JP2009131427A - 浴槽 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴槽水中のゴミ等の汚れ物質を良好に浴槽外に排出することのできる浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽水中に水を噴出させて水流を発生させる複数の水流発生口2,2,2を浴槽の底面に設け、浴槽の側面には、浴槽水面位置に浴槽水の排出口3を設けて構成し、水流発生口2,2,2から噴出される水の水流でゴミ等を排出口3に誘導することができるように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】浴槽水中に水を噴出させて水流を発生させる複数の水流発生口2,2,2を浴槽の底面に設け、浴槽の側面には、浴槽水面位置に浴槽水の排出口3を設けて構成し、水流発生口2,2,2から噴出される水の水流でゴミ等を排出口3に誘導することができるように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、髪の毛,湯垢,皮脂等の汚れ物質を浴槽外に捨てて、浴槽水を浄化できる浴槽に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、浴槽水位に応じて吸引部の高さを可変する吸引位置可変機構を有し浴槽水面の垢等の汚れを吸引する吸引部と、浴槽排水栓の機能を兼ね備えるとともに浴槽排出口に挿入脱着可能とした排出部と、吸引部および排出部を連通する連通部と、吸引部の開閉手段を備えて、吸引部から浴槽水表面の汚れを吸引し、排出部から排出するように構成した垢取り装置が存在する。
特開2000−24418号公報
上記特許文献1に開示されている装置では、気泡で汚れ物質を浮かせて水流で集めるものであるが、滞留するゴミや髪の毛や湯垢,皮脂等を水流で良好に排出部側へ移動させることが困難なものであった。
本発明は、水流を噴出させて浴槽水中の汚れ物質を良好に集めて浴槽外へ排出できる浴槽を提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、浴槽水中に水を噴出させて水流を発生させる水流発生口を浴槽の底面に設けるとともに、浴槽の側面の浴槽水面位置に浴槽水の排出口を設けたことを要旨とする。
本発明は、浴槽水中に水を噴出させて水流を発生させる水流発生口を浴槽の底面に設けるとともに、浴槽の側面の浴槽水面位置に浴槽水の排出口を設けたことを要旨とする。
本発明では、水流発生口が浴槽の底面に形成され、水流発生口から上方に向かって水が噴出され、浴槽の側面等に水流が反射する回数が減るためにエネルギー効率が向上し、ゴミ等の汚れ物質を効率良く浴槽水の表面側に集め排出口から排出することができるものとなる。
また、本発明において、前記水流発生口を複数個所に設けて構成することもできる。
こうすれば、複数の水流発生口から水を噴出させて、さらに効率的にゴミを排出口に誘導することができ、ゴミ収集を効率的に行うことができるものとなる。
こうすれば、複数の水流発生口から水を噴出させて、さらに効率的にゴミを排出口に誘導することができ、ゴミ収集を効率的に行うことができるものとなる。
また、本発明において、前記複数の水流発生口からの水の噴出タイミングを制御可能に構成することもできる。
こうすれば、例えば、浴槽の中心から外側にある水流発生口から先ず水を噴出させ、浴槽水表面に浮遊しているゴミ等を浴槽の中央部に寄せた後に、浴槽中央部の水流発生口から水を噴出させて、中央に集めたゴミ等を排出口に寄せてゆくように制御することができ、効率的に浮遊するゴミ等を排出口に誘導してゆくことができるものとなる。
こうすれば、例えば、浴槽の中心から外側にある水流発生口から先ず水を噴出させ、浴槽水表面に浮遊しているゴミ等を浴槽の中央部に寄せた後に、浴槽中央部の水流発生口から水を噴出させて、中央に集めたゴミ等を排出口に寄せてゆくように制御することができ、効率的に浮遊するゴミ等を排出口に誘導してゆくことができるものとなる。
また、本発明において、前記排出口の浴槽外側に水溜部を設け、該水溜部内の水をポンプで吸水できるように構成することもできる。
こうすれば、排出口の外側に水溜部を設置し、水流を水溜部にまで流すことができ、水流とともに集められるゴミ等の汚れ物質を確実に排出口から水溜部内に入れることができる。
こうすれば、排出口の外側に水溜部を設置し、水流を水溜部にまで流すことができ、水流とともに集められるゴミ等の汚れ物質を確実に排出口から水溜部内に入れることができる。
また、本発明において、前記ポンプで水溜部から吸水した水を前記水流発生口から浴槽内へ戻すように配管構成することもできる。
こうすれば、水溜部内の水は、ポンプが作動することにより循環管路を通り水流発生口から浴槽内に戻されるため、浴槽水中に水を噴出させゴミや髪の毛や湯垢,皮脂等を良好に排出口側へ移動させることができる。
こうすれば、水溜部内の水は、ポンプが作動することにより循環管路を通り水流発生口から浴槽内に戻されるため、浴槽水中に水を噴出させゴミや髪の毛や湯垢,皮脂等を良好に排出口側へ移動させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
先ず、浴槽水浄化の動作を図1のフローチャートを用いて説明する。
図1において、微細気泡発生装置が起動して、浴槽内に溜められている浴槽水中に微細気泡を噴出させて、浴槽水中に微細気泡を充満させる。この微細気泡により、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等の汚れ物質は、微細気泡とともに浴槽水面に浮上することとなり、この状態で微細気泡発生装置からの微細気泡の噴出を停止させる。
その後、水流発生装置を起動させ、水を浴槽水中に噴出させて浴槽水中に水流を発生させ、浮遊したゴミ等の汚れ物質を水流により排出口付近に移動させる。ここで排出装置を起動させて、排出口に集められた浮遊ゴミ等を捨て水とともに浴槽外に排出させる。
先ず、浴槽水浄化の動作を図1のフローチャートを用いて説明する。
図1において、微細気泡発生装置が起動して、浴槽内に溜められている浴槽水中に微細気泡を噴出させて、浴槽水中に微細気泡を充満させる。この微細気泡により、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等の汚れ物質は、微細気泡とともに浴槽水面に浮上することとなり、この状態で微細気泡発生装置からの微細気泡の噴出を停止させる。
その後、水流発生装置を起動させ、水を浴槽水中に噴出させて浴槽水中に水流を発生させ、浮遊したゴミ等の汚れ物質を水流により排出口付近に移動させる。ここで排出装置を起動させて、排出口に集められた浮遊ゴミ等を捨て水とともに浴槽外に排出させる。
このようにして浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等の汚れ物質を良好に浴槽外に排出して浴槽水を浄化することができるものであり、具体的な実施例を図2および図3に示す。
図2は、内側から視た浴槽の斜視構成図であり、図3は、外側から視た浴槽の斜視構成図である。
図2は、内側から視た浴槽の斜視構成図であり、図3は、外側から視た浴槽の斜視構成図である。
図において、略長方形状に形成された浴槽1の長尺側の側面1aに、排出口3が開口されている。この排出口3の内側には、浴槽水の浮力で上下動できる排出口ゲートを設けておくことができる。また、浴槽1の底面には、複数の水流発生口2,2,2が設けられている。
排出口3の外側には、タンク状の水溜部5が設けられており、排出口3から流入した浴槽水を内部に溜めることができるものである。
水溜部5の底側には循環管路6の上流端が接続されている。循環管路6の下流端は前記複数の水流発生口2,2,2に接続されている。この循環管路6の途中にはポンプ7が設けられており、ポンプ7が作動することで、水溜部5内の浴槽水を循環管路6を通し水流発生口2から浴槽1内に噴出させることができるように構成されている。
水溜部5の底側には循環管路6の上流端が接続されている。循環管路6の下流端は前記複数の水流発生口2,2,2に接続されている。この循環管路6の途中にはポンプ7が設けられており、ポンプ7が作動することで、水溜部5内の浴槽水を循環管路6を通し水流発生口2から浴槽1内に噴出させることができるように構成されている。
また、水溜部5の側面には、上方へ向かって湾曲状に立ち上げてホース8が接続されており、ホース8の上端は自由端となっており、開口8aが形成されている。
このホース8は排出装置を構成するものであり、可撓性または蛇腹状のもので構成することができる。また、ホース8は、水溜部5側の根元を中心として上下方向に回動できるように構成しておくこともできる。
なお、本例では、水流発生口2は気泡発生口と兼用されているが、気泡発生口(微細気泡発生装置)を別途、浴槽1の側面1aあるいは底面に設けて、気泡発生口に別途ポンプを接続した構成であっても良い。
このホース8は排出装置を構成するものであり、可撓性または蛇腹状のもので構成することができる。また、ホース8は、水溜部5側の根元を中心として上下方向に回動できるように構成しておくこともできる。
なお、本例では、水流発生口2は気泡発生口と兼用されているが、気泡発生口(微細気泡発生装置)を別途、浴槽1の側面1aあるいは底面に設けて、気泡発生口に別途ポンプを接続した構成であっても良い。
このような構成において、気泡発生口から気泡が噴出されて、浴槽水中の髪の毛,湯垢,皮脂,ゴミ等が気泡とともに浮上して浴槽水面に集められるが、浴槽水が水溜部5内から循環管路6を通して水流発生口2から浴槽1内に噴出され、排出口3側にゴミ等の汚れ物質が集められて、浴槽水面の浴槽水が排出口3から水溜部5内に流れ、水溜部5内に浴槽水とともに汚れ物質が流入されるものである。
水流発生口2からの水流の噴出を止めるまでは、図3のように、排出装置を構成するホース8は開口8aを上向きに保持しておく。
図3の状態では、ホース8の先端開口8aが浴槽1内の浴槽水面の水位よりも上方位置に保持されている限り、先端開口8aから浴槽水が漏れることはない。
図3の状態では、ホース8の先端開口8aが浴槽1内の浴槽水面の水位よりも上方位置に保持されている限り、先端開口8aから浴槽水が漏れることはない。
なお、ホース8の開口8aを手動または電動で上下動させて操作できるように構成され、この図3の状態から、ホース8の開口8aを下方側へ押し下げると、これに伴いホース8は根元を中心として回転するか、或いは曲げられて開口8aが下向き状態となり、この状態では、水溜部5内に溜まっている汚れ物質を含んだ浴槽水が良好に排出されるものであり、汚れ物質を排出した後に、再びホース8の開口8aを押し上げて、ホース8の先端開口8aを上向きにして保持しておくことができるものである。
このように、排出口3の外側の水溜部5まで水流が到達するため、水溜部5内に良好に浮遊したゴミ等を誘導してゆくことができるものとなり、確実にゴミ等を水溜部5に入れて、ホース8を下向きに操作して良好にゴミ等の汚れ物質を外部に排出できるものである。
なお、浴槽底面の各水流発生口2からそれぞれ噴出される水流は、水溜部5内の水をポンプ7で噴出させるものである場合の他、浴槽内の浴槽水を吸い込んでポンプで各水流発生口2から噴出させるように、別途ポンプと循環管路を各水流発生口2に接続した構成であっても良い。
また、各水流発生口2,2からは同時に水流を噴出させるものであっても良く、さらには、それぞれの水流発生口2から噴出させるタイミングを制御可能に構成することもできる。
また、各水流発生口2,2からは同時に水流を噴出させるものであっても良く、さらには、それぞれの水流発生口2から噴出させるタイミングを制御可能に構成することもできる。
なお、複数の水流発生口2,2,2から噴出される水の噴出タイミングを制御する場合は、例えば、浴槽1の中心から外側にある水流発生口2,2,から先ず水を噴出させ、浴槽水表面に浮遊しているゴミ等を浴槽の中央部に寄せた後に、浴槽中央部の水流発生口2から水を噴出させて、中央に集めたゴミ等を排出口3に寄せてゆくように制御すると、効率的に浮遊するゴミ等を排出口3に誘導してゆくことができるものとなる。
なお、水流発生口2,2が浴槽の底面に形成されているため、水流発生口2から上方に向かって水が噴出され、浴槽の側面等に水流が反射する回数が減るためにエネルギー効率が向上し、ゴミ等の汚れ物質を効率良く浴槽水の表面側に集めることができるものとなる。
また、浴槽底面には孔開け等の作業を楽に行えるため、側面1aに孔を開けて水流発生口2を取り付ける場合に比べて、底面側に水流発生口2を設ける方が施工が簡単なものになる。
また、浴槽底面には孔開け等の作業を楽に行えるため、側面1aに孔を開けて水流発生口2を取り付ける場合に比べて、底面側に水流発生口2を設ける方が施工が簡単なものになる。
さらに、浴槽の側面1aにも水流発生口が設けられている場合には、先ず、この側面1aの水流発生口から水を噴出させて、浴槽水内に上下方向の循環流を形成させてゴミ等を集め、その後に底側にある水流発生口2から水を噴出させて、さらに効率的にゴミを排出口3に誘導することができ、ゴミ収集を効率的に行うことができるものとなる。
なお、側面1aの水流発生口内にはノズルが設けられており、このノズルから水を噴出させることができ、ノズルにより水流の向きと水流の勢いが調整できる。
なお、ノズルは、側面1aから対向する面に向かって真っ直ぐに水を噴出させるように設けても良く、やや上向き、或いはやや下向き等、四方に噴出させるように設けても良い。また、これらを適宜組み合わせても良い。
なお、ノズルは、側面1aから対向する面に向かって真っ直ぐに水を噴出させるように設けても良く、やや上向き、或いはやや下向き等、四方に噴出させるように設けても良い。また、これらを適宜組み合わせても良い。
1 浴槽
2 水流発生口(水流発生装置)
3 排出口
5 水溜部
6 循環管路
7 ポンプ
8 ホース(排出装置)
8a 開口
2 水流発生口(水流発生装置)
3 排出口
5 水溜部
6 循環管路
7 ポンプ
8 ホース(排出装置)
8a 開口
Claims (5)
- 浴槽水中に水を噴出させて水流を発生させる水流発生口を浴槽の底面に設けるとともに、浴槽の側面の浴槽水面位置に浴槽水の排出口を設けたことを特徴とする浴槽。
- 前記水流発生口を複数個所に設けたことを特徴とする請求項1に記載の浴槽。
- 前記複数の水流発生口からの水の噴出タイミングを制御可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の浴槽。
- 前記排出口の浴槽外側に水溜部を設け、該水溜部内の水をポンプで吸水できるように構成した請求項1または請求項2または請求項3に記載の浴槽。
- 前記ポンプで水溜部から吸水した水を前記水流発生口から浴槽内へ戻すように配管構成したことを特徴とする請求項4に記載の浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007309513A JP2009131427A (ja) | 2007-11-29 | 2007-11-29 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007309513A JP2009131427A (ja) | 2007-11-29 | 2007-11-29 | 浴槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009131427A true JP2009131427A (ja) | 2009-06-18 |
Family
ID=40863970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007309513A Pending JP2009131427A (ja) | 2007-11-29 | 2007-11-29 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009131427A (ja) |
-
2007
- 2007-11-29 JP JP2007309513A patent/JP2009131427A/ja active Pending
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