JP2009126632A - 円筒状物の転倒防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】転倒防止装置1は、倉庫に配列して保管される複数の円筒状物の転倒を防止する。倉庫の天井に取り付けられた第1レール2であって円筒状物の配列方向と並行に延びる第1レール溝2aを有する第1レール2と、それぞれが第1レール2と連結可能であり第1レール2を移動する一様な厚さと縦長状の平坦な面とを有する複数の可動板4と、それぞれが可動板4のそれぞれの天井の側に形成され第1レール溝2aの内部を案内される複数の可動板移動手段5と、を備える。可動板4のそれぞれの平坦な面は、これが配列方向と並行に配置されたときに、円筒状物の少なくとも一部に接触するように、第1レール2は天井に取り付けられている。
【選択図】図1
Description
本発明において、「倉庫」とは、ドラム缶等の円筒状物の保管を目的とする建造物又は建造物中の空間を指す。したがって、貯蔵庫、保管庫、資材倉庫等いずれの呼び方で呼ばれる建造物も含まれ、建造物内の貯蔵室、保管室、資材室などの部屋や空間も含まれる。
ドラム缶10は、内部に廃棄物を詰めた状態で倉庫に運ばれ、配列される。ドラム缶10は、垂直方向に最も多くて3段まで重ねられる。ドラム缶10は、200リットルが収容できる大きさで、外径が585mm以下(内径566プラスマイナス2mm)、高さが890プラスマイナス5mmの寸法である。ドラム缶の寸法はこれに限られず、いかなる寸法のドラム缶であってもよい。
図1及び図2に示すように、第1レール2は、ドラム缶10を配列する開始位置から、配列方向Xと並行して天井に各列ごとに配置される。即ち第1レール2と隣り合う第1レール2とは585mm以上の間隔を有する。可動板4の厚さが、第1レール2の幅を越える場合には、ドラム缶10の直径に、可動板4の厚さ方向の長さから第1レール2の幅方向の長さを引いた分の長さを加えた長さの間隔が必要となる。また、ドラム缶10を配置する位置がずれたときに調節するための剰余の間隔を100mm以下の範囲で含めてもよい。
図1及び図2に示すように、第1レール2と並行して第1並行レール8が配置される。ドラム缶10の配列に対して、ドラム缶10側に配置されるレールが第1レール2であり、ドラム缶がまだ配置されていない空いた空間側に配置されるレールが第1並行レール8である。第1並行レール8の形状や材質は第1レール2と同一であり、第1並行レール8は第1並行レール溝8aを有する。
可動板4は、第1レール2又は第1並行レール8の幅方向の長さと対応する同程度の長さの一様な厚さを有する。可動板4は、縦長状の平坦な面を有する。上述の通り、ドラム缶10が垂直方向に最も多くて3段重ねられることを考慮すると、可動板の長手方向の長さは1770mmよりも長く2685mmよりも短い。可動板の材質は、200リットル用ドラム缶に廃棄物が詰った状態で転倒した場合に、転倒を防止する程度の強度を必要とする。したがって、鉄や合金等、硬度の高い金属であることが好ましい。
図5に示すように、配列方向Xと直交する方向Yにおいて、倉庫の床面110側には第2レール3が配置される。第2レール3には、可動板4の重さを支持しつつ可動板4を移動可能に回転する車輪6が配置される。このような構成により、可動板4は第2レール3の車輪6上を滑り、ドラム缶10の配列の終端まで移動して、第1レール2又は第1並行レール8へ連結されるよう方向を転換することができる。又は、第1レール2又は第1並行レール8から移動してきた第1可動板4a又は第2可動板4bは、第2レール3と直交する付近で方向を転換し、第2レールの上の車輪に載って配列方向に直交する方向Yへ移動することができる。図2に示すように、第2レール3は、配列されるドラム缶10を両側から挟むように、配列方向Xと直交する方向Yに二本配置される。
第2実施形態における転倒防止装置は、第1実施形態と可動板4Aの構成が異なる。以下に述べる可動板4Aの構成の差異以外は、第1実施形態と同じである。
第3実施形態における転倒防止装置は、第1実施形態及び第2実施形態と可動板4Bの構成が異なる。以下に述べる可動板4Bの構成の差異以外は、第1実施形態及び第2実施形態と同じである。
第4実施形態における転倒防止装置は、第1実施形態と可動板4の構成が異なる。以下に述べる可動板4の構成の差異以外は、第1実施形態と同じである。
第5実施形態における転倒防止装置は、第2天井レールが形成される点が第1実施形態と異なる。以下に述べる第2天井レールの構成の差異以外は、第1実施形態と同じである。
2 第1レール
2a 第1レール溝
3 第2レール
3a 第2レール溝
4、4A、4B 可動板
4a 第1可動板
4b 第2可動板
4c 厚さ
4d 平坦な面
4e 底面
4f 凹部
4g 端面
5 可動板移動手段
6 車輪
7、71 屈曲手段
8 第1並行レール
8a 第1並行レール溝
10 ドラム缶
30 第2天井レール
30a 第2天井レール溝
41 第1可動板部
42 第1可動板部
43 可動板中間部
51 レール車輪
52 車輪シャフト
53 パイプ
54 方向転換シャフト
55 連結板
56 ねじ
57 溶接部
61 第1可動板移動部
62 第2可動板移動部
70 支持手段
71 収納凹部
72 支持凹部
73 蓋
100 天井
110 床面
Claims (6)
- 倉庫に配列して保管される複数の円筒状物の転倒を防止する転倒防止装置であって、
前記倉庫の天井に取り付けられた第1レールであって前記円筒状物の配列方向と並行に延びる第1レール溝を有する第1レールと、
それぞれが前記第1レールと連結可能であり前記第1レールを移動する一様な厚さと縦長状の平坦な面とを有する複数の可動板と、
それぞれが前記可動板のそれぞれの前記天井の側に形成され前記第1レール溝の内部を案内される複数の可動板移動手段と、を備え、
前記可動板のそれぞれの前記平坦な面は、これが前記配列方向と並行に配置されたときに、前記円筒状物の少なくとも一部に接触するように、前記第1レールは前記天井に取り付けられる転倒防止装置。 - 倉庫に配列して保管される複数の円筒状物の転倒を防止する転倒防止装置であって、
前記倉庫の天井に取り付けられた第1レールであって前記円筒状物の配列方向と並行に延びる第1レール溝を有する第1レールと、
前記第1レールと隣り合って互いに並行するように配置される第1並行レール溝を有する第1並行レールと、
それぞれが一様な厚さと縦長状の平坦な面とを備える複数の可動板であって前記第1レールと連結可能であり前記第1レール溝を移動する第1可動板と前記第1並行レールと連結可能であり前記第1並行レール溝を移動する第2可動板とを有する複数の可動板と、
それぞれが前記可動板のそれぞれの前記天井の側に形成される複数の可動板移動手段と、を備え、
前記第1可動板の前記平坦な面は、これが前記配列方向と並行に配置されたときに、前記円筒状物の少なくとも一部に接触するように、前記第1レールは前記天井に取り付けられる転倒防止装置。 - さらに、前記配列方向と直交する方向に延び、第2レール溝を有する第2レールを有し、
前記第2レール溝には、前記可動板を支持し移動可能に回転する車輪が配置され、
前記車輪は前記第2レール溝においてタイヤの回転を防止する停止手段を有し、
前記可動板は、これが移動する方向を前記配列方向又は前記配列方向に直交する方向いずれかの一方向から他方向へ変更して前記車輪の上を移動する請求項1に記載の転倒防止装置。 - さらに、前記配列方向と直交する方向に延び、第2レール溝を有する第2レールを有し、
前記第2レール溝には、前記可動板を支持し移動可能に回転する車輪が配置され、
前記車輪は前記第2レール溝においてタイヤの回転を防止する停止手段を有し、
前記第1可動板又は前記第2可動板は、これが移動する方向を前記配列方向又は前記配列方向に直交する方向いずれかの一方向から他方向へ変更して前記車輪の上を移動する請求項2に記載の転倒防止装置。 - 前記可動板移動手段は、前記天井の側において直線上に間隔を空けた二点に配置され、前記二点の間の長さは、前記円筒状物の半径に2の平方根を乗じて得られる長さよりも小さい請求項1から4いずれか記載の転倒防止装置。
- 前記可動板のそれぞれは、
第1可動板部と、
前記第1可動板部に隣接する第2可動板部と、
前記第1可動板部と前記第2可動板部とを屈曲可能に連結する屈曲手段と、を備え、
前記可動板移動手段は、
前記第1可動板部の前記天井の側に配置される第1可動板移動部と、前記第2可動板部の前記天井の側に配置される第2可動板移動部と、を備え、
前記屈曲手段は、前記第1可動板移動部と前記第2可動板移動部との間に配置される請求項1から4いずれか記載の転倒防止装置。
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2007
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