JP2009132298A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトロック構造をより簡素化することで、部品点数を低減し、製造コストを削減することができるシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】シフトレバー本体22がパーキングポジション以外のポジションに位置した状態では、ロックレバー40をロック解除位置に位置しつつ、ロックレバー突起43をレバー摺動面27a上に保持し、シフトレバー本体22がパーキングポジションに移動した際には、ロックレバー突起43を嵌入孔28に嵌入して、ロックレバー40をロック位置へ変位させることで、作動ロッド23のシフトロック係合部23bとを係合し、パーキングポジションでブレーキの作動が検知された場合には、駆動手段50を稼働して、ロックレバー40をロック解除位置へ変位させることで、作動ロッド23とシフトロック係合部23bとの係合を解除させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のシフトレバー装置に関するもので、特にパーキングポジションでシフトレバーをロックするシフトロック構造に関する。
自動車等の自動変速機(オートマティックトランスミッション)は、例えば、ドライブ(D)、ニュートラル(N)、リバース(R)、パーキング(P)等の複数のレンジを備えており、シフトレバーを各レンジにそれぞれ対応したポジションに移動することによって、シフトレンジを選択するようになっている。
この種のシフトレバー装置の例が特許文献1に記載されており、図10、図11は、同様のタイプの従来の一般的なシフトレバー装置の例を示している。
このシフトレバー装置は、ノブ109を握持してノブボタン111を押し込むと、第1レバー部134がコンプレッションロッド102の上端部の押上起動部106内に進入してその先端部がテーパー部137に当接してこれを上方へ移動させることにより、コンプレッションロッド102の下端部に設けたディテント突部103はディテント溝部118の変速段部126から浮いて特定の変速位置から所望の変速位置へ移動可能となる。
そして、所望する変速位置にシフトレバー101を移動させた後に、ノブボタン111の押圧を解除すると、ノブボタン111はスプリング112の力でノブ109から突出して元の状態に復帰し、突起部138がテーパー部137に当接してコンプレッションロッド102に押し下げる力を与えることにより、コンプレッションロッド102の下端部のディテント突部103が変速段部126との係合位置まで移動する。
次に、上記シフト操作によりシフトレバー基部107が軸部108を中心として車体前後方向へ回動してシフトレバー101がPレンジに移動すると、コンプレッションロッド102の下端部のアーム部104が共に移動して、その軸部105がキーレバー141とサポートレバー142の間に挟持可能な位置となり、ノブボタン111の押圧を解除した時点でコンプレッションロッド102が下降して軸部105はキーレバー141とサポートレバー142に挟持される。
ここで、シフトレバー101がPレンジに移動したことをパークスイッチ129が検出するとアクチュエータ159に通電するとともに、キーレバー141がシャフト146を中心として時計方向へ回動するとともに、サポートレバー142が時計方向へ回動してその凹部155がピン突起156と対面する位置に移動すると、アクチュエータ159がスプリング161のばね力より強い吸引力によりプランジャ160を引き込み、ピン突起156を凹部155に係合させてサポートレバー142の動きを阻止する。
この状態でノブボタン111を押し込むと、コンプレッションロッド102は上方へ移動できないため、第1レバー部134が押上起動部106のテーパー部137に沿って下方へ回動し、第2レバー部136の先端がノブ109の骨格孔の内周面に張り出して形成された段部に係合してノブボタン111の押し込み動作を阻止する。
したがって、軸部105はキーレバー141とサポートレバー142に挟持されて上動することができなくなり、シフトロックが形成される。そこで、キーロックをして車両の電源が断たれると、アクチュエータ159のプランジャ160はスプリング161のばね力で押し出され、ピン突起156が凹部155から離脱するが、キーインターロックによりエンド149の移動が阻止されるため、キーレバー141の回動が阻止される。ここで、キーレバー141とサポートレバー142の間のスプリング151のばね力を係合部材130を付勢するスプリング133のばね力よりも強く設定しているため、サポートレバー142が回動してコンプレッションロッド102が上方へ移動する前に第2レバー部136が段部に係合するため、ノブボタン111を押し込んでもコンプレッションロッド102は上動できなくなり、シフトロックがなされる。したがって、シフトレバー101をシフト操作することができなくなる。
なお、車両走行のため、キーインタロックを解除して車両の電源が入力されると、アクチュエータ159が通電されて作動し、プランジャ160を引き込み、ピン突起156が凹部155に係合するが、ブレーキを踏み込むことによりアクチュエータ159の通電が断たれてピン突起156が凹部155から抜け出ることにより、キーレバー141及びサポートレバー142が回動できるようになる。そのため、コンプレッションロッド102はフリーとなるから、ノブボタン111を押し込むと、第2レバー部136が段部に当接することなく、第1レバー部134がコンプレッションロッド102を下降させることができ、シフト操作を行うことができるようになる。
特開平11−245680号公報
上述したように、従来のシフトロック構造は、シフトレバー101がパーキングポジションへ移動したことを検出するためにパークスイッチ129が必要であるとともに、車両の電源が遮断されてもシフトロック状態を保持するための構造が複雑であることから、部品点数の増加と製造コストが増大する要因になっていた。
本発明は、上記事情を考慮し、シフトロック構造をより簡素化することで、部品点数を低減し、製造コストを削減することができるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、側壁を有し、車体に固定されるベースブラケットと、該ベースブラケットに前記側壁に沿って揺動自在に支持されるシフトレバー本体と、該シフトレバー本体の内部に該シフトレバー本体の長手方向に移動可能に挿入された作動ロッドと、該作動ロッドと一体に形成され、且つ該作動ロッドの長手方向の移動を阻止するシフトロック係合部と、該シフトレバー本体と一体に、且つ該シフトレバー本体の揺動方向に沿って形成されるレバー摺動アームと、該レバー摺動アームに形成される嵌入孔と、前記側壁へ軸支部によってロック位置とロック解除位置との間を揺動自在に支持されるロックレバーと、該ロックレバーの先端部に配置され、前記ロック位置では前記シフトロック係合部に係合し、且つロック解除位置では該シフトロック係合部との係合が解除されるシフトロック部と、前記ロックレバーに突設され、付勢手段によって前記嵌入孔に嵌脱可能に、且つ前記レバー摺動アームに形成されたレバー摺動面上に付勢保持されたロックレバー突起と、前記側壁に配置され、前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロックレバーを前記ロック解除位置に保持する駆動手段とを備え、前記シフトレバー本体がパーキングポジション以外のポジションに位置した状態では、前記ロックレバーが前記ロック解除位置に位置しつつ、前記ロックレバー突起が前記レバー摺動面上に保持され、前記シフトレバー本体がパーキングポジションに移動した際には、前記ロックレバー突起が前記嵌入孔に嵌入して、前記ロックレバーがロック位置へ変位することで、前記シフトロック部が作動ロッドのシフトロック係合部と係合し、パーキングポジションでブレーキの作動が検知された場合には、前記駆動手段が稼働して、前記ロックレバーをロック解除位置へ変位させることで、前記シフトロック部が前記作動ロッドの前記シフトロック係合部と係合が解除されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置であって、パーキングポジション以外のポジションにおいて、前記ロックレバーの前記ロックレバー突起が嵌脱可能な前記嵌入孔が前記レバー摺動アームに形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、シフトロック構造が、シフトレバー本体がパーキングポジション以外のポジションに位置した状態では、ロックレバーがロック解除位置に位置しつつ、ロックレバー突起がレバー摺動面上に保持され、シフトレバー本体がパーキングポジションに移動した際には、ロックレバー突起がレバー摺動アームに形成される嵌入孔に嵌入し、ロックレバーがロック位置へ変位することで、ロックレバーのシフトロック部が作動ロッドのシフトロック係合部と係合して、作動ロッドの変位が規制され、パーキングポジションでブレーキの作動が検知された場合には、駆動手段が稼働して、ロックレバーをロック解除位置へ変位させることで、ロックレバーのシフトロック部が作動ロッドのシフトロック係合部と係合が解除される構成であることから、シフトレバー本体がパーキングポジションに移動したことを検知するために用いられていたパークスイッチを廃止することができ、シフトロック構造をより簡素化できるため、装置全体の部品点数が低減され、製造コストを削減することができる。
請求項2の発明によれば、パーキングポジション以外でもシフトレバーをロックすることが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態のシフトレバー装置の斜視図、図2は同シフトレバー装置の要部拡大図、図3はシフトロックのロック機構の分解斜視図、図4はシフトロックのロック機構の斜視図、図5はパーキングポジションでシフトロック時のシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図、図6はパーキングポジションでシフトロック解除時のシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図、図7は図5のA−A線における断面図、図8はパーキングポジション以外でのシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図、図9は図8のB−B線における断面図である。
このシフトレバー装置1は、図1に示すように、車体のフロアパネルに固定されるベースブラケット10と、このベースブラケット10に揺動自在に支持された二重構造のシフトレバー20とを備えている。
ベースブラケット10は、互いに対向する一対の側壁11,12と、フロアパネルに固定される部位である固定部13と、シフトレバー20を揺動自在に取り付けるための軸受孔15付きのレバー支持部14と、一方の側壁11にシフトレバー20の揺動方向に沿って配置されるディテントプレート16と、一方の側壁11に配置されるシフトロックのロック機構30とを有している。
二重構造のシフトレバー20は、先端部に乗員が操作を行なう操作部21と、中空のシフトレバー本体22と、シフトレバー基部29からなる。また、シフトレバー本体22には、管状ロッド部25と、その内部に上下動自在に挿入された作動ロッド23とを有しており、シフトレバー基部29に管状ロッド部25が連結されている。
操作部21は、乗員が把持する操作ノブ21aと、乗員が押圧操作するノブボタン21bとを有している。
シフトレバー本体22は、シフトレンジを選択する際に、ベースブラケット10の側壁11,12に沿って操作部21を介して揺動操作されるものである。また、シフトレバー基部29の下端には、揺動軸26が設けられており、揺動軸26をベースブラケット10のレバー支持部14の軸受孔15が軸支することで、シフトレバー本体22が、ベースブラケット10の下端に配した揺動軸26を中心に揺動自在に支持されている。シフトレバー基部29の上端に形成された角筒部24には、シフトレバー本体の揺動方向に沿って一体に配置されるレバー摺動面27aが形成されたレバー摺動アーム27と、このレバー摺動面27a上に配置される嵌入孔28とが設けられている。
中空のシフトレバー本体22の内部にシフトレバー本体22の長手方向に移動可能に挿入された棒状の作動ロッド23は、ノブボタン21bと連係されており、操作ノブ21a内に収容されるノブスプリング(図示せず)により基端側に向かって付勢されている。ノブボタン21bを押すと、作動ロッド23がシフトレバー20内を先端側(上方)へ変位し、乗員が押圧操作を止めると、ノブスプリングの付勢力によってノブボタン21bが操作前の位置(下方)へ押戻されつつ、作動ロッド23がシフトレバー20内を基端側へ変位するように構成されている。
作動ロッド23の基端部には、略C字形状のディテント突部23aと、ディテント突部23aの上端部には、シフトロック係合部23bとが形成されている。ディテント突部23aは、ディテントプレート16の上端縁に形成されるディテント溝部16aと係脱自在に形成されている。また、シフトロック係合部23bは、作動ロッド23と一体に形成され、且つ作動ロッド23の長手方向の移動に抗する方向に対して後述のロックレバー40に形成されたシフトロック部42が係合可能になっている。
シフトロックのロック機構30は、図3、図4に示すように、ロックレバー40と、駆動手段としての電磁ソレノイド50とから構成され、ロックベース31を介して一方の側壁11に配置されている。
ロックレバー40は、軸支部41と、シフトロック部42と、ロックレバー突起43と、連係部44とが一体に形成されている。ロックレバー40は、ロックベース31へロック位置とロック解除位置との間を揺動自在に支持されている。シフトロック部42は、ロック位置ではシフトロック係合部23bに係合し、且つロック解除位置ではシフトロック係合部23bとの係合が解除されるようにロックレバー40の先端部に配置されている。ロックレバー突起43は、後述する復帰スプリング53によってレバー摺動面27aに配置されている嵌入孔28に嵌脱可能に、且つレバー摺動面27a上に付勢保持されるようにロックレバー40から突設されている。連係部44は、電磁ソレノイド50を構成するプランジャ52と連係しており、この連係部44を介してプランジャ52の動きがロックレバー40に伝わるように構成されている。
電磁ソレノイド50は、励磁コイル51とプランジャ52と付勢手段としての復帰スプリング53とから構成されている。プランジャ52は、励磁コイル51内に挿入され、動作開始位置と動作完了位置との間をスライド自在に配置されている。復帰スプリング53は、プランジャ52を動作開始位置に付勢保持するように配置されている。また、復帰スプリング53は、プランジャ52を介してロックレバー40をロック位置に付勢保持している。電磁ソレノイド50は、ブレーキペダル(図示せず)の位置に連動して稼働し、ブレーキペダルが開放された状態では、励磁コイル51は励磁せずに、プランジャ52が動作開始位置に保持され、ブレーキペダルが踏込まれた状態では励磁コイル51が励磁し、プランジャ52を吸引して動作完了位置へ移動させるように構成されている。
次に、各ポジションでのシフトレバー20とロック機構30の動きを図面を参照して説明する。
シフトレバー20内に配置された作動ロッド23は、操作ノブ21a内に収容されるノブスプリング(図示せず)により基端側に向かって付勢されていることにより、基端部に形成されたディテント突部23aがディテント溝部16aに付勢保持されている。ロックレバー40は、復帰スプリング53によってプランジャ52を介してロックレバー40がロック位置に向かって常に付勢されている。
シフトレバー20がパーキングポジションに位置した状態では、図5、図7に示すように、ロックレバー突起43がレバー摺動面27a上に設けられた嵌入孔28に嵌ることで、シフトロック部42がシフトロック係合部23bと係合可能な位置へ移動し、ロックレバー40はロック位置に移動する。この状態でノブボタン21bの押圧操作を行なおうとしても、シフトロック部42がシフトロック係合部23bと係合して、作動ロッド23の移動を阻止するため、ディテント突部23aがディテント溝部16aと係合し、シフトレバー20を他のポジションへ移動することができない。なお、電磁ソレノイド50に通電することなくロックレバー40がロック位置に保持される構造であるため、車両の電源が落ちた状態でもシフトロック状態を保持される。
シフトレバー20がパーキングポジションに位置した状態で乗員がブレーキペダルを踏込み、ブレーキの作動が検知されると、図8、図9に示すように、電磁ソレノイド50が通電して、励磁コイル51がプランジャ52を吸引して、プランジャ52を動作完了位置へ変位させる。これにより、プランジャ52と連係する連係部44を介してロックレバー40がロック解除位置へ移動する。ロックレバー40がロック解除位置へ移動することで、ロックレバー突起43が嵌入孔28の外へ移動するとともに、シフトロック部42がシフトロック係合部23bとの係合が解除されるロック解除位置へ移動する。この状態でノブボタン21bの押圧操作を行なうと、シフトロック部42はシフトロック係合部23bと係合せずに、作動ロッド23が自在に移動できるため、ディテント突部23aがディテント溝部16aの外へ移動し、シフトレバー20を他のポジションへ移動することができるようになる。なお、乗員がブレーキペダルから足を離すと、電磁ソレノイド50が停止し、復帰スプリング53の付勢力によって、プランジャ52が動作開始位置へ復帰し、ロックレバー40がロック位置へ移動する。
シフトレバー20がパーキングポジション以外のポジション(例えば、ドライブ(D)、ニュートラル(N)、リバース(R))に位置した状態では、図8、図9に示すように、ロックレバー突起43がレバー摺動面27a上を摺動自在に位置している。つまり、ロックレバー40がロック解除位置に保持された状態が維持されるので、シフトロック部42のシフトロック係合部23bとの係合は解除されている。この状態でノブボタン21bの押圧操作を行なうと、シフトロック部42はシフトロック係合部23bと係合せずに、作動ロッド23が自在に移動できるため、ディテント突部23aがディテント溝部16aの外へ移動し、シフトレバー20を他のポジションへ移動することができる。なお、ロックレバー突起43がレバー摺動面27a上を摺動自在に位置した状態では、電磁ソレノイド50は、連係部44によってプランジャ52が動作完了位置に保持されるため、車両走行中に乗員がブレーキペダルを踏込んでも電磁ソレノイド50は稼働しないので、電磁ソレノイド50は従来の物と同等の耐久性を備えていればよい。
以上の構成のように、実施形態のシフトレバー装置1によれば、シフトロック構造が、シフトレバー本体22がパーキングポジション以外のポジションに位置した状態では、ロックレバー40がロック解除位置に位置しつつ、ロックレバー突起43がレバー摺動アーム27に形成されたレバー摺動面27a上に保持され、シフトレバー本体22がパーキングポジションに移動した際には、ロックレバー突起43がレバー摺動面27aに配置された嵌入孔28に嵌入し、ロックレバー40がロック位置へ変位することで、シフトロック部42と作動ロッド23のシフトロック係合部23bとが係合して、作動ロッド23の変位が規制され、パーキングポジションでブレーキの作動が検知された場合には、電磁ソレノイド50が稼働して、ロックレバー40をロック解除位置へ変位させることで、シフトロック部42と作動ロッド23のシフトロック係合部23bとの係合が解除される構成であることから、シフトレバー本体22がパーキングポジションに移動したことを検知するために用いられていたパークスイッチを廃止することができるため、シフトロック構造をより簡素化することができるため、装置全体の部品点数が低減され、製造コストを削減することができる。
なお、本実施の形態では、パーキングポジションにおけるシフトレバーのロック構造について述べたが、嵌入孔28をパーキングポジション以外の位置でシフトロック部42が嵌脱可能になるようにレバー摺動面27aに設けることで、パーキングポジション以外の位置においても本実施形態と同様にシフトレバーをロックすることができる。
また、駆動手段を電磁ソレノイド50とすることで、単純な構造でロックレバー40を揺動することができる。
本発明の実施形態のシフトレバー装置の斜視図である。 本発明の実施形態のシフトレバー装置の要部拡大図である。 本発明の実施形態のシフトレバー装置のシフトロックのロック機構の分解斜視図である。 本発明の実施形態のシフトレバー装置のシフトロックのロック機構の斜視図である。 パーキングポジションでシフトロック時のシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図である。 パーキングポジションでシフトロック解除時のシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図である。 図5のA−A線における断面図である。 パーキングポジション以外でのシフトレバー本体とシフトロックのロック機構の状態を示す斜視図である。 図8のB−B線における断面図である。 従来技術のシフトレバー装置の分解斜視図である。 従来技術のシフトレバー装置のロック機構の分解斜視図である。
符号の説明
1…シフトレバー装置
10…ベースブラケット
11,12…側壁
20…シフトレバー
22…シフトレバー本体
23…作動ロッド
23b…シフトロック係合部
26…揺動軸
27…レバー摺動アーム
27a…レバー摺動面
28…嵌入孔
40…ロックレバー
41…軸支部
42…シフトロック部
43…ロックレバー突起
50…電磁ソレノイド(駆動手段)
53…復帰スプリング(付勢手段)

Claims (2)

  1. 側壁を有し、車体に固定されるベースブラケットと、
    該ベースブラケットに前記側壁に沿って揺動自在に支持されるシフトレバー本体と、
    該シフトレバー本体の内部に該シフトレバー本体の長手方向に移動可能に挿入された作動ロッドと、
    該作動ロッドと一体に形成され、且つ該作動ロッドの長手方向の移動を阻止するシフトロック係合部と、
    該シフトレバー本体と一体に、且つ該シフトレバー本体の揺動方向に沿って形成されるレバー摺動アームと、
    該レバー摺動アームに形成される嵌入孔と、
    前記側壁へ軸支部によってロック位置とロック解除位置との間を揺動自在に支持されるロックレバーと、
    該ロックレバーの先端部に配置され、前記ロック位置では前記シフトロック係合部に係合し、且つロック解除位置では該シフトロック係合部との係合が解除されるシフトロック部と、
    前記ロックレバーに突設され、付勢手段によって前記嵌入孔に嵌脱可能に、且つ前記レバー摺動アームに形成されたレバー摺動面上に付勢保持されたロックレバー突起と、
    前記側壁に配置され、前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロックレバーを前記ロック解除位置に保持する駆動手段とを備え、
    前記シフトレバー本体がパーキングポジション以外のポジションに位置した状態では、前記ロックレバーが前記ロック解除位置に位置しつつ、前記ロックレバー突起が前記レバー摺動面上に保持され、
    前記シフトレバー本体がパーキングポジションに移動した際には、前記ロックレバー突起が前記嵌入孔に嵌入して、前記ロックレバーがロック位置へ変位することで、前記シフトロック部が作動ロッドのシフトロック係合部と係合し、
    パーキングポジションでブレーキの作動が検知された場合には、前記駆動手段が稼働して、前記ロックレバーをロック解除位置へ変位させることで、前記シフトロック部が前記作動ロッドの前記シフトロック係合部と係合が解除されることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置であって、
    パーキングポジション以外のポジションにおいて、前記ロックレバーの前記ロックレバー突起が嵌脱可能な前記嵌入孔が前記レバー摺動アームに形成されたことを特徴とするシフトレバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102463890A (zh) * 2010-11-19 2012-05-23 比亚迪股份有限公司 一种自动换挡操纵机构

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