JP2009133240A - 遮熱コーティングならびにこれを用いたガスタービン部品およびガスタービン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明にかかる遮熱コーティング21は、部分安定化ジルコニアで構成されるセラミックス層25を有する遮熱コーティング21であって、このセラミックス層25は、厚さ方向に隣り合う層で色が異なる複数の分割層である表層27、第2層29および第3層31によって構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
従来、遮熱コーティングは、動翼等の基材上にMCrAlY合金(Mは、NiやCoやFe等の単独元素またはそれらの2種類以上の元素の組み合わせ)よりなる金属結合層が積層され、さらにその上にトップコートとして、たとえば、イットリア部分安定化ジルコニア(ZrO2・8Y2O3)等の部分安定化ジルコニアで形成されたセラミックス層、が積層された構成となっている。
これらにより、遮熱コーティングには摩耗したり、剥離したりして、厚さが薄くなる部分が発生する。このように遮熱コーティングの厚さが薄くなると、所定の遮熱効果を発揮できなくなり、高温部品に高温が作用するようになるので、高温部品が熱的に損傷する可能性は大きくなる。
従来、遮熱コーティングの厚さは、高温部品を取出し、それを切断して測定されるか、あるいは、切断せず、たとえば、渦電流探傷法等を用いて測定されている。
また、渦電流探傷法等を用いて測定するものでは、測定装置を用いて測定する必要があるので、ガスタービン設置場所で、短時間で、かつ、簡便に測定することができない。
すなわち、本発明にかかる遮熱コーティングは、部分安定化ジルコニアで構成される遮熱層を有する遮熱コーティングであって、該遮熱層は、厚さ方向に隣り合う層で色が異なる複数の分割層によって構成されていることを特徴とする。
したがって、遮熱コーティングの色を目視で観察することによって遮熱コーティングの減耗度を判断できるので、遮熱コーティングの減耗度を簡便に確認することができる。
なお、分割層の数は、適宜数とされるが、遮熱コーティングを補修するあるいは再コーティングする時期を決めるためであれば、2〜3層で十分である。
たとえば、表面の分割層と表から3番目の分割層が同じ色であれば、遮熱コーティングが減耗して表から3番目の分割層が現れている場合でも、それが表面の分割層と判断される可能性があるが、この発明のように全て色が異なる分割層としていれば、この誤判断を防止することができる。
たとえば、二酸化ケイ素が0.05%以下の超高純度グレードのジルコニアを用いたイットリア部分安定化ジルコニアは白色となる。二酸化ケイ素が0.3wt%を越える通常グレードのジルコニアを用いたイットリア部分安定化ジルコニアは黄色となる。二酸化ケイ素が0.1wt%前後の高純度グレードのジルコニアを用いたイットリア部分安定化ジルコニアはやや黄色となる。言い換えると、二酸化ケイ素が0.05wt%を越え0.03%wt以下のグレードのジルコニアを用いたイットリア部分安定化ジルコニアはやや黄色となる。
したがって、ジルコニアの純度を変化させて分割層を形成することによって、分割層の色を層毎に変化させることができる。しかも、市販のジルコニアで、所定純度のものを用いるだけでよいので、調整が容易である。
この場合、判断の容易さを考えると、表面からグレードのよい順あるいは悪い順に、順次変化するようにするのが好ましい。
また、遮熱コーティングの強度を考えると、最下層に超高純度グレードのジルコニアを用いるようにするのが好ましい。
部分安定化ジルコニアは、安定化材によって特異な色となるものがある。少なくとも隣り合う分割層でこの特異な色となる安定化材を用いることによって、色の異なる分割層を形成することができる。
このようにすると、色が混合して異なる色を形成することができる。これにより、色の種類を多様化できる。
このとき、混合比を変えて、混合した色を変えるようにしてもよい。このようにすると、色の多様化を一層はかることができる。
超高純度のジルコニアを用いた場合、これらの安定化材を用いた部分安定化ジルコニアは、特有な色を持つので、異なる色を持つ分割層を容易に形成することができる。
すなわち、酸化イットリウムは白色、酸化エルビウムはピンク色、酸化ネオジムは青色、酸化ジスプロジウムおよび酸化サマリウムは黄色の部分安定化ジルコニアを形成する。
このため、ガスタービン設置場所で、遮熱コーティングの減耗度を短時間で、かつ、簡便に判定することができる。また、その結果を遮熱コーティングの補修あるいは再コーティングの時期の決定に反映できるので、ガスタービン部品の信頼性を向上させることができる。
このように信頼性の高いガスタービン部品を用いているので、ガスタービンの信頼性を向上させることができる。
このようにすると、ガスタービン部品に施された遮熱コーティングが運転中に磨耗あるいは剥離した際に発生する皮膜粉塵が塵芥として集塵装置によって分離回収される。
この回収された皮膜粉塵を目視し、色合いを見ることによって遮熱コーティングの減耗の度合いを推定することができる。なお、皮膜粉塵を組成分析するようにしてもよい。
このように、運転中に定期的に行われる、たとえば、フィルタ交換時に遮熱コーティングの減耗の度合いを推定できるので、ガスタービンを停止することなく遮熱コーティングの減耗状態を監視することができる。
なお、本発明は以下に示す実施形態に何ら限定されるものではなく、適宜変更して実施することが可能である。
図1は、遮熱コーティングの構成を示す断面図である。図2は、この遮熱コーティングが施された高温部品を用いているガスタービンの全体概略構成を示すブロック図である。
圧縮機3の回転部とタービン7の回転部とは回転軸9によって連結されており、一体となって回転される。
回転軸9は、タービン7の回転動力を伝達するものであり、例えば、発電機11に連結されて電力を発生することができるようになっている。
タービン7には、図示は省略するが、回転軸9の周囲から外方に向けて突出する多数の動翼と、略円筒形状をなすケーシングから内方に向けて突出する多数の静翼とが備えられている。
燃焼器5は、圧縮機3から供給される圧縮空気と図示しない供給源から供給される燃料とを混合・燃焼させて高温高圧の燃焼ガスを生成する。燃焼器5は、この燃焼ガスをタービン7に供給する。
燃焼器5からタービン7に供給された高温高圧の燃焼ガスは各静翼によって膨張し圧力降下させられ、排気ガスとして排気される。これにより発生した運動エネルギーは、回転軸9に取付けられた各動翼を介して回転トルクに変換される。そして、発生した回転トルクは、回転軸9に伝達され、発電機11が駆動される。
集塵機13としては、電気集塵機、遠心力集塵装置、慣性力集塵装置等適宜の形式のものが用いられる。
これらの高温部品には、図1に示される本実施形態にかかる遮熱コーティング21が施されている。
たとえば、動翼の基材19の表面に施された遮熱コーティング21は、アンダーコートとしての金属結合層23と、トップコートとしてのセラミックス層(遮熱層)25とで構成されている。
金属結合層23は、基材19とセラミックス層25との熱膨張係数の差を小さくして熱応力を緩和する機能を有し、セラミックス層25が基材19から剥離するのを防ぐ機能を有している。
金属結合層23は、たとえば、低圧プラズマ溶射法または電子ビーム物理蒸着法(EP−PVD)を用いて、たとえば、0.1mmの厚さに成膜されて形成される。
セラミックス層25は、たとえば、低圧プラズマ溶射法を用いて、たとえば、0.3mmの厚さに成膜されて形成されている。
なお、セラミックス層25は、厚さに比例して遮熱効果が大きくなるが、厚さが過大になると剥離を生じやすくなる。一方、逆に薄いと遮熱効果が低くなるため、その厚さは0.25〜0.7mmの範囲とすることが好適である。より好ましい厚さの範囲は0.3〜0.5mmである。
低圧プラズマ溶射法によってセラミックス層25を略0.3mmの厚さに成膜する場合、溶射のパス数は、たとえば、9回程度である。
本実施形態では、溶射のパス数が3回毎に、原料となるジルコニア(ZrO2)のグレードを変化させている。
次いで、第3層31の上に、不純物として含まれる二酸化ケイ素(SiO2)が0.1%程度である高純度グレードのジルコニアの粉末に、たとえば、8wt%の酸化イットリウムの粉末を混合し、それを低圧プラズマ溶射法によって3パスの溶射を行い、第2層29を形成する。
これにより、それぞれ略0.1mmの厚さを持つ、表層27、第2層29および第3層31が形成され、合わせて略0.3mmのセラミックス層25が形成される。
すなわち、二酸化ケイ素の含有量が0.05wt%以下の超高純度グレードのジルコニアは白色であり、二酸化ケイ素の含有量が0.3wt%を越える通常グレードのジルコニアは黄色である。
このように、ジルコニアは純度が低くなり、二酸化ケイ素の量が多くなる程黄色となる。このため、二酸化ケイ素の含有量が0.05wt%を越え0.03wt%以下のジルコニアは二酸化ケイ素の含有量に応じた色調の黄色を帯びる。
また、最下層である第3層31に超高純度グレードのジルコニアを用いるようにするのが遮熱コーティング21の強度の面からみると好ましい。
なお、表層27に超高純度グレードを用い、第2層29および第3層31に向かい純度の低いグレードのものを用いるようにしてもよい。
このとき、表層27が減耗して第2層が表面に現れる部分があるとその部分の色は他の部分の黄色よりも薄い黄色となる。さらに、第3層が表面に現れると、その部分の色は周囲の黄色に対して白色となる。
これにより、ガスタービン1の設置場所で、遮熱コーティング21の減耗度を短時間で、かつ、簡便に判定することができる。また、その結果を遮熱コーティング21の補修あるいは再コーティングの時期の決定に反映できるので、遮熱コーティング21は本来の機能を奏し、高温部品の基材19に高温が作用することを抑制できる。これにより、高温部品、ひいてはガスタービンの信頼性を向上させることができる。
この回収された塵芥を目視し、色合いを見ることによって遮熱コーティング21の減耗の度合いを推定することができる。なお、この場合、より正確さを求めると、皮膜粉塵の組成を分析するようにしてもよい。
このように、運転中に定期的に行われる、たとえば、フィルタ交換時に遮熱コーティングの減耗の度合いを推定できるので、ガスタービン1の運転を停止することなく遮熱コーティング21の減耗状態を監視することができる。
すなわち、図3に示されるように、金属結合層23の上に、まず、超高純度グレードのジルコニアの粉末に、たとえば、8wt%の酸化ネオジム(Nd2O3)の粉末を混合し、それを低圧プラズマ溶射法によって3パスの溶射を行い、ネオジア部分安定化ジルコニアの第3層31を形成する。
次いで、第2層29の上に、超高純度グレードのジルコニアの粉末に、たとえば、8wt%の酸化イットリウムの粉末を混合し、それを低圧プラズマ溶射法によって3パスの溶射を行い、イットリア部分安定化ジルコニアの表層27を形成する。
これにより、それぞれ略0.1mmの厚さを持つ、表層27、第2層29および第3層31が形成され、合わせて略0.3mmのセラミックス層25が形成される。
すなわち、表層27、第2層29および第3層31は、厚さ方向で隣り合う層の色が異なり、かつ、全ての層の色が異なるように形成される。
このとき、前記した色の異なる安定化材を混合して用いるようにしてもよい。たとえば、酸化エルビウムと酸化ネオジムとを混合すると紫色の層を形成することができる。これにより、色の種類を多様化できる。
このとき、混合比を変えて、混合した色を変えるようにしてもよい。このようにすると、色の多様化を一層はかることができる。
このとき、表層27が減耗して第2層が表面に現れる部分があるとその部分の色は他の部分の白色と異なるピンク色となる。さらに、第3層31が表面に現れると、その部分の色は周囲の白色あるいはピンク色と異なる青色となる。
これにより、ガスタービン1の設置場所で、遮熱コーティング21の減耗度を短時間で、かつ、簡便に判定することができる。また、その結果を遮熱コーティング21の補修あるいは再コーティングの時期の決定に反映できるので、遮熱コーティング21は本来の機能を奏し、高温部品の基材19に高温が作用することを抑制できる。これにより、高温部品、ひいてはガスタービンの信頼性を向上させることができる。
13 集塵装置
21 遮熱コーティング
25 セラミックス層
27 表層
29 第2層
31 第3層
Claims (9)
- 部分安定化ジルコニアで構成される遮熱層を有する遮熱コーティングであって、
該遮熱層は、厚さ方向に隣り合う層で色が異なる複数の分割層によって構成されていることを特徴とする遮熱コーティング。 - 前記各分割層は、全て色が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の遮熱コーティング。
- 前記部分安定化ジルコニアは、安定化材として酸化イットリウム(Y2O3)を用い、
前記各分割層に用いられるジルコニアは、その純度が変化させられていることを特徴とする請求項1または2に記載の遮熱コーティング。 - 前記分割層は、色の異なる安定化材を用いて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遮熱コーティング。
- 前記分割層は、前記色の異なる安定化材を混合して用いることを特徴とする請求項4に記載の遮熱コーティング。
- 前記色の異なる安定化材は、酸化イットリウム(Y2O3)、酸化エルビウム(Er2O3)、酸化ネオジム(Nd2O3)、酸化ジスプロジウム(Dy2O3)、酸化サマリウム(Sm2O3)から成る群より選択されることを特徴とする請求項4または5に記載の遮熱コーティング。
- 請求項1から6のいずれかに記載の遮熱コーティングが施されていることを特徴とするガスタービン部品。
- 請求項7に記載のガスタービン部品を用いていることを特徴とするガスタービン。
- 排気ガスから塵芥を分離回収する集塵装置が備えられていることを特徴とする請求項8に記載のガスタービン。
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