する(ステップS3において
YES)。
終了確認画面30のうち、コピー設定画面に遷移する等の動作を実行する継続実行部3
0bが入力操作された場合には(ステップS3においてNO)、CPU11は、コピー設
定画面等を表示して、ステップS2に戻る。
コピー作業を終了すると判断した場合(ステップS3においてYES)、コピー作業の
終了時点からの経過時間をタイマ17に基づき計測する。そして、CPU11は、プラテ
ン5又は排紙トレイ4bに原稿が載置されているか否かを判断する(ステップS4)。C
PU11は、ラインセンサ2a又は紙検出センサ2dに基づき、原稿の有無を判断し、プ
ラテン5及び排紙トレイ4bに原稿が載置されていないと判断した場合には(ステップS
4においてNO)、図6(a)に示す終了案内画面としての終了画面31をディスプレイ
8に表示する(ステップS5)。
図6(a)に示す終了画面31には、複写装置1を簡略化して示した複写装置画像31
aと、複写装置1の近傍に立つ人物を示した人物画像31bとが表示されている。複写装
置画像31a及び人物画像31bは、カラー画像であって、複写装置画像31aは、白、
灰色等、実際の複写装置1とほぼ同じ色で描画されている。さらに、人物画像31bの顔
31f、手31g、脚31h等は、白や肌色等、実際の肌の色に近い色で描画されている
。また、終了画面31には、コピー終了を示す案内表示31iが表示されている。終了画
面31を表示すると、ステップS1に戻り、コピーが開始されるのを待機する。
一方、プラテン5又は排紙トレイ4bに原稿が載置されていると判断した場合(ステッ
プS4においてYES)、警告表示を行う(ステップS6)。この警告表示について、図
4に従って説明する。本実施形態の複写装置1は、原稿の取り忘れに対して、複数の警告
パターンを有しており、本実施形態では、CPU11は、第1〜第nの警告パターン(n
は2以上の自然数)を所定回数繰り返す。ここでは、前回の警告において第1の警告パタ
ーンを行ったものとして説明する。
CPU11は、各警告パターンを行った回数を、カウンタを用いて計測する。カウンタ
のカウンタ値は、RAM14等に記憶する。図4に示すように、このカウンタ値に基づき
、CPU11は、前回行った第1の警告パターンの表示回数が所定回数を超えたか否かを
、カウンタのカウンタ値により判断する(ステップS6−1)。第1の警告パターンの表
示回数が所定回数(例えば5回)未満であると判断した場合(ステップS6−1において
NO)、複数の警告パターンのうち、前回と同じ画面を選択し(ステップS6−2)、選
択した画面を表示する(ステップS6−3)。このとき、CPU11は、第1の警告パタ
ーンとして、ROM13から画像データを読み出して、図6(a)に示す終了画面31と
、図6(b)に示す第1警告画面32とを交互にディスプレイ8に表示し、ユーザの注意
を促す。
図6(b)に示す第1警告画面32には、複写装置画像32a及び人物画像32bが、
部分的に赤色に描画されている。第1警告画面32の複写装置画像32aは、終了画面3
1の複写装置画像31aと同じ形状であるが、ADF4に相当するカバー画像32c、プ
ラテン5の枠を示すプラテン枠画像32d、プラテン5の上に載置された原稿Gを示す原
稿画像32eが赤く描画されている点で異なっている。即ち、第1警告画面32では、取
り忘れた原稿Gや、その周辺の部材(カバー画像32cやプラテン枠画像32d)を赤い
警告色にすることで、ユーザの原稿への注意を促している。
また、人物画像32bは、人物の顔32f、手32g、脚32h等が、赤く表示されて
いる。ユーザは、本来肌色に近い色であるはずの顔32f、手32g、脚32hが赤くな
った見慣れない画面が表示されているため、自然と画面に注目し、その画面の意味を読み
取ろうとする。本実施形態では、人物画像31bの近くに、原稿の取り忘れがあることを
示す案内表示32iが表示されているので、ユーザが画面に注目した際に、原稿の取り忘
れにすぐに気付くことができる。
CPU11は、終了画面31及び第1警告画面32を所定の周期(例えば0.5秒〜3
秒)で交互に表示する。これにより、原稿G及びその周辺の部材は、赤く点滅して見える
。このため、終了画面31及び第1警告画面32を対比しやすくなり、原稿の取り忘れを
より気付きやすくすることができる。
終了画面31及び第1警告画面32を所定回数又は所定時間表示すると、CPU11は
、表示回数を計数するカウンタをインクリメントして、「表示回数」に1を加算する(ス
テップS6−4)。
一方、ステップS6−1において、表示回数が所定回数超であると判断した場合(ステ
ップS6−1においてYES)、CPU11は、カウンタをリセットして、表示回数を「
0」に設定する(ステップS6−5)。そして、第1の警告パターンとは異なる、新しい
警告画面(ここでは第2の警告パターンの画面)を選択し(ステップS6−6)、選択し
た警告画面を表示する(ステップS6−7)。第2の警告パターンでは、ROM13から
画像データを読み出して、図6(a)に示す終了画面31と図7に示す第2警告画面33
とを所定の周期で交互に表示する。第2警告画面33は、図6(a)の終了画面31を、
右側画像33aと左側画像33bとを、境界33dによって分裂させて表示している。こ
れにより、複写装置画像33cは2つに分裂した状態になる。その結果、終了画面31と
異なる見慣れない画面になるので、ユーザを画面に注目させることができる。
このように、所定回数毎に警告画面が変わるため、ユーザにとって常に見慣れない警告
画面がディスプレイ8に表示される。このため、警告画面がディスプレイ8に表示された
場合、ユーザは、見慣れない画面に注目し、原稿の取り忘れに気付く。
警告表示(ステップS6)及び案内表示(ステップS5)を行うと、ステップS7に進
む。ステップS7では、複写装置1を初期状態に戻すか否かを判断する。ここではCPU
11は、コピー作業が終了した時点からの時間を計測した継続時間が所定時間継続してい
るか否かを判断する。所定時間継続していると判断すると、初期状態に戻すと判断し(ス
テップS7においてYES)、ステップS1に戻りコピー設定画面等の初期画面を表示し
て、コピーが開始されるのを待機する。また、継続時間が所定時間未満である場合(ステ
ップS7においてNO)、ステップS4に戻る。そして、原稿が取り除かれていない場合
には(ステップS4においてYES)、警告表示を行う(ステップS6)。第2の警告パ
ターンを所定回数以上行った場合には、次の第3の警告パターンを行う。そして、第nの
警告パターンを終了した場合には、再び第1の警告パターンを繰り返す。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の実施形態では、複写装置1のCPU11は、ユーザの複写作業が終了した
状態で、プラテン5又は排紙トレイ4bに原稿がある場合、通常時に表示される終了画面
31の図柄の色を変更した第1警告画面32を、終了画面31と交互にディスプレイ8に
表示するようにした。また、第2の警告パターンとして、終了画面31の図柄の一部を変
更した第2警告画面33を終了画面31と交互に表示するようにした。即ち、原稿を取り
忘れた場合に、ディスプレイ8に見慣れない画面を表示することで、ユーザの注意を第1
警告画面32に向けさせることができる。そして、第1警告画面32を視認させることに
より、載置された原稿に気付かせることができる。
(2)第1の実施形態では、複写装置1が原稿の取り忘れを検出した際に、第1〜第n
の警告パターン(nは2以上の自然数)を順番に繰り返して表示するようにした。このた
め、各時点で出力される警告画面を、使用頻度が高いユーザにとっても見慣れない画面に
することができる。このため、ユーザの注意を引きつけることができる。
(3)第1の実施形態では、各警告画面32,33を出力した計数をカウントし、警告
画面の出力回数が所定回数以上である場合には、次の異なる警告画面を新たに表示するよ
うにした。このため、使用頻度が高く、原稿を取り忘れがちなユーザが、同じ警告画面3
2,33を繰り返し見る確率を小さくすることができる。
(4)第1の実施形態では、第1警告画面32を、終了画面31の複写装置画像31a
及び人物画像31bの一部が、警告色である赤に変更した画面とした。即ち、通常見慣れ
ている画面の一部が変更されているため、ユーザの注意をひきつけやすくすることができ
る。
(5)第1の実施形態では、CPU11により、終了確認画面30の終了実行部30a
がユーザによって入力操作された際に複写作業終了であると判断するようにした。このた
め、ユーザが作業終了と判断するタイミングと、複写装置1が作業終了であると判断する
タイミングとを一致させることができる。従って、ユーザが作業を継続しているにも関わ
らず、原稿の取り忘れを警告する警告画面を表示することなく、的確なタイミングで原稿
の取り忘れの警告を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図8に従って説明する。尚、第2の実施形
態は、第1の実施形態の警告表示を出力するタイミングを変更したのみの構成であるため
、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
まず、CPU11は、原稿取り忘れを防止する警告処理において、印刷ジョブが終了し
たか否かを判断する(ステップS10)。印刷ジョブが終了していない場合には(ステッ
プS10においてNO)、ステップS10の処理を繰り返し行う。印刷ジョブが終了した
と判断した場合には(ステップS10においてYES)、ラインセンサ2a又は紙検出セ
ンサ2dに基づき、プラテン5又はADF4の排紙トレイ4bに原稿が載置されているか
否かを判断する(ステップS11)。
原稿がプラテン5又は排紙トレイ4bに載置されていないと判断した場合には(ステッ
プS11においてNO)、ステップS5に進み、終了画面31を表示する。一方、原稿が
プラテン5又は排紙トレイ4bに載置されていると判断した場合には(ステップS11に
おいてYES)、CPU11は、人感センサ装置Sに基づき、ユーザが複写装置1から離
間したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、ユーザが釣り銭の受け取り、印刷物
Pの受け取り等を行っている場合には、人感センサ装置Sは、複写装置1の前の人を検出
している。そして、ユーザが原稿を取り忘れた状態で複写装置1から離れた場合、人感セ
ンサ装置Sが、その検出範囲(例えば5m)内に人を検出しない状態となり、CPU11
は、ユーザが複写装置1から離間したと判断する(ステップS12においてYES)。こ
の場合、CPU11は、上記した警告表示を行う(ステップS6)。このため、ユーザが
複写装置1から離れかけた場合にも、原稿の取り忘れを示唆する上記した第1警告画面3
2又は第2警告画面33がディスプレイ8に表示されるので、ユーザは原稿の取り忘れに
気付くことができる。
また、人感センサ装置Sが人を検出している状態である場合には、CPU11は、ユー
ザが複写装置1から離間していないと判断し(ステップS12においてNO)、案内表示
を表示する(ステップS5)。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)に記載の効果に加えて以下
のような効果を得ることができる。
(6)第2の実施形態では、複写装置1のCPU11は、印刷ジョブが終了した後、人
感センサ装置Sが人を検出した状態から、未検出状態に移行した際に、複写作業終了であ
ると判断する。このため、ユーザが作業を継続しているにも関わらず、原稿の取り忘れを
警告する警告画面を表示することなく、的確なタイミングで原稿の取り忘れの警告を行う
ことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した第3の実施形態を図9及び図10に従って説明する。尚、第
3の実施形態は、第1の実施形態の複写装置1に、撮影装置としてのカメラ20から入力
した画像データを画像処理する画像処理手段としての画像処理部21を設けた点と、警告
表示を出力するタイミングを変更した構成のみ異なるため、同様の部分についてはその詳
細な説明を省略する。
図9に示すように、画像処理部21は、カメラ20と接続されている。カメラ20は、
ADF4の上等、複写装置1の前に立ったユーザと対面する位置に取り付けられ、ユーザ
の顔を撮影可能になっている。画像処理部21は、カメラ20から画像データを入力し、
その画像データに対し、パターン認識等、公知の画像処理を行い、ユーザの顔の向きを検
出する。
図10に示すように、CPU11は、印刷ジョブが終了したか否かの判断を繰り返す(
ステップS15)。印刷ジョブが終了したと判断すると(ステップS15においてYES
)、ラインセンサ2a又は紙検出センサ2dに基づき、プラテン5又はADF4の排紙ト
レイ4bに原稿が載置されているか否かを判断する(ステップS16)。原稿が載置され
ていないと判断した場合(ステップS16においてNO)、終了画面31を表示する(ス
テップS5)。
原稿が載置されていると判断した場合(ステップS16においてYES)、画像処理部
21により、ユーザの顔の向きを検出する(ステップS17)。そして、CPU11は、
画像処理部21により検出されたユーザの顔の向きが、複写装置1以外の方向であるか否
かを判断する(ステップS18)。
ユーザの顔の向きが複写装置1以外であると判断した場合には(ステップS18におい
てYES)、印刷が終了した際に原稿が載置されているにも関わらず、ユーザが他の方向
に注意を向けているため、上記した警告表示を行う(ステップS6)。一方、ユーザの顔
の向きが複写装置1の方向であると判断した場合には(ステップS18においてNO)、
終了画面31を表示する(ステップS5)。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)に記載の効果に加えて以下
のような効果を得ることができる。
(7)第3の実施形態では、複写装置1は、複写装置1の前に立つユーザを撮影可能な
カメラ20から画像データと接続されるようにした。また、入力した画像データを画像処
理する画像処理部21を備えるようにした。このため、ユーザの顔の向きが検出され、ユ
ーザの顔の向きが複写装置1以外を向いた場合に、複写作業終了であると判断する。この
ため、ユーザが複写装置1に原稿を置き忘れた状態で、その場を離れる前に原稿の取り忘
れの警告を行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明を具体化した第4の実施形態を図11に従って説明する。尚、第4の実施
形態は、第1の実施形態の警告表示を出力するタイミングを変更した構成のみ異なるため
、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
CPU11は、まず印刷ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS20)。印刷
ジョブが終了したと判断すると(ステップS20においてYES)、CPU11は、請求
したコピー料金の精算が終了したか否かを判断する(ステップS21)。具体的には、C
PU11は、精算機9からの精算完了信号を入力したか否かを判断する。精算機9のコン
トローラが、CPU11から入力した請求料金に基づき、プリペイドカードのIC等に記
憶された残金から精算料金分を減算すると、複写装置1に対して精算完了信号を出力する
。又は、精算機9は、CPU11から入力した請求料金に基づき、紙幣投入口又はコイン
投入口(図示略)に料金が投入されたと判断すると精算完了信号を出力する。
複写装置1のCPU11は、精算完了信号を入力すると、精算完了であると判断し(ス
テップS21においてYES)、ラインセンサ2a又は紙検出センサ2dに基づきプラテ
ン5又は排紙トレイ4bに原稿が載置されているか否かを判断する(ステップS22)。
原稿が載置されていると判断した場合(ステップS22においてYES)、精算が完了し
たにも関わらず、原稿がまだ取り除かれていないため、上記した警告表示を行う(ステッ
プS6)。これにより、精算が完了した後、釣り銭の受け取り等にユーザの注意が向けら
れている場合にも、見慣れない画面をディスプレイ8に表示することで、原稿の受け取り
を促すことができる。一方、原稿が載置されていない場合には(ステップS21において
NO)、終了画面31を表示する(ステップS5)。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)に記載の効果に加えて以下
のような効果を得ることができる。
(8)第4の実施形態では、複写装置1のCPU11が、精算機9から精算完了信号を
入力した際に、複写作業終了であると判断する。このため、ユーザが作業終了と判断する
タイミングと、作業終了判断手段が作業終了であると判断するタイミングとを一致させる
ことができる。このため、ユーザが作業を継続しているにも関わらず、原稿の取り忘れを
警告する警告画面を表示することを防止することができる。従って、的確なタイミングで
原稿の取り忘れの警告を行うことができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明を具体化した第5の実施形態を図12に従って説明する。尚、第5の実施
形態は、第1の実施形態の警告表示を出力するタイミングを変更した構成のみ異なるため
、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図12に示すように、CPU11は、印刷ジョブが終了したか否かを判断する(ステッ
プS25)。印刷ジョブが終了したと判断すると(ステップS25においてYES)、C
PU11は、原稿が載置されているか否かを判断する(ステップS26)。原稿が載置さ
れていないと判断した場合(ステップS26においてNO)、終了画面31の表示を行う
(ステップS5)。
CPU11が、原稿が載置されていると判断した場合(ステップS26においてYES
)、タイマ17を用いて、その時点からの経過時間を計測する(ステップS27)。そし
て、CPU11は、印刷ジョブが終了した後、複写装置1の操作スイッチ(図示略)、タ
ッチパネル(ディスプレイ8)の入力操作が無いかを判断する(ステップS28)。
印刷ジョブが終了してから、タッチパネル操作等、何らかの入力操作がある場合(ステ
ップS28においてNO)、ユーザが操作中であると判断して、「経過時間」を「0」に
リセットし(ステップS29)、ステップS26に戻り、原稿がプラテン5等に載置され
ているか否かを判断する。この時点で、原稿が取り除かれた場合には、原稿が載置されて
いないと判断して(ステップS26においてNO)、終了画面31を表示する(ステップ
S5)。
入力操作がないと判断した場合(ステップS28においてYES)、カウンタが計測し
た経過時間が所定時間(例えば1分)以上であるか否かを判断する(ステップS30)。
経過時間が、所定時間以上であると判断した場合には(ステップS30においてYES)
、上記した警告表示を行う(ステップS6)。これにより、ユーザが続けてコピーを行わ
ず、終了する場合にも、見慣れない警告画面32,33をディスプレイ8に表示すること
によって、原稿を取るように促すことができる。また、経過時間が所定時間未満である場
合には(ステップS30においてNO)、ステップS27に戻り、入力操作が行われない
状態の経過時間を測定する。
第5の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)に記載の効果に加えて以下
のような効果を得ることができる。
(9)第5の実施形態では、印刷ジョブが終了した後、ユーザによる入力操作が所定時
間以上無い場合に、コピー作業終了であると判断する。このため、ユーザが複写装置1を
操作中にも関わらず、原稿の取り忘れを警告する警告画面32,33を表示することを防
止することができる。的確なタイミングで原稿の取り忘れの警告を行うことができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1の実施形態では、第1〜第nの警告パターンを予め決められた順番に従って繰り
返すようにしたが、各警告パターンの中から一つのパターンを無作為に選択しても良い。
・第1実施形態では、人感センサ装置Sを省略するようにしてもよい。
・第1実施形態では、複写装置画像32aのうち、カバー画像32c等を赤く表示する
ようにした。また、人物画像32bのうち、顔32f等を赤く表示するようにした。これ
以外に、CPU11により、複写装置画像32a又は人物画像32bのうち、警告色(第
1の実施形態では赤)にする部分を、逐次選択するようにしても良い。例えば、人物画像
32bのうち、1回目は顔32fのみを赤く表示し、2回目に第1警告画面32を表示す
る場合には、手32g及び脚32hのみを赤く表示するようにしてもよい。このようにす
ると、複写装置1を何回も利用するユーザにとっても、原稿を取り忘れた際に、常に異な
る画面が表示されるため、原稿の取り忘れにすぐに気付くことができる。
・複写装置1のCPU11は、所定期間毎に警告パターンを変更するようにしてもよい
。例えば、1月には警告画面32を表示し、2月には第2の警告画面を表示するようにし
てもよい。このようにすると、ユーザが警告画面に慣れる前に、新たな画面に切り替える
ことができるので、ユーザにとって見慣れない警告画面を表示することができる。
・上記実施形態では、第2警告画面33を、境界33dによって右側画像33aと左側
画像33bとに分裂させて表示するようにしたが、図13に示すように、上側画像35a
と、下側画像35bとに分裂させた警告画面35でもよい。また、上側画像35aと下側
画像35bとの間に、原稿の確認を促す案内表示35cを表示するようにしてもよい。ま
た、図14に示すように左側画像36a及び右側画像36bに分裂させた警告画面36で
もよい。また、左側画像36a及び右側画像36bの間に、案内表示36cを表示するよ
うにしてもよい。さらには、通常より明度が高い画面や、第2警告画面33の一部が崩れ
た画像等、通常表示されている終了画面31(図6(a)参照)等を一部変形させた画面
であってもよい。
本実施形態の複写装置の概略図。 複写装置のブロック図。 第1実施形態の処理手順の説明図。 警告表示の処理手順の説明図。 終了確認画面の説明図。 (a)は終了画面、(b)は第1警告画面の説明図。 第2警告画面の説明図。 第2実施形態の処理手順の説明図。 第3実施形態の複写装置のブロック図。 第3実施形態の処理手順の説明図。 第4実施形態の処理手順の説明図。 第5実施形態の処理手順の説明図。 別例の警告画面の説明図。 別例の警告画面の説明図。
符号の説明
1…複写装置、2…読み取り手段としてのスキャナ、2a…用紙検出手段としてのライ
ンセンサ、2d…用紙検出手段としての紙検出センサ、3…複写手段としてのプリンタ、
4…載置領域としてのADF、5…載置領域としてのプラテン、8…表示手段及び終了操
作部としてのディスプレイ、9…精算装置としての精算機、11…作業終了判断手段、第
1出力制御手段、第2出力制御手段、載置判断手段としてのCPU、18…人感センサ装
置、20…撮影装置としてのカメラ、21…画像処理手段としての画像処理部、30…終
了確認画面、31…終了案内画面としての終了画面、32…第1警告画面、33…第2警
告画面、35,36…警告画面、G…原稿、P…印刷物、S…人感センサ装置。

Claims (12)

  1. 原稿を載置する載置領域の原稿を検出する用紙検出センサから検出データを入力する入
    力手段と、警告制御コンピュータとを用いて、原稿の取り忘れを警告する警告制御方法で
    あって、
    前記警告制御コンピュータが、
    ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断するとともに、前記用紙検出センサに基づ
    き、前記載置領域に取り忘れの原稿があるか否かを判断するとともに、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿がない際に、終了案内画面
    を表示手段に表示し、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿が残されている際に、前記
    終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面を前記
    表示手段に表示することを特徴とする警告制御方法。
  2. 原稿の取り忘れを警告する複写装置において、
    原稿の読み取り面を走査して、複写データを生成する読み取り手段と、
    前記複写データに基づき、前記原稿を複写した印刷物を出力する複写手段と、
    原稿を載置する載置領域に原稿があるか否かを判断する用紙検出手段と、
    ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断する作業終了判断手段と、
    ユーザの複写作業が終了である際に終了案内画面を表示手段に表示する第1出力制御手
    段と、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に前記原稿が残されている際に、
    前記終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面を
    前記表示手段に表示する第2出力制御手段と
    を備えたことを特徴とする複写装置。
  3. 請求項2に記載の複写装置において、
    前記第2出力制御手段は、互いに異なる複数の前記各警告画面のうち、各出力時点で一
    つの警告画面を選択し、選択した前記警告画面を出力することを特徴とする複写装置。
  4. 請求項3に記載の複写装置において、
    前記第2出力制御手段は、選択した前記警告画面を出力した回数を計数し、その計数し
    た回数が所定回数を超えた際に、新たな前記警告画面を出力することを特徴とする複写装
    置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の複写装置において、
    前記第2出力制御手段は、前記終了案内画面と前記警告画面を交互に表示することを特
    徴とする複写装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の複写装置において、
    前記作業終了判断手段は、前記表示手段に表示した終了確認画面において、終了操作部
    が入力操作された際に、複写作業終了であると判断することを特徴とする複写装置。
  7. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の複写装置において、
    前記作業終了判断手段は、該複写装置に接続された人感センサ装置が、該複写装置の前
    に存在するユーザを検出している状態から未検出状態に移行した際に、複写作業終了であ
    ると判断する事を特徴とする複写装置。
  8. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の複写装置において、
    複写作業を行うユーザを撮影可能な撮影装置から画像データを入力し、前記画像データ
    を画像処理して前記ユーザの顔の向きを検出する画像処理手段をさらに備え、
    前記作業終了判断手段は、前記ユーザの顔が該複写装置の方向以外の方向になった際に
    、複写作業終了であると判断することを特徴とする複写装置。
  9. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の複写装置において、
    前記作業終了判断手段は、該複写装置に接続された精算装置から精算完了信号を入力し
    た際に、複写作業終了であると判断することを特徴とする複写装置。
  10. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の複写装置において、
    前記作業終了判断手段は、前記印刷物を印刷した後からの経過時間を計測するとともに
    、前記印刷物を印刷した後の入力操作の有無を判断し、入力操作が無く、且つ前記経過時
    間が所定時間以上となった際に、複写作業終了であると判断することを特徴とする複写装
    置。
  11. 原稿の取り忘れを警告する警告制御サーバにおいて、
    原稿を載置する載置領域に原稿があるか否かを判断する載置判断手段と、
    ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断する作業終了判断手段と、
    ユーザの複写作業が終了である際に終了案内画面を表示手段に表示する第1出力制御手
    段と、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿が残されている際に、前記
    終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面を前記
    表示手段に表示する第2出力制御手段と
    を備えたことを特徴とする警告制御サーバ。
  12. 原稿を載置する載置領域の原稿を検出する用紙検出センサから検出データを入力する入
    力手段と、警告制御コンピュータとを用いて、原稿の取り忘れを警告する警告制御プログ
    ラムであって、
    前記警告制御コンピュータを、
    ユーザの複写作業が終了であるか否かを判断する作業終了判断手段と、
    前記用紙検出センサに基づき、前記載置領域に取り忘れの原稿があるか否かを判断する
    載置判断手段と、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿がない際に、終了案内画面
    を表示手段に表示する第1出力制御手段と、
    ユーザの複写作業が終了であって、且つ前記載置領域に原稿が残されている際に、前記
    終了案内画面の図柄の色調、明度、形状のうち少なくとも一つを変更した警告画面を前記
    表示手段に表示する第2出力制御手段
    として機能させることを特徴とする警告制御プログラム。
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