JP2009126676A - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運行制御ユニットから第1、第2駆動制御ユニットに通信パケットの容量を増大せずに通信時間を抑制すること。
【解決手段】 シリアル通信により運行制御ユニット31と第1,第2駆動制御ユニット50,60との間で通信周期に基づいて情報を伝送する通信コントローラ37,52,62等を備え、通信コントローラ37,52,62などは、運行制御ユニット31から第1,第2駆動制御ユニット50,60へ第1,第2モータ71,72を駆動制御するための第1情報を送信用パケット200として通信周期毎に送信し、通信コントローラ37を用い運行制御ユニット31から第1,第2駆動制御ユニット50,60へ第2情報を送信用パケット200として複数の通信周期により送信すると共に、第1通信周期にて第1駆動制御ユニット50に第2情報を送信し、第1通信周期の次の通信周期となる第2通信周期にて第2情報を第2駆動制御ユニット60に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータの制御装置に関するものである。
従来のエレベータの制御装置は、下記特許文献1に記載のように、エレベータを少なくとも2つに分担分けして制御する第1,第2制御ユニットをシリアル伝送ラインに分散配置し、各制御ユニット間でシリアル通信によりデータの授受を行うエレベータの制御装置であって、第1制御ユニットは、分担分けされた制御を実行する制御マイコンと、この制御マイコンの制御結果に基づく第2制御ユニットへの指示データをシリアルデータに変換して第2制御ユニットに送信するシリアル通信コントローラとを設け、第1制御ユニット内のシリアル通信コントローラは、第1制御ユニット内の制御マイコンの異常を検出する異常監視手段と、この監視手段によって異常を検出した場合に第2制御ユニットに制御マイコン異常を示す信号を通知する異常通知手段とを有し、第2制御ユニットの制御マイコンは、制御マイコン異常信号の通知から通知元制御マイコンが異常であると判断し、分担分けされた制御のうち、所定の制御を実行した後、エレベータの運転を中止する手段を有するものが知られている。
かかるエレベータの制御装置によれば、各制御ユニットの制御マイコンはそれぞれ分担分けされた制御を実行するが、第1制御ユニットのシリアル通信コントローラは、対応する制御マイコンの異常有無を監視し、制御マイコン異常を検出したとき、他方の制御ユニットに送信するので、第2制御ユニットは、第1制御ユニットの制御マイコン異常を短時間に検出できるだけでなく、自身の本来の制御を停止することにより、エレベータをより安全に制御することが可能である。
特開2006−157387号公報
しかしながら、上記エレベータの制御装置は、共通のかごを昇降させる第1及び第2巻上機と、該第1、第2巻上機をそれぞれ駆動する第1、第2モータと、第1、第2モータの駆動をそれぞれ制御すると共に、第1演算周期にて演算する第1演算部、第1演算速度よりも遅い第2演算周期により演算する第2演算部を有する第1、第2駆動制御ユニットと、第1、第2駆動制御ユニットへかごの運行に必要な情報を生成すると共に、伝送する運行制御ユニットとを備えたエレベータであって、かごの運行に必要な情報を生成すると共に、発生する運行制御ユニットから第1、第2駆動制御ユニットに通信パケットの容量を増大することなく、通信時間を抑制することが困難であるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、共通のかごを昇降させる第1、第2巻上機をそれぞれ駆動する第1、第2モータとを備えたエレベータにおいて、運行制御ユニットから第1、第2駆動制御ユニットに通信パケットの容量を増大することなく、通信時間を抑制できるエレベータの制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るエレベータの制御装置は、共通のかごを昇降させる第1、第2巻上機をそれぞれ駆動する第1、第2モータと、前記第1,第2モータの駆動をそれぞれ制御すると共に、第1演算周期にて演算する第1,第2高速演算部、前記第1演算周期よりも遅い第2演算周期により演算する第1,第2低速演算部を有する1、第2駆動制御ユニットと、前記第1、第2駆動制御ユニットへ前記かごの運行に必要な情報を生成すると共に、伝送する運行制御ユニットとを備えたエレベータの制御装置であって、シリアル通信により前記運行制御ユニットと前記第1及び第2駆動制御ユニットとの間で通信周期に基づいて情報を伝送する通信手段とを備え、前記通信手段は、前記運行制御ユニットから前記第1及び第2駆動制御ユニットへ前記第1,第2モータを駆動制御するための第1情報を通信パケットとして前記通信周期毎に送信し、前記運行制御ユニットから前記第1及び第2駆動制御ユニットへ前記第1情報を除く前記かごの運行に必要な第2情報を前記通信パケットとして複数の前記通信周期により送信すると共に、第1通信周期にて前記第1駆動制御ユニットに前記第2情報を送信し、前記第1通信周期の次の第2通信周期にて前記第2情報を前記第2駆動制御ユニットに送信する、ことを特徴とするものである。
第2の発明に係るエレベータの制御装置における第1,第2高速演算部は、通信周期毎に第1情報による指令に基づいて演算を実行し、第1,第2低速演算部は、複数の通信周期毎に第2情報をによる指令に基づいて演算を実行する、ことが好ましい。
これにより、第1,第2高速演算部が第1情報を実行し、第1,第2低速演算部が第2情報を実行するので、情報の性質に応じて迅速に演算を実行できる。
第3の発明に係るエレベータの制御装置における通信手段は、第1通信周期において、第1駆動制御ユニットから運行制御ユニットに第1モータの制御状態信号を有する第3情報を通信パケットとして返信し、第2通信周期において、第2駆動制御ユニットから運行制御ユニットに第2モータの制御状態信号を有する第4情報を通信パケットとして返信する、ことが好ましい。
これにより、高速演算周期により第1又は第2モータの制御状態信号が運行制御ユニットに返信されるので、迅速に第1,第2モータの制御状態を監視することができる。
第4の発明に係るエレベータの制御装置における第1情報は、第1及び第2モータの速度指令信号、第1モータと第2モータとの協調を取るための協調指令信号、エレベータの異常を検出した異常信号を有しており、第2情報は、第1及び第2モータのシーケンス指令信号を有している、ことが好ましい。
これにより、高速演算周期により第1又は第2モータの制御状態信号が運行制御ユニットに返信されるので、迅速に第1,第2モータの制御状態を監視することができる。
第5の発明に係るエレベータの制御装置は、通信手段の通信異常を監視して通信異常を検知すると、通信異常信号を発生する異常検出手段と、通信異常信号に基づいて前記かごを停止する停止手段とを、備えることがことが好ましい。
これにより、異常検出手段が通信異常を検知すると、通信異常信号を発生し、停止手段が通信異常信号に基づいてかごを停止するので、通信異常が生じてもエレベータの安全が確保される。
本発明によれば、第1、第2巻上機をそれぞれ駆動する第1、第2モータとを備えたエレベータにおいて、運行制御ユニットから第1、第2駆動制御ユニットに通信パケットの容量を増大することなく、通信時間を抑制できる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図、図2は図1に示すエレベータの制御装置の内部構成図、図3は図1に示す送信用の通信パケットの構成図(a)、返信用の通信パケットの構成図(b)である。
図1において、エレベータは、かご5を昇降させる駆動装置10と、該駆動装置10を動作させる制御装置30とを有している。
駆動装置10は、共通のかご5を昇降させる第1及び第2巻上機11,12を有している。第1,第2巻上機11,12のそれぞれの第1シーブ11s,第2シーブ12sの溝には、それぞれ第1,第2ロープ15,17が掛けられ第1そらせ車21,第2そらせ車22を介して第1,第2ロープ15,17の一端に錘25が連結固定され、第1,第2ロープ15,17の他端にかご5が連結固定されている。
制御装置30は、該第1、第2巻上機11,12をそれぞれ駆動する第1、第2モータ71,72と、第1、第2モータ71,72を拘束・開放する第1、第2ブレーキ81,82と、かご5の運行に必要な第1及び第2情報を生成すると共に、該第1及び第2情報を送信用パケット200により送信する運行制御ユニット31と、該送信用パケット200により第1、第2モータ71,72をそれぞれ駆動制御すると共に、返信用パケット300を生成して運行制御ユニット31に返信する第1、第2駆動制御ユニット50,60と、通信異常信号に基づいてかご5を停止する停止手段として緊急停止回路100とを備え、運行制御ユニット31と第1、第2駆動制御ユニット50,60とがシリアル通信により一定の通信周期により運行制御ユニット31から送信用パケット200を送信すると共に、第1、第2駆動制御ユニット50,60から返信用パケット300を返信するように主通信線40により接続されている。
また、緊急停止回路100と運行制御ユニット31,第1、第2駆動制御ユニット50,60とが非常通信線90により接続されている。
第1、第2駆動制御ユニット50,60には、上記通信周期と同一の第1演算周期にて上記第1情報を実行する第1,第2高速演算部56,66と、第1演算周期よりも遅い第2演算周期により上記第2情報を実行する第1,第2低速演算部58,68とを有している。ここで、低速演算周期は、高速演算周期の10倍の周期を有している。
図2において、運行制御ユニット31には、上記高速演算周期と同一の演算周期を有すると共に、第1情報を生成する高速演算部33と、第1、第2モータ71,72及び第1、第2ブレーキ81,82への給電許可などを制御するシーケンス指令信号としての第2情報を生成すると共に、上記低速演算周期と同一の演算周期を有する低速演算部35と、第1、第2駆動制御ユニット50,60との通信を制御する通信コントローラ37と、通信対象の第1、第2駆動制御ユニット50,60のそれぞれのIDを登録したIDリスト39を備えている。
高速演算部33には、指令信号を高速演算周期で生成するもので、かご5の運行情報の管理をすると共に、第1,第2モータ71,72の速度指令信号を生成する運行制御部33aと、第1、第2モータ71,72を協調駆動するための協調指令信号を生成する協調制御部33bと、エレベータの異常検出から緊急停止までの一連の処理を成す安全指令信号を生成する安全回路33cとを備え、同時に、上記指令信号を第1、第2駆動制御ユニット50,60に送信されるように形成されている。
ここで、上記第1情報はモータ制御指令信号、協調指令信号、安全指令信号をいう。
低速演算部35は、低速演算周期により第1及び第2モータ71,72の給電指令信号、第1及び第2ブレーキ71,72の拘束・開放指令信号等の第2情報としてのシーケンス指令信号を生成すると共に、第1、第2駆動制御ユニット50,60へ送信するように形成されている。通信コントローラ37には、通信情報を記憶するメモリ37aと、通信系の異常を検出する異常検出部37bと、通信先又は通信元を識別するID識別部37cとから成っている。
第2駆動制御ユニット50,60には、運行制御ユニット31との通信を制御する第1,第2通信コントローラ52,62と、第1,第2高速演算部56,66と、第1,第2低速演算部58,68とを備えている。第1,第2通信コントローラ52,62には、第1及び第2情報を記憶する第1,第2メモリ52a,62aと、通信系の異常を検出する第1,第2異常検出部52b,62bと、通信先または通信元を識別する第1,第2ID識別部52c,62cとを有している。
第1,第2ID識別部52c,62cは、それぞれ固有のIDを有する第1,第2ユニットID54,64に接続されている。
第1,第2高速演算部56,66は、第1,第2速度指令信号によりそれぞれ第1,第2モータ71,72を駆動制御する第1,第2モータ制御部56a,66aと、上記安全信号により緊急停止までの処理を成すと共に、エレベータの異常検出等の安全情報を生成する第1,第2安全回路56b,66bとを備えている。
第1、第2低速演算部58,68は、上記シーケンス信号により第1,第2モータ71,72等の給電許可をすると共に、第1,第2モータ71,72等の各種状態信号を生成するように形成されている。
第1,第2モータ制御部56a,66aは、第1,第2モータ71,72の駆動制御に高速な応答が要求され、第1,第2安全回路56b,66bも第1,第2モータ71,72の駆動制御状態の監視が要求されるため、第1,第2低速演算部58,68よりも高速周期の演算になっている。
第1,第2モータ制御部56a,66a、第1,第2安全回路56b,66bは、それぞれ各処理の先頭で運行制御ユニット31からの速度指令信号、協調指令信号、安全情報信号を必要とするので、高速演算周期に毎回、運行制御ユニット31との通信をするように形成されており、第1,第2低速演算部58,68は、低速演算周期によりシーケンス指令信号を実行するように形成されている。
図3において、通信パケットは、送信用パケット200と返信用パケット300とを有しており、送信用パケット200は、運行制御ユニット31から第1,第2駆動制御ユニット50,60へ送信するもので、返信用パケット300は、第1,第2駆動制御ユニット50,60から運行制御ユニット31へ返信するものである。
図3(a)において、送信用パケット200には、通信先の第1又は第2駆動制御ユニット50,60を指定する送信先ID201と、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2高速演算部56,66にて演算される処理の要求情報を格納するセグメントSAと、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2低速演算部58,68にて演算される処理の要求情報で、送信先IDにより指定した第1又は第2駆動制御ユニット50,60に対する情報のみを格納するセグメントSBと、送信内容の正当性チェックおよび誤り訂正に用いる誤り訂正情報225とから成っている。
セグメントSAは、運行制御ユニット31の運行制御部33a,協調制御部33bから第1,第2駆動制御ユニット50,60へ送信する第1,第2速度指令信号203,209、第1,第2協調指令信号205,211と、運行制御ユニット31の安全回路33cから第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2安全回路58,68へ出力する第1,第2安全情報207,213とから成っている。
セグメントSBは、運行制御ユニット31の低速演算部35から第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2低速演算部58,68へシーケンス指令信号を送信するもので、例えば、第1又は第2駆動制御ユニット50,60により実行する一つのシーケンス制御が要求する多数のシーケンス指令信号を、5分割して送信して通信周期毎に5回送信するように形成されている。そして、第1,第2駆動制御ユニット50,60と二つあるので、運行制御ユニット31から高速演算周期の10回分の送信を実行するように形成されている。
このように、全体のシーケンス指令信号を5分割して5回送信するのは、送信パケット200の容量を小さくして通信時間を短縮するためである。
このため、セグメントSBは、5分割された情報の分割番号を識別するページ番号221と、シーケンス指令信号223とから成っている。
図3(b)において、返信用パケット300は、通信元の第1,第2駆動制御ユニット50,60を識別する通信元ID301と、運行制御ユニット31の高速演算部33が演算する処理の要求情報を格納するセグメントRAと、運行制御ユニット31の低速演算部35にて演算される処理の要求情報を格納するセグメントRBと、返信用パケット300の内容の正当性チェックおよび誤り訂正に用いる誤り訂正情報325とから成っている。
セグメントRAは、通信元IDによって識別される第1,第2駆動制御ユニット50,60から運行制御ユニット31に対して返信される情報のみを格納し、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2モータ制御部56a,66aおよび第1,第2安全回路56b,66bから運行制御ユニット31の運行制御部33a,安全回路33cへ返信する制御状態情報303と安全情報305とから成っている。
セグメントRBは、通信元ID50によって識別される第1,第2駆動制御ユニット50,60から運行制御ユニット31へ返信する情報のみを格納し、送信パケット200のセグメントSBと同様に、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2低速演算部58,68から運行制御ユニット31の低速演算部35へ返信する情報をページ分割した各種状態信号323と、分割された情報を識別するページ番号321とから成っている。
上記のように構成されたエレベータの制御装置の動作を図1から図5を参照して説明する。図4はエレベータの制御装置の動作を示すタイムチャート、図5は図1によるエレベータの制御装置の緊急動作を示すフローチャートである。
<通常時の概略動作>
まず、運行制御ユニット31は送信用パケット200を生成して第1,第2駆動制御ユニット50,60に送信し、第1,第2駆動制御ユニット50,60は、第1,第2高速演算部56,66が送信パケット200のセグメントSA1,SA2の処理を実行した後、第1,第2低速演算部58,68が前回の低速演周期で取得したセグメントSB1-p1〜p5,SB2-p1〜p5の処理を実行して前回の高速演算により生成された返信用パケット300を運行制御ユニット31へ返信する。
<通常時の詳細動作>
図4に示す最初の通信周期(時間TL〜TL+TH)では、運行制御ユニット31は送信用パケット200を第1,第2駆動制御ユニット50,60へ送信する(セグメントSA1,SA2,SB1-p1)。この送信用パケット200は、送信先ID201に第1駆動制御ユニット50を指定し、セグメントSAには第1,第2駆動制御ユニット50,60に対する第1,第2制御指令信号203,209、第1,第2協調指令信号205,211、第1,第2安全情報207,213を格納し、セグメントSB1には第1駆動制御ユニット50に送信する指令信号を5ページに分割した最初の1ページ目のシーケンス指令信号223(SB1−p1)、1ページ番号221を格納すると共に、誤り訂正情報225が付加されている。
なお、通信周期TLの最初では、前回の高速演算周期(通信周期)により送信されたセグメントSA1,SA2、前回の低速演算周期により送信されたセグメントSB1−p1〜p5(1〜5ページ分のSB1),SB2−p1〜p5(1〜5ページ分のSB2)が第1,第2メモリ52a,62aにそれぞれ記憶されている。
次に、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2通信コントローラ52,62が送信用パケット200のセグメントSA1,SB1-p1と、セグメントSA2をそれぞれ受信し、第1メモリ52aにセグメントSB1-p1を記憶する。すなわち、第1,第2駆動制御ユニット50,60は、送信用パケット200のセグメントSAに格納された第1,第2制御指令信号203,209、第1,第2協調指令信号205,211、第1,第2安全情報207,213について各情報が格納されている場所を指定して取得する。
つまり、第1通信コントローラ52は、第1ID識別部52cが送信先ID201によって第1ユニットID54との一致を確認してから、セグメントSB1の情報を第1メモリ52aに記憶する。
第2通信コントローラ62は、第2ID識別部62cが送信先ID201によって第1ユニットID54との不一致を確認してから、セグメントSB1の情報を破棄する。
図4に示す最初の周期(時間TL〜TL+TH)では、第1高速演算部56が前回の高速演算周期により第1メモリ52aに記憶されたセグメントSAの情報により高速演算を実行する。この高速演算を実行した後、第1,第2低速演算部58,68がセグメントSB1−p1〜p5,SB2−p1〜p5の内容により低速演算を実行する。
なお、高速演算は、通信周期と同一の周期内で演算が実行され、低速演算は、通信周期の10倍の周期内で演算が実行される。
さらに、第1駆動制御ユニット50の第1通信コントローラ52は、受信完了を確認すると、前回の高速演算周期により生成された返信用パケット300を用い、該返信用パケット300を運行制御ユニット31に返信する(セグメントRA1,RB-p1)。
すなわち、返信用パケット300は、通信元IDに第1駆動制御ユニット31を指定し、セグメントRA1に第1駆動制御ユニット31の制御状態情報303,安全情報305を格納し、セグメントRB1に第1駆動制御ユニット31の状態信号を5ページ分割した最初の1ページ目の各種状態信号323を格納し、誤り訂正情報325が付加されている。これで、高速演算の一周期の処理が終了する。
次の周期(時間TL+TH〜TL+2TH)では、運行制御ユニット31は、第2駆動制御ユニット60を通信先に指定して上記のように作成した送信用パケット200を第1,第2駆動制御ユニット50,60へ送信する(セグメントSA1,SA2,SB2-p1)。
そして、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2通信コントローラ52,62が送信用パケット200のセグメントSA1,SB2-p1と、セグメントSA2をそれぞれ受信し、第2メモリ62aにセグメントSB2-p1を記憶する。
なお、第1メモリ52aには、前回の高速演算周期により取得したセグメントSB1が記憶されている。
第1,第2高速演算部56,66は、入力された前回の通信周期により第1,第2メモリ52a,62aに記憶されたセグメントSA1,SA2の情報を用いて該情報を高速演算によりそれぞれ実行する。第1,第2低速演算部58,68は、上記高速演算を実行した後、余りの時間を用いてセグメントSBの情報により低速演算を実行する。
さらに、第2駆動制御ユニット60の第1通信コントローラ62は、受信完了を確認すると、前回の高速演算周期により生成された返信用パケット300を用い、該返信用パケット300を運行制御ユニット31に返信する(セグメントRA2,RB-p1)。これにより、この周期の処理が終了する。
10周期目(時間TL+9TH〜2TL)では、運行制御ユニット31は送信用パケット200を第1,第2駆動制御ユニット50,60へ送信する(セグメントSA1,SA2,SB2-p5)。
次に、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2通信コントローラ52,62が送信用パケット200のセグメントSA1と、セグメントSA2,SB2-p5をそれぞれ受信し、第2メモリ62aにセグメントSB2-p5を記憶する。
第1,第2通信コントローラ52,62の第1メモリ52a,62aにそれぞれセグメントSB1-p1〜p5, SB2-p1〜p5が記憶される。
このため、次の演算周期(時間2TL)では、第1,第2駆動制御ユニット50,60の第1,第2低速演算部58,68が揃った各種信号情報を用いて処理する。
<緊急時の動作>
図2に示す各制御ユニット31,50,60の異常検出部37b,52b,62bは、パリティエラー、フレーミングエラー、オーバーランエラーが発生したり、送信用パケット200又は返信用パケット300の誤り訂正情報225,325と該パケット200,300の内容が整合しなかったり、通信間隔を計測するタイマにより通信相手から所定の時間内に正常なパケット200,300が受信できなかったりすると、通信異常を検出する(ステップS101)。
異常検出部37b,52b,62bは通信異常を検出すると、通信異常カウンタをカウントアップする(ステップS103)。通信異常カウンタが基準回数を超えると、運行制御ユニット31の通信コントローラ37は、第1駆動制御ユニット50との通信で通信異常を検出すると、第2駆動制御ユニット60へ通信異常を通知すると共に、緊急停止回路100に停止信号を出力してかご5を停止する。
上記実施形態のエレベータの制御装置は、共通のかご5を昇降させる第1、第2巻上機11,12をそれぞれ駆動する第1、第2モータ71,72と、第1、第2モータ71,72の駆動をそれぞれ制御すると共に、高速演算周期にて演算する第1,第2高速演算部56,66、高速演算周期よりも遅い低速演算周期により演算する第1,第2低速演算部58,68を有する1、第2駆動制御ユニット50,60と、第1、第2駆動制御ユニット50,60へかご5の運行に必要な第1及び第2情報を生成すると共に、伝送する運行制御ユニット31とを備えたエレベータの制御装置であって、シリアル通信により運行制御ユニット31と第1及び第2駆動制御ユニット50,60との間で通信周期に基づいて情報を伝送する通信コントローラ37,52,62などを備え、通信コントローラ37,52,62などは、運行制御ユニット31から第1及び第2駆動制御ユニット50,60へ第1及び第2モータ71,72を駆動制御するための第1情報を送信用パケット200として通信周期毎に送信し、通信コントローラ37を利用して運行制御ユニット31から第1及び第2駆動制御ユニット50,60へ第2情報を送信用パケット200として複数の通信周期により送信すると共に、第1通信周期にて第1駆動制御ユニット50に第2情報を送信し、第1通信周期の次の通信周期となる第2通信周期にて第2情報を第2駆動制御ユニット60に送信するものである。
これにより、共通のかご5を昇降させる第1、第2巻上機11,12をそれぞれ駆動する第1、第2モータ71,72とを備えたエレベータにおいて、運行制御ユニット31から第1、第2駆動制御ユニット50,60に通信パケットの容量を増大することなく、通信時間を抑制することができる。
上記実施形態のエレベータの制御装置は、第1,第2高速演算部56,66は、通信周期毎に第1情報を実行し、第1,第2低速演算部58,68は、複数の通信周期毎に第2情報を実行することが好ましい。
これにより、第1,第2高速演算部56,66が第1情報を実行し、第1,第2低速演算部58,68が第2情報を実行するので、情報の性質に応じて迅速に演算を実行できる。
上記実施形態のエレベータの制御装置における通信コントローラは、第1通信周期において、第1駆動制御ユニット50から運行制御ユニット31に第1モータ71の制御状態信号を有する第3情報を返信パケット300として返信し、第2通信周期において、第2駆動制御ユニット60から運行制御ユニット31に第2モータ72の制御状態信号を有する第4情報を返信パケット300として返信するものである。
これにより、高速演算周期により第1又は第2モータ71,72の制御状態信号が運行制御ユニット31に返信されるので、迅速に第1,第2モータ71,72の制御状態を監視することができる。
上記実施形態のエレベータの制御装置における第1情報は、第1及び第2モータ71,72の速度指令信号、第1及び第2モータ71,72どうしの協調を取るための協調指令信号、エレベータの異常を検出した異常信号を有しており、第2情報は、第1及び第2モータのシーケンス指令信号を有している、ことが好ましい。
これにより、速応性を有する第1及び第2モータ71,72の速度制御を高速演算周期で実行でき、比較的速応性を有しない第1及び第2モータのシーケンス指令信号を低速演算周期で実行することができる。
上記実施形態のエレベータの制御装置は、通信コントローラ37,52,62などの通信異常を監視して通信異常を検知すると、通信異常信号を発生する異常検出部37b,52b,62bと、通信異常信号に基づいてかご5を停止する緊急停止回路100と、を備えることが好ましい。
これにより、異常検出部37b,52b,62bが通信異常を検知すると、通信異常信号を発生し、緊急停止回路100が通信異常信号に基づいてかご5を停止するので、通信異常が生じてもエレベータの安全が確保される。
本発明は、エレベータの制御装置に適用できる。
本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図である。 図1に示すエレベータの制御装置の内部構成図である。 図1に示す送信用の通信パケットの構成図(a)、返信用の通信パケットの構成図(b)である。 図1によるエレベータの制御装置の動作を示すタイムチャートである。 図1によるエレベータの制御装置の緊急動作を示すフローチャートである。
符号の説明
5 かご、11 第1巻上機、第12 第2巻上機、30 制御装置、31 運行制御ユニット、37b 異常検出部、50 第1駆動制御ユニット、56 第1高速演算部、58 第1低速演算部、60 第2駆動制御ユニット、66 第2高速演算部、68 第2低速演算部、71 第1モータ、72 第2モータ、100 緊急停止回路。

Claims (5)

  1. 共通のかごを昇降させる第1、第2巻上機をそれぞれ駆動する第1、第2モータと、前記第1,第2モータの駆動をそれぞれ制御すると共に、第1演算周期にて演算する第1,第2高速演算部、前記第1演算周期よりも遅い第2演算周期により演算する第1,第2低速演算部を有する1、第2駆動制御ユニットと、前記第1、第2駆動制御ユニットへ前記かごの運行に必要な情報を生成すると共に、伝送する運行制御ユニットとを備えたエレベータの制御装置であって、
    シリアル通信により前記運行制御ユニットと前記第1及び第2駆動制御ユニットとの間で通信周期に基づいて情報を伝送する通信手段とを備え
    前記通信手段は、前記運行制御ユニットから前記第1及び第2駆動制御ユニットへ前記第1,第2モータを駆動制御するための第1情報を通信パケットとして前記通信周期毎に送信し、
    前記運行制御ユニットから前記第1及び第2駆動制御ユニットへ前記第1情報を除く前記かごの運行に必要な第2情報を前記通信パケットとして複数の前記通信周期により送信すると共に、第1通信周期にて前記第1駆動制御ユニットに前記第2情報を送信し、前記第1通信周期の次の第2通信周期にて前記第2情報を前記第2駆動制御ユニットに送信する、
    ことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 前記第1,第2高速演算部は、前記通信周期毎に前記第1情報による指令に基づいて演算を実行し、
    前記第1,第2低速演算部は、複数の前記通信周期毎に第2情報をによる指令に基づいて実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 前記通信手段は、前記第1通信周期において、前記第1駆動制御ユニットから前記運行制御ユニットに前記第1モータの制御状態信号を有する第3情報を通信パケットとして返信し、
    前記第2通信周期において、前記第2駆動制御ユニットから前記運行制御ユニットに前記第2モータの制御状態信号を有する第4情報を通信パケットとして返信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記第1情報は、前記第1及び第2モータの速度指令信号、前記第1モータと前記第2モータとの協調を取るための協調指令信号、前記エレベータの異常を検出した異常信号を有しており、
    前記第2情報は、前記第1及び第2モータのシーケンス指令信号を有している、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに一つに記載のエレベータの制御装置。
  5. 前記通信手段の通信異常を監視して前記通信異常を検知すると、通信異常信号を発生する異常検出手段と、
    前記通信異常信号に基づいて前記かごを停止する停止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れかに一つに記載のエレベータの制御装置。
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