JP2006262072A - 固体撮像装置、レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、レンズ鏡筒および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像素子の撮像面の位置決め作業の容易化を図り製造コストを削減する上で有利な固体撮像装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】固体撮像装置60は、パッケージ62と、収容凹部64と、撮像素子66と、撮像面67と、カバーガラス68とを含んで構成されている。撮像素子66の撮像面67は、撮像素子66が底部6404に取着された状態で開口6402に臨んでいる。カバーガラス68は、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面6802と下面6804を有し、パッケージ62の上面6202に接着剤で取着され開口6402を閉塞し、撮像素子66を封止している。カバーガラス68の上面6802は、撮像面67と平行し、また、カバーガラス68の輪郭をなす4辺は撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行している。
【選択図】 図1

Description

本発明は固体撮像装置、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
鏡筒に固体撮像装置を組み付けるに際して、固体撮像装置をコネクタに装着し、該コネクタを実装基板に実装することで固体撮像装置ユニットを構成しておき、この固体撮像装置ユニットをレンズ鏡筒に取り付けることが提案されている(特許文献1参照)。
このような固体撮像装置ユニットでは、固体撮像装置に位置決め基板を設け、該位置決め基板を実装基板にねじで締結することにより、固体撮像装置がコネクタから脱落しないように固定している。
しかしながらこのような構成では、部品点数が多く組み立て作業が繁雑となる問題があった。
このため、本出願人は、(特願2003−356790号)に示すように、固体撮像装置を構成するパッケージをホルダに接着し、ホルダをレンズ鏡筒にねじなどで取り付ける構成を提案した。
この構成によれば、固体撮像装置をホルダを介して鏡筒に取り付けるため、構成の簡素化を図る上で有利である。
特許公報第3187922号
ところで、固体撮像装置は、半導体チップで構成されたCCDやCMOSセンサなどの撮像素子を有している。この撮像素子は、レンズ鏡筒の撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像する撮像面を有しており、撮像素子はパッケージに設けられた収容凹部に収容保持され、この収容凹部がカバーガラスで閉塞されている。
そして、固体撮像装置によって撮影光学系によって導かれる被写体像を正しく撮像するために撮像素子の撮像面が鏡筒、すなわち撮影光学系に対して所定の位置に位置決めされている必要がある。
しかしながら、従来、撮像素子の撮像面が鏡筒に対して所定の位置となるように正確に位置決めを行う作業は繁雑であり、製造コストを削減する上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、撮像素子の撮像面の位置決め作業の容易化を図り製造コストを削減する上で有利な固体撮像装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行していることを特徴とする。
また、本発明は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
また、本発明は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備える撮像装置であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備える撮像装置であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
また、本発明は、被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、前記鏡筒に設けられた固体撮像装置とを備える撮像装置であって、前記固体撮像装置は、上面を有するパッケージと、前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行していることを特徴とする。
本発明によれば、固体撮像装置のカバーガラスの上面や4辺を利用することで、鏡筒に対する固体撮像装置の撮像面の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒および撮像装置の製造コストを削減する上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、本発明の固体撮像装置が設けられたレンズ鏡筒が撮像装置に組み込まれている場合について説明する。
図11は撮像装置を前方から見た斜視図、図12は撮像装置の正面図、図13は撮像装置の背面図、図14は撮像装置の平面図、図15は撮像装置の制御系を示すブロック図である。
なお、本明細書において左右は、撮像装置を前方から見た状態でいうものとし、また、被写体側を前方といい、固体撮像装置側を後方という。
図11〜図14に示すように、撮像装置100は、前後の厚さが約1cm、上下の高さが約5cm、左右の幅が約8cmの小型のデジタルスチルカメラであり、外装を構成するケース102を有している。
ケース102の右側部には、図中二点鎖線で示すように、本発明に係るレンズ鏡筒10が組み込まれている。
レンズ鏡筒10は、図15に示すように、鏡筒12と、鏡筒12に収容された固体撮像装置60と、鏡筒12に収容され被写体像を固体撮像装置60に導く光学系104などを備えている。
光学系104は対物レンズ14を備え、対物レンズ14はケース102前面に設けられたレンズ窓103を介してケース102前方に臨んで配置されている。
ケース102の前面上部中央箇所には、撮影補助光を出射するフラッシュ106、セルフタイマーランプ108などが設けられている。
ケース102の前面にはバリア110が上下にスライド可能に設けられ、このバリア110は、図11、図12に示すようにレンズ窓103、フラッシュ106、セルフタイマーランプ108を前方に露出させる下限位置と、これらレンズ窓103、フラッシュ106、セルフタイマーランプ108を覆う上限位置とにスライドされる。
ケース102の上端面には、撮像を行うためのシャッタボタン112、前記撮影光学系のズームを調整するためのズーム操作スイッチ114が設けられている。
ケース102の左側面の上部には、電源のオンオフを行う電源スイッチ(不図示)が設けられている。
ケース102の後面には、撮像した映像を表示するディスプレイ120が設けられ、ディスプレイ120の側方に、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの切り換えを行なうためのモード切り換えスイッチ122や、ディスプレイ120上にメニューを表示させるためのメニュースイッチ124、ディスプレイ120上に表示されるメニューを選択するなどの操作を行うためのコントロールスイッチ126が設けられている。
また、ケース102の後面でディスプレイ120の下方に、ディスプレイ120上の表示のオンオフを行うための表示スイッチ128、画像サイズ切り換えスイッチ130などが設けられている。
図15に示すように、固体撮像装置60は、光学系104によって結像された被写体像を撮像するCCDやCMOSセンサなどで構成されている。
固体撮像装置60で撮像された像は撮像信号として画像処理部152に出力され、画像処理部152ではこの撮像信号に対して処理がなされることで静止画あるいは動画の画像データが生成され、メモリカード(記憶媒体)154に記録される。また、前記画像データは表示処理部156によりディスプレイ120に表示される。
さらに、撮像装置100は、シャッタボタン112、ズーム操作スイッチ114、前記電源スイッチ、モード切り換えスイッチ122、メニュースイッチ124、コントロールスイッチ126、表示スイッチ128、画像サイズ切り換えスイッチ130などの操作スイッチの操作に応じて、画像処理部152、表示処理部156などを制御するCPUなどを含む制御部158を備えている。
図16はレンズ鏡筒10を前方から見た斜視図、図17はレンズ鏡筒10を後方の下方から見た斜視図である。
図18はレンズ鏡筒10の正面図、図19はレンズ鏡筒10の背面図、図20(A)は図18のA矢視図、(B)は図18のB矢視図、図21(C)は図18のC矢視図、(D)は図18のD矢視図である。
図22は図16のAA線断面図、図23は図16のBB線断面図である。
図24はレンズ鏡筒10の一部の構成を示す分解斜視図、図25はレンズ鏡筒10の残りの構成を示す分解斜視図である。
図26はズーム用可動レンズ群18、フォーカス用可動レンズ群20の斜視図である。
図16乃至図25に示すように、レンズ鏡筒10は、鏡筒12と、対物レンズ14と、固体撮像装置60と、光学系104とを含んで構成されている。
本実施の形態では、光学系104は、プリズム16と、ズーム用可動レンズ群18と、フォーカス用可動レンズ群20と、第1の固定レンズ群22と、第2の固定レンズ群24と、第3の固定レンズ群26と、ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28と、フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30とを備えている。
さらに、ズーム用可動レンズ群18を移動させる駆動手段32と、フォーカス用可動レンズ群20を移動させる駆動手段34とが設けられている。
図16、図17に示すように、鏡筒12は、厚さと、厚さよりも大きな寸法の幅と、幅よりも大きな寸法の長さとを有する扁平な矩形板状を呈し、固体撮像装置60と光学系104とは鏡筒12の幅方向の中央からやや幅方向の一側寄りの部分で鏡筒12の長さ方向に沿って並べられて配置されている。
鏡筒12は、長さ方向において分割された第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204と、これら2つの鏡筒分割体1202、1204の間に挟まれる第3鏡筒分割体1206とで構成され、鏡筒12の長手方向の一方の半部に第1鏡筒分割体1202が位置し、鏡筒12の長手方向方の他方の半部に第2鏡筒分割体1204が位置し、これら第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204の間に第3鏡筒分割体1208が介在されている。
なお、本実施の形態では、図11、図12に示すように、レンズ鏡筒10(鏡筒12)の長さ方向が上下方向に向けて配置されることから、鏡筒12の上部に第1鏡筒分割体1202が位置し、鏡筒12の下部に第2鏡筒分割体1204が位置し、鏡筒12の上下方向の中央部に第3鏡筒分割体1208が位置している。そして、撮像装置100のケース102の前面に平行する鏡筒12の厚さ方向の一方の面が鏡筒12の前面となり、ケース102の後面に平行する他方の面が鏡筒12の後面となり、鏡筒12の幅方向の一方の面が左側面となり、他方の面が右側面となる。
したがって、鏡筒12は、その幅方向、長さ方向、厚さ方向を、撮像装置100のケース102の左右方向、上下方向、前後方向のそれぞれに合致させた状態でケース102内部に配置されることになる。
また、本実施の形態では、これら第1、第2、第3鏡筒分割体1202、1204、1206は合成樹脂材料によって形成されている。
図22、図23、図24に示すように、第1鏡筒分割体1202は前壁、後壁、左壁、右壁により扁平な直方体状に形成され、第1鏡筒分割体1202の内部には、断面が矩形で下面に開放状の部品収容空間1202Aが設けられており、対物レンズ14はその前面側にレンズ押え1402が位置し後面側に遮光枠1404が位置した状態で、第1鏡筒分割体1202の前面の上部に取着されている。
プリズム16は、対物レンズ14で捉えた像を下部に向けて(固体撮像装置60側に)反射させるものである。プリズム16は、部品収容空間1202Aで対物レンズ14の後方に臨む箇所に配置されている。
本実施の形態では、被写体像を固体撮像装置60に導く光学系104の光路が、対物レンズ14から後方に延在しプリズム16の反射面に至る第1の光路部分と、プリズム16の反射面から下方に延在し固体撮像装置60に至る第2の光路部分とで構成され、図22において符号O1は第1の光路部分の光軸を示し、符号O2は第2の光路部分の光軸を示している。
第1の固定レンズ群22とズーム用可動レンズ群18とは、部品収容空間1202A内でプリズム16の下方に配置されている。
第1の固定レンズ群22は、図24に示すように、第1鏡筒分割体1202の取付部に組み込まれる第1の固定レンズ2202を備え、この第1の固定レンズ2202に望ませて遮光枠2204が設けられている。
図22、図23、図24に示すように、ズーム用可動レンズ群18は、第1のズームレンズ1802と、互いに貼り合わされた第2、第3のズームレンズ1804、1805とで構成されている。
これら第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805はズーム用レンズ枠1806により支持されている。
ズーム用レンズ枠1806は、駆動手段32によりメインガイド軸38およびサブガイド軸40に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、ズーム動作がなされる。
図26に示すように、ズーム用レンズ枠1806は、第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の周囲に位置しこれら第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805を保持する保持部1810と、この保持部1810から部品収容空間1202A内の幅方向に延在する延在部1812とを有している。
延在部1812には、図24に示すように、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ1816、1816が設けられ、これらフランジ1816、1816には、同軸上にそれぞれ孔が設けられている。そして、それら孔に軸3602、3602が回転可能に挿入されることで、それらフランジ1816、1816の間に雌ねじ部材36が鏡筒12の長手方向に移動不能にかつ軸3602を支点に揺動可能に結合されている。この雌ねじ部材36はスプリング3601により互いに閉じる方向に付勢された一対のアームを有し、それらアームの向かい合う面にそれぞれ雌ねじ3604が設けられている。
また、図26に示すように、延在部1812には、ロッド挿通孔1814が設けられている。
ロッド挿通孔1814には、第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在する金属製のメインガイド軸38が滑動可能に挿通されている。このメインガイド軸38はその長さ方向の両端が第1鏡筒分割体1202の上面を構成する壁部と、第3鏡筒分割体1206の壁部とで支持されている。メインガイド軸38は第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在している。したがって、メインガイド軸38はズーム用可動レンズ群18を該ズーム用可動レンズ群18の光軸方向に案内している。
また、図26に示すように、延在部1812とは反対側に位置する保持部1810の箇所で部品収容空間1202Aの隅部に位置する箇所に係合溝1818が形成されている。
係合溝1818には、第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在するサブガイド軸40(図24)が滑動可能に挿通されている。したがって、サブガイド軸40はズーム用レンズ18がメインガイド軸38の回りに回転することを阻止している。サブガイド軸40は第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在している。
ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28は、これらメインガイド軸38とサブガイド軸40によって構成されている。
図24、図26に示すように、ズーム用可動レンズ群18を移動させる駆動手段32は、鏡筒12の長さ方向に延在する組み付け部材3202と、組み付け部材3202の上部に設けられたモータ3204と、組み付け部材3202に沿って延在しモータ3204により回転駆動される雄ねじ部材3206とを有している。
組み付け部材3202は第1鏡筒分割体1202の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3206が部品収容空間1202Aに位置し、モータ3204は第1鏡筒分割体1202の上面に位置する。
雄ねじ部材3206は雌ねじ部材36の雌ねじ3604に螺合され、したがってモータ3204の正逆転によりズーム用可動レンズ群18はメインガイド軸38およびサブガイド軸40に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、ズーム動作がなされる。
本実施の形態では、ズーム用可動レンズ群18とメインガイド軸38と雄ねじ部材3206とが第1鏡筒分割体1202の内部で第1鏡筒分割体1202の幅方向に並べられて配置され、サブガイド軸40はメインガイド軸38および雄ねじ部材3206とは反対側に位置するズーム用レンズ枠1806箇所に配置されることになる。
図22、図23、図24に示すように、第3鏡筒分割体1206は、部品収容空間1202A内に臨む内部部分1206Aと、部品収容空間1202Aの外側に臨む外部部分1206Bとを有している。
図24に示すように、第2の固定レンズ群24は、その光軸をズーム用可動レンズ群18の光軸と一致させて内部部分1206Aに取着され、第2固定レンズ24の後面にアイリス(絞り)42が配置されている。
このアイリス42は、光学系104の光軸を前記幅方向で挟んで配置された2枚の絞り羽根4202と、各絞り羽根4202を前記幅方向に移動可能に案内する案内部材4204とを備えている。
アイリス42は、第3鏡筒分割体1206の外部部分1206Bに取着された駆動部44により2枚の絞り羽根4202が接離する方向に移動されることで、2枚の絞り羽根4202が開閉されこれにより前記光軸に沿って進行する光束の光量を調節するように構成されている。
図25に示すように、第2鏡筒分割体1204は、前壁1205A、後壁1205B、左壁1205C、右壁1205Dにより直方体状に形成され、第2鏡筒分割体1204の内部には、断面が矩形で上下に開放された部品収容空間1204Aが形成されている。
第2鏡筒分割体1204の下部にホルダ46を介して固体撮像装置60が取着されることでこの部品収容空間1204Aの下端は閉塞されている。したがって、本実施の形態では、第2鏡筒分割体1204はホルダ46を含んで構成されている。
具体的には、図23に示すように、第2鏡筒分割体1204の下部にはホルダ46を介して固体撮像装置60を配設するための固体撮像装置用取付部1205が設けられている。
固体撮像装置用取付部1205は、固体撮像装置60を部品収容空間1204Aに臨ませる開口1204Bと、この開口1204Bの周囲に設けられた取付座1204Eとを備えている。
フォーカス用可動レンズ群20と第3の固定レンズ群26は、部品収容空間1204A内で第2鏡筒分割体1204の幅方向中央に位置する箇所に配置されている。
図25に示すように、フォーカス用可動レンズ群20は、互いに貼り合わされた第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004で構成されている。
これら第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004は、フォーカス用レンズ枠2006により支持されている。
フォーカス用レンズ枠2006は、駆動手段34によりメインガイド軸50およびサブガイド軸52に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、フォーカス動作がなされる。
図26に示すように、フォーカス用レンズ枠2006は、第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の周囲に位置しこれら第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004を保持する保持部2010と、この保持部2010から部品収容空間1204A内の幅方向に延在する延在部2012とを有している。
延在部2012には、図25に示すように、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ2016、2016が設けられ、これらフランジ2016、2016には、同軸上にそれぞれ孔が設けられている。そして、それら孔に軸4802、4802が回転可能に挿入されることで、それらフランジ2016、2016の間に雌ねじ部材48が鏡筒12の長手方向に移動不能にかつ軸4802を支点に揺動可能に結合されている。この雌ねじ部材48はスプリング4801により互いに閉じる方向に付勢された一対のアームを有し、それらアームの向かい合う面にそれぞれ雌ねじ4804が設けられている。
また、図25に示すように、延在部2012には、ロッド挿通孔2014が設けられている。
図25、図26に示すように、ロッド挿通孔2014には、金属製のメインガイド軸50が滑動可能に挿通されている。このメインガイド軸50はその長さ方向の両端が第3鏡筒分割体1206の壁部と、第2鏡筒分割体1204の下部に設けられた壁部とで支持されている。メインガイド軸50は第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の光軸と平行して直線状に延在しており、本実施の形態では第2鏡筒分割体1204の長さ方向に延在している。したがって、メインガイド軸50はフォーカス用可動レンズ群20を該フォーカス用可動レンズ28の光軸方向に案内している。
また、図26に示すように、延在部2012とは反対側に位置する保持部2010に係合溝2018が形成されている。
係合溝2018には、サブガイド軸52(図25)が滑動可能に挿通されている。したがって、サブガイド軸52はフォーカス用レンズ20がメインガイド軸50の回りに回転することを阻止している。サブガイド軸52は第2鏡筒分割体1204と一体に形成されており、したがって、合成樹脂製である。サブガイド軸52は第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第2鏡筒分割体1204の長さ方向に延在している。
フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30は、これらメインガイド軸50とサブガイド軸40によって構成されている。
図25、図26に示すように、フォーカス用可動レンズ群20を移動させる駆動手段34は、鏡筒12の長さ方向に延在する組み付け部材3402と、組み付け部材3402の下部に設けられたモータ3404と、組み付け部材3402に沿って延在しモータ3404により回転駆動される雄ねじ部材3406とを有している。
組み付け部材3402は第2鏡筒分割体1204の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3406が部品収容空間1204Aに位置し、モータ3404は第2鏡筒分割体1204の下部に位置する。
雄ねじ部材3406は雌ねじ部材48の雌ねじ4804に螺合され、したがってモータ3404の正逆転によりフォーカス用可動レンズ群20はメインガイド軸50およびサブガイド軸52に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、フォーカス動作がなされる。
したがって、本実施の形態では、フォーカス用可動レンズ群20とメインガイド軸50と雄ねじ部材3404とが第2鏡筒分割体1204の内部で第2鏡筒分割体1204の幅方向に並べられて配置され、サブガイド軸52はメインガイド軸50および雄ねじ部材306とは反対側に位置するフォーカス用レンズ枠2006箇所に配置されることになる。
なお、図22に示すように、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所で第2鏡筒分割体1204Aの上端と第3の固定レンズ群26との間の箇所には凹凸部1204Cが設けられている。
また、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所で第3の固定レンズ群26と固体撮像装置60との間の箇所には凹凸部1204Dが設けられている。
これらの凹凸部1204C、1204Dは、対物レンズ14、プリズム16、第1の固定レンズ群22、ズーム用可動レンズ群18、第2固定レンズ24、フォーカス用可動レンズ群20を介して進入してきた光のうち、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所に到達した光が該後面箇所で反射されることで、いわゆるフレアあるいはゴーストと呼ばれる反射光が発生し、この反射光が固体撮像装置60の撮像面(受光面)に到達して固体撮像装置60の撮像信号に対して悪影響を及ぼすことを防止するために設けられている。
なお、固体撮像装置60から遠い箇所に設けられた凹凸部1204Cの凹凸の間隔に対して固体撮像装置60から近い箇所に設けられた凹凸部1204Dの凹凸の間隔が大きく形成されている。これは、凹凸部1204Cに当たる前記光の角度に対して凹凸部1204Dに当たる前記光の角度がより小さいためであり、このように凹凸部1204C、1204Dの凹凸の間隔を変えることで、第2鏡筒分割体1204の成形時に金型からの取り外し性が向上される利点がある。
図22に示すように、第3の固定レンズ群26は、固体撮像装置60の上方でフォーカス用可動レンズ群20の下方の部品収容空間1204A箇所に配置されている。
なお、図25に示すように、第1鏡筒分割体1202と第2鏡筒分割体1204と第3鏡筒分割体1206とは、前記駆動部44近傍の箇所でねじ202により互いに取着され、かつ、前記駆動部34近傍の箇所でねじ204により互いに取着されている。
次に、固体撮像装置60について詳細に説明する。
図1は固体撮像装置60の分解斜視図、図2は固体撮像装置60が組み立てられた状態を示す斜視図、図3は固体撮像装置60の撮像素子の平面図、図4(A)〜(C)は固体撮像装置60の組み立て説明図である。
図5は固体撮像装置60にフレキシブル基板が接続された状態を示す斜視図である。
図6はホルダ46の斜視図、図7はホルダ46の上下を反転させた状態の斜視図、図8は固体撮像装置60がホルダ46に取着された状態での断面図、図9は図8のAA線断面図、図10は固体撮像装置ユニット72の斜視図である。
図1、図2、図4(C)に示すように、固体撮像装置60は、パッケージ62と、収容凹部64と、撮像素子66と、撮像面67と、カバーガラス68とを含んで構成されている。
パッケージ62は、扁平な矩形板状(本実施の形態では長方形板状)を呈し、厚さ方向の両端に形成された上面6202および下面6204と、上面6202および下面6204の周囲を接続する4つの側面6206とを有している。パッケージ62は本実施の形態では、セラミック材料が厚さ方向に積層されることで形成されている。
収容凹部64は、断面が矩形(本実施の形態では正方形状)でパッケージ62の上面6202から下面6204に向けて延在形成されている。
収容凹部64の上端は、パッケージ62の上面6202に開口6402として開放され、収容凹部64の下端は底部6404として形成されている。
また、パッケージ62の下面6204にはパッケージ側接続端子(不図示)が設けられ、これらパッケージ側接続端子は撮像部68に接続され、撮像素子66で捉えた映像をフレキシブル基板80(図5参照)を介して外部に伝送するためのものである。
本実施の形態では、前記パッケージ側接続端子は、例えば下面6204の対向する2つの長辺に沿ってその長辺の全長にわたり間隔をおいて配置され、半田付けを行うための導電性材料によるメッキ層が形成されている。
撮像素子66はいわゆる半導体ウェハから切り出された半導体チップであり、扁平な矩形板状を呈しており、厚さ方向の両端に上面6602と背面6604を有している。
撮像面67は、図3に示すように、撮像素子66の上面6602に矩形状を呈する平面で形成され、撮像面67と上面6602は同一平面上に位置している。
撮像素子66は、背面6602がパッケージ62の底部6404に接着などにより取着されている。
したがって、撮像面67は、撮像素子66が底部6404に取着された状態で開口6402に臨んでいる。
撮像素子66では、撮像面67に導かれた被写体像を撮像することで撮像信号を生成し前述した画像処理部152に出力するように構成されている。
なお、撮像面67は、被写体像が導かれる(被写体像を撮像する)面であり、被写体像が結像される結像面であり、被写体像を受光する画素面である。
また、撮像素子66の上面6602で撮像面67の外側には、2つの正方形のアイマーク70が形成されている。この2つのアイマーク70は後述するように撮像面67に対してカバーガラス68を位置決めするために使用されるものである。
詳細に説明すると、図3に示すように、撮像面67の輪郭をなす矩形の互いに直交する2辺に沿ってX座標、Y座標を設定した場合、2つのアイマーク70の中心(対角線の交点)を結んだ直線7002が、撮像面67の輪郭をなす4辺のうちの2辺と平行し、かつ、4辺のうちの残りの2辺と直交するように形成され、かつ、2つのアイマーク70は、各アイマーク70の中心(対角線の交点)のX、Y座標と、撮像面67の中心(対角線の交点)のX、Y座標とが所定の位置関係となるように形成されている。
カバーガラス68は、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面6802と下面6804を有している。
カバーガラス68は、パッケージ62の上面6202に下面6804が接着剤で取着され開口6402を閉塞し、撮像素子66を封止している。
カバーガラス68の上面6802は、撮像面67と平行している。
また、カバーガラス68の輪郭をなす4辺は撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行している。
本実施の形態では、カバーガラス68の中心(対角線の交点)と撮像面67の中心(対角線の交点)とは合致している。
さらに、本実施の形態では、カバーガラス68の上面6802と下面6804を接続する4つの側面6806は、上面6802と直交している。
次に、固体撮像装置60の組み立てについて説明する。
まず、図4(A)に示すように、カバーガラス68をその上面6802を上方に臨ませた状態で移動不能に固定する。この際、上下方向に延在する仮想軸をZ軸とすると、上面6802はこのZ軸に対して直交した状態となる。
次に、図1に示すように、撮像素子66が取着されたパッケージ62の上面6802を上方に向けた状態で、パッケージ62の上面6802の全周にわたって紫外線硬化型接着剤Sを塗布する。
次いで、図4(A)に示すように、撮像素子66が取着されたパッケージ62の上下を反転させ、カバーガラス68の上方において撮像面67がカバーガラス68の下面に対面するように不図示の調整治具に取り付ける。
次に、図4(B)に示すように、撮像素子66が取着されたパッケージ62をZ軸方向に沿って下降させパッケージ62の上面6202とカバーガラス68の上面6802との双方に紫外線硬化型接着剤Sが接触した状態とする。
次に、カバーガラス68を固定しておき、撮像素子66が取着されたパッケージ62を調整治具により6軸方向に対して位置調整する。
具体的には、前記Z軸に対して直交する平面内で互いに直交する2つの軸をX軸、Y軸とすると、これらX、Y、Z軸の3軸に沿った位置調整と、X軸とZ軸がなす平面内での傾きRx調整と、Y軸とZ軸がなす平面内での傾きRy調整と、Z軸を中心とする回転角度θ調整との6つの位置調整、すなわち6軸の位置調整を行う。
この6軸の位置調整により、撮像面67とカバーガラス68の上面6802とが平行する。
また、撮像面67とカバーガラス68の上面6802との間隔Dが所定値に調整される。
また、撮像面67の4辺とカバーガラス68の4辺とがそれぞれ平行する。
また、撮像面67の中心(対角線の交点)とカバーガラス68の中心(対角線の交点)とが合致する。
撮像面67とカバーガラス68の上面6802との平行調整は、X軸とZ軸がなす平面内での傾きRxの調整と、Y軸とZ軸がなす平面内での傾きRyの調整によりなされる。
このような調整は、例えば次のようにして行うことができる。
すなわち、カバーガラス68の下方からZ軸方向と平行な光軸を有するレーザビームを照射させるとともに、このレーザビームがカバーガラス68の上面6802で反射された第1の反射ビームと、このレーザビームがカバーガラス68を通過して撮像面67で反射され再びカバーガラス68を通過した第2の反射ビームとの2つの反射ビームとの双方をカメラでモニタする。そして、これら第1、第2の反射ビームの光路が互いに合致するように傾きRx、Ryの調整を行うことで、撮像面67とカバーガラス68の上面6802とが平行した状態とされる。
撮像面67とカバーガラス68の上面6802との間隔Dの調整は、図4(C)に示すように、調整治具により撮像素子66が取着されたパッケージ62のZ軸方向の位置調整を行うことでなされる。
具体的には、カバーガラス68の下方にカメラを配置しておく。このカメラは、その撮影光学系によって撮像面67の像が合焦した際に、撮像面67とカバーガラス68の上面6802との間隔が所定値Dとなるように設けられている。
したがって、前記カメラが合焦するように、調整治具により撮像素子66が取着されたパッケージ62のZ軸方向の位置調整を行うことで、撮像面67とカバーガラス68の上面6802との間隔が所定値Dに調整される。
撮像面67の4辺とカバーガラス68の4辺との平行調整は、次のようになされる。
具体的には、カバーガラス68の下方にカメラを配置しておく。このカメラは、その撮影光学系によって撮像素子66の上面6602と、カバーガラス68の輪郭とを正確に撮像できるように構成されている。
そして、2つのアイマーク70を結ぶ直線7002と、カバーガラス68の2辺とが平行するようにパッケージ62を回転させることより、撮像面67の4辺とカバーガラス68の4辺とがそれぞれ平行した状態に調整される。
撮像面67の中心(対角線の交点)とカバーガラス68の中心(対角線の交点)との合致の調整は、次のようになされる。
具体的には、カバーガラス68の下方に前記と同様に構成されたカメラを配置しておく。
そして、2つのアイマーク70の座標とカバーガラス68の輪郭の中心の座標とに基づいて、パッケージ62をX軸、Y軸方向に移動させることにより、撮像面67の中心(対角線の交点)とカバーガラス68の中心(対角線の交点)とが合致された状態に調整される。
次いで、パッケージ62の上面6202とカバーガラス68の上面6802と間に保持されている紫外線硬化型接着剤Sに対して光源から紫外線を照射し硬化させる。
これにより、パッケージ62とカバーガラス68とは位置決めされた状態で接着される。
パッケージ62とカバーガラス68とが接着されたならば、図5に示すように、パッケージ62にフレキシブル基板80を取着する。
すなわち、フレキシブル基板80は、前記パッケージ側接続端子に接続可能な基板側接続端子(不図示)がその表面に設けられた撮像素子側端部8002と、撮像素子側端部8002から延出された延出部8004とを含んで構成されている。
詳細に説明すると、撮像素子側端部8002は、固体撮像装置60の下面6204の輪郭とほぼ等しいかやや大きい輪郭を有した矩形(本実施の形態では長方形)を呈している。
本実施の形態では、前記基板側接続端子は、撮像素子側端部8002の表面で対向する2つの長辺に沿って間隔をおいて配置され、半田付けを行うための導電性材料によるメッキ層が形成されている。
延出部8004は、撮像素子側端部8002の2つの長辺のうちの一方の長辺からこの長辺と直交する方向に延出されパッケージ62の下面6204とほぼ同じ大きさの第1延出部8004Aと、第1延出部8004Aの側縁から前記長辺と平行する方向に延在する第2延出部8004Bを有している。
第2延在部8004Bの端部には画像処理部152に電気的に接続される端子部8004Cが設けられている。
そして、図5に示すように、パッケージ62の下面6204の全域を撮像素子側端部8002の全域に合わせて下面6204を撮像素子側端部8002に載置し、前記撮像素子側端子と基板側接続端子とが半田付けされることにより、パッケージ62の下面6204にフレキシブル基板80(撮像素子側端部8002)が取着される。
これにより固体撮像装置60の組み立てが完了する。
次にホルダ46について説明する。
図6、図7、図8に示すように、ホルダ46は、その厚さ方向の両端に位置する前面46Aおよび背面46Bと、固体撮像装置60よりも大きな輪郭で厚さ方向に貫通形成された収容凹部4602と、収容凹部4602の外側の箇所に設けられた組み付け部4608を有している。
本実施の形態では、収容凹部4602は、固体撮像装置60が収容される大きさの矩形で前面46Aから背面46Bにわたって形成され、組み付け部4608は、収容凹部4602の両側に設けられている。
ホルダ46の前面46Aには、収容凹部4602に固体撮像装置60が収容された状態で撮像部68を露出させる第1開口4604が設けられ、背面46Bには収容凹部4602に固体撮像装置60が収容された状態でパッケージ62の下面6204を露出させる第2開口4606が設けられている。
ホルダ46の前面46Aで第1開口4604の両側から第2鏡筒分割体1204への組み込み用の差込片4610が突設されている。
また、各組み付け部4608には位置決め孔4612とねじ挿通孔4614が貫通形成されている。
また、第2開口4606の両側の各組み付け部4608の背面46B箇所からは、収容凹部4602に固体撮像装置60が収容された状態でパッケージ62の互いに対向する側面6206に臨む一対の壁部4616が突設され、各壁部4616には、先端に開放状の接着剤充填用凹部4618が該壁部4616の延在方向に間隔をおき複数形成されている。
そして、図8に示すように、固体撮像装置60を構成する撮像素子66の撮像面67が第1開口4604から露出するように固体撮像装置60が収容凹部4602に収容された状態で、パッケージ62の両側の側面6206と、両側の壁部4616とが接着剤充填用凹部4618に充填された接着剤Sで接着されている。
本実施の形態では、ホルダ46の前面46A寄り箇所で第1開口4604に臨む収容凹部4602の箇所に、固体撮像装置60を位置決めするための位置決め部82が設けられている。
位置決め部82は、カバーガラス68の上面6802の4辺に当接可能な矩形枠状のZ軸用位置決め面8202と、Z軸用位置決め面8202の外縁からZ軸用位置決め面8202に直交する方向に起立するとともにカバーガラス68の互いに直交する側面6806に当接可能なX軸用位置決め面8204、Y軸用位置決め面8206とを備えている。
これらZ軸用位置決め面8202、X軸用位置決め面8204、Y軸用位置決め面8206は、両側の組み付け部4608の位置決め孔4612を基準として高い精度で正確に形成されている。
次に、固体撮像装置60のホルダ46への組み付けについて説明する。
図6、図7、図8に示すように、フレキシブル基板80が取着された固体撮像装置60のカバーガラス68の上面6802をホルダ46の第2開口4606に臨ませ、カバーガラス68を第2開口4606から収容凹部4602に挿入する。
そして、カバーガラス68の上面6802をホルダ46のZ軸用位置決め面8202に当て付けながら、カバーガラス68の互いに直交する2つの側面6806の一方をX軸用位置決め面8204に当て付けるとともに、2つの側面6806の他方をY軸用位置決め面8206に当て付ける。
これによりカバーガラス68がホルダ46に対して正確に位置決めされ、したがって、撮像素子66の撮像面67もホルダ46に対して正確に位置決めされる。
このように位置決めされた状態でホルダ46の各接着剤充填用凹部4618とパッケージ62の両側面6206にわたって、接着剤塗布用のシリンジなどによってUV硬化型接着剤Sが充填される。
UV硬化型接着剤Sは硬化前において粘性を有し半流動体状を呈しているので、充填されたUV硬化型接着剤Sは各接着剤充填用凹部4618と両側面6206との間に保持された状態となる。
次いで、各接着剤充填用凹部4618と両側面6206との間に保持されたUV硬化型接着剤Sに対して紫外線を照射し硬化させる。
これにより、固体撮像装置60とホルダ46は正確に位置決めされた状態で接着され、固体撮像装置ユニット72が構成される。
さらに、固体撮像装置ユニット72には、図10に示すように、シールゴム84、遮光シート86、フィルタ88が組みつけられる。
すなわち、ホルダ46の前面46Aの第1開口4604周囲に枠状のシールゴム84が配設され、シールゴム84の内側に撮像部68に臨む空間90が形成されている。
この空間92を閉塞するようにシールゴム84の上端に枠状の遮光シート86を介して板状のフィルタ88が配設されている。本実施の形態ではフィルタ88はローパスフィルタによって構成されている。
フィルタ88は、ホルダ46に取着された押え部材90により遮光シート86を介してシールゴム84の上端を押さえ付けるように配設されており、シールゴム84はフィルタ88により圧縮されている。押え部材62は、該押え部材62の係合溝6202にホルダ46の係合爪4630が係合することでホルダ46に取着されている。
したがって空間92はシールゴム84、遮光シート86、フィルタ88などにより閉塞され、塵埃などの侵入が防止されている。
鏡筒12の固体撮像装置用取付部1205に対する固体撮像装置ユニット72の取り付けは、鏡筒12の開口1204Bにホルダ46の差込片4610を挿入し、鏡筒12の取付座1204Cに両側の組み付け部4608を当接させ、ねじ挿通孔4614に挿通したねじを取り付け座1204Eのねじ孔に螺合し締結することによってなされる。
なお、固体撮像装置用取付部1205には不図示のノックピンが設けられており、鏡筒12の開口1204Bにホルダ46の差込片4610を挿入した状態で、前記ノックピンが組み付け部4608の位置決め孔4612に挿入されることで鏡筒12に対する固体撮像装置ユニット72の位置決めがなされるように構成されている。
本実施の形態によれば、固体撮像装置60のカバーガラス62の上面6202は、撮像面67と平行し、かつ、カバーガラス62の輪郭をなす4辺は撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行している。
そのため、ホルダ46に対して固体撮像装置60を位置決めするに際して、カバーガラス62の上面6202とカバーガラス62の輪郭をなす4辺のうち互いに直交する2辺を利用することで、位置決めが容易になされ、言い換えると、鏡筒12に対する撮像面67の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の製造コストを削減する上で有利となる。
なお、本実施の形態の固体撮像装置60では、カバーガラス62の上面6202が、撮像面67と平行し、かつ、カバーガラス62の輪郭をなす4辺は撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行している場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、固体撮像装置60のカバーガラス62の上面6202が撮像面67と平行しているが、カバーガラス62の輪郭をなす4辺は撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行していなくともよい。
この場合には、ホルダ46(鏡筒12)に対する固体撮像装置60の撮像面67の位置決めを行う際に、ホルダ46を鏡筒12に組み付けた際にレンズ鏡筒10の光軸に対して撮像面67が正確に直交するように調整する調整作業が不要となり、その分、固体撮像装置60のホルダ46に対する位置決め調整作業を簡素化することができレンズ鏡筒10および撮像装置100の組み立てにようする製造コストを低減する上で有利となる。
また、固体撮像装置60のカバーガラス62の上面6202が撮像面67と平行していないが、カバーガラス62の輪郭をなす4辺が撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行していてもよい。
この場合には、ホルダ46(鏡筒12)に対する固体撮像装置60の撮像面67の位置決めを行う際に、ホルダ46を鏡筒12に組み付けた際にレンズ鏡筒10の光軸と直交する平面上で互いに直交するX軸、Y軸に対して撮像面67の4辺が正確に平行するように調整する作業が不要となり、その分、固体撮像装置60のホルダ46に対する位置決め調整作業を簡素化することができレンズ鏡筒10および撮像装置100の組み立てにようする製造コストを低減する上で有利となる。
また、本実施の形態では、固体撮像装置60をホルダ46を介して鏡筒12に組み付ける場合について説明したが、ホルダ46を省略し、ホルダ46の位置決め部82と同様の構成を鏡筒12の鏡筒12の固体撮像装置用取付部1205に設けてもよい。
この場合には、ホルダ46が不要となるため、部品点数を削減することができコストを削減しつつ小型化を図る上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、ホルダ46に代えて、カバーガラス68を保持するカバー部材を設けた点である。
図27は第2の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図、図28は第2の実施の形態における固体撮像装置60の断面図である。なお、以下では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明する。
図27、図28に示すように、固体撮像装置60は、パッケージ62と、撮像素子66と、カバー部材94と、位置決め部96とを備えている。
収容凹部64は、第1の実施の形態と同様に、パッケージ62に形成され、上面6202に開口6402を有している。
撮像素子66は、収容凹部64の底部6404に取着され、矩形の撮像面67を開口6402に臨ませている。
カバー部材94は、均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面9402と下面9404を有し、パッケージ62の上面6202に下面9404が接着剤で取着され開口6402を閉塞している。
カバー部材94には、カバーガラス68が埋め込み固定され、カバーガラス68により被写体像を撮像面67に導くように構成されている。
カバーガラス68の上面6802はカバー部材94の上面9402に臨ませて配置され、カバー部材94の上面9402と撮像面67は平行しており、本実施の形態では、上面6802と上面9402は同一平面上を延在している。
位置決め部96は、カバーガラス68の外側に位置するカバー部材94の両側に設けられている。
本実施の形態では、位置決め部96は、円形孔96Aと長溝96Bにより構成され、これら円形孔96Aと長溝96Bにより、カバー部材94に対する撮像面67の輪郭をなす4辺や撮像面67の中心(対角線の交点)とが特定されるように構成されている。
このような第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、鏡筒12に対して固体撮像装置60を位置決めするに際して、カバー部材94の円形孔96Aと長溝96Bを利用することで、位置決めが容易になされ、言い換えると、鏡筒12に対する撮像面67の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の製造コストを削減する上で有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態が第2の実施の形態と異なるのは、位置決め部の構造である。
図29は第3の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図、図30は第3の実施の形態における固体撮像装置60の断面図である。なお、以下では、第2の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明を省略する。
カバー部材94には、カバーガラス68が埋め込み固定され、カバーガラス68により被写体像を撮像面67に導くように構成されている。
カバーガラス68の上面6802はカバー部材94の上面9402に臨ませて配置され、カバー部材94の上面9402とカバーガラス68の上面6802は平行しており、本実施の形態では、上面9402に対してカバーガラス68の上面6802は窪んだ箇所に位置している。
位置決め部96は、カバーガラス68の外側に位置するカバー部材94の両側に設けられている。
本実施の形態では、位置決め部96は、2本のノックピン96Cにより構成され、これらノックピン96Cにより、カバー部材94に対する撮像面67の輪郭をなす4辺や撮像面67の中心(対角線の交点)とが特定されるように構成されている。
このような第3の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、鏡筒12に対して固体撮像装置60を位置決めするに際して、カバー部材94のノックピン96Cを利用することで、位置決めが容易になされ、言い換えると、鏡筒12に対する撮像面67の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の製造コストを削減する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態が第2の実施の形態、3と異なるのは、位置決め部の構造である。
図31は第4の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図、図32は第4の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図の断面図である。なお、以下では、第2の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明する。
カバー部材94には、カバーガラス68が埋め込み固定され、カバーガラス68により被写体像を撮像面67に導くように構成されている。
カバーガラス68の上面6802はカバー部材94の上面9402に臨ませて配置され、カバー部材94の上面9402と撮像面67は平行しており、本実施の形態では、上面9402と撮像面67は同一平面上を延在している。
そして、カバー部材94は、その輪郭をなす4辺9410、9410、9412、9412が撮像面67の輪郭をなす4辺と互いに平行に設けられている。
第4の実施の形態では、カバー部材94の輪郭をなす4辺9410、9410、9412、9412が位置決め部96を構成している。
このような第4の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、鏡筒12に対して固体撮像装置60を位置決めするに際して、カバー部材94の4辺9410、9410、9412、9412を利用することで、位置決めが容易になされ、言い換えると、鏡筒12に対する撮像面67の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の製造コストを削減する上で有利となる。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態が第2の実施の形態、第3の実施の形態と異なるのは、位置決め部の構造である。
図33は第5の実施の形態における固体撮像装置60の斜視図である。なお、以下では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明する。
第1の実施の形態と同様に、収容凹部64の開口6402はカバーガラス68により閉塞され、撮像素子66を封止している。
そして、パッケージ62の4つの側面のうちの1つの側面に2本のノックピン98(凸部)が突設されている。
第5の実施の形態では、パッケージ62の側面に突設された2本のノックピン98がパッケージ62に対する撮像面67の位置を特定する位置決め部96を構成している。
このような第5の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、鏡筒12に対して固体撮像装置60を位置決めするに際して、パッケージ62の2本のノックピン98を利用することで、位置決めが容易になされ、言い換えると、鏡筒12に対する撮像面67の位置決めを極めて容易に行うことができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の製造コストを削減する上で有利となる。
なお、2本のノックピン98に代え、位置決め部96を凹部で形成するなど任意である。
なお、本実施の形態では、接着剤SとしてUV硬化型接着剤を用いた場合について説明したが、接着剤の種類はUV硬化型接着剤に限定されるものではなく従来公知の様々な接着剤を用いることができる。
また、本実施の形態においては、撮像装置としてデジタルスチルカメラを例示したが、本発明はビデオカメラやテレビカメラなど撮像装置に無論適用可能である。
固体撮像装置60の分解斜視図である。 固体撮像装置60が組み立てられた状態を示す斜視図である。 図3は固体撮像装置60の撮像素子の平面図である。 図4(A)〜(C)は固体撮像装置60の組み立て説明図である。 図5は固体撮像装置60にフレキシブル基板が接続された状態を示す斜視図である。 ホルダ46の斜視図である。 ホルダ46の上下を反転させた状態の斜視図である。 固体撮像装置60がホルダ46に取着された状態での断面図である。 図8のAA線断面図である。 固体撮像装置ユニット72の斜視図である。 撮像装置を前方から見た斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の背面図である。 撮像装置の平面図である。 撮像装置の制御系を示すブロック図である。 レンズ鏡筒10を前方から見た斜視図である。 レンズ鏡筒10を後方の下方から見た斜視図である。 レンズ鏡筒10の正面図である。 レンズ鏡筒10の背面図である。 (A)は図17のA矢視図、(B)は図17のB矢視図である。 (C)は図17のC矢視図、(D)は図17のD矢視図である。 図15のAA線断面図である。 図15のBB線断面図である。 レンズ鏡筒10の一部の構成を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒10の残りの構成を示す分解斜視図である。 ズーム用可動レンズ群18、フォーカス用可動レンズ群20の斜視図である。 第2の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図である。 第2の実施の形態における固体撮像装置60の断面図である。 第3の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図である。 第3の実施の形態における固体撮像装置60の断面図である。 第4の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図である。 第4の実施の形態における固体撮像装置60の分解斜視図の断面図である。 第5の実施の形態における固体撮像装置60の斜視図である。
符号の説明
10……レンズ鏡筒、62……パッケージ、6202……上面、64……収容凹部、6402……開口、6404……底部、66……撮像素子、67……撮像面、68……カバーガラス、6802……上面、6804……下面、60……固体撮像装置、100撮像装置。

Claims (19)

  1. 上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行している、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  4. 前記カバーガラスの中心と前記撮像面の中心とは合致していることを特徴とする請求項1、2または3記載の固体撮像装置。
  5. 前記カバーガラスの上面と下面を接続する4つの側面は、前記上面と直交していることを特徴とする請求項1、2または3記載の固体撮像装置。
  6. 上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバー部材と、
    前記カバー部材に埋め込み固定され被写体像を前記撮像面に導くカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記カバー部材には、前記カバー部材に対する前記撮像面の位置を特定する位置決め部が設けられている、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  7. 前記カバー部材の上面と前記撮像面は平行していることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 前記カバーガラスは厚さ方向の両端に上面と下面を有し、前記カバーガラスの上面は前記カバー部材の上面に臨ませて配置され、前記カバーガラスの上面と前記カバー部材の上面は平行していることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  9. 前記位置決め部は、前記カバーガラスの両側の前記カバー部材箇所に設けられた凹部であることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  10. 前記位置決め部は、前記カバーガラスの両側の前記カバー部材箇所に設けられた凸部であることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  11. 上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバー部材と、
    前記カバー部材に埋め込み固定され被写体像を前記撮像面に導くカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記カバー部材は、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  12. 前記カバー部材の上面と前記撮像面は平行していることを特徴とする請求項11記載の固体撮像装置。
  13. 厚さ方向の両端に上面および下面を有するとともに前記上面と下面を接続する側面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを有する固体撮像装置であって、
    前記パッケージの側面に、前記パッケージに対する前記撮像面の位置を特定する位置決め部が設けられている、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  14. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行している、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  15. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  16. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備えるレンズ鏡筒であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  17. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備える撮像装置であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行している、
    ことを特徴とする撮像装置。
  18. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備える撮像装置であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスは、その輪郭をなす4辺が前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とする撮像装置。
  19. 被写体像を導く光学系が組み込まれた鏡筒と、
    前記鏡筒に設けられ前記光学系により導かれた被写体像を撮像する固体撮像装置とを備える撮像装置であって、
    前記固体撮像装置は、
    上面を有するパッケージと、
    前記パッケージに形成され前記上面に開口を有する収容凹部と、
    前記収容凹部の底部に取着された撮像素子と、
    前記撮像素子に設けられ矩形状の平面からなり前記開口に臨ませた撮像面と、
    均一な厚さの矩形板状を呈し厚さ方向の両端に上面と下面を有し前記パッケージの上面に前記下面が接着剤で取着され前記開口を閉塞するカバーガラスとを備え、
    前記カバーガラスの上面は、前記撮像面と平行し、かつ、前記カバーガラスの輪郭をなす4辺は前記撮像面の輪郭をなす4辺と互いに平行している、
    ことを特徴とする撮像装置。
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