JP6274436B2 - 二重化制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、複数のCPUの内、一つのCPUを稼働系、残りのCPUを待機系として運転する二重化制御システムに係り、特には、そのデータ等化および系切替の確実性を向上させるための技術に関するものである。
従来、この種の二重化制御システムでは、複数のCPUの内、一つのCPUを稼働系、残りのCPUを待機系として運転し、稼働系のCPUが故障等の不具合が生じたときには、これに代わって待機系の内の一つのCPUが稼働系となり、この新たに稼働系となったCPUが引き継いで運転継続することでシステムの安全性、信頼性を確保するようにしている。
ところで、このような二重化制御システムにおける従来技術では、CPUの間の伝送路が故障した場合の対策のために、他の伝送路から通信を可能にするために、各CPUの稼働又は待機状態や故障の有無などを示すトラッキング信号を送受信させることができるトラッキング用伝送路と、各CPUの演算情報を伝送する制御用伝送路とをそれぞれ設け、トラッキング伝送路を介してトラッキング信号を受信できない場合に、制御用伝送路を介して他系にトラッキング信号を送信することで、系切替を正常に行うようにしたものがある(例えば下記の特許文献1参照)。
特開2013−152631号公報
上記のように、特許文献1に記載の従来技術では、CPU間の状態を送受信するトラッキング用伝送路が使用不可となった場合に、CPUの演算情報を伝送している制御用伝送路を使用している。
しかし、このような構成では、トラッキング用伝送路が使用不可になると、制御用伝送路において演算情報に加えてトラッキング信号も送受信されるため、送受信するデータの量が増加する結果、競合が発生する可能性がある。そして、制御用伝送路に競合が発生すると、CPUの状態データの送受信に遅延等が発生する可能性があり、双方のCPUのデータ等化および稼働系と待機系の系切替が正しくできなくなる可能性がある。
また、従来技術では、一つのCPU当たりにつき、トラッキング用伝送路と制御用伝送路の2つの伝送路が必要である。しかも、トラッキング信号を制御用伝送路を介して他系のCPUに送信するための伝送路切替部を個々のCPUに設ける必要があり、システム全体として、ハードウェア量が増加し、余分なコストアップを招来する。
この発明は、複数台のCPUを備え、その内の1台のCPUを稼働系、残りのCPUを待機系として動作する二重化制御システムにおいて、各々のCPUにおける運転状態を監視して稼働系のCPUが故障の場合に各CPUに系切替を指示する系切替制御装置を備え、上記系切替制御装置と各CPUとの間は、系切替を目的としたデータ伝送と、各CPUの互いのデータ等化を目的としたデータ伝送とを兼用する単一の伝送路で接続されており、かつ、データ伝送の通信制御方式としてポーリング制御方式が採用されていることを特徴としている。
この発明によれば、CPUを含む各装置間の接続に単一の伝送路を使用するが、その場合にポーリング方式を採用しているので、データの競合が発生するのを防ぐことができる。このため、稼働系と待機系の両系のCPUのデータ等化の確実性を従来よりも高めることができる。
また、一つのCPU当たり1つの伝送路があればよく、しかも、各CPUの稼働又は待機の状態の切替指示は、CPU外部の専用の系切替制御装置に一任する構成なので、従来のように伝送路切替部を個々のCPUについて設ける必要がなく、システム全体としてコストダウンを図ることができる。
この発明の実施の形態1における二重化制御システムの構成図である。 この発明の実施の形態1において、各CPUと系切替制御装置から送信される各データを示す説明図である。 この発明の実施の形態2における二重化制御システムの構成図である。 この発明の実施の形態3における二重化制御システムの構成図である。 この発明の実施の形態4における二重化制御システムの構成図である。 この発明の実施の形態5における二重化制御システムの構成図である。
以下の各実施の形態における二重化制御システムでは、発明の理解を容易にするために、2台のCPUを備え、一方のCPUを稼働系、他方のCPUを待機系として運転する場合について説明する。ただし、この発明は、これに限らず、複数のCPUの内、一つのCPUを稼働系、残りのCPUを待機系として運転する場合でも適用可能である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における二重化制御システムの構成図である。
この実施の形態1の二重化制御システムは、稼働系と待機系の各々のCPU1、2に対する運転状態を監視して各CPU1、2に系切替を指示する系切替制御装置3を備えている。
稼働系のCPU1と系切替制御装置3との間は、単一の伝送路12と各インタフェース11、31を介して、接続されてデータの送受信が行われる。また、待機系のCPU2と系切替制御装置3との間は、単一の伝送路22と各インタフェース21、32を介して、接続されてデータの送受信が行われる。そして、上記それぞれのデータ伝送の通信制御方式として、ポーリング制御方式が採用されている。その際、送受信するデータの種類とタイミングをポーリング周期毎に予め決定しておき、それに従って送受信する。
ここで、各伝送路12、22上に送受信されるデータは、状態データ41、42と切替指示51、52とがある。ここに、状態データ41、42は、各CPU1、2から伝送路12、22を介して送受信されるものであって、現在の各CPU1、2の稼働又は待機の状態を示すステータス情報、各CPU1、2が互いに同一内容のデータを共有するためのデータ等化を目的とした等化用データ、各CPU1、2の自らの故障の有無を示す故障情報が含まれる。また、切替指示51、52は、系切替制御装置3から伝送路12、22を介して各CPU1、2に対して系切替、すなわち稼働系のCPU1の動作を停止して待機系のCPU2を稼働系に切り替える指示を行う信号である。
系切替制御装置3は、CPU切替制御部5を備えている。このCPU切替制御部5は、稼働系と待機系の両CPU1、2の一方から送信された状態データ41、42を他方のCPUに転送するとともに、各CPU1、2の状態データ41、42と自身の保持している判定用状態データとに基づいて各CPU1、2の現在の状態を判定した上で上記の切替指示51、52を伝送路12、22を介して各CPU1、2に向けて出力するものである。
次に動作について説明する。
稼働系のCPU1から送信された状態データ41は、伝送路12を介して系切替制御装置3のCPU切替制御部5に送信され、さらにCPU切替制御部5から伝送路22を介して待機系のCPU2に送信される。また、これと同じタイミングで待機系のCPU21から送信された状態データ42は、伝送路22を介して系切替制御装置3のCPU切替制御部5に送信され、さらにCPU切替制御部5から伝送路12を介して稼働系のCPU1に送信される。
系切替制御装置3のCPU切替制御部5は、稼働系のCPU1から受信した状態データ41と、待機系のCPU2から受信した状態データ42、および内部に予め登録された判定用状態データとを比較する。この場合の判定用状態データは、稼働系のCPU1が正常動作している際に、CPU切替制御部5の図示しない内部レジスタ等に予め登録されるデータであり、一方のCPU1は稼働系で故障なし、他方のCPU2は待機系であるという内容を示すデータである。
いま、稼働系のCPU1が正常動作している場合、稼働系のCPU1から受信したち状態データ41に含まれる故障情報は故障無しであり、また現在のステータス情報は稼働系を示す。一方、待機系のCPU2から受信した状態データ42に含まれるステータス情報は待機系を示す。したがって、各CPU1、2からの状態データ41、42とCPU切替制御部5の内部レジスタに予め登録された判定用状態データと比較した場合、両データが一致するので、CPU切替制御部5は切替指示51、52は出力せず、よって、各CPU1、2は現状の状態を維持する。
稼働系のCPU1に故障が生じた場合、稼働系のCPU1から受信した状態データ41に含まれる故障情報は故障有りであり、また現在のステータス情報は稼働系を示す。一方、待機系のCPU2から受信した状態データ42に含まれるステータス情報は待機系を示す。したがって、各CPU1、2からの状態データ41、42とCPU切替制御部5の内部レジスタに予め登録された判定用状態データと比較した場合、両データは不一致となるので、CPU切替制御部5は、切替指示51、52を各伝送路12、22を介して各CPU1、2に送信する。これにより、稼働系のCPU1の動作が停止され、また待機系のCPU2が稼働系に切り替わる。
一例として、稼働系と待機系の各CPU1、2のポーリング周期ごとの通信動作について、図2を用いて説明する。
まず、ポーリング周期の最初に、稼働系と待機系の各CPU1、2は伝送路12、22を用いてCPU切替制御部5に対して状態データ41、42を送信する(図2(a))。CPU切替制御部5は、前述した自身の保持している判定用状態データと各CPU1、2の状態データ41、42とに基づいて各CPU1、2の現在の状態を判定し、切替指示の要否を決定する。そして、次のポーリング周期になると、CPU切替制御部5は、伝送路22を介して待機系CPU2に、また、伝送路12を介して稼働系のCPU1にそれぞれ状態データ41、42を送信することになるが、その際、系切替が必要な場合には状態データに切替指示51、52のデータを付加して送信する(図2(b))。
以上のように、この実施の形態1では、各CPU1、2間の状態データ41、42の送受信にポーリング方式を採用し、ポーリング周期毎に送信するデータの種類とタイミングを予め決定しておき、それに従って送受信を行うので、データの競合が発生するのを防ぐことができる。このため、状態データ41、42の送受信による各CPU1、2間のデータ等化、および各CPU1、2に対する切替指示51、52による系切替を従来よりも確実に実施することが可能となる。
また、CPU1、2と系切替制御装置3間の接続に単一の伝送路12、22を使用し、しかも、各CPU1、2の稼働又は待機の各状態の切替指示51、52は、CPU1、2の外部の専用の系切替制御装置3に一任する構成なので、従来のように伝送路切替制御部を個々のCPUについて設ける必要がなく、システム全体としてコストダウンを図ることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2における二重化制御システムの構成図であり、図1に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態2の特徴は、系切替制御装置3の内部に、受信した状態データ41、42を比較して一致又は不一致を判定する専用の判定部6が追加して設けられていることである。
すなわち、この判定部6は、稼働系のCPU1から送信されて待機系のCPU2で転送される状態データ41と、待機系のCPU2から送信されて稼働系のCPU1で転送される状態データ42とを共に受信し、これらの受信した状態データ41、42を比較して一致又は不一致を判定し、その判定結果61、62を各々のCPU1、2に通知するものである。
その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
上記構成において、稼働系のCPU1は系切替制御装置3を介して待機系のCPU2に、また、待機系のCPU2は系切替制御装置3を介して稼働系のCPU1に、それぞれ状態データ41、42を送信する。そして、待機系のCPU2は、稼働系のCPU1から受信した状態データ41を系切替制御装置3の判定部6に転送する。同様に、稼働系のCPU1は、待機系のCPU2から受信した状態データ42を系切替制御装置3の判定部6に転送する。判定部6は、両CPU1、2から転送されてきた状態データ41、42を比較して一致又は不一致を判定し、その判定結果61、62を各CPU1、2に通知する。
稼働系のCPU1は、判定部6から通知された判定結果61が不一致を示している場合、その不一致の判定結果の回数をカウントとし、そのカウント値が予め設定されたしきい値を越えた場合には、系切替制御装置3のCPU切替制御部5に対して状態データ41を送信する際、故障情報を故障有りと変更して送信する。
その他の動作については、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態2では、系切替制御装置3の内部に、両系のCPU1、2が受信した状態データ41、42が一致しているか否かを確認する専用の判定部6を設けたので、各CPU1、2の受信した状態データ41、42が正しいことを確認でき、CPU1、2間のデータ等化の精度を実施の形態1の場合よりもさらに向上させることができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3における二重化制御システムの構成図であり、図3に示した実施の形態2と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態3の特徴は、系切替制御装置3内に送信データ指定部7が追加して設けられていることである。すなわち、この送信データ指定部7は、ポーリング周期が予め設定した複数回経過する毎に、各CPU1、2が送信する状態データの内の一部を指定して各CPU1、2に通知するものである。
その他の構成については、図3に示した実施の形態2と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
送信データ指定部7は、ポーリング周期が予め設定した複数回(例えば5周期分)経過する毎に、各CPU1、2が送信する状態データの内の一部(例えばステータス情報および故障情報)を指定するデータ指定信号71、72を稼働系と待機系の各CPU1、2に送信する。
このデータ指定信号71、72を受信した各CPU1、2は、これに応じて、状態データの内の指定された一部(この例ではステータス情報および故障情報)のみを各伝送路12、22から系切替制御装置3を介して他系CPU1、2に送信する。
その他の動作については、実施の形態2の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態3では、系切替制御装置3の内部にポーリング周期が予め設定した複数回経過する毎に、各CPU1、2が送信する状態データの内の一部を指定して各CPU1、2に通知する送信データ指定部7を設けたので、各CPU1、2は、これに応じて、状態データの内の一部だけを系切替制御装置3や他系のCPU2、1に送信するので、送信するデータ量を削減することができる。このため、各CPU1、2の負荷を軽減することが可能となる。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4における二重化制御システムの構成図であり、図4に示した実施の形態3と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
二重化制御システムでは、時刻の同期が重要となることが多い。そのため、この実施の形態4では、系切替制御装置3に対して、現在時刻を計測する時刻計測器8が接続されている。そして、系切替制御装置3は、この時刻計測器8で計測された時刻データをインタフェース33を介して取り込み、ポーリング周期ごとにその時刻データ81、82を状態データ41、42に付加して伝送路12、22を介して両系のCPU1、2に送信する。これにより、双方のCPU1、2で必要な時刻情報を共有することができる。
その他の構成、および動作については、図4に示した実施の形態3と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態4では、時刻計測器8で計測された現在時刻を示す時刻データ81、82を系切替制御装置3を介して各CPU1、2に送信することができる。このため、各CPU1、2に対して個別に時刻計測器を設けなくても、各CPU1、2で現在時刻を共有することができるので、安価にシステムを構成することができる。また、ポーリング伝送方式を持つ伝送路12、22を使用するため、時刻データ81、82の送信において定時性を保つことができる。
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5における二重化制御システムの構成図であり、図5に示した実施の形態4と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態5の特徴は、稼働系と待機系の各CPU1、2に時刻制御部14、24が、また、系切替制御装置3には時刻比較部9がそれぞれ追加して設けられていることである。
すなわち、時刻制御部14、24は、時刻計測器8から系切替制御装置3を介して通知される時刻データ81、82に基づいて内部時刻を制御するものである。また、時刻比較部9は、時刻計測器8で現在時刻を計測して得られる時刻データと、各CPU1、2の時刻制御部14、24から送信される時刻データとを共に受信して両者を比較することでその時間差を計測し、その計測結果を各時刻制御部14、24に通知するものである。
その他の構成については、図5に示した実施の形態4と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
上記構成において、系切替制御装置3は、この時刻計測器8で計測された時刻データをインタフェース33を介して取り込み、ポーリング周期ごとにその時刻データ81、82を状態データ41、42に付加して伝送路12、22を介して両系のCPU1、2に送信する。
各時刻制御部14、24は、この通知された時刻データ81、82に基づいて内部時刻を制御するとともに、ポーリング周期ごとに時刻制御部14、24で管理制御する時刻データ91、92を状態データ41、42に付加して伝送路12、22を介して時刻比較部9に送信する。
時刻比較部9は、時刻計測器8で現在時刻を計測して得られる時刻データと、各CPU1、2の時刻制御部14、24から送信された時刻データとを共に受信して両者を比較することでその時間差を算出する。そして、その算出結果である時間差データ96をインタフェース33、31、32および伝送路12、22を介して各時刻制御部14、24に通知する。
その他の動作については、実施の形態4の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態5では、各CPU1、2の時刻制御部14、24で管理制御する時刻データ91、92と時刻計測器8で得られる時刻データとの差分を時刻比較部9で求めて、その時間差データを各CPU1、2の時刻制御部14、24にフィードバックするので、各CPU1、2相互間の時刻のずれ等の調整を行える。このため、実施の形態4の場合よりも時刻の精度を更に向上させることができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態1〜5の構成のみに限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、各実施の形態1〜5の構成に変形を加えたり、構成の一部を省略することができる。また、各実施の形態1〜5を適宜組み合わせることが可能である。
1 稼働系のCPU、2 待機系のCPU、3 系切替制御装置、
5 CPU切替制御部、6 判定部、7 送信データ指定部、8 時刻計測器、
9 時刻比較部、12,22 伝送路、14,24 時刻制御部、
41,42 状態データ、51,52 切替指示。

Claims (6)

  1. 複数台のCPUを備え、その内の1台のCPUを稼働系、残りのCPUを待機系として動作する二重化制御システムにおいて、
    各々のCPUにおける運転状態を監視して稼働系のCPUが故障の場合に各CPUに系切替を指示する系切替制御装置を備え、上記系切替制御装置と各CPUとの間は、系切替を目的としたデータ伝送と、各CPUの互いのデータ等化を目的としたデータ伝送とを兼用する単一の伝送路で接続されており、かつ、データ伝送の通信制御方式としてポーリング制御方式が採用されていることを特徴とする二重化制御システム。
  2. 上記系切替制御装置は、稼働系と待機系の一方のCPUから送信された状態データを他方のCPUに転送するとともに、稼働系および待機系の各CPUから受信した状態データ、および内部に予め登録された判定用状態データとを比較し、各CPUから受信した上記状態データと上記判定用状態データとが不一致の場合に状態データを送信した各CPUに対して系切替を指示するCPU切替制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の二重化制御システム。
  3. 上記系切替制御装置は、稼働系のCPUから送信されて待機系のCPUで転送される状態データと、待機系のCPUから送信されて稼働系のCPUで転送される状態データとを比較して一致又は不一致を判定し、その判定結果を各々のCPUに通知する判定部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の二重化制御システム。
  4. 上記系切替制御装置には、稼働系と待機系の各CPUが送信する状態データの内の一部を指定して各CPUに通知する送信データ指定部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の二重化制御システム。
  5. 上記系切替制御装置に対して、現在時刻を計測する時刻計測器が接続され、上記系切替制御装置は、上記時刻計測器で計測される時刻データを上記伝送路を介して各CPUに通知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の二重化制御システム。
  6. 上記各CPUは、上記系切替制御装置から通知される上記時刻データに基づいて内部時刻を制御する時刻制御部を備える一方、上記系切替制御装置は、上記時刻制御部から送信される時刻データを受信して上記時刻計測器で計測される時刻データと比較することで両者の時間差を算出し、その算出結果を各々の上記時刻制御部に通知する時刻比較部を備えることを特徴とする請求項5に記載の二重化制御システム。
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