JP2009121504A - ポペットバルブおよびそれを用いた電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 軸方向に移動するプランジャと、前記プランジャと当接するシート部を備えるバルブシートと、前記バルブシートに設けられ、前記プランジャによって開閉されるシート孔とを有するポペットバルブにおいて、前記バルブシートであって前記プランジャ側に、前記プランジャをガイドするガイド部を設けた。
【選択図】 図3
Description
図1は閉弁時における本願ポペットバルブ1のy軸方向断面図である。なお、ポペットバルブ1の軸方向をy軸とし、プランジャ10からスプリング3側を正方向とする。また、図1の右方向をx軸とする。
図2はシート部210の斜視図である。シート部210はバルブシート200のy軸正方向側端部であり、円筒状のガイド部211と、ガイド部211のy軸負方向側に位置するシート面212を有する。ガイド部211の内周211aはバルブシート200の小径部201bよりも大径に設けられている。
図3は開弁時におけるシート部210付近の拡大断面図である。また、図4はバルブ開度と流路面積の関係を示す図である。
開弁時には小径部201bから低圧油室DLへ作動油が流れるため、プランジャ突出部100はy軸負方向側から流れを受ける。ここで、プランジャ10は寸法公差を持っているためにプランジャ10の軸心位置がx軸方向に自由度をもってバルブシート8に挿入されている。
(微小流量領域)
開弁状態であって段部110がA−A線(ガイド部211のy軸正方向端部)よりもy軸負方向側に位置する場合、ガイド部211のy軸正方向側の開口端211cは本体部130に閉塞されたままである。したがって作動油は連通孔213のみを介して低圧部DLに供給され、ガイド部開口端211cを介しては供給されないため、流量は微小である。
突出部100がさらにy軸正方向側に移動して本体部130がA−A線よりもy軸正方向側に移動した場合、本体部130とガイド部211が離間して開口端211cが開口する。これにより、開口端211cを介した作動油の供給が開始され、微小流量領域と比べ流量が急激に増大する。
中間領域よりもさらに突出部100がy軸正方向側に移動し、先端部120がA−A線よりもy軸正方向側に移動した場合、ガイド部開口端211c内周から先端部120が完全に脱出して開口端211cが完全に開口する。したがってガイド部内周211a(高圧油室DHと連通)〜低圧油室DL間の流れを阻害する要因が除去され、バルブ流量が大流量となる。
(1)(7)バルブシート200であってプランジャ10側に、プランジャ10をガイドするガイド部211を設けた。これにより、装置の大型化を回避しつつ径方向の自励振動およびy軸方向の振動を抑制することができる。
(6)実施例2では、バルブ開度に対する流路面積の変化率に変曲点cを設けた。これにより上記(1)〜(4)の効果に加え、流路特性変化をなめらかにすることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
8 バルブシート
10 プランジャ
120 先端部
130 本体部
200 バルブシート
201 シート孔
210 シート部
211 ガイド部
213 連通孔
a,b 点
Claims (7)
- 軸方向に移動するプランジャと、
前記プランジャと当接するシート部を備えるバルブシートと、
前記バルブシートに設けられ、前記プランジャによって開閉されるシート孔と
を有するポペットバルブにおいて、
前記バルブシートであって前記プランジャ側に、前記プランジャをガイドするガイド部を設けたこと
を特徴とするポペットバルブ。 - 請求項1に記載のポペットバルブにおいて、
前記ガイド部は前記プランジャの先端部を収容可能な円周形状であって、
前記プランジャは、前記ガイド部にガイドされる本体部と、この本体部よりも前記バルブシート側に設けられた先端部を有し、
前記先端部は、前記本体部よりも小径に設けられること
を特徴とするポペットバルブ。 - 請求項1または請求項2に記載のポペットバルブにおいて、
前記ガイド部は、このガイド部の内周と外周とを連通する連通孔を有すること
を特徴とするポペットバルブ。 - 請求項3に記載のポペットバルブにおいて、
前記連通孔は、周方向等間隔に設けられること
を特徴とするポペットバルブ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のポペットバルブは、
前記プランジャの移動量に応じて流路面積が変化するとともに、前記プランジャの移動量に対する前記流路面積の増加率が小さい領域から大きい領域に変化する点、および大きい領域から小さい領域に変化する点を有すること
を特徴とするポペットバルブ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のポペットバルブは、
前記プランジャの移動量に応じて流路面積が変化するとともに、前記プランジャの移動量に対する前記流路面積の変化率は、変曲点を有すること
を特徴とするポペットバルブ。 - コイルに発生する電磁力により軸方向に移動するプランジャと、
前記プランジャと当接するシート部を備えるバルブシートと、
前記バルブシートに設けられ、前記プランジャによって開閉されるシート孔と、
前記バルブシートであって前記プランジャ側に設けられ、前記プランジャをガイドするガイド部と
を備えたポペットバルブであって、
前記ガイド部の内周と外周を連通する連通孔を有すること
を特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
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JP2007292867A JP2009121504A (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | ポペットバルブおよびそれを用いた電磁弁 |
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Cited By (2)
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KR101063742B1 (ko) | 2009-03-30 | 2011-09-08 | 우성전기공업 주식회사 | 이물질배출수단을 갖는 전자식 급수밸브 |
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-
2007
- 2007-11-12 JP JP2007292867A patent/JP2009121504A/ja active Pending
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