JP2009132001A - スパウト付き袋の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋の袋口の長手方向開口幅がスパウトの被シール部の長手方向幅に対して余り広くないときでも、簡単な方法でスパウトの挿入不良の発生が防止できるスパウト付き袋の製造方法を得る。
【解決手段】グリッパー1,1で両側縁2a,2aを把持して吊り下げた袋2の袋面を、一対の吸盤により袋の厚み方向に開口し、同時にグリッパー1,1を内側に寄せて前記方向に長い開口形状とし、吸盤の吸着を止めて袋2を解放し、スパウト3の被シール部4の長手方向を前記開口形状の長手方向に向け前記被シール部4を袋口に挿入し、スパウト3を軸回りに90°回転させ、同時にグリッパー1,1を外側に開いて袋口を袋幅方向に長い通常の略舟形形状に変え、被シール部4と袋口をシールする。
【選択図】図2
【解決手段】グリッパー1,1で両側縁2a,2aを把持して吊り下げた袋2の袋面を、一対の吸盤により袋の厚み方向に開口し、同時にグリッパー1,1を内側に寄せて前記方向に長い開口形状とし、吸盤の吸着を止めて袋2を解放し、スパウト3の被シール部4の長手方向を前記開口形状の長手方向に向け前記被シール部4を袋口に挿入し、スパウト3を軸回りに90°回転させ、同時にグリッパー1,1を外側に開いて袋口を袋幅方向に長い通常の略舟形形状に変え、被シール部4と袋口をシールする。
【選択図】図2
Description
本発明は、スパウトを袋口に挿入し、スパウトと袋口のシール(袋口同士のシールを含む)を行ってスパウト付き袋を製造する方法に関する。
スパウト付き袋は、一般的に、環状の移送経路に沿って間欠的に移動する袋保持手段に袋を供給して保持させ、各停止位置に停止した袋に対し、袋口開口工程(一対の吸盤により袋面を両側から吸着し袋口を開口)、スパウト挿入工程(スパウトの被シール部を袋口に挿入)、及びシール工程(スパウトの被シール部と袋口をシール(袋口の袋面同士のシールを含む))等の各工程を施して製造される。
特許文献1では、間欠的に回転するテーブルの周囲に複数個設置された袋保持手段(一対のグリッパー)に対し、袋供給位置(袋が供給される停止位置)において袋を供給し、その両側縁部を前記一対のグリッパーで把持し袋口を上に向けて吊り下げた状態とし、この袋に対し所定の停止位置において前記各工程が行われる。特許文献1では、袋口開口工程、スパウト挿入工程及びシール工程の一部(仮シール工程)が同一の停止位置で行われ、本シール工程のみが次の停止位置で行われているが、袋口開口工程、スパウト挿入工程、シール工程のそれぞれを別の停止位置で行うことも知られている。なお、グリッパーを用いる場合、袋口開口工程において前記一対の吸盤の間隔を広げると同時にグリッパー同士の間隔を狭め、これにより吸盤が袋面を解放した後も袋口の開口形状が保持される。また、スパウト挿入後(特にシール工程)はグリッパー同士の間隔を広げて袋口を緊張させる。
特許文献2,3では、間欠的に回転するテーブルの周囲に複数組設置された袋保持手段(上下の袋挟持部材)に対し、袋供給位置において袋を水平状態で供給して保持させ、この袋に対し、所定の停止位置において前記各工程が行われる。特許文献2,3では、袋口開口工程とスパウト挿入工程が同一の停止位置で行われ、シール工程(第1,第2シール、冷却シール)が3カ所の停止位置で行われている。なお、特許文献2,3では、スパウト挿入手段により袋口に挿入したスパウトを、袋口近傍に配置されたスパウト保持部材が挟持して所定位置に保持するようになっている。
一方、特許文献4では、連続的に回転するテーブルの周囲に複数組設置された袋保持手段(左右一対の保持部材と袋底受け台)に対し、袋を袋口を上に向けた状態で供給して保持させ、この袋に対し、該袋が連続回転する中で前記各工程(仮シールまで)が行われる。なお、特許文献1〜3では、スパウト挿入工程はスパウトを移動させることにより行われたが、特許文献4では、スパウト挿入工程は、スパウト保持部材が袋の上位置に保持したスパウトに対し、袋保持手段を上昇させる(袋の方を移動させる)ことにより行われる。
このようなスパウト付き袋の製造方法において、袋口の開口幅(長手方向幅)がスパウトの被シール部の幅(長手方向幅)より十分大きい場合、挿入工程は普通失敗なく行えるが、袋口の開口幅がスパウトの被シール部の幅に対して余り広くないとき(例えば前者が後者の1.5倍程度以下のとき)、挿入不良が生じることがある。図8〜10によりこれを説明する。
図8は、図示しないテーブルの周囲にグリッパー1を複数対設置し、テーブルを間欠的に回転させ、各停止位置において、グリッパー1に対する袋2の供給(袋供給工程)、図示しない一対の吸盤による袋面の吸着及び袋口の開口(袋口開口工程)、開口した袋口に対するスパウト3の挿入(スパウト挿入工程)、スパウト3の被シール部4と袋口のシール(シール工程)を順次行う場合を想定し、そのスパウト挿入工程位置(スパウト挿入工程が行われる停止位置)における袋2とスパウト3の位置関係を示すものである。
袋口開口工程では、一対の吸盤により袋面を吸着し互いの間隔を広げて袋口を開口し、同時にグリッパー1,1の間隔を狭め、続いて前記吸盤の吸着を止め袋面を解放する。グリッパー1,1の間隔を狭めることで、吸盤が袋面を解放した後も袋口の開口形状がほぼそのまま保持される。従って、スパウト挿入工程位置に移送された袋2の袋口の開口形状は、一般的には図8(a)に実線及び一部仮想線Aで示すような略舟形形状(中央部が最も幅があり長手方向両端に向けて先細りとなった形状)を有する。なお、一対の吸盤は袋口開口工程位置(袋口開口工程が行われる停止位置)に設置されているため、図8には図示されていない。
袋口開口工程では、一対の吸盤により袋面を吸着し互いの間隔を広げて袋口を開口し、同時にグリッパー1,1の間隔を狭め、続いて前記吸盤の吸着を止め袋面を解放する。グリッパー1,1の間隔を狭めることで、吸盤が袋面を解放した後も袋口の開口形状がほぼそのまま保持される。従って、スパウト挿入工程位置に移送された袋2の袋口の開口形状は、一般的には図8(a)に実線及び一部仮想線Aで示すような略舟形形状(中央部が最も幅があり長手方向両端に向けて先細りとなった形状)を有する。なお、一対の吸盤は袋口開口工程位置(袋口開口工程が行われる停止位置)に設置されているため、図8には図示されていない。
スパウト挿入工程位置には、スパウト3の軸部5を挟持するスパウト保持部材6,6が、スパウト3の軸方向(上下方向)に進退可能に配置されている(スパウト保持部材6,6を進退させる移動機構は図示されていない)。スパウト保持部材6,6が前進したとき、スパウト3の略舟形形状の被シール部4が、下方位置に停止した袋2の袋口に挿入される。なお、図8において袋2は平袋を想定している。
一方、袋2の袋口の左右がシール(サイドシール部2a)されているため、開口した袋2には閉じようとする自身の復元力が働き、袋が袋口開口工程位置からスパウト挿入工程位置へ移送される際に、空気抵抗や機械振動等により袋の開口形状が変化し、例えば図8(a)に実線Bで示すような変形した舟形形状となることがある。このような開口形状の変形は、フィルムの厚さが薄く、コシの弱い袋の場合に生じやすい。開口形状がこのように変形すると、挿入されるスパウト3の被シール部4が袋2の開口縁に引っ掛かり、挿入不良が発生する。
一方、袋2の袋口の左右がシール(サイドシール部2a)されているため、開口した袋2には閉じようとする自身の復元力が働き、袋が袋口開口工程位置からスパウト挿入工程位置へ移送される際に、空気抵抗や機械振動等により袋の開口形状が変化し、例えば図8(a)に実線Bで示すような変形した舟形形状となることがある。このような開口形状の変形は、フィルムの厚さが薄く、コシの弱い袋の場合に生じやすい。開口形状がこのように変形すると、挿入されるスパウト3の被シール部4が袋2の開口縁に引っ掛かり、挿入不良が発生する。
図9は、袋2がガセット袋の例であり、その他の点では図8の例と同じである。袋2において斜線部2aは周縁シール部、破線2bで示す部分は側部折り込みの頂部を表す。破線2bより外側は4枚のフィルムから、内側は2枚のフィルムから構成される。周縁シール部が袋上縁にも形成されるため、袋幅に比べて袋口の開口幅は平袋(図8参照)よりさらに狭く、挿入不良が発生する可能性が高くなる。
図10は、袋口の開口形状を保持する機能を有するグリッパー1,1(図8)を用いることなく、一対の吸盤7,7により袋口の開口形状を保持した状態でスパウト挿入工程を行うことを想定し、そのスパウト挿入工程位置(袋口開口工程位置と同じ)における袋2とスパウト3の位置関係を示すものである。その他の点は図8において想定した方法とほぼ同じである。なお、この場合も袋2をテーブル上の所定位置に保持する何らかの袋保持手段が必要であり、その袋保持手段として、例えば特許文献2,3に示すような一対の袋挟持部材(袋面を挟持)、特許文献4に示すような左右一対の保持部材と袋底受け台(袋の左右の位置ずれ及び落下防止)が例示できる。
袋口開口工程では、一対の吸盤7,7により袋面を吸着し互いの間隔を広げて袋口を開口する。続いてそのままスパウト挿入工程に入り、スパウト保持部材6,6に保持されたスパウト3の被シール部4を袋口に挿入する。
この方法の場合、スパウト挿入工程の間も袋口の開口形状が図10(a)に示す略舟形形状から変化することはなく、普通ならスパウト3の被シール部4が開口縁に引っ掛かることはない。しかし、袋2の開口形状は略舟形形状で両端が先細りとなっているため、図10(a)に示すように、スパウト3の被シール部4の長手方向が袋2の開口形状の長手方向に揃っていない場合(スパウト3の方向が軸回りにずれている場合)、挿入されるスパウト3の被シール部4が袋2の開口縁に引っ掛かり、挿入不良が発生する。
この方法の場合、スパウト挿入工程の間も袋口の開口形状が図10(a)に示す略舟形形状から変化することはなく、普通ならスパウト3の被シール部4が開口縁に引っ掛かることはない。しかし、袋2の開口形状は略舟形形状で両端が先細りとなっているため、図10(a)に示すように、スパウト3の被シール部4の長手方向が袋2の開口形状の長手方向に揃っていない場合(スパウト3の方向が軸回りにずれている場合)、挿入されるスパウト3の被シール部4が袋2の開口縁に引っ掛かり、挿入不良が発生する。
一方、特許文献5には、スパウトを回転させながらその被シール部を袋口に挿入することが記載されている。この方法によれば、袋口の開口幅がスパウトの被シール部の幅に対して余り広くないときでも、被シール部の挿入が比較的容易に行えると考えられるが、スパウトの回転方向のずれに対しては効果がなく、またスパウトの動きが複雑で、特許文献1〜4の方法に比べて生産性が低下すると考えられ、かつスパウトを回転させる複雑な機構が必要とされる。
また、特許文献6には、袋口に拡幅体を挿入して開口形状を広げ、その状態でスパウトの被シール部を袋口に挿入することが記載されている。この方法によれば、袋口の開口幅がスパウトの被シール部の幅に対して余り広くないときでも、被シール部の挿入が比較的容易に行えると考えられるが、挿入工程及び装置の構造が複雑であり、生産性が低下すると考えられる。
また、特許文献6には、袋口に拡幅体を挿入して開口形状を広げ、その状態でスパウトの被シール部を袋口に挿入することが記載されている。この方法によれば、袋口の開口幅がスパウトの被シール部の幅に対して余り広くないときでも、被シール部の挿入が比較的容易に行えると考えられるが、挿入工程及び装置の構造が複雑であり、生産性が低下すると考えられる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、袋口の長手方向開口幅がスパウトの被シール部の長手方向幅に対して余り広くないときでも、簡単な方法でスパウトの挿入不良の発生が防止できるスパウト付き袋の製造方法を得ること、より限定的にいえば、スパウトの挿入においてスパウト及び各部材の動きが複雑とならず、生産性を低下させることもないスパウト付き袋の製造方法を得ることを目的とする。
本発明に係るスパウト付き袋の製造方法は、閉じた袋の袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とする袋口開口工程、スパウトの被シール部の先細りの両端部を前記開口形状の長手方向に向けて前記被シール部を袋口に挿入するスパウト挿入工程、前記スパウトを前記スパウトの軸を中心として袋に対し相対的に90°回転させ、同時に前記袋口を袋の厚み方向に対し垂直方向に長い通常の開口形状に変えるスパウト回転工程、及び前記スパウトの被シール部と袋口をシールするシール工程からなる。
なお、スパウト挿入工程は、スパウトを袋側に移動させても、袋をスパウト側に移動させても、両方を互いに移動させて行ってもよい。また、スパウト回転工程も、スパウトを回転させても、袋を回転させても、その両方を回転させて行ってもよい。
なお、スパウト挿入工程は、スパウトを袋側に移動させても、袋をスパウト側に移動させても、両方を互いに移動させて行ってもよい。また、スパウト回転工程も、スパウトを回転させても、袋を回転させても、その両方を回転させて行ってもよい。
本発明のより具体的な形態では、例えば、一対のグリッパーにより袋の両側縁部を把持し袋口を上に向けた状態で吊り下げた当該袋に対し前記各工程を施す。この場合、袋口開口工程において前記一対のグリッパーの間隔を狭めて袋口の開口をスムースに行わせ、前記スパウト回転工程において前記一対のグリッパーの間隔を広げ、このとき望ましくは袋口を緊張させる。この場合のさらに具体的な形態では、開口工程において、一対の吸盤により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸盤の間隔を広げることにより前記袋口を袋の厚み方向に開口し、前記スパウト挿入工程の前(袋口開口工程の一部として行うとみることもできる)に吸着を止めて前記一対の吸盤から袋面を解放する。
一対のグリッパーを用いる場合のさらに具体的な形態では、供給された袋を移送経路に沿って間欠的に移送し、各停止位置において前記工程のうち1又は2以上の工程を順次施す場合に、少なくとも袋口開口工程とスパウト挿入工程をそれぞれ別の停止位置で行う。
一対のグリッパーを用いる場合のさらに具体的な形態では、供給された袋を移送経路に沿って間欠的に移送し、各停止位置において前記工程のうち1又は2以上の工程を順次施す場合に、少なくとも袋口開口工程とスパウト挿入工程をそれぞれ別の停止位置で行う。
本発明のより具体的な別の形態では、袋の保持のため上記のような一対のグリッパーで袋の両側縁部を把持するようなことはせず、前記開口工程において一対の吸盤により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸盤の間隔を広げることにより前記袋口を袋の厚み方向に開口し、前記スパウト挿入工程後吸着を止めて袋面を解放する。スパウト回転工程では、袋口はスパウトが回転する過程で袋の復元力により自然に通常の開口形状に変えられる。この場合のさらに具体的な形態では、供給された袋を移送経路に沿って間欠的に移送し、各停止位置において前記工程のうち1又は2以上の工程を順次施すものとし、少なくとも袋口開口工程とスパウト挿入工程を同じ停止位置で行う。
本発明によれば、袋口開口工程において、閉じた袋の袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状としたことにより、袋の復元力がかえって袋口の開口形状を安定化させる方向に作用し、かつ開口形状の長手方向両端部の開き幅を大きくすることができる(従来のように先細りにならないで済む)。従って、袋口の開口幅がスパウトの被シール部の幅に対して余り広くないときでも、あるいはスパウトの方向が軸回りに多少ずれている場合でも、スパウトの挿入不良の発生が防止される。従来では挿入不良が生じやすかったコシの弱い袋であっても、挿入不良が防止される。
また、本発明では、袋口の開口工程は従来の方法と同様に行えばよく(従来より吸盤を余計に開くだけ)、挿入工程とシール工程も従来の方法と同様に行えばよく、追加した工程は事実上スパウト回転工程だけであり、このスパウト回転工程は、例えばスパウトを保持するスパウト保持部材を90°回転させればよいのであるから、工程が簡単かつ時間も掛からずに済み、当然実施する装置の構成も簡単で済み、従来の方法に比して生産性をほとんど低下させずに済む。
また、本発明では、袋口の開口工程は従来の方法と同様に行えばよく(従来より吸盤を余計に開くだけ)、挿入工程とシール工程も従来の方法と同様に行えばよく、追加した工程は事実上スパウト回転工程だけであり、このスパウト回転工程は、例えばスパウトを保持するスパウト保持部材を90°回転させればよいのであるから、工程が簡単かつ時間も掛からずに済み、当然実施する装置の構成も簡単で済み、従来の方法に比して生産性をほとんど低下させずに済む。
以下、図1〜7を参照して、本発明に係るスパウト付き袋の製造方法について具体的に説明する。なお、図1〜7において、図8に示すものと実質的に同じ部位には同じ符号を付与している。
図1〜3は、本発明に係るスパウト付き袋の製造方法の一実施形態を示すもので、図示しないテーブルの周囲に複数対のグリッパー1が等間隔で設置され、テーブルが間欠回転することによりグリッパー1が各停止位置に停止しながら回転し、その過程でグリッパー1への袋2の供給工程、閉じた袋2の袋口を開口する袋口開口工程、スパウト3の被シール部4を袋口に挿入するスパウト挿入工程、スパウト3を軸中心に90°回転させるスパウト回転工程、及びスパウト3の被シール部4と袋口をシールするシール工程が順次行われることを想定し、シール工程は仮シール工程、本シール工程及び冷却シール工程からなることを想定している。一対のグリッパー1,1は、周知のごとく互いの間隔を広げ又は狭めるように対称的に移動可能である。
図1〜3は、本発明に係るスパウト付き袋の製造方法の一実施形態を示すもので、図示しないテーブルの周囲に複数対のグリッパー1が等間隔で設置され、テーブルが間欠回転することによりグリッパー1が各停止位置に停止しながら回転し、その過程でグリッパー1への袋2の供給工程、閉じた袋2の袋口を開口する袋口開口工程、スパウト3の被シール部4を袋口に挿入するスパウト挿入工程、スパウト3を軸中心に90°回転させるスパウト回転工程、及びスパウト3の被シール部4と袋口をシールするシール工程が順次行われることを想定し、シール工程は仮シール工程、本シール工程及び冷却シール工程からなることを想定している。一対のグリッパー1,1は、周知のごとく互いの間隔を広げ又は狭めるように対称的に移動可能である。
袋供給工程(図示せず)では、一対のグリッパー1,1に袋2が供給され、グリッパー1,1が袋2の両側縁部(サイドシール部)2a,2aを把持し、袋2を袋口を上に向けた状態で吊り下げる。このとき袋2の袋面はグリッパー1,1の回転軌跡の接線方向に平行であり、袋口は閉じている。
続いて、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(袋口開口工程位置)に向けて移動する。
続いて、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(袋口開口工程位置)に向けて移動する。
袋口開口工程位置には、対向する一対の吸盤7,7を有する袋口開口装置(吸盤7,7のみ図示)が設置されている。吸盤7,7は袋2の袋面に垂直に向き、袋面に垂直方向に対称的に移動可能で、図示しない切替弁を介して真空源に連通している。袋2が停止すると、吸盤7,7は移動して互いの間隔を狭め袋2の袋口の幅方向中央付近において袋面を両側から吸着し、続いて逆方向に移動して互いの間隔を広げ、図1に示すように、袋口を袋2の厚み方向(袋幅方向に対し垂直方向)に開口して同方向に長い開口形状とする。この開口形状が本発明の最も重要な特徴の1つである。このとき一対のグリッパー1,1は互いの間隔を狭めて袋口の開口が支障なく行われるようにする。続いて前記切替弁が吸盤7,7を大気に連通させ、これにより吸盤7,7は袋面の吸着を止め、袋面が吸盤7,7から解放される。このときの袋2の袋口の開口形状は図2に示されている。
続いて、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(スパウト挿入工程位置)に向けて移動する。
続いて、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(スパウト挿入工程位置)に向けて移動する。
スパウト挿入工程位置に停止した袋2は、図2に示すように、袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状となっている。この例では、開口形状の長手方向はグリッパー1,1の回転軌跡に対し垂直方向を向いている。図8等に示す従来の開口形状では、開口の長手方向両端にサイドシール部があるため、開口形状は両端になる程先細りの略舟形形状になり、先に従来例に関して述べたとおり、仮に吸盤の吸着を止めると開口形状がしぼむ方向に変形しやすいが、この例では袋口を袋2の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状としたことにより、吸盤7の吸着を止めても袋2の復元力により開口がしぼむように大きく変形することはなく、その形状は安定化し、かつ袋2の開口形状は両端部が湾曲して開き幅が従来の略舟形形状に比べて広くなる。
スパウト挿入工程位置には、対向する一対のスパウト保持部材6,6を有するスパウト挿入装置(スパウト保持部材6,6のみ図示)が設置され、スパウト保持部材6,6は互いの間隔を狭め又は広げるように対称的に移動可能、かつ回転可能、かつ昇降可能とされ、移動してくる袋2の上方位置に配置されている。
スパウト挿入工程位置では、スパウト3が略舟形形状の被シール部4の先細りの両端部がグリッパー1,1の回転軌跡に対し垂直方向を向くように、すなわち略舟形形状の長手方向が袋2の開口形状の長手方向と揃うように、軸方向を鉛直方向に向けてスパウト保持部材6,6の間に供給される。スパウト保持部材6,6は相互の間隔を狭めてその軸部4を把持し、下降して被シール部4を袋2の開口に挿入する。
スパウト挿入工程位置では、スパウト3が略舟形形状の被シール部4の先細りの両端部がグリッパー1,1の回転軌跡に対し垂直方向を向くように、すなわち略舟形形状の長手方向が袋2の開口形状の長手方向と揃うように、軸方向を鉛直方向に向けてスパウト保持部材6,6の間に供給される。スパウト保持部材6,6は相互の間隔を狭めてその軸部4を把持し、下降して被シール部4を袋2の開口に挿入する。
スパウト挿入工程位置では、スパウト挿入工程に引き続いてスパウト回転工程が行われる。スパウト回転工程では、スパウト保持部材6,6が90°右回りに回転し、同時にグリッパー1,1が間隔を広げて袋口の開口形状を袋2の厚み方向に対し垂直方向(袋幅方向)に長い通常の開口形状(略舟形形状)に変え、かつ袋口を緊張させる。この90°の回転が本発明のもう1つの最も重要な特徴であり、これにより、図3に示すように、スパウト3の被シール部4の長手方向が、通常の開口形状となった袋口の中で当該開口形状の長手方向に揃えられる。
また、スパウト挿入工程位置には、スパウト3の被シール部4を袋2の袋口に仮シールする一対の熱板を有する仮シール装置が設置され、スパウト回転工程に引き続きスパウトシール工程の一部である仮シール工程が行われる。仮シールは前記一対の熱板で袋口を挟むことで行われる。
仮シール工程後、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(本シール工程位置)に向けて移動する。
また、スパウト挿入工程位置には、スパウト3の被シール部4を袋2の袋口に仮シールする一対の熱板を有する仮シール装置が設置され、スパウト回転工程に引き続きスパウトシール工程の一部である仮シール工程が行われる。仮シールは前記一対の熱板で袋口を挟むことで行われる。
仮シール工程後、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(本シール工程位置)に向けて移動する。
本シール工程位置では、一対の熱板を有する本シール装置が設置され、スパウト3の被シール部4を袋2の袋口に本シールするとともに、袋口の袋面同士のシールも行う。本シールは前記一対の熱板で袋口を挟むことで行われる。
本シール工程後、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(冷却シール工程位置)に向けて移動する。
冷却シール工程位置では、一対の冷却板を有する冷却シール装置が設置され、袋2の袋口及びスパウト3の被シール部4の冷却を行う。冷却シールは前記一対の冷却板で袋口を挟むことで行われる。
本シール工程後、グリッパー1,1に把持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(冷却シール工程位置)に向けて移動する。
冷却シール工程位置では、一対の冷却板を有する冷却シール装置が設置され、袋2の袋口及びスパウト3の被シール部4の冷却を行う。冷却シールは前記一対の冷却板で袋口を挟むことで行われる。
この実施の形態によれば、袋2の袋口の開口形状が安定しているため、袋口の開口幅(長手方向幅)がスパウト3の被シール部4の幅(長手方向幅)に対して余り広くないとき(例えば前者が後者の1.5倍程度以下のとき)でも、前記被シール部4を問題なく袋口に挿入することができ、また前記開口形状の長手方向両端部の開き幅が比較的広いため、スパウト保持部材6,6で把持したスパウト3の方向が軸回りに多少ずれていても、前記被シール部4を袋口に挿入することができる。
なお、この実施の形態では、袋口を開口した吸盤の吸引を解除しても、袋口の開口がしぼむように変形しないことを利用し、袋口開口工程とスパウト挿入工程を別の停止位置で行うように設定したため、例えば特許文献1のように袋口の開口とスパウト挿入を同じ停止位置で行う場合に比べて、スパウト付き袋の製造の生産性を向上させることができる。逆にいえば、別の停止位置で行うように設定しても、吸盤を各グリッパー対1,1ごとに設置したり(この場合、テーブルに設置されグリッパーと共に回転)、スパウト挿入工程位置まで追従移動(この場合、スパウト挿入後、元の袋口開口工程位置に復帰)させる必要がなく、吸盤は袋口開口工程位置に設置するのみで済む。
図4〜7は、本発明に係るスパウト付き袋の製造方法の別の実施形態を示すもので、図示しないテーブルの周囲に図示しない複数の袋保持手段が等間隔で設置され、テーブルが間欠回転することにより前記袋保持手段が各停止位置に停止しながら回転し、その過程で前記袋保持手段への袋2の供給工程、閉じた袋2の袋口を開口する袋口開口工程、スパウト3の被シール部4を袋口に挿入するスパウト挿入工程、スパウト3を軸中心に90°回転させるスパウト回転工程、及びスパウト3の被シール部4と袋口をシールするシール工程が順次行われることを想定し、シール工程は仮シール工程、本シール工程及び冷却シール工程からなることを想定している。前記袋保持手段として、一対のグリッパーではなく、例えば特許文献2〜4に記載されたものを想定している。
図1〜3に示す実施形態との最大の相違点は、袋2の両側縁部2aをグリッパーで把持していない(袋口の変形がグリッパーに拘束されない)点、及び袋口開口工程、スパウト挿入工程及びスパウト回転工程が同じ停止位置で行われる点である。
図1〜3に示す実施形態との最大の相違点は、袋2の両側縁部2aをグリッパーで把持していない(袋口の変形がグリッパーに拘束されない)点、及び袋口開口工程、スパウト挿入工程及びスパウト回転工程が同じ停止位置で行われる点である。
袋供給工程(図示せず)では、供給された袋2が、図示しない袋保持手段により袋口を上に向け、袋面を前記袋保持手段の回転軌跡の接線方向に平行にして、テーブル上の所定位置に保持される。
続いて、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(袋口開口工程位置)に向けて移動する。
続いて、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(袋口開口工程位置)に向けて移動する。
袋口開口工程位置には、対向する一対の吸盤7,7を有する袋口開口装置(吸盤7,7のみ図示)と、対向する一対のスパウト保持部材6,6を有するスパウト挿入装置(スパウト保持部材6,6のみ図示)が設置されている。袋口開口装置とスパウト挿入装置の機能は前の実施形態のものと同じである。
袋口開口工程位置において、まず袋口開口工程が始まり、吸盤7,7が袋2の袋口の幅方向中央の袋面に吸着し、図4に示すように、袋口を袋2の厚み方向(袋幅方向に対し垂直方向)に開口して同方向に長い開口形状とする。
吸盤7,7が袋2の袋口を開口した状態のまま、スパウト挿入工程に入り、図4に示すように、スパウト保持部材6,6が下降して把持したスパウト3の被シール部4を袋2の開口に挿入する。なお、この例では、スパウト保持部材6,6に把持されたスパウト3は軸回りに多少(角度θ)ずれていて、袋口の開口形状の長手方向と被シール部4の略舟形形状の長手方向が多少ずれている。
袋口開口工程位置において、まず袋口開口工程が始まり、吸盤7,7が袋2の袋口の幅方向中央の袋面に吸着し、図4に示すように、袋口を袋2の厚み方向(袋幅方向に対し垂直方向)に開口して同方向に長い開口形状とする。
吸盤7,7が袋2の袋口を開口した状態のまま、スパウト挿入工程に入り、図4に示すように、スパウト保持部材6,6が下降して把持したスパウト3の被シール部4を袋2の開口に挿入する。なお、この例では、スパウト保持部材6,6に把持されたスパウト3は軸回りに多少(角度θ)ずれていて、袋口の開口形状の長手方向と被シール部4の略舟形形状の長手方向が多少ずれている。
スパウト挿入工程が完了すると直ちに吸盤7,7の吸引が止まり、吸盤7,7が袋2を解放する。前の実施形態と異なり、袋2の両側縁部2a,2aがグリッパー1,1に把持されていないので、袋2の袋口はそれ自身の復元力により元の平らな形状に復元しようとするが、スパウト3の被シール部4に当たって余り復元できない。
続いてスパウト回転工程に入り、図5に示すように、スパウト保持部材6,6が90°回転し、その回転につれて袋2の袋口は復元力により通常の開口形状(長手方向端部が先細りのやや変形した略舟形形状)に変わる。ただし、スパウト3が回転方向にずれているため、この時点では被シール部4の略舟形形状の長手方向と袋口の開口形状の長手方向は多少(角度θ)ずれている。
スパウト回転工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(仮シール工程位置)に向けて移動する。
続いてスパウト回転工程に入り、図5に示すように、スパウト保持部材6,6が90°回転し、その回転につれて袋2の袋口は復元力により通常の開口形状(長手方向端部が先細りのやや変形した略舟形形状)に変わる。ただし、スパウト3が回転方向にずれているため、この時点では被シール部4の略舟形形状の長手方向と袋口の開口形状の長手方向は多少(角度θ)ずれている。
スパウト回転工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(仮シール工程位置)に向けて移動する。
仮シール工程位置には、スパウト3の被シール部4を袋2の袋口に仮シールする一対の熱板8,8を有する仮シール装置が設置され、スパウト回転工程に引き続きスパウトシール工程の一部である仮シール工程が行われる。図6,7に示すように、仮シールは前記一対の熱板8,8で袋口を挟むことで行われ、このときスパウト3の被シール部4が熱板8,8に挟まれてスパウト3が軸回りに回転し、図6(b)に示すように、被シール部4の長手方向が袋2の袋口の開口形状の長手方向と揃った状態に矯正され、その過程で袋口の開口形状もやや変形した舟形形状から本来の舟形形状となり、その状態で被シール部4と袋口が仮シールされる。なお、スパウト3の被シール部4の回転方向位置を矯正するため、例えば特許文献3に記載されているように、熱板8,8により2度挟むか(1回目は軽く矯正のためだけに挟む)、熱板8,8で挟む前に矯正用の別の挟圧部材により挟むようにしてもよい。
仮シール工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(本シール工程位置)に向けて移動する。
仮シール工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(本シール工程位置)に向けて移動する。
本シール工程位置では、一対の熱板を有する本シール装置が設置され、スパウト3の被シール部4を袋2の袋口に本シールするとともに、袋口の袋面同士のシールも行う。本シールは前記一対の熱板で袋口を挟むことで行われる。
本シール工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(冷却シール工程位置)に向けて移動する。
冷却シール工程位置では、一対の冷却板を有する冷却シール装置が設置され、袋2の袋口及びスパウト3の被シール部4の冷却を行う。冷却シールは前記一対の冷却板で袋口を挟むことで行われる。
本シール工程後、袋保持手段に保持された袋2は、テーブルの回転に伴ない、次の停止位置(冷却シール工程位置)に向けて移動する。
冷却シール工程位置では、一対の冷却板を有する冷却シール装置が設置され、袋2の袋口及びスパウト3の被シール部4の冷却を行う。冷却シールは前記一対の冷却板で袋口を挟むことで行われる。
この実施の形態でも、袋2の袋口の開口形状が安定しているため、袋口の開口幅(長手方向幅)がスパウト3の被シール部4の幅(長手方向幅)に対して余り広くないとき(例えば前者が後者の1.5倍程度以下のとき)でも、前記被シール部4を問題なく袋口に挿入することができ、また前記開口形状の両端部の開き幅を広くできるため、スパウト保持部材6,6で把持したスパウト3の方向が軸回りに多少ずれていても、前記被シール部4を袋口に挿入することができる。
1 グリッパー
2 袋
3 スパウト
4 スパウトの被シール部
5 スパウトの軸部
6 スパウト挟持部材
7 吸盤
8 熱板
2 袋
3 スパウト
4 スパウトの被シール部
5 スパウトの軸部
6 スパウト挟持部材
7 吸盤
8 熱板
Claims (6)
- 閉じた袋の袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とする袋口開口工程、スパウトの被シール部の先細りの両端部を前記開口形状の長手方向に向けて前記被シール部を袋口に挿入するスパウト挿入工程、前記スパウトを前記スパウトの軸を中心として袋に対し相対的に90°回転させ、同時に前記袋口を袋の厚み方向に対し垂直方向に長い開口形状に変えるスパウト回転工程、及び前記スパウトの被シール部と袋口をシールするシール工程からなることを特徴とするスパウト付き袋の製造方法。
- 一対のグリッパーにより両側縁部を把持し袋口を上に向けて吊り下げた袋に対し前記各工程を施す場合に、前記袋口開口工程において前記一対のグリッパーの間隔を狭め、前記スパウト回転工程において前記一対のグリッパーの間隔を広げることを特徴とする請求項1に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
- 前記開口工程において一対の吸盤により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸盤の間隔を広げることにより前記袋口を袋の厚み方向に開口し、前記スパウト挿入工程の前に吸着を止めて前記一対の吸盤から袋面を解放することを特徴とする請求項2に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
- 供給された袋を移送経路に沿って間欠的に移送し、各停止位置において前記工程のうち1又は2以上の工程を順次施す場合に、少なくとも袋口開口工程とスパウト挿入工程をそれぞれ別の停止位置で行うことを特徴とする請求項2又は3に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
- 前記開口工程において一対の吸盤により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸盤の間隔を広げることにより前記袋口を袋の厚み方向に開口し、前記スパウト挿入工程後吸着を止めて袋面を解放し、スパウト回転工程に入ることを特徴とする請求項1に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
- 供給された袋を移送経路に沿って間欠的に移送し、各停止位置において前記工程のうち1又は2以上の工程を順次施す場合に、少なくとも袋口開口工程とスパウト挿入工程を同じ停止位置で行うことを特徴とする請求項5に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218783A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Toyo Jidoki Co Ltd | 間欠移送式縦型袋詰め包装方法 |
KR20160070866A (ko) * | 2014-12-10 | 2016-06-21 | 주식회사 이노스 | 약액백의 포트몸체용 피딩로드 |
EP3184442A2 (en) | 2015-12-02 | 2017-06-28 | Toyo Jidoki Co., Ltd. | Ultrasonic sealing method and device for bags |
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-
2007
- 2007-11-29 JP JP2007309049A patent/JP2009132001A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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