JP2009129763A - 負荷制御端末器および伝送ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させる。
【解決手段】調光T/U20は、伝送ユニット10からの制御指示に応じて、自己に接続する負荷の状態を制御している。また、調光T/U20は、伝送ユニット10からの記憶指示に応じて、復帰用情報を記憶部20eに記憶する。調光T/U20は、伝送ユニット10から復帰指示を取得した場合には、復帰用情報に対応させて、自己に接続する照明装置1の状態を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、多重伝送方式によって伝送される所定の制御信号にて負荷を制御する制御システムに用いる操作端末器および伝送ユニットに関する。
従来より、制御対象となる負荷の状態を変化させるための入力端末器と、負荷が接続された負荷制御端末器とが信号線を介して伝送ユニットにそれぞれ接続されており、入力端末器から送信される伝送信号に基づいて、伝送ユニットが、入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する負荷制御端末器を介して、この負荷制御端末器に接続する負荷を制御する制御システムが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
この類の制御システムでは、利用者の利便性を考慮して、個別制御、グループ制御、パターン制御といった種々の制御形態が用意されている。個別制御は、単一の負荷を制御対象として、制御状態を一括的に制御する手法であり、グループ制御は、同一のグループに含まれる複数の負荷を制御対象として、同一の制御状態へと一括的に制御する手法である。一方、パターン制御は、複数の負荷を制御対象として、それぞれの負荷に予め定められた所定の制御状態へと一括的に制御する手法である。
また、特許文献3には、一旦点灯状態が変化した後に再度もとの点灯状態に復帰した場合に、点灯状態が変化する以前の調光出力レベルで点灯することのできる照明装置が開示されている。
特開2006−93983号公報 特開2006−340110号公報 特開平11−97184号公報
しかしながら、個々の負荷が個別制御されていたようなシーンにおいて、グループ制御またはパターン制御といったように、複数の負荷に対する制御状態を一括的に制御した場合には、個々の負荷の制御状態を、従前の状態へと容易に復帰させることができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、制御対象となる負荷の状態を変化させるための入力端末器と、負荷が接続された負荷制御端末器とが信号線を介して伝送ユニットにそれぞれ接続されており、入力端末器から送信される伝送信号に基づいて、伝送ユニットが、入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する負荷制御端末器を介して、この負荷制御端末器に接続する負荷を制御する制御システムに用いられる負荷制御端末器を提供する。この負荷制御端末は、伝送ユニットからの制御指示に応じて、自己に接続する負荷の状態を制御する制御手段と、復帰用情報が記憶される記憶手段と、伝送ユニットからの記憶指示に応じて、自己に接続する負荷に関する現在の制御状態を復帰用情報として記憶手段に記憶する処理手段とを有する。この場合、制御手段は、伝送ユニットから復帰指示を取得した場合には、記憶手段に記憶された復帰用情報に対応させて、自己に接続する負荷の状態を制御する。
ここで、第1の発明において、記憶指示は、複数の負荷を制御対象としてそれぞれの負荷に予め定められた所定の制御状態へと一括的に移行する緊急指示を伝送ユニットが入力端末器から取得した場合に、伝送ユニットが自己に接続する全ての負荷制御端末器に対して一斉に送信する指示であることが好ましい。
また、第1の発明において、伝送ユニットは、緊急指示を取得した場合、記憶指示を送信した後に、この緊急指示に対応する負荷制御端末器に対して、所定の制御状態へと移行するための制御指示を送信していることが好ましい。この場合、処理手段は、伝送ユニットから記憶指示を取得した後に、制御手段において緊急指示に対応する制御指示を取得したことを条件として、復帰用情報を記憶手段に記憶する。
また、第2の発明は、制御対象となる負荷の状態を変化させるための入力端末器と、負荷が接続された負荷制御端末器とが信号線を介して伝送ユニットにそれぞれ接続されており、入力端末器から送信される伝送信号に基づいて、伝送ユニットが、入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する負荷制御端末器を介して、この負荷制御端末器に接続する負荷を制御する制御システムに用いられる伝送ユニットを提供する。この伝送ユニットは、入力端末器からの負荷状態変化指示に応じて、この入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する負荷制御端末器に対して、制御指示を送信する制御手段と、負荷制御端末器を介して、この負荷制御端末器に接続する負荷の制御状態を特定する特定手段と、入力端末器からの緊急指示にともない所定の制御状態へと制御する負荷の情報をパターン情報として記憶する記憶手段と、入力端末器から緊急指示を取得した場合に、特定手段によって特定される負荷の制御状態のうち、パターン情報に該当する負荷の情報を選択して、復帰用情報として記憶手段に記憶する処理手段とを有する。
第1の発明によれば、負荷制御端末器が伝送ユニットからの記憶指示に応じて復帰用情報を記憶することができるので、この復帰用情報を参照することにより、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。
また、第1の発明によれば、記憶指示が、一括的な制御状態への移行を示す緊急指示に対応して送信されるので、一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。
また、第1の発明によれば、緊急指示に対応して制御状態が移行させられた負荷に限定して、その制御状態が記憶されるので、関係のない負荷の状態が復帰されてしまうという不都合を抑制することができる。
また、第2の発明によれば、伝送ユニットが緊急指示を取得した場合に、負荷制御端末器を介して復帰用情報を記憶することができるので、この復帰用情報を利用して、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる照明制御システムを模式的に示す構成図である。照明制御システムは、伝送ユニット10と、調光ターミナルユニット(以下「調光T/U」という)20と、接点入力ターミナルユニット(以下「接点入力T/U」という)30と、トランス40と、操作端末器50とを主体に構成されている。
調光T/U20、接点入力T/U30および操作端末器50は、2線式の信号線を介して伝送ユニット10と相互に接続されており、伝送ユニット10との情報のやり取りを、信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号を通じて行う。
システム内に存在する照明装置1は、負荷アドレスによって一意に特定することができる。具体的には、調光T/U20には、負荷チャネル(Ch)と呼ばれる、ユニット単体を識別する固有の識別子と、負荷ナンバー(Nm)と呼ばれる、自己に接続する照明装置1に対応付ける固有の識別子が割り当てられている。負荷アドレス(Ch−Nm)は、負荷チャネル(Ch)と、負荷ナンバー(Nm)とを組み合わせることにより構成されている。
本実施形態にかかる照明制御システムは、伝送ユニット10が、接点入力T/U30または操作端末器50からの伝送信号に基づいて、調光T/U20を介して、照明装置1の状態を制御することができる。この照明制御システムでは、個別制御、グループ制御およびパターン制御といった様々な照明制御を行うことができる。個別制御は、単一の照明装置1を制御対象として、オン状態、オフ状態および調光状態を制御する手法であり、グループ制御は、同一のグループに含まれる複数の照明装置1を制御対象として、オン状態、オフ状態および調光状態を一括的に制御する手法である。一方、パターン制御は、複数の照明装置1を制御対象として、それぞれの照明装置1に予め定められた所定の制御状態(以下「パターン状態」という)へと一括的に制御する手法である。
伝送ユニット10は、内部のプロセッサの制御のもと、接点入力T/U30または操作端末器50からの伝送信号に基づいて、接点入力T/U30または操作端末器50に関連付けられたアドレス情報から制御対象となる照明装置1を特定するとともに、当該照明装置1に対する制御状態を特定する。そして、伝送ユニット10は、制御対象となる照明装置1と対応する調光T/U20に対して、照明装置1のアドレス情報と、その制御状態とを制御指示として送信する。
このアドレス情報は、個別アドレス、グループアドレスまたはパターンアドレスを含む。個別アドレスは、個別制御の対象となる照明装置1を特定するための情報であり、負荷アドレスがこれに該当する(例えば、「0−1」など)。グループアドレスは、グループ制御の対象となるグループを特定するための情報であり、予め設定された個々のグループに付与された番号等がこれに該当する(例えば、「G1」など)。パターンアドレスは、パターン制御の対象となるパターンを特定するための情報であり、予め設定された個々のパターンに付与された番号等がこれに該当する(例えば、「P1」など)。
伝送ユニット10は、個々のグループアドレス毎に、そのグループに割り当てられる照明装置1の負荷アドレスを示したグループ情報を保持している。そのため、伝送ユニット10は、接点入力T/U30または操作端末器50からグループアドレスを取得した場合には、グループ情報を検索することで、このグループアドレスに該当する複数の照明装置1(負荷アドレス)を特定することができる。
また、伝送ユニット10は、個々のパターンアドレス毎に、そのパターンに割り当てられる照明装置1の負荷アドレスと、その照明装置1のパターン状態(例えば、オン状態、オフ状態または調光状態)との対応関係を示したパターン情報を保持している。そのため、伝送ユニット10は、接点入力T/U30または操作端末器50からパターンアドレスを取得した場合には、パターン情報を検索することで、このパターンアドレスに該当する複数の照明装置1(負荷アドレス)と、個々の照明装置1に対するパターン状態とを特定することができる。
図2は、調光T/U20の構成を示すブロック図である。調光T/Uは、照明装置1の状態(調光状態)を制御する負荷制御端末器としての機能を担っている。この調光T/U20は、伝送用制御部(制御手段および処理手段)20aと、調光用制御部(制御手段および処理手段)20bと、伝送信号送受信部20cと、光通信部20dと、記憶部(記憶手段)20eと、ゼロクロス検出部20fと、電源部20gと、負荷用リレー20hと、調光部20iとで構成されている。
伝送用制御部20aは、伝送ユニット10との間における通信、各種の演算処理といった統合的な制御を行う機能を担っており、必要に応じて、調光用制御部20bとの間で情報のやり取りを行うことができる。調光用制御部20bは、照明装置1の調光状態を制御する機能を担っている。伝送信号送受信部20cは、伝送ユニット10から送信される伝達信号を受信してこれを伝送用制御部20aに出力するとともに、伝送用制御部20aからの応答に対応する伝送信号を信号線を介して伝送ユニット10に送信する。
光通信部20dは、設定者によって操作されるアドレス設定器(図示せず)との間で、光通信による情報の送受信を行う。光通信部20dによって受信されたアドレス設定器からの情報は、伝送用制御部20aに対して出力される。アドレス設定器との通信により、調光T/U20に関連付ける負荷アドレスを取得することができる。
記憶部20eは、各種の設定情報を記憶する機能を担っており、例えば、EEPROMといった不揮発性メモリを用いることができる。また、この記憶部20eには、伝送用制御部20aに制御されて、後述する復帰用情報が記憶される。電源部20gは、ユニットが動作するために必要な電力を供給する機能を担っており、また、ゼロクロス検出部20fは、交流電源電圧のゼロクロスを検出する。
負荷用リレー20hは、伝送用制御部20aに制御されて、ブレーカ電源などからの商用交流をオンまたはオフすることにより、照明装置1をオン状態(点灯状態)またはオフ状態(消灯状態)に制御する。調光部20iは、調光用制御部20bに制御されて、照明装置1の調光状態を設定する。
再び図1を参照するに、接点入力T/U30および操作端末器50は、制御対象となる照明装置1を制御するための制御指示を出力するための入力端末器としての機能を担っている。
接点入力T/U30は、外部システム35の接点(無電圧a接点)からの接点信号を接続することにより、外部システム35を介して、上述した各照明制御を行うことができる。接点入力T/U30には、後述するトランス40からの電力線が接続される一対の端子からなる第1の端子部31と、2線式の信号線が接続される一対の端子からなる第2の端子部32と、外部システム35からの接点信号が接続される一対の端子からなる第3の端子部(接続部)33とが設けられている(図1参照)。また、接点入力T/U30には、トランス40が接続されており、このトランス40から電力を接点入力検知用の回路に対して供給する。
本実施形態において、接点入力T/U30は、伝送ユニット10に対して緊急指示または復帰指示を出力する。ここで、緊急指示は、外部システム35による接点メイクに対応した接点信号状態を表す信号であり、これにより、予め所定の照明装置1を全点灯(100%点灯)状態へと移行させるパターン制御を行う。そのため、接点入力T/U30には、このパターン制御に対応したパターンアドレスが設定されている(例えば「PE」)。一方、復帰指示は、外部システム35による接点ブレークに対応して接点信号状態を表す信号であり、これにより、パターン制御された照明装置1を、そのパターン制御以前の状態へと復帰させる。この接点入力T/U30は、接点メイクまたは接点ブレークに対応する接点信号の変化に応じて、自己に設定されているアドレス情報(PE)と、接点信号状態とを制御指示として伝送ユニット10に送信する。
操作端末器50は、室内や管理人室などの任意の壁面に設置されており、照明装置1を利用するユーザによってプッシュ操作が可能な端末器である。操作端末器50には、制御対象となる照明装置1に対応するアドレス情報が関連付けられており、操作スイッチを通じて、アドレス情報に対応する照明装置1(グループまたはパターン)をオン状態、オフ状態または所定の調光状態へと制御することができる。操作端末器50は、内部のプロセッサの制御のもと、操作スイッチが操作されるのに応じて、その操作スイッチに関連付けられているアドレス情報と、操作スイッチの操作状態とを制御指示として伝送ユニット10に送信する。
操作スイッチにアドレス情報として個別アドレスまたはグループアドレスが関連付けられている場合、この操作スイッチのプッシュ操作に応じて、アドレス情報に対応する照明装置1は、オン状態、オフ状態または所定の調光状態へと移行する。一方、操作スイッチにアドレス情報としてパターンアドレスが関連付けられている場合、この操作スイッチのプッシュ操作に応じて、アドレス情報に対応する個々の照明装置1は予め設定されたパターン状態へと移行する。
図3は、本実施形態にかかる照明制御システムの動作手順を示す説明図である。まず、ステップ1(S1)において、外部システム35によって接点メイクがなされると、接点入力T/U30から伝送ユニット10に対して緊急指示が入力される。
図4は、ステップ1の処理を詳細に示す説明図である。具体的には、ステップ10(S10)において、接点信号に変化が生じると、接点入力T/U30は、伝送ユニット10に割り込み要求を送信する。
つぎに、ステップ11(S11),12(S12)において、伝送ユニット10は、自己に接続する端末器(調光T/U20、接点入力T/U30、操作端末器50)のうち、割り込み要求を行った端末器を特定する処理を行う。具体的には、伝送ユニット10は、割り込み要求として送信された伝送信号において、それに含まれる情報のなかから、端末器識別用のアドレスデータの上位アドレスを特定する。そして、伝送ユニット10は、この上位アドレスに対応する複数の端末器をグループとして一括的にアクセスするグループアクセスによって、端末検索を送信する。つぎに、端末検索の送信に対応して、割り込み要求を行った端末器、すなわち、接点入力T/U30は、残りの下位アドレスを伝送ユニット10に対して返信する。これにより、接点入力T/U30は、自己が割込み要求を行ったことを伝送ユニット10に対して知らせることができる。
ステップ13(S13)において、伝送ユニット10は、接点入力T/U30から下位アドレスを取得すると、これに基づいて端末器、すなわち、接点入力T/U30を特定し、この接点入力T/U30に対して、接点監視要求を送信する。ステップ14(S14)において、接点入力T/U30は、接点監視要求に対する返信を行う。この際、接点入力T/U30は、その接点信号が緊急指示に対応するものである場合には、後述するように、調光T/U20に制御状態の記憶をさせる必要があるので、それを識別可能な形態で返信を行うこととする。
ステップ15(S15)において、伝送ユニット10は、割込み要求を行った接点入力T/U30に対して、状態監視要求を送信する。ステップ16(S16)において、接点入力T/U30は、接点信号の状態を伝送ユニット10に対して返信する。
図3を参照するに、ステップ2(S2)において、伝送ユニット10は、接点入力T/U30とのやり取りを通じて、これが緊急指示に対応する接点入力T/U30からの信号であることを認識すると、調光T/U20に対して記憶指示を出力する。この際、伝送ユニット10は、自己に接続する全ての調光T/U20に対して記憶指示を出力する。
ステップ3(S3)において、伝送ユニット10は、パターン情報を参照し、接点入力T/U30のアドレス情報(PE)に対応する負荷アドレスと、個々の照明装置1に関するパターン状態とを特定する。そして、伝送ユニット10は、該当する負荷アドレスの調光T/U20に対して、パターン状態への移行を指示する制御指示を出力する。
つぎに、ステップ4(S4)において、外部システム35によって接点ブレークがなされると、接点入力T/U30は、伝送ユニット10に対して復帰指示を出力する。また、ステップ5(S5)において、伝送ユニット10は、調光T/U20に対して復帰指示を出力する。この際、伝送ユニット10は、自己に接続する全ての調光T/U20に対して記憶指示を出力する。
図5は、調光T/U20の動作手順を示すフローチャートである。まず、ステップ20(S20)において、調光T/U20は、記憶指示を受信したか否かを判断する。このステップ20において肯定判定された場合は、ステップ21(S21)に進む。一方、ステップ20において否定判定された場合は、ステップS22に進む。
ステップ21において、調光T/U20は、自己に接続する負荷に関する現在の制御状態を復帰用情報として記憶部20eに記憶する。
ステップ22において、調光T/U20は、復帰指示を受信したか否かを判断する。このステップ20において肯定判定された場合は、ステップ23(S23)に進む。一方、ステップ22において否定判定された場合は、本ルーチンを抜ける。
ステップ23において、調光T/U20は、記憶部20eに記憶された復帰用情報に対応させて、自己に接続する負荷の状態を制御する。
このように本実施形態によれば、図6に示すように、調光T/U20が自己に接続する照明装置1の制御状態を記憶することができる(図6(a)の状態)。そのため、照明装置1の制御状態が一括的に切り替えられたとしても(図6(b)の状態)、その記憶を参照することで、従前の制御状態へと復帰させることができる(図6(c)の状態)。これにより、一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。また、個別制御、グループ制御、パターン制御といった種々の照明制御を効率的に使用することができる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態にかかる照明制御システムの動作手順を示す説明図である。まず、ステップ30(S30)において、外部システム35によって接点メイクがなされると、接点入力T/U30から伝送ユニット10に対して緊急指示が入力される。
ステップ31(S31)において、伝送ユニット10は、接点入力T/U30とのやり取りを通じて、これが緊急指示に対応する接点入力T/U30からの信号であることを認識すると、調光T/U20に対して記憶指示を出力する。この際、伝送ユニット10は、自己に接続する全ての調光T/U20に対して記憶指示を出力する。
ステップ32(S32)において、伝送ユニット10は、パターン情報を参照し、接点入力T/U30のアドレス情報(PE)に対応する負荷アドレスと、個々の照明装置1に関するパターン状態(全点灯)とを特定する。そして、伝送ユニット10は、該当する負荷アドレスの調光T/U20に対して、パターン状態(全点灯)への移行を指示する制御指示を出力する。
ステップ33(S33)において、伝送ユニット10は、調光T/U20に対して記憶終了指示を出力する。この記憶終了指示は、調光T/U20に対して、記憶指示を取得した後に緊急指示に対応する制御指示を取得したものについて、復帰用情報を記憶部20eに記憶させることを意図する信号である。すなわち、記憶指示を取得したものの、この記憶終了指示を取得するまでに、緊急指示に対応する制御指示を取得しない調光T/U20は、記憶指示に対応して、復帰用情報を暫定的に記憶するものの、それを記憶部20eに最終的に格納せずに破棄することとなる。伝送ユニット10は、自己に接続する全ての調光T/U20に対して記憶終了指示を出力する。
つぎに、ステップ34(S34)において、外部システム35によって接点ブレークがなされると、接点入力T/U30は、伝送ユニット10に対して復帰指示を出力する。また、ステップ35(S35)において、伝送ユニット10は、調光T/U20に対して復帰指示を出力する。この際、伝送ユニット10は、自己に接続する全ての調光T/U20に対して記憶指示を出力する。
このように本実施形態によれば、一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。
ところで、伝送ユニット10が自己に接続する全ての端末器に対して、記憶指示および復帰指示を送信するものであるため、緊急指示に対応していない照明装置1の状態をその間に意図的に個別制御したとしても、復帰指示に対応して、記憶指示タイミングに制御状態に戻されてしまう。しかしながら、本実施形態によれば、図8に示すように、緊急指示に対応して制御状態が移行させられた照明装置1に限定して、その制御状態が記憶されるので、このような不都合を解消することができる。
(第3の実施形態)
上述した第1または第2の実施形態では、照明装置1の制御状態を調光T/U20において記憶する構成であるのに対して、本実施形態では、伝送ユニット10によってこれを行うものである。
図9は、第3の実施形態にかかる照明制御システムの動作手順を示す説明図である。まず、ステップ40(S40)において、外部システム35によって接点メイクがなされると、接点入力T/U30から伝送ユニット10に対して緊急指示が入力される。
ここで、伝送ユニット10は、特定手段としての機能を実行し、これにより、自己の接続する調光T/U20を介して、それに接続する照明装置1の制御状態を特定する(図10(a))。また、伝送ユニット10は、処理手段としての機能を実行し、これにより、パターン情報を参照し(図10(b))、特定される照明装置1の制御状態のうち、このアドレス情報に該当する照明装置1の情報を選択して(図10(c))、これを復帰用情報として図示しない記憶手段に記憶する。
ステップ41(S41)において、伝送ユニット10は、パターン情報を参照し、接点入力T/U30のアドレス情報(PE)に対応する負荷アドレスと、個々の照明装置1に関するパターン状態(全点灯)とを特定する。そして、伝送ユニット10は、該当する負荷アドレスの調光T/U20に対して、パターン状態(全点灯)への移行を指示する制御指示を出力する。
つぎに、ステップ42(S42)において、外部システム35によって接点ブレークがなされると、接点入力T/U30は、伝送ユニット10に対して復帰指示を出力する。
そして、ステップ43(S43)において、伝送ユニット10は、記憶された復帰用情報に基づいて、調光T/U20に対して復帰指示を出力する。
このように本実施形態によれば、一括的な制御が行われた場合であっても、個々の負荷の制御状態を従前の状態へと容易に復帰させることができる。また、調光T/U20にシステム上の変更を必要とすることなく、上述した第2の実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態にかかる照明制御システムおよび接点入力端末器(接点入力T/U40)について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、各実施形態では負荷として照明装置1を例示したが、接点信号によってその動作を制御することができる種々の負荷について、本発明を適用することができる。
第1の実施形態にかかる照明制御システムを模式的に示す構成図 調光T/U20の構成を示すブロック図 照明制御システムの動作手順を示す説明図 ステップ1の処理を詳細に示す説明図 調光T/U20の動作手順を示すフローチャート 第1の実施形態における照明装置1の制御状態推移を示す説明図 第2の実施形態にかかる照明制御システムの動作手順を示す説明図 第1の実施形態における照明装置1の制御状態推移を示す説明図 第3の実施形態にかかる照明制御システムの動作手順を示す説明図 伝送ユニット10の処理を説明する説明図
符号の説明
1 照明装置
10 伝送ユニット
20 調光T/U
20a 伝送用制御部
20b 調光用制御部
20c 伝送信号送受信部
20d 光通信部
20e 記憶部
20f ゼロクロス検出部
20g 電源部
20h 負荷用リレー
20i 調光部
30 接点入力T/U
31 第1の端子部
32 第2の端子部
33 第3の端子部
35 外部システム
40 トランス
50 操作端末器

Claims (4)

  1. 制御対象となる負荷の状態を変化させるための入力端末器と、負荷が接続された負荷制御端末器とが信号線を介して伝送ユニットにそれぞれ接続されており、前記入力端末器から送信される伝送信号に基づいて、前記伝送ユニットが、前記入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する前記負荷制御端末器を介して、当該負荷制御端末器に接続する負荷を制御する制御システムに用いられる負荷制御端末器において、
    前記伝送ユニットからの制御指示に応じて、自己に接続する負荷の状態を制御する制御手段と、
    復帰用情報が記憶される記憶手段と、
    前記伝送ユニットからの記憶指示に応じて、自己に接続する負荷に関する現在の制御状態を前記復帰用情報として前記記憶手段に記憶する処理手段とを有し、
    前記制御手段は、前記伝送ユニットから復帰指示を取得した場合には、前記記憶手段に記憶された前記復帰用情報に対応させて、自己に接続する負荷の状態を制御することを特徴とする負荷制御端末器。
  2. 前記記憶指示は、制御対象となる複数の負荷を所定の制御状態へと一括的に移行させる緊急指示を前記伝送ユニットが前記入力端末器から取得した場合に、前記伝送ユニットが自己に接続する全ての前記負荷制御端末器に対して一斉に送信する指示であることを特徴とする請求項1に記載された負荷制御端末器。
  3. 前記伝送ユニットは、前記緊急指示を取得した場合、前記記憶指示を送信した後に、当該緊急指示に対応する前記負荷制御端末器に対して、前記所定の制御状態へと移行するための制御指示を送信しており、
    前記処理手段は、前記伝送ユニットから前記記憶指示を取得した後に、前記制御手段において前記緊急指示に対応する制御指示を取得したことを条件として、前記復帰用情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2に記載された負荷制御端末器。
  4. 制御対象となる負荷の状態を変化させるための入力端末器と、負荷が接続された負荷制御端末器とが信号線を介して伝送ユニットにそれぞれ接続されており、前記入力端末器から送信される伝送信号に基づいて、前記伝送ユニットが、前記入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する前記負荷制御端末器を介して、当該負荷制御端末器に接続する負荷を制御する制御システムに用いられる伝送ユニットにおいて、
    前記入力端末器からの負荷状態変化指示に応じて、当該入力端末器に関連付けられたアドレス情報と対応する前記負荷制御端末器に対して、制御指示を送信する制御手段と、
    前記負荷制御端末器を介して、当該負荷制御端末器に接続する負荷の制御状態を特定する特定手段と、
    前記入力端末器からの緊急指示にともない所定の制御状態へと制御する負荷の情報をパターン情報として記憶する記憶手段と、
    前記入力端末器から緊急指示を取得した場合に、前記特定手段によって特定される負荷の制御状態のうち、前記パターン情報に該当する負荷の情報を選択して、復帰用情報として前記記憶手段に記憶する処理手段と
    を有することを特徴とする伝送ユニット。
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