JP2009121950A - 音叉振動式荷重センサ - Google Patents

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Kohei Okamoto
光平 岡本
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Abstract

【課題】直線性や再現性に優れた測定値を得ると共に耐久性を向上させる。
【解決手段】 荷重受部20が測定すべき荷重を受けると、その荷重が引張片19及びてこ部13を介して音叉振動子17に作用し、音叉振動子17にはてこ比により減少した引張荷重が加わる。増幅器の利得や周波数特性を適宜に選択すると、振動片23a、23bが音叉振動子17に加わった荷重に対応した固有周波数によって対称的に振動するので、この振動を増幅器に入力すると、周波数カウンタにより荷重値が得られる。
このとき、引張片19の弯曲部22が伸長し、図1においててこ部13、引張片19の変形を100倍程度の大きさに拡大して図示すると、一点鎖線で示すように変形する。しかし、てこ部13の力点15の位置は殆ど変位することはないので、音叉振動子17から安定した出力が得られ、高精度の測定が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷重受部に受けた荷重を一体に形成した音叉振動子を介して検出する音叉振動式荷重センサに関するものである。
従来のこの種の音叉振動式荷重センサには、例えば本出願人の出願による特許文献1に開示されているような同一金属部材から成る荷重変換機構が使用されている。
例えばこの種の荷重変換機構では、図3に示すように、基部1にはてこ部2が支点3を介して支持されており、てこ部2の力点4と基部1の固定部5との間に2枚の板から成る音叉振動子6が配置され、てこ部2の荷重点7には荷重を受ける荷重受部8が引張片9を介して接続されている。
特開2002−131148号公報
上述の荷重変換機構においては、荷重受部8に加わる荷重の大きさに拘らず、音叉振動子6から安定した出力の周波数を得るためには、音叉振動子6とこれを固定する力点4の位置が不変であることが望ましい。
しかし、てこ部2の変形等を誇張して図示すれば、荷重受部8に荷重がかかると、てこ部が一点鎖線のように傾斜し、力点4の位置がAからBに変わってしまうので、音叉振動子6の直線性等の出力特性に大きな影響を与え、測定精度が悪化する。また、音叉振動子6が変位すると、この音叉振動子6に接続している給電線に応力が発生し不具合が生ずる。
更に、てこ部2が傾斜すると、てこ比を決める引張片9のてこ部2との接続部分の荷重点7が変形し応力が発生する。この応力は荷重変換機構による測定値の直線性や再現性に悪影響を及ぼす上に、耐久性の問題が生ずることもある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、直線性や再現性に優れた測定値を得ることができる音叉振動式荷重センサを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る音叉振動式荷重センサは、基部に支点を介して接続したてこ部と、該てこ部の力点と前記基部の固定部との間に接続した音叉振動子と、前記てこ部の荷重点に引張片を介して接続した荷重受部とを板状の金属部材から形成した音叉振動式荷重センサにおいて、前記引張片は前記荷重受部に加わる荷重に応じて伸長可能としたことを特徴とする。
以上説明したように本発明に係る音叉振動式荷重センサは、引張片を伸長可能としたことにより、音叉振動子の取付位置が大きく変化することなく、音叉振動子の直線性や再現性に優れた測定値を得ることができる上に、耐久性を向上させることができる。
また、引張片が隣以上に伸長しないようにストッパを設けると、引張片に金属疲労等が発生することがない。
本発明を図1、図2に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は音叉振動式荷重センサの正面図であり、この荷重センサは同一金属部材を刳り抜くなどして加工されている。基部11には、フレーム等に固定するための取付孔12が形成されており、基部11の上部にはてこ部13が支点14を介して接続されている。てこ部13の力点15と基部11の固定部16との間に音叉振動子17が接続され、てこ部13の荷重点18には薄板状の引張片19を介して荷重受部20が接続されている。
この荷重受部20には、測定すべき荷重を受けるためのロバーバル機構の荷重受部等の図示しない部材が掛けられる孔21が設けられ、この孔21の下部は荷重が作用する荷重作用点21aとされている。そして引張片19には、薄肉状の複数個の弯曲部22が伸長部として連続的に形成されている。
音叉振動子17は軸線に対称かつ平行な2枚の長片状の振動片23a、23bと、これらの振動片23a、23bの上下の両端部同士をそれぞれ結合する略コ字状の結合部24a、24bと、これらの結合部24a、24bを軸線上でそれぞれ支持する薄板状の支持片25a、25bとから構成されている。上方の支持片25aは力点15に接続され、下方の支持片25bは固定部16に接続されている。また、音叉振動子17の例えば下方の結合部24bの両側面に圧電素子26a、26bが持続振動発生用、振動検出用として、それぞれ取り付けられている。
図2は音叉振動式荷重センサに回路基板を取り付けた状態の斜視図であり、基部11と重なるようにスペーサ31を介して回路基板32が付設されており、この回路基板32上に増幅器、周波数カウンタ等の回路部品が搭載されている。圧電素子26a、26bは増幅器の入力部と出力部がそれぞれ図示しないリード線により接続され、一方の圧電素子26aは振動用とされ、他方の圧電素子26bはピックアップ用とされている。
また、過度の荷重が加わることにより引張片19が許容量以上に延伸し、金属疲労等の障害が発生することを阻止するために、過度の伸長を制限するストッパが設けられている。このストッパは荷重受部20が所定位置よりも低下しないように機械的に制止するものであり、例えば図1の点線で示すように、ストッパ27を基部11と一体に形成することもできるが、音叉振動式荷重センサを取り付けるフレーム時にボルト形状のストッパ部材を固定してもよい。なお、無負荷時の荷重受部20とストッパの上下方向の間隔は例えば1mm以下である。
荷重受部20が測定すべき荷重を受けると、その荷重が引張片19及びてこ部13を介して音叉振動子17に作用し、音叉振動子17にはてこ比により減少した引張荷重が加わる。増幅器の利得や周波数特性を適宜に選択すると、振動片23a、23bが音叉振動子17に加わった荷重に対応した固有周波数によって対称的に振動するので、この振動を増幅器に入力すると、周波数カウンタにより荷重値が得られる。
このとき、荷重により引張片19の弯曲部22が伸長し、図1においててこ部13、引張片19の変形を100倍程度の大きさに拡大して図示すると、これらは一点鎖線で示すように変形するが、てこ部13の力点15の位置は従来例の図3と比較しても殆ど変位することはない。なお、引張片19の伸長部位は弯曲部22に限ることなく、他の形状であってもよい。
このように、本発明では荷重が加わっても、音叉振動子17の取付位置は殆ど変位することがないので、音叉振動子17からは安定した出力が得られ、高精度の測定が可能となる。
実施例の音叉振動式荷重センサの正面図である。 回路基板を取り付けた状態の斜視図である。 従来例の正面図である。
符号の説明
11 基部
13 てこ部
14 支点
15 力点
17 音叉振動子
18 荷重点
19 引張片
20 荷重受部
22 弯曲部

Claims (4)

  1. 基部に支点を介して接続したてこ部と、該てこ部の力点と前記基部の固定部との間に接続した音叉振動子と、前記てこ部の荷重点に引張片を介して接続した荷重受部とを板状の金属部材から形成した音叉振動式荷重センサにおいて、前記引張片は前記荷重受部に加わる荷重に応じて伸長可能としたことを特徴とする音叉振動式荷重センサ。
  2. 前記引張片には薄板状の弯曲部を連続して形成した伸長部を有することを特徴とする請求項1に記載の音叉振動式荷重センサ。
  3. 前記引張片の伸長を制限するストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載の音叉振動式荷重センサ。
  4. 該ストッパは前記荷重受部の過度の低下を制止することを特徴とする請求項3に記載の音叉振動式荷重センサ。
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