JP5145883B2 - テレビジョン放送受信機及びチャンネルリスト設定方法 - Google Patents
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また、例えば、テレビジョン放送受信機能を有する携帯端末において、ユーザにより所定の操作ボタンが押下されたタイミングで、チャンネルリスト要求信号をサーバに送信し、当該要求信号に従って送信されたチャンネルリストを受信して設定する技術(例えば、特許文献2及び3参照)なども提案されている。
また、例えば、チャンネル検索装置(テレビジョン放送受信機)において、予め設定された各地域に対応するチャンネルリストを記憶しておき、ユーザにより入力された、或る地域に何時に着くという予定時刻になったタイミングで、ユーザにより入力された地域(又はGPSによって取得された位置を含む地域)やその地域に近接する地域に対応するチャンネルリストを、予め記憶されているチャンネルリストの中から選択して設定する技術(例えば、特許文献4参照)なども提案されている。
また、特許文献2及び3記載の技術では、ユーザにより所定の操作ボタンが押下されたタイミングで、設定されているチャンネルリストを更新するようになっているため、チャンネルリストを好適なタイミングで再設定することができないという問題がある。
また、特許文献4記載の技術では、ユーザが入力した地域(又はGPSによって所得された位置を含む地域)に近接する近接地域であれば、テレビジョン放送信号が受信可能か否かに関わらず、その近接地域に対応するチャンネルリストを設定することになるため、最適なチャンネルリストを効率よく設定することができないという問題がある。また、特許文献4記載の技術では、ユーザによって入力された予定時刻になったタイミングで、設定されているチャンネルリストを更新するようになっているため、チャンネルリストを好適なタイミングで再設定することができないという問題もある。
テレビジョン放送信号を受信するテレビジョン放送受信機であって、
各地域に対応するチャンネルリストを予め記憶するチャンネルリスト記憶手段と、
受信可能な地域を識別するための地域識別情報を含むテレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
現在位置を検出する検出手段と、
前記各地域それぞれについて、テレビジョン放送信号を受信可能な範囲を記憶する受信範囲記憶手段と、
前記検出手段により検出された現在位置を含む受信範囲が、前記受信範囲記憶手段に記憶された一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により現在位置を含む受信範囲が一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断された場合に、チャンネルを所定の順番でスキャンして、前記受信手段によりテレビジョン放送信号の受信が可能なチャンネルを検出するスキャン手段と、
前記スキャン手段により受信可能な一のチャンネルが検出された場合に、当該チャンネルに対応するテレビジョン放送信号に含まれる地域識別情報に基づいて、当該テレビジョン放送信号を受信可能な地域を特定する特定手段と、
前記チャンネルリスト記憶手段に記憶されているチャンネルリストのうち、前記特定手段により特定された地域に対応するチャンネルリストを設定する設定手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のテレビジョン放送受信機であって、
前記スキャン手段は、前記設定手段により設定されたチャンネルリストにリストアップされているチャンネルを飛ばして前記スキャンを行うことを特徴とする。
請求項1又は2に記載のテレビジョン放送受信機であって、
前記受信範囲記憶手段は、前記各地域の中に受信範囲が他の地域の受信範囲と重なる部分を有する地域がある場合は、当該地域の受信範囲を、当該他の地域の受信範囲と重なる部分を除く範囲と、当該他の地域の受信範囲と重なる部分の範囲と、に分けて記憶することを特徴とする。
請求項1から3の何れか一項に記載のテレビジョン放送受信機であって、
前記検出手段は、GPS(Global Positioning System)及び/又はETC(Electronic Toll Collection System)を利用して現在位置を検出することを特徴とする。
請求項1〜4の何れか一項に記載のテレビジョン放送受信機によるチャンネルリスト設定方法であって、
前記検出手段によって、現在位置を検出する検出ステップと、
前記判断手段によって、前記検出手段により検出された現在位置を含む受信範囲が、前記受信範囲記憶手段に記憶された一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで現在位置を含む受信範囲が一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断された場合に、前記スキャン手段によって、チャンネルを所定の順番でスキャンして、前記受信手段によりテレビジョン放送信号の受信が可能なチャンネルを検出するスキャンステップと、
前記スキャンステップで受信可能な一のチャンネルが検出された場合に、前記特定手段によって、当該チャンネルに対応するテレビジョン放送信号に含まれる地域識別情報に基づいて、当該テレビジョン放送信号を受信可能な地域を特定する特定ステップと、
前記設定手段によって、前記チャンネルリスト記憶手段に記憶されているチャンネルリストのうち、前記特定手段により特定された地域に対応するチャンネルリストを設定する設定ステップと、
を備える。
すなわち、一のチャンネルを検出すると、当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を受信可能な地域のチャンネルリストを設定することができるため、その地域で受信可能な他のチャンネルを検出する時間を省略することができるとともに、テレビジョン放送信号が受信可能な地域のチャンネルリストのみを設定することができる。したがって、最適なチャンネルリストを効率よく設定することができる。
また、現在位置を含む受信範囲が、設定されているチャンネルリストに対応する地域の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったタイミングで、チャンネルリストの再設定を行うことができるためチャンネルリストを好適なタイミングで再設定することができる。
まず、テレビジョン放送受信機1の構成について、図1を参照して説明する。
テレビジョン放送受信機1は、例えば、チューナ11と、復調部12と、デコーダ部13と、出力部14と、現在位置信号受信部15と、操作部16と、メモリ部17と、制御部18と、などを備えて構成される。
具体的には、チューナ11は、例えば、制御部18から入力される制御信号に従って、アンテナ11aにより受信されたTV放送信号(例えば、デジタル方式のTV放送信号)の中から、選局された一のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するTV放送信号を受信し、当該TV放送信号を変調して、中間周波信号を復調部12に出力する。
NIT内には、そのNITを含むTV放送信号が受信可能な地域を識別するための地域識別情報(例えば、network_idなど)が含まれている。すなわち、NITによって、そのNITを含むTV放送信号がどこの地域にあるどこの放送局による放送なのかを識別できるようになっている。
具体的には、操作部16には、例えば、チャンネルアップ/ダウンキーやチャンネル番号キーが設けられており、操作部16は、例えば、ユーザが所望のチャンネルを選局する際などに使用される。
具体的には、地域別チャンネルリスト記憶ファイル183a1には、例えば、図2に示すように、地域A、地域B、地域C、…などの予め設定された各地域に対応するチャンネルリストが記憶されている。
ここで、予め設定された地域(地域A、地域B、地域C、…)とは、例えば、TV放送信号の送信場所別に分割された地域や都道府県別に分割された地域などである。
具体的には、受信範囲記憶ファイル183a2は、地域の受信範囲を、例えば、その受信範囲の緯度及び経度で記憶している。
具体的には、例えば、地域A及び地域Bを予め設定された地域とする。例えば、図3に示すように、地域Aの受信範囲は略円形であり、地域Aの受信範囲は他の地域(地域B)の受信範囲と重なる部分を有している。また、地域Bの受信範囲は略円形であり、地域Bの受信範囲は他の地域(地域A)の受信範囲と重なる部分を有している。この場合、受信範囲記憶ファイル183a2は、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)のうちの地域Bの受信範囲(略円形状範囲)と重なる部分(図3における斜線部分)を除く範囲を「地域Aの受信範囲」として記憶し、地域Bの受信範囲(略円形状範囲)のうちの地域Aの受信範囲(略円形状範囲)と重なる部分(図3における斜線部分)を除く範囲を「地域Bの受信範囲」として記憶し、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)と地域Bの受信範囲(略円形状範囲)とが重なる部分(図3における斜線部分)の範囲を「地域A及び地域Bの受信範囲」として記憶している。なお、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)が他の地域(例えば、地域Bなど)の受信範囲(略円形状範囲)と重ならない場合は、受信範囲記憶ファイル183a2は、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)全体を「地域Aの受信範囲」として記憶し、地域Bの受信範囲(略円形状範囲)が他の地域(例えば、地域Aなど)の受信範囲(略円形状範囲)と重ならない場合は、受信範囲記憶ファイル183a2は、地域Bの受信範囲(略円形状範囲)全体を「地域Bの受信範囲」として記憶する。
ここで、GPS(Global Positioning System)を利用して現在位置を検出する検出手段は、GPSアンテナである現在位置信号受信部15と、現在位置検出プログラム183b1を実行したCPU181と、により構成される。
より具体的には、例えば、メモリ部17に記憶されたチャンネルリスト171が「地域A」のチャンネルリストのみである場合、CPU181は「地域A」と認識する。
一方、例えば、メモリ部17に記憶されたチャンネルリスト171が「地域A」及び「地域B」のチャンネルリストである場合、CPU181は「地域A及び地域B」と認識する。
より具体的には、例えば、「地域A」と認識した場合、CPU181は、検出された現在位置が、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)のうちの地域Bの受信範囲(略円形状範囲)と重なる部分(図3における斜線部分)を除く範囲(受信範囲記憶ファイル183a2に記憶された「地域Aの受信範囲」)内にあるか否かを判断する。そして、CPU181は、その範囲内にあると判断すると、受信範囲が切り替っていないと判断し、その範囲内にないと判断すると、受信範囲が切り替ったと判断する。
一方、例えば、「地域A及び地域B」と認識した場合、CPU181は、検出された現在位置が、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)と地域Bの受信範囲(略円形状範囲)とが重なる部分(図3における斜線部分)の範囲(受信範囲記憶ファイル183a2に記憶された「地域A及び地域Bの受信範囲」)内にあるか否かを判断する。CPU181は、その範囲内にあると判断すると、受信範囲が切り替っていないと判断し、その範囲内にないと判断すると、受信範囲が切り替ったと判断する。
CPU181は、かかる判断プログラム183b2を実行することによって、判断手段として機能する。
ここで、所定の順番とは、例えば、物理チャンネル番号の順である。
また、CPU181は、例えば、判断プログラム183b2を実行したCPU181により現在位置を含む受信範囲が一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断された場合に、スキャンを開始するようになっている。
また、CPU181は、例えば、設定プログラム183b6を実行したCPU181により設定されたチャンネルリスト(メモリ部17に記憶されたチャンネルリスト171)にリストアップされているチャンネルがある場合は、そのチャンネルを飛ばしてスキャンを行うようになっている。
CPU181は、例えば、選局する一のチャンネルが、メモリ部17に記憶されたチャンネルリスト171にリストアップされているチャンネルでないと判断した場合、その一のチャンネルを選局し(すなわち、その一のチャンネルに対応する周波数帯域をチューナ11に設定し)、デコーダ部13から映像データや音声データが出力されるか否かを判断する。そして、CPU181は、デコーダ部13から映像データや音声データが出力されたと判断すると、選局した一のチャンネルを、チューナ11によりTV放送信号の受信が可能なチャンネルとして検出する。一方、CPU181は、デコーダ部13から映像データや音声データが出力されないと判断すると、選局した一のチャンネルは、チューナ11によりTV放送信号の受信が可能なチャンネルとして検出しない。
一方、CPU181は、例えば、選局する一のチャンネルが、メモリ部17に記憶されたチャンネルリスト171にリストアップされているチャンネルであると判断した場合、その一のチャンネルは選局しない。
そして、CPU181は、この一連の動作を、物理チャンネル番号の順に行う。
CPU181は、かかるスキャンプログラム183b3を実行することによって、スキャン手段として機能する。
より具体的には、例えば、図2に示すように、CPU181は、読み取ったNIT内に「7FE0」という情報が含まれる場合は、TV放送信号を受信可能な地域を「地域A」と特定する。
CPU181は、かかる特定プログラム183b4を実行することによって、特定手段として機能する。
CPU181は、かかる取得プログラム183b5を実行することによって、取得手段として機能する。
CPU181は、かかる設定プログラム183b6を実行することによって、設定手段として機能する。
次に、テレビジョン放送受信機1によるチャンネル設定方法について、図4及び図5のフローチャートを参照して説明する。
一方、ステップS2で、検出された現在位置を含む受信範囲が、受信範囲記憶ファイル183a1に記憶された一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断すると(ステップS2;Yes)、CPU181は、スキャンプログラム183b3を実行して、メモリ部17に記憶されているチャンネルリスト171を消去することによって、設定されているチャンネルリストを消去する(ステップS3)。
具体的には、例えば、物理チャンネルが13ch〜62chの50チャンネルである場合、CPU181は、「n」記憶領域に「13」を設定する。
一方、ステップS6で、チューナ11によりTV放送信号の受信が可能であると判断すると(ステップS6;Yes)、CPU181は、選局した一のチャンネル(すなわち、物理チャンネル番号が「n」のチャンネル)を、チューナ11によりTV放送信号の受信が可能なチャンネルとして検出する(ステップS7)。
具体的には、例えば、物理チャンネルが13ch〜62chの50チャンネルである場合、CPU181は、「n」記憶領域に記憶された番号が「62」であるか否かを判断する。
一方、ステップS11で、「n」記憶領域に記憶された番号が、最も大きい物理チャンネル番号でないと判断すると(ステップS11;Yes)、CPU181は、「n」記憶領域に「n+1」を設定する(ステップS12)。
一方、ステップS13で、物理チャンネル番号が「n」のチャンネルが、ステップS10で設定されたチャンネルリストにリストアップされていると判断すると(ステップ13;Yes)、CPU181は、ステップS11以降の処理を繰り返して行う。
すなわち、一のチャンネルを検出すると、当該一のチャンネルに対応するTV放送信号を受信可能な地域のチャンネルリストを設定することができるため、その地域で受信可能な他のチャンネルを検出する時間を省略することができるとともに、TV放送信号が受信可能な地域のチャンネルリストのみを設定することができる。したがって、最適なチャンネルリストを効率よく設定することができる。
また、現在位置を含む受信範囲が、設定されているチャンネルリストに対応する地域の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったタイミングで、チャンネルリストの再設定を行うことができるためチャンネルリストを好適なタイミングで再設定することができる。
具体的には、例えば、スキャン時に、テレビジョン放送受信機が或るTV放送信号(例えば、第1TV放送信号)の届きにくい位置にある場合など、その位置を含む受信範囲(例えば、地域Aの受信範囲)で本来は受信可能であるが、スキャン時には受信できないTV放送信号(第1TV放送信号)が存在する場合がある。この場合、テレビジョン放送受信機の位置が移動すると、その第1TV放送信号を受信できることがあるが、従来のように、全チャンネルをスキャンして、検出されたチャンネルのみをリストアップしたチャンネルリストを設定するようにすると、通常動作時にその第1TV放送信号に基づく映像や音声を視聴するためには、チャンネルリストを再設定する必要がある。しかしながら、本発明のテレビジョン放送受信機1及びテレビジョン放送受信機1によるチャンネルリスト設定方法によれば、地域Aの受信範囲で受信可能な第1TV放送信号以外のTV放送信号が受信できれば、第1TV放送信号に対応するチャンネルがリストアップされたチャンネルリストを設定することができるため、チャンネルリストの再設定の頻度を抑えることができる。
例えば、或る地域(例えば、地域A)の受信範囲の外縁部分では、地域Aに近接する地域(例えば、地域B)に対応するTV放送信号も受信可能な場合がある。すなわち、例えば、地域Aの受信範囲の外縁部分と地域Bの受信範囲の外縁部分とが重なっている場合がある。この場合、地域Aの受信範囲と地域Bの受信範囲とが重なっている部分の範囲内にあるテレビジョン放送受信機では、地域Aに対応する放送も地域Bに対応する放送も視聴可能であるのが好ましい。そこで、本発明のテレビジョン放送受信機1では、現在位置を含む受信範囲が、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)のうちの地域Bの受信範囲(略円形状範囲)と重なる部分を除く範囲から、地域Aの受信範囲(略円形状範囲)と地域Bの受信範囲(略円形状範囲)とが重なる部分の範囲に切り替った際に、地域Aに対応するチャンネルリスト及び地域Bに対応するチャンネルリストを設定することができるため、地域Aに対応する放送も地域Bに対応する放送も視聴することができることとなって好適である。
したがって、携帯及び/又は車載不可能なテレビジョン放送受信機と比較して、予め設定された地域(地域A、地域B、地域C、…)同士の間を移動する頻度が多く、チャンネルリストを再設定する頻度が多くなるが、テレビジョン放送受信機1は、最適なチャンネルリストを効率よく設定することができるため、使い勝手が良い。
この場合、現在位置信号受信部15は、ETCアンテナである。また、記憶部183内などに、例えば、ETCゲートを識別するためのETCゲート識別情報と、そのETCゲートの位置情報(緯度及び経度)と、を対応付けて記憶するETCゲート位置情報記憶ファイルを記憶しておく必要がある。具体的には、現在位置信号受信部15は、例えば、現在位置に関する現在位置情報として、ETCゲートから送信された、そのETCゲートのETCゲート識別情報を含むETC信号を受信して、制御部18に出力する。そして、現在位置検出プログラム183b1を実行したCPU181は、例えば、現在位置信号受信部15から入力されたETC信号に含まれるETCゲート情報に対応するETCゲートの位置情報を、ETCゲート位置情報記憶ファイルから取得することによって、テレビジョン放送信号受信機1の現在位置(緯度及び経度)を検出することになる。
また、GPSとETCの両方を利用して現在位置を検出しても良い。
また、地域の受信範囲の形状は、略円形状に限ることはなく、任意である。
また、テレビジョン放送受信機1が携帯端末に内蔵されたテレビやカーナビゲーション装置に内蔵されたテレビである場合は、その携帯端末やカーナビゲーション装置から現在位置信号(GPS信号やETC信号)を取得しても良い。
また、テレビジョン放送受信機1は、携帯及び/又は車載可能である必要はない。
11 チューナ(受信手段)
15 現在位置信号受信部(検出手段)
181 CPU(検出手段、判断手段、スキャン手段、特定手段、取得手段、設定手段)
183a1 地域別チャンネルリスト記憶ファイル(チャンネルリスト記憶手段)
183a2 受信範囲記憶ファイル(受信範囲記憶手段)
183b1 現在位置検出プログラム(検出手段)
183b2 判断プログラム(判断手段)
183b3 スキャンプログラム(スキャン手段)
183b4 特定プログラム(特定手段)
183b5 取得プログラム(取得手段)
183b6 設定プログラム(設定手段)
Claims (5)
- テレビジョン放送信号を受信するテレビジョン放送受信機であって、
各地域に対応するチャンネルリストを予め記憶するチャンネルリスト記憶手段と、
受信可能な地域を識別するための地域識別情報を含むテレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
現在位置を検出する検出手段と、
前記各地域それぞれについて、テレビジョン放送信号を受信可能な範囲を記憶する受信範囲記憶手段と、
前記検出手段により検出された現在位置を含む受信範囲が、前記受信範囲記憶手段に記憶された一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により現在位置を含む受信範囲が一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断された場合に、チャンネルを所定の順番でスキャンして、前記受信手段によりテレビジョン放送信号の受信が可能なチャンネルを検出するスキャン手段と、
前記スキャン手段により受信可能な一のチャンネルが検出された場合に、当該チャンネルに対応するテレビジョン放送信号に含まれる地域識別情報に基づいて、当該テレビジョン放送信号を受信可能な地域を特定する特定手段と、
前記チャンネルリスト記憶手段に記憶されているチャンネルリストのうち、前記特定手段により特定された地域に対応するチャンネルリストを設定する設定手段と、
を備えるテレビジョン放送受信機。 - 前記スキャン手段は、前記設定手段により設定されたチャンネルリストにリストアップされているチャンネルを飛ばして前記スキャンを行うことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信機。
- 前記受信範囲記憶手段は、前記各地域の中に受信範囲が他の地域の受信範囲と重なる部分を有する地域がある場合は、当該地域の受信範囲を、当該他の地域の受信範囲と重なる部分を除く範囲と、当該他の地域の受信範囲と重なる部分の範囲と、に分けて記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビジョン放送受信機。
- 前記検出手段は、GPS(Global Positioning System)及び/又はETC(Electronic Toll Collection System)を利用して現在位置を検出することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のテレビジョン放送受信機。
- 請求項1〜4の何れか一項に記載のテレビジョン放送受信機によるチャンネルリスト設定方法であって、
前記検出手段によって、現在位置を検出する検出ステップと、
前記判断手段によって、前記検出手段により検出された現在位置を含む受信範囲が、前記受信範囲記憶手段に記憶された一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで現在位置を含む受信範囲が一の受信範囲から他の受信範囲に切り替ったと判断された場合に、前記スキャン手段によって、チャンネルを所定の順番でスキャンして、前記受信手段によりテレビジョン放送信号の受信が可能なチャンネルを検出するスキャンステップと、
前記スキャンステップで受信可能な一のチャンネルが検出された場合に、前記特定手段によって、当該チャンネルに対応するテレビジョン放送信号に含まれる地域識別情報に基づいて、当該テレビジョン放送信号を受信可能な地域を特定する特定ステップと、
前記設定手段によって、前記チャンネルリスト記憶手段に記憶されているチャンネルリストのうち、前記特定手段により特定された地域に対応するチャンネルリストを設定する設定ステップと、
を備えるチャンネルリスト設定方法。
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