JP2009125806A - 部品供給装置 - Google Patents

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好高 青山
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Abstract

【課題】 狭い箇所に設置することができ、しかも互換性の高い構造の部品供給装置を提供する。
【解決手段】 進退動作をする供給ロッド3がガイド筒1内に収容され、供給ロッド3の先端部に部品保持部35が設けられ、この部品保持部35に対向した位置に部品19を導いてくる部品供給通路30が供給ロッド3の進退方向とほぼ平行な状態で配置され、部品供給通路30内の最先に位置決めされた部品19を部品保持部35へ移行する部品移行手段50が設けられている。ガイド筒1と部品供給通路30が寄り添った形態であり、部品供給装置100の先端部をスリムな形状とすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、進退動作をする供給ロッドの先端部に部品を保持して、目的箇所に供給する部品供給装置に関するものである。
供給ロッドの先端部に凹部形状の部品保持部が設けられ、部品供給管を移動してきたプロジェクションナットを移行ユニットで前記部品保持部に移行させ、その後、供給ロッドが進出して目的箇所にプロジェクションナットを供給する部品供給装置が知られている。
特許第2627470号公報 特許第3326490号公報
上述のような部品供給装置においては、供給ロッドの進退方向に対して部品供給管がほぼ直角に交差している。このような交差構造であると、部品供給装置を狭い箇所に配置する場合、部品供給管が近隣の部材に干渉するので、自由な配置に制約が生じる。また、部品供給管が供給ロッドの片側から延びてきているので、その反対側に部品供給管を配置する場合には、そのためにわざわざもう1種類の部品供給装置を準備しなければならならず、製作費用の面で不経済であるという問題がある。さらに、供給ロッドを収容しているガイド筒と部品供給管とを一体化する構造を、結合強度を向上させるとともに簡素化する必要がある。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、狭い箇所に設置することができ、しかも互換性の高い構造の部品供給装置の提供を目的とする。
問題を解決するための手段
請求項1記載の発明は、進退動作をする供給ロッドがガイド筒内に収容され、前記供給ロッドの先端部に部品保持部が設けられ、この部品保持部に対向した位置に部品を導いてくる部品供給通路が供給ロッドの進退方向とほぼ平行な状態で配置され、前記部品供給通路内の最先に位置決めされた部品を前記部品保持部へ移行する部品移行手段が設けられていることを特徴とする部品供給装置である。
発明の効果
上述のように、部品供給通路が供給ロッドの進退方向とほぼ平行な状態で配置されているので、ガイド筒に部品供給通路を形成する部品供給管を沿わせた形態とすることができる。このため、ガイド筒と部品供給通路とが1本化された細身の状態になるので、狭い箇所に部品供給装置の先端部を差し込むようにして配置することが可能となり、前述の部品供給装置の設置上の問題が解消できる。そして、部品供給通路をガイド筒の片側に配置するような構造ではないので、右側部品供給通路や左側部品供給通路のように作り分けをする必要がなく、互換性を向上させることができる。
また、前記部品供給通路の最先に位置決めされた部品を前記部品保持部へ移行する部品移行手段が設けられているので、部品供給通路からの部品を確実に供給ロッドに保持させることができ、信頼性の高い動作がえられる。
請求項2記載の発明は、前記ガイド筒と前記部品供給通路を形成する部品供給管は、ガイド筒の先端部において結合部材を介して一体化されている請求項1記載の部品供給装置である。
このように結合部材が、前記ガイド筒と部品供給管を一体化する媒介部材となっているので、簡単な構造で一体化をはかることができ、同時に高い一体化剛性をえることができる。
請求項3記載の発明は、前記部品保持部は、部品供給通路の最先に位置決めされている部品の方へ開放しているとともに、部品を収容する空間部の形態とされている請求項1または請求項2記載の部品供給装置である。
したがって、部品を部品供給通路から前記空間部へ確実に受け入れることができ、信頼性の高い動作がえられる。
請求項4記載の発明は、前記結合部材に前記部品移行手段が取り付けられている請求項2または請求項3記載の部品供給装置である。
結合部材を中核的な部材にして、前記部品移行手段と供給ロッドのガイド筒と部品供給管とが一体化されるので、結合部材を多機能化して構造の簡素化が実現する。
請求項5記載の発明は、前記ガイド筒に取付け平面部が形成され、この取付け平面部に結合部材と部品供給管が固定されている請求項2〜請求項4のいずれかに記載の部品供給装置である。
前記取付け平面部に結合部材と部品供給管が固定されているので、取付け平面部が取付け基準面の役割を果たし、ガイド筒に対する結合部材や部品供給管の取付け位置が正確に設定でき、これによって精度の高い動作がえられる。
請求項6記載の発明は、前記ガイド筒に取付け平面部が形成され、この取付け平面部に結合部材が固定され、さらに、この結合部材に部品供給管が固定されている請求項2〜請求項4のいずれかに記載の部品供給装置である。
前記取付け平面部に結合部材が固定されているので、取付け平面部が取付け基準面の役割を果たし、ガイド筒に対する結合部材の取付け位置が正確に設定できる。そして、結合部材に部品供給管が固定されているので、部品供給管とガイド筒との相対位置を自由に選択することができる。
請求項7記載の発明は、前記部品は孔あき部品である請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部品供給装置である。
プロジェクションナットやワッシャ等の孔あき部品を、電気抵抗溶接の電極のような目的箇所へ正確に供給することができる。
請求項8記載の発明は、前記部品はプロジェクションナットである請求項1〜請求項7のいずれかに記載の部品供給装置である。
プロジェクションナットを、電気抵抗溶接の電極のような目的箇所へ正確に供給することができる。
請求項9記載の発明は、前記結合部材の横側面に部品供給管が結合され、この部品供給管に連通した案内通路が結合部材に形成され、この案内通路の端部を閉鎖するストッパ部材が結合部材に固定され、このストッパ部材に最先の部品を位置決めする吸引手段が設けられている請求項2〜請求項8のいずれかに記載の部品供給装置である。
部品供給管を移動してきた部品は結合部材の案内通路に導入され、ストッパ部材で位置決めがなされる。そして、この位置は吸引手段によって部品が後戻りしたりしないように、確実に維持される。したがって、最先の部品に対して、前記移行手段が正確に動作することができる。
請求項10記載の発明は、前記部品移行手段は、進退式動作をする移行ロッドを有しており、この移行ロッドにプロジェクションナットのねじ孔に進入するガイドピンとプロジェクションナットを移行させる押出し面が設けられている請求項1〜請求項9のいずれかに記載の部品供給装置である。
前記ガイドピンがプロジェクションナットのねじ孔に進入し、押出し面がプロジェクションナットを前記案内通路から押し出して、供給ロッドの部品保持部に移行させる。したがって、プロジェクションナットのセンタリングを維持しながら確実に部品保持部に移行させることができる。
つぎに、本発明にかかる部品供給装置を実施するための最良の形態を説明する。
図1〜図4は実施例1を示す。
まず、部品供給装置の全体構造を説明する。
部品供給装置全体は符号100で示されている。ほぼ水平方向に配置されたガイド筒1にエアシリンダ2が結合され、その進退出力によって供給ロッド3が進退するようになっている。ガイド筒1,エアシリンダ2,供給ロッド3等を一体にして昇降させる昇降エアシリンダ4が支持ロッド5と固定部材6を介して静止部材7にしっかりと固定されている。なお、ガイド筒1は肉厚の大きなパイプ部材で構成されている。
この昇降エアシリンダ4のピストンロッド(図示していない)に結合板8が固定されている。この結合板8に結合ユニット9が取り付けられ、前記ガイド筒1がこの結合ユニット9に結合されている。この結合ユニット9は、結合板8に一体化されたクランプ部材10を有し、ガイド筒1がクランプ部材10を貫通した状態で結合板8に固定されている。
ガイド筒1の先端近傍の下側に取付け平面部11が形成され、ここに結合部材12が溶接等で固定されている。部品供給通路30は、部品供給管13によって形成されている。この部品供給管13は、ステンレス鋼等の金属材料で作られているとともに前記結合部材12に結合されている金属管14と、この金属管14にジョイント金具15を介して接合されている合成樹脂製の非金属管16から構成されている。この合成樹脂としては、ウレタン樹脂やポリプロピレン樹脂が用いられている。そして、非金属管16はパーツフィーダ17に接続されている。
前記部品供給管13は、ガイド筒1やエアシリンダ2に沿うような状態で、ガイド筒1やエアシリンダ2とほぼ平行に配置してある。この平行配置はできるだけ長距離にわたって行われるのが望ましいが、少なくとも金属管14と非金属管16の一部が平行に配置されている。この状態は、図3(A)にも図示してある。なお、図2に示すように、部品供給管13は下側に膨らんだ形状の湾曲形状とされているが、全体としてガイド筒1やエアシリンダ2に寄り添った状態でほぼ平行に配置されている。
この実施例における部品は、プロジェクションナットやワッシャ等の孔あき部品であり、ここでは鉄製のプロジェクションナット19である。プロジェクションナット19は、中央にねじ孔20を有する四角い形状であり、片側の四隅に溶着用突起21が形成されている。なお、以下の説明において、プロジェクションナットを単にナットと表現する場合もある。
ナット19が供給される目的箇所としてはいろいろなものがあるが、ここでは電気抵抗溶接の電極である。固定電極22にガイドピン24が設けられ、そこにナット19を載置してから鋼板部品(図示していない)を載せるようになっている。ガイドピン24が相対的にねじ孔20に進入するようになっている。また、固定電極22と同軸の状態で可動電極25が配置されている。
図2は、エアシリンダ2によって供給ロッド3が進出し、供給ロッド3の先端部に保持されたナット19がガイドピン24と同軸になった位置で停止している状態である。この状態で昇降エアシリンダ4が動作してそのピストンロッドが突き出ると、供給ロッド3、ガイド筒1、エアシリンダ2が一体になって下降し、ナット19のねじ孔20内にガイドピン24が相対的に進入する。その後、エアシリンダ2によって供給ロッド3が後退し、さらに昇降エアシリンダ4が後退方向に動作すると、供給ロッド3、ガイド筒1、エアシリンダ2が一体になって元の位置にもどる。このような動作は、スクエアーモーションであり符号26で示してある。
つぎに、部品供給管とガイド筒の一体化部分を説明する。
図4に示すように、ガイド筒1の先端近傍の下側を削り取って前述の取付け平面部11が形成されている。前述の結合部材12は、ほぼ直方体の形状をしており、その上面を取付け平面部11に密着させて固定されている。この取付け平面部11に対する結合部材12の固定は、ボルト付けや溶接などが採用できるが、ここでは溶接であり、符号27は溶接部を示している。
また、金属管14の先端部は結合部材12に衝合してあるとともに、その近傍の部分が取付け平面部11に固定されている。この固定は、ボルト付けや溶接などが採用できるが、ここでは溶接であり、符号28は溶接部を示している。さらに、金属管14も結合部材12に溶接部29において溶接されている。
換言すると、上述のような構造は、結合部材12を中核的な部材にして、ガイド筒1と金属管14が一体化されたものである。
部品供給管13内に形成されている部品供給通路30は、結合部材12に形成した溝状の案内通路32に連通している。図4(B)に案内通路32が分かりやすく図示してある。この案内通路32の端部を閉鎖するストッパ部材33が結合部材12の横側面に固定されている。そして、このストッパ部材33に、最先のナット19を位置決めする吸引手段が設けてある。吸引手段としては、空気バキュームで吸引するものや、磁石で吸引するもの等が採用できる。ここではストッパ部材33内に埋設した永久磁石34である。上述のような金属管14と案内通路32の関係から厳密に表現すると、部品供給通路30には案内通路32の空間も含まれることになる。
つぎに、供給ロッドの詳細構造を説明する。
図4(C)に示すように、供給ロッド3の断面形状は小判型であり、ガイド筒1内に摺動可能な状態で支持されている。供給ロッド3の先端部に図1(A)等に示すように、部品保持部35が設けられている。この部品保持部35は図1(A)および(B)に示すように、部品供給通路30の最先に位置決めされているナット19の方へ開放しているとともに、ナット19を収容する空間部36の形態とされている。そして、この空間部36は図1(A)および(C)に示すように、供給ロッド3の先端側にも開放している。
供給ロッド3が進出しているときにナット19が落下しないようにするために、空間部36の近傍に永久磁石37が埋設してある。また、空間部36へのナット導入を補助するために、永久磁石38が配置してある。この永久磁石38は、ガイド筒1に固定された支持部材39に取り付けられている。
つぎに、部品移行手段について説明する。
部品移行手段は符号50で示され、部品供給通路30内の最先に位置決めされたナット19を部品保持部35の空間部36へ移行する機能を果たすものである。結合部材12に、最先のナット19のねじ孔20の軸線と同軸の状態でガイド孔41があけられ、ここに進退自在な状態で移行ロッド42が挿入してある。この移行ロッド42にナット19のねじ孔20に進入するガイドピン44とナット19を移行させる押出し面45が設けられている。結合部材12の下側にエアシリンダ43が取り付けられ、そのピストンロッド(図示していない)が移行ロッド42に結合してある。したがって、部品移行手段50は、結合部材12、ガイド孔41、移行ロッド42、エアシリンダ43等が集合したものとして構成されている。
図2に示すように、供給ロッド3が所定箇所に進出したことを検知するセンサー48がエアシリンダ2に取り付けられている。すなわち、ナット19のねじ孔20が固定電極22のガイドピン24と同軸になった位置で供給ロッド3が停止し、このときにえられるセンサー48からの信号で昇降エアシリンダ4を動作させてナット19がガイドピン24に供給される。また、供給ロッド3が可動電極22の動作範囲から脱出した位置で可動電極22を進出させる。そのために、エアシリンダ2にセンサー49が取り付けられている。このセンサー49の取付け位置は、供給ロッド3が可動電極22の動作範囲から外れた箇所に対応している。このように対応させることによって、供給ロッド3が完全に戻りきる前に可動電極25を進出させることになるので、サイクルタイムの短縮に効果的である。センサー48、49は、エアシリンダ2のピストンの動きを感知する形式のものである。
つぎに、動作説明をする。
パーツフィーダ17から噴射空気等で搬送されてきたナット19は、図1(A)に示すように、案内通路32から金属管14内に整列する。その最先のナット19は、永久磁石34に吸引されて位置決めがなされ、そのねじ孔20はガイドピン44と同軸となっている。ここで、エアシリンダ43によって移行ロッド42が進出すると、ガイドピン44がねじ孔20内に進入し、同時に押出し面45がナット19の下面に当たってナット押出しがなされる。このようにしてナット19が空間部36内に送り込まれると、その途中から永久磁石38の吸引力がナット19に作用して、ナット19は空間部36内に入りきる。
それから供給ロッド3が進出して、前述のスクエアーモーションを描きながら、固定電極22のガイドピン24に供給される。
なお、供給ロッド3の先端部に設けた通過溝46は、供給ロッド3の先端側に開放している。これは、電極のガイドピン24が長い場合、ガイドピン24が供給ロッド3の上側に突出することを可能ならしめるものである。そして、このような突出をしたまま供給ロッド3が後退することができる。
上述の動作は、一般的に採用されている制御手法で容易に行わせることが可能であり、制御装置またはシーケンス回路からの動作信号で動作する空気切換弁や、エアシリンダの所定位置で信号を発して前記制御装置に送信するセンサー等を組み合わせることによって確保することができる。
つぎに、部品供給管の結合の変形例を説明する。
図4(D)に示すように、案内通路32の深さを大きくして、それに連通するように金属管14が結合部材12に溶接されている。このような構造によって、金属管14は結合部材12にだけに溶接されている。このような構造により、金属管14を湾曲させないで結合部材12に接続し、部品供給通路30内のナット19の移動を円滑に行わせることができる。それ以外の構成は、図示されていない部分も含めて先の例と同じであり、同様な機能の部材には同一の符号が記載してある。
なお、上記各種のエアシリンダに換えて、進退出力をする電動モータを採用することもできる。また、上記各種の永久磁石を電磁石に置き換えることも可能である。
以上に説明した実施例1の作用効果は、つぎのとおりである。
上述のように、部品供給通路30が供給ロッド3の進退方向とほぼ平行な状態で配置されているので、ガイド筒1に部品供給通路30を形成する部品供給管13を沿わせた形態とすることができる。このため、ガイド筒1と部品供給通路30とが1本化された細身の状態になるので、狭い箇所に部品供給装置100の先端部を差し込むようにして配置することが可能となり、前述の部品供給装置の設置上の問題が解消できる。そして、部品供給通路30をガイド筒1の片側に配置するような構造ではないので、右側部品供給通路や左側部品供給通路のように作り分けをする必要がなく、互換性を向上させることができる。
また、前記部品供給通路30の最先に位置決めされたナット19を前記部品保持部35へ移行する部品移行手段50が設けられているので、部品供給通路30からのナット19を確実に供給ロッド3に保持させることができ、信頼性の高い動作がえられる。
前記ガイド筒1と前記部品供給通路30を形成する部品供給管13は、ガイド筒1の先端部において結合部材12を介して一体化されている。
このように結合部材12が、前記ガイド筒1と部品供給管13を一体化する媒介部材となっているので、簡単な構造で一体化をはかることができ、同時に高い一体化剛性をえることができる。
前記部品保持部35は、部品供給通路30の最先に位置決めされているナット19の方へ開放しているとともに、ナット19を収容する空間部36の形態とされている。
したがって、ナット19を部品供給通路30から前記空間部36へ確実に受け入れることができ、信頼性の高い動作がえられる。
前記結合部材12に前記部品移行手段50が取り付けられている。
部品移行手段50は、結合部材12、ガイド孔41、移行ロッド42、エアシリンダ43等が集合したものとして構成されている。そして、結合部材12を中核的な部材にして、前記部品移行手段50とガイド筒1と部品供給管13とが一体化されるので、結合部材12を多機能化して構造の簡素化が実現する。したがって、部品移行手段50の存在により、前記構造上の合理化が促進されるのである。
前記ガイド筒1に取付け平面部11が形成され、この取付け平面部11に結合部材12と部品供給管13が固定されている。
前記取付け平面部11に結合部材12と部品供給管13が固定されているので、取付け平面部11が取付け基準面の役割を果たし、ガイド筒1に対する結合部材12や部品供給管13の取付け位置が正確に設定でき、これによって精度の高い動作がえられる。
前記ガイド筒1に取付け平面部11が形成され、この取付け平面部11に結合部材12が固定され、さらに、この結合部材12に部品供給管13が固定されている。
前記取付け平面部11に結合部材12が固定されているので、取付け平面部11が取付け基準面の役割を果たし、ガイド筒1に対する結合部材12の取付け位置が正確に設定できる。そして、結合部材12に部品供給管13が固定されているので、部品供給管13とガイド筒1との相対位置を自由に選択することができる。
前記部品は孔あき部品である。
プロジェクションナットやワッシャ等の孔あき部品を、電気抵抗溶接の電極のような目的箇所へ正確に供給することができる。
前記部品はプロジェクションナット19である。
プロジェクションナット19を、電気抵抗溶接の電極のような目的箇所へ正確に供給することができる。
前記結合部材12の横側面に部品供給管13の一部である金属管14が結合され、この金属管14に連通した案内通路32が結合部材12に形成され、この案内通路32の端部を閉鎖するストッパ部材33が結合部材12に固定され、このストッパ部材33に最先のナット19を位置決めする永久磁石34(吸引手段)が設けられている。
部品供給管13を移動してきたナット19は結合部材12の案内通路32に導入され、ストッパ部材33で位置決めがなされる。そして、この位置は永久磁石34によってナット19が後戻りしたりしないように、確実に維持される。したがって、最先のナット19に対して、前記部品移行手段50が正確に動作することができる。
前記部品移行手段50は、進退式動作をする移行ロッド42を有しており、この移行ロッド42にナット19のねじ孔20に進入するガイドピン44とナット19を移行させる押出し面45が設けられている。
前記ガイドピン44がナット19のねじ孔20に進入し、押出し面45がナット19を前記案内通路32から押し出して、供給ロッド3の空間部36に移行させる。したがって、ナット19のセンタリングを維持しながら確実に空間部36に移行させることができる。
上述のように、本発明によれば、狭い箇所に設置することができ、しかも互換性の高い構造の部品供給装置がえられるので、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などの広い産業分野で利用できる。
部品供給装置の要部を示す断面図と部分図である。 部品供給装置全体の側面図である。 部品供給装置の平面図と正面図である。 要部の側面図、斜視図、断面図である。
符号の説明
1 ガイド筒
2 エアシリンダ
3 供給ロッド
11 取付け平面部
12 結合部材
13 部品供給管
14 金属管
16 非金属管
19 プロジェクションナット
20 ねじ孔
30 部品供給通路
34 永久磁石、吸引手段
35 部品保持部
36 空間部
42 移行ロッド
44 ガイドピン
45 押出し面
50 部品移行手段
100 部品供給装置

Claims (10)

  1. 進退動作をする供給ロッドがガイド筒内に収容され、前記供給ロッドの先端部に部品保持部が設けられ、この部品保持部に対向した位置に部品を導いてくる部品供給通路が供給ロッドの進退方向とほぼ平行な状態で配置され、前記部品供給通路内の最先に位置決めされた部品を前記部品保持部へ移行する部品移行手段が設けられていることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記ガイド筒と前記部品供給通路を形成する部品供給管は、ガイド筒の先端部において結合部材を介して一体化されている請求項1記載の部品供給装置。
  3. 前記部品保持部は、部品供給通路の最先に位置決めされている部品の方へ開放しているとともに、部品を収容する空間部の形態とされている請求項1または請求項2記載の部品供給装置。
  4. 前記結合部材に前記部品移行手段が取り付けられている請求項2または請求項3記載の部品供給装置。
  5. 前記ガイド筒に取付け平面部が形成され、この取付け平面部に結合部材と部品供給管が固定されている請求項2〜請求項4のいずれかに記載の部品供給装置。
  6. 前記ガイド筒に取付け平面部が形成され、この取付け平面部に結合部材が固定され、さらに、この結合部材に部品供給管が固定されている請求項2〜請求項4のいずれかに記載の部品供給装置。
  7. 前記部品は孔あき部品である請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部品供給装置。
  8. 前記部品はプロジェクションナットである請求項1〜請求項7のいずれかに記載の部品供給装置。
  9. 前記結合部材の横側面に部品供給管が結合され、この部品供給管に連通した案内通路が結合部材に形成され、この案内通路の端部を閉鎖するストッパ部材が結合部材に固定され、このストッパ部材に最先の部品を位置決めする吸引手段が設けられている請求項2〜請求項8のいずれかに記載の部品供給装置。
  10. 前記部品移行手段は、進退式動作をする移行ロッドを有しており、この移行ロッドにプロジェクションナットのねじ孔に進入するガイドピンとプロジェクションナットを移行させる押出し面が設けられている請求項1〜請求項9のいずれかに記載の部品供給装置。
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