JP2009134097A - 画像形成装置 - Google Patents

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健史 吉田
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Abstract

【課題】補修に伴う画像形成装置における非使用時間の短縮化が図れ、しかもトナーカートリッジのリサイクル性を向上させる。
【解決手段】画像形成装置本体のカートリッジ受け部1Mに、カートリッジ受け部1Mに対応したトナーカートリッジ2Mが着脱可能に装着される画像形成装置であって、カートリッジ受け部1Mに設けられ、3つの突起5aを有する識別突起部5と、トナーカートリッジ2Mに設けられ、識別突起部5に係止される場合にカートリッジ受け部1Mへの装着を許容する識別突起受け部6と、識別突起部5の各突起5aの内部に設けられた金属片とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナーやインクを用いて記録用紙に印字等を行うに際し、専用のカートリッジを所定のカートリッジ受け部に着脱可能に装着させる画像形成装置に関する。
複写装置、プリンタ等において静電潜像を現像するためのトナーは、コピー速度、画像品質規格等が異なる機種に応じて多数の種類が存在するとともに、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色が存在する。
そして、機種に合っていない指定外のトナーを使用すると、機械破損や画像不良等の原因になるので、機種毎にカートリッジの形状等を変える必要がある。また、用いるべき色に合っていない指定外のトナーを使用すると、画像不良等の原因になるので、色毎にカートリッジの形状等を変える必要がある。つまり、機種や色に対して間違ったカートリッジを、画像形成装置に設けたカートリッジ受け部に装着しないことが要求される。
このような誤装着を防止するためのカートリッジとしては、機種別にかつ色別にトナーを収容するカートリッジ本体の適当な部位に形状或いは位置の異なった機種識別用突起部を設けたものが一般的に用いられる。一方、このようなカートリッジを装着する画像形成装置側にも、カートリッジ受け部にカートリッジ側の突起部に対応して逆形状の突起受け部を設け、所定のカートリッジのみの装着を許容して互換性を無くすようになっている。なお、突起部をカートリッジに一体成形する代わりに、突起部を有する突起部材をカートリッジに貼着等にて付着させることなどが行われ、前記突起受け部に関しても、カートリッジ受け部に一体成形する代わりに、突起受け部を有する突起受け部材をカートリッジ受け部に貼着等にて付着させることなどが行われる。
このような構成において、誤った機種や色のカートリッジを画像形成装置のカートリッジ受け部に挿入することによる破損を防止すべく、金属製の突起部材をカートリッジの各位置に取付けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−61898号公報
しかしながら、上述のようにカートリッジにおける突起部材は金属製であって強度的に強いので、折れ曲がり等が発生し難いが、一方の画像形成装置側に設けられたカートリッジ受け部に変形や破損等が発生し易くなり、互換性のあるカートリッジを補修する場合よりもカートリッジ受け部の補修に長時間を要し、画像形成装置を長時間使用できなくなるという難点がある。また、カートリッジに金属製の突起部材を取付けているため、カートリッジのリサイクル性が低下するという難点がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、補修に伴う画像形成装置における非使用時間の短縮化が図れ、しかもカートリッジのリサイクル性を向上させ得る画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、画像形成装置本体のカートリッジ受け部に、前記カートリッジ受け部に対応したカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置であって、前記カートリッジ受け部に設けられ、1または2以上の突起を有する識別突起部と、前記カートリッジに設けられ、前記識別突起部に係止される場合に前記カートリッジ受け部への装着を許容する識別突起受け部と、前記識別突起部の各突起の内部に設けられた金属片と、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記突起は、前記カートリッジ受け部とは別体の識別突起部材に形成されていて、その識別突起部材が前記カートリッジ受け部にビス止めされるとともに、そのビスが前記金属片として機能することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記識別突起部材が、前記カートリッジ受け部に対して、カートリッジ内容物の種類に応じた位置でビス止めされていることを特徴とする。
本発明の画像形成装置による場合には、カートリッジ受け部に設けられた識別突起部に、カートリッジに設けられた識別突起受け部が係止される場合に、カートリッジ受け部へのカートリッジの装着を許容するので、カートリッジ受け部に対応したカートリッジが着脱可能に装着される。このとき、識別突起部の突起の内部に金属片が設けられていて識別突起部の突起が変形や破損等の発生を起こし難く、識別突起部が設けられたカートリッジ受け部の補修を省略することが可能となり、補修に伴う画像形成装置における非使用時間の短縮化が図れる。また、金属片がカートリッジ側に設けられていないので、トナーカートリッジのリサイクル性を向上させ得る。
請求項2の画像形成装置による場合には、カートリッジ受け部とは別体の識別突起部材に突起が形成されていて、その別体の識別突起部材がカートリッジ受け部にビス止めされるので、カートリッジ受け部を共通化でき、これによりカートリッジ受け部を作製する金型の費用を安価にできる。加えて、カートリッジ受け部に別体の識別突起部材を取付けるためのビスが前記金属片として機能するので、別途金属片を設ける必要がない。
請求項3の画像形成装置による場合には、共通化されたカートリッジ受け部と識別突起部材の同じものを用いても、識別突起部材を、カートリッジ内容物の種類に応じた位置でカートリッジ受け部にビス止めすることで、共通化されたカートリッジ受け部からカートリッジ内容物の種類に応じたカートリッジ受け部が作製される。
まず、本発明に係る画像読取装置が適用された画像形成装置について説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概要を示す正面図(断面図)である。
この画像形成装置10は、複写機として使用されるものであり、胴内排紙型と称される箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の上部に設けられた、原稿画像を読み取る画像読取部16とを備えた基本構成を有している。
前記装置本体11には、画像読取部16の光学系ユニット20によって読み取られた原稿の画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙に転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とが内装されている。装置本体11の頂部には、排出された定着処理後の用紙Pを受ける胴内排紙トレイ151を備えた排紙部15が設けられている。
前記画像読取部16は、上面にコンタクトガラス31を備えた光学系ユニット20を内装する外装カバー160を有し、この外装カバー160には、コンタクトガラス31上に載置された原稿を押さえるための原稿マット161が開閉自在に設けられている。かかる原稿マット161は、外装カバー160の上面後方位置(オペレータが操作する位置から見て奥側)に一対で設けられた蝶板部材(図示せず)の蝶板軸回りに正逆回動可能とされ、コンタクトガラス31の上面を閉止した閉止姿勢と、コンタクトガラス31の上面を開放した開放姿勢との間で姿勢変更可能とされている。
前記光学系ユニット20は、コンタクトガラス31上に載置された原稿が原稿マット161によって押さえられた状態で、下方からコンタクトガラス31を介して原稿画像を読み取るようになっている。画像読取部16で読み取られた原稿の画像情報は、所定の処理が施された上で画像形成部12へ向けて出力される。
前記外装カバー160の適所には、原稿読み取りや複写処理等に関する処理条件を入力操作するための図略の操作パネル17が設けられているとともに、この操作パネル17に隣接して出力手段としてのLCD(Liquid crystal display)18が設けられている(後述する図2参照)。前記操作パネル17には、商用電源からの電力の供給をオン・オフする電源スイッチ、原稿の読み取り動作を開始させるスタートキー、一旦設定した原稿の読み取り動作をキャンセルするキャンセルキー、用紙Pへの転写枚数などを入力するためのテンキー等が設けられ、これらのスイッチやキーの操作で画像形成処理が実行される。前記LCD18には、画像形成処理に関する各種のコメントや制御結果等が表示出力される。
前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙にトナー画像を形成させるものである。かかる画像形成部12は、本実施形態では、上流側(図1の右側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12Mと、シアン用ユニット12Cと、イエロー用ユニット12Yと、ブラック用ユニット12Kとを有している。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121および現像装置122がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーの供給を受けるようになっている。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電器123がそれぞれ設けられているとともに、各帯電器123のさらに下方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で読み取られた画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
感光体ドラム121の上方位置には、当該各感光体ドラム121に当接するように駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間に張設された転写ベルト125が設けられている。この転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられた転写ローラ125cによって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間を周回するようになっている。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって転写ベルト125の表面にカラー画像像が形成される。このカラー画像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の左方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置126が設けられている。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
クリーニング装置126で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収され、貯留されるようになっている。
画像形成部12の左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111の適所には搬送ローラ対112が設けられている。そして、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている転写ベルト125へ向けて搬送されるようになっている。
かかる用紙搬送路111には、駆動ローラ125aと対向した位置に転写ベルト125の表面と当接した第2転写ローラ113が設けられ、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と第2転写ローラ113とに押圧挟持されることによって転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに転写されるようになっている。
そして、転写ベルト125の右端部には、当該転写ベルト125の表面に残留した残留トナーを除去する転写ベルト用クリーニング装置127が設けられ、用紙Pへの転写処理が完了した転写ベルト125は、表面の残留トナーがこの転写ベルト用クリーニング装置127によって取り除かれ清浄化された状態で次の転写処理へ向けて周回されるようになっている。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源であるハロゲンランプ等の通電発熱体を備えた定着ローラ131と、左方でこの定着ローラ131と対向配置された加圧ローラ132とを備えている。そして、第2転写ローラ113を介して画像形成部12から導出された転写処理済の用紙Pは、これら定着ローラ131および加圧ローラ132間に押圧挟持されつつ定着ローラ131により加熱される熱処理でトナー画像が用紙Pへ定着され、用紙上に安定した状態のカラー画像が形成されるようになっている。
定着処理の完了したカラー印刷済みの用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11に設けられた胴内排紙トレイ151へ向けて排出されることになる。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱自在に装着された用紙トレイ141を有している。用紙トレイ141には用紙束が貯留されるようになっている。そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路111を通って第2転写ローラ113と転写ベルト125との間のニップ部へ向かわせられるようになっている。
図2は画像形成装置を左斜め前方から見た斜視図である。なお、図2においては、前カバー11aを開けた状態で表している。
装置本体11の前カバー11aを開けた箇所には、4つのカートリッジ受け部1M,1C,1Y,1Kが設けられていて、各カートリッジ受け部1M〜1Kにはそれぞれに対応したトナーカートリッジ2M,2C,2Y,2Kが装着されるようになっている。これらトナーカートリッジ2M,2C,2Y,2Kは、内容物としてそれぞれ所定色用のトナーを内蔵していて、各色用のトナーが前記各ユニット12M,12C,12Y,12Kの現像装置122に補給されるようになっている。
トナーカートリッジ2Kはブラック用のもので、トナーカートリッジ2M,2C,2Yはカラー用のものである。そして、カラー用のトナーカートリッジ2M,2C,2Yは同じ大きさに形成され、ブラック用のトナーカートリッジ2Kはカラー用のトナーカートリッジ2M〜2Yよりも広幅の大型に形成されている。なお、カラー用のトナーカートリッジ2M〜2Yとブラック用のトナーカートリッジ2Kとは、同じ高さとなっている。
まず、カラー用のトナーカートリッジ2Mとこれに対応するカートリッジ受け部1Mに関して説明する。
図3及び図4はトナーカートリッジ2Mをカートリッジ受け部1Mに挿入する前の図で、図3は前方斜めから見た図、図4は後方斜めから見た図である。また、図5及び図6はトナーカートリッジ2Mをカートリッジ受け部1Mに挿入した後の図で、図5は前方斜めから見た図、図6は後方斜めから見た図である。図7は、図6の下部を拡大して示す図である。
カートリッジ受け部1Mの前側には縦方向に沿って長いガイド用切欠部3が形成され、一方のトナーカートリッジ2Mの前側には前方へ突出している凸部4が形成されており、トナーカートリッジ2Mをカートリッジ受け部1Mへ上方から下方へ向けて降下させると、凸部4は切欠部3に案内される。
また、カートリッジ受け部1Mの底部後側には3つの突起5aを有する識別突起部5が形成され、識別突起部5の幅寸法、つまり両端の突起5aの外側側面間の幅寸法はW1に設定されている。上記突起5aは、この図示例では概略矩形の柱状に形成されていて、隣り合う突起5aの間には隙間が設けられている。
一方のトナーカートリッジ2Mの下部後側には凹状の識別突起受け部6がトナーカートリッジ2Mと一体成形により設けられている。この識別突起受け部6は、概略矩形の柱状をした2つの幅規制片6a、6bを一定距離W2だけ離して形成された構成であって、その距離W2は前記幅寸法W1よりも若干大きく、両幅規制片6a、6bの間の凹部6cに識別突起部5が入って係止される場合に(図7参照)、トナーカートリッジ2Mのカートリッジ受け部1Mへの装着が許容されるようになっている。
図8はカートリッジ受け部1Mを示す外観斜視図で、図9はそのカートリッジ受け部1Mを示す正面図、図10はそのカートリッジ受け部1Mを示す底面図、図11は図10におけるXI−XI線による断面図である。
識別突起部5は、カートリッジ受け部1Mとは別部材である識別突起部材5Aをカートリッジ受け部1Mにビス止めすることにより形成されている。識別突起部材5Aは、細長い板状部の上方に柱状の突起5aが設けられている。突起5aのそれぞれには下方からビス7を螺入するための孔5cが設けられている。カートリッジ受け部1Mの識別突起部材5Aに対応する部分には、ビス7よりも若干大きめの孔8が複数(本実施形態では6個)等間隔に設けられている。このカートリッジ受け部1Mの孔8は、後述するように突起5aの位置を変更したときにも突起5aの孔に対応するように、突起5aよりも多く設けられている。すなわち、カートリッジ受け部1Mの底部上に識別突起部材5Aを載せ、カートリッジ受け部1Mの底部の下側から上方に向けてビス7を螺入する、つまりビス止めすることにより形成されている。ビス7は、各突起5aのそれぞれに対して配設されていて、識別突起部材5Aをカートリッジ受け部1Mに取付ける作用を有するとともに、ビス7が金属製であるので突起5aを補強する作用を有する。
以上は、トナーカートリッジ2Mとカートリッジ受け部1Mの構成である。この構成に対してトナーカートリッジ2Cとカートリッジ受け部1Cの構成およびトナーカートリッジ2Yとカートリッジ受け部1Yの構成は、識別突起部材5Aの取付け位置を突起5aの並んだ左右方向にそれぞれ異なるようにずらすとともに、凹状の識別突起受け部6を配する位置、つまり両幅規制片6a、6bを配する位置を識別突起部材5Aと同じく左右方向にかつ同じ距離だけずらすようにしている。なお、トナーカートリッジ2C、2Yの識別突起受け部6は、トナーカートリッジ2C、2Yと一体成形により形成されている。
よって、カートリッジ受け部1Mには、大型のブラック用トナーカートリッジ2Kは勿論のこと、トナーカートリッジ2C、2Yは装着できず、トナーカートリッジ2Mのみの装着が可能となり、カートリッジ受け部1Cには、トナーカートリッジ2Kは勿論のこと、トナーカートリッジ2M、2Yは装着できず、トナーカートリッジ2Cのみの装着が可能となり、カートリッジ受け部1Yには、トナーカートリッジ2Kは勿論のこと、トナーカートリッジ2C、2Mは装着できず、トナーカートリッジ2Yのみの装着が可能となる。また、大型のブラック用トナーカートリッジ2Kはカートリッジ受け部1Kのみへ装着可能である。
したがって、本実施形態による場合には、カートリッジ受け部1M〜1Yに設けられた識別突起部5に、カートリッジ2M〜2Yに設けられた識別突起受け部6が係止される場合に、カートリッジ受け部1M〜1Yへのカートリッジ2M〜2Yの装着を許容するので、カートリッジ受け部1M〜1Yに対応したカートリッジ2M〜2Yが着脱可能に装着される。このとき、識別突起部5の突起5aの内部に金属片としてのビス7が設けられていて識別突起部5の突起5aが変形や破損等の発生を起こし難く、識別突起部5が設けられたカートリッジ受け部1M〜1Yの補修を省略することが可能となり、補修に伴う画像形成装置における非使用時間の短縮化を図ることができる。また、金属片(ビス7)がトナーカートリッジ2M〜2Y側に設けられていないので、トナーカートリッジ2M〜2Yのリサイクル性を向上させ得る。
また、本実施形態にあっては、カートリッジ受け部1M〜1Yとは別体の識別突起部材5Aに識別突起部5が形成されていて、その識別突起部材5Aがカートリッジ受け部1M〜1Yにビス7止めされるので、カートリッジ受け部1M〜1Yを共通化でき、これによりカートリッジ受け部1M〜1Yを作製する金型の費用を安価にできる。加えて、カートリッジ受け部1M〜1Yに別体の識別突起部材5Aを取付けるためのビス7が前記金属片として機能するので、別途金属片を設ける必要がない。更に、共通化されたカートリッジ受け部1M〜1Yと識別突起部材5Aの同じものを用いても、識別突起部材5Aを、トナーの色に応じた位置でカートリッジ受け部1M〜1Yにビス7止めすることで、共通化されたカートリッジ受け部からトナーの色に応じたカートリッジ受け部1M〜1Yを作製することができる。
なお、上述した実施形態では両幅規制片6a、6bの間の凹部6cに、3つの突起5aを離隔して有する識別突起部5が入って係止される例を挙げているが、本発明はこれに限らない。例えば識別突起部5は、1つの広幅の突起でも、2つの突起でもよく、或いは4以上の狭幅の突起でもよい。
また、上述した実施形態では両幅規制片6a、6bの間の凹部6cに識別突起部5の全体が入って係止される例を挙げているが、本発明はこれに限らない。例えば、図12に示すように3つの突起5bを有する識別突起部材5Bをカートリッジ受け部1M等に設けるとともに、3つの突起6dを有する識別突起受け部6Bをトナーカートリッジ2M等に設け、隣り合う突起5bの間のそれぞれに突起6dが入り、かつ隣り合う突起6dの間のそれぞれに突起5bが入る構成としてもよい。
このカートリッジ受け部1M等に関しても、図13に示すように共通のカートリッジ受け部1M等の底部上面に識別突起部材5Bを置き、下方からビス7を上向きに螺入することにより作製されている。そして、カートリッジ受け部1M、1C、1Yの3つの突起5bの位置は、すべて異なっている。また、トナーカートリッジ2M等の識別突起受け部6Bは、識別突起部材5Bの突起5bに対応させた位置に配されているとともに、トナーカートリッジ2M等に一体成形により形成されている。
この実施形態の画像形成装置による場合にも、前同様の効果が得られることは勿論である。即ち、カートリッジ受け部1M〜1Yに対応した非互換性の専用トナーカートリッジ2M〜2Yを着脱可能に装着することができる。突起5bの内部に金属片としてのビス7が設けられていて突起5bが変形や破損等の発生を起こし難く、カートリッジ受け部1M〜1Yの補修を省略することが可能となり、補修に伴う画像形成装置における非使用時間の短縮化を図ることができる。また、金属片(ビス7)がトナーカートリッジ2M〜2Y側に設けられていないので、トナーカートリッジ2M〜2Yのリサイクル性を向上させ得る。更に、カートリッジ受け部1M〜1Yとは別体の識別突起部材5Bに識別突起部5が形成されていて、その識別突起部材5Bがカートリッジ受け部1M〜1Yにビス7止めされるので、カートリッジ受け部1M〜1Yを共通化でき、これによりカートリッジ受け部1M〜1Yを作製する金型の費用を安価にできる。加えて、カートリッジ受け部1M〜1Yに別体の識別突起部材5Bを取付けるためのビス7が前記金属片として機能するので、別途金属片を設ける必要がない。更に、共通化されたカートリッジ受け部1M〜1Yと識別突起部材5Bの同じものを用いても、識別突起部材5Bを、トナーの色に応じた位置でカートリッジ受け部1M〜1Yにビス7止めすることで、共通化されたカートリッジ受け部からトナーの色に応じたカートリッジ受け部1M〜1Yを作製することができる。
なお、図12及び図13に示した実施形態では、3つの突起5bと3つの突起6dとを有するとともに、隣り合う突起5bの間のそれぞれに突起6dが入り、かつ隣り合う突起6dの間のそれぞれに突起5bが入る構成としているが、本発明はこれに限らない。例えば、1または2以上の突起5bと、1または2以上の突起6dとを有するとともに、隣り合う突起5bの間に1つの突起6dが入り、かつ隣り合う突起6dの間に1つの突起5bが入る構成としてもよい。或いは、上記識別突起部材5Bの突起5bの間隔は、カートリッジ受け部1M、1C、1Yにおいて同一で、カートリッジ受け部1M、1C、1Y毎に位置を変えた構成や、突起5bの間隔をカートリッジ受け部1M、1C、1Yにおいて相互に異なる構成としてもよい。
また、上述した実施形態では識別突起部材5A、5Bの突起5a、5bの内部に金属片としてビス7を設ける構成としているが、本発明はこれに限らず、突起5a、5bの内部に金属片を設けた識別突起部材5A、5Bを接着等によりカートリッジ受け部に取付けてもよい。
更に、上述した実施形態では内容物がトナーであるカートリッジを例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限らず、インクを内容物とするカートリッジにも同様に適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概要を示す正面図(断面図)である。 図1の画像形成装置を左斜め前方から見た斜視図である。 トナーカートリッジをカートリッジ受け部に挿入する前の図で、前方斜めから見た図である。 トナーカートリッジをカートリッジ受け部に挿入する前の図で、後方斜めから見た図である。 トナーカートリッジをカートリッジ受け部に挿入した後の図で、前方斜めから見た図である。 トナーカートリッジをカートリッジ受け部に挿入した後の図で、後方斜めから見た図である。 図6の下部を拡大して示す図である。 カートリッジ受け部を示す外観斜視図である。 図8のカートリッジ受け部を示す正面図である。 図8のカートリッジ受け部を示す底面図である。 図10におけるXI−XI線による断面図である。 本発明の他の実施形態のカートリッジ受け部にトナーカートリッジを挿入した状態を示す外観斜視図である。 図12のカートリッジ受け部を示す分解斜視図である。
符号の説明
1M,1C,1Y,1K カートリッジ受け部
2M,2C,2Y,2K トナーカートリッジ
5 識別突起部
5a 突起
5B 識別突起部材
5b 突起
6 識別突起受け部
6B 識別突起受け部
6d 突起
7 ビス

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体のカートリッジ受け部に、前記カートリッジ受け部に対応したカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置であって、
    前記カートリッジ受け部に設けられ、1または2以上の突起を有する識別突起部と、
    前記カートリッジに設けられ、前記識別突起部に係止される場合に前記カートリッジ受け部への装着を許容する識別突起受け部と、
    前記識別突起部の各突起の内部に設けられた金属片と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記突起は、前記カートリッジ受け部とは別体の識別突起部材に形成されていて、その識別突起部材が前記カートリッジ受け部にビス止めされるとともに、そのビスが前記金属片として機能することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記識別突起部材が、前記カートリッジ受け部に対して、カートリッジ内容物の種類に応じた位置でビス止めされていることを特徴とする画像形成装置。
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