JP2009124645A - テレビ表示制御装置およびテレビ表示制御装置用のプログラム - Google Patents

テレビ表示制御装置およびテレビ表示制御装置用のプログラム Download PDF

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【課題】テレビ放送局毎の視聴制限の技術を、車両用のテレビ表示制御装置に適用した際に、放送エリアが変わっても適切な視聴制限を継続することができるようにする。
【解決手段】テレビ表示制御装置は、放送エリアXを対象とする特定のテレビ放送局Aについて視聴制限を行う旨のユーザ設定を受け付けて記録する。そして、放送エリアXとは異なる放送エリアBにおいて、当該放送エリアYにおける表示対象放送局B(230)の放送局系列(250)と、記録された視聴禁止放送局Aの放送局系列(260)とが、同じである場合(270)、表示対象放送局からの放送映像の画像表示装置への表示を禁止する(280)。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビ表示制御装置およびテレビ表示制御装置用のプログラムに関する。
従来、特定の放送局の放送を受信不可能にするテレビ放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−174694号公報 特開平5−37868号公報 特開平10−112633号公報
本発明者は、このような放送局毎の視聴制限を行う技術を、車載用のテレビ表示制御装置に適用することを検討した。その結果、以下のような問題点を発見した。
車両は移動するため、受信可能な放送局が移動と共に変化してしまう。受信可能な放送局の変化に追従するための技術として、自車位置を特定し、地域毎に受信可能な放送局をまとめた放送局リストを用いて、現在の自車位置において視聴可能な放送局を特定する技術が知られている(例えば、特許文献3)。
このような技術に上述の視聴制限の技術を適用しても、当初視聴制限の対象となっていた放送局の放送エリアから出て、別の放送局の放送エリア内に入った場合、新しい放送エリア内で、当初視聴制限の対象となっていた放送局と同系列の放送局が視聴可能となってしまう。その結果、放送エリアが変化すると、視聴を制限していた番組が表示されてしまうことになる。
本発明は上記問題点に鑑み、テレビ放送局毎の視聴制限の技術を、車両用のテレビ表示制御装置に適用した際に、放送エリアが変わっても適切な視聴制限を継続することができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、車両に搭載され、車両の現在位置が属する地域を放送エリアとするテレビ放送局を特定し、特定した前記テレビ放送局のうち1つ(以下、表示対象放送局という)からの放送信号に基づいた映像を画像表示装置に表示させるテレビ表示制御装置についてのものである。
本発明の特徴は、このテレビ表示制御装置が、上記の放送エリアとは異なる放送エリアを対象とするテレビ放送局について視聴制限を行う旨の設定を受け付けて記録し、記録された当該視聴制限設定において視聴制限を行うことになっている視聴禁止放送局と、表示対象放送局とが、同じ放送局系列に属することに基づいて、表示対象放送局からの放送映像の画像表示装置への表示を禁止することである。
このようになっているので、車両がある放送エリア内から他の放送エリア内に移っても、元のエリアでユーザが視聴制限を行う旨設定を行った視聴禁止放送局と同系列のテレビ放送局の映像は画像表示装置に表示されない。したがって、放送エリアが変わっても適切な視聴制限を継続することができる。
なお、ここでいう「表示対象放送局からの放送映像を画像表示装置に表示させることを禁止する」という作動は、当該放送局からの信号の受信自体を禁止することで実現してもよいし、当該放送局からの信号を受信するものの、当該受信した信号に基づいた映像を画像表示装置に表示することを禁止することで実現するようになっていてもよい。すなわち、結果的に画像表示装置に当該映像が表示されないようにすれば、どのような方法を用いてもよい。そして、本発明は、本発明に係るテレビ表示制御装置に用いるプログラムとしても捉えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。この車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、TVチューナ15、地図データ取得部16、および制御回路17を有している。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御回路17に出力する。
画像表示装置12は、制御回路17の制御に基づいて、映像をユーザに表示する。表示する映像としては、地図画像、テレビ映像等がある。
操作部13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置12の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに等に基づいた信号を制御回路17に出力する。
TVチューナ15は、制御回路17によって指定されたチャネル(具体的には周波数)でテレビ放送局からテレビ放送信号を受信し、受信した放送信号を制御回路17に出力する。なお、本実施形態においては、TVチューナ15が受信するテレビ放送の種別は、地上アナログテレビ放送であるとする。しかし、TVチューナ15が受信するテレビ放送の種別は、地上デジタルテレビ放送のHDTV(高精細度テレビジョン放送)またはSDTV(標準画質テレビジョン放送)(以下、HDTVおよびSDTVを、単に地上デジタル放送と総称する)であってもよいし、地上デジタルテレビ放送における携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス用の放送(以下、単にワンセグ放送という)であってもよい。
地図データ取得部16は、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出しおよび書き込みを行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17が実行するプログラム、経路案内用の地図データ、テレビ視聴用の地域別放送局データ、放送局系列データ等を記憶している。また、後述する視聴禁止放送局リストを記憶することができるようになっている。
地図データは、道路データおよび施設データを有している。道路データは、リンクの位置情報、種別情報、ノードの位置情報、種別情報、および、ノードとリンクとの接続関係の情報等を含んでいる。施設データは、施設毎のレコードを複数有しており、各レコードは、対象とする施設の名称情報、所在位置情報、施設種類情報等を示すデータを有している。
地域別放送局データは、地域毎に、その地域で受信可能なテレビ放送局の名称および当該テレビ放送局のチャネルをリストアップしたデータである。放送局系列データは、放送局系列毎に、その放送局系列(例えば、フジテレビ(登録商標)系列、日本テレビ(登録商標)系列)に属するテレビ放送局の名称をリストアップしたデータである。
制御回路(コンピュータに相当する)17は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、およびスピーカ14と信号の授受を行う。
制御回路17がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、誘導経路算出処理、経路案内処理、視聴可否設定処理、テレビ表示処理等がある。
現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。誘導経路算出処理は、操作部13からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、地図データ取得部16から地図データを読み出し、算出された誘導経路、目的地、経由地および現在位置等をこの地図データの示す地図上に重ねた画像を、画像表示装置12に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達したとき等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号をスピーカ14に出力させる処理である。
視聴可否設定処理は、TVチューナ15が現在受信可能な複数のテレビ放送局のうち、一部または全部について視聴制限を行う旨のユーザ設定を、操作部13を介して受け付けて記録するための処理である。
テレビ表示処理は、現在受信可能な複数のテレビ放送局から1つを選び、その選んだテレビ放送局からの放送信号に基づいた映像および音声をユーザに表示するための処理である。ただし、テレビ表示処理において、制御回路17は、視聴可否設定処理において視聴制限を行う旨の記録がされたテレビ放送局およびそのテレビ放送局と同一系列のテレビ放送局については、その表示を禁止する。
以下、これら視聴可否設定処理およびテレビ表示処理について詳細に説明する。まず、図2に、視聴可否設定処理のために制御回路17が実行するプログラム100をフローチャートで示す。
制御回路17は、ユーザによって所定の設定開始操作が操作部13に対して行われたときに、このプログラム100の実行を開始する。そしてまずステップ110で、画像表示装置12の表示対象を、視聴可否設定画面に切り替える。
続いてステップ120で、現在視聴可能な放送局(すなわち、現在TVチューナ15が放送信号を受信可能な放送局)のリストを作成する。具体的には、現在位置特定処理を実行して自車両の現在位置を特定し、続いて地図データ取得部16中の地域別放送局データに基づいて、当該現在位置が属する地域で受信可能な(すなわち当該地域を放送エリアとする)テレビ放送局をすべて抽出する。
続いてステップ130では、画像表示装置12を制御して、ステップ120にて作成されたリストを、視聴可否設定画面に重畳表示させる。この表示されたリスト中の各テレビ放送局は、ユーザが操作部13を用いて個々に選択することができる。
続いてステップ140では、ステップ130で表示させたリスト中の1つまたは複数のテレビ放送局に対するユーザの選択操作を待ち、選択操作があると、続いてステップ150を実行する。
ステップ150では、ステップ140において選択操作の対象となったテレビ放送局を、視聴禁止放送局として特定し、特定したテレビ放送局を、地図データ取得部16の視聴禁止放送局リストに追加記録する。
なお、上記のユーザの選択操作が、既に視聴禁止放送局となっているテレビ放送局に対して行われた場合、制御回路17は、その操作を、当該テレビ放送局を視聴禁止放送局でないものとする旨の操作であると判定し、視聴禁止放送局リストから当該テレビ放送局の記録を削除するようになっていてもよい。ステップ150の後、プログラム100の実行を終了する。
このようなプログラム100をユーザの要求の度に実行することで、視聴可否設定処理において、ユーザが視聴制限を行いたいテレビ放送局を視聴禁止放送局として記録することができる。
次に、テレビ表示処理について説明する。制御回路17は、ユーザによって所定のテレビ視聴開始操作が操作部13に対して行われたときに、このプログラム100の実行を開始する。
そしてまずステップ210で、現在位置特定処理を実行することで自車両の現在位置を特定する。続いてステップ220で、現在位置において受信可能な放送局リストを、地図データ取得部16中の地域別放送局データに基づいて特定する。
続いてステップ230では、それら放送局リスト中の複数のテレビ放送局のうち1つを、画像表示装置12に表示させる対象のテレビ放送局(以下表示対象放送局という)として選択する。具体的な選択方法としては、例えば、ユーザによる操作部13を用いた特定のテレビ放送局の指定操作に基づいて選択してもよいし、前回のテレビ放送の表示時に放送していたテレビ放送局と同じテレビ放送局を選択してもよいし、放送エリアの境界を越えた直後の場合、新しく入った放送エリアにおけるテレビ放送局のうち、それまで受信・表示していたテレビ放送局と同系列のテレビ放送局を選択してもよい。なお、2つのテレビ放送局が同系列であるか否かは、地図データ取得部16中の放送局系列データに基づいて判定する。
続いてステップ240では、地図データ取得部16の視聴禁止放送局リスト中に、視聴禁止放送局が1つ以上記録されていか否かを判定する。記録されている場合、続いてステップ250を実行し、記録されていない場合、続いてステップ290で、表示対象放送局からの映像を画像表示装置12に表示させると共に、表示対象放送局からの音声をスピーカ14に出力させる。
ステップ250では、表示対象放送局が属する放送局系列を、放送局系列データに基づいて判定する。さらにステップ260では、視聴禁止放送局が属する放送局系列のすべてを、放送局系列データに基づいて判定する。
続いてステップ270では、ステップ250で特定した表示対象放送局の放送局系列が、ステップ260で特定した視聴禁止放送局の放送局系列のうちいずれかに一致するか否かを判定する。いずれかに一致する場合続いてステップ280を実行し、いずれにも一致しない場合、続いてステップ290で、表示対象放送局からの映像を画像表示装置12に表示させると共に、表示対象放送局からの音声をスピーカ14に出力させる。
ステップ280では、表示対象放送局からの映像を画像表示装置12に表示させること、および、表示対象放送局からの音声を画像表示装置12に表示させることを、禁止する。なおこの際制御回路17は、画像表示装置12またはスピーカ14を用いて、ユーザに対して、当該表示対象放送局は視聴禁止放送局であるので表示できない旨を、通知するようになっていてもよい。
以上のような視聴可否設定処理およびテレビ表示処理の典型的な適用例について説明する。ある放送エリアX内(例えば京阪神地域の放送エリア)において、ユーザが操作部13を用いて、視聴可否設定処理を起動させ、当該放送エリア内の特定の放送局A(例えば、NHK大阪(登録商標)、関西テレビ(登録商標)等)について視聴制限する旨の操作を行ったとする。この場合、制御回路17は、プログラム100のステップ140において、この操作を受け付け、ステップ150において、当該特定のテレビ放送局Aを視聴禁止放送局として視聴禁止放送局リストに記録する。
続いて、自車両が移動して上記の放送エリアXとは異なる放送エリアY(例えば東海地域の放送エリア)内に入り、そこでテレビ視聴のための操作を操作部13に対して行ったとする。その場合、制御回路17は、プログラム200の実行において、現在位置が属する地域を放送エリアとするテレビ放送局リストを取得し(ステップ210、220)、特定したテレビ放送局リストのうち1つ(NHK名古屋(登録商標)、東海テレビ(登録商標)、CBCテレビ(登録商標)等)を、表示対象のテレビ放送局Bとして特定する(ステップ230)。
そして、記録された視聴禁止放送局Aの放送局系列(例えば、NHK(登録商標)系列、フジテレビ(登録商標)系列)と、表示対象放送局Bの放送局系列(例えば、NHK(登録商標)系列、フジテレビ(登録商標)系列、TBS(登録商標)系列)とを比較し(ステップ270)、同じでなければ、その表示対象放送局Bからの放送映像を画像表示装置12に表示させると共にスピーカ14に音声表示させ(ステップ290)、同じであれば、その表示対象放送局Bからの放送映像を画像表示装置12に表示させず、かつ、スピーカ14に放送音声を出力させない(ステップ280)。
以上説明した通り、車両用ナビゲーション装置1は、放送エリアXを対象とする特定のテレビ放送局Aについて視聴制限を行う旨の設定を受け付けて記録し、記録された視聴禁止放送局Aと、別の放送エリアYにおける表示対象放送局Bとが、同じ放送局系列に属することに基づいて、表示対象放送局からの放送映像の画像表示装置への表示を禁止する。
このようになっているので、車両がある放送エリア内から他の放送エリア内に移っても、元のエリアでユーザが視聴制限を行う旨設定を行った視聴禁止放送局と同系列のテレビ放送局の映像は画像表示装置12に表示されない。したがって、放送エリアが変わっても適切な視聴制限を継続することができる。
なお、本実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1がテレビ表示制御装置の一例に相当する。ただし、制御回路17をテレビ表示制御装置の一例として捉えることも可能である。また、制御回路17が、プログラム100を実行することで設定記録手段の一例として機能し、プログラム200のステップ290を実行することで表示制御手段の一例として機能し、プログラム200のステップ240〜280を実行することで禁止手段の一例として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、TVチューナ15は、地上アナログテレビ放送、地上デジタル放送、ワンセグ放送という放送方式の異なる3種類のテレビ放送のいずれも受信できるようになっていてもよい。この場合、制御回路17は、上記実施形態の作動に加え、操作部13を用いたユーザの設定操作に基づいて、放送種類毎に、視聴の可・不可を切り替えるようになっていてもよい。例えば、ユーザが操作部13を用いてある種類のテレビ放送(例えば地上アナログ)の視聴を制限する旨の操作を行った場合、制御回路17は、当該種類のすべてのチャネルについて、そのチャネルの放送映像の表示を禁止する。
このようにすることで、同じ放送局でも放送方式が変われば視聴の可否も変化するようになる。このようになっていることで、例えば、ある放送局の放送の受信および表示が、ある方式(例えば地上デジタル放送)では有料であり、別の方式(例えばワンセグ放送)では無料である場合のような、放送方式によってユーザにかかるコストが変化する場合に、コストの高い方式の使用を制限することができるようになる。
あるいは、TVチューナ15が上記3種類のテレビ放送のいずれも受信できるようになっている場合、制御回路17は、ユーザの設定操作に基づいて、放送局系列と放送種別の組毎に、視聴の可・不可を切り替えるようになっていてもよい。
この場合、制御回路17は、図2に示したプログラム100のステップ130で、3種類のテレビ放送のすべてについて、現在視聴可能なすべての放送局を表示し、続いてステップ140で、ユーザから、放送の種類と放送局の組の指定、および、当該組についてのテレビ視聴の制限の指定を受け付け、ステップ150で、指定された組を視聴禁止放送局リストに記録するようになっていてもよい。
さらにこの場合、制御回路17は、プログラム200の実行において、ステップ230で、表示対象放送局および放送方式を(例えば操作部13を用いたユーザの放送局および方式の指定に従って)特定し、ステップ270では、表示対象放送局の属する放送局系列および使用する放送方式の組が、視聴禁止放送局リストに記録された組のいずれかに一致するか否かを判定し、一致すれば続いてステップ280を実行し、一致しなければ続いてステップ290を実行するようになっていてもよい。
このような処理によって、図4、図5に表形式で示すような、テレビ視聴の可否のきめ細かい設定が可能となる。なお図4の例は、A放送局系列のアナログテレビ放送のみが視聴禁止となった場合を示し、図5の例は、BおよびD放送局系列の地上デジタル放送およびワンセグ放送以外のすべてが視聴禁止放となった場合を示す。
また、ステップ230における放送方式の特定は、各放送方式による放送信号の受信感度に基づいて決定してもよい。例えば、TVチューナ15の受信感度が基準値(例えば地上デジタル放送を正常に表示できる最低限の値)より高い場合には地上デジタル放送の方式で放送を受信し、当該基準地より低い場合にはワンセグ放送の方式で放送を受信するようになっていてもよい。
あるいは、TVチューナ15が上記3種類のテレビ放送のいずれも受信できるようになっている場合、制御回路17は、ユーザの設定操作に基づいて、放送局系列毎に、3つの放送の種類に渡って連動して、視聴の可・不可を切り替えるようになっていてもよい。
また、視聴禁止放送局リスト等の、更新が必要なデータは、地図データ取得部16に限らず、他の、車両用ナビゲーション装置1の主電源の供給が停止してもデータを保持し続けることができる記憶媒体(例えばフラッシュメモリ、EEPROM、バックアップRAM)に記憶されるようになっていてもよい。その場合、地図データ取得部16の記憶媒体は、HDD等の書き込み可能な記憶媒体である必要はなく、DVD、CD−ROM等の書き込み不可能な記憶媒体であってもよい。
また、上記の実施形態において、制御回路17がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
また、上記実施形態においては、ナビゲーション装置は車載タイプのものであるが、ナビゲーション装置は、船舶や飛行機に搭載されるものであってもよいし、人が持ち運びできるタイプのものであってもよい。例えば、ナビゲーション装置の機能を有する携帯電話機も、本発明のナビゲーション装置に該当する。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。 制御回路17が実行するプログラム100のフローチャートである。 制御回路17が実行するプログラム200のフローチャートである。 他の実施形態における、放送の種類と放送局の組、毎に設定された視聴の可否の状態を示す図表である。 他の実施形態における、放送の種類と放送局の組、毎に設定された視聴の可否の状態を示す図表である。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、11…位置検出器、12…画像表示装置、
13…操作部、14…スピーカ、15…TVチューナ、16…地図データ取得部、
17…制御回路、100、200…プログラム。

Claims (2)

  1. 車両に搭載されたテレビ表示制御装置であって、
    前記車両の現在位置が属する地域を放送エリアとするテレビ放送局を特定し、特定した前記テレビ放送局のうち1つ(以下、表示対象放送局という)からの放送信号に基づいた映像を画像表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記放送エリアとは異なる放送エリアを対象とするテレビ放送局について視聴制限を行う旨の視聴制限設定を受け付けて記録する設定記録手段と、
    記録された前記視聴制限設定において視聴制限を行うことになっている視聴禁止放送局と、前記表示対象放送局とが、同じ放送局系列に属することに基づいて、前記表示対象放送局からの放送映像を前記画像表示装置に表示させることを禁止する禁止手段と、を有することを特徴とするテレビ表示制御装置。
  2. 車両に搭載されたテレビ表示制御装置に用いるプログラムであって、
    複数のテレビ放送局のうち一部について視聴制限を行う旨の視聴制限設定を受け付けて記録する設定記録手段と、
    前記車両の現在位置が属する地域を放送エリアとするテレビ放送局のうち1つ(以下、表示対象放送局という)からの放送信号に基づいた映像を前記画像表示装置に表示させる表示制御手段、および
    記録された前記視聴制限設定において視聴制限を行うことになっている視聴禁止放送局と、前記表示対象放送局とが同じ放送局系列に属することに基づいて、前記表示対象放送局からの放送映像を前記画像表示装置に表示させることを禁止する禁止手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
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