JP2009130970A - 扁平形振動モータ - Google Patents

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Naoki Kanai
直樹 金井
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Abstract

【課題】機器側の印刷配線基板に対して自動実装でリフローソルダリングできる扁平形振動モータの提供。
【解決手段】扁平形振動モータは、支軸13を持ち給電用フレキシブル基板30を搭載するステータ板11と、偏心錘24を持ち支軸13に対し回転自在に支持されたロータ20とを備える。ステータ板11はその外周側から径方向内方へ形成された切り欠き部18を有する。給電用フレキシブル基板30のうち切り欠き部18を覆う遮蔽領域31において、その外周縁から径方向内方へ差し込まれた断面J字状の端子金具41を有する。端子金具41は、遮蔽領域31の給電パターン34上に重なって固着した内側端子片41aと、切り欠き部18の縁とは非接触で遮蔽領域31の下面に重なる外側端子片41bと、内側端子片41aと外側端子片41bとを連結する折り返し部41cとを一体的に有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラシレスモータなどを用いた、所謂コイン形の扁平形振動モータに関する。
特開平10−262352の扁平形振動モータにおいては、ステータ板(底板)の上面側に給電用フレキシブル基板を接着し、ステータ板の一部から耳状に張り出た端子受け部で給電用フレキシブル基板の給電電極部を折り曲げて端子受け部の裏面に接着した給電構造が示されている。
特開平10−262352(図2)
上記の給電構造にあっては以下のような問題点がある。第1に、給電電極部は端子受け部を包むように上面と下面と側面との3方で露出しているものの、固着面積が少ないため、機器側の印刷配線基板に対して自動実装でリフローソルダリングする場合には適用できない。第2に、端子受け部が耳状に張り出たステータ板を用いねばならず、機器側の印刷配線基板の占有面積を無駄消費している。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の第1の課題は、機器側の印刷配線基板に対して自動実装でリフローソルダリングできる扁平形振動モータを提供することにある。本発明の第2の課題は、機器側の印刷配線基板の占有面積を節約できる扁平形振動モータを提供することにある。
本発明は、支軸を持ち給電用フレキシブル基板を搭載するステータ板と、偏心錘を持ち支軸に対し回転自在に支持されたロータとを備える扁平形振動モータであって、ステータ板はその外周側から径方向内方へ形成された切り欠き部を有し、給電用フレキシブル基板のうち切り欠き部を覆う遮蔽領域において、その外周縁から径方向内方へ差し込まれた端子金具を有し、端子金具は、遮蔽領域の給電パターン上に重なって固着した内側端子片と、切り欠き部の縁とは非接触で遮蔽領域の下面に重なる外側端子片と、内側端子片と外側端子片とを連結する折り返し部とを一体的に有することを特徴とする。
ステータ板が搭載する給電用フレキシブル基板の遮蔽領域の外周縁から径方向内方へ差し込まれた端子金具を有し、その外側端子片の下面とステータ板の下面とを実質的に面一にできるため、外側端子片の下面を機器側の印刷配線板の給電パターンに固着する際、ステータ板の下面も機器側の印刷配線板の広い固着用パターンに固着でき、固着面積を十分確保でき、自動実装でリフローソルダリングする場合に適している。また、位置決め時の誤差を吸収できる。しかも、ステータ板では耳状の張り出し部分が不要になることから、機器側の印刷配線基板の占有面積を節約できる。
外側端子片の径方向の長さは内側端子片の径方向長さに比して長いことが望ましい。外側端子片の先端がより内方寄りとなるため、給電用フレキシブル基板の遮蔽領域での撓曲を抑制できる。また、内側端子片の幅は外側端子片の幅よりも広いことが望ましい。遮蔽領域での骨材として給電パターンに広く重なるため、給電用フレキシブル基板の遮蔽領域での撓曲を抑制できる。
遮蔽領域の外周側に金具ガイド用切り欠きを有することが望ましい。端子金具が差し込み易くなり、また、端子金具の折り返し部が給電用フレキシブル基板の外周縁から径方向外方へはみ出さずに済む。
ここで、扁平形振動モータにおいて、ロータは2n極に環状に着磁した永久磁石を有し、ステータ板は支軸を中心として120°間隔ごとにコギングトルク発生用の貫通空部を有し、そのうち少なくとも2つの貫通空部がステータ板の切り欠き部を利用して成ることが望ましい。給電停止時のロータ慣性動においては、3つのコギングトルク発生用の貫通空部の縁に集中する磁束によって、永久磁石が3つのコギングトルク発生用の貫通空部の縁に対し磁極的に定位置に停止することになるので、偏心錘を持つロータの再起動の際のデットポイントを回避できる。
本発明によれば、機器側の印刷配線基板に対して自動実装でリフローソルダリングでき、しかも機器側の印刷配線基板の占有面積を節約できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1(A)は本発明の実施例に係る扁平形振動モータを示す断面図、図1(B)はその底面図、図2は同扁平形振動モータにおいて給電用フレキシブル基板を搭載したステータを示す平面図、図3(A)は同ステータを上から見た状態を示す斜視図、図3(B)は同ステータを下から見た状態を示す斜視図である。
本例の扁平形(コイン形)振動モータはステータ10とロータ20とから成るブラシレスモータである。ステータ10は、大凡円形のステータ板(ベースプレートないし底板)11と、このステータ板11のバーリング孔11aに一端が圧入した支軸13と、ステータ板11の上面に重ね合せて熱溶着した給電用フレキシブル基板30と、このフレキシブル基板30の上に搭載された回転位置検出用ホール素子を含むスイッチング用集積回路14及びコンデンサ15と、フレキシブル基板30上に配置された2個の励磁用の扁平形空芯コイル16と、ステータ板11が嵌合して中央孔17aに支軸13の他端が圧入する磁性材のカバー17とを有する。
ロータ20は、軸受ホルダー部23aのメタル軸受21を介して支軸13に回転自在に支持され、扁平形空芯コイル16と面対向する環状6極の永久磁石22を下側に持つロータ板23と、このロータ板23の外周側に設けられた弧状の偏心錘24とを有する。
ステータ板11は鉄製などの磁性板をプレス成形したものであり、その外周側から径方向内方に第1の切り欠き部18と第2の切り欠き部19がそれぞれ形成されている。第1の切り欠き部18と第2の切り欠き部19とは同形であって、その形成位置は支軸13を中心として120°の間隔にあり、また、第1の切り欠き部18と第2の切り欠き部19とはそれぞれ120°の間隔でコギングトルク発生用丸孔37が形成されている。給電用フレキシブル基板30はステータ板11上に重ね合わされているため、第1の切り欠き部18,第2の切り欠き部19及びコギングトルク発生用丸孔37は給電用フレキシブル基板30の遮蔽領域31,32,33でそれぞれ塞がれている。
そして、第1の切り欠き部18内の遮蔽領域31と第2の切り欠き部19内の遮蔽領域32とにおいては、外周縁から径方向内方に断面J字状の第1の端子金具41と第2の端子金具42が差し込まれている。第1の端子金具41と第2の端子金具42とは同形であり、遮蔽領域31,32の給電パターン34,35上に重なって半田付けされた内側端子片41a,42aと、切り欠き部18,19の縁とは隙間をあけて非接触で遮蔽領域31,32の下面に重なる外側端子片41b,42bと、内側端子片41a,42aと外側端子片41b,42bとを連結する折り返し部41c,42cとを一体的に有している。外側端子片41b,42bの下面はステータ板11の下面と実質的に面一となっている。外側端子片41b,42bの径方向の長さは内側端子片41a,42aの径方向長さに比して長く、また内側端子片41a,42aの幅は外側端子片41b,42bの幅よりも広くなっている。遮蔽領域31,32の外周側には、折り返し部41c,42cが給電用フレキシブル基板30の外周円から径方向外方へはみ出さないよう、金具ガイド用切り欠き31a,32aが形成されている。この金具ガイド用切り欠き31a,32aは端子金具41,42の差し込み易さにも寄与している。
切り欠き部18,19の空部形状は、図1(B)に示す如く、外側端子片41b,42bの長方形に合わせて広めの幅Wを持つ矩形空部Aと、それよりも支軸13寄りで幅狭の幅2rの矩形空部Bと、それよりも支軸13寄りの半径Rの半円空部Cとから成り、この半円空部Cの半円弧縁18a,19aはコギングトルク発生用丸孔37の支軸13寄りの半円弧縁37aに支軸13を中心として120°回転対称の位置にある。このため、半円弧縁18a,19aはコギングトルク発生用丸孔37の半円弧縁37aと同様にコギング発生用の磁束が集中する縁として機能し、給電停止時のロータ慣性動においては、永久磁石22が3つのコギング発生用の半円弧縁18a,19a,37aに対し磁極配置的に定位置に停止することになり、偏心錘24を持つロータ20の再起動の際のデットポイントを回避できる。
なお、ステータ板11の外周側には、カバー17の下端を受けて噛み合うための弧状張出片11gと、カバー17の下端側内周に嵌る切り起し片11hとを有し、切り起し片11hは給電用フレキシブル基板30の回り止め用位置決めにも寄与している。
このように本例では、ステータ板11が搭載する給電用フレキシブル基板30の遮蔽領域31,32の外周縁から径方向内方へ差し込まれた端子金具41,42を有し、その外側端子片41b,42bの下面とステータ板11の下面とを面一に設定できるため、外側端子片41b,42bの下面を機器側の印刷配線板の給電パターン(図示せず)に固着する際、ステータ板11の下面も機器側の印刷配線板の面積の広い固着用パターン(図示せず)に固着でき、固着面積を十分確保でき、自動実装でリフローソルダリングする場合に適している。また、位置決め時の誤差を吸収できる。しかも、ステータ板11では耳状の張り出し部分が不要になることから、機器側の印刷配線基板の占有面積を節約できる。
外側端子片41b,42bの径方向の長さは内側端子片41a,42aの径方向長さに比して長く、また内側端子片41a,42aの幅は外側端子片41b,42bの幅よりも広くなっているため、給電用フレキシブル基板30の遮蔽領域31,32での撓曲を抑制できる。
なお、端子金具41,42に代えて、この金具に対応する位置から外方へ突出部を形成した給電用フレキシブル基板を用い、その突出部を折り返して当該突出部の下面にある端子パターンを機器側の印刷配線板の固着用パターンに固着しても構わない。
(A)は本発明の実施例に係る扁平形振動モータを示す断面図、(B)はその底面図である。 同扁平形振動モータにおいて給電用フレキシブル基板を搭載したステータを示す平面図である。 (A)は同ステータを上から見た状態を示す斜視図、(B)は同ステータを下から見た状態を示す斜視図である。
符号の説明
10…ステータ
11…ステータ板
11a…バーリング孔
11g…弧状張出片
11h…切り起し片
13…支軸
14…スイッチング用集積回路
15…コンデンサ
16…扁平形空芯コイル
17…カバー
17a…中央孔
18…第1の切り欠き部
18a,19a,37a…半円弧縁
19…第2の切り欠き部
20…ロータ
21…メタル軸受
22…永久磁石
23…ロータ板
23a…軸受ホルダー部
24…偏心錘
30…給電用フレキシブル基板
31,32,33…遮蔽領域
31a,32a…金具ガイド用切り欠き
34,35…給電パターン
37…コギングトルク発生用丸孔
41…第1の端子金具
42…第2の端子金具
41a,42a…内側端子片
41b,42b…外側端子片
41c,42c…折り返し部
A,B…矩形空部
C…半円空部
r…半径
W…幅

Claims (5)

  1. 支軸を持ち給電用フレキシブル基板を搭載するステータ板と、偏心錘を持ち前記支軸に対し回転自在に支持されたロータとを備える扁平形振動モータであって、
    前記ステータ板はその外周側から径方向内方へ形成された切り欠き部を有し、前記給電用フレキシブル基板のうち前記切り欠き部を覆う遮蔽領域において、その外周縁から径方向内方へ差し込まれた端子金具を有し、前記端子金具は、前記遮蔽領域の給電パターン上に重なって固着した内側端子片と、前記切り欠き部の縁とは非接触で前記遮蔽領域の下面に重なる外側端子片と、前記内側端子片と前記外側端子片とを連結する折り返し部とを一体的に有することを特徴とする扁平形振動モータ。
  2. 請求項1に記載の扁平形振動モータにおいて、前記外側端子片の径方向の長さは前記内側端子片の径方向長さに比して長いことを特徴とする扁平形振動モータ。
  3. 請求項1に記載の扁平形振動モータにおいて、前記内側端子片の幅は前記外側端子片の幅よりも広いことを特徴とする扁平形振動モータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の扁平形振動モータにおいて、前記遮蔽領域の外周側に金具ガイド用切り欠きが形成されていることを特徴とする扁平形振動モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の扁平形振動モータにおいて、前記ロータは2n極に環状に着磁した永久磁石を有し、前記ステータ板は前記支軸を中心として120°間隔ごとにコギングトルク発生用の貫通空部を有し、そのうち少なくとも2つの貫通空部が前記ステータ板の切り欠き部を利用して成ることを特徴とする扁平形振動モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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