JP2009124564A - 撮像装置及びその表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビデオライトモード時の消費電力を削減し、最適な輝度設定を行うことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】制御マイコン10は、ビデオライトモードON信号により、LCDドライブ回路13を制御し、液晶パネル5を全白表示に切り替える(S2)。ビデオライトモード時、制御マイコン10は、カメラ制御マイコン16からAGC制御情報およびアイリス制御情報を取得する(S3)。制御マイコン10は、取得したAGC制御情報およびアイリス制御情報を基に、電源回路12を制御し、バックライト3の輝度を可変させる(S4)。すなわち、制御マイコン10は、被写体が明るい場合、バックライト3の輝度を低下させ、被写体が暗い場合、バックライト3の輝度を上げる制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、被写体を撮像する撮像装置及びその表示制御方法に関する。
従来、各種カメラにおいて、被写体に対する照明光源として、内蔵ライトや、カメラ本体に対して着脱自在に設けられた外付けライトである外部照明等が一般的に用いられている。また、液晶パネルを全白にしてその光を被写体に向けることで、ビデオライトとして使用することが知られている(特許文献1参照)。
図5は従来の撮像装置の一例としてビデオカメラの外観を示す斜視図である。ビデオカメラ110は、カメラ本体112の前部にレンズ114、その後部にカラービューファインダ116、その側部に液晶モニタ118等を有する。
液晶モニタ118は、ヒンジ部120によりカメラ本体112に対して回転自在に取り付けられている。対面撮影の場合、図5に示すように、液晶モニタ118を被写体に向けることにより、液晶モニタ118とカラービューファインダ116が同時点灯する。従って、写されている人がどのように撮影されているかを見ながら撮影することができる。
液晶モニタ118は、フレーム122に取り付けられた液晶パネル124、およびこの液晶パネル124の後部に配置されているバックライト126(図6参照)を有する。これにより、液晶パネル124は発光形の表示器となっている。
液晶パネル124は、一般に全白(透過率が最大の状態)にすると、液晶パネル124から出てくる光量が最大となり、あたかもビデオライトを照射しているときと同じ状態となる。この現象を積極的に利用することにより、このビデオカメラは、液晶モニタ118をビデオライトとして機能させるものである。
図6は主に液晶モニタ118の制御に係る部分の制御回路の構成を示す図である。この制御回路はカメラ本体112の内部に設けられる。また、この制御回路は、LCDドライブ回路101、制御マイコン102、撮影モード検出回路103、切替スイッチ104、電源回路105、発振回路106、インバータトランス107等を有する。この回路構成は、周知のものであり、切替スイッチ104により液晶モニタ118を全白に切り替え、ビデオライトとして利用する点に特徴を有する。
すなわち、切替スイッチ104をオンにすることにより、撮影モード検出回路103から制御マイコン102を通じてLCDドライブ回路101に信号が入力され、液晶パネル124を全白にする。これにより、液晶パネル124からの光量が最大となり、液晶パネル124は被写体を照射し、ビデオライトの機能を果たす。
また、全白にした場合、液晶パネル124の光量をより増大させるため、バックライト126の輝度を上げる。切替スイッチ104のオンで制御マイコン102から電源回路105に制御信号が入力され、この電源回路105の電圧を増加(アップ)させる。これにより、バックライト126の照度を上げることができる。なお、バックライト126としては、直下形蛍光管、導光板付き蛍光管、導光板付きLED等、種々の方式のものがあり、いずれの方式のものでも使用可能である。
特開平10−126655号公報
しかしながら、上記従来の撮像装置では、液晶パネルを全白(ビデオライト)に切り替えた場合、常にバックライトの輝度を上げているため、消費電力が増大し、バッテリの消費が早くなる。
また、周囲の明るさに応じた輝度設定を一切行うことができないので、最適なビデオライトを被写体に当てることができない。
そこで、本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、ビデオライトモード時の消費電力を削減し、最適な輝度設定を行うことができる撮像装置及びその表示制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体を撮像する撮像装置であって、前記撮像された被写体の映像表示あるいは全白表示を行う表示手段と、前記表示手段をビデオライトとして使用するためのビデオライトモードを選択する選択手段と、前記ビデオライトモードが選択された場合、前記表示手段を全白表示に切り替える表示制御手段と、前記表示手段の輝度を調節する輝度調節手段と、前記被写体の輝度に関する情報に基づき、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させる輝度制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮像装置の表示制御方法は、被写体を撮像する撮像装置の表示制御方法であって、前記撮像装置の表示手段が、前記撮像された被写体の映像表示あるいは全白表示を行う表示ステップと、前記撮像装置の選択手段が、前記表示手段をビデオライトとして使用するためのビデオライトモードを選択する選択ステップと、前記撮像装置の表示制御手段が、前記ビデオライトモードが選択された場合、前記表示手段を全白表示に切り替える表示制御ステップと、前記撮像装置の輝度調節手段が、前記表示手段の輝度を調節する輝度調節ステップと、前記撮像装置の輝度制御手段が、前記被写体の輝度に関する情報を基に、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させる輝度制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置によれば、被写体の輝度に関する情報に基づき、全白表示が行われている表示手段の輝度を変更させるので、表示手段を全白表示に切り替えた場合、周囲の明るさに応じて、表示手段の輝度を設定することができる。これにより、最適な輝度のビデオライトを被写体に当てることができる。また、周囲が明るい場合、表示手段の輝度を低下させるので、消費電力の削減を図ることができる。このように、ビデオライトモード時の消費電力を削減し、最適な輝度設定を行うことができる。
請求項2に係る撮像装置によれば、表示手段の輝度を利得に適した値に設定できる。請求項3に係る撮像装置によれば、利得の安定化を図ることができる。請求項4に係る撮像装置によれば、表示手段の輝度を絞りの量に適した値に設定できる。請求項5に係る撮像装置によれば、絞りの量の安定化を図ることができる。請求項6に係る撮像装置によれば、表示手段の輝度を、利得および絞りの量に適した、きめ細かな値に設定することができる。請求項7に係る撮像装置によれば、表示装置として一般に用いられる液晶パネルに適用することができる。
本発明の撮像装置及びその表示制御方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置はビデオカメラに適用される。
図1は実施の形態におけるビデオカメラの構成を示す斜視図である。ビデオカメラは、カメラ本体1の前部にレンズ2、その後部にカラービューファインダ6、その側部に液晶モニタ4等を有する。
液晶モニタ4は、再生映像や撮影映像を表示可能な液晶パネル5、およびこの液晶パネル5の後部に設けられた液晶バックライト3を有するバックライト方式の液晶表示装置である。液晶モニタ4は、ヒンジ部7によりカメラ本体1に取り付けられており、図中矢印A方向に開閉自在であるとともに、図中矢印B方向に回動自在である。すなわち、液晶モニタ4(液晶パネル5)は、カメラ本体1に対し、ヒンジ部7に設けられた開閉軸を中心に開閉自在、かつこの開閉軸に対して直交するヒンジ部7に設けられた回動軸を中心に回動自在である。従って、液晶パネル5は被写体側あるいは撮影者側に反転自在である。なお、液晶モニタ4(液晶パネル5)は表示手段に相当する。また、ヒンジ部7の内部には、液晶モニタ4の開閉および反転を検出するスイッチが設けられている。
液晶モニタ4には、十字操作キー8が設けられている。十字操作キー8は、上下左右に操作自在であり、ビデオカメラの設定を表示画面上で行うためのメニュー操作時に使用される。操作キー9は、ビデオカメラの設定をON/OFFに操作するための切替スイッチである。
図2は主に液晶モニタ4の制御に係る部分の制御回路の構成を示す図である。この制御回路はカメラ本体1の内部に設けられる。また、この制御回路は、撮影した画像データに対し必要な信号処理を行う信号処理回路22、およびカメラ制御マイコン16を有する。信号処理回路22には、レンズ2、絞り25、撮像素子、CDS回路、A/D変換器等(図示せず)を有し、撮影した画像データを出力する撮像部21が接続される。
カメラ制御マイコン16は、信号処理回路22に対してAGC制御信号を出力するとともに、撮像部21に対してアイリス制御信号を出力する。この信号処理回路内には、映像信号を増幅する際の利得を制御する自動利得制御(AGC)回路15が設けられている。なお、AGC回路15は請求項に記載の利得制御回路に相当する。
また、制御回路は、液晶パネル5を駆動するLCDドライブ回路13、カラービューファインダ6を駆動するCVFドライブ回路14、およびビデオカメラを制御する制御マイコン10を有する。また、制御回路は、ヒンジ部7内部に設けられたスイッチにより液晶モニタ4の開閉・反転状態を検出する開閉・反転検出回路11および電源回路12を有する。電源回路12は液晶バックライト3に電源供給を行う。なお、電源回路12は請求項に記載の輝度調節手段に相当する。また、制御マイコン10には、前述したメニュー画面操作を行う十字操作キー8、および設定をON/OFFに切り替える操作キー9が接続される。
制御マイコン10は、開閉・反転検出回路11から入力された情報により、LCDドライブ回路13およびCVFドライブ回路14を制御し、液晶パネル5およびカラービューファインダ6の点灯/消灯および表示画像を切り替える。また、制御マイコン10は、十字操作キー8や操作キー9により入力された情報に従って、LCDドライブ回路13を制御し、液晶パネル5の表示を全白表示あるいは映像表示に切り替える。
電源回路12は、制御マイコン10によって制御され、液晶バックライト3に供給する電流を変更し、液晶バックライト3の輝度を調節する。
上記構成を有する撮像装置の動作について説明する。ビデオカメラは、レンズ2を介して入射する被写体の光信号を、撮像部21内の図示しない撮像素子(CCD)により電気信号に変換して信号処理回路22に入力させる。信号処理回路22は、入力した信号に対し、ガンマ処理やディテール処理等を行って映像信号を得るとともに、明るさの検出信号を得る。明るさの検出信号はカメラ制御マイコン16に供給される。
カメラ制御マイコン16は、信号処理回路22から出力される明るさの検出信号と、カメラ制御マイコン16内に設定されたAGC目標値との誤差に基づき、所定の明るさに相当するAGC目標値となるように、AGC回路15内の利得を決定する。そして、カメラ制御マイコン16は、この決定された利得のAGC制御信号によりAGC回路15の利得を制御する。一般に、明るさの検出信号が、ある一定のレベル(カメラ制御マイコン16内部のAGC目標値)となるように、AGC回路の利得は制御される。すなわち、カメラ制御マイコン16は、明るさの検出信号がAGC目標値に相当する明るさより低く(暗く)なると、AGC回路の利得が大きくなるように制御する。
また、カメラ制御マイコン16は、被写体の映像信号の輝度信号と、カメラ制御マイコン16内に設定された基準輝度(基準の輝度信号)との誤差に基づき、被写体の輝度が基準輝度に一致するように、アイリス制御信号により絞り25(アイリス)を制御する。
また、カメラ制御マイコン16から出力されるAGC制御情報およびアイリス制御情報は、制御マイコン10にデータ転送される。
また、映像信号は、信号処理回路22で各種信号処理が行われると、液晶パネル5およびカラービューファインダ6に表示される。一方、撮影者が録画ボタンを押すことで、カメラ本体1の内部に装填された記録媒体に映像信号および音声信号が記録される。
また、前述したように、カメラ本体1には、撮影中の映像や再生した映像を表示するための液晶パネル5およびカラービューファインダ6が設けられている。液晶モニタ4は、ヒンジ部7により、図1の矢印A方向に開閉自在かつ矢印B方向に回動自在である。
液晶パネル5が撮影者側を向いた正転状態では、液晶パネル5が点灯し、カラービューファインダ6は消灯している。従って、撮影者は液晶パネル5の映像を見ながら撮影する。
一方、液晶パネル5がカメラ本体1側に向いて収納されている収納状態では、液晶パネル5が消灯し、カラービューファインダ6は点灯している。従って、撮影者はカラービューファインダ6を覗きながら撮影する。
また、液晶パネル5が被写体側、つまりレンズ2と同方向に向いた対面状態では、液晶パネル5およびカラービューファインダ6は共に点灯している。液晶パネル5をビデオライトとして使用していない状態では、正転状態でも対面状態でも、液晶パネル5には映像信号に基づく映像が表示されている。
図3は液晶パネル5をビデオライトとして使用するビデオライトモード時の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは制御マイコン10内のROM(図示せず)に格納されており、制御マイコン10内のCPUによって実行される。
まず、撮影者は、カメラ本体1の電源を投入し、液晶パネル5を撮影者側に向けた正転状態の撮影モードで撮影を行うものとする。この撮影モードの場合、レンズ2から入射して光電変換された映像信号に基づく映像は、液晶パネル5に表示される。
この表示状態において、制御マイコン10は、撮影者によって十字操作キー8がメニュー画面上で操作され、ビデオライトモードが設定されたか否かを判別する(ステップS1)。図4はビデオライトモード設定画面の一例を示す図である。メニュー画面の画像は、OSD表示(オンスクリーンディスプレイ表示)によって映像に重畳され、表示される。そして、ビデオライトモード設定画面はメニュー画面から展開される。ビデオライトモードに設定する際、撮影者は、ビデオライトモード設定画面において、十字操作キー8を右に操作してカーソル81を移動させ、「ON」を選択する。ステップS1で、ビデオライトモードが設定されない場合、制御マイコン10はそのまま本処理を終了する。
一方、ビデオライトモードが設定された場合、制御マイコン10は、十字操作キー8からのビデオライトモードON信号により、LCDドライブ回路13を制御し、液晶パネル5を全白表示に切り替える(ステップS2)。さらに、このとき、制御マイコン10は、CVFドライブ回路14を制御し、カラービューファインダ6を強制的に点灯させる。このように、制御マイコン10は、ビデオライトモード時、開閉・反転検出回路11の検出結果に関係なく、カラービューファインダ6を強制的に点灯させる。点灯したカラービューファインダ6には、図4のビデオライトモード設定画面が表示される。
ユーザは、液晶モニタ4を矢印B(図1参照)のように回転させ、被写体側に、つまりレンズ2と同方向に向けることにより、液晶パネル5を、被写体を照らすためのビデオライトとして使用することができる。このとき、制御マイコン10は、カラービューファインダ6のメニュー画面表示(ビデオライトモード設定画面表示)を消去する。このように、メニュー画面表示を消去することにより、カラービューファインダ6に表示された映像を見易くすることができる。
そして、制御マイコン10は、カメラ制御マイコン16からAGC制御情報およびアイリス制御情報を取得する(ステップS3)。制御マイコン10は、取得したAGC制御情報およびアイリス制御情報を基に、電源回路12を制御し、液晶バックライト3の輝度を可変させる(ステップS4)。すなわち、制御マイコン10は、被写体が明るい場合、液晶バックライト3の輝度を低下させ、被写体が暗い場合、液晶バックライト3の輝度を上げる制御を行う。
ここで、AGC制御情報およびアイリス制御情報を用いた液晶バックライト3の輝度制御としては、種々の方法が考えられる。例えば、AGC制御情報およびアイリス制御情報から、単に被写体が明るいか暗いかを判断し、その判断結果に応じて液晶バックライト3の輝度を可変することが挙げられる。また、AGC制御情報を基に、AGC回路15によって制御される利得が予め設定された所定値あるいは所定範囲内となるように、液晶バックライト3の輝度を可変することが挙げられる。また、アイリス制御情報を基に、絞り25の量(例えば、開度)が予め設定された所定値あるいは所定範囲内となるように、液晶バックライト3の輝度を可変することが挙げられる。さらには、AGC制御情報およびアイリス制御情報を基に、AGC回路15によって制御される利得および絞り25の量のどちらか一方が優先的にあるいは両方が所定の範囲内に収まるように、液晶バックライト3の輝度を可変することが挙げられる。
撮影者が液晶パネル5を回転させて正転状態に戻すと、制御マイコン10は、カラービューファインダ6にビデオライトモード設定画面(図4参照)を表示させる。制御マイコン10は、十字操作キー8の操作によりビデオライトモードの設定が解除されたか否かを判別する(ステップS5)。
ここで、ビデオライトモードを解除する場合、撮影者はビデオライトモード設定画面上で十字操作キー8を左に操作してカーソル81を移動させ、「OFF」を選択する。ビデオライトモードの設定が解除されない場合、つまり「ON」が選択された状態のままの場合、制御マイコン10は、ステップS2に戻り、同様の処理を行う。
一方、ビデオライトモードの設定が解除された場合、つまり撮影者が十字操作キー8を左に操作して「OFF」を選択した場合、制御マイコン10は、ビデオライトモードの解除動作を行う(ステップS6)。すなわち、制御マイコン10は、十字操作キー8からのビデオライトモードOFF信号により、LCDドライブ回路13を制御し、液晶パネル5の全白表示を終了させて映像信号を表示させる。さらに、このとき、制御マイコン10は、CVFドライブ回路14を制御し、カラービューファインダ6を消灯させる。ビデオカメラは、通常撮影時の通常状態に復帰する。この後、制御マイコン10は本処理を終了する。
このように、本実施形態の撮像装置によれば、液晶パネルを全白表示に切り替えた場合、周囲の明るさに応じて、バックライトの輝度を設定することができる。これにより、最適な輝度のビデオライトを被写体に当てることができる。また、周囲が明るい場合、バックライトの輝度を低下させるので、消費電力の削減を図ることができる。従って、ビデオライトモード時の消費電力を削減し、最適な輝度設定を行うことができる。
また、液晶パネルの輝度を利得に適した値に設定でき、利得の安定化を図ることができる。また、液晶パネルの輝度を絞りの量に適した値に設定でき、絞りの量(例えば、開度)の安定化を図ることができる。さらに、液晶パネルの輝度を、利得および絞りの量に適した、きめ細かな値に設定することができる。また、表示装置として一般に用いられる液晶パネルに適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、前述したように、上記実施形態では、AGC制御情報およびアイリス制御情報の両方を用いてバックライトの輝度制御を行ったが、どちらか一方を用いてバックライトの輝度制御を行ってもよく、同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、表示装置として、バックライト方式のLCDパネルを用いているが、有機ELディスプレイなどの自発光型の表示装置を用いてもよい。その他、表面電界ディスプレイ(SED)、プラズマディスプレイなどを用いてもよい。
また、上記実施形態の撮像装置では、液晶パネルがカメラ本体の側面に対し、開閉かつ回動自在に設けられていたが、このような構造に限られるものではないことは勿論である。例えば、カメラ本体の前面と背面とに液晶パネルが着脱自在に取り付けられる構造の撮像装置であってもよい。この場合、液晶パネルをカメラ本体の前面に取り付けることで、ビデオライトとして使用可能である。
また、上記実施形態では、撮像装置としてビデオカメラに適用された場合を示したが、デジタルスチルカメラに適用されてもよいことは勿論である。
実施の形態におけるビデオカメラの構成を示す斜視図である。 主に液晶モニタ4の制御に係る部分の制御回路の構成を示す図である。 液晶パネル5をビデオライトとして使用するビデオライトモード時の動作手順を示すフローチャートである。 ビデオライトモード設定画面の一例を示す図である。 従来の撮像装置の一例としてビデオカメラの外観を示す斜視図である。 主に液晶モニタ118の制御に係る部分の制御回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 カメラ本体
3 液晶バックライト
4 液晶モニタ
5 液晶パネル
6 カラービューファインダ(CVF)
10 制御マイコン
15 AGC回路
16 カメラ制御マイコン
22 信号処理回路
25 絞り

Claims (8)

  1. 被写体を撮像する撮像装置であって、
    前記撮像された被写体の映像表示あるいは全白表示を行う表示手段と、
    前記表示手段をビデオライトとして使用するためのビデオライトモードを選択する選択手段と、
    前記ビデオライトモードが選択された場合、前記表示手段を全白表示に切り替える表示制御手段と、
    前記表示手段の輝度を調節する輝度調節手段と、
    前記被写体の輝度に関する情報に基づき、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させる輝度制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 映像信号を処理する信号処理回路内に設けられ、前記信号処理回路で検出された明るさの信号に応じて、前記映像信号を増幅する際の利得を制御する利得制御回路を備え、
    前記輝度制御手段は、前記利得の制御情報に基づき、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記輝度制御手段は、前記利得制御回路によって制御される前記利得が所定範囲内の値となるように、前記輝度調節手段を制御することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. レンズを介して入射される前記被写体の光の光量を調節する絞りと、前記絞りによって光量が調節された前記被写体の映像信号の輝度信号が基準の輝度信号となるように、前記絞りを制御する絞り制御手段とを備え、
    前記輝度制御手段は、前記絞りの制御情報に基づき、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記輝度制御手段は、前記絞り制御手段によって制御される前記絞りの量が所定範囲内の値となるように、前記輝度調節手段を制御することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 映像信号を処理する信号処理回路内に設けられ、前記信号処理回路で検出された明るさの信号に基づき、前記映像信号を増幅する際の利得を制御する利得制御回路と、
    レンズを介して入射される前記被写体の光の光量を調節する絞りと、前記絞りによって光量が調節された前記被写体の映像信号の輝度信号が基準の輝度信号となるように、前記絞りを制御する絞り制御手段とを備え、
    前記輝度制御手段は、前記利得の制御情報および前記絞りの制御情報に基づき、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記表示手段は、バックライトを有する液晶パネルであり、
    前記輝度調節手段は、前記バックライトの輝度を調節することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮像する撮像装置の表示制御方法であって、
    前記撮像装置の表示手段が、前記撮像された被写体の映像表示あるいは全白表示を行う表示ステップと、
    前記撮像装置の選択手段が、前記表示手段をビデオライトとして使用するためのビデオライトモードを選択する選択ステップと、
    前記撮像装置の表示制御手段が、前記ビデオライトモードが選択された場合、前記表示手段を全白表示に切り替える表示制御ステップと、
    前記撮像装置の輝度調節手段が、前記表示手段の輝度を調節する輝度調節ステップと、
    前記撮像装置の輝度制御手段が、前記被写体の輝度に関する情報を基に、前記輝度調節手段を制御し、前記全白表示が行われている前記表示手段の輝度を変更させる輝度制御ステップとを有することを特徴とする表示制御方法。
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