JP2009131883A - 溶融材料射出装置における加熱筒の支持方法および溶融材料射出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持板6により水平に支持される加熱筒2と、材料Rを支持する材料ホルダーと、プランジャの前進動作により材料Rを加熱筒2内に送り込むとともに加熱筒2内での溶融材料を加熱筒2の先端の射出用ノズルより射出させる油圧シリンダ装置とが、それぞれの軸心が一直線上に揃った状態で基台14上に組み付けられる。支持板6を宙吊り状態で支持する支持機構7を備え、支持機構7は、支持板6の両側に外向きに突設され支持板6の熱膨張中心Oを通る水平面S上に位置する被支持面65を備えた一対のアーム64と、基台14上の対向する位置に縦設され各アーム64の被支持面65を摺動自由に下方より支持する支持面72を備えた一対の支柱70とで構成されている。
【選択図】図3
Description
前記油圧シリンダ102は直線往復動作するピストンロッド107を備え、その先端に連結されたプランジャ108の1回の前進動作によって、材料Rが加熱筒100の内部へ送り込まれるとともに、加熱筒100内で溶融状態となった材料が前記金型へ射出される。この押込・射出工程が繰り返して実施されることで、成形品が次々と成形される。
図示例の溶融材料射出装置は、短棒形状の金属製の材料(例えば、アルミニウム合金、またはマグネシウム合金など)Rを受け入れて加熱する加熱筒2と、加熱筒2の先端に接続される射出用ノズル3と、加熱筒2の基端側に配置され供給された材料Rの周面を下方より支持する材料ホルダー4と、プランジャ52の1回の前進動作により材料ホルダー4に支持された材料Rを加熱筒2内に送り込むとともに加熱筒2内での溶融材料を射出用ノズル3より射出させる油圧シリンダ装置5とから成る。加熱筒2と材料ホルダー4と油圧シリンダ装置5とは、それぞれの軸心が金属製の基台14の上方位置に、水平な直線C上に揃った状態となるように組み付けられている。
なお、上記の材料ホルダー4とリング部材62との間には間隔Lが存在し、リング部材62により削り取られた材料Rの表皮(削りカス)はこの隙間より落下する。
ちなみに、図6中、78,78は各ボルト75を回動自由に支持するボルト支持具である。
前記の各ガイド部41は、固定枠材9の対向する側板部90にそれぞれボルト(図示せず)により取り付け固定されている。
各タイバー挿通孔80a〜80dは、前記直線Cと各タイバー15a〜15dの中心Tとを結ぶ法線方向に沿って長く延びる長孔であり、各タイバー15a〜15dが長さ方向へ摺動することが可能な幅に形成されている。これにより、支持板6が加熱筒2からの伝熱により熱膨張中心Oを中心に周方向へ熱膨張することによって各タイバー15a〜15dが熱膨張中心Oを中心に周方向へ変位しても、各タイバー15a〜15dは各タイバー挿通孔80a〜80d内を摺動するため、熱膨張による各タイバー15a〜15dの変位の影響を受けることはない。
まず、予備加熱装置(図示せず)によって予備加熱された最初の材料Rを、材料ホルダー4の内部へ供給する(図9(1))。次に、油圧シリンダ装置5のピストンロッド50を伸長させて、プランジャ52を前方に移動させることにより、最初の材料Rをリング部材62内に向けて押し込む(図9(2))。
3 射出用ノズル
4 材料ホルダー
5 油圧シリンダ装置
6 支持板
7 支持機構
9 固定枠材
14 基台
40 支持部
41 ガイド部
52 プランジャ
60 貫通孔
61 ボルト
62 リング部材
63 吸引孔
64 アーム
65 被支持面
70 支柱
72 支持面
90 側板部
92 ボルト
C 直線
O 熱膨張中心
R 材料
S 水平面
Claims (6)
- 基台の上方位置に、支持板により水平に支持され短棒形状の材料を受け入れて加熱する加熱筒と、加熱筒の基端側に配置され供給された材料の周面を下方より支持する材料ホルダーと、プランジャの1回の前進動作により材料ホルダーに支持された材料を加熱筒内に送り込むとともに加熱筒内での溶融材料を加熱筒の先端に接続される射出用ノズルより射出させるシリンダ機構とが、それぞれの軸心が一直線上に揃った状態で組み付けられる溶融材料射出装置において、前記支持板を加熱筒から伝わった熱による周方向への熱膨張を拘束しない状態で、支持板の熱膨張中心を通る水平面上で支持することを特徴とする溶融材料射出装置における加熱筒の支持方法。
- 請求項1に記載された溶融材料射出装置における加熱筒の支持方法であって、
前記加熱筒を支持板の熱膨張中心に対して点対称の位置に配した固定部材によって支持板に固定することを特徴とする溶融材料射出装置における加熱筒の支持方法。 - 基台の上方位置に、支持板により水平に支持され短棒形状の材料を受け入れて加熱する加熱筒と、加熱筒の基端側に配置され供給された材料の周面を下方より支持する材料ホルダーと、プランジャの1回の前進動作により材料ホルダーに支持された材料を加熱筒内に送り込むとともに加熱筒内での溶融材料を加熱筒の先端に接続される射出用ノズルより射出させるシリンダ機構とが、それぞれの軸心が一直線上に揃った状態で組み付けられる溶融材料射出装置において、
前記支持板を前記基台の上方位置に宙吊り状態で支持する支持機構を備えており、
前記支持機構は、支持板の両側に外向きに突設され支持板の熱膨張中心を通る水平面上に位置する被支持面を備えた一対のアームと、基台上の対向する位置に縦設され各アームの被支持面を摺動自由に下方より支持する支持面を備えた一対の支柱とで構成されて成る溶融材料射出装置。 - 前記支持板は、加熱筒の内径に一致する径の貫通孔を有し、その貫通孔の周縁に沿うように前記加熱筒の基端面が支持板の一方の板面に突き当てられるとともに、加熱筒の基端面と支持板との間が支持板の熱膨張中心に対して点対称の位置に配した固定部材により固定されている請求項3に記載された溶融材料射出装置。
- 前記支持板の他方の板面の貫通孔に対応する位置には、材料ホルダーより加熱筒内へ送り込まれる材料の表皮を削り取ることが可能なように内径が材料の直径より小さい径に設定されたリング部材が装着されるとともに、支持板の端面と前記貫通孔との間には、真空装置に接続して加熱筒内を減圧するための吸引孔が形成されている請求項4に記載された溶融材料射出装置。
- 前記材料ホルダーは、材料の周面を下方より支持することが可能な半筒状の底面を有する支持部と、上方より供給される材料を受け入れて前記支持部へ案内するガイド部とを備えており、各ガイド部は、材料ホルダーを前記支持板に固定するための固定枠材の対向する側板部に取り付けられるとともに、前記側板部の先端面と支持板との間が支持板の熱膨張中心に対して点対称の位置に配した固定部材により固定されている請求項3〜5のいずれかに記載された溶融材料射出装置。
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JP2007311431A JP2009131883A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 溶融材料射出装置における加熱筒の支持方法および溶融材料射出装置 |
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Cited By (2)
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JP2017052000A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社ソディック | 軽金属射出成形機の射出装置 |
JP2017052001A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社ソディック | 軽金属射出成形機の射出装置 |
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