JP2009131428A - 浴槽水浄化システム - Google Patents

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Keimei Kikuhara
啓明 菊原
Soetsu Kitamura
総謁 北村
Haruo Yamazaki
晴生 山▲崎▼
Tokimasa Kamiya
時正 神谷
Yasuhiro Shirai
康裕 白井
Yosuke Sato
陽介 佐藤
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Abstract

【課題】浴槽水中の汚れ物質を効率的に排出口に集めることができる浴槽水浄化システムを提供する。
【解決手段】浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質を、気泡および水流を用いて浴槽水面に集めた後、浴槽水面位置に設けた排出口3から浴槽外に捨てるように構成した浴槽水浄化システムにおいて、排出口3の浴槽の外側に水溜部5bを設け、この水溜部5b内の水をポンプ7で吸引して水流発生口2から浴槽内に噴出させることができるように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィルター等を用いることなく、浴槽水中の汚れ物質を良好に除去できる浴槽水浄化システムに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、浴槽内の浴槽水を、吸水口から吸水して循環配管内を通し吐出口から浴槽内に吐出させるようにし、循環配管内にポンプと浄化筒を設けて、浄化筒内で浴槽水中の汚れ物質を濾過して除去するように構成したものが存在する。
特開平10−243889号公報
上記特許文献1に開示されている構成では、濾過により浴槽水を浄化する構成であるため、定期的に浄化筒を洗浄する必要があり、メンテナンスが必要になるという問題点があった。
本発明は、フィルター等を用いることなく、メンテナンスの必要がなく、良好に浴槽水中の汚れ物質を除去できる浴槽水浄化システムを提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質を、気泡および水流を用いて浴槽水面に集めた後、浴槽水面位置に設けた排出口から浴槽外に捨てるように構成した浴槽水浄化システムにおいて、前記排出口の浴槽外側に水溜部を設け、該水溜部内の水を吸引できるように構成したことを要旨とする。
水溜部内の水を吸引できるように構成したため、排水口の外側の水溜部まで水流が達することとなり、効率的にゴミ等の汚れ物質を排出口付近に集めることができる。
また、本発明の浴槽水浄化システムにおいて、前記水溜部から吸引した水を水流発生口から前記水流として浴槽内に戻すように配管構成することもできる。
なお、ゴミ等を吸引しないようにして、水溜部内の水を水流発生口から浴槽内に戻せば、効率的にゴミ等の汚れ物質を水溜部内に集めることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
先ず、浴槽水浄化の動作を図1のフローチャートを用いて説明する。
図1において、微細気泡発生装置が起動して、浴槽内に溜められている浴槽水中に微細気泡を噴出させて、浴槽水中に微細気泡を充満させる。この微細気泡により、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等の汚れ物質は、微細気泡とともに浴槽水面に浮上することとなり、この状態で微細気泡発生装置からの微細気泡の噴出を停止させる。
その後、水流発生装置を起動させ、水を浴槽水中に噴出させて浴槽水中に水流を発生させ、浮遊したゴミ等の汚れ物質を水流により排出口付近に移動させる。ここで排出装置を起動させて、排出口に集められた浮遊ゴミ等を捨て水とともに浴槽外に排出させる。
なお、微細気泡発生装置から、例えば1,2分間程度気泡を発生させれば良く、また、水流発生装置から例えば3分間程度水流を発生させるようにして、水流発生装置を停止させた後に排出装置を起動させて、集められたゴミ等の汚れ物質を浴槽外に排出することができる。
このようにして浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等の汚れ物質を良好に浴槽外に排出して浴槽水を浄化することができるものであり、具体的な実施例を図2〜図4に示す。
図2は、内側から視た浴槽の要部斜視構成図であり、図3は、外側から視た浴槽の斜視構成図である。また図4は、浴槽のサブタンクの位置での縦断面構成図である。
図において、略長方形状に形成された浴槽1の長尺側の側面1aに、気泡発生口(微細気泡発生装置)を兼用した水流発生口2(水流発生装置)が設けられており、この水流発生口2から対面である長尺側面1bに向かって水流を噴出させることができるように構成されている。
また、水流発生口2の上方の浴槽水面位置に排出口3が開口されている。この排出口3の内側には、上下動可能に排出口ゲート4が設けられており、この排出口ゲート4の上部には排出口3と整合する凹部4aが形成され、この排出口ゲート4は浴槽1内に溜められている浴槽水の浮力で上下動できるように、水の比重よりも小さい比重の素材で形成しておくことができる。なお、排出口ゲート4は手動で上下動できるようにしておくこともできる。
排出口3の外側にはサブタンク5が設けられ、サブタンク5内には浴槽水を溜めることのできる水溜部5bが形成されており、サブタンク5内に排出口3から流入した浴槽水を溜めることができるものである。サブタンク5の底側には循環口5aが開口され、この循環口5aに循環管路6の上流端が接続されている。循環管路6の下流端は前記水流発生口2に接続されている。この循環管路6の途中にはポンプ7が設けられており、ポンプ7が作動することで、サブタンク5の水溜部5b内の浴槽水を循環管路6を通し水流発生口2から浴槽1内に噴出させることができるように構成されている。
また、サブタンク5の側面には、上方へ向かって湾曲状に立ち上げてホース8が接続されており、ホース8の上端は自由端となっており、開口8aが形成されている。
このホース8は排出装置を構成するものであり、可撓性または蛇腹状のもので構成することができる。また、ホース8は、サブタンク5側の根元を中心として上下方向に回動できるように構成しておくこともできる。
なお、図3では、サブタンク5の側面下端側にホース8が接続されているものを例示しているが、サブタンク5の側面の上方側あるいは上下方向中間部付近にホース8を接続したものであっても良い。
なお、本例では、水流発生口2は気泡発生口と兼用されているが、気泡発生口(微細気泡発生装置)を別途、浴槽1の側面1aあるいは底面に設けて、気泡発生口に別途ポンプを接続した構成であっても良い。
このような構成において、気泡発生口から気泡が噴出されて、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等が気泡とともに浮上して浴槽水面に集められるが、ゴミ等を吸引しないようにして、水溜部5b内の浴槽水が循環管路6を通して水流発生口2から浴槽1内に噴出されて、噴出された水流により浴槽1内で旋回流が発生するものである。
この旋回流により、排出口3側にゴミ等の汚れ物質が集められて、浴槽水面の浴槽水が排出口3からサブタンク5内に流れ、サブタンク5内に浴槽水とともに汚れ物質が流入される。
水流発生口2からの水流の噴出を止めるまでは、図3のように、排出装置を構成するホース8は開口8aを上向きに保持しておく。
図3の状態では、ホース8の先端開口8aが浴槽1内の浴槽水面の水位よりも上方位置に保持されている限り、先端開口8aから浴槽水が漏れることはない。
なお、ホース8の開口8aを手動または電動で上下動させて操作できるように構成され、この図3の状態から、ホース8の開口8aを下方側へ押し下げると、これに伴いホース8は根元を中心として回転するか、或いは曲げられて開口8aが下向き状態となり、この状態では、サブタンク5内に溜まっている汚れ物質を含んだ浴槽水が良好に先端開口8aから排出されるものであり、汚れ物質を排出した後に、再びホース8の開口8aを押し上げて、ホース8の先端開口8aを上向きにして保持しておくことができる。
また、本例の水流発生口2内にはノズル9が設けられており、このノズル9から水を噴出させることができ、ノズル9により水流の向きと水流の勢いが調整できるものである。
なお、ノズル9は、側面1aから対向する側面1bに向かって真っ直ぐに水を噴出させるように設けても良く、やや上向き、或いはやや下向きに水を噴出させるように設けても良い。
次に、図5は、排出装置の別例を示す斜視構成図である。
図5では、浴槽1の短尺側の側面1aに気泡発生口を兼用した水流発生口2を設け、その上方に、図示されない排出口の浴槽1の外側にサブタンク5が設けられ、サブタンク5内には浴槽水を溜めることのできる水溜部が形成されて、サブタンク5内に排出口から流入した浴槽水を溜めることができるものである。
サブタンク5の底側には循環管路6の上流端が接続され、循環管路6の下流端は水流発生口2に接続されている。この循環管路6の途中にはポンプ7が設けられており、ポンプ7が作動することで、サブタンク5の水溜部内の浴槽水を循環管路6を通し水流発生口2から浴槽1内に噴出させることができるように構成されている。
また、サブタンク5には外側から第1トラップ管路11が接続されており、この第1トラップ管路11の下流側には第2トラップ管路12が接続され、第2トラップ管路12の下流に垂下状に排出管路13が接続されて構成されており、第1トラップ管路11と第2トラップ管路12でダブルトラップ構造の排出装置10が形成されている。
第1トラップ管路11は、サブタンク5から上方へ立ち上がる立上部11aと、立上部11aの上端で逆U字状に曲げられて下側に向かって垂設された垂下部11bで構成されており、第1トラップ管路11の垂下部11bには、横方向へ水平に延びて連通管14が接続されており、連通管14の先端には開閉可能にバルブ15が設けられている。また、連通管14から上方へ立ち上げてフロート弁16が設けられ、フロート弁16の上端に吸気管17が接続されており、この吸気管17には図示しないエアポンプが連通接続されている。
この連通管14のバルブ15とフロート弁16と吸気管17と図示しないエアポンプで吸引機構10aが構成されている。
このような構成においては、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質が気泡により浮上し、水流発生口2から噴出される水流による旋回流で、汚れ物質が排出口に集められるが、この時にエアポンプを作動させて吸気管17から第1トラップ管路11内の空気を吸引することにより、第1トラップ管路11内にサイフォン現象を発生させることができ、このサイフォン現象により、サブタンク5の水溜部内から浴槽水とともに汚れ物質を第1トラップ管路11側へ強制的に吸引し、排出管路13から排出することができるものとなる。なお、一旦、サイフォン現象が起こると、浴槽1内の浴槽水の水位との水位差で排出管路13から浴槽水が流れ続けることとなる。
汚れ物質が排出管路13から排出された頃合にバルブ15を開くことにより、第1トラップ管路11および第2トラップ管路12で構成されるダブルトラップ管路内に空気が入り、サイフォン現象が終了し、この状態で浴槽水の流出が停止されることとなる。
このように吸引機構10aをダブルトラップ構造の管路に接続して排出装置10を構成することにより、吸引機構10aによりダブルトラップ管路内の空気を吸引して、管路内にサイフォン現象を強制的に発生させ、サブタンク5の水溜部内の浴槽水をゴミ等とともに浴槽外に排出できるものであり、ダブルトラップ管路内に空気をバルブ15から投入することによりサイフォン現象を停止させて、浴槽水の浴槽外への排出を停止させることができ、簡単な管路構成で故障の生じない排出装置とすることができる。
なお、フロート弁16を設けたのは、吸気管17側に浴槽水が流入するのを防止するためである。即ち、連通管14からフロート弁16に水が入ってくると内部の弁体16aが浮上し、弁体16aが吸気管17を閉止させることとなり、これにより吸気管17を通り水がポンプ側へ流れ込むことが防がれる。
このように構成すれば、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質が気泡により浮上し、水流発生口2から噴出される水流により汚れ物質が排出口に集められるが、排水口の外側のサブタンク5の水溜部まで水流が達することとなり、効率的にゴミ等の汚れ物質を排出口付近に集めることができ、サブタンク5内に浴槽水とともに汚れ物質が流入されるので、エアポンプを作動させて吸気管17から第1トラップ管路11内の空気を吸引することによりサイフォン現象を発生させて、サブタンク5内の浴槽水を汚れ物質とともに第1トラップ管路11側へ強制的に吸引し、排出管路13から排出することができる。
浴槽浄化システムの動作を説明するフローチャート図である。 浴槽を内側から視た要部斜視構成図である。 浴槽を外側から視た要部斜視構成図である。 浴槽のサブタンク部の位置での縦断面構成図である。 排水装置の別例を示す浴槽を外側から視た斜視構成図である。
符号の説明
1 浴槽
1a,1b 側面
2 水流発生口(水流発生装置)
3 排出口
4 排出口ゲート
5 サブタンク
5a 循環口
5b 水溜部
6 循環管路
7 ポンプ
8 ホース(排出装置)
8a 開口
10 排出装置
11 第1トラップ管路
12 第2トラップ管路
13 排出管路
14 連通管
15 バルブ
16 フロート弁
17 吸気管

Claims (2)

  1. 浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質を、気泡および水流を用いて浴槽水面に集めた後、浴槽水面位置に設けた排出口から浴槽外に捨てるように構成した浴槽水浄化システムにおいて、
    前記排出口の浴槽外側に水溜部を設け、該水溜部内の水を吸引できるように構成したことを特徴とする浴槽水浄化システム。
  2. 前記水溜部から吸引した水を水流発生口から前記水流として浴槽内に戻すように配管構成したことを特徴とする請求項1に記載の浴槽水浄化システム。
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