JP2009128607A5 - - Google Patents
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このような目的を達成するため、本発明のズームレンズは、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有し、前記第3レンズ群は、物体側から順に並んだ、正レンズL31、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32、正レンズL33を備え正の屈折力を有する前群G3Fと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL34とを有し、前記正レンズL31の物体側および像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL32の物体側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とするとともに、前記正レンズL33の像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL34の物体側および像側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とすることを特徴とする。
また、本発明の結像方法は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有するズームレンズを用いて、前記物体の像を所定の像面上に結像させる結像方法であって、前記第3レンズ群は、物体側から順に並んだ、正レンズL31、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32、正レンズL33を備え正の屈折力を有する前群G3Fと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL34とを有し、前記正レンズL31の物体側および像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL32の物体側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とするとともに、前記正レンズL33の像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL34の物体側および像側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とすることを特徴とする。
さらに、上記構成の第3レンズ群G3において、収差をより良好に補正するためには、正レンズL31の物体側および像側レンズ面と、負メニスカスレンズL32の物体側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面ASP1とするとともに、正レンズL33の像側レンズ面と、負メニスカスレンズL34の物体側および像側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面ASP2とすることが好ましい。前者の非球面ASP1により球面収差とコマ収差が補正され、後者の非球面ASP2により広角端における像面湾曲の収差が補正される。
Claims (15)
- 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有し、
前記第3レンズ群は、物体側から順に並んだ、正レンズL31、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32、正レンズL33を備え正の屈折力を有する前群G3Fと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL34とを有し、
前記正レンズL31の物体側および像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL32の物体側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とするとともに、
前記正レンズL33の像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL34の物体側および像側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とすることを特徴とするズームレンズ。 - 前記負メニスカスレンズL32の像側レンズ面の曲率半径と前記正レンズL33の物体側レンズ面の曲率半径は、前記第3レンズ群を構成する他のレンズ面の曲率半径と比べて小さいことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群の焦点距離をf30とし、前記負メニスカスレンズL34の焦点距離をf34とすると、次式
−0.6<f30/f34<−0.1
の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。 - 前記第3レンズ群において、前記負メニスカスレンズL32と前記正レンズL33とを貼り合わせて接合レンズとすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群における前記前群の焦点距離をfG3Fとし、前記負メニスカスレンズL34の焦点距離をf34とし、前記負メニスカスレンズL32と前記負メニスカスレンズL34との平均屈折率N3nとしたとき、次式
−0.24<fG3F/(f34×N3n)<−0.05
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - レンズ全系の広角端焦点距離をFwとし、前記第3レンズ群の焦点距離をf30とし、レンズ全系の望遠端焦点距離をFtとしたとき、次式
0.03<(Fw×f30)/Ft2<0.08
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記正レンズL33の光軸上の厚さをd33とし、前記第3レンズ群の光軸上の厚さをd30としたとき、次式
0.28<d33/d30<0.60
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第3レンズ群の前記前群を光軸に対して垂直方向に移動させることにより、像のブレ補正を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群において、前記正レンズL33の像側レンズ面と前記負メニスカスレンズL34の物体側レンズ面との間に、フレアカット絞りを配置することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群を光軸に対して垂直方向に移動させることにより、像のブレ補正を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群の物体側と像側にそれぞれフレアカット絞りを配置することを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
- 無限遠合焦状態において広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とを物体側に移動させ、前記第2レンズ群を物体側に凹の軌跡にて光軸に沿って移動させ、前記第4レンズ群は物体側に凸の軌跡にて光軸に沿って移動させることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第4レンズ群は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズで構成され、撮影物体が有限距離における合焦に際して光軸に沿って物体側に移動させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 請求項1〜13に記載のいずれか1項に記載のズームレンズを搭載することを特徴とする光学機器。
- 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有するズームレンズを用いて、前記物体の像を所定の像面上に結像させる結像方法であって、
前記第3レンズ群は、物体側から順に並んだ、正レンズL31、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32、正レンズL33を備え正の屈折力を有する前群G3Fと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL34とを有し、
前記正レンズL31の物体側および像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL32の物体側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とするとともに、
前記正レンズL33の像側レンズ面と、前記負メニスカスレンズL34の物体側および像側レンズ面との3面のうちいずれか1面を非球面とすることを特徴とする結像方法。
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