JP2009128775A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給ローラの凹凸模様に起因するモアレの発生を防止することのできる技術を提供する。
【解決手段】供給ローラ92の表面(周面)には、液体現像剤を担持するための凹凸が規則的に(例えば螺旋状に)形成されている。供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度と、スクリーン処理に用いるスクリーンのパターンの角度(スクリーン角度)とを異ならせた。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の技術分野に属し、特に、感光体に液体現像剤を提供する現像ローラと該現像ローラに液体現像剤を供給する供給ローラとを備える現像部に関するものである。
従来、感光体ドラム及び現像装置を含む画像形成ユニットが色毎に備えられた所謂タンデム式の画像形成装置が広く知られている。また、この画像形成装置において、電気的に中性の溶媒中に荷電トナーを分散させてなる液剤現像剤を用いて、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を顕像化する現像装置を備えたものが例えば下記特許文献1に開示されている。
下記特許文献1には、液体現像剤を収容するタンクと、タンクから該液体現像剤を汲み上げる汲み上げローラ(アニロックスローラ)と、汲み上げローラにより汲み上げられた液体現像剤を受け取る中間ローラと、該中間ローラから液体現像剤を受け取り、該液体現像剤中に含有する荷電トナーを感光体ドラムに提供する現像ローラとを備えた現像装置が開示されている。また、下記特許文献1には、汲み上げローラ(アニロックスローラ)の表面には規則的な凹部が形成されていることが記載されている。
特開2003−156938号公報
前記特許文献1のような汲み上げローラを備えた現像装置にあっては、次のような問題があった。すなわち、前述したように、汲み上げローラの表面には液体現像剤を担持するなどの目的のため規則的な凹凸部(以下、凹凸模様という)が形成されているが、この凹凸部の存在によって、汲み上げローラによって汲み上げられた液体現像剤が該汲み上げローラの表面上で凹凸状態となり、さらに、この液体現像剤が現像ローラに塗布されたときにも、該現像ローラの表面上で液体現像剤の凹凸状態が維持される。このように、現像ローラの表面上で液体現像剤の凹凸状態が維持されると、該現像ローラから液体現像剤の供給を受ける感光体の表面でも液体現像剤が凹凸状態となる。
ここで、感光体に塗布された液体現像剤に凹凸模様が生じていると、この凹凸模様とスクリーン処理と呼ばれる画像処理に用いられるスクリーンのパターンとが干渉し、モアレが発生することがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、供給ローラの凹凸模様に起因するモアレの発生を防止することのできる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、取得した画像データに対してスクリーンを用いたスクリーン処理を行うスクリーン処理部を有する画像形成装置であって、表面に静電潜像が形成された感光体ドラムに液体現像剤を提供することにより前記静電潜像を顕像化する現像ローラと、凹凸パターンが形成された表面を有し、液体現像剤を前記現像ローラに供給するための供給ローラとを備え、前記凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とが、モアレ現象が発生しないように構成されている画像形成装置である。
この発明によれば、前記凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに基づくスクリーンパターンの角度とを、モアレ現象が発生しないように構成したので、供給ローラに形成された凹凸パターンに起因するモアレの発生を防止することができる。
前記凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに基づくスクリーンパターンの角度とを異ならせるための手段として、例えば請求項2に記載の発明のように、前記供給ローラの表面に形成されている前記凹凸パターンの角度と前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とを異ならせる構成を採用することができる。
なお、スクリーンが予め定められている場合には、このスクリーンに起因するスクリーンパターンに応じて、供給ローラ(の凹凸パターンの角度)を決定するとよく、一方、供給ローラが予め定められている場合には、この供給ローラ(の凹凸パターンの角度)に応じて、スクリーン(のスクリーンパターンの角度)を決定するとよい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置において、前記供給ローラの周面の移動速度と前記現像ローラの周面の移動速度とを異ならせる第1の回転制御部を備えるものである。
この発明によれば、前記供給ローラの周面の移動速度と前記現像ローラの周面の移動速度とを異ならせるようにしたので、前記供給ローラの表面上の液体現像剤が前記供給ローラから現像ローラに供給されると、供給ローラの表面に形成された凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンが、供給ローラの表面に形成された凹凸パターンに対して、該現像ローラの回転方向に間延びしたり縮んだりする。
これにより、仮に、前記供給ローラの表面に形成されている前記凹凸パターンの角度が前記スクリーンパターンの角度と同一であっても、前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度を前記スクリーンパターンの角度と異ならせることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置において、前記現像ローラと前記供給ローラとを摺接状態で同方向に回転させる第2の回転制御部を備えるものである。
この発明によれば、前記現像ローラと前記供給ローラとを摺接状態で同方向に回転させるようにしたので、前記供給ローラの表面上の液体現像剤が前記供給ローラから現像ローラに供給されると、供給ローラの表面に形成された凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンが、供給ローラの表面に形成された凹凸パターンに対して、ローラ軸方向に反転する。
これにより、仮に、前記供給ローラの表面に形成されている前記凹凸パターンの角度が前記スクリーンパターンの角度と同一であっても、前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度を前記スクリーンパターンの角度と異ならせることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、液体現像剤を用いて用紙に画像を形成する画像形成部が色毎に備えられ、前記各画像形成部は、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有するとともに、当該供給ローラの表面に形成された前記凹凸パターンに起因して当該現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とが、モアレ現象が発生しないように構成されており、前記凹凸パターンの角度が画像形成部間で互いに異なるものである。
この発明によれば、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有する画像形成部が複数備えられている画像形成装置において、前記凹凸パターンの角度を画像形成部間で互いに異ならせるようにしたので、供給ローラの表面に形成された凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度が前記画像形成部間で互いに異なるものとなる。
したがって、各色の現像を用紙に多重転写して所定の色の画像を用紙に形成する場合における各色の現像同士によるモアレの発生を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、液体現像剤を用いて用紙に画像を形成する画像形成部が少なくとも3つの色それぞれに対応して備えられているとともに、前記各画像形成部は、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有し、前記各画像形成部のうち少なくとも2つの画像形成部における各供給ローラの凹凸パターンは互いに角度が異なるものである。
この発明によれば、液体現像剤を用いて用紙に画像を形成する画像形成部が少なくとも3つの色それぞれに対応して備えられ、且つ、前記各画像形成部は、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有している場合に、現像ローラ上に形成される凹凸パターンの角度が、他の色のものと同一又は近似していても、モアレを構成し難い色(例えばイエロー)が存在する場合がある。このような場合には、全ての画像形成部における各供給ローラの凹凸パターンを互いに異ならせる必要は無く、前記各画像形成部のうち少なくとも2つの画像形成部における各供給ローラの凹凸パターンの角度を互いに異ならせるようにするとよい。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の画像形成装置において、複数種類のスクリーンを予め記憶するスクリーン記憶部と、前記各画像形成部における供給ローラの表面にそれぞれ形成された凹凸パターンに応じて、前記各画像形成部で用いるスクリーンを前記スクリーン記憶部に記憶されているスクリーンの中から選択するスクリーン選択部とを備えるものである。
この発明によれば、複数種類のスクリーンを予め記憶し、前記各画像形成部における供給ローラの表面にそれぞれ形成された凹凸パターンに応じて前記各画像形成部で用いるスクリーンを選択するようにしたので、各画像形成部において、前記凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに基づくスクリーンパターンの角度とが異なり、供給ローラに形成された凹凸パターンに起因するモアレの発生を防止することができる。
本発明によれば、供給ローラの表面に形成される凹凸パターンに起因してモアレが発生するのを防止することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例としてのプリンタについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。
図1に示すように、カラープリンタ1は、画像形成部2(20C,20M,20Y及び20K)と、用紙を収納する用紙収納部3と、画像形成部2により中間転写ベルト21上に形成されたトナー画像を用紙上に転写する二次転写部4と、転写されたトナー画像を用紙上に定着させる定着部5と、定着後の用紙を排出する排紙部6と、用紙収納部3から排紙部6まで用紙を搬送する用紙搬送部7とを備えている。
用紙収納部3は、装置本体内の下部において引き出し可能に配置されており、用紙収納部3の内部には印刷前の用紙Pが収容されている。用紙搬送部7は、用紙収納部3から繰り出された用紙を本体2の左側内面に沿って上方に搬送し二次転写部4に搬送する。二次転写部4は、中間転写ベルト21を支持する支持ローラ211と、支持ローラ211に対向して配置された二次転写ローラ41とを備えて構成されており、画像形成部2により中間転写ベルト21上に形成されたトナー像を、該トナー像と同期して搬送された用紙を挟み込むことで、該用紙に前記トナー像を転写する。
定着部5は、例えば二次転写部4の上側に配置されており、用紙に転写されたトナー像に接する加熱ローラ51と該加熱ローラ51に対向して配置された加圧ローラ52とを備え、これらのローラ51,52により用紙を挟み込んで該用紙に対して加熱及び加圧し、用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる。排紙部6は、定着部5でトナー像が定着された用紙を機外へ排出する部分であり、カラープリンタ1の上部配置されている。
用紙収納部3の上方には、例えば誘電体樹脂製のシートを用いて構成された中間転写ベルト(中間転写体)21が設置されている。中間転写ベルト21は、複数のローラに巻き掛けられて支持されており、図示しない駆動部により図1において時計回りに無端走行する。以下、中間転写ベルト21の外周面を表面といい、内周面を裏面というものとする。
画像形成部2は、前記中間転写ベルト21と用紙収納部3との間に設置されており、シアン用の画像形成部20C、マゼンタ用の画像形成部20M、イエロー用の画像形成部20Y及びブラック用の画像形成部20Kを備えて構成されている。各色の画像形成部20C〜20Kは、前記中間転写ベルト21の走行方向上流側の適所に設置されたベルトクリーニング部22と、下流側の適所に設置された前記二次転写部4との間において、中間転写ベルト21に近接するように並列配置されている。
なお、各画像形成部20C,20M,20Y,20Kの配置順は図1に示すものに限られるものではないが、各色の液体現像剤の混合による完成画像への影響を考慮すると、図1に示す配置順が好ましい。画像形成部20C〜20Bの詳細な構成については後述する。
各画像形成部20C〜20Kの上方には、各画像形成部20C〜20Kに対応して複数の一次転写ローラ31が設けられており、中間転写ベルト21のうち往路側の部位は、各画像形成部20C〜20Kと各一次転写ローラ31との間を走行する。一次転写ローラ31は、図1において上下方向に移動可能に構成されており、必要に応じて中間転写ベルト21を介して画像形成部20C〜20Kの各感光体ドラム10(図2参照)に圧接される。そして、所定のタイミングで各画像形成部20C〜20Kのトナー像が中間転写ベルト21に順次転写されることで、中間転写ベルト21の表面適所に、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わせられたフルカラー画像が形成される。中間転写ベルト21の表面に転写されたフルカラー画像は、用紙搬送部7により画像形成タイミングと同期をとって送られてきた用紙に二次転写部4により転写される。
二次転写後における中間転写ベルト21の表面に残留する液体現像剤は、前記ベルトクリーニング部22によって中間転写ベルト21の表面から除去され、図略の廃トナー容器に回収される。
次に、画像形成部20C〜20Kの詳細な構成について図2を用いて説明する。なお、各画像形成部20C〜20Kの構成は略同様であるので、図2では、いずれかひとつの画像形成部を示しており、この図2及び以下の説明においては、各画像形成部20C〜20Kを識別するための識別記号「C」,「M」,「Y」,「K」の表記を省略する。ただし、前記各画像形成部20C〜20Kのうち二次転写部4に最も近い位置に位置する画像形成部20Bの下流側には別の画像形成部が存在せず、キャリア液を除去する必要がないことから、この画像形成部20Bには、下流側の一次転写特性を向上させるためのキャリア液除去ローラ27は設けられていない。また、図2の破線矢印は、回転する各部材の回転方向を示している。
画像形成部20は、図略の外部コンピュータから受信した文字や図形、模様等の画像データに基づき、絶縁性液体(キャリア液)中にトナー粒子を分散させた液体現像剤を用いてトナー像(現像)を形成するものであり、感光体ドラム10を備えると共に、該感光体ドラム10の回転方向に沿って、帯電器11と、露光部12と、現像部9と、クリーニング部26と、除電部13と、キャリア液除去ローラ27とを備えている。
感光体ドラム10は、アルミニウム等により構成される導電性基体の外周面に、例えばグロー放電分解法によって無機光導電性材料であるアモルファスシリコン層が形成された円柱状の部材であり、その表面に帯電(本実施形態ではプラスに帯電)したトナーを含むトナー像を担持可能に構成されている。なお、本実施形態においては、感光体ドラム10として、正極性に帯電するアモルファスシリコン感光体を用いている。また、反転現像方式を採用しているので、液体現像剤を構成するトナーには正極性に帯電可能なトナーを用いている。感光体ドラム10は、図示しない駆動装置により用紙搬送速度と略同一の周速で図2における反時計回りに回転する。
帯電器11は、細いワイヤー等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電機構を備え、該放電機構により感光体ドラム10の表面を均一に帯電させるものである。
露光部12は、LEDの光源を有して構成されており、帯電した感光体ドラム10の表面に画像データに応じたLED光を照射することで照射部分の電位を光減衰させて感光体ドラム10の表面に静電潜像を形成する。なお、露光部12として、LED光源を備えて構成されるものの他に、LSU(レーザスキャニングユニット)も採用可能である。
現像部9は、シリコンオイル等からなる非極性の絶縁性液体(キャリア液)中に例えばプラスに帯電する微細な樹脂からなるトナー粒子を分散させた液体現像剤を用いて、感光体ドラム10の表面の静電潜像をトナー像に顕像化するものである。なお、この現像部9の詳細な構成については後述する。
一次転写ローラ31は、図示しない電源から感光体ドラム10の表面に形成されたトナー像に含まれるトナーの帯電極性とは逆の極性(本実施形態ではマイナス)の電圧が印加され、中間転写ベルト21と接触している位置で、該中間転写ベルト21にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する。中間転写ベルト21は導電性を有するので、その一次転写ローラ31によって印加される電圧により、中間転写ベルト21の表面側及びその周辺にトナーが静電力により引き付けられる。
クリーニング部26は、感光体ドラム10から中間転写ベルト21に転写されずに残留した液体現像剤をクリーニングするためのものであり、残留現像剤搬送スクリュー261と、ドラムクリーニングブレード262とを備えて構成されている。
残留現像剤搬送スクリュー261は、クリーニング部26の内部に配置されており、ドラムクリーニングブレード262によって感光体ドラム10から除去された液体現像剤、及び、後述するキャリア液除去ローラ27によって中間転写ベルト21から除去されたキャリア液を当該クリーニング部26の外部に搬送するための部材である。
ドラムクリーニングブレード262は、感光体ドラム10の長手方向(図2の紙面に直交する方向)に延びた、感光体ドラム10の表面に摺接する板状の部材であり、感光体ドラム10の表面に残留した液体現像剤を掻き取るためのものである。クリーニング部26により感光体ドラム10の表面から除去された液体現像剤は、重力の作用により残留現像剤搬送スクリュー261の方へと送られ、残留現像剤搬送スクリュー261によりクリーニング部26の外部へと搬送されて第1回収容器81(図3参照)に回収される。
除電部13は、例えばLED(発光ダイオード)等の光源を備え、ドラムクリーニングブレード262による液体現像剤の除去処理後、感光体ドラム10の表面の残留電荷を前記光源からの光によって除電する。
キャリア液除去ローラ27は、感光体ドラム10と中間転写ベルト21との接触位置より該中間転写ベルト21の走行方向下流側に配置されており、この位置で中間転写ベルト21の表面からキャリア液を除去する部材である。キャリア液除去ローラ27は、感光体ドラム10の回転軸と平行な回転軸を有し、この回転軸を中心として感光体ドラム10と同方向に回転可能な略円柱状の部材である。
現像部9は、感光体ドラム10に液体現像剤を供給するためのものであって、現像ローラ91と、供給ローラ92と、支持ローラ93と、現像剤供給部材94と、現像剤除去機構96と、現像剤帯電機構97とを備えている。
現像ローラ91は、感光体ドラム10に接触するように配置されている。供給ローラ92は、現像ローラ91に液体現像剤を供給するためのものであって、現像ローラ91の下部に接触している。供給ローラ92の表面(周面)には、液体現像剤を担持するための凹凸が規則的に(例えば螺旋状に)形成されている(図4(b)参照)。供給ローラ92には、図略のドクターブレードが接触し、該ドクターブレードにより、供給ローラ92に担持される液体現像剤の層厚が所定値に規制されるようになっている。支持ローラ93は、現像剤供給部材94から供給される液体現像剤が供給ローラ92に担持されるように補助するための部材であって、供給ローラ92に接触するように配置されている。現像剤供給部材94は、供給ローラ92と支持ローラ93との接触部分付近の支持ローラ93に液体現像剤を供給するための部材である。
現像剤除去機構96は、感光体ドラム10に供給されずに現像ローラ91上に残留した液体現像剤を除去するためのものであり、現像ローラ91に接触して現像ローラ91上の液体現像剤を掻き取る現像剤除去ブレード961を有している。現像剤除去ブレード961は、感光体ドラム10との接触箇所よりも現像ローラ91の回転方向下流側に設けられている。現像剤帯電機構97は、現像ローラ91の近傍に配置されており、現像ローラ91に担持された液体現像剤中のトナーを、その放電電荷によって現像ローラ91の表面側に押しやることで現像効率を向上させるためのものである。
現像剤供給部材94から支持ローラ93上に供給された液体現像剤は、支持ローラ93に接触する供給ローラ92によって汲み上げられ、前記ドクターブレードにより層厚が規制された後、供給ローラ92に接触する現像ローラ91の表面に付着する。現像ローラ91に供給されずに供給ローラ92の表面に残留する液体現像剤は重力により現像部9の底面に流下した後、パイプ98を介して第2回収容器83(図3参照)に回収される。
現像ローラ91は、図略の電源により感光体ドラム10の帯電極性と同極性(プラス)の現像バイアスが印加される。これによって、現像ローラ91の表面の液体現像剤中に分散する、プラスに帯電したトナー粒子は、現像バイアスと感光体ドラム10との電位差により、感光体ドラム10の表面のうち露光部12により光減衰された部位に付着する。このようにして、現像ローラ91は、供給ローラ92から供給された液体現像剤により感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像をトナー像に顕像化する。
現像後、現像ローラ91の表面には、現像に使用されなかった液体現像剤が残留する。この残留した液体現像剤は、現像剤除去機構96の現像剤除去ブレード961により除去された後、パイプ99を介して第2回収容器83(図3参照)に回収される。
図3は、液体現像剤循環機構8の要部構成を示す図である。なお、液体現像剤循環機構8は、各画像形成部20C〜20Kに対応して設けられている。液体現像剤循環機構8は、画像形成に使用されなかった液体現像剤を再び利用するための機構であり、図3に示すように、第1回収容器81と、分離抽出部40と、第2回収容器83と、調整容器84と、トナータンク85と、キャリアタンク86と、リザーブタンク87とを備えている。液体現像剤循環機構8における液体現像剤の流れを図3中に矢印で示す。
第1回収容器81は、残留現像剤搬送スクリュー261によって搬送された液体現像剤を回収するための容器である。分離抽出部40は、第1回収容器81の液体現像剤をトナーとキャリア液とに分離するためのものであり、ポンプP9を備えたパイプにより第1回収容器81に接続されている。本実施形態では、分離抽出部40によって分離されたキャリア液のみ再利用に供され、トナーは廃棄される。
第2回収容器83は、現像剤除去機構96によって現像ローラ91から除去された液体現像剤及び供給ローラ92から現像ローラ91に供給されずに現像部9の底部に流下した余剰の液体現像剤を貯留するための容器であり、ポンプP5が取り付けられたパイプによって現像部9に接続されているとともに、ポンプP1が取り付けられたパイプによって現像剤除去機構96に接続されている。
調整容器84は、液体現像剤のトナー濃度を規定範囲内に調整するための容器であって、ポンプP2が取り付けられたパイプにより第2回収容器83に接続されている。この調整容器84には、循環パイプ840が接続されている。循環パイプ840は、その両端が調整容器84の別の箇所に接続された環状のパイプであり、ポンプP4及びトナー濃度センサ841が取り付けられている。この構成により、液体現像剤は、調整容器84から循環パイプ840内を流れて再び調整容器84へと循環する。トナー濃度センサ841は、循環パイプ840内を流れる液体現像剤のトナー濃度を検出するためのセンサである。
トナータンク85は、現像部9で用いられる液体現像剤よりもトナー濃度の高い液体現像剤が収納されており、ポンプP8が取り付けられたパイプによって調整容器84に接続されている。キャリアタンク86は、キャリア液が収納されており、ポンプP3が取り付けられたパイプによって調整容器84に接続されているとともに、ポンプP10が取り付けられたパイプによって分離抽出部40に接続されている。リザーブタンク87は、現像部9に供給する液体現像剤を収納しており、ポンプP6が取り付けられたパイプによって調整容器84に接続されていると共に、ポンプP7が取り付けられたパイプによって現像部9の現像剤供給部材94に接続されている。なお、各ポンプは液体現像剤を一方向に送出する機能を有する。
カラープリンタ1は、CPU、ROM及びRAM等を有する制御部100を備え、制御部100は、トナー濃度センサ841の検出結果に基づいて、ポンプP3、P6及びP8を制御する。
画像形成動作の際、感光体ドラム10から中間転写ベルト21に転写されずに感光体10上に残留した液体現像剤はドラムクリーニングブレード262によって第1回収容器81内に回収される。第1回収容器81に回収された液体現像剤は、ポンプP9によって分離抽出部40に搬送され、トナーとキャリア液とに分離される。本実施形態では、キャリア液はポンプP10によってキャリアタンク86に搬送され、トナーは廃棄される。
また、供給ローラ92から現像ローラ91に供給されずに現像部9の底部に流下した余剰の液体現像剤は、ポンプP5によって第2回収容器83に回収される。また、現像部9の現像ローラ91から現像剤除去ブレード961によって除去された液体現像剤は、ポンプP1によって第2回収容器83に回収される。第2回収容器83に収納された液体現像剤は調整容器84にポンプP2によって搬送され、調整容器84内に、トナータンク85からのトナーとキャリアタンク86からのキャリア液とが必要に応じて供給され、調整容器84内の液体現像剤の濃度が調整される。濃度が規定範囲内に調整されたことが確認された液体現像剤はリザーブタンク87にポンプP6によって搬送される。リザーブタンク87内の液体現像剤は現像剤供給部材94にポンプP7によって供給される。
制御部100は、トナー濃度センサ841の検出結果から調整容器84内の液体現像剤のトナー濃度を取得し、このトナー濃度が所定の範囲になるように、トナータンク85からのトナーの供給量及びキャリアタンク86からのキャリア液の供給量を、各ポンプ等の動作を制御することで調整する。
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。図3に示すように、制御部100は、図略の外部コンピュータから受信した文字や図形或いは模様等の画像データに対し、画像処理の一つとしてのスクリーン処理を行うスクリーン処理部101を機能的に備えている。スクリーン処理は、1つの画素をマトリックス状に微小な複数のブロックに分割した場合に、1つの画素の画像の濃淡を、描画するブロックの位置や数によって表現する処理であり、スクリーン処理部101は、画像データに応じて描画するブロックの位置や数を指定したスクリーンを用いて処理を行う。
前記スクリーンは、各ブロックの位置に対して描画する優先順位が定められている。したがって、各画素の濃淡を表現する場合、比較的多数の画素に亘って描画されるブロックの位置や、比較的多数の画素に亘って描画されないブロックの位置が存在する。これにより、このスクリーン処理部101による処理後の画像データに基づいて感光体ドラム10に静電潜像を形成すると、該静電潜像を前記液体現像剤により顕像化したときに、感光体ドラム10の表面には例えば図4(a)に示すような一定のパターン(以下、スクリーンパターン)が生じる。
ここで、前記スクリーンパターンの角度(以下、スクリーン角度という)が、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の現像部9間で同一であると、各色の画像が用紙に転写されたときに、該転写後の画像にモアレが生じることから、本実施形態のプリンタ1は、図4(a)に示すように、色毎(画像形成部20C〜20Kごと)にスクリーン角度が異なるスクリーンを用いてスクリーン処理を行うようにしている。図4(a)は、イエローのスクリーン角度を0度と表現した場合、マゼンタのスクリーン角度が15度、シアンのスクリーン角度が45度、黒のスクリーン角度が75度のスクリーンパターンを示している。
さらに、供給ローラ92の表面(周面)には、液体現像剤を担持するための凹凸が規則的に(例えば螺旋状に)形成されている旨前述したが、この供給ローラ92に形成された凹凸パターンの角度と前記スクリーン角度とが一致又は近似することによってもモアレが発生する。そこで、本実施形態では、各画像形成部20C〜20Kにおいて、供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度とスクリーン角度とを異ならせるようにしている。
図4(b),(c)は、供給ローラ92の凹凸パターンの角度とスクリーン角度とをできるだけ大きく異ならせてモアレの発生をより確実に防止するべく、供給ローラ92の凹凸パターンの角度をスクリーン角度に対して垂直となる角度に設定した例を示している。
すなわち、図4(a)に示すように、画像形成部20Y(イエロー)におけるスクリーン角度が0度、画像形成部20M(マゼンタ)のスクリーン角度が15度、画像形成部C(シアン)のスクリーン角度が45度、画像形成部20K(黒)のスクリーン角度が75度であるとき、図4(b),(c)に示すように、画像形成部20Y(イエロー)の供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度が90度に設定され、画像形成部20M(マゼンタ)の供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度が105度に設定され、画像形成部C(シアン)の供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度が135度に設定され、画像形成部20K(黒)の供給ローラ92に形成される凹凸パターンの角度が165度に設定されている。
これにより、各画像形成部20C〜20Kにおいて、供給ローラ92の凹凸パターンの角度と前記スクリーン角度との一致又は近似に起因するモアレの発生を防止することができる。
本件は、前記実施形態に代えて、或いは前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、供給ローラ92の凹凸パターンの角度をスクリーン角度に対して異ならせるようにしたが、この形態に限らず、スクリーン角度が異なる複数のスクリーンを予め用意しておき、前記スクリーン角度が前記供給ローラ92の凹凸パターンの角度と一致又は近似しないように、供給ローラ92の凹凸パターンの角度に応じてスクリーン処理に用いるスクリーン(スクリーンパターン)を選択するようにしても、同様の効果を得ることができる。
この場合、図5に示すように、プリンタ1は、スクリーン角度が異なる複数のスクリーンを予め記憶するスクリーン記憶部102を備え、スクリーン処理部101により、画像形成部20C〜20Kにおける各供給ローラ92(の凹凸パターンの角度)に応じて、スクリーン記憶部102に記憶されている複数のスクリーンの中から適切なスクリーン、すなわち、前記供給ローラ92の凹凸パターンの角度と一致又は近似しないようなスクリーン角度を有するスクリーンが選択される構成となる。
[2]前記実施形態では、供給ローラ92の凹凸パターンの角度をスクリーン角度に対して異ならせるようにしたが、この形態に限らず、前記供給ローラ92の周面の移動速度と前記現像ローラ91の周面の移動速度とを異ならせることによっても前記モアレの発生を防止することができる。
すなわち、前記供給ローラ92の周面の移動速度と前記現像ローラ91の周面の移動速度とが一致する場合には、前記供給ローラ92の表面に形成される液体現像剤の凹凸パターンと略同一のパターンが現像ローラ91の表面に形成されることになる。ここで、前記スクリーンパターンの角度が、前記供給ローラ92の表面に形成される液体現像剤の凹凸パターンの角度と略同一であると、前述のようにモアレが発生する。
そこで、図6に示すように、供給ローラ92の回転動作及び現像ローラ91の回転動作を制御する回転制御部103によって、前記供給ローラ92の周面の移動速度と前記現像ローラ91の周面の移動速度との間に速度差を設けるようにするとよい。なお、この場合、前記供給ローラ92と前記現像ローラ91とが摺接しながら回転することとなる。
これにより、前記供給ローラ92の凹凸パターンが例えば図7(a)に示すものである場合に、前記供給ローラ92の表面上の液体現像剤が前記現像ローラ91に供給されると、該現像ローラ91の表面上に形成される液体現像剤の凹凸パターンは、図7(b),(c)に示すように、現像ローラ91の回転方向に間延びしたり縮んだりし、図7(a)に示す凹凸パターンの角度と異なる角度で傾斜するものとなる。
このように、回転制御部103により前記供給ローラ92の周面の移動速度と前記現像ローラ91の周面の移動速度との間に速度差を設けることで、現像ローラ91上に形成される液体現像剤の凹凸パターンの角度をスクリーン角度と異ならせることができる。なお、供給ローラ92の径と現像ローラ91の径とが同一である場合には、供給ローラ92の単位時間当たりに回転する角度と現像ローラ91の単位時間当たりに回転する角度とを異ならせるとよい。
また、前記第1の実施形態では、回転制御部103により現像ローラ91と供給ローラ92とを逆方向に回転させるように構成を採用したが、図8に示すように、回転制御部103により現像ローラ91と供給ローラ92とを同方向に回転させるようにすると、該現像ローラ91の表面上に形成される液体現像剤の凹凸パターンを、ローラ軸方向に反転させることができる。
[3]前記第1の実施形態では、螺旋状の模様(凹凸パターン)を有する供給ローラ92を採用したが、この他に、図9(b)に示すように、例えば格子形状や六角形状などの二次元的な形状を有する模様を有する供給ローラ92を採用する場合がある。ここでは、例えば正方格子状の供給ローラ92を採用するものとする。
この場合、該正方形状の模様を形成する凹凸パターンをパターン角度に応じて区分したときに、スクリーンパターンが、各パターン角度を有する複数の凹凸パターンそれぞれに対してできるだけ大きな角度(45度)で交差すると最もモアレが生じ難い。
すなわち、供給ローラ92が、図9(b),(c)に示すように、角度45度の凹凸パターンと角度135度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が0度のスクリーンを採用するとモアレが発生し難い。また、同様に、供給ローラ92が、60度の凹凸パターンと150度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が15度のスクリーンを採用するとモアレが発生し難く、供給ローラ92が、30度の凹凸パターンと120度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が75度のスクリーンを採用するとモアレが発生し難く、供給ローラ92が、0度の凹凸パターンと90度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が135度のスクリーンを採用するとモアレが発生し難いことが判る。
そこで、供給ローラ92が、図9(b),(c)に示すように、角度45度の凹凸パターンと角度135度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が0度のスクリーンを用いるようにすると良い。また、同様に、供給ローラ92が、60度の凹凸パターンと150度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が15度のスクリーンを用いるようにし、供給ローラ92が、30度の凹凸パターンと120度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が75度のスクリーンを用いるようにし、供給ローラ92が、0度の凹凸パターンと90度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成されたものである場合には、スクリーン角度が135度のスクリーンを用いるようにするとよい。
逆に、予め定められたスクリーン角度に応じて供給ローラ92の凹凸パターンの角度を設定する場合、例えばスクリーン角度が0度のスクリーンを用いる場合には、角度45度の凹凸パターンと角度135度の凹凸のパターンとが直交して格子形状のパターンが形成された供給ローラ92を用いるようにするとよい。
[4]前記実施形態では、各色の現像部9間で、供給ローラ92の凹凸パターンの角度を変えるようにしたが、現像ローラ91上に形成される凹凸パターンの角度が、他の色のものと同一又は近似していても、モアレを構成し難い色(例えばイエロー)が存在する場合がある。
このような場合、モアレを構成し難い色に対応する供給ローラ92の凹凸パターンの角度については、他の色に対応する供給パターンの表面に形成された凹凸パターンの角度と異ならせる必要はない。
本発明の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。 画像形成部20C〜20Kの詳細な構成を示す図である。 液体現像剤循環機構の要部構成を示す図である。 スクリーンパターンと供給ローラに形成される凹凸パターンとを説明するための図である。 本発明の変形形態を説明するための図である。 本発明の変形形態を説明するための図である。 本発明の変形形態を説明するための図である。 本発明の変形形態を説明するための図である。 スクリーンパターンと供給ローラに形成される凹凸パターンとの変形例を説明するための図である。
符号の説明
1 カラープリンタ
10 感光体ドラム
20C〜20K 画像形成部
91 現像ローラ
92 供給ローラ
101 スクリーン処理部

Claims (7)

  1. 取得した画像データに対してスクリーンを用いたスクリーン処理を行うスクリーン処理部を有する画像形成装置であって、
    表面に静電潜像が形成された感光体ドラムに液体現像剤を提供することにより前記静電潜像を顕像化する現像ローラと、
    凹凸パターンが形成された表面を有し、液体現像剤を前記現像ローラに供給するための供給ローラとを備え、
    前記凹凸パターンに起因して前記現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とが、モアレ現象が発生しないように構成されている画像形成装置。
  2. 前記供給ローラの表面に形成されている前記凹凸パターンの角度と前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とが異なる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記供給ローラの周面の移動速度と前記現像ローラの周面の移動速度とを異ならせる第1の回転制御部を備える請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記現像ローラと前記供給ローラとを摺接状態で同方向に回転させる第2の回転制御部を備える請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 液体現像剤を用いて用紙に画像を形成する画像形成部が色毎に備えられ、
    前記各画像形成部は、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有するとともに、当該供給ローラの表面に形成された前記凹凸パターンに起因して当該現像ローラの表面に形成される前記液体現像剤の凹凸パターンの角度と、前記スクリーンに起因するスクリーンパターンの角度とが、モアレ現象が発生しないように構成されており、
    前記凹凸パターンの角度が画像形成部間で互いに異なる請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 液体現像剤を用いて用紙に画像を形成する画像形成部が少なくとも3つの色それぞれに対応して備えられているとともに、前記各画像形成部は、前記現像ローラ及び前記供給ローラをそれぞれ有し、
    前記各画像形成部のうち少なくとも2つの画像形成部における各供給ローラの凹凸パターンは互いに角度が異なる請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 複数種類のスクリーンを予め記憶するスクリーン記憶部と、
    前記各画像形成部における供給ローラの表面にそれぞれ形成された凹凸パターンに応じて、前記各画像形成部で用いるスクリーンを前記スクリーン記憶部に記憶されているスクリーンの中から選択するスクリーン選択部と
    を備える請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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