JP2009122148A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒の組み立てにおいて複数の鏡枠を用いて一つの鏡枠を製作する。この鏡枠を作製する際にネジや接着剤を使用して鏡枠同士を固定しているが、ネジ締め時に生じるトルクや接着剤の硬化収縮によって生じる応力が鏡枠にかかりレンズの光軸がズレる可能性があった。
【解決手段】複数のレンズ群を光軸方向に配設して構成されるレンズ鏡筒において、この複数のレンズ群のうちで、第1のレンズ群1bと第2のレンズ群2bとを合成樹脂製の鏡枠ユニットで一定間隔に保つようにする。第1のレンズ群1bを第1の鏡枠1で、第2のレンズ群2bを第2の鏡枠2とで保持し、この2つの鏡枠1、2に応力やトルクがかかりにくいように固定ピン3を使用して鏡枠を固定し一体化する。この一体化した鏡枠ユニットを有するレンズ鏡筒を提供することにより上記の課題が解決される。
【選択図】図3

Description

本発明はレンズ鏡筒に関し、特に内設するレンズ鏡枠に関する。
従来、レンズ群を保持する合成樹脂製鏡枠を複数用いてレンズ鏡筒が組み立てられている。この組み立て工程において合成樹脂製鏡枠を固定する様々な方法が提案され、その方法に基づいてレンズ鏡筒が製造されている。例えば、合成樹脂製鏡枠同士を固定する方法として接着剤による固定方法、ネジによる固定方法が提案されている。具体的には特許文献1では1群鏡枠に爪部を設け2群鏡枠にはこの爪部を係合させる周溝部を設けており、爪部と周溝部とを係合させてから1群鏡枠と2群鏡枠とを接着剤によって固定する方法を開示している。特許文献2では1群鏡枠と2群鏡枠とをネジによって固定する方法を開示している。
特開2006−78827号公報 特開2004−145057号公報
しかし、接着剤で固定した場合、温度や湿度の変化により接着剤が硬化収縮しこれにより鏡枠に応力がかかり鏡枠間に歪みが生じる可能性がある。また、接着剤の劣化により爪部が周溝部から離脱し各鏡枠が外れてしまう可能性もある。更に、接着剤の硬化に時間がかかるため作業時間が長くなり作業効率が悪くなる。爪部や周溝部を設けるため鏡枠の機構が複雑になり組み立て作業性が悪くなりこれらの製造工程においてコストが掛かる。
ネジで固定した場合、大きなトルクでネジを締め付けなければならず、そのためネジに螺合している鏡枠に歪みが生じてしまい鏡枠間にも歪みが生じる可能性がある。更に鏡枠間の歪みにより鏡枠間の中心位置精度が低下するため光軸に狂いが生じてしまう可能性もある。
複数のレンズ群を光軸方向に配設して構成されるレンズ鏡筒において、この複数のレンズ群のうちで、第1のレンズ群と第2のレンズ群とを合成樹脂製の鏡枠ユニットで一定間隔に保つようにする。第1のレンズ群を第1の鏡枠で第2のレンズ群を第2の鏡枠とで保持し、この2つの鏡枠を一体化した鏡枠ユニットにする。第1の鏡枠と第2の鏡枠には取り付け孔が設けられており、第1の鏡枠の取り付け孔と第2の鏡枠の取り付け孔との中心が一致するように重ね合わせ、この重ね合わせた2つの孔を連ねて固定ピンを嵌挿することにより第1の鏡枠と第2の鏡枠を一体化し固定する。この一体化した鏡枠ユニットを有するレンズ鏡筒を提供することにより上記の課題が解決される。
本発明による鏡筒を用いれば、接着剤やネジで鏡枠を固定する必要が無いので鏡枠に応力やトルクの発生が防止される。これにより鏡枠間の歪みが防止され、レンズ群間隔及び鏡枠間の中心位置精度が保たれるため光軸の狂いも防止することが可能となる。また、組み立て作業性が改善されコストを軽減することが可能となる。
本発明を図示の実施例に基づいて説明する。図1乃至図6において示している第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とはレンズ群を構成する複数の鏡枠のうち、一つの群を構成する2つの鏡枠である。図1は第1の鏡枠1、図2は第2の鏡枠2、図3は第2の鏡枠2を第1の鏡枠1に固定する斜視図である。図4はスプリングピン3で第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とを固定したときの断面図である。図5はフランジ付きピン5で第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とを固定したときの断面図である。図6はフランジ付きピン6とピン抜け防止リング7で第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とを固定したときの断面図である。
第1の鏡枠1には図1で示す通り第1の鏡枠孔部1a、第2の鏡枠受け部1c、補正面1e、1f、1g、1h、1i、位置決めボス1dと第1の鏡枠レンズ1bとが設けられている。第1の鏡枠孔部1aは貫通されていないが、貫通されていてもよい。
第2の鏡枠2には図2で示す通り第2の鏡枠孔部2a、補正面2e、2f、2g、2h、2i、位置決めボス受け孔2dと第2の鏡枠レンズ2bとが設けられている。第2の鏡枠2に配設されている第2の鏡枠孔部2aは貫通されている。
補正面は第1の鏡枠1に第2の鏡枠2を接合させたとき、第2の鏡枠2に配設されている第2の鏡枠レンズ2bの中心部2jから第2の鏡枠2の辺縁部までの長さRの寸法の精度を保つように配設されている。
第1の鏡枠1に配設されている位置決めボス1dは第1の鏡枠1に第2の鏡枠2を接合させたとき位置決めボス受け部2dに嵌挿され、第1の鏡枠レンズ1bの中心部1jと第2の鏡枠レンズ2bの中心部2jとが一致するように配設されている。
図3において、スプリングピン3を用いて第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とが組み立てられていることを示している。スプリングピンは筒状の部分に切り欠きがありこの切り欠きを介して半径方向に弾性を有する。実施例ではスプリングピン3を第1の鏡枠孔部1aと第2の鏡枠2aに嵌挿し、スプリングピン3の弾性により第1の鏡枠孔部1aと第2の鏡枠2aの内壁にスプリングピン3が圧着するのである。この孔部への圧着により2つの鏡枠を固定することができるのである。
第1の鏡枠孔部1aと第2の鏡枠孔部2aとを光軸方向に平行に対向させ、第1の鏡枠1内にある第2の鏡枠受け部1cに第2の鏡枠2を接合させる。このとき、第1の鏡枠1に配設されている補正面1eを第2の鏡枠2に配設されている補正面2eへ当接させるようにする。以下同様に補正面1fを補正面2fに、補正面1gを補正面2gに、補正面1hを補正面2hに、補正面1iを補正面2iに当接させる。
第1の鏡枠1に第2の鏡枠2を接合させ、位置決めボス1dを位置決めボス受け部2dに嵌挿した後にスプリングピン3を第1の鏡枠1に配接されている第1の鏡枠孔部1aと第2の鏡枠2に配設されている第2の鏡枠孔部2aとに連ねて嵌挿することによって第1の鏡枠1と第2の鏡枠2を固定する。
以上、図3で示すように第1の鏡枠1と第2の鏡枠2とをスプリングピンで固定することにより2つの鏡枠の光軸がずれることなく一致させて組み立てが可能となり、かつ、鏡筒の組み立て作業が簡素化されることがわかる。
尚、上記実施例では鏡枠の固定にスプリングピンを用いたが、固定ピンはスプリングピンだけに限定されない。ノックピンやテーパーピンを用いても同様の効果が得られる。固定作業の際に鏡枠に応力とトルクが発生しにくい固定ピンを用いればよい。
その他にフランジ付きピンを用いるのも可能である。図5で示されるようにフランジ付きピン5を第2の鏡枠孔部2aと第1の鏡枠孔部1aとを連ねて第2の鏡枠側から嵌挿する。これにより第1の鏡枠1と第2の鏡枠2の離脱が防止される。
また図6で示されるように、第1の鏡枠1に配設されている第1の鏡枠孔部1aを貫通させ、第1の鏡枠孔部1aと第2の鏡枠孔部2aとを重ねた厚さよりもピン部が長いフランジ付きピン6を第2の鏡枠孔部2aから嵌挿させ、第1の鏡枠孔部1aの裏側からはみ出たフランジ付きピン6の先端部にピン抜け防止リング7を圧入する。フランジと前記リングとの間に第1の鏡枠1と第2の鏡枠2が挟まれるため、これにより第1の鏡枠1と第2の鏡枠2の離脱防止の信頼性が向上する。
第1の鏡枠の斜視図である。 第2の鏡枠の斜視図である。 第2の鏡枠を第1の鏡枠に固定する斜視図である。 スプリングピンで第1の鏡枠と第2の鏡枠とを固定したときの断面図である。 フランジ付きピンで第1の鏡枠と第2の鏡枠とを固定したときの断面図である。 フランジ付きピンとピン抜け防止リングで第1の鏡枠と第2の鏡枠とを固定したときの断面図である。
符号の説明
1 第1の鏡枠
1a 第1の鏡枠孔部
1b 第1の鏡枠レンズ
1c 第2の鏡枠受け部
1d 位置決めボス
1e,1f,1g,1h,1i 第1の鏡枠補正面
1j 第1の鏡枠中心部
2 第2の鏡枠
2a 第2の鏡枠孔部
2b 第2の鏡枠レンズ
2d 位置決めボス受け部
2e,2f,2g,2h,2i 第2の鏡枠補正面
2j 第2の鏡枠中心部
3 スプリングピン
4 光軸
5 フランジ付きピン
6 フランジ付きピン
7 ピン抜け防止リング

Claims (1)

  1. 複数のレンズ群を光軸方向に配設して構成するレンズ鏡筒において、前記複数のレンズ群のうちで、第1のレンズ群と第2のレンズ群とを一定間隔に保つ合成樹脂製の鏡枠は前記第1のレンズ群を保持する第1の鏡枠と前記第2のレンズ群を保持する第2の鏡枠とを止着して一体にした鏡枠であって、前記第1の鏡枠と前記第2の鏡枠とは取り付け孔を有し、第1の鏡枠の取り付け孔と第2の鏡枠の取り付け孔とを合わせ、合わせた孔に固定ピンを嵌挿することによって前記第1の鏡枠と前記第2の鏡枠とを固定して一体にした鏡枠を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
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