JP2009120262A - 袋詰め補助装置、および真空包装ユニット - Google Patents

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克己 高梨
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Abstract

【課題】コンパクト化を図ることができ、また、被包装物を包装用袋体へ詰めて真空包装する作業のエネルギー消費量を低く抑えることができる袋詰め補助装置、および真空包装ユニットを提供する。
【解決手段】複数の包装用袋体Bを積層状態で貯留可能な袋体貯留部と、該袋体貯留部から1枚ずつ包装用袋体Bを取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体Bの開口を拡開する袋体取出機構10とを備えた袋詰め補助装置2であって、袋体取出機構10は、吸気口が開設された吸着パッド44,69と、吸気口に接続される吸気配管46とを備え、吸着パッド44,69を包装用袋体Bへ当接した状態で吸着パッド44,69と包装用袋体Bとの間を吸気口から吸気して包装用袋体Bを吸着可能とし、吸気配管46には外部接続ポート89を備え、該外部接続ポート89に真空包装機3内の真空配管87を接続して吸気配管46内を減圧可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装用袋体に被包装物を収容する準備を行う袋詰め補助装置、および、該袋詰め補助装置と真空包装機とを備えた真空包装ユニットに関する。
従来、鮮魚などの食品(被包装物)を包装する手段としては、トレーに食品を載せ、ラップで食品およびトレーを被覆することが一般的である。ところが、ラップの隙間から食品の水分が漏れ出す点、また、トレー自体のコストや回収後の廃棄処理費用が生じる点などの欠点がある。そこで、近年では、トレーが不要であり、且つ水分が漏れ出すことのない真空包装を行うことが注目されている。
そして、真空包装作業を補助するために、包装用袋体に被包装物を収容する準備を行う袋詰め補助装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載された袋詰め補助装置においては、袋体貯留部に貯留された包装用袋体を前部吸着機構の吸着パッドで吸着して一枚ずつ取り出し、さらにはクランプ機構で包装用袋体の両側をクランプすると共に、包装用袋体のうち当該包装用袋体を挟んで前部吸着機構とは反対側を後部吸着機構の吸着パッドで吸着し、少なくとも一方の吸着パッドを移動して包装用袋体の開口を拡開して、袋詰めの準備を行う。
特開2007−084137号公報
ところで、上記特許文献に記載の袋詰め補助装置は、各吸着パッドに真空ポンプ等の減圧機構に接続された吸気管の先端を接続して、包装用袋体を吸着パッドで吸着できるように構成されている。そして、減圧機構を袋詰め補助装置の本体に内蔵すると、袋詰め補助装置が大型になってしまい、好ましくない。また、袋詰めの次工程で使用する真空包装機の減圧機構とは別個の減圧機構を準備することになり、被包装物を包装用袋体へ詰めて真空包装する作業に費やされる電力、言い換えると、袋詰め工程および真空包装工程で費やされる電力等のエネルギー消費量を低く抑えることができない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクト化を図ることができ、また、被包装物を包装用袋体へ詰めて真空包装する作業のエネルギー消費量を低く抑えることができる袋詰め補助装置、および真空包装ユニットを提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、複数の包装用袋体を積層状態で貯留可能な袋体貯留部と、該袋体貯留部から1枚ずつ包装用袋体を取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体の開口を拡開する袋体取出機構と、を備え、包装用袋体に詰められた被包装物を真空包装する真空包装機と接続した状態で稼動する袋詰め補助装置であって、
前記袋体取出機構は、吸気口が開設された吸着パッドと、吸気口に接続される吸気配管とを備え、吸着パッドを包装用袋体へ当接した状態で吸着パッドと包装用袋体との間を吸気口から吸気して包装用袋体を吸着可能とし、
前記吸気配管には外部接続ポートを備え、該外部接続ポートに真空包装機内の真空配管を接続して吸気配管内を減圧可能としたことを特徴とする袋詰め補助装置である。
請求項2に記載のものは、包装用袋体に被包装物を収容する準備を行う袋詰め補助装置と、被包装物が収容された包装用袋体の内部を脱気してから包装用袋体の開口を封止する真空包装機とを備えた真空包装ユニットであって、
前記袋詰め補助装置は、複数の包装用袋体を積層状態で貯留可能な袋体貯留部と、該袋体貯留部から1枚ずつ包装用袋体を取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体の開口を拡開する袋体取出機構と、を備え、
該袋体取出機構には、吸気口が開設された吸着パッドと、吸気口に接続される吸気配管とを備え、吸着パッドを包装用袋体へ当接した状態で吸着パッドと包装用袋体との間を吸気口から吸気して包装用袋体を吸着可能とし、吸気配管には外部接続ポートを備え、
前記真空包装機は、被包装物を収容した包装用袋体を収納するチャンバーと、該チャンバー内に設けられ、包装用袋体の開口を封止する封止装置と、チャンバー内を減圧する真空ポンプとを備え、該真空ポンプとチャンバーとを真空配管で接続し、チャンバー内を減圧した状態で封止装置により包装用袋体の開口を封止可能とし、
前記外部接続ポートを介して吸気配管と真空配管とを接続し、この状態で真空ポンプを駆動して吸気配管内を減圧可能としたことを特徴とする真空包装ユニットである。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
すなわち、袋詰め補助装置の吸気配管に外部接続ポートを備え、該外部接続ポートに真空包装機内の真空配管を接続して吸気配管内を減圧可能としたので、吸気配管内を減圧するための機器を袋詰め補助装置内に備える必要がない。したがって、袋詰め補助装置のコンパクト化を図ることができる。また、被包装物を包装用袋体へ詰めて真空包装する作業に費やされる電力等のエネルギー消費量を低く抑えることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は真空包装ユニットの概略図、図2は袋詰め補助装置の説明図である。
真空包装ユニット1は、食品等の被包装物を包装用袋体Bに詰め、さらには包装用袋体Bに詰められた被包装物を真空包装するためのユニットである。そして、図1に示すように、包装用袋体Bに被包装物を収容する準備を行う袋詰め補助装置2と、被包装物が収容された包装用袋体Bの内部を脱気してから包装用袋体Bの開口を封止する真空包装機3とを備えて構成されている。
袋詰め補助装置2は、図2に示すように、上面が一端(図2(a)中、左端)へ向けて下り傾斜した基台6を備え、該基台6の内部には、袋詰め補助装置2の動作を制御する袋詰め補助制御装置(図示せず)を内蔵している。また、図2(b)に示すように、基台6の上面の中央部分には袋体貯留部7を設定し、該袋体貯留部7に複数の包装用袋体Bを開口が基台6の傾斜上端側へ向いて積層された状態で貯留可能とし、該袋体貯留部7の縁部、詳しくは傾斜下端側および傾斜方向の左右両側の縁部にはアングル状の袋位置規制部8を備え、該袋位置規制部8を積層状態の包装用袋体Bのうち開口側を除く縁部へ当接して、袋体貯留部7内に包装用袋体Bを位置決めできるように構成されている。なお、袋位置規制部8は、磁石等により基台6の上面へ着脱可能な状態で吸着されており、包装用袋体Bのサイズに合わせて当該袋位置規制部8の配置場所を調整できるように構成されている。
また、基台6の上面のうち袋体貯留部7の周辺には袋体取出機構10を備え、袋体貯留部7から1枚ずつ包装用袋体Bを取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体Bの開口を拡開できるように構成されている。袋体取出機構10は、基台6の上面の傾斜下端側から上方へ立設された縦長な機構基部11と、該機構基部11の上下方向の中央部分から基台6の傾斜上端側へ向けて延設された2本のアーム部12(上側の第1アーム12aおよび下側の第2アーム12b)と、該アーム部12の先端に設けられ、上側吸着ユニット14が備えられた機構ヘッド部15と、基台6の上面のうち袋体貯留部7よりも傾斜上端側に設けられた下側吸着ユニット16とから構成されている。
機構基部11は、図3(a),(b)に示すように、その上部に駆動モータ20を備えるとともに、下部には縦向き円板状の偏心カム21を回動軸21aがアーム部12の延設方向とは直交する状態で備え、駆動モータ20の出力軸20aと偏心カム21の回動軸21aとを駆動ベルト22で接続している。アーム部12は、一端(図3(b)中、左端)を機構基部11のうち駆動モータ20と偏心カム21との間に軸着して上下方向へ揺動可能とし、他端(図3(b)中、右端)には機構ヘッド部15を軸着している。また、第2アーム12bのうち偏心カム21の上方に位置する箇所にはカムフォロワ24を備え、該カムフォロワ24を偏心カム21の外周面(カム面)21bへ上方から載置して当接している。そして、駆動モータ20を駆動して偏心カム21を回動すると、カムフォロワ24がカム面21bに沿って上下動し、この上下動に伴ってアーム部12および機構ヘッド部15が上下方向へ揺動する。なお、機構基部11には、図3(a)に示すように、偏心カム21の回動軸21aの回動位置を検出する第1回動検出センサ26および第2回動検出センサ27を備え、第1回動検出センサ26の検出結果によりアーム部12および機構ヘッド部15が上死点に到達したことを検知し、第2回動検出センサ27の検出結果によりアーム部12および機構ヘッド部15が下死点よりも上方へ上昇した位置(詳しくは、上側吸着ユニット14が下側吸着ユニット16から上方へ離れた位置)に到達したことを検知できるように構成されている。
機構ヘッド部15は、図3(b)および図4(a),(b)に示すように、一端(図3(b)中、左端)にアーム部12が軸着される横長なヘッド基部30を備え、該ヘッド基部30の内側に負圧駆動タイプの直動シリンダ31をロッド31aがアーム部12の延設方向、言い換えると袋体貯留部7と下側吸着ユニット16とが並ぶ方向に沿って伸縮する姿勢で内蔵し、直動シリンダ31の側方にはガイドシャフト32をロッド31aに平行となる状態で備えている(図4(b)参照)。また、ロッド31aの先端には、縦長なユニットブラケット33の上部を止着し、該ユニットブラケット33のうちロッド31aを止着した箇所の両側方にはスライドガイド34を備え、該スライドガイド34にガイドシャフト32を摺動可能な状態で挿通している。
さらに、ユニットブラケット33の下部には上側吸着ユニット14を止着し、直動シリンダ31を駆動すると、ユニットブラケット33とともに上側吸着ユニット14が前後方向にスライドするように構成されている。上側吸着ユニット14は、矩形状の下部がアーム部12の延設方向に沿って延在されたユニット基部38を備え、該ユニット基部38の底面のうち下側吸着ユニット16寄り(図4(c)中、右寄り)の位置には、短冊状の吸着ブラケット39を包装用袋体Bの開口に沿って延在する姿勢、言い換えるとアーム部12の延設方向とは直交する方向へ延在する姿勢で止着している。また、吸着ブラケット39の両端部、中央部、およびユニット基部38のうち機構基部11側(図4(c)中、左側)の端部にはマニホールド41を配置し、各マニホールド41の下部には、吸気口43が開設された上側吸着パッド44(本発明における吸着パッドの一種)を吸着面が下方へ向いた姿勢で備えている。そして、マニホールド41内に穿設された連通路の一端に吸気口43を連通し、連通路の他端には吸気配管46を接続している。また、上側吸着パッド44の吸気口43と吸気配管46とを連通路を介して接続しており、上側吸着パッド44を包装用袋体Bへ当接した状態で上側吸着パッド44と包装用袋体Bの間を吸気口43から吸気して包装用袋体Bを吸着できるように構成されている。
なお、吸着ブラケット39の両端部に設けられたマニホールド41(移動マニホールド41a)は、調整ネジ48を緩めると、吸着ブラケット39に開設された長穴49に沿って吸着ブラケット39の延在方向、言い換えると包装用袋体Bの開口の延在方向へ移動可能であり、調整ネジ48を締めると当該移動マニホールド41aの位置決めを行えるように構成されている。したがって、吸着ブラケット39の両端部に備えられた上側吸着パッド44の位置を包装用袋体Bの幅に合わせて調整できる。また、吸着ブラケット39の中央部に設けられたマニホールド41(中央マニホールド41b)、およびユニット基部38の端部に設けられたマニホールド41(端部マニホールド41c)には2つの上側吸着パッド44を包装用袋体Bの幅方向、言い換えると包装用袋体Bの開口の延在方向に沿って並べて備えている。
さらに、上側吸着ユニット14の先端部、詳しくは上側吸着ユニット14のうち下側吸着ユニット16寄り(図4(a)中、右寄り)の端部には、包装用袋体Bの開口の縁を挟持可能な上側クランプ機構51を備えている。上側クランプ機構51は、図4(b)および図5に示すように、ユニット基部38のうち中央マニホールド41bの上方に位置する箇所に設けられた負圧駆動タイプの上側ロータリーアクチュエータ52と、該上側ロータリーアクチュエータ52の回動軸52aへ腕部53を介して止着された平板状の上側クランプ部材55と、中央マニホールド41bのうち2つの上側吸着パッド44の間に設けられたウレタン製の上側ストッパ56とを備えて構成されている。
そして、上側ロータリーアクチュエータ52の回動軸52aを包装用袋体Bの開口に沿って延在する横向き状態に設定し、上側クランプ部材55が上側吸着ユニット14の先端部よりも基台6の傾斜上端側(図5(a)中、右側)を通って上下方向へ回動するように構成されている。また、上側ロータリーアクチュエータ52を駆動して回動軸52aを回動することにより上側クランプ部材55をクランプ姿勢とクランプ解除姿勢とに変換可能としている。具体的には、クランプ解除姿勢では、上側クランプ部材55が腕部53との接続部分を機構基部11側へ向けた状態で回動軸52aよりも上方、さらにはユニット基部38よりも上方に位置する(図4(a),(b)参照)。また、回動軸52aを180度回動してクランプ姿勢へ変換すると、図5(a)に示すように、上側クランプ部材55が腕部53との接続部分を基台6の傾斜上端側(図5(a)中、右側)へ向けた状態で回動軸52aよりも下方、さらにはユニット基部38よりも下方に位置する。そして、上側クランプ部材55の上面を上側ストッパ56の下端へ押圧し、上側クランプ部材55と上側ストッパ56との間に包装用袋体Bの開口の縁を挟持可能となる。
なお、上側吸着ユニット14は、図5(b)に示すように、上側ストッパ56の先端(下端)の位置を上側吸着パッド44の下端よりも僅かに上方へずれた位置、言い換えると、上側吸着パッド44が包装用袋体Bを吸着して変形した状態における下端位置と略同じ位置に設定している。また、図4(a),(b)に示すように、上側クランプ部材55と回動軸52aとを接続する腕部53には、当該腕部53の側部を折曲して位置検出片58を設け、該位置検出片58をユニット基部38内に設けられた上側クランプ解除検出センサ59により検知可能としている。詳しくは、上側クランプ部材55がクランプ解除姿勢へ変換した状態で位置検出片58を上側クランプ解除検出センサ59により検知して、上側クランプ部材55がクランプ解除姿勢へ変換したことを検出できるように構成されている。
さらに、直動シリンダ31が収縮した常態では、上側吸着ユニット14が袋体貯留部7の上方に位置して袋体取出可能状態に設定され、移動マニホールド41aに設けられた上側吸着パッド44および中央マニホールド41bに設けられた上側吸着パッド44が袋体貯留部7内の包装用袋体Bのうち開口の縁の上方に位置する。また、直動シリンダ31が伸長した状態では、上側吸着ユニット14が袋体取出可能状態よりも下側吸着ユニット16寄りに位置して開口拡開可能状態に設定され、中央マニホールド41bに設けられた上側吸着パッド44が後述する下側吸着ユニット16に対向可能となる。そして、図4(a)に示すように、直動シリンダ31には収縮検出センサ61および伸長検出センサ62を備え、収縮検出センサ61によりロッド31aが収縮したことを検知して、上側吸着ユニット14が袋体取出可能状態に変換したことを検出し、伸長検出センサ62によりロッド31aが十分に伸長したことを検知して、上側吸着ユニット14が開口拡開可能状態に変換したことを検出できるように構成されている。
次に、下側吸着ユニット16について説明する。
下側吸着ユニット16は、図6に示すように、当該下側吸着ユニット16の基部となるユニットケース66を備え、該ユニットケース66の内部の袋体貯留部7側(図6(a)中、左側)に、吸気口68が開設された2つの下側吸着パッド69(本発明における吸着パッドの一種)を包装用袋体Bの幅方向に沿って並べて備えている。また、各下側吸着パッド69を吸着面が上方へ向いた姿勢に設定し、吸着面をユニットケース66の上部に開設されたケース開口部70から上方へ突出し、吸気口68の下端(すなわち吸気口68のうち吸着面とは反対側の端部)に吸気配管46を接続している。そして、下側吸着パッド69を包装用袋体Bへ当接した状態で下側吸着パッド69と包装用袋体Bの間を吸気口68から吸気して包装用袋体Bを吸着できるように構成されている。
さらに、下側吸着ユニット16の中央部分には、包装用袋体Bの開口の縁を挟持可能な下側クランプ機構71を備えている。下側クランプ機構71は、ユニットケース66に内蔵された負圧駆動タイプの下側ロータリーアクチュエータ72と、該下側ロータリーアクチュエータ72の回動軸72aへ腕部73を介して止着された平板状の下側クランプ部材75と、2つの下側吸着パッド69の間に設けられたウレタン製の下側ストッパ76(図6(b)参照)とを備えて構成されている。
そして、下側ロータリーアクチュエータ72の回動軸72aを包装用袋体Bの開口に沿って延在する横向き状態に設定し、下側クランプ部材75がケース開口部70のうち基台6の傾斜上端側(図6(a)中、右側)を通って上下方向へ回動するように構成されている。また、下側ロータリーアクチュエータ72を駆動して回動軸72aを回動することにより下側クランプ部材75をクランプ姿勢とクランプ解除姿勢とに変換可能としている。具体的には、クランプ解除姿勢では、下側クランプ部材75がケース開口部70を通ってユニットケース66内に引き込まれ、縦向き起立状態で回動軸72aよりも基台6の傾斜上端側に位置して待機する(図6(a)参照)。また、下側クランプ部材75が上方へ移動する方向へ回動軸72aを90度回動してクランプ姿勢へ変換すると、図6(c)に示すように、下側クランプ部材75がケース開口部70を通ってユニットケース66の外方(上方)へ移動し、基台6の上面と略平行となる状態に設定される。そして、下側クランプ部材75の下面を下側ストッパ76の上端へ押圧し、下側クランプ部材75と下側ストッパ76との間に包装用袋体Bの開口の縁を挟持可能となる。
なお、下側吸着ユニット16は、図6(b)に示すように、下側ストッパ76の先端(上端)の位置を下側吸着パッド69の上端(詳しくは、包装用袋体Bを吸着していない常態における下側吸着パッド69の上端)と略同じ位置に設定している。また、図6(c),(d)に示すように、回動軸72aのうち下側ロータリーアクチュエータ72を挟んで腕部73とは反対側に位置検出片78を設け、該位置検出片78をユニットケース66内に設けられた下側クランプ解除検出センサ79により検知可能としている。詳しくは、下側クランプ部材75がクランプ解除姿勢へ変換した状態で位置検出片78を下側クランプ解除検出センサ79により検知して、下側クランプ部材75がクランプ解除姿勢へ変換したことを検出できるように構成されている。
そして、袋詰め補助装置2は、図1に示すように、上側吸着パッド44および下側吸着パッド69の他に、直動シリンダ31、上側ロータリーアクチュエータ52、下側ロータリーアクチュエータ72にも吸気配管46を接続し、吸気配管46には、各機器内の減圧状態を操作する電磁弁を備えている。具体的には、上側吸着パッド44の吸気口43からの吸気を操作する上側吸着操作電磁弁81、下側吸着パッド69の吸気口68からの吸気を操作する下側吸着操作電磁弁82、直動シリンダ31内の減圧状態を操作してロッド31aを伸縮させるためのシリンダ操作電磁弁83、上側ロータリーアクチュエータ52内の減圧状態を操作して回動軸52aを回動する(すなわち上側クランプ部材55を操作する)ための上側クランプ操作電磁弁84、下側ロータリーアクチュエータ72内の減圧状態を操作して回動軸72aを回動する(すなわち下側クランプ部材75を操作する)ための下側クランプ操作電磁弁85を備えている。さらに、吸気配管46の端部には、後述する真空包装機3の真空配管87を接続可能な外部接続ポート89を備え、該外部接続ポート89を基台6のうち機構基部11側の側面に突設している(図2(a)参照)。また、基台6のうち下側吸着ユニット16の側方には、袋体取出機構10の動作を開始および停止するための操作スイッチ90を備えている。なお、袋詰め準備における袋体取出機構10の動作については、後で詳細に説明する。
次に、真空包装機3について説明する。
真空包装機3は、図1に示すように、被包装物を収容した包装用袋体Bを収納するチャンバー92と、該チャンバー92の内部に設けられ、包装用袋体Bの開口を封止する封止装置93と、チャンバー92の下方の筺体(図示せず)内に設けられた真空ポンプ94とを備えて構成されている。また、チャンバー92の底面に吸引口95を穿設し、該吸引口95と真空ポンプ94とを真空配管87で接続し、真空ポンプ94を駆動してチャンバー92内を減圧できるように構成されている。なお、吸引口95と真空ポンプ94との間の真空配管87には減圧用電磁弁96および大気開放弁97を備えている。
チャンバー92は、上面が開放した本体部92aと、該本体部92aを上方から閉塞する蓋部92bとから構成された耐圧容器であり、ヒンジ機構99により蓋部92bを上下方向に回動して開閉可能であり、蓋部92bと本体部92aとの当接部分にシール材100を設けてチャンバー92内の気密性を維持できるように構成してある。また、封止装置93は、本体部92a側に昇降可能な状態で設けられた下側ヒーターブロック101と、蓋部92bの下面側に固定された上側ヒーターブロック102とを対向する状態で備え、下側ヒーターブロック101が昇降用シリンダ104の駆動により上側ヒーターブロック102側へ圧接するように構成されている。なお、昇降用シリンダ104は、戻しスプリング105が下向きに付勢するピストン106により昇降用シリンダ104内を上方の第1室107と下方の第2室108とに区画されている。また、第2室108を大気開放し、第1室107と真空ポンプ94とを真空配管87で連通している。さらに、第1室107と真空ポンプ94とを連通する真空配管87には、昇降用シリンダ104を操作するためのシリンダ用電磁弁109を備えている。
そして、真空包装機3は、真空ポンプ94とチャンバー92とを接続する真空配管87を途中から分岐し、この分岐管の端部を筐体の側部に突設された配管接続ポート110へ接続している。さらに、該配管接続ポート110と袋詰め補助装置2の外部接続ポート89とを接続配管111で接続している。
このような構成の真空包装ユニット1を利用して行う真空包装作業を、袋詰め補助装置2の動作を中心にして説明する。なお、作業前には、真空包装機3の真空ポンプ94を予め駆動しておき、真空配管87および接続配管111を通して吸気配管46内を減圧しておく。また、袋体貯留部7には複数枚の包装用袋体Bを積層状態で貯留しておく。さらに、袋詰め準備動作を行う前の袋詰め補助装置2は、図2に示すように、アーム部12を上昇させて機構ヘッド部15を上死点位置に設定するとともに、直動シリンダ31を収縮して上側吸着ユニット14を袋体取出可能状態に設定する。そして、上側クランプ部材55および下側クランプ部材75をクランプ解除姿勢に設定する。
まず、包装用袋体Bに食品等の被包装物を詰めるために、袋詰め補助装置2を稼動して袋詰めの準備を行う。具体的に説明すると、図7に記載した袋詰め補助装置2のタイミングチャートに示すように、袋詰め補助装置2の操作スイッチ90を押圧して袋体取出機構10の動作を開始させる(t0)。すると、袋詰め補助装置2は、駆動モータ20を駆動してアーム部12および機構ヘッド部15を下降させ、この下降の途中(例えば、駆動モータ20を駆動し始めてから0.5秒後)に上側吸着操作電磁弁81を開放して上側吸着パッド44の吸気口43から吸気することを開始する。この状態で駆動モータ20を駆動し続けてアーム部12および機構ヘッド部15を下降させ続けると、上側吸着ユニット14を袋体貯留部7に貯留された包装用袋体Bの上に載置し、吸着ブラケット39(詳しくは移動マニホールド41aおよび中央マニホールド41b)に設けられた上側吸着パッド44を包装用袋体Bの開口の縁部近傍に当接し、端部マニホールド41cに設けられた上側吸着パッド44を包装用袋体Bの中央部に当接する。さらに、上側吸着パッド44と包装用袋体Bとの間を吸気口43から吸気して、上側吸着ユニット14が積層状態の包装用袋体Bのうち最上層に位置する一枚の上面を吸着する。また、機構ヘッド部15が袋体貯留部7上の包装用袋体Bの積層体に下方から支持されるため、アーム部12のカムフォロワ24が回転中の偏心カム21のカム面21bから一旦離れる。
引き続き駆動モータ20を駆動して再びカム面21bにカムフォロワ24を当接して、アーム部12および機構ヘッド部15を上昇させると、袋詰め補助装置2は、上側吸着ユニット14に吸着された一枚の包装用袋体Bを積層状態の包装用袋体Bの束から持ち上げて取り出す。そして、真空センサ(図示せず)により上側吸着パッド44内の真空度を検出し、この検出結果により上側吸着パッド44が包装用袋体Bを十分に吸着していると判断したならば、駆動モータ20の駆動を減速する(t1)。さらに、第1回動検出センサ26により偏心カム21の回動軸21aの回動位置を検出してアーム部12および機構ヘッド部15が上死点に到達したと検知したならば、駆動モータ20の駆動を停止してアーム部12および機構ヘッド部15の揺動を停止し、シリンダ操作電磁弁83を操作して直動シリンダ31のロッド31aを伸長することにより上側吸着ユニット14を開口拡開可能状態へ変換する(t2)。そして、伸長検出センサ62によりロッド31aが十分に伸長したこと、ひいては上側吸着ユニット14が包装用袋体Bを吸着した状態で開口拡開可能状態に変換したことを検出すると、再び駆動モータ20を駆動してアーム部12および機構ヘッド部15を上死点位置から下降させるとともに、下側吸着操作電磁弁82を開放して下側吸着パッド69の吸気口68から吸気することを開始する(t3)。
そして、駆動モータ20を駆動し続けると、上側吸着ユニット14を下側吸着ユニット16へ上方から近づけ、上側吸着ユニット14に吸着されている包装用袋体Bを被包装物の投入位置に移送し、包装用袋体Bの下面を下側吸着パッド69に当接する。また、下側吸着パッド69と包装用袋体Bとの間を吸気口68から吸気して、下側吸着ユニット16により、上側吸着ユニット14に吸着されている包装用袋体Bの下面を吸着する。このとき、包装用袋体Bは、開口の縁部の中央部分を上側吸着パッド44と下側吸着パッド69とで挟まれる(図8参照)。また、アーム部12が下側吸着ユニット16に下方から支持されるため、カムフォロワ24が回転中の偏心カム21のカム面21bから一旦離れる。
さらに駆動モータ20を駆動し続けて再びカム面21bにカムフォロワ24を当接して、アーム部12および機構ヘッド部15を上昇させると、袋詰め補助装置2は、上側吸着パッド44に吸着された包装用袋体Bの上面と、下側吸着パッド69に吸着された包装用袋体Bの下面とを上下方向へ離間し、包装用袋体Bの開口を拡開し始める。そして、第2回動検出センサ27により上側吸着ユニット14が下側吸着ユニット16から上方へ離れた位置に到達したことを検知したならば、駆動モータ20を停止してアーム部12および機構ヘッド部15の上昇を停止させる。さらに、上側クランプ操作電磁弁84を操作して上側ロータリーアクチュエータ52の回動軸52aを回動することにより上側クランプ部材55をクランプ姿勢へ変換するとともに、下側クランプ操作電磁弁85を操作して下側ロータリーアクチュエータ72の回動軸72aを回動することにより下側クランプ部材75をクランプ姿勢へ変換する(t4)。すると、包装用袋体Bの上側の開口縁を上側クランプ部材55と上側ストッパ56との間に挟持するとともに、下側の開口縁を下側クランプ部材75と下側ストッパ76との間に挟持する。
そして、下側クランプ解除検出センサ79により下側クランプ部材75がクランプ解除姿勢であることを検出しなくなる(すなわちクランプ姿勢へ変換したことを検出する)とともに、上側クランプ解除検出センサ59により上側クランプ部材55がクランプ解除姿勢であることを検出しなくなる(すなわちクランプ姿勢へ変換したことを検出する)と(t5)、この検出後(例えば、検出がなされてから0.5秒後)に上側吸着操作電磁弁81および下側吸着操作電磁弁82を閉成するとともに吸気口43,68内を大気開放して、各吸着パッド44,による包装用袋体Bの吸着を解除する。すると、包装用袋体Bの開口の両端部および包装用袋体Bの上面の中央部分が上側吸着ユニット14から外れて自由になるが、開口縁のうち上側の中央部分および下側の中央部分は、袋体取出機構10にクランプされたままになる。また、駆動モータ20が再び駆動してアーム部12および機構ヘッド部15を上方へ移動し、この結果、袋詰め補助装置2は、包装用袋体Bの開口を十分に拡開する(図9参照)。そして、第1回動検出センサ26により偏心カム21の回動軸21aの回動位置を検出してアーム部12および機構ヘッド部15が上死点に到達したことを検知したならば、駆動モータ20の駆動を停止してアーム部12および機構ヘッド部15の揺動を停止する(t6)。袋詰め補助装置2がアーム部12および機構ヘッド部15の揺動を停止したならば、作業員は、この状態で被包装物を開口から包装用袋体Bの中へ投入し、投入が完了したならば、包装用袋体Bを手などで把持し、操作スイッチ90を押す。すると、袋詰め補助装置2は、上側クランプ操作電磁弁84を操作して上側ロータリーアクチュエータ52の回動軸52aを回動することにより上側クランプ部材55をクランプ解除姿勢へ変換するとともに、下側クランプ操作電磁弁85を操作して下側ロータリーアクチュエータ72の回動軸72aを回動することにより下側クランプ部材75をクランプ解除姿勢へ変換する(t7)。この結果、包装用袋体Bの開口縁が上側クランプ部材55と上側ストッパ56との間、および下側クランプ部材75と下側ストッパ76との間から外れ、被包装物が詰められた包装用袋体Bを袋詰め補助装置2から取り出すことができる。
なお、上側クランプ部材55および下側クランプ部材75をクランプ解除姿勢へ変換する際に、作業員が手で包装用袋体Bを把持し忘れた場合には、被包装物を収容した包装用袋体Bが袋体貯留部7上へ落ちるが、袋体貯留部7を包装用袋体Bの開口側から底部側へ向けて下り傾斜させているので、直ちに被包装物が包装用袋体Bから飛び出してしまうことがない。また、開口が拡開された包装用袋体Bは、開口の内側を上側クランプ部材55および下側クランプ部材75により被覆されるため、煮豆など汁のある被包装物から汁などがたれ落ちた場合に、被包装物を投入する際に開口の内側、すなわち真空包装機3でヒートシールする部分が煮汁などで汚れることを防ぐことができる。したがって、真空包装工程におけるシール不良の発生を抑制することができる。
袋詰め補助装置2を用いて包装用袋体Bに被包装物を詰めたならば、この包装用袋体Bを真空包装機3で真空包装する。具体的に説明すると、被包装物が詰められた包装用袋体Bをチャンバー92の本体部92aに載置し、蓋部92bを手で閉じる。すると、真空包装機3は、減圧用電磁弁96を開き、チャンバー92内の空気を吸引口95から吸引してチャンバー92内を減圧する。チャンバー92内が予め設定された所定の真空度に到達し、被包装物が収容された包装用袋体Bの内部を十分に脱気したならば、シリンダ用電磁弁109を開いて昇降用シリンダ104を駆動し、これにより下側ヒーターブロック101を上昇して上側ヒーターブロック102側へ圧接する。この結果、包装用袋体Bの開口を上側ヒーターブロック102と下側ヒーターブロック101との間に挟持する。さらに、両ヒーターブロック101,102へ通電して挟持状態の包装用袋体Bの開口を加熱してヒートシール(封止)する。開口のヒートシールが終了したならば、大気開放弁97を開いてチャンバー92内を大気圧へ戻す。チャンバー92内が大気圧に戻ったならば、作業員が蓋部92bを開き、真空包装が終了した包装用袋体Bを真空包装機3から取り出す。
このようにして包装用袋体Bに被包装物を収容する準備を行い、包装用袋体Bに詰められた被包装物を真空包装することができる真空包装ユニット1は、袋詰め補助装置2の外部接続ポート89に真空包装機3内の真空配管87を接続して吸気配管46内を減圧可能としたので、吸気配管46内を減圧するための機器を袋詰め補助装置2内に備える必要がない。したがって、袋詰め補助装置2のコンパクト化を図ることができる。また、被包装物を包装用袋体Bへ詰めて真空包装する作業に費やされる電力等のエネルギー消費量を低く抑えることができる。さらに、袋詰め補助装置2においては、上側吸着ユニット14の移動やクランプ部材の回動を負圧により行うので、加圧により各構成要素を駆動する場合に比べて駆動力を小さく抑えることができる。したがって、作業員の手が駆動中の上側吸着ユニット14やクランプ部材に当たったとしても、怪我をする危険性を低く抑えることができる。また、アーム部12および機構ヘッド部15の自重によりカムフォロワ24を偏心カム21のカム面21bへ押圧してアーム部12および機構ヘッド部15を上下動可能としたので、機構ヘッド部15と基台6との間に作業員の手が挟まれそうになったとしても、機構ヘッド部15を容易に持ち上げることができ、手を挟んで怪我をする不都合を避けることができる。
ところで、上記実施形態の袋詰め補助装置2では、機構ヘッド部15を上下動したり、上側吸着ユニット14をスライドしたりして包装用袋体Bを取り出す袋体取出機構10を備えたが、本発明はこれに限定されない。要は、包装用袋体を吸着可能な吸着パッドを備え、該吸着パッドの吸気口に吸気配管を接続し、吸気配管には外部接続ポートを備え、該外部接続ポートに真空包装機内の真空配管を接続して吸気配管内を減圧可能であれば、どのような仕組みの袋体取出機構を備えてもよい。また、上記実施形態の真空包装ユニット1は、袋詰め補助装置2と真空包装機3とを別個に備え、外部に露出した接続配管111で袋詰め補助装置2の吸気配管46と真空包装機3の真空配管87とを接続したが、本発明はこれに限定されない。例えば、袋詰め補助装置と真空包装機とを1つの筐体内に収納して真空包装ユニットを構成し、筐体内において袋詰め補助装置の吸気配管と真空包装機の真空配管とを接続配管で接続してもよい。
真空包装ユニットの概略図である。 袋詰め補助装置の説明図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 袋体取出機構の説明図であり、(a)は機構基部の説明図、(b)は機構基部、アーム部、機構ヘッド部の説明図である。 機構ヘッド部の説明図であり、(a)は断面図、(b)は上側クランプ機構側から見た図、(c)は上側吸着ユニットの底面図である。 (a)は上側クランプ機構の説明図、(b)は上側ストッパと上側吸着パッドとの位置関係を示す図である。 下側吸着ユニットの説明図であり、(a)は下側クランプ部材をクランプ解除姿勢へ変換した状態図、(b)は下側ストッパと下側吸着パッドとの位置関係を示す図、(c)は下側クランプ部材をクランプ姿勢へ変換した状態図、(d)は位置検出片の位置関係を示す図である。 袋詰め補助装置のタイミングチャートである。 包装用袋体の開口を拡開する前の上側吸着ユニットおよび下側吸着ユニットの状態図である。 包装用袋体の開口を拡開したときの上側吸着ユニットおよび下側吸着ユニットの状態図である。
符号の説明
1 真空包装ユニット
2 袋詰め補助装置
3 真空包装機
6 基台
7 袋体貯留部
8 袋位置規制部
10 袋体取出機構
11 機構基部
12 アーム部
12a 第1アーム
12b 第2アーム
14 上側吸着ユニット
15 機構ヘッド部
16 下側吸着ユニット
20 駆動モータ
20a 出力軸
21 偏心カム
21a 回動軸
21b カム面
22 駆動ベルト
24 カムフォロワ
26 第1回動検出センサ
27 第2回動検出センサ
30 ヘッド基部
31 直動シリンダ
31a ロッド
32 ガイドシャフト
33 ユニットブラケット
34 スライドガイド
38 ユニット基部
39 吸着ブラケット
41 マニホールド
41a 移動マニホールド
41b 中央マニホールド
41c 端部マニホールド
43 吸気口
44 上側吸着パッド
46 吸気配管
48 調整ネジ
49 長穴
51 上側クランプ機構
52 上側ロータリーアクチュエータ
52a 回動軸
53 腕部
55 上側クランプ部材
56 上側ストッパ
58 位置検出片
59 上側クランプ解除検出センサ
61 収縮検出センサ
62 伸長検出センサ
66 ユニットケース
68 吸気口
69 下側吸着パッド
70 ケース開口部
71 下側クランプ機構
72 下側ロータリーアクチュエータ
73 腕部
75 下側クランプ部材
76 下側ストッパ
78 位置検出片
79 下側クランプ解除検出センサ
81 上側吸着操作電磁弁
82 下側吸着操作電磁弁
83 シリンダ操作電磁弁
84 上側クランプ操作電磁弁
85 下側クランプ操作電磁弁
87 真空配管
89 外部接続ポート
90 操作スイッチ
92 チャンバー
92a 本体部
92b 蓋部
93 封止装置
94 真空ポンプ
95 吸引口
96 減圧用電磁弁
97 大気開放弁
99 ヒンジ機構
100 シール材
101 下側ヒーターブロック
102 上側ヒーターブロック
104 昇降用シリンダ
105 戻しスプリング
106 ピストン
107 第1室
108 第2室
109 シリンダ用電磁弁
110 配管接続ポート
111 接続配管

Claims (2)

  1. 複数の包装用袋体を積層状態で貯留可能な袋体貯留部と、該袋体貯留部から1枚ずつ包装用袋体を取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体の開口を拡開する袋体取出機構と、を備え、包装用袋体に詰められた被包装物を真空包装する真空包装機と接続した状態で稼動する袋詰め補助装置であって、
    前記袋体取出機構は、吸気口が開設された吸着パッドと、吸気口に接続される吸気配管とを備え、吸着パッドを包装用袋体へ当接した状態で吸着パッドと包装用袋体との間を吸気口から吸気して包装用袋体を吸着可能とし、
    前記吸気配管には外部接続ポートを備え、該外部接続ポートに真空包装機内の真空配管を接続して吸気配管内を減圧可能としたことを特徴とする袋詰め補助装置。
  2. 包装用袋体に被包装物を収容する準備を行う袋詰め補助装置と、被包装物が収容された包装用袋体の内部を脱気してから包装用袋体の開口を封止する真空包装機とを備えた真空包装ユニットであって、
    前記袋詰め補助装置は、複数の包装用袋体を積層状態で貯留可能な袋体貯留部と、該袋体貯留部から1枚ずつ包装用袋体を取り出して被包装物の投入位置へ移送するとともに、包装用袋体の開口を拡開する袋体取出機構と、を備え、
    該袋体取出機構には、吸気口が開設された吸着パッドと、吸気口に接続される吸気配管とを備え、吸着パッドを包装用袋体へ当接した状態で吸着パッドと包装用袋体との間を吸気口から吸気して包装用袋体を吸着可能とし、吸気配管には外部接続ポートを備え、
    前記真空包装機は、被包装物を収容した包装用袋体を収納するチャンバーと、該チャンバー内に設けられ、包装用袋体の開口を封止する封止装置と、チャンバー内を減圧する真空ポンプとを備え、該真空ポンプとチャンバーとを真空配管で接続し、チャンバー内を減圧した状態で封止装置により包装用袋体の開口を封止可能とし、
    前記外部接続ポートを介して吸気配管と真空配管とを接続し、この状態で真空ポンプを駆動して吸気配管内を減圧可能としたことを特徴とする真空包装ユニット。
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