JP2009132347A - 飲酒運転防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲酒運転防止装置において、自動的にアルコール分の検知を行い、乗員の特別な操作を不要として、走行中も間を開けて継続的に実施でき、利便性が良く、衛生的であり、また、被験者を誤魔化す不正をし難くし、検査結果の信頼性を高めることにある。
【解決手段】車両には乗員の着座を検知する着座検知手段と車室を空調する空調装置とを設け、制御装置は、着座検知手段により乗員の着座を検知した状態で車両の使用開始を含む所定の条件が成立した場合に、空調装置を送風するよう駆動制御しつつ、ガス検知手段により乗員の雰囲気ガスを検査し、アルコール分の合否を判定するよう動作する。
【選択図】図1

Description

この発明は、飲酒運転防止装置に係り、特に自動的にアルコール分の検知を行う飲酒運転防止装置に関する。
車両の運転者のアルコール検知方法には、呼気を採取するために、マウスピースに口を付け、呼気を吹き込む方法がある。
また、車両の飲酒運転防止装置には、アルコール分を検知可能なガス検知手段(アルコール検知センサ)を設け、車両の使用開始時にガス検知手段によりアルコール分を検知した場合に、車両のエンジンの始動の禁止あるいは車両の走行を禁止するものがある。
従来、運転操作における危険防止方法および同装置には、アルコールセンサがアルコール蒸気を検知した場合に、自動制御装置が作動して自動車を走行できない状態とし、自動車の発進をできなくするものがある。
自動車の飲酒運転防止装置には、ハンドルの傍に第1検出装置を設け、車室内の上部に第2検出装置を設け、この第2検出装置で作動される換気装置を車室内の後部に設け、運転者の呼気でアルコール分を検知した場合に、自動車の走行を停止するものがある。
車両用新鮮空気導入装置には、空気清浄度を検出するガスセンサを車室内に設け、このガスセンサからの信号変化に応じて駆動電動機を駆動して換気扇を作動し、換気を行うものがある。
特開2004−249847号公報 特公昭51−21699号公報 実開平4−14508号公報
ところで、従来、マウスピースを用いるアルコール検知方法においては、マウスピースに口を付けるため、衛生的に良い状態を保つことが困難である。また、マウスピースに口をつけ呼気を吹き込むのは面倒である。更に、運転者以外の人が呼気を吹き込んでも分からないため、誤魔化されてしまう可能性がある。また、呼気を吹き込む方法であるため、運転中に検査ができなかった。
そこで、この発明の目的は、乗員の呼気からアルコール分の合否を自動的に判定することができる飲酒運転防止装置を提供することにある。
この発明は、車両にアルコール分を検知可能なガス検知手段を搭載し、前記車両の使用開始時に前記ガス検知手段によりアルコール分を検知した場合には前記車両のエンジンの始動の禁止あるいは前記車両の走行を禁止する制御装置を備えた飲酒運転防止装置において、前記車両には乗員の着座を検知する着座検知手段と車室を空調する空調装置とを設け、前記制御装置は、前記着座検知手段により乗員の着座を検知した状態で前記車両の使用開始を含む所定の条件が成立した場合に、前記空調装置を送風するよう駆動制御しつつ、前記ガス検知手段により乗員の雰囲気ガスを検査し、アルコール分の合否を判定するよう動作することを特徴とする。
この発明の飲酒運転防止装置は、空調装置を駆動制御して送風することにより、運転者の呼気からアルコール分の合否を自動的に判定することができる。
この発明は、運転者の呼気からアルコール分の合否を自動的に判定する目的を、空調装置を駆動制御して実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図4は、この発明の第1実施例を示すものである。
図3、図4において、1は車両、2はインストルメントパネル、3はエンジンルーム、4は車室、5はフード、6はフロントシールド、7はルーフパネル、8はルーフライニングである。
エンジンルーム3には、エンジン9が配置されている。
車室4には、乗員である運転者Pが着座する運転席10が設置されている。この運転席10は、シート座部11とシート背部12とからなる。シート背部12の上部には、運転者Pの頭部位置でヘッドレスト13が備えられている。
車両1には、ステアリング装置14が設置されている。このステアリング装置14は、車室4の車両幅方向の右側で且つ運転席10に対応した位置で、インストルメントパネル2によりも車室4内に突出して運転者Pによりハンドル操作されるステアリングホイール15を備えている。
インストルメントパネル2には、車室4を自動的に空調する空調装置16を構成するように、夫々ベンチレーションルーバを備えた複数の吹出口が設けられる。
例えば、インストルメントパネル2の後面17上部の車両幅方向の中央部位には、中央吹出口(ベンチュレータ)18が設けられている。また、インストルメントパネル2の上面19の車両幅方向の中央部位には、上側吹出口(アッパベント)20が設けられている。
中央吹出口18は、自動可動式のものであり、ステアリングホイール15よりも下方に配置され、風をヘッドレスト13側に向かわせることが可能である。なお、中央吹出口18を、自動可動式としたが、風の吹出方向を固定式の吹出口したり、又は、可動式のものに固定式の吹出口を併設することも可能である。この場合、最適な風の吹出方向とならない場合もあるので、検知時間を長くする必要があるといった検知効率の低下はあるものの、複雑なルーバ制御が必要なく、コスト的に有利となる。
上側吹出口20は、ステアリングホイール15の上部の高さ位置に配置されている。この上側吹出口20は、後席向けに効率よく送風するためのベントであり、デフロスタではない。
図2に示すように、空調装置16は、風向制御モータ21と風量制御モータ22とを備えている。風向制御モータ21は、ダクト内部のダンパを切り換え作動して各吹出口の吹出モードを選択することができる。風量制御モータ22は、各吹出口からの吹出風量を制御するようにブロアファンを作動する。
この実施例に係る空調装置16においては、中央吹出口18にベンチレーションルーバをスイングするためのアクチュエータとして、リンクを介したモータを取り付け、そのベンチレーションルーバ全体を回動させることと、ベンチレーションルーバの格子群をスイングさせること、との両方をできるのが好ましい。しかし、吹き出した空気が吹き出し方向から逸れるように拡散するので、いずれか一方のみの動作としても、ある程度良いものである。
また、図2に示すように、エンジン9と、風向制御モータ21及び風量制御モータ22とは、制御装置23に連絡している。
この制御装置23は、エンジン9を制御する中央制御手段(図面上では「コントローラ」と記す)24を備えるとともに、この中央制御手段24に連絡した空調制御手段(図面上では「A/Cコントローラ」と記す)25及び車体制御手段(図面上では「BCM」と記す)26を備えている。空調制御手段25には、風向制御モータ21及び風量制御モータ22が連絡している。車体制御手段26は、パワーウインドウモータ27に連絡し、このパワーウインドウモータ27を制御して車両1の窓の窓ガラスを開閉動作する。この車両の窓は、窓ガラスを開閉動作するモータを備えるパワーウインドウである。パワーウインドウモータ27は、車体制御手段26によって状態管理及び制御される。
中央制御手段24には、乗員である運転者Pが運転席10に座った着座状態を検知可能な着座検知手段である第1の着座センサ28が連絡している。この第1の着座センサ28は、例えば、圧力センサからなり、図3に示すように、運転席10のシート座部11の中央部位に設置されている。この第1の着座センサ28は、運転席10に運転者Pが適正な姿勢で着座しているかを検知するものである。
また、この実施例においては、図3に示すように、運転者Pの想定外の着座姿勢による誤検知を防ぐために、運転席8のシート背部10の上部には、運転者Pの両肩が着いていることを検知する着座検知手段である第2の着座センサ29を設けたり、さらに、ヘッドレスト13には、運転者Pの後頭部の接触を検知する着座検知手段である第3の着座センサ30を設けることが可能である。
これにより、第1の着座センサ28の運転者Pの着座状態の検知と同時に、第2の着座センサ29及び第3の着座センサ30でも運転者Pの着座状態を検知することができ、後述するアルコール分の検知方法で、より正確なアルコール類のガス検知が可能となる。
また、中央制御手段24には、収集したガスからアルコール分として、アルコール、アルデヒト類のガスを検知可能なガス検知手段であるアルコール検知センサ31が連絡している。このアルコール検知センサ31は、この実施例において、図3に示すように、運転席Pの上部の天井部位として、ヘッドレスト13の上方で、ルーフライニング8に埋設されてルーフパネル7に取り付けられている。この場合、ルーフライニング8にはガスを導入する開口が車室4内に臨んで形成され、そして、アルコール検知センサは、ルーフライニング8の内部空間に納められたり、あるいは、ルーフライニング8の凹部に収められた上でカバー等の部品で覆われる。
更に、中央制御手段24には、運転者Pの着座状態をアナウンスするスピーカ等からなる音声案内手段32と、車両1の速度を検知する車速センサ33と、イグニションスイッチ34とが連絡している。
中央制御手段24は、着座センサ(28、29、30)からの着座状態の情報とガス検知手段31からのアルコール分の情報とを入力し、空調制御手段25と車体制御手段26とに指令信号を出力する。そして、空調制御手段25は、中央吹出口18の風向制御モータ21の駆動と、風量制御モータ22の駆動と、一般的な空調制御とを実施する。一方で、中央制御手段24は、車体制御手段26に指令信号を出力する。そして、この車体制御手段26は、パワーウインドウモータ27を駆動制御して、車両1の窓の窓ガラスを開閉制御する。
制御装置23において、中央制御手段24は、車両1の使用開始時にアルコール検知センサ31によりアルコール分を検知した場合には、車両1のエンジン9の始動の禁止あるいは車両1の走行を禁止する。
また、中央制御手段24は、着座センサ(28、29、30)により乗員の着座を検知した状態で車両1の使用開始を含む所定の条件が成立した場合に、空調装置16を送風するよう駆動制御しつつ、アルコール検知センサ31により乗員の雰囲気ガスを検査し、アルコール分の合否を判定するよう動作する。このため、中央制御手段24には、アルコール判定部24Aが設けられている。
更に、空調装置16は、前記駆動制御の際に、中央吹出口18を含む吹き出しモードを選択し、吹き出す風量を中間値となる適量に制御し、風向を乗員である運転者Pの上部付近に指向させる。つまり、中央制御手段24から指令を受けた空調制御手段25は、図3、図4に示すように、中央吹出口18からの風向を、運転者Pの顔に向けた方向に制御して送風することで、運転者Pのの呼気がその送風によりアルコール検知センサ31に向かうようにする。
更にまた、中央制御手段24は、前記空調装置16の駆動制御の前に、車両1の窓の窓ガラスを全閉状態とする。
なお、この実施例においては、光学的なカメラ類を設けて運転者Pの顔の位置、特に高さを検知して、風向を定めるようにしても良い。これにより、運転者Pの身長、特に座高の違いを考慮できる。また、カメラによって得られた画像から顔を描出し認識する画像処理を、送風の前に行えば良い。この場合のカメラとは、光波式のものだけでなく、距離センサの類、エリアセンサでも良い。
また、中央吹出口18のみを用いたが、上側吹出口20を用いて車両1の天井方向に流す送風を併用しても良い。
次に、この第1実施例の作用を、図1のフローチャートに基づいて説明する。
図1に示すように、イグニションスイッチ34がオン、車両走行中、車両停止中等で、アルコール分の検知の開始の要求があると、中央制御手段24のプログラムがスタートし(ステップA01)、先ず、運転者Pが運転席10に着座しているか否かを判断する(ステップA02)。ここで、例えば、車両走行中に着座の検知を開始するトリガとなるタイミングは、定期的とするが、基本的に間隔を開けて継続的に行えば任意のタイミングで良く、車両1の運転状態があまり煩雑でないときに行うのが好ましい。即ち、定速走行中や直進中、又は、停車中に開始するのが良い。その場合も、ガス検知中にいずれかの条件が外れた場合は、条件の成立を待ってガス検知を開始する。
このステップA02おいては、着座センサ(28、29、30)の情報から運転者Pが適正な姿勢で着座しているかを判定する。これは、アルコール検知を不正に逃れるために、検知できない姿勢でないことを確認するための処理である。このステップA02がNOで、運転者Pが適正な姿勢で着座していない場合には、適正に着座されるまで待つ。
一方、このステップA02がYESで、運転者Pが適正な姿勢で着座している場合には、アルコール検知を開始することを、運転者Pに音声でアナウンスする(ステップA03)。
このように、最初にアルコール検知の開始のアナウンスを行い、一連の検知動作をその後とすることで、空調制御の駆動前に、車両1の窓の窓ガラスを全閉状態とするが、不測の事故をも防止でき、空調装置16の動作開始によって、乗員を驚かせることもない。
そして、中央制御手段24は、車体制御手段26に窓ガラスの全て閉じるように指令を出し、この車体制御手段26は、パワーウインドウモータ27を駆動して各窓ガラスを閉じる(ステップA04)。これは、中央吹出口18からの送風が運転者Pの口元付近にあたり、そして、そのまま直ぐにアルコール検知センサ31で呼気を収集するために、窓ガラスを閉じて車外からの風の進入を防止するためである。
その後、中央制御手段24は、空調制御手段25に吹き出し口モードを中央吹出口18だけにする指令を出し、この空調制御手段25は、そのようにモード切替する(ステップA05)。また、中央制御手段24は、空調制御手段25に吹き出し口モードを中央吹出口18の風向を運転者Pの顔の向きにするように指令を出し、この空調制御手段25は、そのように駆動する(ステップA06)。
つまり、空調装置16においては、駆動制御する際に、ダクト内部のダンパを切り換えて中央吹出口18を含む吹き出しモードを選択する。吹き出す風量を中間値となる適量となるようにブロアファンを制御する。風向制御モータ21の回転に基づいて動作するリンク等を駆動して、風向を運転者Pの上部付近に指向させる。運転者Pの上部とは、運転者Pの口元付近であり、頭部、首、胸元の辺りのことを指す。
更に、中央制御手段24は、空調制御手段25にアルコール検知するために最適な風量に設定するように指令を出し、この空調制御手段25は、その風量に設定する(ステップA07)。これは、風量が少ないと運転者Pの呼気をアルコール検知センサ31が十分収集できなくなり、一方、風量が多すぎると採集した空気の中で運転者Pの呼気の割合が減少してアルコール検知が適正に実施できなくなってしまう。アルコール検知センサ31には適正な風量が必要であり、そのために、中央吹出口20での風量設定を行っている。
次に、中央制御手段24は、空調制御手段25にアルコール検知するために最適な送風温度に設定するように指令を出し、空調制御手段25は、その温度に設定にする(ステップA08)。この設定される送風温度(アルコール検知用温度)は、アルコール検知を正確にやりやすい温度である。
また、中央制御手段24は、アルコール検知センサ31に呼気採取のスタートを指令し、このアルコール検知センサ31は、呼気の採取を開始する(ステップA09)。
そして、この呼気の採取開始から規定時間が経過するまで、呼気の採取を継続したか否かを判断する(ステップA10)。このステップA10がNOの場合には、この判断を継続する。
このステップA10がYESの場合には、アルコール検知センサ31が、アルコール検知の判定を行い(ステップA11)、その結果を中央制御手段24に送信し、プログラムをエンドとする(ステップA12)。
このようなアルコール分の検知方法により、運転者Pがマウスピースを唾えて呼気を吹く等の従来の面倒な操作をなくし、空調装置16の送風を利用して自動的に検知を行うことが可能となる。なお、このアルコール分の検知方法ならば、運転者Pは、検査のために特別な操作を行う必要はないため、運転中に定期的に検査を行うことが可能となる。従って、エンジン始動時にアルコール分が検知されなくて、運転中に飲酒した場合でも定期的に検査を行うことが可能になる。
以上、この発明の実施例について説明してきたが、上述の実施例の構成を請求項毎に当てはめて説明する。
先ず、請求項1に係る発明において、車両1には乗員の着座を検知する着座検知手段(28、29、30)と車室4を空調する空調装置16とを設け、制御装置23は、着座検知手段(28、29、30)により乗員の着座を検知した状態で車両1の使用開始を含む所定の条件が成立した場合に、空調装置16を送風するよう駆動制御しつつ、ガス検知手段であるアルコール検知センサ31により乗員の雰囲気ガスを検査し、アルコール分の合否を判定するよう動作する。
これにより、自動的にアルコール分の検知を行うので、乗員の特別な操作を不要として、走行中も間をあけて継続的に実施でき、よって、利便性が良く、また、衛生的である。また、被験者を誤魔化す不正をし難くしているので、検査結果の信頼性を高めることができる。
また、請求項2に係る発明において、空調装置16は、前記駆動制御の際に、中央吹出口18を含む吹き出しモードを選択し、吹き出す風量を中間値となる適量に制御し、風向を乗員の上部付近に指向させる。
これにより、乗員の吐息を含む雰囲気ガスを効率よくガス検知手段31に送ることができ、時間短縮し、しかも、誤検出を起こす可能性を下げることができる。
更に、請求項3に係る発明において、制御装置23は、空調装置16の駆動制御の前に、車両1の窓を全閉状態とする。
これにより、車両1の外部からの風による影響を受けなくすることができ、アルコール分の検知を正確に行うことができる。
図5は、この発明の第2実施例を示すものである。
この第2実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは以下の点にある。即ち、ガス検知手段であるアルコール検知センサ31を、ヘッドレスト13内に設置した。この場合、ヘッドレスト13内のアルコール検知センサ31は、第1実施例の場合の天井に設置した場合と同様に、運転者Pの顔(口元付近)に向けて送風された空気を収集できる位置に配置される。このように、ヘッドレスト13にアルコール検知センサ31を設ける場合には、ヘッドレスト13の両端面付近にアルコール検知センサ31を設け、内部のクッション材に埋没するようにして、できるだけ露出を少なくする。また、ヘッドレスト13の表皮となる生地の縫い目に開口を設けると、検知効率及び外観を良くすることができる。
この第2実施例の構造によれば、上述の第1実施例の場合と同様な作用効果を奏するとともに、アルコール検知センサ31がより運転者Pの顔(口元付近)に近づいて存在するので、アルコール分の検知をより正確に行うことができる。
この発明に係る空調装置の駆動制御を、飲酒運転防止以外にも適用することができる。
第1実施例において飲酒運転防止のフローチャートである。 第1実施例において飲酒運転防止装置のシステム構成図である。 第1実施例において車両の断面図である。 第1実施例において車両の平面図である。 第2実施例において車両の断面図である。
符号の説明
1 車両
2 インストルメントパネル
4 車室
9 エンジン
10 運転席
11 シート座部
12 シート背部
13 ヘッドレスト
15 ステアリングホイール
16 空調装置
18 中央吹出口
21 風向制御モータ
22 風量制御モータ
23 制御装置
24 中央制御手段
25 空調制御手段
26 車体制御手段
27 パワーウインドウモータ
28 第1の着座センサ
29 第2の着座センサ
30 第3の着座センサ
31 アルコール検知センサ
32 音声案内手段
31 車速センサ
32 イグニションスイッチ

Claims (3)

  1. 車両にアルコール分を検知可能なガス検知手段を搭載し、前記車両の使用開始時に前記ガス検知手段によりアルコール分を検知した場合には前記車両のエンジンの始動の禁止あるいは前記車両の走行を禁止する制御装置を備えた飲酒運転防止装置において、前記車両には乗員の着座を検知する着座検知手段と車室を空調する空調装置とを設け、前記制御装置は、前記着座検知手段により乗員の着座を検知した状態で前記車両の使用開始を含む所定の条件が成立した場合に、前記空調装置を送風するよう駆動制御しつつ、前記ガス検知手段により乗員の雰囲気ガスを検査し、アルコール分の合否を判定するよう動作することを特徴とする飲酒運転防止装置。
  2. 前記空調装置は、前記駆動制御の際に、中央吹出口を含む吹き出しモードを選択し、吹き出す風量を中間値となる適量に制御し、風向を乗員の上部付近に指向させることを特徴とする請求項1に記載の飲酒運転防止装置。
  3. 前記制御装置は、前記空調装置の駆動制御の前に、前記車両の窓を全閉状態とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲酒運転防止装置。
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