JP2009130122A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009130122A
JP2009130122A JP2007303309A JP2007303309A JP2009130122A JP 2009130122 A JP2009130122 A JP 2009130122A JP 2007303309 A JP2007303309 A JP 2007303309A JP 2007303309 A JP2007303309 A JP 2007303309A JP 2009130122 A JP2009130122 A JP 2009130122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
substrate
wafer
processing apparatus
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007303309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5016455B2 (ja
Inventor
Akiyoshi Nakano
彰義 仲野
Koichi Kogaki
孝一 迎垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2007303309A priority Critical patent/JP5016455B2/ja
Publication of JP2009130122A publication Critical patent/JP2009130122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5016455B2 publication Critical patent/JP5016455B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】基板の表面のデバイス形成領域に影響を与えることなく、基板の周縁部から汚染を良好に除去することができる基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】ブラシ11に関連して、ウエハWの表面のブラシ接触領域Pに向けてN2ガスを供給するためのN2ノズル44が設けられている。ブラシ接触領域Pには、ウエハWの回転半径方向に沿ってその内側から外側に向かうN2ガスが吹き付けられる。ブラシ11は、カバー体49の内部に収容されている。カバー体49は、ブラシ11の側方を取り囲む側壁51と、この側壁51を下方から閉鎖する底壁52とを有している。カバー体49には側壁51の下端に、吸引口54が形成されている。カバー体49の内部の処理液を含む処理液を含む雰囲気が、吸引口54を介して吸引されて排除される。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板の周縁部に対する洗浄処理のための基板処理装置および基板処理方法に関する。処理対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。
半導体装置の製造工程において、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)の周縁部の汚染が、ウエハの処理品質に対して無視できない影響を与える場合がある。たとえば、いわゆるバッチ処理工程では、複数枚のウエハが鉛直姿勢で処理液中に浸漬される。そのため、ウエハの周縁部に汚染物質が付着していると、その汚染物質が、処理液中を浮上して、ウエハの表面のデバイス形成領域に付着することにより、デバイス形成領域の汚染を生じるおそれがある。
そのため、最近では、ウエハの周縁部の洗浄に対する要求が高まっている。とくに、表面が疎水性を示すウエハや、表面に銅配線などが形成されたウエハに対しては、デバイス形成領域に処理液(純水)が供給されることなく、周縁部のみを選択的に洗浄することが望まれている。
ウエハの周縁部の洗浄に関する先行技術として、たとえば、ウエハを回転させつつ、ウエハの周縁部に円筒状のブラシの外周面を接触させるとともに、ブラシにおけるウエハの回転半径方向の内側に配置した処理液ノズルから、ウエハの周縁部におけるブラシの接触する領域に向けて純水などの処理液を吐出させることにより、ウエハの周縁部に付着している汚染を除去する構成が提案されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平6−45302号公報 特開2003−197592号公報
ところが、この提案にかかる装置では、処理液が基板の周縁部におけるブラシの接触する領域から拡がり、基板のデバイス形成領域に進入するおそれがある。
このような問題を回避するため、ブラシに処理液を供給しないことも考えられるが、そうすると、ブラシにより基板の周縁部から掻き取られた汚染が周縁部上に残り、その汚染が残存したまま基板が乾燥されることにより、汚染の基板へのこびりつきが発生するおそれがある。
そこで、この発明の目的は、基板の表面のデバイス形成領域に影響を与えることなく、基板の周縁部から汚染を良好に除去することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、接触面(32,33)を有し、処理液が含浸した状態で、基板(W)の周縁部(40,41,42)に前記接触面が接触されるように配置されるブラシ(11)と、基板の周縁部における前記ブラシが接触する領域(P)に、当該領域に対して前記ブラシが配置される側と反対側から気体を供給するための気体供給手段(44)とを含むことを特徴とする、基板処理装置(1)である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、処理液を含浸した状態のブラシが基板の周縁部に接触される。これにより、基板の周縁部に処理液が供給される。その一方で、基板の周縁部におけるブラシとの接触領域には、当該接触領域に対してブラシが配置される側と反対側から気体が供給される。この気体の供給により、基板の周縁部に供給された処理液は、基板の外方に向かって押し流される。したがって、デバイス形成領域への処理液の進入を防止することができる。これにより、基板の表面のデバイス形成領域に影響を与えることなく、基板の周縁部から汚染を良好に除去することができる。
前記気体供給手段は、基板の周縁部における前記ブラシが接触する領域に向けて気体を吹き付けるものであることが好ましい。この場合、基板の周縁部に供給された処理液を、基板の外方に向かってより一層押し流すことができる。
また、前記気体供給手段により供給される気体は、N2ガスや空気などの不活性ガスであることが好ましい。この場合、基板に対する処理に悪影響を与えない。
請求項2記載の発明は、前記ブラシの周囲の雰囲気を吸引するための吸引機構(60,49)をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の基板処理装置である。
この発明によれば、ブラシの周囲の雰囲気が吸引機構により吸引される。
基板の周縁部に供給される処理液が基板の外側に流れることにより、ブラシの周囲には、処理液を含む雰囲気が存在する。この雰囲気がデバイス形成領域に進入すると、デバイス形成領域に悪影響を及ぼすおそれがある。
ブラシの周囲の処理液を含む雰囲気は、吸引機構により吸引され、ブラシの周囲から排除される。その結果、処理液を含む雰囲気がデバイス形成領域に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
請求項3記載の発明は、前記吸引機構は、前記ブラシの周囲を取り囲むように覆うカバー体(49)と、前記カバー体の内部の雰囲気を吸引する吸引手段(60)とを含むことを特徴とする、請求項2記載の基板処理装置である。
この発明によれば、ブラシの周囲がカバー体により取り囲まれているので、カバー体の外部に処理液が飛散することがなく、カバー体の内部だけに、処理液を含む雰囲気が存在する。このカバーの内部の雰囲気が吸引手段により吸引されるので、ブラシの周囲から処理液を含む雰囲気を、効率的に排除することができる。
請求項4記載の発明は、前記カバー体(49)は、鉛直軸線方向を中心とする筒状に形成され、前記ブラシの側方を取り囲む側面(51)と、前記側面を下方から閉鎖する底面(52)とを有し、前記吸引手段は、前記カバー体の前記側面の下端部に形成された吸引口(54)を有することを特徴とする、請求項3記載の基板処理装置である。
この発明によれば、カバー体の側面の下端部に、吸引口が形成されている。気体供給手段からの気体を受けて基板の外側に流れた処理液の一部は、カバー体の底面上に溜まる。したがって、カバー体の側面の下端部に吸引口が形成されていることにより、カバー体の底面上に溜まった処理液を吸引口を介して排除することができる。
請求項5記載の発明は、前記ブラシの内部に処理液が浸透し、その浸透した処理液が前記接触面に供給されるように、前記ブラシに対して処理液を供給する処理液供給機構(24,36,37,39,25)をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置である。
この発明によれば、ブラシが基板の周縁部に接触される。また、ブラシに供給されてブラシの内部に浸透した処理液が、ブラシの内部から接触面を介して、基板の周縁部に供給される。処理液がブラシの内部を通って基板の周縁部に供給されるので、処理液が周囲にほとんど飛散しない。したがって、デバイス形成領域への付着を防止することができる。これにより、基板の表面のデバイス形成領域に影響を与えることなく、基板の表面の周縁部から汚染を良好に除去することができる。
また、ブラシの内部に含まれた汚染が、ブラシの内部から染み出す処理液により、接触面に向けて押し出される。したがって、ブラシの内部に含まれた汚染を、効率的に除去することができる。
請求項6記載の発明は、前記ブラシにおける前記接触面とは異なる上端面(11a)に接して配置されたブロック体(21)をさらに含み、前記処理液供給機構は、前記ブロック体の上面に形成され、液を溜めることができる溝(24)と、前記溝に対し、処理液を供給するための処理液供給手段(36,37,39)と、前記ブロック体を貫通して形成され、前記溝の底面と前記ブラシの前記上端面とを接続する接続路(25)とを含むことを特徴とする、請求項5記載の基板処理装置である。
この発明によれば、処理液供給手段から溝に供給された処理液は、溝に溜められるとともに、接続路をブラシの上端面に向けて流れる。そして、ブラシの上端面に達した処理液はブラシの内部に浸透し、ブラシの内部を通って接触面に供給される。このため、ブラシの周囲に処理液がほとんど飛散しない。
請求項7記載の発明は、前記処理液供給手段は、前記溝よりも上方位置に配置されて、前記溝に向けて処理液を吐出する吐出口(37)を含むことを特徴とする、請求項5または6記載の基板処理装置である。
この発明によれば、吐出口から溝に向けて処理液が供給され、処理液は溝に溜められる。そして、溝に溜められた処理液は、接続路を通ってブラシへと供給される。これにより、ブラシの内部に処理液を供給することができる。
請求項8記載の発明は、前記ブラシを、鉛直軸線を中心に、前記ブロック体と一体的に回転させるブラシ回転手段(15)をさらに含み、前記接続路は、鉛直方向に対し、前記ブラシに近づくにつれて前記ブラシの前記鉛直軸線に近づくように傾斜していることを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の基板処理装置である。
この発明によれば、接続路の下側開口が、上側の開口よりも、ブラシの中心軸線側に位置しているので、ブラシの回転軸線近くに処理液が供給される。そして、ブラシに供給された処理液は、回転軸線近くからブラシ全体に拡がっていく。このため、接触面における処理液の過剰な染出しを防止することができる。
請求項9に記載のように、前記接触面は、下方側に向けて狭まる形状の第1接触面(32)を含むものであってもよい。このような形状の第1接触面は、鉛直方向に対して傾斜しているので基板の上面の周縁領域および周端面に跨って接触させることができる。これにより、基板の上面の周縁領域および周端面を同時に洗浄することができる。
また、請求項10に記載のように、前記接触面は、前記第1接触面の下方側の端縁から下方側に向けて拡がる形状の第2接触面(33)を含むものであってもよい。このような第2接触面は基板の下面の周縁領域および周端面に跨って接触させることができる。これにより、基板の下面の周縁領域および周端面を同時に洗浄することができる。
よって、第1接触面により基板の上面の周縁領域および周端面を同時に洗浄することができ、また、第2接触面により基板の下面の周縁領域および周端面を同時に洗浄することができる。その結果、基板の上下両面の周縁領域ならびに周端面を含む周縁部全域を良好に洗浄することができる。
請求項11記載の発明は、処理液が含浸した状態でブラシを、その接触面が基板の周縁部に接触するように配置する工程(S3,S6)と、基板の周縁部における前記ブラシが接触する領域に、当該領域に対して前記ブラシが配置される側と反対側から気体を供給する工程(S5)とを含むことを特徴とする、基板処理方法である。
この方法によれば、請求項1に関連して述べた作用効果と同様な作用効果を達成することができる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。また、図2は、図1に示す基板処理装置の内部の図解的な側面図である。
この基板処理装置1は、基板の一例としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ]という。)Wを1枚ずつ処理する枚葉型の装置である。基板処理装置1は、隔壁で区画された処理室2内に、ウエハWをほぼ水平に保持して回転させるためのスピンチャック3と、ウエハWの周縁部を洗浄するためのブラシ機構4を備えている。
なお、ウエハWの周縁部とは、ウエハWの表面の周縁領域(デバイスが形成されない領域))40、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42を含む部分をいう。また、周縁領域40,41とは、たとえば、ウエハWの周端縁から幅0.5〜5mmの環状領域をいう。
スピンチャック3は、真空吸着式チャックである。このスピンチャック3は、ほぼ鉛直な方向に延びたスピン軸5と、このスピン軸5の上端に取り付けられて、ウエハWをほぼ水平な姿勢でその裏面(下面)を吸着して保持する吸着ベース6と、スピン軸5と同軸に結合されたブラシ回転軸を有するスピンモータ7とを備えている。これにより、ウエハWの裏面が吸着ベース6に吸着保持された状態で、スピンモータ7が駆動されると、ウエハWがスピン軸5の中心軸線まわりに回転する。
ブラシ機構4は、スピンチャック3によるウエハWの保持位置よりも上方で略水平に延びる揺動アーム9と、ウエハWの回転範囲外に設定されて、揺動アーム9を支持するアーム支持軸10と、揺動アーム9の先端に保持されて、ウエハWの周縁部を洗浄するためのブラシ11とを備えている。
アーム支持軸10は、鉛直方向に延びて設けられている。このアーム支持軸10の上端部は、揺動アーム9の一端部(基端部)の下面に結合されている。アーム支持軸10には、揺動駆動機構12の駆動力が入力されるようになっている。揺動駆動機構12の駆動力をアーム支持軸10に入力して、アーム支持軸10を往復回転させることによって、揺動アーム9を、アーム支持軸10を支点に揺動させることができる。具体的には、揺動アーム9の揺動により、ブラシ11が、ウエハWの周縁部と接触して、その周縁部を洗浄する処理位置(図1に、揺動アーム9を二点鎖線で示す。)と、スピンチャック3の側方のホームポジション(図1に、揺動アーム9を実線で示す。)との間を移動するようになっている。
また、アーム支持軸10には、昇降駆動機構13が結合されている。昇降駆動機構13により、アーム支持軸10を上下動させて、このアーム支持軸10と一体的に揺動アーム9を上下動させることができる。
揺動アーム9の先端部には、鉛直方向に延びるブラシ回転軸14が回転可能に設けられている。ブラシ回転軸14には、揺動アーム9の内部において、ブラシ回転軸14を回転させるためのブラシ自転機構15が結合されている。一方、ブラシ回転軸14には、ホルダ取付部16(図3参照)を介して、ホルダ20が取り付けられている。ホルダ20の下方に、ブラシ11が取り付けられている。ブラシ11の周囲は、カバー体49により覆われている。
図3は、ブラシ周辺の構成を示す断面図である。図4は、図3のホルダを、切断面線IV−IVで切断したときの断面図である。
ブラシ回転軸14の下端部には、ホルダ取付部16が固定されている。ホルダ取付部16は、ブラシ回転軸14が挿通されて、ブラシ回転軸14に固定された円板状の上面部17と、この上面部17の周縁から下方に向けて延びる円筒状の側面部18と、この側面部18の下端縁に固定された円環状の下面部19とを一体的に備えている。下面部19の内周面には、ねじが切られている。このねじとホルダ20の後述するねじ部28に形成されているねじとを螺合させることによって、ホルダ20をホルダ取付部16に取り付けることができる。
ホルダ20は、略円柱形状のブロック体21と、ブロック体21の上方において、その中心軸線に沿って配置された支持軸8と、ブロック体21の下方において、その中心軸線に沿って配置され、上端部がブロック体21の下面に挿入されて固定された芯材22と、この芯材22の下端に取り付けられたプレート23とを備えている。
ブロック体21は、ブラシ11の上端面11aに接するように配置されている。ブロック体21は、樹脂により形成されている。ブロック体21の上面には、液を溜めることのできる貯留溝24が形成されている。
貯留溝24は、ブロック体21の中心軸線を中心とする円環状に形成されている。貯留溝24の底面は、ブロック体21の上下方向の途中部に位置している。
ブロック体21には、ブロック体21を貫通して、貯留溝24の底面とブラシ11の上端面11aとを接続する接続路25が、複数(たとえば、4個)形成されている。各接続路25は、貯留溝24の底面において、その外周寄りに開口する上開口26と、ブロック体21の下面において、この上開口26よりもその中心軸線側に開口する下開口27とを連通している。各接続路25は、鉛直方向に対し、下方に向かうにつれて中心軸線に近づくように約30°傾斜している。複数の接続路25の上開口26は、図4に示すように、貯留溝24の底面に、ブロック体21の回転軸線を中心とする円周上にほぼ等角度間隔で形成されている。
支持軸8は、ブロック体21と一体的に形成されている。支持軸8の上端部には、周面にねじが切られたねじ部28が一体的に形成されている。
また、芯材22の下端部には、ねじ孔が形成されている。このねじ孔にプレート23の中心を貫通するボルト29がねじ込まれることによって、プレート23が芯材22に着脱可能に取り付けられている。
ブラシ11は、芯材22に外嵌されて、ブロック体21とプレート23との間に挟持されている。このブラシ11は、たとえば、PVA(ポリビニルアルコール)などのスポンジ材からなる。このブラシ11は、ウエハWの表面の周縁領域40および周端面42を洗浄するための第1洗浄部30と、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42を洗浄するための第2洗浄部31とを上下に一体的に備え、鉛直軸線まわりに回転対称な略鼓状に形成されている。
第1洗浄部30は、その上部30aが略円筒状をなし、下部30bが下方に向けて狭まる略円錐台状をなしている。第1洗浄部30の下部30bの側面は、上端縁が上部30aの側面の下端縁に連続し、その中心軸線に対してたとえば45°の傾斜角度を有して、下方ほど中心軸線に近づくように傾斜している。この第1洗浄部30において、下部30bの側面がウエハWの表面の周縁領域40および周端面42に接触する第1接触面32となっている。
第2洗浄部31は、第1洗浄部30の下端に一体的に結合されて、第1洗浄部30と中心軸線を共有するように配置されている。この第2洗浄部31は、上部31aが下方に向けて拡がる略円錐台状をなし、下部31bが略円筒状をなしている。第2洗浄部31の上部31aの側面は、上端縁が第1洗浄部30の下部30bの側面の下端縁に連続し、その中心軸線に対して45°の傾斜角度を有して、下方ほど中心軸線から離れるように傾斜している。また、上部31aの側面の下端縁は、下部31bの側面の上端縁に連続している。この第2洗浄部31において、上部31aの側面がウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に接触する第2接触面33となっている。
揺動アーム9のケーシングの下端縁には、処理液供給ブロック35が固定されている。この処理液供給ブロック35の内部には、水平方向に延びる処理液供給管36が埋設されている。処理液供給ブロック35の下面には、貯留溝24の上方に、吐出口37が開口している。処理液供給ブロック35の内部には、処理液供給管36の先端部と吐出口37とを連通する小径(たとえば0.1mm)の吐出路38が形成されている。吐出路38は鉛直方向に対し、下方に向かうにつれて鉛直軸線に近づくように約50°傾斜している。
処理液供給管36には、処理液バルブ39を介して、図示しない処理液供給源からの処理液が供給されるようになっている。処理液バルブ39が開かれると、処理液供給源からの処理液が、処理液供給管36および吐出路38を介して吐出口37に供給されて、吐出口37から貯留溝24の内部に向けて吐出される。
吐出口37から吐出された処理液は、貯留溝24に溜められるとともに、接続路25を、ブラシ11の上端面11aに向けて流れる。そして、ブラシ11の上端面11aに達した処理液は、ブラシ11の内部に浸透し、ブラシ11の内部を通って第1接触面32および第2接触面33に供給される。下開口27が上開口26よりもその中心軸線側に開口しているので、ブラシ11の回転軸線近くに処理液が供給される。
なお、処理液としては、純水が用いられる。純水に限らず、炭酸水、イオン水、オゾン水、還元水(水素水)または磁気水などの機能水を処理液として用いてもよい。また、処理液として、アンモニア水またはアンモニア水と過酸化水素水との混合液(SC1)などの薬液を用いることもできる。
カバー体49は、その内部にブラシ11を収容するものであり、ブラシ11の回転軸線を中心とする有底四角筒状に形成されている。カバー体49は、ブラシ11の側方を取り囲む側壁51と、この側壁51を下方から閉鎖する底壁52とを有している。側壁51には、ブラシ11におけるウエハWとの接触部分と対向する領域に、ウエハWの周縁部を受けるための開口53が形成されている。カバー体49には、開口53側と反対側の側壁51の下端に、吸引口54が形成されている。
ブラシ11に関連して、N2ガスを供給するためのN2ノズル44が設けられている。N2ノズル44は、揺動アーム9の先端部のケーシングに固定された支持金具47に取り付けられて、カバー体49の外側に配置されている。N2ノズル44の吐出口46は、開口53に向けられている。N2ノズル44は、吐出口46から吐出されるN2ガスの吐出方向が水平方向に対し30°下向きとなる姿勢で配置されている。ウエハWの表面の周縁領域41および周端面42がブラシ11の第1接触面32に接触した状態(図3にて二点鎖線で図示。)では、ウエハWの回転半径方向に沿ってその内側から外側に向かう方向から、ブラシ接触領域Pに向けて、吐出口46からのN2ガスが吹き付けられる。
カバー体49のN2ノズル44側と反対側には、排気ユニット55が側壁51に固定されている。排気ユニット55の内部には、ケーシング56により排気路57が区画されている。排気路57は、吸引口54を介して、カバー体49の内部と連通している。排気路57の先端に形成された排出口58には、吸引管59が接続されている。吸引管59は、処理室2の外部へ延びており、その先端は、吸引管59内を真空吸引するための真空発生装置60に接続されている。
真空発生装置60が駆動されることにより、カバー体49内の雰囲気や液は、カバー体49の吸引口54、排気路57、排出口58および吸引管59を介して真空発生装置60に吸引される。真空発生装置60に吸引された雰囲気および液は、図示しない廃気液設備により処理される。
図5は、基板処理装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。
基板処理装置1は、マイクロコンピュータを含む構成の制御部50を備えている。
この制御部50には、スピンモータ7、揺動駆動機構12、昇降駆動機構13、ブラシ自転機構15、処理液バルブ39、N2バルブ45および真空発生装置60が制御対象として接続されている。
図6は、基板処理装置におけるウエハWの処理を説明するための工程図である。以下、その表面の中央部(デバイス形成領域)にLow−k膜(疎水性膜)が形成されたウエハWを洗浄する場合を例にとって説明するが、この洗浄処理は、その表面の中央部に銅配線が形成されたウエハWを洗浄対象とすることもできるし、それ以外のウエハWを洗浄対象とすることもできる。
処理対象のウエハWの搬入前は、揺動アーム9がその搬入の妨げにならないように、ブラシ11はホームポジションに配置されている。このブラシ11の貯留溝24には所定の量の処理液が溜められており、そのため、ブラシ11には、十分な量の処理液が含浸されている。
処理対象のウエハWは、処理室2内に搬入され、スピンチャック3に保持される(ステップS1)。ウエハWがスピンチャック3に保持されると、制御部50によりスピンモータ7が制御されて、スピンチャック3によるウエハWの回転が開始される(ステップS2)。
また、制御部50によりブラシ自転機構15が制御されて、ブラシ11が、たとえば、100〜200rpmの回転速度で、ウエハWの回転方向と同方向に回転される。その後、制御部50により揺動駆動機構12および昇降駆動機構13が制御されて、ブラシ11の第2接触面33がウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に接触される(ステップS3)。
具体的には、まず、昇降駆動機構13が制御されて、ブラシ11が予め設定された高さの位置に移動され、ブラシ11の第2接触面33がウエハWの周端面42に対向する。次に、揺動駆動機構12が制御されて、揺動アーム9が旋回し、ブラシ11が水平移動することにより、ブラシ11の第2接触面33がウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に接触し、押し付けられる。これにより、ブラシ11の第2接触面33にウエハWが食い込み、ブラシ11の内部に含浸されている処理液が染み出し、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に処理液が供給される。そして、ウエハWおよびブラシ11が同方向に回転されることにより、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42と第2接触面33とが摺擦し、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42が洗浄される。
ブラシ11から処理液が染み出し、ブラシ11に含浸された処理液の量が減少すると、ブロック体21の貯留溝24に溜められている処理液がブラシ11へと供給される。したがって、ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に対する裏面側洗浄処理の実行に伴って、貯留溝24に溜められている処理液の量が減少する。
ブラシ11がウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に接触してから予め定める時間が経過すると、制御部50により処理液バルブ39が開かれる。これにより、吐出口37からブロック体21の貯留溝24に向けて処理液が吐出される(ステップS4)。このときの吐出口37からの処理液の吐出流量は、たとえば30mL/minである。吐出口37からの処理液は、ブロック体21の貯留溝24に溜められる。
また、制御部50によりN2バルブ45が開かれる。これにより、N2ノズル44の吐出口46から、ウエハWの表面の周縁領域40の近傍に向けて、N2ガスが吹き付けられる(ステップS5)。これにより、ウエハWの裏面の周縁領域41に供給された処理液のウエハWの表面への回り込みが防止される。N2ノズル44からのN2ガスを受けた処理液は、ブラシ11に向けて流れる。このため、カバー体49の内部には、処理液を含む雰囲気が存在するようになる。また、カバー体49の底壁52上には、処理液が溜まるようになる。
さらに、制御部50により真空発生装置60の駆動が開始される。これにより、カバー体49の内部の処理液を含む雰囲気が真空発生装置60により吸引開始される(ステップS5)。これにより、カバー体49の内部から処理液を含む雰囲気が排除される。また、
カバー体49の底壁52上に溜まった処理液も、カバー体49の側壁51の下端に形成された吸引口54を介して真空発生装置60により吸引される。
ウエハWの裏面の周縁領域41および周端面42に対する裏面側洗浄処理が所定時間にわたって続けられると、制御部50により昇降駆動機構13が制御されて、ブラシ11が所定の高さまで下降される。これにより、ブラシ11の第2接触面33がウエハWから離れ、第1接触面32にウエハWの周縁部が接触し、押し付けられる(ステップS6)。これにより、ブラシ11の第1接触面32にウエハWが食い込み、ブラシ11の内部に含浸されている処理液が染み出し、ウエハWの表面の周縁領域40および周端面42に処理液が供給される。そして、ウエハWおよびブラシ11が同方向に回転されることにより、ウエハWの表面の周縁領域40および周端面42と第1接触面32とが摺擦し、ウエハWの表面の周縁領域40および周端面42が洗浄される。
このとき、N2ノズル44の吐出口46から、ウエハWの表面のブラシ接触領域Pに向けて、N2ガスが吹き付けられる。これにより、ウエハWの表面の周縁領域に供給された処理液のウエハWの内方に向かう移動が規制される。N2ノズル44からのN2ガスを受けた処理液は、ブラシ11に向けて流れる。
ウエハWの表面の周縁領域40および周端面42に対する表面側洗浄処理が所定時間にわたって続けられると、制御部50により揺動駆動機構12および昇降駆動機構13が制御されて、ブラシ11が処理開始前のホームポジションに退避される(ステップS7)。また、ブラシ11がホームポジションに戻される間に、ブラシ自転機構15が制御されて、ブラシ11の回転が停止される。さらに、制御部50によって処理液バルブ39が閉じられて、吐出口37からの処理液の吐出が停止される(ステップS8)。また、制御部50によってN2バルブ45が閉じられて、N2ノズル44からのN2ガスの吐出が停止される(ステップS9)。また、制御部50によって真空発生装置60の駆動が停止される(ステップS9)。
このとき、貯留溝24には所定の量の処理液が溜められており、この処理液は、次回の洗浄処理に用いられる。そして、その次回の洗浄処理までの間、貯留溝24に溜められた処理液によって、ブラシ11の乾燥が防止される。
その後は、制御部50によりスピンモータ7が制御されて、ウエハWが高速(たとえば、3000rpm)で回転され(ステップS10)、ウエハWに付着している処理液が振り切られて、ウエハWが乾燥される。ウエハWの高速回転が所定時間にわたって続けられた後、スピンチャック3によるウエハWの回転が停止される(ステップS11)。そして、ウエハWが静止した後、その処理済みのウエハWが処理室2から搬出されていく(ステップS12)。
この実施形態によれば、処理液を含浸した状態のブラシ11がウエハWの周縁部40,41,42に接触される。これにより、ウエハWの周縁部40,41,42に処理液が供給される。その一方で、ウエハWの周縁部におけるブラシ接触領域Pには、当該領域Pに対してブラシ11が配置される側と反対側からN2ガスが吹き付けられる。このN2ガスの供給により、ウエハWの周縁部40,41,42に供給された処理液は、ウエハWの外方に向かって押し流される。したがって、デバイス形成領域への処理液の進入を防止することができる。これにより、ウエハWの表面のデバイス形成領域に影響を与えることなく、ウエハWの周縁部から汚染を良好に除去することができる。
また、ブラシ11の周囲の雰囲気が真空発生装置60により吸引される。
ウエハWの周縁部40,41,42に供給される処理液がウエハWの外側に流れることにより、ブラシ11の周囲には、処理液を含む雰囲気が存在する。この雰囲気がデバイス形成領域に進入すると、デバイス形成領域に悪影響を及ぼすおそれがある。
ブラシ11の周囲の処理液を含む雰囲気は、真空発生装置60により吸引され、ブラシ11の周囲から排除される。その結果、処理液を含む雰囲気がデバイス形成領域に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
さらに、ブラシ11の周囲がカバー体49により取り囲まれているので、カバー体49の外部に処理液が飛散することがなく、カバー体49の内部だけに、処理液を含む雰囲気が存在する。このカバー体49の内部の雰囲気が真空発生装置60により吸引されるので、ブラシ11の周囲から処理液を含む雰囲気を、効率的に排除することができる。
さらにまた、ブラシ11がウエハWの周縁部40,41,42に接触される。また、ブラシ11に供給されてブラシ11の内部に浸透した処理液が、ブラシ11の内部から第1接触面32および第2接触面33を介して、ウエハWの周縁部40,41,42に供給される。処理液がブラシ11の内部を通ってウエハWの周縁部40,41,42に供給されるので、処理液が周囲にほとんど飛散しない。したがって、ウエハWの表面のデバイス形成領域への付着を防止することができる。これにより、デバイス形成領域に影響を与えることなく、ウエハWの周縁部40,41,42から汚染を良好に除去することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前記の実施形態では、ブラシ11の内部に処理液を浸透させ、その内部からブラシ11の接触面32,33に処理液を供給する構成を例にとって説明したが、たとえば、ブラシ11への処理液の供給のために、ウエハWの裏面に処理液を供給する構成を採用することもできる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 図1に示す基板処理装置の内部の図解的な側面図である。 ブラシ周辺の構成を示す断面図である。 図3のホルダを、切断面線IV−IVで切断したときの断面図である。 基板処理装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 基板処理装置におけるウエハの処理を説明するための工程図である。
符号の説明
1 基板処理装置
11 ブラシ
11a 上端面
15 ブラシ自転機構(ブラシ回転手段)
21 ブロック体
24 貯留溝
25 接続路
32 第1接触面
33 第2接触面
36 処理液供給管(処理液供給手段)
37 吐出口
39 処理液バルブ(処理液供給手段)
40 周縁領域
41 周縁領域
42 周端部
44 N2ノズル(気体供給手段)
49 カバー体
51 側壁
52 底壁
54 吸引口
60 真空発生装置(吸引手段)
P ブラシ接触領域
W ウエハ(基板)

Claims (11)

  1. 接触面を有し、処理液が含浸した状態で、基板の周縁部に前記接触面が接触されるように配置されるブラシと、
    基板の周縁部における前記ブラシが接触する領域に、当該領域に対して前記ブラシが配置される側と反対側から気体を供給するための気体供給手段とを含むことを特徴とする、基板処理装置。
  2. 前記ブラシの周囲の雰囲気を吸引するための吸引機構をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記吸引機構は、前記ブラシの周囲を取り囲むように覆うカバー体と、前記カバー体の内部の雰囲気を吸引する吸引手段とを含むことを特徴とする、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記カバー体は、鉛直軸線方向を中心とする筒状に形成され、前記ブラシの側方を取り囲む側面と、前記側面を下方から閉鎖する底面とを有し、
    前記吸引手段は、前記カバー体の前記側面の下端部に形成された吸引口を有することを特徴とする、請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記ブラシの内部に処理液が浸透し、その浸透した処理液が前記接触面に供給されるように、前記ブラシに対して処理液を供給する処理液供給機構をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記ブラシにおける前記接触面とは異なる上端面に接して配置されたブロック体をさらに含み、
    前記処理液供給機構は、
    前記ブロック体の上面に形成され、液を溜めることができる溝と、
    前記溝に対し、処理液を供給するための処理液供給手段と、
    前記ブロック体を貫通して形成され、前記溝の底面と前記ブラシの前記上端面とを接続する接続路とを含むことを特徴とする、請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記処理液供給手段は、前記溝よりも上方位置に配置されて、前記溝に向けて処理液を吐出する吐出口を含むことを特徴とする、請求項5または6記載の基板処理装置。
  8. 前記ブラシを、鉛直軸線を中心に、前記ブロック体と一体的に回転させるブラシ回転手段をさらに含み、
    前記接続路は、鉛直方向に対し、前記ブラシに近づくにつれて前記ブラシの前記鉛直軸線に近づくように傾斜していることを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 前記接触面は、下方側に向けて狭まる形状の第1接触面を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 前記接触面は、前記第1接触面の下方側の端縁から下方側に向けて拡がる形状の第2接触面を含むことを特徴とする、請求項9記載の基板処理装置。
  11. 処理液が含浸した状態でブラシを、その接触面が基板の周縁部に接触するように配置する工程と、
    基板の周縁部における前記ブラシが接触する領域に、当該領域に対して前記ブラシが配置される側と反対側から気体を供給する工程とを含むことを特徴とする、基板処理方法。
JP2007303309A 2007-11-22 2007-11-22 基板処理装置および基板処理方法 Active JP5016455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007303309A JP5016455B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 基板処理装置および基板処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007303309A JP5016455B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 基板処理装置および基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009130122A true JP2009130122A (ja) 2009-06-11
JP5016455B2 JP5016455B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40820747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007303309A Active JP5016455B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 基板処理装置および基板処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5016455B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028201A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法及び記録媒体
US20180078973A1 (en) * 2016-09-21 2018-03-22 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate treatment apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515857A (ja) * 1991-07-15 1993-01-26 Sharp Corp 洗浄装置
WO2007080707A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Tokyo Electron Limited 基板洗浄装置、基板洗浄方法、基板処理システムならびに記録媒体
JP2007273610A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sony Corp 基板処理装置および基板処理方法
WO2007130630A2 (en) * 2006-05-05 2007-11-15 Lam Research Corporation Method and apparatus for isolated bevel edge clean

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515857A (ja) * 1991-07-15 1993-01-26 Sharp Corp 洗浄装置
WO2007080707A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Tokyo Electron Limited 基板洗浄装置、基板洗浄方法、基板処理システムならびに記録媒体
JP2007273610A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sony Corp 基板処理装置および基板処理方法
WO2007130630A2 (en) * 2006-05-05 2007-11-15 Lam Research Corporation Method and apparatus for isolated bevel edge clean
JP2009536457A (ja) * 2006-05-05 2009-10-08 ラム リサーチ コーポレーション 孤立ベベルエッジ洗浄用の方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028201A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法及び記録媒体
US20180078973A1 (en) * 2016-09-21 2018-03-22 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate treatment apparatus
US10821483B2 (en) * 2016-09-21 2020-11-03 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate treatment apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5016455B2 (ja) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101280768B1 (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
JP4976949B2 (ja) 基板処理装置
JP4762098B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP4757882B2 (ja) 基板洗浄装置、基板洗浄方法、基板処理システムならびに記録媒体
WO2013145371A1 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP5031671B2 (ja) 液処理装置、液処理方法および記憶媒体
JP2017188665A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2009267101A (ja) 基板処理装置
KR102627828B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 장치의 세정 방법
US20100147335A1 (en) Liquid processing apparatus, liquid processing method, and storage medium
KR20080020503A (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
JP5139090B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2010010348A (ja) 基板処理装置
JP5016455B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2002151455A (ja) 半導体ウエハ用洗浄装置
JPH11102882A (ja) 基板洗浄装置
JP5016462B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2004235216A (ja) 基板処理装置及び方法
JP6762824B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP7199602B2 (ja) 基板処理方法、及び基板処理装置
JPH11145099A (ja) 基板処理装置
JP2009267145A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2009123951A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP4342324B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP2009238938A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5016455

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250