JP2006157440A - デジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 異なる受信エリアに移動した際、チャンネルスキャンに要する時間を短縮することができるデジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法を提供する。
【解決手段】 本発明のデジタル放送受信装置1は、お気に入りチャンネル記憶部7にユーザが好みのチャンネルを記述したお気に入りチャンネルリストを記憶している。チャンネルスキャン部4は、受信エリアが変わったとき等、チャンネルスキャンが必要となった場合、お気に入りチャンネルリストに記述されたチャンネルを優先的にスキャンし、チャンネルスキャンに要する時間を短縮する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のデジタル放送受信装置1は、お気に入りチャンネル記憶部7にユーザが好みのチャンネルを記述したお気に入りチャンネルリストを記憶している。チャンネルスキャン部4は、受信エリアが変わったとき等、チャンネルスキャンが必要となった場合、お気に入りチャンネルリストに記述されたチャンネルを優先的にスキャンし、チャンネルスキャンに要する時間を短縮する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法に関し、より特定的には、デジタル放送を視聴しながら移動可能な携帯型や車両等の移動体に搭載されるデジタル放送受信装置、当該デジタル放送受信装置に実行されるデジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法に関する。
近年、テレビ放送の信号をデジタル化した、いわゆるデジタルテレビ放送が普及している。現在、日本においては、放送衛星を利用した衛星デジタル放送が行われており、地上波放送のデジタル化も始まり、地上デジタル放送も普及してきている。地上デジタル放送においては、主に据置のテレビ放送受信機で受信する固定受信の他に、移動中でも携帯端末等で受信できる携帯受信が可能となる。
ここで、ユーザが携帯受信端末等でデジタルテレビ放送を受信しながら受信エリアが異なる地域に移動するとき、それまで受信できていたチャンネルが受信できなくなったり、移動前に受信できていなかったチャンネルが受信できるようになったりする。また、移動前の地域で受信していたチャンネルの同一系列のチャンネルが受信エリアの異なる地域で放送されていれば、当該異なる地域に移動しても同じ内容の番組を視聴することができる。
一般的に、デジタルテレビ放送受信機においては、現在視聴している地域で受信できるチャンネルをスキャンし(以下、チャンネルスキャンと称する)、チャンネルスキャンによって検出された受信可能なチャンネルの一覧(以下、チャンネルリストと称する)を記憶しておく。チャンネルリストには、各チャンネルについて周波数、放送事業者名、チャンネル番号、およびリモコン番号等の情報が格納される。そして、デジタルテレビ放送受信機でテレビ放送を視聴するための選局動作では、上記チャンネルリストを参照して行われる。したがって、上記デジタルテレビ放送受信機における受信位置が受信エリアの異なる地域に移動した場合、新たに移動後の受信エリアにおいてチャンネルスキャンして、新たなチャンネルリストを取得して記憶しなければならない。
しかしながら、チャンネルスキャンには時間を要するため、上記デジタルテレビ放送受信機を携帯してユーザが移動することによって上記受信エリアが頻繁に変わる場合、その都度チャンネルスキャンを行っていたのでは面倒である。そのため、受信エリアが変わった際のチャンネルスキャンを簡単に行う提案がなされている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。特許文献1で開示された携帯端末装置では、GPSや携帯電話の基地局(携帯電話にテレビ受信機能を搭載して携帯端末装置を構成する場合)によって当該携帯端末装置が位置する現在位置を特定する。そして、上記携帯端末装置は、予め記憶してある地域毎(例えば、受信エリア毎)の複数のチャンネルリストから、上記現在位置を含む地域に関するチャンネルリストを選択して使用する。また、特許文献2で開示された携帯電話装置では、異なった受信エリアへ移動してもそれまで受信していた放送系列と同じ同系列のチャンネルを探して受信することによって、同じ番組を継続して視聴することができる。
特開2003−309774号公報
特開2004−153399号公報
しかしながら、上記特許文献1で開示された携帯端末装置では、移動する可能性のある全ての地域毎のチャンネルリストを記憶するメモリが必要になり、利用できる記憶容量に制限があることが多い携帯端末装置では実現に困難が生じる。また、チャンネルリストが準備された地域であっても、携帯端末装置における受信環境に応じて受信できないチャンネルもあり、その場合チャンネルリストが受信可能なチャンネルの一覧とはならない。
また、上記特許文献2で開示された携帯電話装置では、異なった受信エリアに移動した際にチャンネルスキャンなしで視聴可能なチャンネルは、移動前に視聴していたチャンネルと同系列のチャンネルに限られる。したがって、ユーザが移動後に他のチャンネルを視聴しようとすると、結局チャンネルスキャンが必要となる。
それ故に、本発明の目的は、異なる受信エリアに移動した際、チャンネルスキャンに要する時間を短縮することができるデジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、以下に述べるような特徴を有している。
第1の発明は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置である。デジタル放送受信装置は、受信部、特定チャンネル記憶部、チャンネルスキャン部、およびチャンネルリスト記憶部を備える。受信部は、デジタル放送と受信する。特定チャンネル記憶部は、特定のチャンネルを記憶する。チャンネルスキャン部は、特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ受信部が受信可能であるか検出する。チャンネルリスト記憶部は、チャンネルスキャン部が検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶する。
第1の発明は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置である。デジタル放送受信装置は、受信部、特定チャンネル記憶部、チャンネルスキャン部、およびチャンネルリスト記憶部を備える。受信部は、デジタル放送と受信する。特定チャンネル記憶部は、特定のチャンネルを記憶する。チャンネルスキャン部は、特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ受信部が受信可能であるか検出する。チャンネルリスト記憶部は、チャンネルスキャン部が検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶する。
第2の発明は、上記第1の発明において、特定チャンネル記憶部は、複数の特定のチャンネルを記憶しており、それら特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶している。チャンネルスキャン部は、特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが受信部で受信できないとき、その特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に受信部が受信可能であるか検出する。
第3の発明は、上記第1の発明において、特定チャンネル記憶部は、複数の特定のチャンネルを記憶しており、それら特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶している。チャンネルスキャン部は、特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが受信部で受信可能であるとき、その特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルに対して受信部が受信可能であるか検出を行わない。
第4の発明は、上記第1の発明において、デジタル放送受信装置は、特定チャンネル登録部を、さらに備える。特定チャンネル登録部は、特定のチャンネルを特定チャンネル記憶部に登録する。チャンネルスキャン部は、特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが受信部で受信できないとき、受信部が受信可能なその特定のチャンネルと同じ放送系列識別を有する他のチャンネルを検出する。特定チャンネル登録部は、チャンネルスキャン部が検出した他のチャンネルを特定のチャンネルとして特定チャンネル記憶部に登録する。
第5の発明は、上記第1の発明において、入力部および特定チャンネル登録部を、さらに備える。入力部は、ユーザの操作に応じて所定の入力信号を出力する。特定チャンネル登録部は、さらに備える入力部から出力された入力信号の入力に応じて、受信部が受信しているデジタル放送のチャンネルを特定のチャンネルとして特定チャンネル記憶部に登録する。
第6の発明は、上記第1の発明において、履歴管理部および特定チャンネル登録部を、さらに備える。履歴管理部は、ユーザがデジタル放送受信装置を用いて視聴したデジタル放送の視聴履歴を管理する。特定チャンネル登録部は、履歴管理部が管理する視聴履歴に基づいて、所定の閾値以上の回数または所定の閾値以上の時間を視聴したチャンネルを特定のチャンネルとして特定チャンネル記憶部に登録する。
第7の発明は、上記第1の発明において、特定チャンネル記憶部は、特定のチャンネルに対する情報として、チャンネル番号、物理周波数、放送事業者名、および放送系列識別からなる群から選ばれる少なくとも1つを記憶している。
第8の発明は、上記第1の発明において、表示部および特定チャンネル検出部を、さらに備える。特定チャンネル検出部は、チャンネルスキャン部が特定のチャンネル対して受信部が受信可能であることを検出した際、その検出を示す通知を表示部に表示する。
第9の発明は、上記第1の発明において、表示部およびメッセージ通知部を、さらに備える。メッセージ通知部は、チャンネルスキャン部が特定チャンネル記憶部に記憶された全ての特定のチャンネルに対する検出を終了したとき、それら特定のチャンネル以外のチャンネルに対するスキャンを行うか問い合わせるメッセージを表示部に表示する。
第10の発明は、デジタル放送受信装置のコンピュータに実行されるデジタル放送受信プログラムである。デジタル放送受信装置は、デジタル放送を受信する受信部と記憶部とを備える。デジタル放送受信プログラムは、特定チャンネル記憶ステップ、チャンネルスキャンステップ、およびチャンネルリスト記憶ステップをコンピュータに実行させる。特定チャンネル記憶ステップは、記憶部に特定のチャンネルを記憶させる。チャンネルスキャンステップは、記憶部に記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ受信部が受信可能であるか検出する。チャンネルリスト記憶ステップは、チャンネルスキャンステップで検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶部に記憶する。
第11の発明は、上記第10の発明において、特定チャンネル記憶ステップは、複数の特定のチャンネルを記憶部に記憶させ、それら特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶させる。チャンネルスキャンステップは、記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが受信部で受信できないとき、その特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に受信部が受信可能であるか検出する。
第12の発明は、上記第10の発明において、デジタル放送受信装置は、ユーザの操作に応じて所定の入力信号を出力する入力部を、さらに備えている。デジタル放送受信プログラムは、特定チャンネル登録ステップを、さらにコンピュータに実行させる。特定チャンネル登録ステップは、入力部から出力された入力信号の入力に応じて、受信部が受信しているデジタル放送のチャンネルを特定のチャンネルとして記憶部に登録する。
第13の発明は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信方法である。デジタル放送受信方法は、特定チャンネル記憶ステップ、チャンネルスキャンステップ、およびチャンネルリスト記憶ステップを含む。特定チャンネル記憶ステップは、特定のチャンネルを記憶する。チャンネルスキャンステップは、記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ受信可能であるか検出する。チャンネルリスト記憶ステップは、チャンネルスキャンステップで検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶する。
第14の発明は、上記第13の発明において、特定チャンネル記憶ステップは、複数の特定のチャンネルを記憶し、それら特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶する。チャンネルスキャンステップは、記憶された特定のチャンネルの1つが受信できないとき、その特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に受信可能であるか検出する。
第15の発明は、上記第13の発明において、特定チャンネル登録ステップを、さらに含む。特定チャンネル登録ステップは、ユーザの操作に応じて、受信しているデジタル放送のチャンネルを特定のチャンネルとして登録する。
上記第1の発明によれば、ユーザが視聴したいチャンネル等の特定のチャンネルを優先的にスキャンすることによってチャンネルスキャンに要する時間を短縮することができ、利便性を高められる。
上記第2の発明によれば、上記特定のチャンネルの受信ができない地域の場合、当該チャンネルと同系列のチャンネルを優先的にスキャンすることによって、ユーザが視聴したい放送系列のチャンネルを優先的に視聴可能か判断してチャンネルリストに記憶することができる。
上記第3の発明によれば、ある放送系列のチャンネルが受信可能である場合、同じ放送系列を有する特定のチャンネルをスキャンしないため、チャンネルスキャンに要する時間を短縮することができる。
上記第4の発明によれば、登録済の特定のチャンネルにおける放送系列と同じ放送系列のチャンネルが自動的に特定のチャンネルに加えられるため、特定の放送系列のチャンネルに対してスキャンする時間を段階的にさらに短縮することができ、利便性をさらに高められる。
上記第5の発明によれば、ユーザの操作に応じて特定のチャンネルが登録されるため、ユーザが好むチャンネル等、ユーザの意志によって優先的にスキャンされるチャンネルを設定することができる。
上記第6の発明によれば、視聴される頻度の高いチャンネルを自動的に特定のチャンネルとして登録することができる。
上記第7の発明によれば、特定のチャンネルをそのチャンネル情報と共に記憶することによって、チャンネルスキャン時に用いる情報やユーザへ提供する情報が緻密になる。
上記第8の発明によれば、特定のチャンネルに対して選局可能であることをユーザに通知することができる。
上記第9の発明によれば、特定のチャンネル以外のチャンネルスキャンを行っていないことをユーザに通知できることに加え、ユーザに対して特定のチャンネル以外のチャンネルに対するスキャンを行う機会を提供することができる。
また、本発明のデジタル放送受信プログラムおよびデジタル放送受信方法によれば、上述したデジタル放送受信装置と同様の効果を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るデジタル放送受信装置について説明する。図1は、当該デジタル放送受信装置1の構成を示すブロック図である。典型的には、デジタル放送受信装置1は、メモリ等の記憶手段を備えるコンピュータシステムを有しており、携帯電話やPDA等の移動を前提にした移動型端末や車両等の移動体に搭載される車載端末等で実現される。そして、以下に述べるデジタル放送受信装置1の動作や各機能ブロックは、典型的には、デジタル放送受信装置1が有するコンピュータシステム(図示せず)が本発明のデジタル放送受信プログラムを実行することによって実現される。
図1において、デジタル放送受信装置1は、アンテナ2、受信部3、チャンネルスキャン部4、チャンネルリスト記憶部5、お気に入りチャンネル検出部6、お気に入りチャンネル記憶部7、お気に入りチャンネル登録部8、および表示部9を備えている。
アンテナ2は、放送信号を受信し、受信した信号を受信部3に出力する。受信部3は、チャンネルスキャン部4によって指定された周波数(チャンネル)の信号を復調し、映像や音声等の放送情報を抽出して映像を表示部9へ送る。表示部9は、受信部3から送られてきた映像を表示するものであり、例えば、液晶表示装置等のモニタである。
チャンネルスキャン部4は、デジタル放送受信装置1が現在位置している地域で受信可能なチャンネルを検出するとき、チャンネルの存在する可能性のある周波数をスキャンする。そして、チャンネルスキャン部4は、周波数をスキャンして受信部3が受信できる周波数(チャンネル)を検出する。ここで、お気に入りチャンネル記憶部7がお気に入りチャンネルリストを記憶しており、チャンネルスキャン部4は、当該お気に入りチャンネルリストに記述されたチャンネルを優先的にスキャンする。お気に入りチャンネル検出部6は、お気に入りチャンネルリストに記述されたチャンネルの少なくとも1つのチャンネルが受信可能であることが検出されたことを検出すると、その旨を示すメッセージを表示部9に表示させる。チャンネルリスト記憶部5は、チャンネルスキャン部4が検出した受信可能なチャンネルをユーザが選局可能なチャンネルリストとして記憶する。そして、以降のユーザが行う選局は、チャンネルリスト記憶部5が記憶しているチャンネルリストに基づいて行われる。そして、ユーザは、お気に入りチャンネル登録部8を用いて、予め自身が好みのチャンネル等として特定のチャンネルをお気に入りチャンネルリストに登録する。
次に、図2〜図4を参照して、お気に入りチャンネルリストの登録方法の一例について説明する。なお、図2は、デジタル放送受信装置1の一例を示す外観概略図である。図3は、デジタル放送受信装置1で行われるお気に入りチャンネルリストの登録動作の一例を示すフローチャートである。図4は、お気に入りチャンネルリストの具体例を説明するための図である。
図2において、デジタル放送受信装置1の外観として、表示部9および登録ボタン10が示されている。登録ボタン10は、ユーザの押下操作に応じて所定の入力信号をお気に入りチャンネル登録部8へ出力する。お気に入りチャンネル登録部8は、ユーザが登録ボタン10を押下した場合、当該押下操作によって入力する入力信号を検出してお気に入りチャンネル登録動作を開始する。以下、登録ボタンを用いてお気に入りチャンネルリストにお気に入りチャンネルを登録する方法について説明する。後述するお気に入りチャンネルリストの登録動作では、ユーザがデジタル放送受信装置1で視聴中のチャンネルをお気に入りチャンネルとして登録する例である。
図3において、デジタル放送受信装置1で視聴中(ステップS41)のチャンネルに対して、ユーザがお気に入りチャンネルとして登録するか否かを判断する(ステップS42)。視聴中のチャンネルをお気に入りチャンネルとして登録する場合、ユーザは、デジタル放送受信装置1に設けられている登録ボタン10を押下する(ステップS43)。
登録ボタン10を押下され上記入力信号が入力すると、お気に入りチャンネル登録部8は、現在視聴中のチャンネルがお気に入りチャンネル記憶部7に記憶されたお気に入りチャンネルリストに未登録か否かを判断する(ステップS44)。そして、お気に入りチャンネルリストに未登録である場合、お気に入りチャンネル登録部8は、現在視聴中のチャンネル情報(後述)をお気に入りチャンネル記憶部7に記憶されたお気に入りチャンネルリストに記述して登録し(ステップS45)、処理を次のステップS46に進める。一方、お気に入りチャンネルリストに登録済である場合、お気に入りチャンネル登録部8は、そのまま処理を次のステップS46に進める。そして、視聴を継続する場合(ステップS46でYes)に上記ステップS41に戻って処理を繰り返し、視聴を終了する場合(ステップS46でNo)に当該フローチャートによる処理を終了する。
図4に示すように、お気に入りチャンネルリストは、ユーザが登録したお気に入りチャンネルそれぞれに対して、チャンネル番号、物理周波数、放送事業者名、および系列識別等などのチャンネル情報が記述されている。例えば、最上位置に記述されているお気に入りチャンネル(行番号1で示されるお気に入りチャンネル)は、チャンネル番号「13」、物理周波数「473MHz」、放送事業者名「テレビA」、および系列識別「Affiliation0」がチャンネル情報として記述されている。ここで、お気に入りチャンネルリストに記述されたお気に入りチャンネルの内、同じ放送系列のチャンネルは、同じ系列識別を有する。したがって、お気に入りチャンネルリストに記述された系列識別を用いて、それぞれのお気に入りチャンネルが同系列か否かを区別することができる。なお、お気に入りチャンネルリストに記述されるチャンネル情報は、放送局から送出される信号に含まれており、デジタル放送受信装置1が視聴中のチャンネルにおける当該信号からチャンネル情報を抽出することによって、チャンネル情報を記述することができる。例えば、デジタルテレビ放送の場合、放送局から送出されるTS(Transport Stream)と呼ばれる信号にSI(Service Information:番組配列情報)が含まれており、当該SI中のBIT(Broadcaster Information Table)に系列識別情報が記述され、一定の周期で送出されている。
なお、お気に入りチャンネルリスト登録動作の他の例として、上記ステップS43においてユーザがお気に入り登録操作を行うとき、登録ボタン10の代わりに、メニュー画面などを表示部9に表示させ、メニュー画面から「お気に入り登録」という項目をカーソルキー等で選択してもいい。また、デジタル放送受信装置1がファンクションキーを備えている場合は、ファンクションキーの一機能としてお気に入り登録操作を割り当ててもかまわない。
また、デジタル放送受信装置1を用いてユーザが視聴した視聴履歴を管理する履歴管理部(図示せず)を備えて、当該視聴履歴を用いた特定のチャンネルを自動的にお気に入りチャンネルとして設定してもかまわない。この場合、お気に入りチャンネル登録部8は、履歴管理部に登録されたユーザの視聴履歴に基づいて、所定の閾値以上の回数を視聴したチャンネルや所定の閾値以上の時間を視聴したチャンネル等、所定の条件を満足したチャンネルを自動的にお気に入りチャンネルとしてお気に入りチャンネルリストに登録する。つまり、お気に入りチャンネルリストに登録するチャンネルは、ユーザが好みのチャンネルでなくてもよく、ユーザが視聴する機会が多いチャンネルや受信可能エリアが広いチャンネル等、特定のチャンネルが登録されればよい。
また、お気に入りチャンネル登録部8が上記ステップS45で行うお気に入りチャンネル登録を行った後、お気に入りチャンネルの登録が行われたことを示すメッセージを表示部9に表示してもよい。また、デジタル放送受信装置1が有するメモリの記憶容量の使用量を低減するために、お気に入りチャンネル記憶部7に登録可能なお気に入りチャンネルの数を制限してもよい。この場合、ユーザが登録可能最大数を超えてお気に入りチャンネルを登録しようとしたときは、登録最大数に達していることを示すメッセージを表示部9に表示させてもよい。また、お気に入りチャンネル登録部8は、選局頻度や視聴時間をカウントし、最も選局頻度の低いチャンネルや視聴時間が短いチャンネルをお気に入りチャンネルリストから自動的に削除してもかまわない。
次に、図5を参照して、デジタル放送受信装置1がお気に入りチャンネルリストを用いてチャンネルスキャンする動作の一例について説明する。なお、図5は、デジタル放送受信装置1がお気に入りチャンネルリストを用いてチャンネルスキャンする動作の一例を示したフローチャートである。なお、以下説明するチャンネルスキャンの動作は、ユーザからの開始指示、視聴中のチャンネルが所定の閾値以下の受信感度となったとき、または所定の条件で開始される動作モード等、従来チャンネルスキャンを行っていた条件に応じて開始される。
図5において、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネル記憶部7に保存されているお気に入りチャンネルリストを取得する(ステップS51)。次に、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述されたお気に入りチャンネルを順次(例えば、お気に入りチャンネルリストに記述された上位から順に)スキャンし(ステップS52)、お気に入りチャンネルが見つかったか否かを判断する(ステップS53)。そして、お気に入りチャンネルが見つからなかった場合、上記ステップS52に戻ってチャンネルスキャン部4がお気に入りチャンネルリストに記述された次のお気に入りチャンネルをスキャンして処理を繰り返す。一方、お気に入りチャンネルが見つかった場合、チャンネルスキャン部4は、見つかったチャンネルについてのチャンネル情報をチャンネルリスト記憶部5のチャンネルリストに記憶する(ステップS54)。
次に、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述された最後(例えば、お気に入りチャンネルリストに記述された末尾)のお気に入りチャンネルまでスキャンが終わったか否かを判断する(ステップS55)。そして、チャンネルスキャン部4は、スキャンしていないお気に入りチャンネルが残っている場合、上記ステップS52に戻って処理を繰り返す。一方、全てのお気に入りチャンネルのスキャンが終了した場合、デジタル放送受信装置1は、次のステップS56の処理を行う。
ステップS56において、お気に入りチャンネル検出部6は、上記ステップS52のスキャン動作によって見つかったお気に入りチャンネルの一覧を表示部9に表示する。そして、デジタル放送受信装置1は、お気に入りチャンネル以外のチャンネルをスキャンするかをユーザに問い合わせるメッセージを表示し(ステップS57)、当該フローチャートによる処理を終了する。なお、ユーザがお気に入りチャンネル以外のチャンネルをスキャンすることを選択する場合、さらにチャンネルスキャンが開始されるが、従来と同様の処理であるため詳細な説明を省略する。
次に、図6〜図8を参照して、デジタル放送受信装置1がお気に入りチャンネルリストを用いてチャンネルスキャンする動作の他の例について説明する。なお、図6および図7は、デジタル放送受信装置1がお気に入りチャンネルリストを用いてチャンネルスキャンする動作の他の例を示したフローチャートである。図8は、図6および図7のフローチャートによる動作で用いられるお気に入りチャンネルリストの一例を示す図である。なお、図6を用いて説明するチャンネルスキャン動作は、お気に入りチャンネルが受信できない場合に、お気に入りチャンネルと同系列のチャンネルがスキャンされる。また、以下説明するチャンネルスキャンの動作は、図5と同様に、ユーザからの開始指示、視聴中のチャンネルが所定の閾値以下の受信感度となったとき、または所定の条件で開始される動作モード等、従来チャンネルスキャンを行っていた条件に応じて開始される。
図6において、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネル記憶部7に保存されているお気に入りチャンネルリストを取得し、お気に入りチャンネルリストに設定されているスキャン済フラグを全てOFFにして(ステップS71)、処理を次のステップに進める。ここで、図6および図7のフローチャートによる動作で用いられるお気に入りチャンネルリストには、お気に入りチャンネルそれぞれにスキャン済フラグが付与される(図8参照)。後述により明らかになるが、スキャン済フラグは、チャンネルスキャン部4がスキャン済またはスキャンの必要がないお気に入りチャンネルに対してONされる。
次に、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述されたお気に入りチャンネルの内、スキャンされていないお気に入りチャンネルを順次(例えば、お気に入りチャンネルリストに記述された上位から順に)スキャンする(ステップS72)。具体的には、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストでスキャン済フラグがOFFに設定されているお気に入りチャンネルをスキャンされていないチャンネルであると判断する。そして、チャンネルスキャン部4は、スキャンしたお気に入りチャンネルに付与されているスキャン済フラグをONにして(ステップS73)、処理を次のステップに進める。
次に、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルが見つかったか否かを判断する(ステップS74)。そして、お気に入りチャンネルが見つかった場合、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS75に進める。一方、お気に入りチャンネルが見つからなかった場合、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS81に進める。
図7において、ステップS81では、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS72でスキャンしたチャンネルと同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに記述されているか否かを判断する。そして、同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに記述されている場合、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS82に進める。一方、同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに記述されていない場合、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS84に進める。
例えば、図8(a)に示すお気に入りチャンネルリストを用いて、上記ステップS72でチャンネルスキャン部4がチャンネル番号13をスキャンしているとき、デジタル放送受信装置1が13チャンネルを受信できない地域に配置されているとする。この場合、上記ステップS81において、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストの記述から13チャンネルと同じ系列識別「Affiliation0」が記述されたお気に入りチャンネルを検索する。そして、図8(a)で示したお気に入りリストの場合、チャンネルスキャン部4は、系列識別「Affiliation0」が記述されたチャンネル37を同系列のチャンネルとする。
ステップS82において、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述された同系列のチャンネル(上述した例では、37チャンネル)をスキャンする。そして、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS82でスキャンしたチャンネルに付与されているスキャン済フラグをONにして(ステップS83)、処理を次のステップS85に進める。
一方、図8(a)に示すお気に入りチャンネルリストを用いて、上記ステップS72でチャンネルスキャン部4がチャンネル番号19をスキャンしているとき、デジタル放送受信装置1が19チャンネルを受信できない地域に配置されているとする。この場合、上記ステップS81において、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストの記述から19チャンネルと同じ系列識別「Affiliation2」が記述されたお気に入りチャンネルを検索する。そして、図8(a)で示したお気に入りリストの場合、チャンネルスキャン部4は、系列識別「Affiliation2」が記述されたチャンネルが他にないため、同系列のチャンネルが記述されていないと判断する。
ステップS84において、チャンネルスキャン部4は、同じ系列識別情報を有するチャンネルをチャンネルスキャンする。そして、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS85に進める。
ステップS85において、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS82またはS84のスキャンによって同系列のチャンネルが見つかったか否かを判断する。そして、同系列のチャンネルが見つかった場合、チャンネルスキャン部4は、処理を次のステップS86に進める。一方、同系列のチャンネルが見つからなかった場合、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS72(図6)に戻って処理を繰り返す。
ステップS86において、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS85で見つかった同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに未登録か否かを判断する。次に、同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに未登録である場合、お気に入りチャンネル登録部8は、当該同系列のチャンネルにおけるチャンネル情報をお気に入りチャンネルリストに記述して登録する(ステップS87)。そして、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS87で登録したチャンネルに付与されるスキャン済フラグをONにして(ステップS88)、処理を次のステップS75(図6)に進める。一方、チャンネルスキャン部4は、同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに登録済である場合、そのまま処理を次のステップS75に進める。
具体的には、上記ステップS84のチャンネルスキャンによって同系列のチャンネルが見つかった場合、当該チャンネルがお気に入りチャンネルリストに登録される。例えば、図8(a)に示すお気に入りチャンネルリストに19チャンネルと同じ系列識別「Affiliation2」が記述されたお気に入りチャンネルが他になく、上記ステップS84のチャンネルスキャンによってチャンネル17が同系列のチャンネルとして見つかったとする。この場合、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリスト以外で見つかったチャンネル17のチャンネル情報をお気に入りチャンネルリストに記述する。例えば、チャンネルスキャン部4は、図8(b)に示すように、チャンネル番号「17」、物理周波数「497MHz」、放送事業者名「Qテレビ」、および系列識別「Affiliation2」をチャンネル情報として記述する(行番号4で示される太枠で囲んだお気に入りチャンネル)。
図6に戻り、ステップS75において、チャンネルスキャン部4は、見つかったチャンネルについてのチャンネル情報をチャンネルリスト記憶部5のチャンネルリストに記憶する。ここで、上記ステップS75における見つかったチャンネルとは、上記ステップS74で見つかったお気に入りチャンネルの他に、上記ステップS85で見つかった同系列のチャンネルを含んでいる。そして、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述されており、上記見つかったチャンネルと同系列のチャンネルに付与されているスキャン済フラグを全てONにして(ステップS76)、処理を次のステップに進める。例えば、チャンネルスキャン部4は、上記ステップS74においてお気に入りチャンネルを見つけた場合、当該チャンネルと同系列のチャンネルがお気に入りチャンネルリストに記述されていれば、それらのチャンネルに付与されているスキャン済フラグを全てONにする。
次に、チャンネルスキャン部4は、お気に入りチャンネルリストに記述されたお気に入りチャンネルの中で、スキャンされていないお気に入りチャンネル(つまり、スキャン済フラグOFF)があるか否かを判断する(ステップS77)。そして、チャンネルスキャン部4は、スキャンしていないお気に入りチャンネルが残っている場合、上記ステップS72に戻って処理を繰り返す。一方、全てのお気に入りチャンネルのスキャンが終了した場合、デジタル放送受信装置1は、次のステップS78の処理を行う。
ステップS78において、お気に入りチャンネル検出部6は、上記ステップS72、S82、またはS84のスキャン動作によって見つかったお気に入りチャンネルの一覧を表示部9に表示する。そして、デジタル放送受信装置1は、お気に入りチャンネル以外のチャンネルをスキャンするかをユーザに問い合わせるメッセージを表示し(ステップS79)、当該フローチャートによる処理を終了する。なお、ユーザがお気に入りチャンネル以外のチャンネルをスキャンすることを選択する場合、さらにチャンネルスキャンが開始されるが、従来と同様の処理であるため詳細な説明を省略する。
なお、上記ステップS84におけるチャンネルスキャン中にスキャン済フラグがOFFに設定されたお気に入りチャンネルを見つけた場合、チャンネルスキャン部4は、見つかったチャンネルについてのチャンネル情報をチャンネルリスト記憶部5のチャンネルリストに記憶し、当該チャンネルに付与されているスキャン済フラグをONにしてもかまわない。
このように、本発明のデジタル放送受信装置によれば、受信エリア間の移動が頻繁に生じるとき、ユーザが視聴したいチャンネル等の特定のチャンネルを優先的にスキャンすることによってチャンネルスキャンに要する時間を短縮することができ、利便性を高められる。また、上記特定のチャンネルの受信ができない地域の場合、当該チャンネルと同系列のチャンネルを優先的にスキャンすることによって、ユーザが視聴したい放送系列のチャンネルを優先的に視聴可能か判断してチャンネルリストに記憶することができる。さらに、ユーザが視聴したい放送系列のチャンネルが自動的に上記特定のチャンネルに加えられるため、ユーザが視聴したい放送系列のチャンネルに対してスキャンする時間を段階的にさらに短縮することができ、利便性をさらに高められる。
本発明に係るデジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法は、チャンネルスキャンに要する時間を短縮することができ、デジタル放送を視聴しながら移動可能な携帯型や車両等の移動体に搭載される受信装置や当該受信装置に実行されるプログラムや方法等として有用である。
1…デジタル放送受信装置
2…アンテナ
3…受信部
4…チャンネルスキャン部
5…チャンネルリスト記憶部
6…お気に入りチャンネル検出部
7…お気に入りチャンネル記憶部
8…お気に入りチャンネル登録部
9…表示部
10…登録ボタン
2…アンテナ
3…受信部
4…チャンネルスキャン部
5…チャンネルリスト記憶部
6…お気に入りチャンネル検出部
7…お気に入りチャンネル記憶部
8…お気に入りチャンネル登録部
9…表示部
10…登録ボタン
Claims (15)
- デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置であって、
前記デジタル放送と受信する受信部と、
特定のチャンネルを記憶する特定チャンネル記憶部と、
前記特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ前記受信部が受信可能であるか検出するチャンネルスキャン部と、
前記チャンネルスキャン部が検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶するチャンネルリスト記憶部とを備える、デジタル放送受信装置。 - 前記特定チャンネル記憶部は、複数の前記特定のチャンネルを記憶しており、当該特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶しており、
前記チャンネルスキャン部は、前記特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが前記受信部で受信できないとき、当該特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に前記受信部が受信可能であるか検出することを特徴とする、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記特定チャンネル記憶部は、複数の前記特定のチャンネルを記憶しており、当該特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶しており、
前記チャンネルスキャン部は、前記特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが前記受信部で受信可能であるとき、当該特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルに対して前記受信部が受信可能であるか検出を行わないことを特徴とする、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記デジタル放送受信装置は、前記特定のチャンネルを前記特定チャンネル記憶部に登録する特定チャンネル登録部を、さらに備え、
前記チャンネルスキャン部は、前記特定チャンネル記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが前記受信部で受信できないとき、前記受信部が受信可能な当該特定のチャンネルと同じ放送系列識別を有する他のチャンネルを検出し、
前記特定チャンネル登録部は、前記チャンネルスキャン部が検出した他のチャンネルを前記特定のチャンネルとして前記特定チャンネル記憶部に登録することを特徴とする、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - ユーザの操作に応じて所定の入力信号を出力する入力部と、
前記入力部から出力された入力信号の入力に応じて、前記受信部が受信しているデジタル放送のチャンネルを前記特定のチャンネルとして前記特定チャンネル記憶部に登録する特定チャンネル登録部とを、さらに備える、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - ユーザが前記デジタル放送受信装置を用いて視聴した前記デジタル放送の視聴履歴を管理する履歴管理部と、
前記履歴管理部が管理する視聴履歴に基づいて、所定の閾値以上の回数または所定の閾値以上の時間を視聴したチャンネルを前記特定のチャンネルとして前記特定チャンネル記憶部に登録する特定チャンネル登録部とを、さらに備える、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記特定チャンネル記憶部は、前記特定のチャンネルに対する情報として、チャンネル番号、物理周波数、放送事業者名、および放送系列識別からなる群から選ばれる少なくとも1つを記憶していることを特徴とする、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 表示部と、
前記チャンネルスキャン部が前記特定のチャンネル対して前記受信部が受信可能であることを検出した際、当該検出を示す通知を前記表示部に表示する特定チャンネル検出部とを、さらに備える、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 表示部と、
前記チャンネルスキャン部が前記特定チャンネル記憶部に記憶された全ての特定のチャンネルに対する検出を終了したとき、当該特定のチャンネル以外のチャンネルに対するスキャンを行うか問い合わせるメッセージを前記表示部に表示するメッセージ通知部とを、さらに備える、請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - デジタル放送を受信する受信部と記憶部とを備えたデジタル放送受信装置のコンピュータに実行されるデジタル放送受信プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記記憶部に特定のチャンネルを記憶させる特定チャンネル記憶ステップと、
前記記憶部に記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ前記受信部が受信可能であるか検出するチャンネルスキャンステップと、
前記チャンネルスキャンステップで検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして前記記憶部に記憶するチャンネルリスト記憶ステップとを実行させる、デジタル放送受信プログラム。 - 前記特定チャンネル記憶ステップは、複数の前記特定のチャンネルを前記記憶部に記憶させ、当該特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶させ、
前記チャンネルスキャンステップは、前記記憶部に記憶された特定のチャンネルの1つが前記受信部で受信できないとき、当該特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に前記受信部が受信可能であるか検出することを特徴とする、請求項10に記載のデジタル放送受信プログラム。 - 前記デジタル放送受信装置は、ユーザの操作に応じて所定の入力信号を出力する入力部を、さらに備えており、
前記デジタル放送受信プログラムは、前記入力部から出力された入力信号の入力に応じて、前記受信部が受信しているデジタル放送のチャンネルを前記特定のチャンネルとして前記記憶部に登録する特定チャンネル登録ステップを、さらに前記コンピュータに実行させる、請求項10に記載のデジタル放送受信プログラム。 - デジタル放送を受信するデジタル放送受信方法であって、
特定のチャンネルを記憶する特定チャンネル記憶ステップと、
記憶された特定のチャンネルに対して、それぞれ受信可能であるか検出するチャンネルスキャンステップと、
前記チャンネルスキャンステップで検出した受信可能なチャンネルの一覧を、選局可能なチャンネルリストとして記憶するチャンネルリスト記憶ステップとを含む、デジタル放送受信方法。 - 前記特定チャンネル記憶ステップは、複数の前記特定のチャンネルを記憶し、当該特定のチャンネルに対する情報としてそれぞれ少なくとも放送系列識別を記憶し、
前記チャンネルスキャンステップは、記憶された特定のチャンネルの1つが受信できないとき、当該特定のチャンネルと同じ放送系列識別が記憶された他の特定のチャンネルを優先的に受信可能であるか検出することを特徴とする、請求項13に記載のデジタル放送受信方法。 - ユーザの操作に応じて、受信しているデジタル放送のチャンネルを前記特定のチャンネルとして登録する特定チャンネル登録ステップを、さらに含む、請求項13に記載のデジタル放送受信方法。
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JP2004344632A JP2006157440A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | デジタル放送受信装置、デジタル放送受信プログラム、およびデジタル放送受信方法 |
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Cited By (5)
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JP2008124602A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル放送受信装置 |
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-
2004
- 2004-11-29 JP JP2004344632A patent/JP2006157440A/ja active Pending
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