JP2009125412A - オットマンおよびオットマンの駆動機構 - Google Patents
オットマンおよびオットマンの駆動機構 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 オットマンを前後に分割して構成しても、前後のオットマンが同時に揺動して格納位置から押し出されるため、保持長さの長いものが得られない。
【解決手段】 アクチュエータ44の作動によってスイングされるスイングアーム40に連結された連結ロッド50から前後のオットマン20F、20Rに、第1、第2のリンク31、32を介して駆動力が伝達可能となっている。第2のリンクは、互いに連結、枢着されたメインリンク32M、サブリンク32Sを備えている。後半部のオットマン20Rが揺動を開始しても前半部のオットマン20Fは揺動を開始せず、第1、第2のリンク(、連結ロッド50)の枢着点31bが第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点31aと、スイングアーム40、連結ロッド50の枢着点50aとを結ぶ直線Lを下方に越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が遅延されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 アクチュエータ44の作動によってスイングされるスイングアーム40に連結された連結ロッド50から前後のオットマン20F、20Rに、第1、第2のリンク31、32を介して駆動力が伝達可能となっている。第2のリンクは、互いに連結、枢着されたメインリンク32M、サブリンク32Sを備えている。後半部のオットマン20Rが揺動を開始しても前半部のオットマン20Fは揺動を開始せず、第1、第2のリンク(、連結ロッド50)の枢着点31bが第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点31aと、スイングアーム40、連結ロッド50の枢着点50aとを結ぶ直線Lを下方に越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が遅延されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シートクッションの前部に設けられて着座者の脚を支持するオットマン(レッグレスト)およびオットマンを駆動する駆動機構に関する。
着座者が楽な着座姿勢を保つために、着座者の脚部をのせるオットマン(レッグレスト)が知られており、通常、オットマンはシートクッションの前部に装着されている。オットマン付リクライニングシートにおいて、オットマンはシートクッションの前部に揺動可能に取付けられ、アクチュエータを作動させると、アクチュエータのピストンが伸縮して駆動力が駆動機構を介してオットマンに伝達されている。
オットマンは、不使用時にはシートクッションの下方にほぼ垂直に格納され、アクチュエータを作動させるとその格納位置(不使用位置)から脚部を保持可能な位置まで駆動機構によって駆動(揺動)されて使用される。
オットマンは、不使用時にはシートクッションの下方にほぼ垂直に格納され、アクチュエータを作動させるとその格納位置(不使用位置)から脚部を保持可能な位置まで駆動機構によって駆動(揺動)されて使用される。
オットマン付リクライニングシートによれば、好みのリクライニング位置を設定するとともに、水平位置まで揺動したオットマンに脚部をのせて足を伸ばした楽な着座(横臥)姿勢をとることができる。そのため、長時間着座しても着座者に疲労を蓄積させることがなく、オットマン付リクライニングシートは、長距離路線バスやリムジンバスなどの車両用シート、航空機用シート、人工透析用シートなどの医療用シート、家庭などの安楽イス、劇場などの観劇シートなどとして広く使用されている。
オットマン付リクライニングシートにおいて、オットマンが長ければ、着座者の脚部の保持長さを長く設定でき、脚を安定して楽にのせて、好みの楽な姿勢をとることができる。しかし、不使用時、オットマンはシートクッションの下方にほぼ垂直に格納されるため、オットマンの長さをシートクッションの高さより長く設定できない。
そのため、オットマンを前後に分割した2つ折り形状とし、不使用時には、前半部のオットマンがシートクッションの下方に折り畳んで格納される折り畳み式のオットマンが提案されている(たとえば、特公平05−014572号公報)。シートクッションに連結された後半部のオットマンを本来のオットマン(オットマン本体)とすれば、前半部のオットマンはオットマンの延長部(オットマン延長部)ととらえることができる。また、前後のオットマンに主従の差をつけず、後半部のオットマンを第1のオットマン、前半部のオットマンを第2のオットマンということもできる。
2つ折りされたオットマンは、アクチュエータを作動させることにより、前半部、後半部のオットマンがほぼ面一に設定されて着座者の脚を前半部、後半部の全面で保持するその使用位置に格納位置(不使用位置)から駆動される。このように、オットマンを前後に分割した2つ折り形状とすれば、保持長さの長いオットマンが得られる。たとえば、シートバックおよび前後2つのオットマンをシートクッションとほぼ同一平面に設定すれば、頭から足先まで全身を楽に横たえられるベッド代わりのシートが得られる。
不使用時には後半部のオットマンがシートクッションの下方にほぼ垂直に格納されるのはもちろん、前半部のオットマンがシートクッションの下方に折り畳んで格納されるため、前半部のオットマンがシート(リクライニングシート)への着座、離座(離席)の障害となることもない。
特公平05−014572号公報
オットマンの駆動機構はアクチュエータのピストンの動き(進退)をオットマンに伝達するために複数のリンクを組み合わせたリンク機構となっており、リンク機構によれば、前後のオットマンをその格納位置から所定の使用位置まで同時に揺動させて、押し出せる。
ところで、後半部のオットマンは、シートクッションの下方にほぼ垂直に格納されるため、その長さはシートクッションの高さから制限される。また、前半部のオットマンは、シートクッションの下方に折り畳んで格納されており、その格納位置から押し出されて使用されるが、後半部のオットマンの揺動に追従して揺動され、揺動しながら押し出されるため、揺動時に床面と接触しないように前半部のオットマンの長さが制限される。さらに、前後のオットマンの連結位置(枢着点)を高い位置にしないと、後半部のオットマンの揺動を確保するスペース(高さ)が確保できないため、この点からも後半部のオットマンの長さが制限される。
オットマンが長ければ、長い保持長さが得られ、脚を安定して保持でき、足先まで全身を楽に横たえられるベッド代わりのシートが容易に得られる。しかし、動作の単純化された公知の構成においては、オットマンを前後に分割した2つ折り形状としても、前後のオットマンの長さが制限されやすいため、保持長さの長いオットマンを得ることが難しい。
本発明は、保持長さの長いオットマンの提供を第1の目的としている。
本発明は、オットマンの保持長さを長く設定できるオットマンの駆動機構の提供を第2の目的としている。
本発明は、オットマンの保持長さを長く設定できるオットマンの駆動機構の提供を第2の目的としている。
上記の第1の目的のために、請求項1に係る本発明のオットマンによれば、リクライニングシートのシートクッションの前部に揺動可能に取付けられた後半部と、後半部の自由端に揺動可能に取付けられた前半部とに分割して構成され、第1のリンクの一端が後半部のオットマンに、第2のリンクの一端が前半部のオットマンにそれぞれ連結、枢着され、第1、第2のリンクの他端を互いに連結、枢着するその枢着点に伝達された駆動力によって、シートクッションの下方に格納される不使用位置と、前後のオットマンで着座者の脚を保持するその使用位置との間を揺動され、前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されている。
請求項2に係る本発明のオットマンによれば、第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定され、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点がその死点を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始より遅延させている。
請求項3に係る本発明のオットマンによれば、一端に伝達される駆動力のもとでスイングするスイングアームの他端に連結、枢着され、スイングアームのスイングに伴って押し出される連結ロッドの自由端が第1、第2のリンクの枢着点に連結、枢着され、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を第1、第2のリンクの枢着点が横切る点が第1、第2のリンクの枢着点の死点となっている。
請求項4に係る本発明のオットマンによれば、後半部のオットマンは、下方に湾曲した略コ字形状の支持アームを介してリクライニングシートのシートクッションの前部に連結、枢着されている。
請求項2に係る本発明のオットマンによれば、第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定され、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点がその死点を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始より遅延させている。
請求項3に係る本発明のオットマンによれば、一端に伝達される駆動力のもとでスイングするスイングアームの他端に連結、枢着され、スイングアームのスイングに伴って押し出される連結ロッドの自由端が第1、第2のリンクの枢着点に連結、枢着され、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を第1、第2のリンクの枢着点が横切る点が第1、第2のリンクの枢着点の死点となっている。
請求項4に係る本発明のオットマンによれば、後半部のオットマンは、下方に湾曲した略コ字形状の支持アームを介してリクライニングシートのシートクッションの前部に連結、枢着されている。
また、上記の第2の目的のために、請求項5に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、着座者の脚を支持するオットマンが、リクライニングシートのシートクッションの前部に揺動可能に取付けられた後半部と、後半部の自由端に揺動可能に取付けられた前半部とに分割して構成され、シートクッションの下方に格納される不使用位置と、前後のオットマンで着座者の脚を保持するその使用位置との間でオットマンを揺動するオットマンの駆動機構において、前後のオットマンにそれぞれの一端が連結、枢着され、他端が互いに連結、枢着された第1、第2のリンクと、アクチュエータの作動によってスイングされるスイングアームと、スイングアームにその一端が連結、枢着されるとともに、他端が第1、第2のリンクの他端とともに連結、枢着されてスイングアーム、第1、第2のリンクを連結し、アクチュエータの駆動力を第1、第2のリンクに伝達する連結ロッドと、後半部のオットマンに対する第1のリンクの揺動を規制する規制手段とを具備し、後半部のオットマンの揺動開始に対して前半部のオットマンの揺動開始を遅延可能に、第1、第2のリンクと連結ロッドとが連結されている。
請求項6に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定されるとともに、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点が、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延されている。
請求項7に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、連結ロッドを摺動自在に保持するローラが回転自在に取付けられたブラケットをさらに具備している。
請求項8に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、規制手段は、後半部のオットマンと第1のリンクとの当接によって後半部のオットマンに対する一方向での第1のリンクの揺動を規制する第1の規制部材および他方向での第1のリンクの揺動を規制する第2の規制部材とを有している。
請求項9に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、第1の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの一側面のいずれかに設けられた第1のストッパであり、第2の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの他側面のいずれかに設けられた第2のストッパとなっている。
請求項6に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定されるとともに、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点が、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延されている。
請求項7に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、連結ロッドを摺動自在に保持するローラが回転自在に取付けられたブラケットをさらに具備している。
請求項8に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、規制手段は、後半部のオットマンと第1のリンクとの当接によって後半部のオットマンに対する一方向での第1のリンクの揺動を規制する第1の規制部材および他方向での第1のリンクの揺動を規制する第2の規制部材とを有している。
請求項9に係る本発明のオットマンの駆動機構によれば、第1の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの一側面のいずれかに設けられた第1のストッパであり、第2の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの他側面のいずれかに設けられた第2のストッパとなっている。
請求項1に係る本発明では、前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延して揺動されるため、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できる。従って、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用でき、それぞれの保持長さが長くなり、保持長さの長いオットマンが得られる。
請求項2に係る本発明では、前後のオットマンが、直接連結されず、第1、第2の連結アームを介して連結されているため、前半部のオットマンを後半部のオットマンから離反して配置でき、オットマンの保持長さを長く設定できるとともに、摺動時のオットマンの干渉を確実に防止できる。また、四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点がその死点を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延されるため、構成の複雑化及び動作の煩雑化を伴うことなく、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項3に係る本発明では、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を第1、第2のリンクの枢着点が越えるまで、前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されるため、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できる。そのため、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項4に係る本発明では、後半部のオットマン、シートクッションが、直接連結されず、支持アームを介して連結されているため、後半部のオットマンをシートクッションから離反して配置でき、後半部のオットマンの保持長さを長く設定できる。また、連結アームが下方(シートクッションの着座面から離反する方向)に湾曲した略コ字形状の連結アームであるため、着座者の手が連結アームに接触する機会が少なく、着座者に違和感を与えない。
請求項2に係る本発明では、前後のオットマンが、直接連結されず、第1、第2の連結アームを介して連結されているため、前半部のオットマンを後半部のオットマンから離反して配置でき、オットマンの保持長さを長く設定できるとともに、摺動時のオットマンの干渉を確実に防止できる。また、四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点がその死点を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延されるため、構成の複雑化及び動作の煩雑化を伴うことなく、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項3に係る本発明では、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を第1、第2のリンクの枢着点が越えるまで、前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されるため、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できる。そのため、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項4に係る本発明では、後半部のオットマン、シートクッションが、直接連結されず、支持アームを介して連結されているため、後半部のオットマンをシートクッションから離反して配置でき、後半部のオットマンの保持長さを長く設定できる。また、連結アームが下方(シートクッションの着座面から離反する方向)に湾曲した略コ字形状の連結アームであるため、着座者の手が連結アームに接触する機会が少なく、着座者に違和感を与えない。
請求項5に係る本発明では、前半部のオットマンの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延させることにより、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できるため、オットマンの保持長さを長く設定できるオットマンの駆動機構が得られる。
請求項6に係る本発明では、四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点が、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されることにより、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できる。そのため、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項7に係る本発明では、連結ロッドがブラケットのローラに摺動自在に保持されて上下にぶれることなく直線的に押し出されるため、前後のオットマンの揺動が正確に生じる。また、オットマンからリンクを介して連結ロッドに加わる負荷がローラを介してブラケットに支持されるため、負荷に対する駆動機構の耐久性が増す。
請求項8に係る本発明では、第1、第2の規制部材を有する規制手段が、後半部のオットマンに対する両方向での第1のリンクの揺動を規制しているため、前後のオットマンを正確に揺動させることができる。
請求項9に係る本発明では、後半部のオットマン、第1のリンクに第1、第2の規制部材を設けるだけで両方向での第1のリンクの揺動が容易に規制できるため、構成の複雑化が防止される。
請求項6に係る本発明では、四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点が、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されることにより、床面に対する前半部のオットマンの接触が十分に防止できる。そのため、前後のオットマンとして長いものがいずれも利用できる。
請求項7に係る本発明では、連結ロッドがブラケットのローラに摺動自在に保持されて上下にぶれることなく直線的に押し出されるため、前後のオットマンの揺動が正確に生じる。また、オットマンからリンクを介して連結ロッドに加わる負荷がローラを介してブラケットに支持されるため、負荷に対する駆動機構の耐久性が増す。
請求項8に係る本発明では、第1、第2の規制部材を有する規制手段が、後半部のオットマンに対する両方向での第1のリンクの揺動を規制しているため、前後のオットマンを正確に揺動させることができる。
請求項9に係る本発明では、後半部のオットマン、第1のリンクに第1、第2の規制部材を設けるだけで両方向での第1のリンクの揺動が容易に規制できるため、構成の複雑化が防止される。
スイングアームは、その一端がアクチュエータに、他端が連結ロッドの一端にそれぞれ連結、枢着されている。オットマンは前後に分割して構成され、シートクッションの前部に設けられた後半部のオットマンは第1のリンクによって、後半部のオットマンの前方に位置する前半部のオットマンは第2のリンクによって連結ロッドの自由端にそれぞれ連結、枢着されている。第2のリンクは、第1のリンクに連結、枢着されたメインリンクと前半部のオットマンに固定されたサブリンクとに分けられている。そして、第1のリンクと第2のリンクのメインリンクと連結ロッドとの枢着点は、後半部のオットマンの揺動開始を前半部のオットマンの揺動開始より遅延させるように、後半部のオットマン、第1のリンクの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線よりも上方にずれて設けられている。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1〜図4は、リクライニングシートに装着されたこの発明の一実施例に係るオットマンの側面図を示し、図1ではオットマンはその格納位置に、図4ではシートクッションとほぼ同一平面の使用位置に、図2、図3はその中間位置にそれぞれ位置している。
オットマンの駆動機構10は、オットマン(レッグレスト)20をその格納位置(不使用位置)と使用位置との間で揺動(駆動)させるものであり、図1に示すように、リンク30と、スイングアーム40と、連結ロッド50と、ブラケット60と、規制手段70とを具備して構成されている。
オットマンの駆動機構10は、オットマン(レッグレスト)20をその格納位置(不使用位置)と使用位置との間で揺動(駆動)させるものであり、図1に示すように、リンク30と、スイングアーム40と、連結ロッド50と、ブラケット60と、規制手段70とを具備して構成されている。
オットマン20は、リクライニングシート12のシートクッション12aの前部に揺動可能に取付けられた後半部20Rと、後半部の自由端に揺動可能に取付けられた前半部20Fとに分割して構成されている。シートクッション12aに連結された後半部のオットマン20Rを本来のオットマン(オットマン本体)とすれば、前半部のオットマン20Fはオットマンの延長部(オットマン延長部)ととらえることができる。また、前後のオットマン20F、20Rに主従の差をつけず、後半部のオットマンを第1のオットマン、前半部のオットマンを第2のオットマンということもできる。
リクライニングシート12はシートクッション12aにリクライナー(図示しない)を介してシートバック12bが傾動可能に取付けられた周知のものであり、本発明の要部でないためその詳細な説明は省略する。実施例では、リクライニングシート12は、シートクッション12aが床面14に固定された支持フレーム16に立設された4本の脚部18上に保持された構成となっている。しかし、これに限定されず、たとえば、車両用のリクライニングシートであれば、スライドレールやシートリフターを介して床面上を前後にスライド可能に、または、昇降可能に構成することもできる。
後半部のオットマン20Rは、その後部に一端の固定された支持アーム22の他端をシートクッション12aの前部に連結、枢着することにより、シートクッションの前部に揺動可能に取付けられている。
また、後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fは、一対の連結アーム(第1、第2の連結アーム)24、25を介して連結されている。すなわち、第1、第2の連結アーム24、25の一端が後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fにそれぞれ固定され、その他端(対向端)を互いに連結、枢着することによって、前半部のオットマンは後半部のオットマンの自由端に揺動可能に取付けられている。
実施例では、枢着はいずれもピン(枢着ピン)による軸支(ピン止め)となっている。しかし、枢着はピン止めに限定されず、他の方法で枢着してもよい。
なお、理解を容易にするために、固定端におけるピン(固定ピン)を●で示す。
また、後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fは、一対の連結アーム(第1、第2の連結アーム)24、25を介して連結されている。すなわち、第1、第2の連結アーム24、25の一端が後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fにそれぞれ固定され、その他端(対向端)を互いに連結、枢着することによって、前半部のオットマンは後半部のオットマンの自由端に揺動可能に取付けられている。
実施例では、枢着はいずれもピン(枢着ピン)による軸支(ピン止め)となっている。しかし、枢着はピン止めに限定されず、他の方法で枢着してもよい。
なお、理解を容易にするために、固定端におけるピン(固定ピン)を●で示す。
図1に示すその格納位置では、リクライニングシート12への着座、離座(離席)の邪魔とならないように、後半部のオットマン20Rはシートクッション12aの下方でその前側にほぼ垂直に格納され、前半部のオットマン20Fはシートクッションの下方でその内側に折り畳まれて格納されている。
オットマンの駆動機構のリンク30は第1、第2のリンク31、32を備え、第2のリンクはメインリンク32M、サブリンク32Sを備えた構成となっている。第1、第2のリンク31、32は、後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fにそれぞれの一端が連結、枢着され、他端が同一のピン31bで互いに連結、枢着されている(共締めされている)。詳細には、第2のリンクのサブリンク32Sの一端がメインリンク32Mの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン20Fに固定されている。なお、第1のリンク31を後半部のオットマン20Rに連結、枢着するピン(枢着ピン)31aの回りで、第1のリンクは時計方向および反時計方向に揺動可能に後半部のオットマン20Rに取付けられていることとなる。
サブリンク32Sの他端は、前後のオットマン20F、20Rを連結する一対の連結アーム24、25のうちの連結アーム25の一端に一体的に固定され、同一のピン32bで前半部のオットマンに止められている(共締めされている)。サブリンク32S、連結アーム25を別体とせず、一体化してもよい。
オットマンの駆動機構10は、シートクッション12aに揺動自在に取付けられたアクチュエータ44を操作して駆動される。すなわち、シートクッション12aの下端から下方に延びたブラケット12a1にアクチュエータ44の基端側が連結、枢着され、自由端側にピストン44aが進退自在に設けられている。そして、ピストン44aを進退させるように制御スイッチ(図示しない)を切り換えてアクチュエータ44が操作されることによって、駆動機構10が駆動される。
スイングアーム40は、アクチュエータ44の駆動力を反転、増幅してオットマン20に伝達するものであり、略く字形状に一体に形成され、その中間部がシートクッション12aの脚部18に連結、枢着され、一端40aにピストン44aが、他端40bに連結ロッド50がそれぞれ連結、枢着されている。
ここで、スイングアーム40中間部は、固定された部材(固定部材)に連結、枢着されていれば足り、リクライニングシートの脚部18に限定されず、シートクッション12aから垂下したブラケットや、支持フレーム16に立設されたブラケットに枢着してもよい。また、スイングアーム40は、その中間部が連結、枢着され、アクチュエータ44のピストンの進退に対応してスイングするものであれば足り、その形状は略く字形状に限定されない。
ここで、スイングアーム40中間部は、固定された部材(固定部材)に連結、枢着されていれば足り、リクライニングシートの脚部18に限定されず、シートクッション12aから垂下したブラケットや、支持フレーム16に立設されたブラケットに枢着してもよい。また、スイングアーム40は、その中間部が連結、枢着され、アクチュエータ44のピストンの進退に対応してスイングするものであれば足り、その形状は略く字形状に限定されない。
連結ロッド50は、スイングアーム40とリンク20とを連結するものであり、連結ロッドの他端は、第1、第2のリンク31、32の他端を共締めするピン31bで連結、枢着されている。つまり、3部材(連結ロッド50、第1、第2のリンク31、32)が同一のピン31bで連結、枢着されている(共締めされている)。
ブラケット60がシートクッション12aの下方から垂下しており、このブラケットは、たとえば略コ字形状とされ、その開口端(下端)にローラ62が回転自在に取付けられている。ローラ62が連結ロッド50の下面に接する位置に設けられているため、連結ロッドはローラに摺動自在に保持される。
さらに、後半部のオットマン20Rに対する第1のリンク31の揺動を規制するように規制手段70が設けられている。
規制手段70は、後半部のオットマン20Rと第1のリンク31との当接によって後半部のオットマンに対する一方向(たとえば、図1において反時計方向)での第1のリンクの揺動を規制する第1の規制部材71および他方向(たとえば、図1において時計方向)での第1のリンクの揺動を規制する第2の規制部材72(図3参照)とを有している。
実施例では、第1の規制部材71は、後半部のオットマンの下端側面で第1のリンク方向(外方向)に突出したピンからなる第1のストッパとされ、第2の規制部材72は、ストッパ71に面しない第1のリンク31の周面を後半部のオットマン側(内側)に折曲した折曲片からなる第2のストッパとなっており、図1、図2では第2のリンク31の背後の隠れた位置にある。
第1のストッパ(第1の規制部材)71は、図1に示すようにオットマンの格納位置において、第1のリンク31の側面に当接してピン31aの回りでの反時計方向の第1のリンクの動きを規制している。また、第1のストッパ71に当接する第1のリンク31は、連結ロッド50をローラ62に軽く押し付けるように配置されている。
規制手段70は、後半部のオットマン20Rと第1のリンク31との当接によって後半部のオットマンに対する一方向(たとえば、図1において反時計方向)での第1のリンクの揺動を規制する第1の規制部材71および他方向(たとえば、図1において時計方向)での第1のリンクの揺動を規制する第2の規制部材72(図3参照)とを有している。
実施例では、第1の規制部材71は、後半部のオットマンの下端側面で第1のリンク方向(外方向)に突出したピンからなる第1のストッパとされ、第2の規制部材72は、ストッパ71に面しない第1のリンク31の周面を後半部のオットマン側(内側)に折曲した折曲片からなる第2のストッパとなっており、図1、図2では第2のリンク31の背後の隠れた位置にある。
第1のストッパ(第1の規制部材)71は、図1に示すようにオットマンの格納位置において、第1のリンク31の側面に当接してピン31aの回りでの反時計方向の第1のリンクの動きを規制している。また、第1のストッパ71に当接する第1のリンク31は、連結ロッド50をローラ62に軽く押し付けるように配置されている。
上記構成のオットマンの駆動機構10によって、オットマン20は図1に示すその格納位置から、図2、図3の位置を経て、シートクッション12aとほぼ同一平面のその使用位置まで揺動(駆動)される。なお、図3の位置においても着座者の脚を保持でき、この位置を使用位置の一形態ということもできる。
オットマンの駆動機構10の作動によって生じる図1から図4に至るオットマン20の動きを以下に説明する。
図1において、制御スイッチ(図示しない)を切り換えてアクチュエータのピストン44aが矢視Aのように前進(突出)すると、ピストンにその一端40aが連結されたスイングアーム40はその枢着点(枢着ピン)40cの回りで反時計方向(矢視B方向)にスイングする。
ここで、スイングアーム40がスイングすると、アクチュエータ44を傾動させる回転力がアクチュエータに作用する。しかし、アクチュエータ44の基端がシートクッションのブラケット12a1に連結、枢着されているため、アクチュエータはスイングアーム40のスイングに対応して傾動し、スイングアームのスイングを妨げない。
図1において、制御スイッチ(図示しない)を切り換えてアクチュエータのピストン44aが矢視Aのように前進(突出)すると、ピストンにその一端40aが連結されたスイングアーム40はその枢着点(枢着ピン)40cの回りで反時計方向(矢視B方向)にスイングする。
ここで、スイングアーム40がスイングすると、アクチュエータ44を傾動させる回転力がアクチュエータに作用する。しかし、アクチュエータ44の基端がシートクッションのブラケット12a1に連結、枢着されているため、アクチュエータはスイングアーム40のスイングに対応して傾動し、スイングアームのスイングを妨げない。
スイングアーム40が反時計方向にスイングすると、スイングアームの他端40bに連結された連結ロッド50は、矢視Cに示すように、シートの前方に押し出されるように動かされる。ここで、第1のリンク31が連結ロッド50をローラ62に軽く押し付けるように配置されているため、スイングアーム40が反時計方向にスイングすると、連結ロッドはローラに押し付けられてローラを回転させながら、上下にぶれることなくローラ上を直線的に摺動される。
連結ロッド50、第1のリンク31、第2のリンクのメインリンク32Mを連結、枢着する枢着点(ピン31b;共締めピン)は、第1のリンクを後半部のオットマン20Rに連結、枢着するピン31aより上方(シートクッション方向)に位置する。そのため、連結ロッド50が押し出されるように摺動すると、第1のリンク31をピン31aの回りで反時計方向に揺動させるように連結ロッドは第1のリンクを押圧する。しかし、第1のストッパ(第1の規制部材)71が第1のリンク31の側面に当接して反時計方向の動きをを規制しているため、第1のリンク31の側面を第1のストッパに押し付けながら、連結ロッド50からの押力は第1のリンク31を介して後半部のオットマン20Rに伝達される。そのため、図2に示すように、後半部のオットマン20Rはシートクッション12aに対して時計方向(シートクッションから離反する方向)に揺動されて、シートクッションの下方にほぼ垂直に格納されたその格納位置から押し出される。
ここで、ピン31aの回りでの時計方向の第1のリンク31の揺動を伴って、後半部のオットマン20Rは時計方向に揺動し、第1のリンクの揺動によって第2のリンクのメインリンク32Mは床面方向に押し出され、押力がメインリンクからサブリンク32Sに加わる。
ここで、ピン31a、31b、32a、および第1、第2の連結アーム24、25を連結、枢着するピン24aを支点とする四節リンクが形成される。そのため、第1のリンク31が時計方向に揺動してそのピン31bが、連結ロッド50、スイングアーム40を連結、枢着するピン50aとピン31aとを結ぶ直線Lを越えるまで、第1のリンク31に対して第2のリンク32は変動せず、前半部のオットマン20Fに揺動を生じさせることなく後半部のオットマン20Rのみが揺動する。
つまり、図1に示すように、第1、第2のリンク31、32(詳細には、第2のリンクのメインリンク32M)を連結、枢着するピン31bが、第1のリンク31、後半部のオットマン22Rを連結、枢着するピン31aと、連結ロッド50、スイングアーム40を連結、枢着するピン50aとを結ぶ直線Lよりも上側(シートクッション13aに接近する方向)に位置するように、第1、第2のリンクが連結されている。
ピン31bが直線Lより上側に位置しているため、連結ロッド50からピン31bに加わった押力が第1のリンク31を介して伝達されることにより後半部のオットマン20Rは揺動され、押し出される。しかし、押力が第2のリンク32を介して前半部のオットマン20Fに伝達されることはなく、前半部のオットマンはピン32bの回りを揺動することなく、折り畳まれた状態を維持する。
後半部のオットマン20Rの揺動(押し出し)に伴って第1のリンク31が時計方向に揺動され、第1のリンクが揺動するにつれて、ピン31bは直線L方向に移動する。そして、図2に示すように、枢着ピン31bが直線Lを下方に越えると(死点(枢着ピン31bが直線Lを横切る点)を越えると)、連結ロッド50からピン31bに加わった押力が第2のリンク32に伝達され、第2のリンクを押し出すことにより前半部のオットマンはピン24aの回りで時計方向への揺動を開始する。
このように、前後のオットマン20F、20Rは同時に揺動を開始せず、ピン31bがその死点を下方に越えるまで、後半部のオットマンが揺動しているにも拘らず前半部のオットマンは揺動を開始せず、折り畳まれた状態のまま、後半部のオットマンの揺動に伴って押し出されているにすぎない。そのため、前半部のオットマン20Fを長くしても床面14やシートフレーム16に接触することはなく、前半部のオットマンとして長いものが利用できる。
また、前半部のオットマン20Fを折り畳んだまま後半部のオットマン20Rが揺動されるため、前後のオットマンの連結位置(枢着点)を低い位置にしても、後半部のオットマンの押し出しを可能とするスペース(高さ)が確保できる。そのため、シートクッション12aの下方にほぼ垂直に格納されるにも拘らず、後半部のオットマン20Rの長さを長くでき、後半部のオットマンとして長いものが利用できる。
さらに、後半部のオットマン20R、シートクッション12aが、直接連結されず、支持アーム22を介して連結されているため、後半部のオットマンをシートクッションから離反して配置でき、後半部のオットマン20Rの保持長さを長く設定できるとともに、後半部のオットマン、シートクッション間の干渉も防止できる。実施例では、支持アーム22として、シートクッション12aの着座面(上面)から離反する方向に湾曲した略コ字形状の支持アームを使用している。このような形状の支持アーム22でシートクッション12a、後半部のオットマン20Rを連結すれば、着座者の手が連結アームに接触する機会が少なく、着座者に違和感を与えない。
また、後半部のオットマン20R、前半部のオットマン20Fが、直接連結されず、第1、第2の連結アーム24、25を介して連結されているため、前半部のオットマンを後半部のオットマンから離反して配置できるとともに、前後のオットマンの干渉を防止できる。
前半部のオットマン20Fは、その揺動を一旦開始すると、後半部のオットマン20Rよりも大きな揺動速度で揺動する。そして、前後のオットマン20F、20Rがほぼ面一になると、第1のリンク31の周面を後半部のオットマン側(内側)に折曲した折曲片からなる第2のストッパ(第2の規制部材)72が、図3に示すように、後半部のオットマン20Rの下端に当接する。折曲片(第2のストッパ)72が後半部のオットマンの下端に当接すると、第1のリンク31の時計方向の揺動が規制され、第1のリンクの揺動規制に対応して、第2のリンク32の揺動も規制される。そして、第1、第2のリンク31、32を揺動させることなく、前後のオットマン20F、20Rは、ほぼ面一の状態を維持したままシートクッション12aに対して時計方向に一体的に揺動され、押し出される。
図3に示すように、前半部、後半部のオットマン20F、20Rがほぼ面一に設定されれば、着座者の脚を前後のオットマンの全面で保持することができる。
もちろん、前半部のオットマン20Fが後半部のオットマン20Rとほぼ面一になる前に制御スイッチをオフに切り換え、着座者の好みの位置において前後のオットマンで脚を保持することもできる。
もちろん、前半部のオットマン20Fが後半部のオットマン20Rとほぼ面一になる前に制御スイッチをオフに切り換え、着座者の好みの位置において前後のオットマンで脚を保持することもできる。
前後のオットマン20F、20Rがほぼ面一の状態のまま一体的に揺動されて、図4に示すシートクッション12aとほぼ同一平面となる位置に至れば、制御スイッチが自動的にオフに切り換えられて、アクチュエータ44が停止する。前後のオットマン20F、20R、シートクッション12aをほぼ同一平面とした状態で、シートバック12bを後方に傾動させてシートクッションとほぼ同一平面とすれば、シート全体にほぼ同一平面の保持面が設定され、足先から頭部まで保持された横臥姿勢で楽に休むことができる。
上記のように、前半部のオットマン20Fの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延させているため、床面に対する前半部のオットマンの干渉が防止される。そのため、前後のオットマン20F、20Rとして長いものがいずれも利用でき、それぞれの保持長さが長くなる。また、後半部のオットマン20Rとシートクッション12aとの連結、および、後半部のオットマン20Rと前半部のオットマン20Fとの連結が支持アーム22、連結アーム24、25を介在した間接的な連結であるため、前後のオットマン20F、20Rの保持長さを長く設定できるとともに、後半部のオットマン、シートクッション間、および前後のオットマン間の干渉が確実に防止できる。
したがって、本発明によれば、保持長さの長いオットマン20が安全性を損なうことなく得られ、このオットマンを利用すれば十分に長い保持長さのもとで着座者は脚部を安定して楽にのせられ、好みの楽な姿勢で着座(横臥)できる。
したがって、本発明によれば、保持長さの長いオットマン20が安全性を損なうことなく得られ、このオットマンを利用すれば十分に長い保持長さのもとで着座者は脚部を安定して楽にのせられ、好みの楽な姿勢で着座(横臥)できる。
たとえば、長時間にわたって横臥姿勢をとる必要がある人工透析用シートのような医療用シートにおいても、本発明のオットマン20によれば足先まで保持できる十分な保持長さを確保できるため、足先も安定に保持された楽な姿勢で横臥でき、疲労を伴うことなく長時間の医療行為を受けられる。
また、本発明によれば、後半部のオットマン22Rの揺動開始に対して前半部のオットマン22Fの揺動開始を遅延可能に、第1、第2のリンク31、32と連結ロッド50とが連結されているため、前後のオットマン20F、20Rとして長いものがいずれも利用でき、オットマンの保持長さを長く設定できるオットマンの駆動機構10が得られる。
駆動機構10では、後半部のオットマン20Rの揺動の開始に遅延して前半部のオットマン20Fが揺動を開始するため、連結ロッド50に大きなストロークが必要となる。しかし、スイングアーム40がアクチュエータのピストン44aのストロークを反転、増幅しているため、アクチュエータの大型化を伴うことなく、連結ロッド50に必要なストロークを生じさせることができ、駆動機構10が複雑化、大型化せず、コンパクトな構成となる。したがって、シートクッション下部に大きなスペースをとることなく駆動機構10が設置できる。
ブラケット60がシートクッション12aの下方から垂下し、このブラケットにローラ62が回転自在に取付けられている。そして、このローラ62に押し付けられて連結ロッド50が摺動自在に保持されているため、連結ロッドは上下にぶれることなく直線的に押し出される。そのため、前後のオットマン20F、20Rの揺動が正確に生じる。
また、リンク31、32を介して連結ロッド50に加わる負荷がローラ62を介してブラケット60に支持されるため、負荷に対する駆動機構10の耐久性が増す。
また、リンク31、32を介して連結ロッド50に加わる負荷がローラ62を介してブラケット60に支持されるため、負荷に対する駆動機構10の耐久性が増す。
第1、第2の規制部材71、72を有する規制手段70が、一方向(時計方向)、他の方向(反時計方向)での第1のリンク31の揺動で規制しているため、前後のオットマン20F、20Rを正確に揺動させることができる。特に、前後のオットマン20F、20Rがほぼ面一の状態を維持したままシートクッション12aに対して揺動されている駆動状態では、第2の規制部材72が第1のリンク31の揺動を防止しながら後半部のオットマンを押圧しているため、後半部のオットマンが確実に押し上げられる。
実施例では、第1の規制部材71は、後半部のオットマンの下端で第1のリンク方向(外方向)に突出したピンからなるストッパ(第1のストッパ)とされ、第2の規制部材72は、ストッパ61に面しない面で第1のリンク31の周面を後半部のオットマン(内側)に折曲した折曲片からなる別のストッパ(第2のストッパ)となっている。しかし、第1、第2の規制部材71、72は一方向(時計方向)、他の方向(反時計方向)での第1のリンク31の揺動を規制するものであれば足り、実施例の構成に限定されない。たとえば、第1の規制部材71を、折曲片72と逆側で第1のリンクの側面に設けた折曲片としてもよく、第2の規制部材72をピン71と同様に、後半部のオットマン22Rの下端側面から突出させたピンとしてもよい。さらに、第2の規制部材72を第1のリンクの側面から後半部のオットマン22Rに突出させたピンとしてもよく、第1の規制部材71を後半部のオットマン22Rの下端側面に設けた折曲片としてもよい。また、第1、第2の規制部材71、72をピン、折曲片以外のものとしてもよい。
第1の規制部材71を後半部のオットマン22Rの下端、第1のリンク31の一側面のいずれかに設けられた第1のストッパとし、第2の規制部材72を後半部のオットマンの下端、第1のリンクの他側面のいずれかに設けられた第2のストッパとすれば、後半部のオットマン、第1のリンクに必要な加工を施すだけで両方向での第1のリンクの揺動が容易に規制できる。
上記のように、本発明によれば、前半部のオットマン22Fの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延させることにより、保持長さの長いオットマン20が得られるともに、オットマンの保持長さを長く設定できるオットマンの駆動機構10が得られる。
また、前後のオットマン相互の連結、シートクッション12a、後半部のオットマン20Rの連結が、支持アーム22、および第1、第2の連結アーム24、25を介した間接的な連結であるため、この点からもオットマン20の保持長さを長く設定できる。
また、前後のオットマン相互の連結、シートクッション12a、後半部のオットマン20Rの連結が、支持アーム22、および第1、第2の連結アーム24、25を介した間接的な連結であるため、この点からもオットマン20の保持長さを長く設定できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
本発明は、リクライニングシートなどに装着されて着座者の脚を保持して安楽な着座(横臥)姿勢を可能とするオットマンとその駆動機構に広範囲に応用できる。
10 オットマンの駆動機構
12 リクライニングシート
12a シートクッション
12b シートバック
20 オットマン
20F 前半部のオットマン(オットマン延長部、第2のオットマン)
20R 後半部のオットマン(オットマン本体、第1のオットマン)
22 支持アーム
24、25 第1、第2の連結アーム
24a 第1、第2の連結アームを連結、枢着する(枢着)ピン
30 リンク
31、32 第1、第2のリンク
32M、32S 第2のリンクのメインリンク、サブリンク
31a 第1のリンク、後半部のオットマンを連結、枢着する(枢着)ピン
31b 第1のリンク、連結ロッド、メインリンクを連結、枢着する(枢着)ピン
32a メインリンク、サブリンクを連結、枢着する(枢着)ピン
32b サブリンク、前半部のオットマンを連結するピン
40 スイングアーム
44 アクチュエータ
44a ピストン
50 連結ロッド
50a スイングアーム、連結ロッドを連結、枢着する(枢着)ピン
60 ブラケット
62 ローラ
70 規制手段
71 第1の規制部材(ピン)
72 第2の規制部材(折曲片)
L ピン31a、50aを結ぶ直線
12 リクライニングシート
12a シートクッション
12b シートバック
20 オットマン
20F 前半部のオットマン(オットマン延長部、第2のオットマン)
20R 後半部のオットマン(オットマン本体、第1のオットマン)
22 支持アーム
24、25 第1、第2の連結アーム
24a 第1、第2の連結アームを連結、枢着する(枢着)ピン
30 リンク
31、32 第1、第2のリンク
32M、32S 第2のリンクのメインリンク、サブリンク
31a 第1のリンク、後半部のオットマンを連結、枢着する(枢着)ピン
31b 第1のリンク、連結ロッド、メインリンクを連結、枢着する(枢着)ピン
32a メインリンク、サブリンクを連結、枢着する(枢着)ピン
32b サブリンク、前半部のオットマンを連結するピン
40 スイングアーム
44 アクチュエータ
44a ピストン
50 連結ロッド
50a スイングアーム、連結ロッドを連結、枢着する(枢着)ピン
60 ブラケット
62 ローラ
70 規制手段
71 第1の規制部材(ピン)
72 第2の規制部材(折曲片)
L ピン31a、50aを結ぶ直線
Claims (9)
- リクライニングシートのシートクッションの前部に揺動可能に取付けられた後半部と、後半部の自由端に揺動可能に取付けられた前半部とに分割して構成され、
第1のリンクの一端が後半部のオットマンに、第2のリンクの一端が前半部のオットマンにそれぞれ連結、枢着され、
第1、第2のリンクの他端を互いに連結、枢着するその枢着点に伝達された駆動力によって、シートクッションの下方に格納される不使用位置と、前後のオットマンで着座者の脚を保持するその使用位置との間を揺動され、前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始よりも遅延されたオットマン。 - 第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定され、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、
第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、
第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点がその死点を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始を後半部のオットマンの揺動開始より遅延させた請求項1記載のオットマン。 - 一端に伝達される駆動力のもとでスイングするスイングアームの他端に連結、枢着され、スイングアームのスイングに伴って押し出される連結ロッドの自由端が第1、第2のリンクの枢着点に連結、枢着され、
第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を第1、第2のリンクの枢着点が横切る点が第1、第2のリンクの枢着点の死点である請求項2記載のオットマン。 - 後半部のオットマンは、下方に湾曲した略コ字形状の支持アームを介してリクライニングシートのシートクッションの前部に連結、枢着された請求項1〜3のいずれか記載のオットマン。
- 着座者の脚を支持するオットマンが、リクライニングシートのシートクッションの前部に揺動可能に取付けられた後半部と、後半部の自由端に揺動可能に取付けられた前半部とに分割して構成され、シートクッションの下方に格納される不使用位置と、前後のオットマンで着座者の脚を保持するその使用位置との間でオットマンを揺動するオットマンの駆動機構において、
前後のオットマンにそれぞれの一端が連結、枢着され、他端が互いに連結、枢着された第1、第2のリンクと、
アクチュエータの作動によってスイングされるスイングアームと、
スイングアームにその一端が連結、枢着されるとともに、他端が第1、第2のリンクの他端とともに連結、枢着されてスイングアーム、第1、第2のリンクを連結し、アクチュエータの駆動力を第1、第2のリンクに伝達する連結ロッドと、
後半部のオットマンに対する第1のリンクの揺動を規制する規制手段とを具備し、
後半部のオットマンの揺動開始に対して前半部のオットマンの揺動開始を遅延可能に、第1、第2のリンクと連結ロッドとが連結されていることを特徴とするオットマンの駆動機構。 - 第1の連結アームの一端が後半部のオットマンに、第2の連結アームの一端が前半部のオットマンにそれぞれ固定されるとともに、第1、第2の連結アームの他端をピンによって互いに連結、枢着することにより、第1、第2の連結アームを介して前後のオットマンが揺動可能に連結され、
第2のリンクは、その一端が互いに連結、枢着されたメインリンクとサブリンクとからなり、メインリンクの他端が第1のリンクの他端に連結、枢着され、サブリンクの他端が前半部のオットマン、第2の連結アームに固定され、
第1のリンクと後半部のオットマンとの枢着点、第1、第2のリンクの枢着点、メインリンクとサブリンクとの枢着点、および第1、第2の連結アームの枢着点を支点とする四節リンクを形成し、第1、第2のリンクの枢着点が、第1のリンク、後半部のオットマンの枢着点と、スイングアーム、連結ロッドの枢着点とを結ぶ直線を越えるまで前半部のオットマンの揺動開始が後半部のオットマンの揺動開始より遅延される請求項5記載のオットマンの駆動機構。 - 連結ロッドを摺動自在に保持するローラが回転自在に取付けられたブラケットをさらに具備する請求項5または6記載のオットマンの駆動機構。
- 規制手段は、後半部のオットマンと第1のリンクとの当接によって後半部のオットマンに対する一方向での第1のリンクの揺動を規制する第1の規制部材および他方向での第1のリンクの揺動を規制する第2の規制部材とを有している請求項5〜7のいずれか記載のオットマンの駆動機構。
- 第1の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの一側面のいずれかに設けられた第1のストッパであり、
第2の規制部材が、後半部のオットマンの下端、第1のリンクの他側面のいずれかに設けられた第2のストッパである請求項8記載のオットマンの駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007305390A JP2009125412A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | オットマンおよびオットマンの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007305390A JP2009125412A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | オットマンおよびオットマンの駆動機構 |
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2007
- 2007-11-27 JP JP2007305390A patent/JP2009125412A/ja active Pending
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DE102022120164A1 (de) | 2022-06-13 | 2023-12-14 | Adient Us Llc | Unterschenkelstützvorrichtung für einen fahrzeugsitz sowie fahrzeugsitz |
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