JP2015211952A - 浮上する異物の回収装置。 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動作動エジェクタ、吸引ノズルおよび油分分離タンクでのミスト飛散防止及び泡発生防止の浮上する異物の回収装置を提供する。【解決手段】 エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、該エジェクタの吸入、吐出配管を一直線状に構成し、かつ駆動エアー供給管内径を吸入、吐出配管の内径より小径にすることにより、該一直線状の吸入、吐出配管によるスラッジの詰まりを防止すると共に、吸入、吐出配管を供給エアーより低圧力、多量のエアー移動量に発生させたエジェクタであって、異物を吸引する水平方向の開口がなく、上下に縦長の垂直開口型の吸込み口形状の吸引ノズルを用い、該垂直開口型の上下開口高さを調整可能とし、吸込み高さを調整可能にするためのフロートとの連結金具に高さ調整ナットを付設し、さらに吸込ノズル下方にフレキシブルホースの接続口を設け液面上をフロートに合わせ移動可能とした異物の回収装置。【選択図】 図3

Description

本発明は、浮上する異物(以下、油、スラッジおよび泡をいう)の回収装置であって、特に駆動作動エジェクタ、吸引ノズルおよび油分分離タンクでのミスト飛散防止及び泡発生防止の浮上する異物の回収装置に関するものである。
従来、工場等での洗浄工程の廃液や工作機械から排出された廃油を回収する場合、廃液の貯蔵槽内に吸引ホースの先端を沈め、分離して層をなして浮上している油分、スラッジをポンプで吸い上げて流入管を介して分離槽内に送り込み、この分離槽内で水と油を比重差の違いを利用して上下に分離する。分離された油は油排出口を介して回収容器に回収される。回収された油は廃液として適宜処分される。油を除去した残りの液は、分離槽から貯蔵タンクの戻されて再利用される。
また、特開2011−255381号公報(特許文献1)に開示されているように、吸引口を液面下の最適位置に無調整で保持する液面追従式吸引装置で、この液面追従式吸引装置により、水の混入量を大幅に減らした浮上油を速く回収できるようにした浮上油回収装置で、この液面追従式吸引装置にあっては、吸込みパイプの吸込み口側端部に調整パイプを上下移動自在に配設したことにより、調整パイプの吸込み口を液面に対して常時適正な位置に保持されているから浮上油の回収を効率よく行うことができると共に、回収された浮上油に含まれる水の混入量を大幅に減少できるというものである。
一方、特開2006−142194号公報(特許文献2)に開示されているように、液体の表層に浮上する油を吸引回収するための浮上回収ノズルにおいて、上記油を吸引する吸引管と、上記吸引管の端部に配置され、上記吸引管の管口を水面上に浮かせる浮体と、上記浮体の上部に配置された吸引部カバーとを備え、上記吸引部カバーの周縁には、上記吸引部カバーと上記液体表面の間の吸引隙間を調整するための遮蔽板が設けられる浮上油回収ノズルが提案されている。
また、特開2004−216257号公報(特許文献3)は、浮上油回収装置の吸引ノズル構造および分離油排出構造に関するもので、フロート状のカップ内に浮上するフロート弁の作用によって液表面を回収し、さらに、回収した液の浮上油中に分離油排出ノズルのフロートが沈み込みこの浮上油を排出させることにより、フロート弁およびフロートの弁調整および位置調整を行うことなく安定した回収を行うようにした浮上油回収装置の吸引ノズル構造が提案されている。すなわち、吸引口が水面と同じ向きに開口されている。
さらに、特開平10−151455号公報(特許文献4)に開示されているように、水面に浮上している油を回収する浮上油回収装置であって、フロートと該フロートの浮力により水面より離れた空中で前記水面と対向し該水面からの距離が所定寸法となる位置に先端部が保持される吸込管を備えた吸込部と、前記吸込管を通して空気を吸引しその吸引される空気の流れによって表面油水を吸い上げる真空ポンプを備えた油回収部とからなる浮上油回収装置が提案されている。
特開2011−255381号公報 特開2006−142194号公報 特開2004−216257号公報 特開平10−151455号公報
上述したように、液面変動に追従して液面上面に浮遊する異物を効率良くサクションするために、フロートでサクション部を浮かして浮上異物を回収するフロートサクション方法には数多くの方法が提案されているが、そのいずれもがフロートでサクション部からバキューム能力の高いバキューム式ポンプにより吸引する方法によって行われている。この方法は、サクション配管とポンプ吸引口を配管で直結する構造であって、この構造では混合液に空気が混入するため、吸引するにはどうしてもバキューム式ポンプが必要であった。したがって、これらのいずれの方法もバキューム式ポンプに特殊な能力が必要なためコスト高が避けられないという問題があった。
また、上述したような水面に浮上している油を回収する浮上油回収装置の場合は一般的にクーラント液を吸込む際に一緒に浮上異物を回収する方法である。この場合はクーラントタンク表面には泡が多量に発生し、その泡に汚れた異物が付着する場合が多く、そのため、この泡の回収が要求される。一般的な浮上異物回収装置のダイヤフラムポンプを使用するタイプまたはクーラント液を吸引するポンプのタイプでは水面高く浮遊する泡はクーラント液の流れと一緒に回収できない。液の吸引に追従して吸引する方法では泡だけ取り残される状態になり、泡の回収が困難である。
クーラントタンクには、泡が多量に発生し、上述のように、その泡に汚れた異物が付着する場合が発生している。そこでこの汚れた泡の回収が要求され発生するスラッジ、油が付着した泡をも回収するための新しい課題が生じ、油、スラッジの他にクーラントタンクに浮遊する泡を回収する必要が求められて来た。しかしながら、上述したいずれの特許文献についてはも油、スラッジの対策は行われているとしても泡をも同時に回収する技術については何らの開示もされていないのが実状である。
上述した課題に応じるべく、油、スラッジの他にクーラントタンクに浮遊する泡を回収するために鋭意開発を進めた結果、エアー式エジェクタによるエアーのバキューム圧を発生させ、液面上の油、スラッジおよび泡の吸引を可能とした浮上異物のエアー式エジェクタ、吸引回収ノズルおよび油水分離タンクの浮上異物回収装置を提供するものである。
その発明の要旨とするところは、
(1)エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、該エジェクタの吸入、吐出配管を一直線状に構成し、かつ駆動エアー供給管内径を吸入、吐出配管の内径より小径にすることにより、該一直線状の吸入、吐出配管によるスラッジの詰まりを防止すると共に、吸入、吐出配管を供給エアーより低圧力、多量のエアー移動量に発生させたエジェクタであって、異物を吸引する水平方向の開口がなく、上下に縦長の垂直開口型の吸込み口形状の吸引ノズルを用い、該垂直開口型の上下開口高さを調整可能とし、吸込み高さを調整可能にするためのフロートとの連結金具に高さ調整ナットを付設し、さらに吸込ノズル下方にフレキシブルホースの接続口を設け液面上をフロートに合わせ移動可能としたことを特徴とする浮上する異物の回収装置。
(2)前記(1)に記載の吸引、吐出配管の内径を3mm以上とすることを特徴とする浮上する異物の回収装置。
(3)前記(1)または(2)に記載のエジェクタの入口にバブルとエアー圧力調整のためのレギュレータを付設したことを特徴とする浮上する異物の回収装置。
(4)前記(1)〜(3)のいずれか1に記載のエアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の回収装置であって、駆動圧縮エアー源からのエアー供給工程において、間欠タイマーに連結された自動弁を配設し、該自動弁からの圧縮エアーの省エネを図ることを特徴とする浮上する異物の回収装置。
(5)エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、エジェクタから油分分離タンクに吐出される際に発生する泡およびミストの飛散を防止するために、油分分離タンクの入口にミスト減衰、泡水滴化分離筒を設け、油分分離タンク表面からのミスト飛散防止に容易に開閉可能な内部点検用の取手付き透明ミスト飛散防止カバーと廃油口開口部からのミスト飛散防止にタンク水面近傍に上下調整可能なカバーを有する油分分離タンクを配設したことを特徴とする浮上する異物の回収装置にある。なお、ミストはタンク表面カバーにより大気圧より高い圧力と反応時間により、水滴化され排出クリーン液出口から液と一緒にクーラントタンク液面上に排気することで空中へのミスト飛散を防止する。
以上述べたように、本発明により、油、スラッジの他にクーラントタンクに浮遊する泡を回収可能とし、エジェクタのバキュームによる消泡効果で分離タンク内に泡を発生させない。しかも、スラッジの塊も容易に回収可能となり、高いバキューム力によりホース内でのスラッジ詰まりがなく、ストレート配管内で高速で移動が可能となることにより設備的に軽量で、かつ安価に製造できる極めて優れた効果を奏するものである。
本発明に係るエアー式エジェクタを使用した浮上する異物回収装置の全体工程図である。 本発明に係るエアー式エジェクタを使用した他の浮上する異物回収装置の全体工程図である。 本発明に係る浮上する異物の回収装置を示す正面断面図である。 本発明に係る浮上する異物の吸引ノズルの拡大断面図である。 本発明に係る圧縮エアー駆動作動エジェクタを示す図である。 油水混合廃液を油水分離タンクに供給する一実施態様を示す図である。 本発明に係る油水分離タンクの構造を示す図である。 本発明に係る油水分離タンクとクーラントタンクとの構造を示す図である。
以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明に係るエアー式エジェクタを使用した浮上する異物回収装置の全体工程図である。この図1に示すように、エアー式エジェクタを使用するに当たり、駆動圧縮エアー源1から供給されたエアーはバルブ2を介してレギュレーター3から駆動作動エジェクタ4に送られる。駆動作動エジェクタ4は吸引ホース5に連結され、吸引ホース5は吸引ノズル6と連結されている。なお、符号7はフロート、8はクーラントタンクを示す。
一方、エジェクタ4は吐出ホース9を介して油水分離タンク10の油水分離タンク入口11にクーラントタンク8の表層に浮上する異物を吸引回収した浮上する異物の回収廃液が搬送され、油水分離タンク10に供給される。油水分離タンク10では、廃油出口12が設けられて、廃油出口12から廃油タンク13に供給される。また、クリーン液はクリーン液及びエジェクタ排気出口14からクーラントタンク8に貯蔵される。符号15は油水分離タンク10の架台である。
図2は、本発明に係るエアー式エジェクタを使用した他の浮上する異物回収装置の全体工程図である。図2は、図1に示すレギュレーター3から駆動作動エジェクタ4に送られる間に自動弁19を配設し、自動弁19は、電源16からスイッチ17を介して間欠タイマー18に連結されている。その他の工程は図1と同じである。すなわち、図2は、レギュレーター3から駆動作動エジェクタ4に送られる間に自動弁19を配設し、この自動弁19が電源16からスイッチ17を介して間欠タイマー18に連結されている。
図3は、本発明に係る浮上する異物の回収装置を示す正面断面図である。この図3に示すように、クーラントタンク8内の浮上する異物であるスラッジおよび泡20をクーラントタンク内液面21より吸引されるために2ケ以上のフロート7を設け、このフロート7は2個以上のバランスウエイトを配設してフロート7を浮かせ吸引ノズル本体23に設けた吸引口縦長さ調整ナット24を介して混合液流入口である縦長吸引口25を配設し、該縦長吸引口25の吸引下部にはノズル本体レベル微調整ナット26を設けると共に、液面変動に追従するためのフレキシブル吸引ホース5をホースバンド27にて穏やかに吸引部より下方に向かう位置からエジェクタ4に接続する。なお、符号28はノズル固定金具、29は吸引ノズル本体調整ナットを示す。
図4は、本発明に係る油、スラッジおよび泡の吸引ノズルの拡大断面図である。図4に示すように、縦長吸引口25には縦長吸引口長さ調整用ネジおよびノズルレベル調整用ネジ30が配設されている。なお、符号31はノズル本体内部管であり、32は、フレキシブル吸引ホース5に接続するための吸引ホース取付口を示す。
図5は、本発明に係る圧縮エアー駆動作動エジェクタを示す図である。このエジェクタ4は吸入と吐出が一直線状に構成し、かつエジェクタ本体吸入、吐出配管33の内径を駆動エアー供給内径34より大きく構成する。すなわち、エジェクタ本体吸入、吐出配管33の内径を3mm以上とし、これにより駆動エアー供給ホース35からの吹き込みにより吸入側にエアー供給管である細径ノズルが外周から吐出側に開放され、吸入側にバキーウム圧を発生させる。その結果、0.05〜0.5MPa程度で十分作動可能とし、かつ少エアー消費量で大きな吸入エアー量を発生でき少エアー消費量で多量の油、スラッジおよび泡の吸入が可能となり、スラッジ詰まりの発生を防止することができる。
図6は、油水混合廃液を油水分離タンクに供給する一実施態様を示す図である。この図6に示すように、油水混合廃液を油水分離タンク10に供給する場合に、油水分離タンク10入口部で上面が密閉されたエアーミスト及び泡の水満化用筒36を設け、該エア−ミスト及び泡の水満化用筒36の上方に向けミスト及び泡の混合液37を排出し、エア−ミスト水満化用筒36の内圧が排気エアーにより高くなる状態で、ミスト及び泡を水満化することにより、エア−ミスト及び泡の水満化用筒36内の内圧が上昇しミストが水満化する。これにより油水分離タンク内液面22でのミスト減衰及び泡の水滴化をより向上させることを可能とする。
図7は、本発明に係る油水分離タンクの構造を示す図である。この図7に示すように、エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、エジェクタから油分分離タンク10に吐出される際に発生する泡およびミストの飛散を防止するために、油分分離タンク表面からのミスト飛散防止に容易に開閉可能な内部点検用の取手付き透明ミスト飛散防止カバー38と廃油口開口部39からのミスト飛散防止にタンク水面近傍に上下調整可能なミスト飛散防止カバー40を有する油分分離タンク10を構成する。
図8は、本発明に係る油水分離タンクとクーラントタンクとの構造を示す図である。この図8に示すように、油水分離タンク10では、クリーン液はクリーン液及びエジェクタ排気出口14からクリーン液及びエジェクタ排気用ホース41からクリーン液がクーラントタンク8に排出され、クリーン液及びエジェクタ排気42がクーラントタンク8の空中に放出される。なお、クリーン液及びエジェクタ排気用ホース41は必ずクーラントタンク8の水面上に設置する必要がある。
以上述べたように、従来のポンプ式ではクーラント液を吸引する際に、一緒に浮遊する油、スラッジを回収する方式のために液面高く浮遊する泡は空振り状態で確実な回収ができなかったものを本発明による圧縮エアーを動力源として効果的なエジュクタ(真空発生器)と吸引ノズルの構造によって、スラッジの詰り発生がなく、クーラントタンク液面高さに自由に追従するための吸引ノズルの構造により吸引口が上下方向に作動可能となり水面より高く浮上する泡の吸引が容易となり、かつエジュクタの駆動エアー源に自動弁、間欠運動用ツインタイマーを設け、駆動エアー消費量の省エネルギー効果等を達成することを可能とした極めて優れた効果を奏するものである。
1 駆動圧縮エアー源
2 バルブ
3 レギュレーター
4 駆動作動エジェクタ
5 フレキシブル吸引ホース
6 吸引ノズル
7 フロート
8 クーラントタンク
9 吐出ホース
10 油水分離タンク
11 油水分離タンク入口
12 廃油出口
13 廃油タンク
14 クリーン液及びエジェクタ排気出口
15 架台
16 電源
17 スイッチ
18 間欠タイマー
19 自動弁
20 スラッジおよび泡
21 クーラントタンク内液面
22 油水分離タンク内液面
23 吸引ノズル本体
24 吸引口縦長さ調整ナット
25 縦長吸引口
26 ノズル本体レベル微調整ナット
27 ホースバンド
28 ノズル固定金具
29 吸引ノズル本体調整ナット
30 縦長吸引口長さ調整用ネジおよびノズルレベル調整用ネジ
31 ノズル本体内部管
32 吸引ホース取付口
33 エジェクタ本体吸入、吐出配管
34 駆動エアー供給内径
35 駆動エアー供給ホース
36 ミスト及び泡の水満化用筒
37 ミスト及び泡の混合液
38 取手付き透明ミスト飛散防止カバー
39 廃油口開口部
40 上下調整可能なミスト飛散防止カバー
41 クリーン液及びエジエクタ排気用ホース
42 クリーン液及びエジエクタ排気


特許出願人 合同会社U.ENG
代理人 弁理士 椎 名 彊
図6は、油水混合廃液を油水分離タンクに供給する一実施態様を示す図である。この図6に示すように、油水混合廃液を油水分離タンク10に供給する場合に、油水分離タンク10入口部で上面が密閉されたエアーミスト及び泡の水化用筒36を設け、該エア−ミスト及び泡の水化用筒36の上方に向けミスト及び泡の混合液37を排出し、エア−ミスト水化用筒36の内圧が排気エアーにより高くなる状態で、ミスト及び泡を水化することにより、エア−ミスト及び泡の水化用筒36内の内圧が上昇しミストが水化する。これにより油水分離タンク内液面22でのミスト減衰及び泡の水滴化をより向上させることを可能とする。
1 駆動圧縮エアー源
2 バルブ
3 レギュレーター
4 駆動作動エジェクタ
5 フレキシブル吸引ホース
6 吸引ノズル
7 フロート
8 クーラントタンク
9 吐出ホース
10 油水分離タンク
11 油水分離タンク入口
12 廃油出口
13 廃油タンク
14 クリーン液及びエジェクタ排気出口
15 架台
16 電源
17 スイッチ
18 間欠タイマー
19 自動弁
20 スラッジおよび泡
21 クーラントタンク内液面
22 油水分離タンク内液面
23 吸引ノズル本体
24 吸引口縦長さ調整ナット
25 縦長吸引口
26 ノズル本体レベル微調整ナット
27 ホースバンド
28 ノズル固定金具
29 吸引ノズル本体調整ナット
30 縦長吸引口長さ調整用ネジおよびノズルレベル調整用ネジ
31 ノズル本体内部管
32 吸引ホース取付口
33 エジェクタ本体吸入、吐出配管
34 駆動エアー供給内径
35 駆動エアー供給ホース
36 ミスト及び泡の水化用筒
37 ミスト及び泡の混合液
38 取手付き透明ミスト飛散防止カバー
39 廃油口開口部
40 上下調整可能なミスト飛散防止カバー
41 クリーン液及びエジエクタ排気用ホース
42 クリーン液及びエジエクタ排気

Claims (5)

  1. エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、該エジェクタの吸入、吐出配管を一直線状に構成し、かつ駆動エアー供給管内径を吸入、吐出配管の内径より小径にすることにより、該一直線状の吸入、吐出配管によるスラッジの詰まりを防止すると共に、吸入、吐出配管を供給エアーより低圧力、多量のエアー移動量に発生させたエジェクタであって、異物を吸引する水平方向の開口がなく、上下に縦長の垂直開口型の吸込み口形状の吸引ノズルを用い、該垂直開口型の上下開口高さを調整可能とし、吸込み高さを調整可能にするためのフロートとの連結金具に高さ調整ナットを付設し、さらに吸込ノズル下方にフレキシブルホースの接続口を設け液面上をフロートに合わせ移動可能としたことを特徴とする浮上する異物の回収装置。
  2. 請求項1に記載の吸引、吐出配管の内径を3mm以上とすることを特徴とする浮上する異物の回収装置。
  3. 請求項1または2に記載のエジェクタの入口にバブルとエアー圧力調整のためのレギュレータを付設したことを特徴とする浮上する異物の回収装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載のエアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の回収装置であって、駆動圧縮エアー源からのエアー供給工程において、間欠タイマーに連結された自動弁を配設し、該自動弁からの圧縮エアーの省エネを図ることを特徴とする浮上する異物の回収装置。
  5. エアー式エジェクタによる液体の表層に浮上する異物の吸引回収するための浮上異物の回収装置において、エジェクタから油分分離タンクに吐出される際に発生する泡およびミストの飛散を防止するために、油分分離タンクの入口にミスト減衰、泡水滴化分離筒を設け、油分分離タンク表面からのミスト飛散防止に容易に開閉可能な内部点検用の取手付き透明ミスト飛散防止カバーと廃油口開口部からのミスト飛散防止にタンク水面近傍に上下調整可能なカバーを有する油分分離タンクを配設したことを特徴とする浮上する異物の回収装置。
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